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日出処の天子 第九戦目

1 :花と名無しさん:02/03/19 15:52
おもしろいですか? から始まってすでに九戦目。
今日もまったりsage進行で。  まだまだ語ろう 厩戸萌え〜!

名簿一覧
厩戸王子 毛人 淡水 調子麻呂 刀自古 河上娘 雄麻呂 
厠戸 毛入 刃嶋 絶不調子麻呂 濃水 鬱姫 赤髪女 悪信尼 
刃自古 太姫 マダムヌリカベ オスマロ
馬子 摩理勢 十市娘 物部守屋 贄子 田目 間人媛 豊日 来目
殖栗 訳語田 額田部女王 大姫 彦人 穴穂部 泊瀬部 宅部 布都姫
白髪女 美郎女 山背 入鹿 馬屋古 佐富 用明 崇峻
羽嶋 中臣勝海 茨田 糠手 小手子 阿倍毘賣 東漢直駒 多須奈 司馬達等
善信尼 嶋 トリ 内麻呂 豊女 倉麻呂 迹見赤檮

前スレ
日出処の天子 第八戦目
 http://comic.2ch.net/test/read.cgi/gcomic/1011799124/

過去スレ 関連スレは>>2-3辺りに・・。

2 :花と名無しさん:02/03/19 15:53
過去スレッド
日出る処の天子、おもしろいですか? (2000/06/26 〜 )
 http://piza.2ch.net/gcomic/kako/961/961964701.html
日出処の天子 第弐戦目 
 http://salad.2ch.net/gcomic/kako/966/966977854.html
日出処の天子 第参戦目 
 http://salad.2ch.net/gcomic/kako/981/981129071.html
日出処の天子 第四戦目 
 http://salad.2ch.net/gcomic/kako/990/990886209.html
日出処の天子 第五戦目 
 http://choco.2ch.net/gcomic/kako/997/997156051.html
日出処の天子 第六戦目 
 http://comic.2ch.net/test/read.cgi/gcomic/1003223886/l50
日出処の天子 第七戦目
 http://comic.2ch.net/test/read.cgi/gcomic/1008625638/l50

3 :花と名無しさん:02/03/19 15:53
関連スレッド
山岸涼子先生尊敬します!
 http://piza.2ch.net/gcomic/kako/963/963755966.html
山岸凉子先生尊敬します! part2
 http://salad.2ch.net/gcomic/kako/974/974614604.html
山岸凉子先生尊敬します!Part3
 http://salad.2ch.net/gcomic/kako/987/987876521.html
山岸凉子先生、尊敬します!Part4
 http://choco.2ch.net/gcomic/kako/997/997201153.html
山岸凉子Part5
 http://choco.2ch.net/gcomic/kako/1002/10022/1002296453.html
山岸凉子Part6
 http://comic.2ch.net/test/read.cgi/gcomic/1006751499/
山岸凉子Part7
 http://comic.2ch.net/test/read.cgi/gcomic/1009799288/
山岸凉子Part8
 http://comic.2ch.net/test/read.cgi/gcomic/1012098942/
山岸凉子Part9
 http://comic.2ch.net/test/read.cgi/gcomic/1015907695/-100

4 :花と名無しさん:02/03/19 15:54
お待たせしました。
さぁ、どうぞ!

5 :厩戸:02/03/19 16:48
九戦目か・・・よくここまで来たものだ。
しかし、ヲタの原動力には、あなどれぬものがあるな。
のう、淡水。そなた、そう思わぬか。

6 :淡水:02/03/19 17:04
いかにも。
束になって処天をネタにする様は、怖いものなし・・・

7 :毛人:02/03/19 17:09
いいえ!
ヲタといえども、一人一人それぞれ妄想は違います。
そのことを悟らぬ限り、人はヲタから抜けられぬのです。

8 :厩戸:02/03/19 17:13
ではこのスレでは、これからもネタが続くということだ。
耐えられぬはずがない。今までもそうだったのだから。

9 :調子麻呂:02/03/19 17:17
王子、とりあえず、スレを立てられた1どのに
ねぎらいの言葉なぞ・・・

10 :厩戸:02/03/19 17:19
うむ。1どの、この度は面倒をかけたな。礼を申すぞ。

11 :花と名無しさん:02/03/19 19:01
1さん、スレ立てお疲れ様です。
さっそくですが、前スレ838の続き行きます。

厩戸と淡水の桜の下での情事を目のあたりにした毛人。
「こ・・これは一体どういうことなのです、王子!?」
「えみぃ・・・!」
厩戸は淡水を突き飛ばすと、涙をためた瞳で毛人の側に駆け寄った。
「淡水が、嫌がる私を無理やり・・・」
「何ですって!?淡水貴様、舎人の分際で!!」
毛人は厩戸を抱きしめ、淡水を睨みつけた。
「ち、違います!王子、ひどいではないですか!
毛人さまに真実をおっしゃってください。あなたは
毛人さまでは到底満足できぬから、私をお誘いになったと!」
「ええっ!?」
毛人はびっくりして、厩戸を見た。厩戸は必死に首を振る。
「違う、淡水がいい加減な事を言っておるのだ!
私は決して、そなたを下手くそなどと思っては・・」
「・・・王子・・・!」
あわてて口を押さえた厩戸だが、毛人は既にショックを隠し切れない表情だ。

12 :花と名無しさん:02/03/19 19:11
修行が必要なのはえみぃの方なのかもしれないな・・・

13 :花と名無しさん:02/03/19 19:18
「私では・・王子のお役に立てぬのですか・・・」
すっかりしょげてしまった毛人。
「そ、そんなことはないぞ!私が愛しているのはそなただけ。
淡水で100万回イクより、そなたで1回イかせてもらう方が
ずっと良いのだ・・・」
「うう・・・」
厩戸が必死で慰めても、毛人は首をがっくり落としたままだ。
その側に、ズボンを上げた淡水が立ち上がる。
「では、勝負いたしましょうか毛人さま」
「ええ!?」
「先に王子をイカせた方が勝ちという勝負ですよ。
勿論、優勝商品は王子そのものです」
「淡水!勝手なことを申すな!!」
厩戸は怒り露に淡水をとがめた。
しかし毛人は、真剣な眼差しで考え込んでいる。
「・・・淡水、その勝負・・・受けようではないか」
「えみぃ!」
久々に漢らしい毛人の顔・・・。
その時、側の茂みからガサガサと音がした。
「やぁ毛人どの!花見の場所取りはすみましたかな?」
「あっ、羽嶋どの!」
羽嶋どのは額にネクタイを巻きつけた定番花見スタイルで現れた。
そしてその背後から、もう一人。
「羽嶋のおじさん、待ってぇ〜。あれっ、うまちゃんたちも!」
「厠戸!!」
桜の木の下に、どんどん人数が増えていくのだった。

14 :花と名無しさん:02/03/19 19:35
1さん、新スレ、ありがとう!嬉しいっす!

しかも、いきなりお花見の宴?!さて、何がおっぱじまるのか、楽しみ〜!

15 :花と名無しさん:02/03/19 19:36
奈良は明日桜の花が咲くそうな。

16 :花と名無しさん:02/03/19 19:50
「厠戸、そなた今度は羽嶋と?!」
「やだー、人聞きの悪いこと言わないでうまちゃん。
今日は皆でお花見だって言わなかった?
もうすぐ毛入も来るしさぁ。あ、調子麻呂、こっちこっち〜」
厠戸が手を振るところへ、調子麻呂がたくさんのビール瓶を抱えて走ってきた。
「そうか、そうだったな・・・ここは一応助かったというべきか」
厩戸はほっと胸をなでおろした。それは毛人も同じだった。
「淡水、そういうことだ。勝負はまたに預けたぞ」
「いいえ毛人さま、そうはいきませんよ?」
淡水はにやっと笑って、羽嶋に何かを耳打ちした。
羽嶋はそれを聞いて、豪快に笑い出した。
「ハッハッハー!そんな面白いショーまで用意しておるとは
流石は淡水!これぞ花見にふさわしい!!」
「淡水、まさか、公衆の面前で勝負を!?」
毛人は自分の血の気が引いていくのを感じた。
「ねぇ何、勝負って?楽しそう!花見にはイベントがつきモノだねっ」
厠戸は無邪気に、羽嶋と腕を組む。
そこにまた、一人やってきた。
「やぁ会場はここかい?皆揃いつつあるね」
「・・・田目の義父上!」

17 :花と名無しさん:02/03/19 20:31
田目は、おいしそうににビールを飲みながら
毛人の愚痴を聞いていた。
「そうか、それでキミは淡水との勝負を受けることに?
なんて漢らしいんだ、おじさんは感動したよ。
厩戸の彼氏なら、私の息子も同然。当然、毛人どのを応援するぞ」
「でも・・私、本当は自信ないんです」
「そうか・・。なら、チーム戦ということにしないか?
私は毛人どのと組もう」
「チーム戦ですって?」
淡水が身を乗り出した。
「そうだよ。私&毛人どののペアと、淡水&羽嶋どののペア、
厩戸を使って3P勝負と行こうではないか」
「義父上!それでは私の体がもちませぬ!」
「そんなこと言って厩戸、本当はわくわくしているんだろう?」
「・・・義父上、おたわむれを!」
「いいな〜うまちゃん。僕も代わってよ!」
そこに遅れてきた毛入が到着した。
「よっ!やってるかー?お、皆してゴザの上で何もめてんだよ?」
「あ、毛入。すごいよー、誰のが一番か勝負だって!」
「・・・は!?」

18 :花と名無しさん:02/03/19 20:54
毛人は何が何だか分からなくなってきた。
元はといえば、自分vs淡水のはずが、参加者が増えている。
このままでは淡水どころか、誰に厩戸を取られるかわからない。
「え、厩戸杯?ちょっと面白ぇーじゃん!俺も参加していい?」
「毛入!」
厠戸は毛入の股間をギュッと握った。
「あんたは僕だけでいいのっ!」
「いててて!!わ、わかったよ!わかったからつぶすなよ!!」
とりあえず場を仕切る人間が必要だということで、
毛入はタイムウォッチ係、厠戸は審判を引き受けた。
「んじゃ、田目のおじさん&毛人がAチーム、
羽嶋のおじさん&淡水ちゃんがBチームね!」
「ちゃんって何だよ?お前淡水となれなれしくねぇ?」
怪訝な顔の毛入を無視し、厠戸が試合開始を宣言しようとしたその時。
「おお、遅れてすまんすまん」
「大臣どの、何やら祭りのようですな」
やってきたのは馬子と阿倍内麻呂だった。
「ち、父上・・・」
毛人は本気で気が遠くなってきた。
「お二方も参加なさいますか?実は今・・・」
淡水は調子に乗って、馬子と内麻呂に勝負を薦めている。
「淡水、いい加減にしないか!!いくら私とて、6人の相手などできぬわ!」
「もう決まりましたよ王子。大臣どのは久々の男色にときめいておりまする。
内麻呂どのはごらんの通りアレですからねぇ。Cチームが追加ですね」
淡水はさも嬉しそうに笑った。

19 :花と名無しさん:02/03/19 21:18
話もまとまったところで、厠戸が宣言を始めた。
「では、勝負の説明をしまーす!
判定はうまちゃんがどれだけ早く、かつどれだけ良かったか
総合で本人に決めてもらいます!チーム以外の人が手を出したら
失格でーす。それじゃ、C、B、Aの順番で試合開始ー!」

まずはCチーム、馬子&内麻呂が厩戸に歩み寄った。
(二人とも・・・毛深い)
厩戸はまずそこに魅かれてしまう。
馬子は、酒の勢いも手伝ってかなり乱暴に厩戸の着物を引き剥がしにかかった。
「大臣どの、落ち着いてください。貴方の体重で乗っかったら
王子がつぶれてしまいますぞ」
内麻呂は顔に似合わぬスマートなやり方で、厩戸の急所を攻めてきた。
「あ・・ん、内麻呂・・・良い・・」
「内麻呂、わしにも貸してくれんか?」
馬子はがさつだが、中年男性の匂いもプンプンに厩戸を引き付けた。
「大臣どの、さすが毛人の父上だ・・・あ、そこ・・そう・・
そのまま・・ああ、あなたならできまする、馬子どの・・・!!」
その様子を複雑に見守る毛人。
「・・・父上、調子に乗りすぎですよ!」
男くさい二人に攻められ、今にも気を失いそうな程の快感を味わう厩戸だった。

20 :16-19:02/03/19 21:23
真っ最中であれなんですが、
そろそろ他の職人さんに続きお願いしますー。
あ、用事が出来ただけなんですが・・(w

21 :花と名無しさん:02/03/20 09:59
こ、ここで止めるとは・・・。
職人さんも酷なことを・・・。
とりあえず、新スレおめでとうございます。

22 :花と名無しさん:02/03/20 10:27
しげみの中からそっと撮影する大姫。
栗下も生唾を飲みながら見守るのだった。
「姫さま、宴に招待されなかった腹いせとはいえ、
撮影に専念できて、今日もいい新作が撮れそうですわねェ♪」
「だまらっしゃい栗下。それよりも新作のタイトルは
『男だらけのドキッ!花見大会』でいくわよ」

勝負は、Cチームの熱戦が続いていた。
「ああっ・・・むさくるしくて・・!良い・・!!」
内麻呂と馬子の間で、厩戸はついに果てた。
「はい終了!毛入、何分だった?」
「10分24秒。厩戸にしちゃ、早い方だな」
「まずまずの成績だね、このコンビは。あ、コラコラ
馬子おじさん、早くうまちゃんから離れてー。失格になるよー。
あ、内麻呂おじさん・・コレ僕のケータイナンバー。いいから貰って」
厠戸は密かに内麻呂に目を付けたらしい。
「厠戸、今渡したメモは何なんだ?」
「え、ううん、何でもないよー毛入」
余韻にひたる厩戸の体を調子麻呂がタオルで拭きに来た。
「王子、ドーピングしたほうが宜しいのでは?」
「ああ・・マムシドリンクをもらおうか・・・」
次は最強コンビ、淡水&羽嶋が相手だ。
(王子のお体は大丈夫であろうか・・・)
毛人の胸は高鳴るばかりだった。

23 :花と名無しさん:02/03/20 11:46
淡水は荒縄を抱えてやってきた。
羽嶋は蜂蜜を手にしている。
「そなたたち、粘着プレイをする気なのか・・・?」
厩戸は期待と恐れの入り混じった、ヘンな気持ちになった。
「ではBチーム、試合開始〜!」
厠戸の声と同時に、二人が厩戸に襲い掛かった。
「痛っ!淡水、もっと優しく縛れ・・!
あ・・・羽嶋、髪にだけは蜂蜜かけるなよ・・・」
その様子をむずむずしながら見る厠戸と毛入。
「あ〜あ、うまちゃんったらすっごい良さげー。いいな〜」
「厠戸・・・帰ったら俺と、アレやらねえ?」
「えっいいの?やった!帰りに海石榴市で蜂蜜買おうねっ」

全員が楽しんでいる中、毛人だけが悶々としていた。
「王子が嬲られている姿なんて、もう見たくない・・!」
試合現場に飛び出していこうとする毛人を田目が制した。
「ダメだよ毛人どの。手を出したら失格になるよ」
「しかし・・しかし」
「ここはじっと私たちの番を待つんだ。正々堂々、君の実力を
みなに見せ付けてやるチャンスなんだからね」
毛人は身を震わせながら見守ることにした。

24 :花と名無しさん:02/03/20 12:54
「愛してますよ王子・・・ここも、そこも
ホラこんなところも」
淡水の言葉攻めに、厩戸はボーっとしてきた。
「何の、私だって負けちゃいませんよ?」
羽嶋は蜂蜜を垂らした厩戸の首筋をなめ上げる。
「やっ・・・おひげチクチクするぅ〜・・・」
自分が厠戸みたいな声を上げていることにも気づかない厩戸。
「ああん、もうだめっ・・・!」
早くもダウンした厩戸。
「はーい、試合終了!」
「今度は5分37秒だ。すっげぇ」
最凶コンビに、タイムウォッチを握る毛入もタジタジだった。
このタイムに勝たないと、厩戸は淡水のものになる。
毛人は拳を握り締めた。
ゴザの上にぐったりしている厩戸に調子麻呂が駆け寄る。
「大丈夫ですか王子?少し休憩を入れては?
次は毛人さま&田目王子さまですが・・・」
厩戸はなんとか身を起こした。
「休憩などいらぬ・・・。えみぃのためなら、頑張っちゃうもん!」
「いいぞいいぞ〜」
馬子が酒瓶を振りまわしている。
「大臣さま、ご嫡男の晴れ舞台ですぞ」
阿倍内麻呂も楽しそうに笑った。
「王子・・・」
毛人はためらいながら、厩戸に近づいた。

25 :花と名無しさん:02/03/20 14:26
ぐずぐずしている毛人より先に、田目は厩戸を抱き起こした。
「怖くないよ、私はむさくるしくも粘着質でもないからね。
たっぷり癒してあげるよ・・・」
「義父上・・・・」
「パパでいいんだよ」
田目は厩戸に優しく愛撫を始めた。
「おい、どうした毛人!?」
何もせずにいる毛人に毛入が声をかけた。
「毛人ってば、何もしなくても失格だよ〜」
厠戸も声を掛ける。田目も、愛撫を続けながら毛人に言った。
「毛人殿、早くこちらに。私たちの手で優勝を決めようじゃないか」
「えみぃ・・・」
厩戸の瞳が訴えかけてくる。
毛人はそっと手を伸ばし、厩戸の手を取った。
「えみぃ、早く」
「王子、私は・・・」
何を思ったか、毛人は涙を流した。
「・・・できませぬ」
「・・・!?」
思いがけない毛人の言葉に、一同は静まり返った。

26 :花と名無しさん:02/03/20 14:50
「毛人、不戦敗になるよ!?うまちゃんは淡水のものに
なっちゃうんだよー?」
厠戸が叫んだ。
「えみぃ、私を愛してはいないのか・・・?」
田目に抱きかかえられたままの厩戸はハラハラと涙を流した。
「いいえ、愛しています。だからこそ、
こんな勝負には参加できないのです。王子を勝負の道具や
なおかつ商品にするなど、そのような酷いこと、私にはとてもできませぬ。
淡水に負けてもいい、ド下手くそと呼ばれてもいい。
それでも、私は・・・」
「えみぃ・・・!」
厩戸は毛人にしがみついた。
「これほどまでに私を愛してくれるのはそなただけ・・・
例え下手でも、マンネリになろうとも、私はそなたが一番だ・・・!!」
「お、王子・・・!」
毛人と厩戸が抱き合うと、一斉に拍手が沸き起こった。
田目は毛人の肩をポンと叩いた。
「どうやら、私たち、というより君の不戦勝のようだね」
審判の厠戸も、
「うまちゃんが選んだんだし、毛人が優勝ってことで〜!」
納得の行かない顔の淡水だったが、ここで文句を付けては男がすたる。
「ふん、勝ちは譲りましょう。でも、私は諦めませんからね、毛人さま」
「淡水、わしと飲もうか」
「お、付き合ってくれますか、羽嶋どの」
淡水と羽嶋は草むらの中に消えていった。

27 :花と名無しさん:02/03/20 15:09
「でもさー、面白い勝負だったよね」
厠戸はちゃっかり田目の膝の上で酒を飲んでいた。
「おめぇ未成年だろ!それから、そいつから離れろよ!」
「良いではないか毛入くん、おじさんは可愛い子好きだぞ〜」
田目もすっかり酔っ払って、厠戸を抱っこしている。
馬子は、息子の勇姿に惚れ惚れしていた。
「毛人、お前も中々言うときは言うな。感心したぞ。
それでこそ、蘇我の跡取りに相応しい」
「いえ、父上、私は王子を思うがあまりつい・・・」
「でも私は、みんなの前でえみぃとのラブラブを
見せ付けてやりたかったがな」
「王子・・、そのような大胆な・・・」
毛人に寄り添った厩戸も少し酔っていた。
調子麻呂は遊びに来た善信尼と、そそくさとどこかに消えた。

花見の宴会はまだまだ続きそうな気配だ。

28 :花と名無しさん:02/03/20 16:42
あれだね。なんか、大岡裁きみたいだね(w
でも、いいんじゃない?

