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ミラーのお留守番

1 :むぎゅっこ:2000/10/18(水) 05:30

「…それじゃあ、悪いけどまたお願いね」
「はい、わかりました」
「さくらー、はよ来な置いてくでー!」
「あーん、待ってよー」

さくらがケルベロスの後を追って、屋根を飛び立つ。
その背中にはフライのカードによる羽根が生えていた。
今日もクロウ・リードの気配を感じたさくらは、その気配を追って、
もう夜になるのにも関わらずケルベロスと共に出かけていってしまった。
ミラーは例によって留守番として部屋に残されたのだった。


566 :CC名無したん:03/10/05 19:06 ID:pIFliEQK
DVDを友達に借りるかレンタルしるー。

567 :CC名無したん:03/10/06 21:26 ID:4x9L0AYH
漏れもさくらタソのキャプ画像はかなり持ってるがミラータソのはほとんど持ってない罠

568 :CC名無したん:03/10/06 23:03 ID:vIfmghi7
今思ったらキャプすんのめんどくせー。

569 :CC名無したん:03/10/10 12:40 ID:4oNVDyGw
>>563
ttp://ranobe.com/up2/updata/up1074.zip
今更かもしれんがまとめてうぷしときますた。パスはmirror。

570 :CC名無したん:03/10/10 22:06 ID:5hh5VcBR
神は再び降臨しますた・・・(´ω`)

571 :CC名無したん:03/10/12 12:49 ID:o9VKliJ1
あれ?落ちたんじゃなかったんだ。この前まで検索してもなかったんだけどなぁ・・・。

572 :CC名無したん:03/11/02 05:17 ID:B0+v8Pge
.

573 :CC名無したん:03/11/07 23:07 ID:eIAiJBSj
ホシュ

574 :CC名無したん:03/11/22 00:42 ID:k6G1jTOy
東急田園都市線の青葉台駅から8時ころ乗車する女の子がさくらちゃんにクリソツ。

575 :CC名無したん:03/12/07 00:57 ID:6cun1lpT
>>574
捕まえて来なさい。
クロロフォルムとロープなら用意しておく。

576 :さくらたんファン:03/12/07 21:25 ID:3X16iv24
(その一)

「ケロちゃん、」
「そうやな。クローカードの気配、さくらの出番や。」
「でも、これから知世ちゃんが、学芸会の衣装の寸法取りにくるよ〜。」
「衣装の寸法取りなら、体のサイズが同じならいい訳や。
 ミラーに代りをやってもらえば済むことや。」
「うーん、知世ちゃん、撮影出来の機会をまた逃しましたわとか言いそう。」
「とりあえず、緊急やさかい。まあ、しゃあないわな。」
「それではお留守番お願いね。」
しばらくして、呼び鈴が鳴る。
「さくらちゃん。学芸会の衣装の寸法取りに来ましたわ。
 お菓子も作って持ってきたましたわ。」
「知世ちゃん。ありがとう。いま紅茶をいれるから、あがって待ってて。」
代役さくらが後ろを振り向き台所へ姿を消したその時、知世の目に一瞬光が走る。

577 :さくらたんファン:03/12/07 21:26 ID:3X16iv24
(その二)

「知世ちゃん。今日のいちごタルト、とってもおいしかったよ。」
「ありがとう。さくらちゃん。落ち着いたみたいだから、
 バトルコスチュームの時と同じ様に寸法取りを始めますわ。
 それじゃいつもの通り、お洋服も下着も全部脱いで裸になって下さいね。」
容姿はさくらでも、普段の記憶まで受け継ぐ訳ではないミラーは服を脱ぎ始める。
残りは下着だけになった時に、
「うーん。知世ちゃん。やっぱり恥ずかしいよ〜。」
「さくらちゃん。どうかされました。いつもの通り自然にお願いしますわ。」
いくら同性相手であっても自分の裸が晒されるのは始めての経験である。
いつもの通りお二人でされている事に合わせないとという使命感から
意を決して下着を脱ぎ去る。

578 :さくらたんファン:03/12/07 21:55 ID:3X16iv24
(その三)

右手で胸を左手で下腹部を隠し、顔は上気させながら答える。
「脱いだよ。知世ちゃん。」
「それでは、バストのアンダーとトップ測りますから、
 両手を左右にお願いしますわ。」
後ろに回りこみ知世は計測を始める。
「アンダーはと…、トップの正確な計測をするからそのまま体を
 動かさずじっとしていてくださいね。いつもの通りに…。」
二つの胸の先端から全身に電流が突き抜ける感覚が走る。
「ああっ、そんなっ、知世ちゃん…。」
「動いてはいけませんわ。さくらちゃん。ここを硬くたたせて正確な寸法を
 測れるまで、ずーっとこのままですわ。」
初めての衝撃的感覚で意識がうつろいで行く中、この言葉を聞き終える。

579 :CC名無したん:03/12/08 17:09 ID:IevKavyd
新しいのキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!

