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ムウ・ラ・フラガ少佐とメビウス零式 10冊目

1 :兄貴と兄貴の愛機のために!:03/04/21 23:23 ID:???
ヨッシャー!では引き続き、兄貴とメビウス・ゼロ、スイス(スカイグラスパー)、
それから兄貴にまつわるエトセトラなど、時に楽しく、時に深く、ざっくばらんに
語ってみようぜ子猫ちゃん。ウヒョー!
「兄貴のために!」「メビゼロのために!」「兄貴の愛機のために!」

1冊目
http://comic.2ch.net/shar/kako/1035/10356/1035652778.html
2冊目
http://comic.2ch.net/shar/kako/1039/10390/1039020731.html
3冊目
http://comic.2ch.net/shar/kako/1040/10402/1040229385.html
4冊目
http://comic.2ch.net/shar/kako/1041/10413/1041349441.html
5冊目
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6冊目
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7冊目
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8冊目
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9冊目
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233 :SEED最終回(前編):03/04/28 23:58 ID:???
カモメ達が羽根を休める地球の孤島で、一人、ラウは望遠鏡で宇宙(そら)を見ていた。
そこに、敵MSとの激戦でガレキと化したストライクガンダム3号機がやって来た。
ガンダムを降り、乗り捨てたマリューは、そのカモメ達をかき分け、ラウのもとへ歩いた。
マリューが歩みを進めるごとに、飛び立っていくカモメ達が、二人の上空を舞う。

ラウが覗いている望遠鏡の中では、大気のためにコロニーは揺らいで見えていた。

ラウ   「ここからだと、あのコロニーが蜃気楼の様に見える。そう思わないか?」
マリュー「例え幻であろうと、あのコロニーではそれを現実として生きる人々がいる。
      それともあなたにはその人達も幻に見えるの?・・・・」
ラウ   「血のバレンタインの3年前、あのコロニーに戻って来てから、俺もその幻の中で生きてきた。
      そしてそれが幻であることを知らせようとしたが、結局最初のコロニーが壊れるまで、
      誰も気付きはしなかった・・・・・いや、もしかしたら今も・・・」
マリュー「今、こうしてあなたの前に立っている私は、幻ではないわ。」

マリューが上げた信号弾の合図で、ムウやナタル達の部隊が発進した。

マリュー「我地に平和を与えんために来たと思うなかれ。我汝等に告ぐ、然らず、むしろ争いなり。
      今からのち、一家に5人あらば3人は2人に、2人は3人に分かれて争わん。
      父は子に、子は父に、母は娘に、娘は母に、ナチュラルはコーディネーターに・・・」
ラウ   「あれを、憶えていてくれたのか。」

そう言うと、ラウは服から取り出した仮面をゆっくりと着けた。

マリュー「ザフトに入る前、あなたが最後にくれた手紙にはそれだけしか書かれていなかった。
      あの時はそれが地球連合での体験を伝えるものだとばかり・・・・」
ラウ   「気付いたときにはいつも遅すぎるのさ。だが、その罪は罰せられるべきだ。違うか?」
マリュー「ラウ=ル=クルーゼ、あなたを拘束します。」

234 :SEED最終回(後編):03/04/28 23:58 ID:???
ラウの手と、彼を捕まえるマリューの手が、愛しそうにからみあう。それを邪魔するかのように、
地球連合のジェットヘリが二人の上空にやって来た。その音で、一斉に飛び立つ大量のカモメ。
そのヘリの窓から、ムウ=ラ=フラガは複雑な心境で二人を見つめていた・・・・
ラウを捕まえるために、無謀とも言える戦いを仕掛けたガンダム5機が、
ボロボロになってようやくこの島に辿りついた。満身創痍の中、ガンダムを降りたキラの耳に通信が入ってきた。

ムウ   「キラ、聞こえるか?」
キラ   「こちらキラ。少佐?」
カガリ  「地球で少佐の声が聞こえるってことは・・・」
キラ   「ニュートロンジャマーの妨害電波が消えたんだっ!!」
カガリ  「やったぁぁっーーーーー!!!!」

その場で喜び出すキラ、カガリ、アスラン、イザーク、ディアッカ達。
そして、ヘリを降りたムウの方に向かって、全員走り出す。

キラ   「少佐ァァーーーーッ!!!」
ムウ   「(結局俺には、連中だけか・・・)」

ノイマンの運転するヘリには、ムウが降りた代りにラウとマリューが入ってきた。
そして、遠くで待たせているアークエンジェルに向かって飛び出した。

ナタル 「先程連絡が入ったが、ジンで脱出したお前の部下達は全員、地球連合に投降したそうだ。
      死傷者不明。被害総額はどれ位になるか見当もつかん・・・・・
      一つ教えてくれないか。これだけの反乱を起こしながら、何故自決しなかったっ!?」
ラウ   「・・・・・・・もう少し、見ていたかったのかもしれんな」

ゆっくりと仮面を外し、生身の目で、ヘリの外の風景を眺めた。

ナタル 「見たいって、何を?」
ラウ   「・・・・・・・この地球(ほし)の、未来を・・・・」

ヘリの窓の向こうで、ラウのザフト反乱軍達の戦艦が静かに降下していた・・・・・           〜機動戦士ガンダムSEED・完〜

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