29 :花と名無しさん:02/03/20 18:18
さわやかなオチですね。

30 :花と名無しさん:02/03/21 00:13
1です。
スレ立てた後、ずっと見に来れなかったけど
もう職人さんたちがネタ始めてくれててホッとしました。

sage進行でマターリ行きましょう。

しかし、桜の下での厩戸杯・・・!楽しませていただきました。
えみーのド下手っぷり・・見たいといえば見たかった。

31 :厠戸:02/03/21 11:02
おじさんたちから名刺いっぱいもらっちゃった〜v
どうしよう〜そんなに僕の体もつかなぁ?

32 :毛入:02/03/21 11:04
何だよ!おい厠戸!お前のケータイ
たくさんメールきてるぞ!?

33 :うま〜:02/03/21 12:46
ふん、好きにすればよい。厠戸なんて所詮トイレよ。
それに比べて私の想いはなんて一途なのだ・・・
だって、えみぃとしか感じてないもん。
ほんとだもん!

34 :えみ〜:02/03/21 13:42
絶対ですね?信じますよ?

35 :大姫:02/03/21 17:25
栗本の、何をしているのです、早くダビングを!

36 :栗本:02/03/21 17:28
はいはい、これは売れそうでございますね、大姫さま。
エロで始まり、最後には泣きで終わる、これは日本人好みでございますわ。

37 :大姫:02/03/21 20:33
そうね、私も柄に似合わずもらい泣きしてしまったわ
ハッ…私の立場って一体…

38 :花と名無しさん:02/03/22 01:12
その晩、厩戸と毛人は、厩戸の部屋で、まったりと静かに夜桜を眺めていた。
月明かりに映える厩戸の横顔がいつもに増して美しい。
風が吹くたびに、桜の花びらが部屋に舞い込み、厩戸の黒髪にかかるのだった。
「王子、おぐしに花びらが・・・」
「あ・・・」
花びらを払ってさしあげようと毛人が手を伸ばしたのと、
厩戸が手を頭にやったのは、ほぼ同時だった。
軽くお互いの手が触れる。
その瞬間に、昼間、淡水に縛られた時の手首の紐痕がはっきりと見て取れた。
矢庭に、毛人の中に、ふと、凶暴な思いが目覚めた。

そっと厩戸の手首を掴み、その痕跡をじっとみつめた。
「あ・・・毛人・・・これは・・・」
憑かれたように、真剣な面持ちで厩戸の手首を眺める毛人を、
厩戸は初めて怖いと思った。

「え、えみ・・・」
その名前を呼び終える前に、厩戸は畳に押し倒されていた。

39 :花と名無しさん:02/03/22 01:40
毛人自身、この思いがけぬ衝動にとまどっていた。
昼間、男達の下で切なげに喘いでいた厩戸の顔が、毛人の頭をよぎった。
今、自分の下で組み敷かれている厩戸の顔は、怯えとも戸惑いともとれる表情で、
まるで小動物のように、じっと、毛人の様子を窺っているようにみえる。

それは毛人にとって、初めての征服欲だった。
強引に厩戸の衣服の裾をめくりあげ、何の下準備もなく挑みかかった。

「あっ、毛人・・・乱暴なのはイヤ・・・・・・!」
その声も、毛人には聞こえていないようだった。
そのまま、体を厩戸の中に、強引に押し進めていく。

「や・・・あ・・・えみぃ・・・痛い・・・お願い・・・」
「どうして? 酷くされるのがお好きなんでしょう?
だからあなたは淡水に抱かれるのでしょう」
「や・・・違っ・・・離して・・・っ」
「どう違うというのです。だってあなたの体は、ほら、このように・・・」
毛人は、激しく腰を動かしながら、厩戸の火照りを強く握った。

40 :花と名無しさん:02/03/22 02:07
「はぁ・・・ん・・・えみぃ・・・・あ・・・」
厩戸は、その激しい動きに何度か気を失いそうな厩戸だったが、
泣いているような怒っているような、どちらともとれる切なげな毛人の表情が、
なんだかひどく愛しかった。
厩戸自身、快感と突き動かされる振動で頭にもやがかかったような状態だったが、
かろうじて、毛人の動きに合わせて腰を動かすことだけに何とか神経を集中させていた。
(あん・・・こんなの・・・はじめて・・・もう・・・)
今までにないフィット感に、厩戸はもうメロメロだった。
(あ・・・そうか・・・そうなのだ・・・こうして・・・私も毛人動きにあわせるだけで・・
それだけで・・・こ・・こんなにも・・・あ・・・あ・・・・あんんーっ!!!)

41 :花と名無しさん:02/03/22 02:47
桜の花弁が、部屋中に吹き込んでいた。
(寒い・・・)
厩戸は肩にかるく衣装をはおって、静かに戸を閉めた。
毛人は厩戸に背中をむけて、目を瞑ったまま一言も声を発しなかった。
先ほどの自分本位な行為に、今更ながら毛人は自己嫌悪に陥っていた。
(このようなことをしてしまって・・・王子から下手くそと言われても仕方がないではないか・・・)
あまりにもきまりが悪くて、厩戸の顔が見れず、寝たふりをしていたのだった。
それは厩戸も承知していた。
厩戸はだまって、自分の股をぬぐい、後処理を済ませた。
いつもなら毛人がしてくれていた。
厩戸は、当たり前のように、毛人に身を任せるだけでよかったのだ。
(・・・・・・毛人・・・・・・)
厩戸は、そっと毛人の前へまわり、
薄絹を毛人の体の中心へ這わせた。
「お・・・王子・・・!」
あわてて起き上がる毛人。
「あ・・・、嫌だったか・・・?」
「嫌とかそのような・・・。だだ、このようなこと・・・王子がなさってはなりませぬ」
「よいではないか」と、続けようとする厩戸の腕を掴み、困惑顔で「なりませぬ」と、遮る毛人。
厩戸は、拗ねたように目線を横へ逸らせたが、やがてゆっくり顔を上げ、
毛人に向き直り、毛人の目をしっかりととらえた。

「私は・・・閨では・・・そなたの・・・・・・奴隷で構わぬ・・・」

言い終えた後、厩戸の頬がだんだん桜色に染まってゆくのがわかった。
「お、王子・・・!」
うつむいてはじらう姿に、毛人の中心は再び熱くなってしまった。
「あ・・・う・・・王子・・・・」
「そ・・・そなたは・・・何か気の利いたこと言えんのか(怒)!」
今度は膨れ顔で毒づく厩戸に、毛人はもうたまらなかった。
「ああ・・・かわいい・・・・・・!」
そう一言言い放ち、そのまま強く厩戸を引き寄せた。

42 :花と名無しさん:02/03/22 03:00
ごめんなさい・・・もうしません<(_ _)>

43 :花と名無しさん:02/03/22 09:56 ID:???
乱暴なえみぃに萌え・・・・・・!!
うまーも成長?したし、マンネリ脱却だね。
良かった良かった。

でも下準備無しって相当痛くないか・・・?
それで二度目はカナーリ・・・(略)

44 :花と名無しさん:02/03/22 11:34 ID:???
イイッ! イイッ! これは今までのネタで一番よかった!
桜がいいかんじの小道具になってますね。

うまーは本質はMだったのかな?

45 :花と名無しさん:02/03/22 12:05 ID:???
>38-41
もう本気でぞくぞくしました。
職人さん、お疲れ様です。
私はまたやって欲しいですよ〜

>44
やはりMなのでは。昼と夜のうまーのギャップに萌え!

46 :花と名無しさん:02/03/22 12:16 ID:???
今気づいたんだけど、IDが表示されるようになったね。
でもこのスレはみんなsageだから???になってて藁。

春厨増えたからかな?

関係ない話しでスマソ



47 :花と名無しさん:02/03/22 20:55 ID:???
38-41の話がずっと今日一日中頭から離れなかった…
(;´Д`)ポワーン…エミウマ・・イイ・・・・

ところでsage進行って、dat落ち寸前に保守ageしないと
まずいのでしょうか?沈んでいくのをハラハラ見守る私。
それともカキコがあればdat落ちしないのかな?
初心者的質問でスマソ。

48 :花と名無しさん:02/03/22 22:38 ID:???
38−41、イイですね〜えみぃの漢っぷり!
でも、やっぱり下手クソでええわ。床上手なエミィって…引きます;

49 :花と名無しさん:02/03/23 02:00 ID:???
>>47
カキコがあるスレはdat落ちが後回しにされます。
このスレは毎日カキコあるからだーいじょーぶ。

保守ageなんてまちがってもしないでね〜

50 :47:02/03/23 10:23 ID:???
>49
レスサンクス。大丈夫なんですね〜。
安心してマターリsage進行でいきます!

51 :花と名無しさん:02/03/23 21:02 ID:???
>大姫さま

『かわやんとおぢさまたち』ちゅータイトルで一本お願いしまする。

52 :大姫:02/03/24 09:22 ID:???
>51
まぁ、まさに今私が考えてる次の新作ですわ!
まずは撮影に行かなくては!栗下!カメラの用意を!!

53 :花と名無しさん:02/03/24 10:07 ID:???
厩戸は、このごろ椿館の資金繰りに悩んでいた。
「近頃不況だからな・・・このままでは夏のボーナスどころか
月々の従業員の給料さえも減給ということになりかねぬ。
どうしたものか・・・」
厩戸はなんとか客を呼び込むように調子麻呂に命じた。
そして数日後・・・。

「王子、椿館に客が集まらない理由がわかりました。どうやら…」
何らかの情報を抱えて調子麻呂がやってきた。
「なに、単に不況だからというのではないのか?」
「いえ、それが、その・・。今までのお得意様方は全て
あの方に流れているようなのです」
厩戸は事の真相を聞いて、激怒した。
「何だと!?厠戸がタダでおやじ共にやらせまくりの日々を
送っているだと!!?あやつめ、営業妨害も甚だしいわ!!」

54 :花と名無しさん:02/03/24 10:37 ID:???
怒りに燃える厩戸は復習を企てた。
厠戸の実態を毛入にバラし、同棲生活をぶち壊そうと考えたが
ふと思いとどまった。
(待てよ。もっとスマートなやり方があるではないか。
例えば、あいつによって失われた利益を本人に償わせるとかな)
厩戸と厠戸は髪と肌の色を除いて瓜二つ。
そこを利用しない手はない。
(椿館の管理や、それに加えて王子としての私の役割がどれだけ大変か、
あの色ボケに思い知らせてやる。
まずは単純なあいつを上手く口車に乗せて、入れ替わらせてやろう)
厩戸はさっそく、高級菓子折り持参で厠戸の家に向かった。

ピンポーン
「やだ、誰か来たみたい」
「毛入が帰ってきたのではなかろうな」
真昼間の厠戸の部屋の布団の上には、フンドシ一枚の羽嶋の姿が。
「違うよぉ、毛入は帰り遅いもん。ちょっと僕見てくるね」
厠戸は裸に着物を一枚はおって、玄関に出た。
「あ、うまちゃん・・!ど、どうしたの、こんな昼間から?」
「いや、ちょっとそなたに話がな。・・その格好は、
そなた、また誰か連れ込んでおるのか?」
怒りを抑えて、厩戸は精一杯の笑顔を作った。
(うまちゃん、ブキミ・・・)
その顔を見て、さすがの厠戸も震え上がった。

55 :花と名無しさん:02/03/24 11:00 ID:???
羽嶋は慌てて、厠戸の部屋の押入れに隠れた。
(私がこんな所で椿館の仕事をサボってると王子にばれたら大変だ。
・・にしても、せっかくこれからという時に、王子が尋ねてくるとはな)
残念がりながらも、二人の会話に聞き耳を立てる羽嶋。

「だから、私はそなたのような自由気ままな生活に
憧れておるのだ。そなたはそなたで、贅沢三昧を尽くしたいであろう?」
「う、う〜ん。それは思うけどぉ」
(贅沢って言っても今、おじさんたちがお小遣い結構くれるから
ブランド買い放題、美味しいもの食べ放題で満足してるんだけどなぁ。
王子なんてめんどくさそうだし・・・)
「思わぬか、厠戸?」
笑顔で念を押す厩戸の顔は、「逆らったらぶっ殺す」勢いだった。
「う、うん。思う・・・よ」
「では決まりだな。私はこれから美容院と日焼けサロンに行く。
そなたのヘアカラー代と美白エステ代も私が持つから安心せよ」
厩戸はニヤッと笑った。
(私の苦労をたっぷり味わうが良い。その間私はここで、
毛入の作る上手い飯でも食べて、ゆっくり休暇を取るのだ。ふふ♪)

そして数時間後。そっくり入れ替わった二人が向きあった。
「バッチリだね、うまちゃん」
「ここまで完璧ならバレないだろうな。では厠戸、頼むぞ」
「うん、何だか面白くなってきちゃった。お店いってきまーす!」
厩戸になった厠戸は楽しそうに、椿館に向かうのだった。

56 :花と名無しさん:02/03/24 14:01 ID:RacwRLQg
つづきまってるよ〜。

57 :花と名無しさん:02/03/24 14:03 ID:???
ごめんね、ごめんね(泣)。
間違えてあげちゃったよう〜。

58 :花と名無しさん:02/03/24 14:14 ID:???
うまちゃんが持ってきた高級和菓子が気になる・・・
やっぱ斑鳩銘菓か?

59 :うまー:02/03/24 14:19 ID:???
ヤツには鹿せんべいで充分だ!!!

60 :花と名無しさん:02/03/24 16:10 ID:???
>59
ワロタ・・・!!

61 :59:02/03/24 16:50 ID:???
こうやって、中座で場持たせしながら、
職人さんの光臨を待ってるというのに・・・なぜ降りてこられぬ・・・(涙)。

62 :花と名無しさん:02/03/24 17:00 ID:???
厠戸は天性の演技力で、厩戸そっくりの言動を
演じる事にかけては、何の苦労もしなかった。
椿館に現れた厠戸を、誰もが厩戸と思いこんでいた。
唯一、二人の取引を覗いてしまった羽嶋以外は。
「王子、従業員の首切りの件、いかがいたしますか?」
「え、クビキリの件・・・とな?おお、それなら
一人残らず切ってしまえば良かろう」
何も知らずやってきた淡水に、平然と言い放つ厠戸。
「お、王子!?気は確かですか!?
そんなことをしてはこの店はどうなるのです!」
「ふっ、客の相手など、この私で充分だろう」
「王子・・・で、では久しぶりにお脱ぎになるので?」
「私に任せておけ淡水。何なら、そなたたちの給料も
この私の身体で・・・どうだ?」
厠戸は、淡水の首をくすぐるように撫でた。
「・・・・・・もったいのう、ございます・・・」
とたんに耳まで赤くなる淡水。
(淡水おじさん、カッワイイvちょろいね!)
今後のセックス三昧の日々を思い、厠戸はうっとりしていた。
経営を司る羽嶋は、その様子を受付で見守っていた。
(もしや、あの厠戸なら王子よりも店は順調に
行けるかもしれぬなぁ・・。ここは様子を見てみるか)

63 :花と名無しさん:02/03/24 17:01 ID:???
厠戸「うまちゃ〜ん、このおせんべい、あっさりしてておいしいねぇ。
なんかヘルシーな感じ? あ、流行りのカロリーオフの、
バランスダイエットせんべいかなにか?
なんか、いくらでもいけちゃう〜ばりばりもぎゅもぎゅ」
厩戸「ま・・・そのようなものだ・・・(ニヤッ)」

意外と人のよさが垣間見える厠戸と、やっぱりオヒネーな厩戸。

64 :花と名無しさん:02/03/24 17:04 ID:???
あ、職人さん降りてきてる!!! わくわく。
ウマーと毛入あたりはどうするんだろ〜。

65 :花と名無しさん:02/03/24 17:24 ID:???
一方厩戸は、やはり天然の演技力の持ち主。
厠戸になりきって、鼻歌を歌いながら
はだかエプロンで料理…ではなくアダルト雑誌を読み始めた。
「こういうとき、えみぃが側にいてくれたらいいのだが」
その時、玄関のチャイムがなった。
「お、毛入でも帰って来たかな」
は〜い、とドアを開ければ、阿倍内麻呂がニヤケ面で立っている。
「そ、そなた・・いや、内麻呂おじさん!どぉしたの?」
「どうしたもこうしたもあるまい。おぬしから呼んでおいて」
厩戸は「しまった!」と舌打ちした。
「あ、ごめんね。今、僕ちょっと具合が悪くて・・・」
「ほほう、そりゃ大変だ。風邪か?私が暖めてやろう」
内麻呂は強引に部屋に上がりこもうとした。
「あ、やだっ!えっとね・・・今日はダメなの。
毛入が早く帰ってくるんだってばぁ」
「なに、ものの5分でイかせてやるよ」
「だめっ、あのね・・他にも理由があるの。
僕、今日アノ日なんだ。だから、できないの・・・」
「あ、アノ日とな?そうか、なら仕方ない。
5日ほど経ったらまた来るからな」
内麻呂は妙に納得して帰っていった。
「ふぅ、案外上手くいくものだな。さて、毛入の帰りでも待つか」