580 :CC名無したん:03/12/28 20:35 ID:ko723ftw
ホシュ

581 :126:03/12/30 18:06 ID:Tzu+0fBx
「では、今回の『わたしのお宝』のオーナーは、友枝町からいらっしゃいました、黒崎達夫さんです」
「えっ?」
TVから聞こえてきた司会者の声に、思わず桃矢は声をあげた。
「おにいちゃん、知っているの?」
兄の反応に、さくらは声をかける。
「ああ、うちの高校の校長だ」
「そうなんだ。よく知ってるの?」
「いんや。朝礼とかで話を聞くだけ。あと、時々あいさつするだけだ」
「ふーん」
そんなふたりの会話をよそに、番組は進行していく。
「では、黒崎さんのお宝を紹介していただきましょう」
すりガラスが上がり、『お宝』がTVに映る。
「か〜わいいっ!」
さくらが、大きな声をあげた。
「おにいちゃん、見て見て!かわいいよ」
さくらが指差したのは、
「あれ、校長室においてある人形じゃんか」
TVに映っていたのは、シャボン玉で遊ぶ女の子を形どった陶人形だった。
「これは、どのように手を入れられたものですか?」
「人形のことはよくわからないのですが、私の祖父が買ったものだということです。
なんでも、昭和初期の先生の作品だそうで・・・」
「それにしても、かわいらしい人形ですね」
「ええ、私よりも、妻の方が気に入っていましてね」

この種の番組にありがちな会話が続いていく。


582 :126:03/12/30 18:10 ID:Tzu+0fBx
「わぁ〜、かわいい!」
再び、さくらが声をあげた。
桃矢がTVを見ると、陶人形の持つストローからシャボン玉が吹き出ている。
「ほぇ〜、ほんとうにシャボン玉が出るんだ」
画面でも、司会者が驚いている。
「これはすごいですね」
「ええ。どのような仕掛けかはわかりませんが、毎日、この時間になるとシャボン玉が出るんですよ」
「せっけん液とか、入れるんですか?」
「いいえ。まったく、何もしません。だから不思議なんです。それに、シャボン玉が出るように
なったのも、ごく最近のことでして」
「ほぇ〜」
さくらが驚いていると、桃矢はつぶやいた。
「・・・あれは、普通の人形じゃない」
「おにいちゃん、なにか言った?」
「・・・いや。なんでもない」

番組はそのまま進行していく。
「みなさんがご覧の、この人形は来年1月に行われる『世界の人形展』に出品されることが
決まりました。会場は友枝デパートの・・・」
「来年1月の三連休か。わたし行こうっと。知世ちゃんも誘おうかな・・・」

なんてことのない、日曜日の出来事だった。


583 :126:03/12/30 18:11 ID:Tzu+0fBx
その翌日、星條高校2年D組では
「見た?昨日、校長先生がTVに出ていたの」
「ああ、あの校長室の人形が、あんなにすごいもんだとは思わなかったよ。
掃除のとき、モップに当たりそうになったこともあるし・・・」
クラスメイトの、そんな会話を聞いていた桃矢に、声をかける女の子がいた。
「木之本くん?」
「なんだ、容子じゃないか」
桃矢に声をかけたのは、演劇部部長の中川容子だった。
「もう、演劇部の助っ人はごめんだぞ」
「桃矢、そんな言い方はよしなよ」
となりにいた、雪兎がとりなす。
「雪、またサバ缶やりたいのか?」
「とっても、おいしそうな役だったからね」
そんなふたりの会話がとぎれるのを待って、容子は話を切り出した。
「木之本くんも、昨日の校長先生のTV、見たんでしょ?」
「ああ」
「それなら、話が早いな。実は、校長先生の人形が出品される展示会、わたしのパパが
やっているイベント会社が担当してるの」
「それで?」
「その展示会のコンパニオンさんを探していて、木之本くんの妹さんはどうかなーっと思ったりして」
「・・・えーっ」

桃矢の目が点になった。


584 :126:03/12/30 18:12 ID:Tzu+0fBx
「あんな怪獣のどこがいいんだ?」
「あら、とってもかわいい子じゃない。
木之本くんの妹さんって、学芸会のとき、一番前にすわっていたでしょ。
木之本くんの出番で、思いっきりコケていた子。月城くんに教えてもらって、覚えていたんだ」
「雪、お前」
「まぁまぁ、さくらちゃんはかわいいんだし」
「雪、お前、めがね直したほうがいいぞ・・・ん?」
突然、会話がとぎれた。容子が、桃矢の前にビデオカメラを差し出したのだ。
「これは?」
「とにかく、妹さんのビデオ撮ってくれないかな?パパに見せたいから」
「そんなこと言ったって」
「いいじゃないか、桃矢。さくらちゃんなら、きっとぴったりだよ」
話の流れに逆らえず、桃矢はしぶしぶとビデオカメラを受け取る。

(・・・ここのところ、さくらは忙しいんだけどな)

桃矢のつぶやきは、ふたりには聞こえなかった。


585 :126:03/12/31 12:22 ID:WjONAvL0
その日、さくらさんたちが封印に出かけられてからまもなく、ドアをノックする音がしました。
「入っていいか?」
「あ、はい」
「さくら・・・じゃないんだな」
あの人の言葉に、私は何も言わずにうなずきました。
「やっぱり、また何かあったんだな」
私は、もう一度うなずきました。
「ったく」
「あの・・・」
「ああ、さくらには黙っておく。その方がいいんだろう?」
「いつも、すみません」
この時、私はなぜあの人が来たのかわかりませんでした。
「ところで、今日は頼みがあるんだが・・・ちょっとビデオを撮らせてくれないか?」
「はい?」
思わず、私は自分の耳を疑ってしまいました。
「あの、どうして私のビデオを?」
「世の中にはいろんな人がいてな、今度やるイベントのコンパニオンにさくらはどうかという話が
あるんだ。それで、イベント会社の人がさくらのビデオを見たいから撮ってくれと頼まれたんだよ」
「それなら、さくらさんのほうが」
「あいにくと、ビデオはあした持って行かなくちゃならないんだ。
それに、あんな怪獣を撮ってもな・・・5分ぐらい、あいさつして、簡単なポーズをとって
くれればいいから、ちょっとつきあってくれないか?」
「・・・はい」
とうとう、私のビデオを撮ることになってしまいました。


586 :126:03/12/31 12:24 ID:WjONAvL0
「・・・ありがとな。怪獣よりはいいビデオになったと思うよ」
「いえ、とんでもないです」
思わず、私は答えました。顔がとっても赤くなっているのがわかります。
その時、
「・・・これは?」
「さくらさんとケルベロスさんの気配です。おふたりともこちらに向かっています」
「わかった。俺は部屋に戻るよ。じゃ、また元気でな」
「はい、ありがとうございます」

あの人がさくらさんの部屋から出て行きます。この次にお会いできるのはいつだろう・・・
そんなことを考えていると、窓がノックされました。
「ただいま〜、ミラーさん!」
「お帰りなさい。今、窓をお開けします」
おふたりが部屋に入ってきます。
「はぁ〜っ、疲れた!」
「ようがんばったな。今日はアローを封印できたことやし」
おふたりとも元気な様子でした。

その後まもなく、香港旅行の話が持ち上がり、イベントの件は忘れられたまま
年を越すことになりました。


587 :126:04/01/01 11:41 ID:Nc9R/FTl
そして、新年最初の登校日

「あけましておめでとう、知世ちゃん」
「あけましておめでとうございます、さくらちゃん」
「さくらちゃん、あけましておめでとう。香港、どうだった?」
柳沢奈緒子が聞いてくる。
「うん、いろいろあって、おもしろかったよ」
「いいなぁ。香港って、いろんなお化けとかいっぱい出そうだから」
「・・・うっ。お化けは出なかったけど・・・」
さくらの頭に大きな汗が浮かぶ。さすがに魔導師のことは言えなかった。
「あけましておめでとう、さくらちゃん」
次々とクラスメイトがさくらたちに声をかける。
「あけましておめでとう、千春ちゃん、理佳ちゃん!」