66 :花と名無しさん:02/03/24 17:36 ID:???
アノ日って・・・おなかでもこわしているのか?
仏って両性だから・・・あるのかアレが・・・。
なんて〜マジレス。つづききぼん。

67 :花と名無しさん:02/03/24 17:56 ID:???
「おう、厠戸、帰ったぜ!」
「おかえりなさ〜い♪」
はだかエプロンで元気よく毛入に飛びつく厩戸。
「何だ、今日は元気いいじゃんおまえ。
最近いつも、俺が帰るとヘトヘトで寝てるんだもんさ。
どっか遊びに行ってるんだと思ってたけど、
今日は家にいてくれたんだな」
毛入は嬉しそうだ。少し罪悪感を感じる厩戸。
(すまぬ、毛入・・。しかし厠戸のやつ、こんないい男を
放って男遊びもないもんだな。毛入が可哀想だ。
よし、今日は毛入にたっぷりサービスしてあげよう)
厩戸はチラリズムのエプロンをなびかせながら、
毛入をお風呂に誘った。
「疲れてるでしょ?今日は僕が背中流してあげるね」
「なになに、どうしたのお前?すげぇ、今日は可愛い」
毛入は喜んで、食事前の風呂に入ることにした。が、しかし。
(せ、せまい・・・)
ユニットバスに、厩戸はちょっとがっくり来た。
「毛入、たまには家の風呂より銭湯行かない?」
「銭湯かぁ、日本人はやっぱソレだよね。イチャつくなら
家でもできるしな。んじゃ、銭湯行こうぜ!」
厩戸と毛入はオケなどを持ち、肩を並べて外にくり出した。

68 :花と名無しさん:02/03/24 18:16 ID:???
厠戸は魔性の魅力で、次々と男たちを虜にしていた。
ムチや縛り、ロウソクに三角木馬。
SからMまで網羅した技術は、厩戸をもしのぎそうな勢いだ。
「じゃあね、うまちゃん。また来るからね」
「ありがとうございました〜!」
満面の笑みで客を見送る厠戸。淡水が心配そうに声をかける。
「王子、お体は大丈夫なのですか?先ほどから10人も立て続けに・・・」
「ふふ、案ずるな。私を誰と思っている。まだまだ足りぬわ」
淡水はゴクッ!と生唾を飲んだ。
(いつもの王子ではないようなノリだ・・・今まで、こんな簡単に
股を開いただろうか・・しかし、売り上げは今までで最高。
ここは王子におまかせするとしよう)

そのころ厩戸は、富士山の壁画の銭湯に感動していた。
(ふふっ、いつか「神田川」ごっこするのは憧れだったのだが、
同じ男湯ではかなわぬからな・・。でも今日は私だけ先に出て、
濡れた髪を冷えさせて待ってみようかな・・)
「でもさ、見事に人いねぇなぁ。貸切状態じゃん、厠戸」
毛入も感動していた。2人の間にふと沸き起こる、いやらしい気分。
「・・・・・・する?」
「・・・うんっ」
広い湯船の中で、毛入は厩戸を引き寄せた。

69 :花と名無しさん:02/03/24 22:55 ID:???
いつ人が来るか来ないかのスリルの中、毛入は
相手が厩戸とは気づかずにお風呂プレイを進行させていた。
「あっ、あん・・・いいよぉ・・え・・えみぃ!」
「・・・厠戸、今・・えみぃって、言わなかったか・・?」
「ん・・やだ、気のせいでしょ・・・はぁん・・」
「でもよ・・今、確かに・・聞こえたぜ・・」
「ばか〜、あんただって『エミリ』って名前なんだから・・
えみぃでも・・いいじゃん・・アン・・」
気まずくなっても事をやめない二人。
いつの間にか、銭湯にはかかせないお年寄り代表・司馬達等が
風呂に入ってきていたが、まるで気づかず励んでいた。
「ほほう・・ええのう、若いもんはのぅ」

久しぶりに椿館に顔を出そうと思った毛人。
まさか愛する厩戸が、直に客の相手をしているなどとは
夢にも思わない。
「最近王子とは上手くいっているからな。
きっと笑顔で出迎えてくださるだろう・・・。
たまには、道具の揃った椿館でいたすのも、また一興・・ふふ」
毛人はワクワクしながら、椿館の扉を開いた。

70 :花と名無しさん:02/03/24 23:43 ID:???
毛人は、社長室に厩戸の姿が見えないことを気にかけ、
調子麻呂を問い詰めた。
「王子は、お客の相手をしておりまする・・・」
渋々告げた調子麻呂。
「何ということだ・・!私があんなに頼み込んで、
やっとやめていただいた接客をまた・・・ああ、王子!」
そこに、一日の汗を流しにお風呂場へ向かう厠戸の姿が。
「王子!!」
毛人は厠戸とは知らず、駆け寄った。
「あ、毛人ではないか。私に会いに来たのか?」
「王子、あなたはこの私というものがありながら、
何故またそのような接客などを・・・ええい、もう!
こっちに来て下さい!!」
毛人は強引に厠戸の手をつかみ、側の空き部屋に引っ張り込んだ。
(うわ、毛人ってば結構強引〜。)
毛人は二人きりになるが早いか、厠戸の肩をゆさぶった。
「聞けば貴方は、他の従業員を首にして、1人で接客を
なさっているとか。何故です!?それほどまでにお店が
危ないのなら、何故この私に一言言ってくれないのです!?」
「毛人、そうではないのだ・・。それはな・・」
(そうだ、うまちゃん、毛人のマンネリえっちにうんざり
してたんだった。ここは僕がハッキリ言っとかなきゃ!)
「毛人、はっきり言う。そなたの技術では満足できぬからだ」
「・・・・・・!」

71 :花と名無しさん:02/03/24 23:55 ID:???
毛人は谷底に突き落とされるかのようなショックを感じた。
(嘘だ・・・あの花見の夜、確かに私は王子と一波乱あったが、
その日からどこか一皮向けた王子と、新鮮な夜をすごし続けて
いるではないか!上手くいっていたと思ってたのは私の間違いか?)
毛人は厠戸の着物を思い切り引き裂いた。
「ちょっ・・・毛人!!」
「あれではまだ足りないのですね!もっと、もっとこう
乱暴にされないと、あなたは満足なさらない!
なら、このお店のどの客よりも酷くしてやりましょう!」
「毛人・・・!!やめてったら・・ああっ」
(嘘・・毛人って・・・こんな漢らしい一面があったなんて)
厠戸は激しく自分を攻め立てる毛人に身を任せた。

その頃、充分温まった毛入と厩戸は身を寄せ合って帰路についた。
「髪、濡れてるな・・早く帰ろうな」
「・・・うん」
素朴な幸せ・・・厠戸が羨ましいと、厩戸はほのかに思っていた。

72 :花と名無しさん:02/03/25 01:17 ID:???
わはは。すっかり「毛人=へたっぴ」が定着してしまってる。
面白い展開。つづきキボーン。

73 :花と名無しさん:02/03/25 19:13 ID:???
毛人は乱暴に厠戸の足をつかみ、力任せに厠戸をうつぶせにした。
「い、いたっ!痛いよ毛人!」
乱暴な毛人もイイ・・なんて思っていた厠戸は、思いがけない
毛人の力の強さに身の危険を感じた。
「ねぇ、もっと優しくしてくれなきゃ僕こわれちゃうよ・・・」
「だめです!優しいだけでは・・あなたは・・・心から感じてはくれません・・」
毛人は震える声で答えた。

「っ!!  ・・あなたは・・・・・いつもそうだ・・」
ふ、と厠戸のきものを脱がす毛人の手が止まった。
「え・・?なに・・毛人?」
厠戸はふりかえるように毛人を見た。
下を向きうつむきながら吐き捨てるように答える毛人。
「あなたの!・・・あなたの体はいつも傷だらけだ。手首にも背中にも
私以外の男たちがつけた傷が体中に・・・」
毛人はビリビリに破かれた厠戸の着物のすきまに指を差しこみ
今日の最後の客がつけた、まだ腫れのひかない背中の傷にふれた。

74 :花と名無しさん:02/03/25 19:16 ID:???
「っあ!」
厠戸のからだがピクンッとはねた。
傷にふれられた痛みではなかった。毛人の優しい指先が背中にふれた。
ただそれだけで厠戸の下半身は過剰なまでの反応をした。
(さっきまであんなに乱暴だったのに・・。
どうして・・どうしてそんなに優しくふれるの?)

「王子・・あなたはとても魅力的です・・」
厠戸の背中に指を這わせながら毛人は言った。
「その美しい顔が、髪が、見るもの全てを狂わせる・・。
美しいあなたを手にいれるために、男たちは時には力を使うから
細いあなたの体はそのたびにぼろぼろになっていく・・・。
私は傷ついたあなたの体が、少しでもはやく癒されるように
これまで優しく心をこめて抱いてきました・・・。でも・・
それで、あなたが満足できず、このような仕事にもどるのならば
もう、私には・・・なにも・・・・」

75 :花と名無しさん:02/03/25 19:21 ID:???
どうしよう・・。
勢いで書いたから続かない・・すみません
この告白はうまーに聞かせたかったのに、かわやんじゃん!
続きネタ募集!!

76 :花と名無しさん:02/03/25 20:06 ID:???
厠戸は、男泣きを始めた毛人をじっと見つめた。
毛人は鼻水まで流して、顔をぐちゃぐちゃにして泣いている。
「私は・・・こんなに貴方を愛しているのに
貴方は一体・・私にどうして欲しいのか・・・」
厠戸のココロは、きゅん!と疼いた。
(毛人、可哀想。うまちゃんにいつも振り回されて
きたんだね・・・。こんな毛人を見てると・・・僕・・・)
厠戸は、毛人の頭を撫で撫でして、優しく声をかけた。
「えみぃ、すまぬ・・。そなたの気持ちに気づかずに。
もう、私はこのような仕事は辞める。ずっと、そなただけの
側にいてやろう。だから、泣くな」
「・・・うえっ、王子〜!!」
毛人は厠戸の胸に顔を押し付けて爆泣きした。
「えみぃ・・・泣かないでったら〜」
毛人をあやし続ける厠戸に母性本能が芽生えた。
(どうしよう、毛人すっごくカワイイ。でもさっきの
乱暴なのも良かった・・。今僕、毛人に抱かれたいよ・・)
「えみぃ、抱いて・・・。ね・・?」
「王子・・・!」
毛人は泣きながら厠戸を押し倒し、全身にキスをした。
「あん、えみぃ・・・傷を舐めて・・・もっと」
「ああ、王子、王子・・・!」
2人の心も体も今、ひとつになった。

77 :花と名無しさん:02/03/25 20:59 ID:???
厩戸と毛入は銭湯帰りに、安くて上手いラーメンを食べに行き、
満足そうに帰宅した。
(これが凡人の幸せというやつか。私はずっと知らなかった。
普段から金に不自由しない私とえみぃでは、とうてい果たせぬ。
金はなくても、毛入はなんて素敵な男なのだ・・・。)
厩戸は布団を敷きながら、そう思った。
「なぁ厠戸、さっきの続きしようか?」
「さっきのって、銭湯の・・・?」
「あ、お前なに赤くなってんのー?らしくねぇなー!
でも、恥らうお前ってすげぇ可愛いぜ?」
毛入にそういわれて、ますます頬を染める厩戸。
「今夜はどうする?お前、粘着テープの縛りが好きだって
最近言ってただろ」
毛入はテープを持ち出した。思わず喉を鳴らす厩戸だが、
心の方はそういう気分ではなかった。
「毛入、それも良いけど、今日は、あの、普通に・・・」
「えっ?」
「このまま、優しく…ただ優しく抱いて欲しいの」
恥ずかしそうに目をそらしながら言う厩戸。
(何だよ、どうしちまったんだ厠戸!いつもは
あーでもない、こーでもないで煩いのに、今日は素直で
可愛くて・・・うっ、俺の下半身が熱くなってきやがった)
毛入は厩戸を布団にそっと寝かせ、優しくキスをした。
「石鹸の匂いがする・・・」
毛入は目の前の恋人が愛しくて、厩戸をギュッと抱きしめた。

78 :花と名無しさん:02/03/25 21:30 ID:???
なんて甘々な!
このままずっとばれずにハッピーエンド…!?
でもエッチしてもばれないなんて。
とことん鈍い毛人&毛入に藁!

79 :羽嶋:02/03/25 23:36 ID:???
フ、そう簡単に椿館をやめられてなるものか。
あの厠戸は金の卵。
このまま王子のフリをさせ続けて、じっくり仕込んでやるわ。
フフフフ・・・・・・

80 :花と名無しさん:02/03/26 13:28 ID:???
毛人と毛入には、うまーとかわやんが入れ替わってたことを
ばらさないほうがいいかも・・・・

81 :花と名無しさん:02/03/26 22:19 ID:???
毛人は、厩戸(実は厠戸)が仕事をやめると言ったことを信じ、
満足そうに帰って、さっそく同棲の準備を始めた。
「王子はやっとわかってくださった。
いい土地を見つけ、二人だけの愛の城を築こう…」

そして厠戸は、羽嶋や淡水に辞職を告げた。
「と、いうわけで辞めるから。後はよろしく」
「ちょ、ちょ、ちょっと待ってください王子!!」
腰を抜かすほど驚いたのは淡水。
さっさと毛人の元に行こうとした厠戸の腕を捕らえた。
「そんなあっさり、毛人さまだけのためにそのような無責任な
事を決めてしまうなどあなたらしくもない!
私は許しませぬぞ!?」
「私に逆らうのか淡水?」
「あなたはこの店に何の未練も愛着もないのですか!?」
べっつにあるわけないじゃん、とばかり厠戸が反撃しようとした。
その時羽嶋が厠戸の側により、耳元でささやいた。
「…いいのか、厠戸ちゃん?そんな勝手なことして…」
羽嶋のにやけた顔に、厠戸はハッとした。
(やっだ〜、羽嶋おじさんはあの場にいたから知ってたんだ。
忘れてた!どーしよう、バラされたらまずいよ〜・・・)
厠戸は小声でささやいた。
「羽嶋おじさん、お願い、僕の正体は黙ってて・・」
「・・ふふふ、かまわんが、条件があるぞ」

82 :花と名無しさん:02/03/26 23:18 ID:???
淡水に部屋から出てもらった羽嶋は、二人きりになるが早いか、
乱暴に厠戸を引き寄せて、着物のえりから手を差し入れた。
「やぁん・・・おじさんったら、そーゆーこと・・?」
「ん、そうだな。お前の体ももっと欲しいが、それだけでは
駄目だ。お前は椿館を辞めてはならん。わしが欲しいのは
莫大な富と財産でもある。お前だって欲と金の亡者。
な、分かるだろう・・・?」
羽嶋は厠戸の感じる部分を次々と愛撫しながら誘導尋問した。
「うん、分かるよ・・でも、毛人にぃ・・・」
「毛人どのには王子としての、朝廷の方の業務が
忙しいとでも言っておけ。お前は今まで通り、客の相手を
続けるのだ。でないと、お前の正体を毛人どのに告げるぞ」
「あ、それは駄目・・うん、わかったよ・・言うこと聞くよ」
厠戸は渋々、羽嶋の言いなりになった。
(あ〜あ、気が乗らないよ。そりゃお仕事は楽しいけど・・・でも、
何だか昔を思い出しちゃって、ちょっとむなしくなるんだよね・・
僕を抱く男たちは結局、僕の体が目当てなんだ・・・。
でも毛人は違ってた。毛人の側にいたいって思ったのに・・)
自分を真に愛する誰かを忘れかけている厠戸がいた。

83 :花と名無しさん:02/03/26 23:45 ID:???
蘇我邸の側に、小さな宮を建てた毛人。
厩戸と共に暮らすための愛の巣だ。
しかし、同棲生活は始まったものの、毎日
明け方にしか帰ってこない厩戸(を装った厠戸)。
毛人の疑惑は募っていた。
ある晩、毛人は、布団の上で横になった厠戸の体を撫でていた。
「王子、本当にお仕事は辞めたのですね・・?
それにしては、傷が絶えないようですが・・・」
「ああ、何でもない。これは転んで、擦りむいたのだ」
そんな嘘は、毛人にもお見通しだ。
「嘘はお止めください。やはりあなたは、辞めてはいない。
あそこまで大きくしたお店をそう簡単に手放せないのですね・・・」
「すまぬ・・・羽嶋が、ちょっと・・中々辞めさせてくれなくてな」
「何ですと!?私が一言言いに行きましょう!」
「良い!良いんだ毛人・・・メドが立ったら、きっと辞めるから
もう少し待っててくれ・・・な?」
厠戸は切なげに微笑んだ。毛人はたまらず、その身をかき抱いた。
「責任感のある貴方も素敵だ・・・しかし痛々しい!
早く私だけのものになれれば良いのに・・・!!」
「ああ、えみぃ・・・・」
毛人の包容は、乾いていた厠戸の心を癒していた。
(おじさん達も良いけど、毛人の愛のあるセックスが一番良いよ…)
毛人は厠戸を抱きながら、激しく囁いた。
「王子・・・私の王子・・・!」
身を任せながら、厠戸はふと、毛人の呼び声に気づいた。
(でも、毛人が見つめているのは・・・うまちゃんだ。
僕じゃないんだ・・・。僕を愛している人は・・・)
厠戸の脳裏には、毛入の顔が浮かんで消えた。

84 :花と名無しさん:02/03/26 23:54 ID:zmu7chek
>>77 上手いラーメンって(汗…

テクニシャーンなラーメンって、どんなだろうと妄想してしまった。
あ、煽りじゃないからね。念のため。
がんばれ〜〜職人さん連合!