588 :126:04/01/04 00:01 ID:FLUBYcFs
その時、校庭の方が騒がしくなった。
「星條高校の方だ。行ってみよう」

校庭に下りて、フェンスのところまで行くと、なにやら星條高校全体が騒がしい。
何人かの生徒が忙しそうに走っている。見ると、みんな手にバケツやモップを持っている。
「雪兎さん!」
さくらは、雪兎が目の前を走り過ぎようとしているの見つけて、声をかけた。
雪兎もバケツとモップを持っている。
「何が起きたんですが?」
「冬休み中に水漏れか何かあったみたい。みんなで新年の緊急大掃除なんだ」
「ほぇ〜。それで、雪兎さんもバケツとモップを?」
「そうなんだ。僕は校長室の下の教室の担当。校長室は泡だらけで、その下の教室まで、
水浸しになっているんだよ。」
「おーい、雪!」
「あ、桃矢が呼んでる。じゃあね、さくらちゃん」
雪兎の後姿を見て
「やっぱり、雪兎さんって、すてきだなぁ〜はにゃ〜ん」
と、ひたすら、はにゃ〜んなさくらであった。


589 :126:04/01/04 00:02 ID:FLUBYcFs
「おい!」
その時、さくらの後ろから声がした。
はにゃ〜んから引き戻されたさくらは、
「李くん!?」
小狼は少し怒っているように見えた。
「ど、どうしたの?」
「お前、はにゃ〜んばかりで、気がつかなかったのか?」
「気がつかないって・・・まさか?」
「そのまさかだ。これは、クロウ・カードのしわざだ」
「え〜っ!」
「あの校舎から、クロウ・カードの気配がする。今夜、乗り込むぞ」
「それでしたら、早速、バトルコスチュームを用意しなければなりませんわ!」
すかさず、知世が声をあげる。
「さくらちゃん、安心なさってください。校舎が水浸しということですが、
防水仕様のコスチュームは、香港で着たのだけではなくて、まだまだありますのよ!」
「ほ、ほぇ〜っ・・・」


590 :CC名無したん:04/01/07 22:34 ID:S5yuyiTH
ヽ(´ー`)ノ

591 :江ノ島太郎:04/01/07 23:04 ID:NqWD5gvs
っていうか、コスチュームとかキモイデスネ。

592 :江ノ島太郎:04/01/07 23:09 ID:fG+ofvs3
  糞糞     糞     糞糞
     糞    糞   糞
糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞
   糞      糞       糞
 糞 糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞 糞
糞  糞     糞      糞  糞
    糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞
    糞     糞     糞
    糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞
      糞       糞
  糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞
      糞       糞
糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞糞
    糞           糞
 糞糞              糞糞


593 :江ノ島太郎:04/01/07 23:15 ID:NqWD5gvs
         ,;⌒⌒i.
  ノノノノ⌒ヽ (   ;;;;;)    ______ 
 (゚∈゚ )  ミ)     ,,:;;;)|変態たちの巣|
/⌒\/|  | ヽ| |/ |;,ノ  |      |
( ミ   \_>| /  .,i   |立ち入り禁止|
 ノ  /     | | ,,i; ,, . ,;⌒‖
( \/ヽ ,,,丶, | |,,,;.    ;i,  ‖ヽ
 \ ) ) ..   ,,   ´ヽ (,,  ‖丿.,,,
 ///   ,,   ,,  .. ´ヽ  ‖,,, ..,
`ヾ ヽミ ,,  .、 ヽ .. ヽ丶,.ヽ ‖、,,


594 :江ノ島太郎:04/01/07 23:22 ID:NqWD5gvs
             ,イ    │
          //      |:!
            //,. -/r‐- 、| !
         /,/ ./ |  _」 ト、
       /.\`/  |二...-┘ ヽ
.        i   ,.>、;/ー- 、    l
       ! ∠.._;'____\   |
      ,!イ く二>,.、 <二>`\.、ヽ.     
     /'´レ--‐'ノ. `ー---- 、 |\ ヽ、     キミたち!もっと人生をよく考えたまえ!
    \  `l  (!"      Jfヽ!  `''-;ゝ
      `‐、jヽ ヾニニ>   ゙イ" }_,,. ‐''´
         `´\  ー   / ,ィ_}
.          |_ `ー ''´ _」'
        _,.| ~||「  ̄ 人|、._
  ,r==;"´  ヽ ミ|||彡   / ` ー`==、-、
. ///,イ  ___ ヽ|||_,,. ‐''´___  | | | |ヽ

595 :江ノ島太郎:04/01/07 23:25 ID:NqWD5gvs
          _,....、、、、、、、...,_      
        ,..::'"´::━━┛┗━━::、
      /:::::;:、=<●>l<●>=,ヽ,
     /:::::;: '´‐-、`'彡(●,_,●)ミ゙´ ヽ;',
     i':::::/ , -─‐-   | ニニ ̄  }.i!
     {:::::i  ;;;iiii━━━==━━━iiii;;; i
     .i::::!.  .||    -<二二>-  || /  <ここらへんくさいぞ!
    ,..., .ヽ::、  .||,´ ヽ::;;;;;;;;;;;;;:: / ,||./ 
  i゙  iー"゙'ゝ、.,,||、.,,___,::::::::::::::  ||/ 
  `;ー''ゝ:::::::::::,二ii|||||||||||||||||||||ii"´     
 / ○/:::::::::/´    ll|||||ll\...,            
 '、__,..!,{::::::::::{  「`゙゙'''ー-、/`'(   )     
    `ヽ::::::::`::.,''ー--,/   `"´
      (`'ー--‐゙<"´
      `'‐---‐'


596 :江ノ島太郎:04/01/09 16:25 ID:DWKqHaBc
すいません、友達がうちにきてあらしちゃったみたいで;;
お詫びにこれでかんべんしてください
ttp://death.oracion.co.jp/chara/gif/zonbi.html

597 :126:04/01/12 01:01 ID:yHMKtAht
「かわゆさ、超絶ですわ〜!」
「わいも撮ってぇや!」
その夜、星條高校の前で、3人(?)がいつものようなやり取りをしていると、
「こんばんは、木之本さん」
「あ、苺鈴ちゃん、李くん」
「もう、香港から日本に戻ったら、すぐに次のクロウ・カードだもんね。
今度こそ、カードは小狼のものよ!ねぇ、小狼!」
「お、おい、抱きつくなって」
「ところで、李くん、今度はどんなカードなの?」
「おそらく、バブルのカードだ」
「バブルって、泡のことだよね」
「ああ、星條高校のなにかにバブルのカードがとりついて、冬休みの間に泡を出していたんだ」
「それって、ひょっとして・・・」
「心あたりがあるのか?」
「よくわかんないけど、校長室に、シャボン玉を出す人形があるはずだよ」
「それだ。行ってみよう」

そのころ、

598 :126:04/01/12 01:02 ID:yHMKtAht
今日も留守番をしていると、ドアをノックする音がしました。
「入っていいか?」
あの人の声です。
「あ、はい」
あの人は部屋に入ってきました。
「・・・やっぱり、さくらは、今日も出かけているのか?」
「はい」
「そうか」
「あの・・・」
「ああ、さくらには黙っておくよ。それより、今日は話さなきゃいけないことがあるんだ」
「私にですか?」
今度は、あの人がうなずきました。
「この前、ビデオを撮らせてもらっただろう?」
「はい、それがなにか・・・」
「あのビデオ、イベント会社の人に気に入られてさ、今度のイベントに出てくださいって、
今日、連絡が来たんだ」
「そ、そうなんですか」
「ありがとう」
「え?」
「いや、こんな話をするのもヘンなんだが、さくらを撮っていたとしたら、あいつ、怪獣だろう?
イベント会社の人が気に入るとは思えなくてさ」
「そ、そんなこと、ありません。それに、イベントに出るのはさくらさんですし・・・」
「そうか、それもそうだな・・・」