85 :84:02/03/26 23:55 ID:???
ぎゃっ!
あげちまった!スマソ!

86 :花と名無しさん:02/03/27 00:12 ID:???
>>84
美味いってこと?

違和感なく読んでたよ。
これも煽りじゃないからー!

87 :77:02/03/27 12:10 ID:???
>84
「美味い」の間違いでした!スマソ!!
カキコした直後に間違いに気づいたんですけど、
まさかツッこまれるとは思わず放置してました(w
>テクニシャーンなラーメン・・・激藁!

88 :花と名無しさん:02/03/27 12:46 ID:???
厩戸と毛入のラブラブ生活は1週間程続いた。
毛入のために、慣れない掃除や選択を一生懸命にする厩戸。
毎日が幸せだったが、このごろ少し物足りなくなった。
(仕事をしていた以前とは違って、のんびりできるのは良いが
最近、気持ちにハリがなくなった気がする。あの椿館の経営や、
朝廷にも出たり、忙しい合間をぬってのえみぃとの逢引・・・
やはりあのようにしていないと、自分を取り戻せぬのか)
毛入はとても優しいが、彼は自分を厠戸だと思っている。
自分自身に向けられた優しさではないのだ。
考えてみたら、毛人にもずっと逢っていない。
「えみぃ・・・今どうしているだろう」
その時、チャイムが鳴った。
「毛入かな?ハーイ!」
出てみれば、淡水が立っている。
「あ、淡水おじさん!」
(こやつ、突然何の用だ?)
「最近お前、私のところへ遊びに来てくれないではないか?」
淡水は馴れ馴れしく厩戸の腰を抱き寄せた。
(う、忘れていた。厠戸のやつ、淡水ともセフレの仲たっだのだ!)
厩戸は引きつった笑みを浮かべた。
「ごめんね淡水おじさん、僕、今日アレで、2日目なの・・・」
「2日目?一体何の話だ」
(ちっ、この手はこやつには効かぬのか)
厩戸は押し迫る淡水の前で、困り果てた。

89 :88:02/03/27 12:51 ID:???
訂正;
×選択
○洗濯

ところで料理は毛入担当だと思うんだけどどうでしょう?

90 :花と名無しさん:02/03/27 14:35 ID:???
料理どころか、家事全般毛入が担当だと思ってたよ。

ぶっちゃけ、うまーが毛入との貧乏生活に一週間も
耐えられると思わなかった。

91 :花と名無しさん:02/03/27 15:17 ID:???
かわやんは家事一切やらなさそうだね。
うまーは、気持ちいいセクースのお礼として
家事分担してあげてるのかな。
かわやんと比べると、うまーが誠実に思えてくる。

92 :うまー:02/03/27 16:23 ID:???
実は念力で家事なんて思いのままv
けして手は汚さぬ私だが、
可愛い毛入のためなら頑張って念力無しでやっちゃうも〜ん。

あ、洗剤でお米といじゃった!まあ良いか。

93 :毛入:02/03/27 17:46 ID:???
よくねーーーよ!!!!
死ぬじゃん!

94 :うまー:02/03/27 21:48 ID:???
まぁ、その時はその時だ。
私でも食べて機嫌直せよ毛入。

95 :花と名無しさん:02/03/27 22:49 ID:???
淡水は強引に部屋に上がりこんできた。
「椿館の仕事も最近暇でな。ここで
油売らせてもらおうか、厠戸」
(何?!淡水の仕事が暇とはどういう意味だ?)
「ね、おじさんが暇ってどういうこと?」
厩戸は厠戸の振りをしながらも、あせって聞いた。
「それはもう、王子がお一人で客の相手をなさっているからな。
私どもはお呼びでないという有様よ」
「ええっ!?」
(何てことだ!厠戸のやつ、もし元に戻った時の
私の立場も考えろ!あのお調子者が・・・!)
「で、王子は毎晩くたくたになって、毛人さまの元に
戻られるからな。私にも中々回って来ぬのだよ」
「え、毛人の元にってどういうこと?!」
厠戸と毛人が同棲している事すら、厩戸は知らない。
「とにかく、私はたまっているということだ」
淡水は、さっそく厩戸に吸い付いてきた。
(こ、こいつ私の前ではムッツリなくせして
厠戸の前ではあからさまだな!)
厩戸は淡水の太い腕から逃れようと抵抗した。

96 :花と名無しさん:02/03/27 23:19 ID:???
リビングに厩戸を押し倒した淡水は、ふと動きを止めた。
「お前、王子の匂いがするな」
「え!?(ドキッ)」
(淡水って…結構鼻が利くのだな)
「やっだー、僕うまちゃんと同じ香水使ってるからだよ〜」
「…そうか、まあいい。今日も緊縛がいいのかお前」
淡水の手には、いつもの携帯荒縄が。
「嫌、ちょっとやめてよおじさん、お願い…」
「何だ?そうか、イメクラか。今日はお前は処女の役だな」
「はぁ!?」
(厠戸め、淡水といつもどんな遊びをしているんだ!?)
厩戸は必死でもがくが、淡水を喜ばせるだけだった。
「痛いっ、やだ!やだってば・・」
「ほら、大人しくしろ!そぅら、ここをこうしてくれるわ!フッフッフ・・」
淡水はかなりノッている。厩戸も淡水の体の懐かしさについ反応していた。
「あっ・・・あん・・淡水・・」
(この痛み・・・その奥に眠っていた、私の快感・・・)
厩戸は椿館での感覚を思い出していた。
「この淫乱め!卑猥なことをされてよがっていやがる。
撮影してバラまいてやろうか?フフフフ・・・」
口汚く罵られるのも、高貴な身分の厩戸にはまるでない経験でドキドキした。
(ああ、厠戸の身分だからこそ得られる快感・・・こんなのって・・初めて・・)
厩戸は涙まで流して、淡水にされるがままになっていた。
その時、突然「ガチャッ」と音がして、玄関の戸が開いた!
「よう厠戸!今帰った・・ぞ・・・な、何してんだ・・・!?」
乱れる二人を目撃した毛入が、呆然と立ち尽くしていた。

97 :花と名無しさん:02/03/28 15:37 ID:???
あられもない姿でまぐわっている二人を見て、凍りついた表情の毛入。
咄嗟のことに、あわてて前を隠して起き上がる淡水。
厩戸は、あまりの快感に恍惚となって頭の切り替えができずにいた。
それでも、さすがは手練の淡水。
「ご主人はお早いお帰りだな・・・では、間男は去ぬるとするか。
間男した若奥に萌えて、折檻プレイもまたイキだろう。フフ・・・」
「うるさい! 出て行けよ!」

98 :花と名無しさん:02/03/28 16:25 ID:???
黙々と、部屋に散乱している調教道具を片付ける毛入。
「・・・くそっ、あのヤロ・・・畳に蜂蜜落としやがって・・・!」
力まかせに雑巾で畳をこすり、何とか怒りを静めようとしていた。
「え・・・毛入・・・」
厩戸もようやく起き上がって、毛入の片付けを手伝おうとした。
毛入はその手を大きく振り払い、その手で、パシッ・・・と、勢いにまかせて、厩戸の頬を打った。
「あっ・・・」
厩戸は呆然としながらも・・・じん・・・と熱を帯びてきた頬におそるおそる手をやり、毛入を見た。

「お前がさ・・・男、俺だけじゃ足りないってのは分かってるよ・・・。
お前は、そういう風に仕込まれてきたんだから・・・俺はずっとそれを見てきて何もしてやれなかったから・・・。
刃嶋の親父に小さい頃から仕込まれた性癖なんて、そう簡単に変えられるもんじゃねぇって・・・。
だからお前が他の男誘ってるのも、お前のせいじゃねぇんだから・・・ってずっと自分に言い聞かして・・・。
けどな・・・家に男連れ込むのだけはやめてくれ・・・俺もさすがにヘコむから・・・」
すこしばかり涙腺が緩みそうな毛入の顔が厩戸の心をキュンとさせた。
それを悟られまいと、毛入はあわててそっぽを向いた。
「俺・・・ちょっくら出てくるわ・・・メシ食って、ちょっとひっかけてくる」
「あ、毛入・・・まって・・・」
「マジちょっと一人にさしてくんねぇ?
お前、ここんとこ鼻グズグズさせて調子悪そうだったし、おとなしかったから・・・早退さしてもらったんだよ。そしたら・・・」
そのまま踵を返して出て行く毛入を、止めることはできなかった。
花粉症が始まって、ここのところ家の中にこもりがちだった厩戸を、
毛入は風邪と思い、何かといたわってくれていたのだ。

(どうしよう・・・毛入を怒らせてしまった・・・厠戸にどう言えば・・・)

99 :花と名無しさん:02/03/28 16:39 ID:???
98さんと同時かきこしそうになっちゃた。
でも、内容がほとんど同じ・・。

わたしのは毛入がきれてうまーを追い出しちゃったけど。

100 :花と名無しさん:02/03/28 17:04 ID:???
ふぅん
そういう人なんだぁ

101 :花と名無しさん:02/03/28 17:10 ID:???
(遅い・・・ちょっくらって、もう1時過ぎてるではないか。明日も早いのに・・・)
毛入の帰りを待ちながら、毛入の土方パンツに、じゅ〜と、アイロンをあてる(当てなくてよいのに・・・)厩戸。
「あ、いっけない。またまん中にプレス線入れちゃった。
ジーパンにもやっちゃって、怒られたんだった・・・」
てへ、と自分の頭を小突いて、突っ込みを入れる姿は、初々しい若奥だった。
(それにしても遅い・・・でも、私は毛入のいきつけの店など知らぬし・・・)
それでも近場で飲むと言っていたし、この時間になれば小さな商店街で深夜でも営業している店などそんなにないだろうと、
厩戸は、とりあえず一枚はおって、外に出た。

102 :花と名無しさん:02/03/28 17:10 ID:???
シャッターの閉まった、薄暗い商店街の中で、まだ明かりの灯っている店をたよりに、一軒一軒のぞいてみた。
毛入が飲んでいる店を見つけるには、そんなに時間はかからなかった。
「あ・・・、厠戸ちゃん、ちょうどよかったぁ。もう閉店なんだけど、毛入ったら起きてくんないのよ」
と、お店のママが弱り果てていた。
「すいません・・・おいくらです・・・?」
「あ、いいのよ、キープしてあるボトルからだし。今日のはツケとくから。
でも、珍しいわね。厠戸ちゃんが迎えにくるなんて。また、ちょくちょく一緒に顔だしてね。
あ、そうそう、カラオケさぁ、やっと通信式のに変えたのよお・・・時代の流れにはついていけないものねぇ」
(遅すぎ、オバハン)と、心で突っ込みながら、にこにこと会釈し、毛入を脇にかかえる厩戸は、まさに若奥の鏡・・・といった風情だった。
「毛入、ちゃんとして。歩けるね?」
「う〜ん、厠戸ちゃ〜ん、今日もべっぴんさんだねぇ〜ちゅ〜」
と、酒臭い息で、厩戸に顔をすりよせる毛入。
「いいかげんにしろっ! その辺の溝に捨てて帰るぞ!」と、思わず毛入のつむじをはたいた。
「すみません。ご迷惑おかけしまして・・・」
「んふふ・・・仲、いいのねぇ。・・・・・厠戸ちゃん、毛入みたいないい男、逃がしちゃだめよ」
「・・・・・・・」
「・・・・・大事にしなきゃね」
どうやら毛入の行き着けらしき、このお店のママの顔を、厩戸は初めてまじまじと眺めた。
美人とは言いがたいが、笑顔が慈悲深い、地蔵菩薩のような、素朴な初老の女性だった。

「・・・・・・はい」
厩戸は素直な気持ちでその言葉を返し、丁寧に会釈し、毛入を抱えて店を出た。

103 ::02/03/28 17:25 ID:???
あっというまにここまで読んだ
さいこうに面白い
がんばってください
やさいが好きです

104 :花と名無しさん:02/03/28 17:29 ID:8iOFgqIc
阿佐ヶ谷???

105 :花と名無しさん:02/03/28 17:31 ID:???
>>100さんのってどういう意味?

私、99さんじゃないけど ちとかんじわるいよ

106 :花と名無しさん:02/03/29 02:37 ID:???
>>103
なんでここで阿佐ヶ谷??
かなり謎。

107 :花と名無しさん:02/03/29 08:00 ID:???
スレ違いの誤爆とか?

108 :花と名無しさん:02/03/29 23:44 ID:???
毛入を連れ帰った厩戸は、部屋でいびきをかいて眠る毛入を
膝枕しながら見つめていた。
(厠戸も厠戸で、一応苦労しておるのだな。それにしても
毛入・・・可愛い男だ。厠戸はなぜこのような男を放って
浮気などするのだ・・・私なら・・・私なら)
厩戸は毛入の顔を撫でた。
ふっと目を覚ます毛入。
「う〜ん・・厠戸・・・」
「毛入、起きちゃった?」
「あれ?おれ、何で寝てたんだ・・・?」
ぼんやりした頭で起き上がる毛入。
段々意識や記憶が戻ってくる。
(そっか、こいつ浮気してやがったんだっけ)
しかし、迷子の子猫のような顔をしている厩戸を見て、
毛入の怒りはほとんどおさまっていた。
むしろ、抱きしめてあげたくなるような・・・。
「毛入、すまなかった。私は・・・」
「いいさ、もう、何も言うなよ厠戸。
分かってるって・・・だから、そんな顔すんな」
毛入はそっと厩戸を引き寄せた。
「毛入ぃ・・・」

109 :99:02/03/30 00:35 ID:???
>>105
全然気にしてませんよー!
100さんも私に対して言ったのではないでしょうし。

あ、これは春厨の煽りだったのか?
無視するべきだったでしょうか?

110 :花と名無しさん:02/03/30 15:02 ID:???

敏達十四年(585)三月三十日
 物部守屋、蘇我馬子の寺を破壊し仏像を捨てる。
 この年三月一日に仏教禁断の勅許を得た物部弓削守屋(もののべのゆげのも
りや)はこの日蘇我馬子の寺に至り、その塔を切り倒して火をつけて焼き、あ
わせて仏像と仏殿を焼いた。そして焼け落ちた仏像を回収して難波の堀江に捨
てさせた。また馬子とこの寺にいた修行者を罵倒し、日本最初の僧であった善
信尼を召した。馬子は嘆き悲しみながらも勅命に逆らうことが出来ず、彼女ら
を引き渡した。官憲に引き渡された彼女は法衣を奪われて海石榴市(つばきち)
の駅でむち打たれた。(日本書紀)

 

111 :花と名無しさん:02/03/30 17:41 ID:???
↑おっ。記念日?

112 :花と名無しさん:02/03/30 18:45 ID:???
毛入は厩戸に甘い口付けを重ねた。
「ん・・毛入、ごめんね、ごめんね・・・」
「俺の方こそ、殴っちまって悪かった・・・
痛かったか?」
厩戸の頬を撫でる毛入。
「いいよ、悪いのは僕のほうだから。
約束するね。もう、絶対浮気はしない。もししたら、
毛入とは別れる。ここからも出て行くから・・・」
「厠戸、本当か?お前を信じるからな?」
毛入は厩戸を抱きしめて、鎖骨のあたりに唇を寄せた。
毛入の目に涙が光るのを見逃さなかった厩戸。
「毛入・・・」
早く抱かれたくて、毛入の背や頭に手をまわす。
(この際、私がずっと厠戸でいようか。
その方が毛入を幸せに出来る。厠戸ではだめなのだ。
私なら、多少は欲望に惑わされることがあっても、
厠戸と違って思いとどまれるからな・・・)

淡水に聞いた椿館の状態や、厠戸と毛人の同棲問題など
厩戸の頭から吹っ飛んでしまった。

113 :花と名無しさん:02/03/30 23:23 ID:???
椿館の事務所に厠戸のあえぎ声が響いていた。
椅子に座った羽嶋は厠戸を膝の上に乗せ、後ろから突き上げている。
「おじさん…もうやめてぇ、僕、もうクタクタなんだからぁ…」
「ふふ、何を言う。淫乱大将のお前らしくもない。
ほうれ、気持ち良かろう」
「アアァ…ちがうよ、体が勝手に反応するのォ・・」
「それを淫乱というのだよ・・ふ、それにしても、
黒髪に白い肌のお前をこうしていると、まるで王子を汚しているかのように
心地よい。王子では、ここまで淫らなマネなどさせてくれないのでな」
羽嶋は嬉しそうに笑い、厠戸の細い体を軽々と攻めていく。
「やだ、もう!みんなして、うまちゃんうまちゃんって!
誰も僕の事なんか・・・見ちゃいないんだから・・・!!」
厠戸は悔しさと情けなさで涙を流した。
「だからかわいがってやっているだろう?なあ、こうやって・・・」
「そんなの、体だけじゃん!おじさんも、毛人も・・・みんな
僕をうまちゃんの代わりに・・・も・・・いやぁ!!」
「そう泣くな。小遣いならたっぷりやる。売り上げも上々だしな。ふふ・・」
その時、部屋に向かってくる足音が聞こえたかと思うと、
ドアが急に開けられた。羽嶋と厠戸の情事を目撃したのは…。
「え、毛人・・・!」
「・・・王子!!」

114 :花と名無しさん:02/03/30 23:43 ID:???
「こんなことだと思って来て見れば・・・!
羽嶋どの!!私の王子に何てことをしておられるのです!?」
毛人は厠戸を羽嶋の腕からひぎはがした。
「毛人どの、男の嫉妬はみっともないですぞ?」
羽嶋は余裕の態度だ。
「第一、王子の方からいつも積極的に誘ってこられるのですからな」
「嘘だ!ね、嘘でしょう、王子?」
厠戸はとっさに首を横に振ろうとしたが、羽嶋と目が合った。
羽嶋は意味深な笑いを厠戸に向けた。
「・・・・・・。」
何も言わない厠戸を見て、毛人は恐ろしさに震えた。
「嘘だといって下さい王子・・・私は貴方がそこまで淫乱だとは
思いたくありませぬ!まさか厠戸でもあるまいに・・・!!」
厠戸はビクッと震えた。そのまさかの本人だとは毛人は夢にも思っていない。
(僕はそんな風に、みんなに思われてるんだ・・・)
「違う・・・」
やっとの思いで、厠戸は声を発した。毛人は安堵した。
「聞きましたか羽嶋どの!?王子は違うとおっしゃられる!
あなたが裏で糸を引いて、王子を無理に働かせていたのでしょう!?
こんな恥ずかしいことをして、弱みでも握って・・・!」
「さぁて、どうでしょうかねぇ?王子のエッチ好きはあなたもご存知。
ましてやあなたの実力は、私の足元にも及ばないでしょう?」
言い争う二人を見て、厠戸はただ泣いていた。
(僕の・・僕なんかのために毛人はあんなに一生懸命になって・・・
もう僕、セックスは嫌・・・こりごりだよ・・・)