あの人は、しばらく考えこんでいました。


599 :CC名無したん:04/01/17 03:50 ID:W2IHJ1bO
荒れ果てたこのスレにも再び光が…
126さんの続きに期待。

600 :126:04/01/19 01:44 ID:LJ2JsDpG
「来るぞ!」
「うん!」
さくらたちは身構えた。星條高校の屋上では、バブルがその正体を現していた。
「どうすれば封印できるの?」
「泡を全部割るんだ」
「どうやって?」
「とにかく、割るんだ」
小狼は護符を取り出した。
「風華招来!」
風の力で、バブルがいくつか割れていく。
「だめだ。もっと一度に割らないと」
一瞬、バブルが大きくなった。
「キャーッ!」
泡が吹き出たと思うと、苺鈴とケルベロスが巻き込まれた。
ふたり(?)は、そのまま屋上のフェンスまで押し流された。
「苺鈴ちゃん!」
「苺鈴、だいじょうぶか!」
「だ、だいじょうみたい・・・」
フェンスに叩きつけられた痛みにこらえながら、苺鈴が言った。
「ほわわわわ・・・」
聞き覚えのある声に、あわてて周りを見渡す。
「お、お風呂スポンジ、だいじょうぶ!?」
見ると、苺鈴とフェンスの間に挟まれて、ケルベロスの身体はぺったんこになっていた。
「あなた、フェンスのあとが全身にくっきりついてるわよ」
だが、今のケルベロスには、苺鈴につっこみを返す余裕はなかった。


601 :126:04/01/19 01:45 ID:LJ2JsDpG
「おい、気をつけろ。また来るぞ!」
「うん!」
バブルの力が増してくるのがわかる。
(一度に全部の泡を割るには・・・どうすれば・・・そうだ!)
さくらは、アローのカードを取り出した。
「あまたの矢をもて、泡を射よ、アロー!」
さくらのことばのとおり、数え切れないほどの矢がバブルの泡に命中する。
だが、すべては割れなかった。
最後の力を振り絞って、バブルはさくらに襲いかかる。
「きゃーっ!」
「風華招来!」
すかさず、小狼が魔法を使う。今度は、バブルの泡をすべて割ることができた。
「今だ。早く封印するんだ!」
「うん!」
さくらはバブルのカードが残した光点に駆け寄った。
「汝のあるべき姿に戻れ!クロウ・カード!」
まもなく、カードとなったバブルが、さくらの手にすべり込んだ。
「だいじょうぶか?」
「うん」
「よかった」
「ありがとう。李くんのおかげだよ」
「え・・・うん」
赤くなる小狼。
(まぁ、李くんたら)
そんなふたりのビデオを撮影しながら、楽しそうな知世であった。

602 :126:04/01/26 01:06 ID:UEM6Q+Ed
さくらが、バブルを封印して部屋に戻るとまもなく、部屋のドアがノックされた。
「入っていいか?ちょっと話したいことがあるんだ」
「いいけど、何?」
桃矢が部屋に入る。ちらりと、ぬいぐるみのふりをしているケルベロスを見ながら、
「この前、お前のビデオを撮っただろう」
「あ、う、うん」
あわてて思い出す。
(そういえば、アローを封印した日にお留守番していたミラーさんが、そんなことを言っていたっけ)
「お、思い出した。それがどうかしたの?」
「今日、連絡があって、お前に出てほしいんだと」
「ほぇ?わたしが?じゃ、わたしが、コンパニオンになるの?」
「ああ」
「じゃ、きれいな振袖とかいっぱい着せてもらえるんだよね」
「ああ」
「かわいい人形さんたちといっしょに写真をいっぱい撮ってもらえるんだよね」
「ああ」
「わ〜い!わたし、1度やってみたかったんだ」
「いいのか、さくら?」
「ほぇ?」

桃矢が厳しい表情をしていたので、さくらは急に心配になってきた。


603 :126:04/01/26 01:07 ID:UEM6Q+Ed
「人形展だから、コンパニオンも1日中、人形のようにじっとしていなきゃいけないんだぞ」
「ほ、ほぇ?」
「朝から晩までだ。それも、三連休の3日間」
「少しぐらい動いてもいいんでしょ?」
「だめだ」
「そんなぁ。少しぐらいなら、誰もわからないし」
「俺が見張っている」
「ほ、ほぇ〜っ!なんで!?」
桃矢のことばは、うそではない。
容子からOKが出たときに、さくらのことが心配なので1日中付き添えるように、
自分もイベントのアルバイトとして雇ってもらうという条件をつけたのだった。
「だから、俺は心配しているんだ。この仕事が、怪獣にできるとは思えないからな」
「さくら、怪獣じゃないもん!」
「おお、では、1日中、じっとしてられるんだな」
「・・・うん!」