115 :花と名無しさん:02/03/31 11:51 ID:???
可哀想なかわやん・・・
いつの間にかレギュラーメンバーになったけど、いつも損な役回りだね。

116 :花と名無しさん:02/03/31 22:20 ID:???
「羽嶋どの!いくらあなたとはいえ、私はもう許しません!
蘇我の毛人をこれ以上舐めないでください!!」
毛人はついに羽嶋の襟首をつかんだ。
それでも羽嶋の毛人を見下したような表情は崩れない。
「そうまでおっしゃるならどちらが気持ちよいのか、
王子に聞いてみなされ、毛人どの?」
「そうまでおっしゃるなら聞きましょうじゃありませんか!!」
毛人は側にいる厠戸に目をやった。
「王子!・・・お、王子・・・!?」
立っていたはずの厠戸が床に仰向けになって倒れている。
毛人はとっさに厠戸を抱き起こした。
「王子、いかがなされたのです!?王子!!」
毛人がいくら揺さぶっても厠戸は気を失ったのか、反応しない。
「いかんな、引き付けを起こしているようだ。救急車を呼ぼう」
流石の羽嶋も心配そうに厠戸の様子を見ると、すぐ電話を取った。

斑鳩病院の病室で目を覚ます厠戸。
「うう・・・ん・・毛人?」
毛人がかたわらで、厠戸の手を握っていた。
「王子、もう大丈夫ですよ。ご病気ではないそうです」
「あれ・・・私は倒れてしまったのか・・・?」
こんな状態でも、厩戸の演技を忘れない厠戸。
「医師の説明では、かなりの疲労がたまっていたようです。
えっと、それから・・・」

117 :花と名無しさん:02/03/31 22:54 ID:???
「それから?・・・まさか、私は・・・」
毛人は真剣な顔で頷いた。
「そなたの子・・・なのか?」
厠戸はすっかり青くなった。
(うそでしょ!?僕が・・・妊娠・・・!?)
「な・・何週目に入っておるのだ?」
厠戸は恐る恐る毛人に尋ねた。
「王子・・・?!」
毛人はあっけに取られ、それからぷっと吹き出した。
「あっははは、やだなぁ!いくら女性と見まごうあなたでも
さすがに子を孕むことはできないでしょう!はははは・・・」
笑い声を上げる毛人を見て、厠戸は安心するより先にふくれた。
「そ、そんなに笑うことないだろう!?まさかと思って
あせってしまったではないか!!」
「あはは、す・・すいません・・では、説明しましょう。
あなたの症状は・・・ズバリ、やりすぎ・・だそうです」
毛人は再び真剣な顔に戻った。
「やり・・・すぎ?」
「肉体的疲労に加え、精神的疲労もあまりある状態だそうで・・・
無理もない。あなたのお仕事は御自分の体を痛めつけることですから。
ですが、医師はおっしゃいました。しばらく、性行為を控えろと・・」

118 :花と名無しさん:02/03/31 23:02 ID:???
男同士で妊娠したパタリロの話しを思い出しちゃった。

スレ違いでごめんね

119 :花と名無しさん:02/03/31 23:28 ID:???
当分セックスはしてはいけない・・・。
看病疲れか、ベッドの脇で転寝をする毛人を見つめる厠戸。
(それじゃ、椿館の仕事もしばらくはしちゃいけないよね。
こんな理由なら、羽嶋のおじさんもわかってくれるはず。
でも、毛人ともエッチしちゃいけないんだ・・・)
「今まで好き放題しちゃった罰が当たったのかなぁ」
病院の個室のベッドで、厠戸は瞳を潤ませた。

3日ほど病院で休んだ厠戸は、家に戻ることを許された。
しばらく仕事を休むことは羽嶋も渋々承諾し、
『王子を一人占めできる』と、毛人も嬉しそうだった。
厠戸を布団に寝かせ、毛人は身の回りの世話に精を出した。
(やはり王子はデリケートなお方なのだ。あれほどまでに
セックスやり放題の生活をして壊れないなんて人は、
厠戸どのくらいのものだからな・・・)
その厠戸が壊れているなどとは気づかない毛人。
そして不謹慎とは分かっていても、厠戸の体調不良を幸運と思うのだった。

しかしそんな生活も数日経つと、毛人はある禁断症状に悩まされた。
(王子を抱きたい・・・)
それは当分叶わぬことだ。けれど毛人も健康な若い男。
今まで毎日のように厠戸を抱いてきたのが、急に止められたのだ。
毎晩のうずきに、一人淋しく処理をし続けたが・・・。
「えみぃ、私が手か口でしてあげるから・・」
見かねた厠戸がそう言ってあげても、毛人は断った。
「そのような事をして頂いては、あなたを抱きたくなってしまう。
どうか気になさらず、お体を安静にしてください、王子」
とは言ったものの・・・。
(王子がこのような状態であるときに、私はなんて淫らな男なのか。
しかし・・・どうしたものか。まさか外で浮気など・・・ん!?)
その時、毛人はある身近な人物を思い出した。
(こういう時にこそ、厠戸どのがいるのではないか!よし・・・)

120 :花と名無しさん:02/03/31 23:52 ID:???
よんでるよ〜。

121 :花と名無しさん:02/03/31 23:56 ID:???
読んでますよ

122 :花と名無しさん:02/04/01 00:15 ID:???
まってるよう〜(^_^)/~

123 :花と名無しさん:02/04/01 00:30 ID:???
職人さんはもうお休みになられたのかな・・・わたしも寝ようかな。

124 :花と名無しさん:02/04/01 10:55 ID:???
ある晩毛人は、父に呼ばれたと嘘をつき、宮を出た。
その実は、外で性欲処理するためだった。
厠戸の勘で、それはお見通しだった。
(毛人、ごめんね・・エッチの出来ない僕なんてただの役立たずだね。
そうだよ、僕からセックス取ったら何も残らないんだから・・・)
厠戸は一人、布団の中で泣いていた。

毛人は、毛入のアパートの部屋のドアをノックした。
(毛入はまだ帰ってきていないはずだ。毛入には申し訳ないが
厠戸どのなら、『なぁんだ、それで僕のとこ来ちゃったのー?
いいよ、僕でよければいくらでも抱いてv』などと言ってくれるだろう。
自分がとことん情けないが、それしかないのだ・・・)
毛人がそう考えている間にドアが開き、厩戸が顔を出した。
「・・・毛入!」
「厠戸どの、すまぬが頼みがある・・・」
厩戸は久しぶりに真近で毛人の顔を見た。
(ああ毛人・・!なぜこんな時刻に私・・いや、この厠戸の家に!?)
厩戸は毛人を部屋に入れた。
胸が高鳴り、お茶を入れる手が震えてしまう。
「毛人、久しぶりだね・・今日はどうしたの?」
「厠戸どの、王子のお加減が悪いのは聞いていようか?」
毛人の言葉に厩戸は驚いた。
「ええっ、かわ・・じゃなくって、うまちゃんが!?」
(厠戸のやつ、一体どうしたというのだ・・・?)

125 :124:02/04/01 11:02 ID:???
↑すみません訂正です〜
×「毛入・・・!」
○「毛人・・・!」

えみし→毛人、えみ→毛入で単語登録してるので
楽だけど間違いやすいのです・・(;´Д`)

126 :花と名無しさん:02/04/01 11:28 ID:???
毛人は、厩戸に厠戸の様子を話して聞かせた。
「うまちゃん、可哀相。エッチできないんだね・・。」
そう言いつつ、厩戸は(ふん!ザマァ!)と思っていた。
(厠戸め、罰が当たったとしか思えんな)
「・・・そこで、厠戸どのに頼みがあるのだ」
毛人は厩戸に向き合って、肩を抱いた。
「毛人、なに!?」
「分からぬか・・?私は、その、か、下半身が・・たまっていて、その・・」
厩戸を切なげに見つめる毛人。
(毛人・・そうか。そなたも若い男、しばらくお預けとなっていては
辛いだろう・・それで、厠戸で用を足しに・・・!)
複雑な心境の厩戸。毛人の浮気現場をとらえたものの、自分も毛人を騙し、
毛入とここで熱い同棲生活を営んでいるのだ。
(お互い様というべきか。毛人も哀れな状態だ、私が厠戸の役をして
この場で慰めてやりたい・・・。私はやはり毛人が一番・・・)
「厠戸どの、良いであろう?王子の代わりをしてくれぬか?」
毛人の顔がせまってくる。厩戸は条件反射で、唇を近づけた。
(代わりではない・・!私はここにいるのだ毛人・・!!)
厩戸は心で叫んだ。毛人と唇を重ねようとしたその時。
「あ・・・!!」
「厠戸どの?」
厩戸は毛入との約束を思い出した。
(もう二度と浮気はしない・・・毛入にそう誓ったのだ!)

127 :花と名無しさん:02/04/01 12:27 ID:???
ひさしぶりに毛人のど下手っぷりが・・!

128 :花と名無しさん:02/04/01 13:30 ID:???
いつもなら平気で股を広げる厠戸が・・・。
毛人は、ためらっている厩戸の様子を見て、おかしいと感じた。
「ゴメン、毛人。僕・・毛入に誓ったんだ、浮気は
絶対しないって・・したら・・別れるって・・・」
厩戸は涙を浮かべて毛人に告げた。
「そうか・・・それなら無理強いはできんな。
すまなかった、私が間違っていたのだ」
毛人はがっくりと首を落とし、ゆっくり立ち上がった。
そして情けない背中を厩戸に向け、出口に向かった。
「毛人・・・」
行かせたくない。追いかけてすがりつきたい!今ならまだ・・・。
厩戸の心は嵐のように揺れた。

毛人と厠戸が住む宮では、厠戸がおとなしく布団に横になっていた。
呼び鈴の音が鳴る。誰かが訪ねてきたのだ。
「あれ?毛人は鍵持ってるのに。お客さんかな?」
厠戸は身を起こし、宮の門を開けた。
「よっ!厩戸」
「毛入・・・」
花束を抱えた毛入が立っていた。
「お前、セックスしすぎで具合悪ィんだって?
見舞いに来てやったぜ!あれ?何だ、毛人は留守かよ。
しょーがねーな!ほら、お前は寝てろって」
毛入は宮に上がりこむと、厠戸の身を支えて寝室まで連れて行った。

129 :花と名無しさん:02/04/01 15:14 ID:???
こーゆーときこそふっつーの待つ湯屋へ!

130 :花と名無しさん:02/04/01 15:19 ID:???
湯屋は炎上してしまったのでは?
また再建したのであろうか?

鬱姫のところでもイイね。

131 :花と名無しさん:02/04/01 15:51 ID:???
毛入は厠戸を布団に寝かせると、持ってきた花を花瓶に挿した。
「お前も仕事無理するなよな。毛人をほったらかしにしたら
かわいそうだぜ?アイツはお前がいなきゃてんで駄目男なんだからさ」
「…毛入」
毛入は厠戸の側に座った。
「そんな調子じゃ、毛人も相当たまってんだろ。
毛人のためにも、早く治してやれよな」
毛入の優しい声の一つ一つが、厠戸の心を癒した。
(懐かしい・・・毛入。いつも側にいたときは気づかなかったけど
毛入がいると、すごく落ち着くんだよね・・・)
厠戸は毛入に向かって手を差し伸べた。
(厩戸?)
毛入はその手を握った。
「どうした、厩戸?」
(僕がこの世にこうしていることが出来るのも、全部毛入のおかげなんだ・・・
毛入が僕を愛してくれるから)
厠戸の目から涙があふれた。
「おい、どうしたんだよ厩戸・・!?どこか痛いのか!?おいっ」
「・・・私は・・私は・・」
それから先は声にならなく、厠戸は毛入の胸に顔を押し当てた。
そんな厠戸を厩戸と信じている毛入は戸惑った。
(何か辛い目にあっているのか、こいつ?・・こんな厩戸を見てると
ほっとけねぇよ、俺・・・)

132 :花と名無しさん:02/04/01 18:51 ID:???
毛入は厠戸の肩をそっと抱いた。
上目遣いで毛入を見上げる厠戸。その表情に毛入の胸はときめいた。
(厩戸の奴、厠戸みたいな顔しやがって・・・)
毛入は厠戸の涙を指で拭った。
「なに泣いてるんだか知らねぇけどよ、言ってくれなきゃ
わかんねーだろ。俺でよければ聞くぜ?ダチだろ?」
「毛入・・・すまぬ。何でもないのだ」
「何でもないようには見えねーぜ」
(毛入・・うまちゃんの姿の僕と何かしたら、毛入は浮気したって
ことになっちゃうね。でも、それでも僕、今、毛入としたい・・・)
厠戸は毛入の顔を両手で引き寄せた。
「うま・・」
毛入が抵抗する間もなく、毛入の唇は厠戸のそれと重なっていた。
(毛入、好き・・・大好き・・・!)
その仕草に毛入も厠戸を思い出したのか、自らの体重をゆっくりと
厠戸の身にかけていく。
(くそ・・・止まんねぇよ、ちくしょう・・・!)

毛入の家では、毛人が帰ろうとドアノブに手をかけていた。
「毛人・・・!」
厩戸はとっさに駆け寄り、後ろから、毛人の腰に腕を回した。
「え、か・・厠戸どの!?」
「抱いて・・・抱いてよ毛人・・!!」
背中にしがみつく厩戸の温もりに、毛人の体も熱くなった。

133 :花と名無しさん:02/04/01 23:23 ID:???
月が変わってやっと繋げました。久し振りに来たよーん。
相変わらずヤリマクリのレギュラーメンバー陣…
タフだなぁ…そして職人さんもファイトゥ!

134 :花と名無しさん:02/04/02 11:19 ID:???
毛人はリビングのテーブルに乗っていた皿などを手で全て振り落とすと、
厩戸をそこに押し倒した。数日分こらえた欲望は、
毛人から理性を全て奪うほど熱く煮えたぎっていた。
「あン、毛人・・焦らないで、痛い・・ああ・・・」
テーブルにあお向けに寝かされた厩戸の足は、毛人の手で大きく広げられた。
厩戸は目を閉じて、毛人の荒い息づかいを聞いていた。
(ここまで下手な男もめったにいない・・・私のえみぃ、
この乱暴さが今はとてもいとおしい・・・)

毛入は厠戸と激しいキスを繰り返した。
(これ以上は駄目だ・・・!止めるんだ、何とか!)
毛入は理性をやっとの思いでとどめた。
「・・・毛入?」
「・・駄目だ、お前はドクターストップかけられてんだから、
するわけにはいかねぇだろ・それに・・俺が愛してるのは
・・・厠戸だ」
「僕は、ここに・・・」
厠戸は言いかけて、あっと口を手でふさいだ。
「え?何か言ったか?」
「な、何でもないよ・・・」
「とにかく、俺は帰る。お前も毛人とお似合いのカップルなんだから
・・・毛人を裏切るようなマネ、もうするなよ?」
毛入は立ち上がった。毛入をすがるような目で見つめる厠戸。
(やだ・・・行かないでよ、毛入・・・!)

135 :花と名無しさん:02/04/02 12:38 ID:???
情熱的な毛人!でもど下手!藁田よ 

136 :花と名無しさん:02/04/02 14:24 ID:???
なんか、毛人より、毛入のほうが男としてよく思えてきた。。。

137 :花と名無しさん:02/04/02 15:39 ID:???
>毛入は理性をやっとの思いでとどめた。
ではなくて
>毛入は本能を〜
ですね。

理性とどめちゃったら鬼畜(w

138 :134:02/04/02 23:32 ID:???
>137
そっか〜スマソ!逆でした、逆!(藁

139 :花と名無しさん:02/04/02 23:57 ID:???
「じゃあな、毛人によろしく」
毛入は振り向かずに宮を出て行った。
「毛入・・・!毛入!!」
止める事も出来ずに布団で泣き崩れる厠戸。
(毛入にあんなに愛されて、うまちゃんが憎いよ・・・
僕はもう厠戸に戻りたい・・・!うまちゃんに頼もう。
元に戻してくれって・・・)

毛人が我に返った時には、テーブルの上は汗や体液、
千切られた服の切れ端が散乱していた。
厩戸は意識はあるが、ほぼ放心状態で足を広げたまま、
テーブルの上に横たわっている。
「あ・・・私は、なんと夢中になってしまったことか!
厠戸どの!大丈夫か・・・?!」
毛人は厩戸を抱き起こした。
「・・毛人・・・ずっとうまちゃんの名前、呼んでたね」
「そなたこそ、ずっと王子の真似をして私のことを『えみぃ』って
呼んでくれたな・・・演技までさせて、すまなかった」
「いいよ・・・いいよ、えみぃ・・・」
厩戸は毛人の胸に身を寄せた。
(厠戸どの、今日は雰囲気がだいぶ違う・・まるで、
この仕草は王子そのものだ・・・)
毛人はドキドキした。服を着るのも忘れ、厩戸と二戦目に突入しようとする。
しかし、そこで玄関のチャイムか鳴るのだった。
「・・・・・・!!」

140 :花と名無しさん:02/04/03 01:18 ID:???
ああ、またもや勘違い、というかすれ違いか!?
この話が終結するころには、今度こそかわやんの淫乱もおさまるのか!?
毛人のテク向上は望めないとしても・・・(W

141 :花と名無しさん:02/04/03 11:17 ID:???
「チャイムが!きっと毛入だ!」
厩戸はとっさの判断で、毛人を洋服ダンスに押し込んだ。
「毛人、狭いけど我慢しててね!」
「うむ・・・!」
「えっと、あとは何か着なくては・・・」
毛人に服を引き裂かれたので、厩戸は布の切れ端をぶら下げた
淫らな半裸の状態だ。慌てて身にまとうものを探す厩戸。
しかし、その暇もなくドアが開かれてしまった。
「なんだよ、鍵開いてんじゃん。厠・・何だよその格好!!」
毛入は、散乱した部屋の様子や厩戸の姿を見て仰天した。
厩戸は即座に座り込んで、しくしくと泣き出した。
「毛入〜・・・(ぐすっ)」
ただ事ではないと、厩戸の側に駆け寄る毛入。
「どうした!?誰かに乱暴されたのかっ!?」
「・・お客さんが来たと思ってドアを開けたらね・・・
いきなり、変な男たちが数人入ってきて、僕を無理やり・・・」
「強盗か!ちくしょう、俺の厠戸を・・・!!」
毛入は厩戸を強く抱きしめた。内心ほっとする厩戸。
(すまぬ毛入・・でも、あとは毛人をどうにかして家の外に
出せればパーフェクトだ。私の演技も中々だな。・・それにしても
私と毛人がまぐわうのに、どうしてこんな苦労をせねばならぬのか)
毛入は悔し涙を拭うと、厩戸の体に自分の上着をかけた。
「もう落ち着いたか・・?風呂でも入れよ、俺が洗ってやるから。
警察に行くのはそれからでもいいだろ?」
「え、警察・・・?!」

142 :花と名無しさん:02/04/03 11:45 ID:???
警察なんかに行けば、部屋に残った体液を調べられる。
毛人の精子ということはすぐにバレてしまう。
「警察は嫌・・・」
厩戸は再び嘘泣きを始めた。
「警察で、僕がされたことを細かく話さなきゃいけないでしょ?
僕、とても言えないよ・・・毛入以外の男に、すっごく恥ずかしい
ことをいっぱいされたの・・・そんなこと、とても言えない・・」
「そうか・・・分かった、お前が言うなら行かねぇよ。
一番辛い思いをするのはお前だもんな。
お前の命があっただけでも、俺は良かったよ・・・」
毛入は厩戸の顔を優しく撫でると、立ち上がった。
「とにかく、何か服を着せてやるから・・・」
毛入はタンスを開けようとした。
「あっ!毛入!」

143 :花と名無しさん:02/04/03 11:47 ID:???
タンスを開けられては・・・!!
厩戸はすぐに毛入の腕を引いた。
「それよりお風呂入りたい!あいつらの精液が体中に残ってて
気持ち悪いの・・・ね?」
「・・そっか。じゃ、すぐ入ろうぜ!俺が全部キレイにしてやるよ」
毛入と厩戸は浴室に向かった。
(良し!風呂場にいるうちに毛人が脱出してくれれば!)
タンスの中の毛人も、隙間からその様子を見ていた。
(さすがは厠戸どの、見事なまでのごまかしようだ。
風呂に入ったようだな。よし、私は今のうちに・・・)
毛人は戸を開き、タンスの外に出た。
そして家の外に出ようと玄関に向かった。
その時、玄関脇のバスルームのドアが開いた。
「いけね、タオルタオル・・・って、毛人!?」
半裸の毛人が目の前に!?毛入はただ呆然と毛人を見た。

144 :花と名無しさん:02/04/03 12:50 ID:???
先が読めない・・。
すごい展開だ!

145 :花と名無しさん:02/04/03 13:21 ID:???
「毛人・・・何・・してんだ?」
混乱する頭を抱え、とりあえず聞いてみる毛入。
「毛入どの・・これは、その、あの・・・」
厩戸のように機転の利かない毛人はしどろもどろ。
「どうしたの毛入?・・・あっ」
バスルームから出てきた厩戸は、毛人の姿を見て絶句した。
(ばか、毛人!!なぜ見つかったりなど・・・)
「厠戸、どうして毛人がこんなカッコで家にいるのか
説明してくんねぇかな?」
毛入は事の真相を悟ったようだった。怒りをこらえて震えている。
「お前、二度と浮気しねぇって・・・約束してくれたよな。
すげぇ嬉しかったんだ。今日だって、お前がレイプされたって
思って、本気で悔しかった。でも・・・今はそれより
もっと悔しいぜ・・・許せねぇよ・・・」
「毛入、僕は・・」
厩戸が弁解しようとした時、毛人が厩戸の前に出た。
「正直に話そう。私が、厠戸どのを積極的に誘ったのだ。
厠戸どのは何も悪くないのだ!毛入、私を殴れ!!」
間髪いれずに毛入の拳は毛人の頬を殴っていた。
床に倒れた毛人の鼻からは大量の血が。
「毛人っ!!」
毛人を助け起こそうとした厩戸の腕を毛入がつかんだ。
「出て行け・・・!!」

146 :花と名無しさん:02/04/03 13:43 ID:???
毛入の目は怒りと悲しさで溢れていた。
「出てけよ淫乱野郎。もう顔も見たくねぇ!」
「毛入・・・」
毛入はタンスから適当に着物を1枚出すと、
裸の厩戸に向かって放り投げた。
「早く行けよ!俺はこのクズ野郎に話があるんだ」
「・・・・・・」
厩戸は着物をまとうと、黙って家を出て行った。
「毛入、厠戸どのは悪くないと言ったはず・・・」
「黙れよ。おめぇ、厩戸が今どんな状態で寝てるのか
分かってんのか?お前がいなくて、心細くて泣いてたんだぞ」
「・・・王子が?!」
毛入は、見舞いに行ったときの厠戸の涙を思い出していた。
(こんな奴に厩戸はまかせられねぇ!)
毛入は倒れている毛人の襟首をつかんで顔を近づけた。
「お前は俺の苦労なんか何にもわかってねぇよな。
いいとこ出のボンボンだもんな。・・俺は厠戸のために
この腕一つで朝から晩まで働いてんだ。だから、厠戸を
見ててやりたくてもできねぇんだよ。・・ああいう性癖の
厠戸だしな、寂しさつのって、ついこんなことになっちまう
んだろうよ・・・でもダチのお前まで、厠戸を誘うったぁ
ねーだろ?バカにしてるんだろ?なぁ」

147 :花と名無しさん:02/04/03 13:54 ID:???
おお!ますます毛入がええトコ取りの展開に!
でも、情けないのが本来の毛人だから、こうなるのが当然なのか。
こうなりゃ、毛入、毛人をボコボコにしてまえ!

148 :花と名無しさん:02/04/03 13:55 ID:???
毛入(゚д゚)ウマー。
漢だね

149 :花と名無しさん:02/04/03 13:56 ID:???
な、なんか・・・毛入萌え!

150 :花と名無しさん:02/04/03 13:57 ID:???
厩戸は泣きながら町の中を走った。
(私が真に愛する者と契っただけなのに、どうして
このような辛い思いをせねばならぬ・・・もう
厠戸の身分などたくさんだ!王子に戻ってやろう!)
まっすぐ厠戸のもとに向かうことにした厩戸。

「毛入、私はそたな達をバカにしてなどおらぬ!
今回のことは、全く弁解の余地もないが・・・」
毛人はうなだれて涙を光らせた。
「お前が少しは反省ってもんを知ってるなら、俺の苦労を
味わうのもいいんじゃねぇか?」
「そなたの苦労を・・・?」
「毛人、お前今から俺になれ。俺はお前になる」
「な、何だって!?」
「嫌とは言わせねぇぜ。しばらく、厩戸は俺が守る。
お前は責任取って、厠戸の根性を叩きなおしてやれよ」
毛入の迫力ある提案に逆らえなかった毛人。

そして数時間後。
毛人の予算で、美容院と日焼けサロンから戻った二人は
すっかり姿を入れ替えていた。

151 :花と名無しさん:02/04/03 14:00 ID:???
ええーーー!!Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)

152 :花と名無しさん:02/04/03 14:10 ID:???
このふたりの入れ替わりは長続きしそうにないな。
毛入に政治の話しはご法度だし、毛人に土方も無理。

でも、無理して演技する二人は是非見たい!

153 :花と名無しさん:02/04/03 14:19 ID:???
厠戸の住む宮を訪ねた厩戸。
(厠戸の奴、私のえみぃとこんな所で幸せに暮らしおって…)
布団の中には、泣きはらして目が真っ赤の厠戸がいた。
「うまちゃん・・丁度連絡入れようと思ってたんだよ。
僕、もう毛入の所に戻りたいんだ。いいでしょ?」
「そうか、お前も同じ気持ちだとはありがたい。
私も、堂々と毛人と愛し合いたいと思って来たのだ。
元に戻ろう、それが一番良い・・・」
珍しく意気投合した二人は、さっそく町に繰り出した。

「ただいま、王子!毛人が帰りましたよ!」
毛人になりすました毛入が、宮にやってきた。
「あれ?厩戸は留守か。あんな体でよく出歩けるよな」
仕方なく食事の準備を始める毛入。
「いい食材揃ってんじゃねーかよ。贅沢しやがって」
そこに帰って来たのは、元の姿に戻った厩戸だった。
「あ、毛人・・!」
「王子、どちらに行かれてたんです?心配・・」
毛入が言い終わる前に、厩戸は毛入にかけよって抱きついた。
「お、王子・・?」
「毛人、毛人・・・!!」
(堂々とえみぃと抱き合える幸せ・・!ああ、私のえみぃ!!)

154 :花と名無しさん:02/04/03 14:34 ID:???
この調子で話は無限ループ・・・・??

155 :花と名無しさん:02/04/03 14:47 ID:???
今の自分の状態を何も聞かされていない厠戸は、
大好きな毛入の所に戻れる、と嬉しそうに元の家に向かった。

毛入になった毛人は、いなくなった厠戸を探し出そうと
夜の繁華街をウロウロさまよった。
(厠戸どの、早く見つけてやらなくては!あの
厠戸どののこと、やけになって何をしているか分からぬ!)
慣れない人ごみをかきわける毛人だが、ドン!と、ある集団にぶつかった。
「あ、すまぬ!急いでいるので失礼」
「おい、こら待てよ」
どうみてもカタギには見えない集団の1人が毛人を見た。
「お、てめぇ毛入じゃねーか!こないだはうちの若ぇモンが
ずいぶん世話になったなぁ。アアァ?」
怖そうな集団に囲まれ、震え上がる毛人。
「すまぬ!金ねらいくらでも・・・」
懐をあさろうとして、ハッと気づく毛人。
(しまった、財布は私の服ごと、毛入が持っていったんだった!)
「あんだぁそのフザけたしゃべりはよォ!?
おい、コイツ今日は弱々しいぜ?やっちまえ!」
「待ってくれ!誰か助けてくれぬかー!」
毛人は路地裏に連れ込まれ、フクロ叩きにあった。

156 :155:02/04/03 14:52 ID:???
金ねら→金なら(訂正)です;

157 :花と名無しさん:02/04/03 21:04 ID:???
毛入との愛の巣に向かって急ぐ厠戸だったが、
繁華街にさしかかり、人だかりに目を留めた。
「なんだろ?ケンカかな?」
「あら、かわちゃんじゃないの!」
厠戸を呼び止めたのは、女装した、やたら厚化粧の中年男。
「あ、ママさん。久しぶりだね!最近お店どう〜?」
「それどころじゃないわよ。あんたの毛入が大変なのよ!」
「え?!」
ゲイバーのママ風の男に連れられ、厠戸は人だかりの中を覗き込んだ。
見れば、毛人が数人のチンピラにボコられている。
「毛入!」
厠戸は毛人の側にかけ寄った。
「うう・・厠戸・・・」
「どうしたの毛入!?いつもならこんな奴ら、
ケチョンケチョンにしてやってるのに!」
「誰がこんな奴らだってぇ?」
チンピラの一人が厠戸の腕をひねり上げた。
「イタタ、放してよー!」
「お、良く見たらすげぇマブじゃん」
いつの時代のセリフともつかない言葉を発し、
男は、厠戸の胸を思い切り触った。
「なんだ、すげぇ貧乳だな、この姉ちゃん」
「バカー!触んなー!!」
厠戸は男の腕を振りほどこうとした。
「か・・厠戸に手を出すな・・・っ」

158 :花と名無しさん:02/04/03 21:19 ID:???
毛人は口から血を流しながら起き上がった。
「その子を放せ!警察を呼ぶぞ・・・!」
男たちは一斉に笑い出した。
「だっせー!!あの毛入も落ちたよなー!!」
「だ、黙れ!私・・いや俺だって、やる時はやるんだ!」
毛人の弱々しいパンチが、空を切った。
「毛入、危ない!」
厠戸の声より先に、毛人の腹は蹴り上げられていた。
「ぐふっ・・・!!」
血を吐いて、再び倒れる毛人。
(毛入、どうしちゃったの!?
こんなヘナチョコな毛入、見たことないよ!)
「さぁて、俺たちはこの可愛い子ちゃんとデートしますか」
男たちは厠戸を連れ去ろうとした。
「やめろ!!厠戸を返せっ・・・」
もう立ち上がれない毛人にはどうすることもできない。
その時、パトカーのサイレンが聞こえた。
「やべぇ、逃げろ!」
男たちは散るように駆け出して行った。
「アタシが警察呼んだのよ。ちょっと毛入、大丈夫?」
「しっかりして毛入!ねぇ毛入ってば!!」
ゲイバーのママの声と、厠戸の叫び声が段々遠くなり、
毛人は完全に気を失った。

159 :花と名無しさん:02/04/03 21:37 ID:???
ゲイママおいしすぎ!

160 :花と名無しさん:02/04/04 00:02 ID:???
「ウッ・・・」
毛人は目を覚ました。そこは厠戸の家の布団の上だった。
「気が付いた、毛入?まだ痛い?」
体中に包帯や絆創膏がくっついている。
「厠戸が手当てを・・?」
「ううん、ママさんがしてくれたんだよ。毛入をここまで
運んできてくれたの。もう帰っちゃったけど」
毛人は痛みをこらえて上半身を起こした。
「毛入、どうして負けちゃったのかは聞かないよ・・
辛いのは毛入だもんね」
厠戸は毛人の胸に擦り寄った。
「厠戸、すまなかった・・・今度は絶対守ってやるから」
「うん、僕ももう毛入の側から絶対離れないから・・・
でもその体じゃ、すぐに仕事行けないでしょ?
その代わり僕がママさんのお店で働くから安心してね」
毛人は驚いて厠戸を見た。
(それはいけない!毛入から、厠戸どのの性癖を何とか
するように言われているのだ。ゲイバーなどで働かれては
終わりではないか!)
「いけない、駄目だ厠戸!」
「毛入?」

161 :花と名無しさん:02/04/04 00:26 ID:???
毛人は、たった今日、毛入が自分と浮気した厠戸を怒って
追い出したことを思い出した。
(それなのにゲイバーで働くなどと言い出す厠戸どのは
反省というものを知らないのか・・。まぁあれは私も
悪いが、とにかく今は私が毛入なのだ。ここはピシッと…)
「厠戸、俺の言うことを聞け!せっかく許してやろうと
思ったのにそんな店で働くなんて言い出すな!」
「は?毛入、何怒ってるの?許すって・・?」
「とぼけるな、俺が目を離すとすぐ間男するくせに!
お前はもうここから1歩も出ちゃいけねぇ。仕事なら
俺が何とかやれるよ、安心しろ!」
「毛入、意味不明でムチャクチャだよ?そんな体で
力仕事ができるわけ・・・」
「うるさい!いいな、わかったか?!」
「は・・はい」
毛人の剣幕に押され、厠戸は返事をした。
(変な毛入・・でも、そこまで僕のことを思ってくれる
なんて、感動しちゃった。亭主関白な毛入に今すっごく
押し倒されたい気分だよ)
しかし、厠戸は医者から性行為を止められていた事を思い出す。
(あ、どうしよう・・!毛入が求めてきたら・・)
一方毛人も、夜の生活をどうするか悩み始めた。
(厠戸どのが求めてきたら・・・私の下手なアレでは
確実にバレてしまう!どうしたらいいのだ・・・)

162 :花と名無しさん:02/04/04 00:58 ID:???
したいけどできない・・・。
布団を並べて横になっても、毛人も厠戸も悶々としていた。
(もうやだ…!やっと、一生毛入としかHしないって
決めたのに!ああ、したいよぅ・・・)
(私にもっとテクニックがあればバレずにできるのだが・・
いや、いくら今毛入のなりをしてるからといって、無理に
する事もないんだが、厠戸どのは一日10回はHしないと
気がすまないと、毛入に聞いているからなぁ・・・)
ふと逃げ道を思いついたのは厠戸だった。
「ねぇ毛入、明日も仕事行くなら朝早いでしょ!
それにそのケガ、まだ痛いでしょ?安静にしてないとね」
「そうか、そうだな、うん!では寝るか。お休み・・・」
毛人は安心して、眠ることにした。
「あ、待って。おやすみなさいのチュウ忘れてるよ」
「え・・・!?」
(毛入、毎晩こんな羨ましい習慣をしているのか!
元に戻ったら、私も王子とやろうかな)
「ねえ、早くぅ」
毛人は恐る恐る、厠戸の唇にキスをした。
「ん・・今夜は唇なんだね。いつもはおでこなのに」
「・・お、あ!?すまん!」
慌てる毛人を見て、くすっと笑う厠戸。
「いいよ、嬉しかったから。じゃ、おやすみ」
そんな厠戸に赤面する毛人。その夜は中々寝付けないのだった。

163 :花と名無しさん:02/04/04 01:25 ID:???
厩戸は、昼間に続いて今度は堂々と毛人と愛を交わす
ことが出来る!と、張り切っていた。
「毛人の、あの下手くそで歯がゆくてじれったいエッチが
私の肌に一番合うのだ。ふふん、下着は何にしようかな」
お気に入りのスケスケレースを身につけると、厩戸は
さっそく毛入の寝る布団の中に滑り込んだ。
「え・み・ぃ・・・」
「わっ!王子、いかがなさったんです?」
「もう・・私の口から言わせる気か?」
ぴったりくっついてくる厩戸に、毛入はドギマギした。
(何だよコイツ、エッチ止められた体のクセに!)
「王子、お気持ちは分かりますが、お体がまだ万全では・・」
「あ・・そ、そうであったな・・・」
(しまった!私は今セックスできぬ体という事になっていた!
しかしそれは厠戸の方で、私は本当は出来るというのに・・)
「でもえみぃ、少しだけなら・・・」
「ダメです!私にとっても大事なお体、万が一のことも
あるやも。今日はこのまま、お休みになって下さい」
毛入の厳しい言葉に、厩戸はじんときた。
(えみぃ、昼の時はあんなにたまっていたのに、私の前では
私を一番に考えてくれるのだな・・・なんて、優しい・・・)
厩戸は毛入に身を寄せたまま、幸せそうな寝息を立て始めた。
厩戸の髪の香りを嗅ぎながら、毛入はぼんやりと思っていた。
(昨日まで一緒にいたみてぇな感覚だ。厩戸って柔らかいんだな…)

164 :花と名無しさん:02/04/04 11:04 ID:???
めちゃ爆笑な展開に思わず頬が・・・
しかし、こけから前途多難。どういうオチがつくのか?
頑張ってね〜職人様!!