さくらは思わず激しくうなずいたのだった。


604 :流浪の文士:Persona grata:04/01/28 10:20 ID:MuwYhIbg
 あの日――――"光"と"闇"が、《星の力》により生まれ変わった日――――
より、幾月かが過ぎた。以前、些細なことにより、散り散りになってしまった
クロウ・カードの仲間たちも、今では、ほんの数枚を除いて、封印の書の中に
収められ、毎日楽しく過ごしている。
 今日もまた封印の書から抜け出し、主の部屋の中で和気藹々とパーティーを
開いていた。

 "跳"と"飛"は、"風"と追いかけっこを。
 "樹"と"花"は、"地"とダンスを。
 "水"と"炎"は、互いに"剣"と"盾"を持って、さながら演舞の様な闘いを。
 "雷"は、封印の獣が騒いでいる横で、興味深そうに。
 "光"と"闇"は、仲間達を、暖かく見守る。

 皆、思い思いの事をしながら、この静かで平和な時代と時間を、これ以上無
い程に満喫していた。


 そんな楽しい集いから、あるカードがそっと抜け出した。そのまま、皆のい
る主の部屋から、惑うことなく、隣の部屋へ。
 その部屋は、静かな色を基調としていて、初めて見るものには寒々しい印象
を与えるだろう。しかし、そのカードは知っていた。この部屋には、持ち主と
同じように、優しさが溢れ出そうなくらい詰まっているという事を。
 カードはそのまま部屋の中を、まるで踊っているかのように、フワフワと漂
う。そして、窓の傍にある、モスグリーンとアクアブルーのチェック柄の布団
のかかるベッドの上に、す……っと移動する。
 当の昔に温もりの消えたベッドの上で、そのカードはクルクルと舞った。
カードの放つ光に暖かさが増えたのは、カーテンの隙間から差し込む陽光のせ
いだけでは、決してない。


605 :流浪の文士:Persona grata:04/01/28 10:24 ID:QJ1wFOoA
「ただいま〜っと。雪、着替えてくっから、ちょっと待っててな」
 突然階下より、玄関の開いた音とともに会話が聞こえてきた。カードたちは
焦った。陽はまだ中天を少し過ぎた程度。この様な時間に、家の者が帰ってく
るなどとは一体どうしたことか。
 宴も酣であったカードたちは、そそくさと封印の書の中へ。封印の獣は、興
じていた機械を片付け、人形棚でひっそりと。決して、家のものに正体をばら
さぬ様に。
 さて、困ったのは、主の部屋の隣にいたカードである。気づいた時では既に
足音は階段の中頃まで及び、主の部屋へ戻る時間を、逸してしまっていた。
 慌てたそのカードは、とりあえず気配を消すことにした。ベッドの上にその
まま横たわり、息を潜める。ただ、自分のパールホワイトの絵柄が布団のせい
で強調されぬよう、絵柄を下にして。
 かちゃ……
 ドアが開く。気配だけで、誰が部屋に入ってくるのが分かった。彼はもう魔
力は持っていないが、それでも彼の周りには暖かいものが取り巻いている気が
する。自分には、それが伝わってくる。
 彼は背負っていた鞄を机に置き、着ていた服を着替え始めた。部屋の中に、
衣擦れの音だけが響く。そして着替え終えた彼は、再び机に赴き、幾つかの書
類をまとめると、再び部屋の外へ出ようとした。
 あ…………。
 ついそんな気持ちを出してしまっていた。いけない。ばれない様に、静かに、
静かに…………

606 :流浪の文士:Persona grata:04/01/28 10:25 ID:QJ1wFOoA


「ん?」
 桃矢は部屋の中を見回した。何とは無しに、誰かに呼ばれたような気がした
からだ。
(気のせいかな?)
 と、部屋の奥にあるベッドの上に、ピンク色のものが載っているのに気づい
た。暗めの色の布団の上では、その色は良く映える。そしてそれの正体がなん
なのかに思い当たり、苦笑。優しくそれに声を掛ける。
「ミラー、俺の部屋の留守番しといてくれて、サンキューな」
 ドアを閉じ、そのまま階下へ。
「あれぇ?とーや、なんかいい事でもあった?」
 ダイニングに入ると月城雪兎が声を掛けてきた。それほど雰囲気に出ていた
のだろうか?と自問。しかし、今はそんなことをするときではない。
「なんでもねーよ。それより、明日の数Uと英文法テスト対策、とっととやっ
ちまおうぜ」
「情報処理もあること、忘れちゃいけないよ」
「あぁ、そうだな」