165 :花と名無しさん:02/04/04 12:13 ID:???
今日の現場は井戸掘りだった。
毛人にとっては舞網で少し経験したが、やはり
慣れない肉体労働。それに加え、昨日の傷も癒えていない。
クワを振り上げる度に体はキシキシと痛んだ。
現場監督が心配そうに声をかける。
「おゥどーした兄ちゃん?今日は随分へっぴり腰だな〜」
「す・・すみませぬ!」
「何だ敬語なんか使って?夕べはかわちゃんとやりまくって
腰が立たねぇんじゃねーのかおめぇ?ウワッハッハー!」
土方達の笑い声に囲まれて、毛人は情けなくなってきた。
(ああ、自分の体力のなさが憎い!毛入は毎日このような
辛い仕事に耐えているのだな・・・)

毛入は、朝廷に出るといって聞かない厩戸を無理やり休ませた。
「あなたが働かなくても、私が朝廷に出ますゆえ・・」
「そうか・・なら私は椿館に行って経営の建て直しを」
「そっそれもいけません!お客の相手などなさっては!」
「案ずるな毛人、私は客の相手などせぬ。クビにしてしまった
従業員の呼び戻しや、色々整理などあるのだ」
それを聞いて、毛入も安心した。
(ふぅ、厩戸もまともになってきたな。俺は今日は
朝廷とやらでただ座ってりゃいいんだし。楽で良いよな)
そのとき、出かけようとした厩戸が振り向いた。
「そうだ毛人、私がこの前考え付いた案を
私の代わりに、大王に提案してきてくれないか?」

166 :花と名無しさん:02/04/04 13:17 ID:???
(マジかよ!?俺が朝廷で発言!?)
毛入は震えた。ただでさえおぼつかない敬語を
厩戸の前でこなすのか必死だというのに。
「では、これを○×するという件だが、頼んだぞ。
わたしのえみぃv」
厩戸は毛入に書物を渡すと、毛入の唇に
触れるか触れないか程の軽いキスをして、出ていった。
「・・・しょうがねーな」
頬をポリポリとかいて、照れた表情の毛入。

仕事が終わり、フラフラの毛人を、土方たちは
夜の街に飲みに誘った。
「すまぬ、早く帰りたいのだが・・」
「んなこた言わずに、良い店教えてやるってー!」
土方の一人が、派手なネオンの店の前で立ち止まった。
「ここ、ここ!綺麗なおねーちゃんがいんのよ」
「でも、私・・いや俺には厠戸が・・・」
「硬いな、おめぇも!かわちゃんには黙ってりゃいいんよ」
(ああ、毛入ならこういうときは断るであろうに・・・)
情けなくも疲れている毛人は、綺麗な女という言葉に魅かれ、店に入った。
「ウッちゃんいる?」
土方たちが指名をすると、まもなく店の奥から一人の女が
現れた。その顔を見て驚愕する毛人。
「鬱姫どの・・・!」

167 :まろ〜ん:02/04/04 14:52 ID:???
ウツ姫キタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━!!!!

168 :花と名無しさん:02/04/04 19:44 ID:???
鬱姫も、毛人を見てびっくりした。
「毛入さま!まぁ、お会いしたかったのよ、私」
(鬱姫、また会うとは。確か、毛入の竜宮時代の
客とか言ってたな。とにかく、演技だ、演技・・・)
「久しぶりだな鬱姫。募る話でも聞こうじゃないか」
「ええ、そうですわね。さ、こちらに・・」
鬱姫は毛人を連れて、奥の席へ行ってしまった。
土方たちは一斉にブーイングする。
「なんでぇウッちゃん、毛入の知り合いかよー!」
「ウッちゃんいないと面白くねぇ、帰るぜおめぇらー!」
土方たちが帰った後も、毛人は鬱姫に捕まったままだった。
「あの、鬱姫、昔話も充分聞けたし、俺もそろそろ・・」
「あら、まだ帰しませんわよ。私の愛用のお薬を分けて
あげようと思いましたのに」
「お薬・・・!?」
鬱姫が手を上げると、ウェイターが怪しげな色の酒を運んできた。
「以前はあなたに売ってもらった薬がとても役に立ったの。
今度は私があなたを気持ちよくさせてあげますわ」
鬱姫は毛人に、その酒を勧めた。
疲労で判断力も鈍っている毛人。
「疲れや痛みなんかも取れるだろうか?」
「ええ、もちろん・・・」
毛人はその酒を思い切って飲み干した。

169 :花と名無しさん:02/04/04 20:03 ID:???
「毛入、遅いなあ。せっかく僕が頑張ってご飯作ったのにさぁ」
厠戸は、めったにしない料理を今夜は毛入のためにしたのだった。
(僕が毛入に愛してもらうには、僕だって毛入に愛の証を
見せないと駄目だもんね。あーあ、でも遅いなー)

その頃毛入は、朝廷で顔を真っ赤にして座っていた。
「では、何か意見のある者はおるかー」
泊瀬部が言った。毛入の隣に座っていた馬子は、さりげなく毛入を小突いた。
「コラお前、王子から何か承ってきたのだろう?」
「お、親父・・じゃない、父上、私はいつ発言すれば?」
「バカモン、今だ今。はよ言わんと、大王が朝参を終了させてしまうぞ」
毛入は仕方なく、手を上げた。
「はーい」
泊瀬部は眉をひそめた。
「何じゃ毛人、そのふざけたやる気のない挙手は?」
(うっせぇな、このブサイク野郎が)
ムカつきながら立ち上がる毛入。
「えっとー、○○を××する件にあたってぇー、あのー・・」
朝廷はざわついた。穴があったら入りたい状態の馬子。
「毛人殿のあの態度は一体・・」
「いや、しかし言ってる内容は実に素晴らしいが・・」
毛入は変な敬語を駆使し、つっかえながらも発表を終えた。
「・・・と言うわけなんですが、どーっすかァ?」
「うむむむ・・・」
泊瀬部はうなった。

170 :花と名無しさん:02/04/04 20:48 ID:???
泊瀬部は顔を真っ赤にして怒った。
「毛人!そのかったるそうな態度はどういうつもりか!?」
「なんっすか?せっかく発言してやったのに」
「むうー!その口のきき方!ワレを馬鹿にしておるのか!?」
「鼻の穴丸見えっすよ、大王」
毛入の言葉に、朝廷は一斉に笑いの渦に巻かれた。
「あれ?今の受けちゃった?」
「バカモンー!!」
馬子は毛入の頭をポカッと殴った。
「いて!んだよ親父〜・・じゃない、父上」
「毛人!お前、さてはまた飲んでおるな!?来い、水でもぶっ掛けてやる!」
馬子は毛入を引きずって、群臣たちが笑い転げる朝廷を後にした。

椿館では、厩戸の姿を見るなり羽嶋が寄って来た。
「厠戸ちゃん、来たってことはもう体の方はいいんだねぇ?」
「は?」
「また、前のように接客をよろしく頼むぞ?ついでに私の相手もな」
羽嶋は厩戸の首筋に息を吹きかけてくる。
(ははん、成る程。厠戸の弱みを握ったこいつが無理やり
厠戸を働かせていたのか。元に戻ったことも知らずに、バカな奴)
厩戸は羽嶋の襟首を掴み、顔を近寄せた。
「随分でかい顔をするようになったな羽嶋。私にそんな口を叩くと
そなたの身の振りに良からぬ影響が出る知れんぞ?」
厩戸のすごみのある声に、羽嶋は顔を青くした。
「あわわわわ、ほ、本物の王子で・・・!?」

171 :花と名無しさん:02/04/04 20:51 ID:???
おもしれ!
毛入まんせー

172 :花と名無しさん:02/04/04 21:05 ID:???
毛入の「どーっすかァ?」・・・さいこー!!!

173 :花と名無しさん:02/04/04 21:09 ID:???
厩戸は椿館の元従業員を呼び戻すように羽嶋に指示した。
本物に逆らえない羽嶋は、罰としての減給50%の命にも渋々従った。
そして、厩戸は、同じ様にすり寄ってきた淡水の股間に膝蹴りをくらわせた。
「ふう、どいつもこいつも・・・。私が接客しないことを
今までの客にどう伝えればいいものか・・」

毛人は薄暗い部屋で目を覚ました。
「うぅ・・・ここは?」
側には裸の女が横たわっている。
「ま、まさか・・・!?」
毛人が飛び起きると、女は目を覚ました。
「・・毛入さま、さっきはとっても良かったわぁ・・」
(何てことだ!!あの飲み物を飲んでから、全く記憶がない。
これでは、舞網にいた頃と同じ状態ではないか!)
良くない薬を飲んでしまったと、毛人は頭を横に振った。
「毛入さま、嬉しかったわ。私、ずっとお慕いしておりましたのに
あの頃のあなたは私を客としか思っていませんでしたもの・・
でも、今夜は激しく抱いて下さった。嬉しい・・・」
鬱姫は毛人にそっと寄りそった。
「あ、あの・・わた・・いや、俺はもう帰らなくては!」
「うふふ、仕方ないですわね。でも明日もまた来て下さいますね?」
鬱姫は微笑んだ。焦って服を着て、ホテルの部屋から飛び出る毛人。
(ああ、何てことだ・・・何てことに・・・!)

174 :花と名無しさん:02/04/04 21:17 ID:???
頑張って遅くまでおきてるから、職人さんがんばってね。

175 :花と名無しさん:02/04/04 21:21 ID:???
毛人・・もしかしてドーピングすれば毛入並のテクに・・・?

176 :花と名無しさん:02/04/04 22:09 ID:???
職人さんは、もうお休みになられたのだろうか・・・。

177 :花と名無しさん:02/04/04 23:56 ID:???
起きてますよ〜。今から続きいきます。

>175
ちょうどそれを考えていました!
酒かドーピングで上手くなる毛人・・・。

178 :花と名無しさん:02/04/05 00:15 ID:???
厠戸はテーブルに伏せて、転寝をしていた。
時計が2時を回った頃、玄関の戸が開いた。
「ん・・毛入、今日は随分遅かったね・・・」
目を覚まして毛人を出迎える厠戸。
「た・・ただいま・・」
フラつく毛人を見て、厠戸は飲んできたのだと悟った。
「毛入お酒くさ〜い。もう!せっかく僕、お夕飯作って
待ってたんだよ!」
「そうか・・すまなかった・・・」
(悪いことをしてしまった。厠戸に浮気するなと言った本人が
浮気してどうするのだ・・ああ、バレないようにするには・・
そうだ、厠戸に優しくするのが一番だ)
「ごめんな、機嫌直せよ厠戸」
毛人は厠戸を抱き寄せてキスをした。
「ん〜・・しょうがないなー、あっため直すから早く食べてね」
厠戸はおかずをレンジでチンするために台所に行った。
(女の匂いなどしてないだろうか私は。はやく着替えてしまおう)
服を脱ぎ、パジャマに着替えながら、毛人は鬱姫とのことを
なんとか思い出そうとしていた。
(鬱姫が使うような薬なら、きっとハイになる成分が含まれているだろう。
彼女は、この下手くそな私に、とても良かったと言ってくれた。
正直、一瞬嬉しかった。もしかして私は、ハイにでもなれば
下手ではなくなるのだろうか・・・今もまだ少し、気分がいい。
厠戸どので試してみようか。バレぬかも知れぬ・・・)

179 :花と名無しさん:02/04/05 00:39 ID:???
読んでま〜す。

180 :花と名無しさん:02/04/05 00:42 ID:???
厠戸は気が利くのか、夕食後にビールを出した。
「毛入、黒ビール好きでしょ?冷やしておいたよ」
「おお、悪ぃな」
(何て良いタイミングだ。ますます酔えば酔うほど上手くなるかも)
毛人はビールを一瓶飲み干してしまう。
「え、毛入、飲みっぷりはいいけど、明日も仕事なんじゃ・・」
「ウイ〜・・おめぇ、俺に意見すんのかぁ?」
毛人の目つきはすっかり人が変わったようだった。
「毛入?そんなに悪酔いしたことあったっけ・・・?」
「るせぇ〜。俺を誰だと思ってやがる!蘇我の跡取りだぞ〜っと・・」
毛人はふらついて、椅子から転げ落ちた。
「はいはい、それは毛人でしょ。ほら、大丈夫?」
厠戸は毛人を助け起こして介抱しようとした。
「おお?誰かと思えば公衆便所の厠戸ちゃんじゃないですか〜」
毛人は厠戸を床に押し付けた。
「痛ーい、やめてよ!それから公衆便所ってちょっと酷くない!?」
厠戸はショックで涙ぐんだ。毛入からそんな言葉を聞きたくなかったのだ。
「黙れ、便所!犯らせろっつってんだよ!」
毛人は厠戸の服を無理やり引き裂いた。
「やだっ!やめて・・・!!乱暴にしないでっ」
ハイになりすぎても下手なままだということに毛人は気づかず、
ましてや理性など吹き飛んでしまっていた。
毛人は、厠戸を押さえつけて強引に股を広げさせた。
「やめて、毛入・・・毛入!!」

181 :花と名無しさん:02/04/05 00:59 ID:???
えみぃ・・・お酒を飲むと、果てしなく気が大きくなるのね・・・。
本編でも実証済みだけど・・・。
打ちひしがれるカワやん萌え。

182 :花と名無しさん:02/04/05 01:04 ID:???
厠戸は体の苦痛よりも、心の痛み方が辛かった。
毛入だけは、他の男のように自分を扱わないと信じていたからだ。
(ひどい、毛入・・・ひどいよ・・・何でこんなことしてるの!?
どんなに酔ったって、僕の知ってる毛入はこんなことする人じゃ
なかった!もう僕のこと、好きじゃないのかな・・・)
性行為を禁じられた体を強引に犯され、厠戸は苦痛のあまり気を失った。
毛人も、果てた瞬間に意識を失い倒れこんだ。

毛人が目を覚ました時には、外は明るかった。
ズキズキする頭を抱え、毛人は上半身を起こした。
「うう〜ん、何だ、ここは・・リビングの床ではないか。
何でこんな所で寝ていたのだ・・?む、この血は一体・・」
床には血の斑点が数ヶ所についていた。
「厠戸どの!?」
すぐ側に倒れている厠戸に気づき、抱き起こす毛人。
「これは、どう見てもレイプされた様だな・・・。
誰がこんなひどいことを・・厠戸どの!厠戸!!」
夜のことをまるで覚えてない毛人は、反応のない厠戸に
一大事をさとり、救急車を呼んだ。

その頃毛入は、馬子に一晩中説教をくらい、グロッキーになって帰った。
「ただいまぁ〜」
「えみぃ、朝帰りとはどういうことだ!?まさか・・・」
厩戸は血相を変えて毛入の胸に鼻を押し付け、匂いを嗅ぎ始めた。

183 :花と名無しさん:02/04/05 01:14 ID:???
えみぃのバカバカ振り・・・よいね。
あと、相かわらず嫉妬深いウマちゃんもよい。
がんばっておきてます。
落ちるときおしえてね。

184 :花と名無しさん:02/04/05 01:25 ID:???
「や・・止めて下さいよ王子、まさか私が浮気でも
したとか思ってません?」
「しておらぬのか!?下着を見せよ!」
厩戸は毛入の下穿きをずり下げた。
(うわっ!厩戸ってすげぇ疑り深いのな。
毛人ってそんなに危なっかしい奴なんだな)
毛入の下着が昨日のままでズレもないことをチェックすると、
厩戸は安心して毛入に抱きついた。
「良かった!今日も無事に帰ってきてくれたな!」
「当たり前ですよ。私は王子以外の男女など興味ありませんから」
毛入は厩戸の顔を撫でた。
(こいつ涙ぐんでやがる・・嫉妬深いところも可愛いよな)
毛入はますます、毛人に厩戸はまかせられないと思うのだった。

病院のベッドで眠る厠戸の側で、毛人は夕べの記憶を思い返そうとしていた。
(だめだ。晩御飯を食べたところまでしか思い出せぬ・・。
あの後、何者かが侵入して私の頭を殴ったとしか考えられぬ。
しかし、私も気づいた時、下穿きを穿いていなかったのは何故か?
私もついでに犯されたのだろうか?・・・う〜む)
厠戸がこんなことになっては、毛入に顔向け出来ない。
毛入に報告もできず、毛人は頭を抱え込んだ。

185 :ネタ職人a:02/04/05 01:30 ID:???
では、今回はこれにて落ちます。
続きはまた明日(というか、今日)に。
遅くまで読んでくれた方、ありがとうございます〜。

186 :花と名無しさん:02/04/05 01:37 ID:???
おやすみなさい しょくにんさま。

187 :花と名無しさん:02/04/05 01:40 ID:???
お疲れさまです。

188 :花と名無しさん:02/04/05 11:08 ID:???
「うう・・・ん」
顔を少しゆがめて、厠戸が目を開けた。
「厠戸!俺だ、毛入だ!大丈夫か?」
毛人の顔を見るなり、厠戸はサッと背を向けた。
「厠戸?」
毛人はベッドの上の厠戸に向かって手を伸ばした。
「触らないで!」
激しく叫んだ厠戸の体は震えている。
(厠戸どの・・そうか、起こるのも無理はない。
私が守ってやれなかったからなのだ。この弱い私が…)
毛人はうなだれた。
「帰って・・・あんたの顔は見たくないよ」
振り返りもせず、低い声で厠戸は言った。
「すまなかった、厠戸・・また明日来るからな」
毛人はそう言い残し、今日は帰ることにした。
(酷く怒っていたな・・私が毛入ならば、強い腕で
厠戸どのを守ってやれたのに・・私が悪いのだ)
厠戸は、ベッドの中で涙を流した。
(ちょっと謝ればすむと思ってるなんて・・・見損なった・・!
心底毛入を見損なったよ・・もう僕は毛入の元には戻らない・・・)