 持ち主が消えた薄暗い部屋では、ベッドの上でクルクルとカードが舞ってい
た。まるでたくさんの喜びを、辺りに振りまいているかようだった。




                               END

607 :流浪の文士:Persona grata:04/01/28 10:28 ID:QJ1wFOoA
素晴らしいスレを発見してしまったおかげで
インスピレーションが溢れ出してしまいました。
お目汚しやも知れませんが、読んで頂けたら
これ幸いに存じます。でわ。

608 :CC名無したん:04/01/29 16:30 ID:LIUxnRNE
>>607
神!雰囲気だけしか書いてないのにアッタカーイ
つか色んなスレにSS落して、よくネタが
尽きないね、感動するよ。とにかくGJ!

609 :CC名無したん:04/01/31 00:40 ID:p6EnJ7SJ
盛り上がってキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━ !!!

610 :126:04/02/02 01:05 ID:jbIlWitm
そして、いよいよイベントの当日になった。
「お〜い、さくら、そろそろ出かける時間だぞ」
1階からの桃矢の声を聞いて、さくらはまだ迷っていた。
「どないするんや、さくら?ここ何日か、ずっと迷いっぱなしやないか」
「・・・う〜ん。コンパニオンって、やってみたいし、でも1日中、じっとしてるなんてイヤだし、
それにおにいちゃんが見張っているし・・・」
「さくら、そんなにイヤなら、断った方がいいんとちゃうか?
わいも、にいちゃんが言っとったように、さくらが1日中おとなしくしとるなんて考えられんのや」
ケルベロスのことばを聞いて、さくらは決心した。
「闇の力を秘めし鍵よ。真の姿を我の前に示せ。契約の下、さくらが命じる」
「封印解除(レリーズ)!」

「さくら、急にレリーズしよって、なにをするんや?」

さくらは、ミラーのカードを取り出した。
「我を映し、もうひとりの我となれ、ミラー!」

そして現れたミラーに
「ミラーさん、お願い!やっぱり、わたし、1日中じっとしてられない!
だから、ミラーさんが代わりに行って!」

「あわあわわ・・・」
あまりのオチに、ぼうぜんとするケルベロスであった。


611 :126:04/02/02 01:06 ID:jbIlWitm
「・・・お待たせしました」
私が玄関まで下りると、あの人が待っていました。
「ローラーブレード、できないんだろ?自転車の後ろに乗せてやるから」
やはり、私がさくらさんでないことはわかっていたようでした。
「あの、さくらさんは来られないと・・・」
「ああ、思ったとおりだ。やっぱり自分が行くのはあきらめたんだな」
「え?」
「1日中じっとしてなきゃいけないなんて、うそだ。
普通に写真撮影に付き合ったりしていればいいのさ。さくらは元気すぎるから
そのぐらい言っておいた方がいいということで、打ち合わせで話を合わせてもらったんだ」
「・・・」
「あのビデオは、さくらじゃなくて、君だ。だから、さくらじゃなくて君が出られるように
いろいろと考えたんだ。これから3日間よろしくな。イベントの間、ずっと、そばにいてやるから」
「あ、ありがとうございます」

私は、自転車の後ろに乗りました。目の前に広がる背中が、とても大きくて暖かそうです。
「しっかりつかまっていろよ。急がないと、遅刻するからな」
「はい!」
私は、腕に力をこめました。そして、心の中でお祈りをしました。

この3日間が、忘れられない日々になりますように。

<126的ミラーのお留守番2:終劇>


612 :CC名無したん:04/02/14 18:06 ID:x0xgexHW
(^_^) 保守

613 :CC名無したん:04/02/14 21:08 ID:sOfeP3F2
こんな良スレに気づかなかった。
126氏、おそばせながら乙。
バブルのあたりは2つの劇場版と絡めてあって甲。
過去ログにも目を通したがOVAにでもして欲しいくらいの出来。

614 :妄想 ◆GqVfLUITBY :04/02/14 21:10 ID:wcJpncX1
つづきが楽しみですよ。

615 :613:04/02/14 21:19 ID:sOfeP3F2
どうでもいいが訂正:遅ればせ

再放送も決定したし、また、盛り上がるといいでつね。
荒らしと広告はイランけど・・・。次回作期待してます。

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