翌日、花束を持って厠戸の病室を訪れた毛人は、
もぬけの殻になったベッドを目にして立ちすくんだ。
「厠戸、どこへ・・・あんな体で一体どこへ!?」

189 :花と名無しさん:02/04/05 11:57 ID:???
厠戸が病院を抜け出して行方不明となった。
毛人はあてもなく、舞網の繁華街を探し回った。
(もしかしたら、あのゲイバーのママの所にいるのだろうか?
しかし私は店の場所など知らぬ・・・この町で私の知り合いといえば・・・)
鬱姫だけだ。毛人はやむを得ず、鬱姫のバーに向かった。
「まあ、毛入さま!お待ちしてましたのよ!」
満面の笑みで出迎える鬱姫。
「姫、今日は人を訪ねに来たんだ。竜宮にいた厠戸を覚えているか?
一緒に暮らしてたんだが、急にいなくなって、探しているんだが」
「あら、あの公衆便所みたいな子ですの?覚えてますけど・・」
鬱姫の言葉に、毛人はむっときた。顔は美しいが、
この女はなんて酷く失礼なことを言うんだろう。しかし・・・
(私も同じことを考えていたかも知れぬ。誰とでも寝る
厠戸どののことを・・。私にもそんな醜い潜在意識があったのだ)
うつむいた毛人の服の裾をつまむ鬱姫。
「そんな子の事なんかより、飲みましょう。またあの時みたいに
エキサイティングな夜を過ごしましょうよ」
無視して行こうとした毛人だが、怪しい色の酒をまた目にし、
うすらぼんやりと記憶が蘇ってきた。
(そうだ、この酒を飲んでから調子が良くなり、
スムーズにセックスができたのだ!その後私は家に帰って、
上手くなったのかどうかためしてみようと・・・)
毛人はこれを飲めば記憶が完全に戻るかも、と、酒を一口飲んでみた。

190 :花と名無しさん:02/04/05 12:59 ID:???
毛人は酒の入ったコップを取り落とした。
「・・・わ、私は・・・・あああ・・」
「どうなさったの、毛入様!?」
鬱姫の声も聞こえない。毛人は酒を飲んだ瞬間、
体が火照って、昨夜の出来事を思い出してしまった。
「私だったのだ!厠戸どのを犯したのは・・・!!
なんて事だ・・・」
毛人はとっさに走って、店を飛び出した。
(毛入になんと言ってわびれば良いかわからぬ・・・!!
私は最低な男だ!!酒の・・酒なんかのせいで・・・)

この頃毛入は、段々厩戸に魅かれていく自分に気づいていた。
厩戸の体のことを理由に、夜の生活を避けてはいても
毛入も性欲のある健全な男。もう我慢できそうになかった。
(このままじゃいけねぇよな・・よし、久しぶりに厠戸の顔でも見て頭冷やすか。
毛人が上手く更生させてくれてりゃいいんだけど、心配でもあるしな)
毛入は、毛人と厠戸が住むアパートに出向いた。
しかし、チャイムを押したが反応がない。
「留守か?毛人は仕事だとしても、厠戸が家にいねーってどういうことだよ?」
毛入が首をかしげていると、そこに、厠戸を探し回って
ヘトヘトになった毛人が帰ってきた。
「え・・毛入!?」

191 :花と名無しさん:02/04/05 18:38 ID:???
「毛人、何してんだお前!?仕事行ってねーのかよ」
「うう・・それが・・・」
毛人の青ざめた表情に、毛入は厠戸に何かあったのかと悟った。
「何だよその顔!厠戸はどこ行ってんだ!?
お前、厠戸を大事にしてるんだろうな!?え!?」
毛入はすごい剣幕だ。本当のことを言ったら、毛入に殺される・・・。
「いや、その、今どこかに行ってしまってな。心配で、少し探していたのだ」
とりあえず嘘ではない。が、毛人の態度は自己保身丸見えで、
毛入にとって、かなり気に入らなかった。
「何があってどっかに行っちまったんだよ?いつからいねぇんだ!?」
「えっと、ちょっと・・ケンカをな・・大したことはないが・・」
(ちっ、毛人にこれ以上聞いてもらちがあかねぇ!)
「毛人、とにかく俺も厠戸を探す!俺は舞網で
心当たりのある場所を探すから、お前は斑鳩方面だ。急げ!」
毛入はそういうが早いか、駆け出していた。
(さすが毛入だ、厠戸のためなら行動が早い・・
私はやはり、毛入の役などこなせないばかりか、厠戸を・・・
ああ、私は毛入の言うとおりクズなのだ・・・)
毛人は涙を拭いた。そして斑鳩に向かう途中に、ふと思いついた。
(お、もしや王子の所かも。王子の宮に行ってみようか・・)

192 :花と名無しさん:02/04/05 20:27 ID:???
職人さんこんばんわ。
今日も読んでます。
頑張ってくださいまし。

193 :花と名無しさん:02/04/05 20:56 ID:???
まーだーかーなー。

194 :花と名無しさん:02/04/05 22:20 ID:???
毛人は厩戸の住む宮に到着した。
「なんだ、毛入か。どうした?」
出迎えてくれた厩戸の顔を毛人は久しぶりに見た。
「よう・・えっと・・厠戸は・・・来てないか?」
「いや、来てはおらぬが?厠戸を探しているのか?」
毛人の顔を心配そうに覗き込む厩戸。
「そのような顔をして。どうしたのだ?」
(王子・・・)
毛人の目から涙があふれた。厩戸の顔を見て、何もかも
投げだして、逃げ込みたい気分になったのだ。
「毛入!?何を泣く・・・訳を話してみよ」
「ううっ・・厩戸〜・・・」
毛人は厩戸にしがみついて大泣きを始めた。
「毛入…でかい図体をして何だ!まるで毛人のようではないか」
毛人の背をポンポンと叩く厩戸。毛入の涙などめったに見れるものではない。
(毛入らしくもないな。話を聞いてみようか・・)

毛入はその頃、知り合いのママのいるゲイバーに着いた。
ドアを開くと、あちらこちらにゲイたちの抱き合う姿が見える。
毛入は客と談笑しているママに声をかけた。
「ママ、俺だ!」
「あら、毛入!・・じゃないわね?そっくりだけど・・」
(おっと、いけね!俺は今毛人だっけ)
毛入は咳払いを一つすると、話し出した。

195 :花と名無しさん:02/04/05 22:29 ID:???
おかえり!

196 :花と名無しさん:02/04/05 22:31 ID:???
あ、「おかえり!」って、「おかえりなさいまし」のことだからね。
読んでますよー。

197 :花と名無しさん:02/04/05 22:38 ID:???
「すみませぬ、私は毛人といいます。
毛入と厠戸の友達でもあるのですが、厠戸が行方不明と
毛入に聞きました。ママどのはご存知ありかせんか?」
ママの顔が曇った。
「そうだったの・・かわちゃんなら一応、ウチで働いてもらってるのよ。
でも、以前と随分人が変わっちゃったみたい・・・
毛人ちゃんって言ったわね。あの子に何があったのか知ってる?」
ママは店内に目をやる。その目線を追う毛入。
「・・・厠戸!!」
店の隅の薄暗い所に、厠戸はいた。
羽振りのよさそうな壮年の男と抱き合っている。
男に体を愛撫され、楽しそうに笑う厠戸の姿は、まるで以前の・・・
「厠戸!!」
毛入の叫んだ声に、厠戸は一瞬ハッとして毛人を見た。
それが毛人だと分かると、厠戸は男に一言断り、毛入の方に歩いてきた。
「久しぶりじゃん毛人。何か用?」
厠戸は吸っていたタバコの煙を毛入の顔に吹き付けた。
「僕のこと抱きに来たの〜?いいよ、毛人はお金いっぱーい
持ってるもんね。うまちゃんには黙っててあげるよ〜」
そう言うと、かん高い笑い声を上げる厠戸。
「厠戸、来るんだ」
毛入は厠戸の手首を掴み、店の外に引きずるように連れ出した。
「いった〜い!何するのさ、離してよ!」
店の脇の路地裏に厠戸を連れ込んだ毛入。
「厠戸、そなたがこうなった訳を聞かせてくれ!」

198 :花と名無しさん:02/04/05 22:40 ID:???
毛入つくづくいい男だよ・・・。

199 :花と名無しさん:02/04/05 22:57 ID:???
毛入は厠戸に逃げられないよう、硬く腕をつかんだままだった。
「何だよ、エッチするつもりじゃないんなら帰ってよ」
「毛入が心配している・・・」
厠戸はその名を聞いたとたん、毛入を睨んだ。
「だったらなおさら用はないね。知らないよ、そんな奴!」
「毛入に何をされたのだ?」
毛入は厠戸をじっと見つめた。
「離してよ・・聞きたくない、そんな名前」
厠戸の瞳が揺れている。毛入は優しい声を出した。
「そなたをあんなに愛している毛入だ・・そなただって
同じではないか?なのに何故昔のような行為にふけるのだ」
厠戸の目から涙が一筋流れた。
「毛人はいいよね、いくらエッチが下手でも、うまちゃんにあんなに
愛されてさ。僕は・・・この体しか自慢できるものはない。
でも毛入は違ってた。僕のこと丸ごと愛してくれたのは
毛入だけだったよ・・・その毛入まで、僕を裏切って・・
僕は・・・もう・・うぅっ・・」
厠戸は嗚咽を上げて毛入に抱きついた。
毛入はそれ以上突っ込んで聞けず、厠戸をただ抱きしめた。
(毛人の野郎、厠戸を裏切っただって・・・!?浮気か?
いや、この厠戸の様子じゃもっと酷いことをしやがったな!
とにかくこれはただ事じゃねぇ・・どこか落ち着ける場所は・・)
毛入は辺りをうかがった。そして、厠戸を休ませるためのホテルを見つけた。
「厠戸、とりあえず体を休めよう。話はそれからだ」

200 :199:02/04/05 23:03 ID:???
今日はここで落ちます。
どなたか続けてくれませんかー?(・∀・;)
ではおやすみなさいませ〜。

201 :花と名無しさん:02/04/05 23:05 ID:???
今日は早いのですね。
おやすみなさい。

202 :花と名無しさん:02/04/06 09:49 ID:???
おはよう!
今日も続き期待してまーす。

でも、本編の優柔不断ぶりと、このストーリーでの間抜けぶりがダブって、
毛人がなんとなく印象悪くなってきた。
王子マンセーなわたしは、けっきょくフッツーによろめいて
王子を泣かせたあげく振った毛人を、やっぱり快くは
おもってなかったのだなぁ・・・

203 :花と名無しさん:02/04/06 12:12 ID:???
毛人は、厩戸に抱きついてしばらく泣いていたが、
勢いに任せていつの間にか床に押し倒していた。
「こら、毛入・・落ち着けというに!」
「厩戸、もう俺はどこに行ってもダメ男だ。せめて・・・
慰めてくれ、厩戸!」
厩戸を呼び捨てできる快感さも手伝って、毛人は自暴自棄な
行動に出た。厩戸にムリヤリキスをしようとする。
「毛入、よせ!そなたらしくもない・・!!」
厩戸は毛人を突き飛ばすと、毛人の頬に平手打ちを食らわせた。
「・・っ・・」
思わぬ痛みに、毛人は頬を押さえて呆然とした。
「私の知っている毛入は、男の中の男だ。何があったとしても、
こんなみっともないマネなど決してしない。
そなたの苦労は知っている。あの厠戸を抱えて、朝から晩まで
辛い仕事をしているのだしな。たまには壊れそうにもなろう。
だが、愛する厠戸がいるから、そなたはやっていけるのではないか?
厠戸の過ちも許す強さのあるそなたなら、何にだって
立ち向かえると、私は信じている・・・」
厩戸の言葉に、毛人は再び涙を流した。
「ホラ、泣くな。鼻水もちゃんとかめ」
厩戸は上等の絹で、毛人のぐちゃぐちゃになった顔を拭いてやった。
(王子・・・私は間違っていました・・・
私が考えていたことは保身や逃げ・・・。向き合って立ち向かいも
せず、何と自分を甘やかしていたことか!)

204 :花と名無しさん:02/04/06 12:35 ID:???
毛人は心の底から自分を恥じた。
(王子が叱咤してくださったおかげで、勇気が
湧いてきた。厠戸にちゃんと会って、謝ろう・・
許してもらえるまで、私に出来ることは何でもしよう)
「ありがとうございます、王子・・・」
毛人は立ち上がり、宮を出て行った。
何の違和感も無く見つめていた厩戸だったが、ふと気づいた。
「毛入の奴、今『王子』って言ったか・・・?」

シティホテルの一室に厠戸を連れてきた毛入は
落ち着かせて話を聞こうと思っていた。
「とりあえずシャワーでもあびるか?私はお茶でも入れて待っているから」
厠戸は黙って、バスルームに向かった。
毛入はソファにどかっと座り、考え込んだ。
(毛人の野郎には、厩戸も厠戸もまかせられねぇって事かよ。
でも俺が二人とも愛するってわけにはいかねぇじゃねーか!
とにかく厩戸は毛人がいないとだめなわけだし。
大体厩戸の奴、あんな男のどこに惚れたんだよ・・・)
10分ほどが過ぎ、厠戸が濡れた髪でバスルームから出てきた。
腰にバスタオルを巻いただけの姿に、毛人は何か着せようと、
そなえ付けの浴衣を取って、厠戸の肩にかけようとした。
その時。厠戸の身体に、無数の愛撫の跡を見た毛入。
「厠戸、この跡は・・・!?」
普通の愛撫の跡というより、アザに近い。どう見ても乱暴されたような形跡だ。

205 :花と名無しさん:02/04/06 13:11 ID:???
よんでまーす

206 :203-204:02/04/06 13:39 ID:???
すみません、またちょっと落ちます。
夜にまた来ます;

207 :花と名無しさん:02/04/06 22:25 ID:???
毛入は厠戸の身体のアザにそっと触れた。
厠戸の身体がぶるっと震える。
(俺も厠戸とSMごっこする事はあるが、こんな痕を残すほどまでに
乱暴に扱いはしねぇ・・・これは誰に!?毛人にか・・・!?)
「毛人、今夜はずっと側にいて・・・」
厠戸は毛入に身を寄せた。
「分かった。だが、理由を聞かせてくれないか?」
毛入は厠戸の肩を抱きかかえるようにして、ベッドに座らせた。
厠戸は一つ一つ話し始めた。

聞き終えた後の毛入の拳は震えていた。
(あの野郎・・・俺の厠戸を便所だと・・・!?それも
俺の姿のままで・・・許せねぇ!)
「毛人、誰にも言わないでね・・・僕、実はうまちゃんと同じで
セックスにドクターストップかかってたの・・」
毛入は驚いて厠戸を見た。
「でも、毛入には上手くいえなくて・・そんな時に無理やりされちゃって
・・だから今も痛くて、こんな優しくしてくれた毛人にお礼もできないんだ。
でも・・・Hできなくても、一晩中一緒にいてくれる?」
「そんな身体で・・そなたは店に・・」
うるんだ瞳の厠戸を毛入は強く抱きしめた。
(いっそ・・・こいつに、俺たちが入れ替わってた事実を打ち明けるべきか?)

208 :花と名無しさん:02/04/06 22:41 ID:???
おーかーえーりー!
今日もよんでます。

209 :花と名無しさん:02/04/06 22:48 ID:???
事実を打ち明ければ、厠戸の傷も和らぐに違いない。
酷いことをしたのが愛する毛入でなく、毛人だったと分かれば。
(あのクソ野郎に連絡でも取ってみるか)
毛人が厠戸の信頼を失おうが、そんなことはどうでも良かった。
厠戸のためにできるのはそれしかないと、毛入は決意した。
「すまぬ厠戸、ちょっとトイレに行く・・」
携帯を持ってトイレに入った毛入は、毛人に電話をかけた。

毛人は夜の街を走っていた。厠戸を見つけ、許しを請うまでは
帰らないつもりで。厩戸のくれた勇気が支えだった。
(王子も認める毛入の強さを、私でもきっと持てるはずだ)
その時、毛人の携帯が鳴った。
「ム・・!毛入からだ。厠戸がみつかったのか?」
毛人は携帯に出た。
「毛人か、俺だ。てめぇ、厠戸にすげぇことしてくれたじゃんな?」
毛入の声色は凄まじいほどに怒りにあふれていた。
「毛入・・知ってしまったのか・・私は何と言ったらいいのか・・」
「うっせぇ、てめぇのぐじぐじした言い訳聞きてぇ訳じゃねーよ。
厠戸を見つけたぜ、今ホテルにいる」
毛入の言葉に毛人は幾分かほっとした。
「でよ、言ってもいいか?俺たちが入れ替わってたこと」
「な、何だと?!」
「それが今の厠戸にとって一番いいんだ。俺に犯されたって
アイツは思ってるんだからな。お前だったって言えばアイツは・・」
「いや、しかし・・それは待ってくれ、毛入!」

210 :花と名無しさん:02/04/06 22:52 ID:???
毛人のヘタレっぷりに(゚Д゚)ゴルァ!!

211 :花と名無しさん:02/04/06 22:53 ID:???
今夜がヤマ場だね・・・。

212 :花と名無しさん:02/04/06 23:05 ID:???
ばーれーろ!ばーれーろ!

213 :花と名無しさん:02/04/06 23:06 ID:???
えみたんは少々痛い目にあったほうが彼自身のためなのでは。

214 :花と名無しさん:02/04/06 23:09 ID:???
「待てってどういうことだよ!?」
「私は、それではただ厠戸に嫌われてしまうだけではないか。
それでは男として、なんとも惨めで悔しいのだ・・・」
毛人は今の状態のままで、何とかしようと思っていた。
「へぇ、てめぇにもチンポついてたんだな。でも今は
てめぇのプライド云々言ってるる場合じゃねーんだよ」
「頼む毛入、すぐ私はそこに行くから!ホテルを教えてくれ、
頼む・・!!」
「・・・舞網ニューグランドだ。1時間待ってやる。
それ以上遅れたら打ち明けるからな。いいな!」
毛入は電話を切った。
確かに、このままでは毛人とも絶交になりかねない。
毛入にとっても、初めて出来た友人だ。ここはきっちり
ケリをつけてほしい気分でもある。
厠戸の所に戻ると、厠戸は寂しいのか、くっついてきて離れなかった。
「うまちゃんがうらやましい・・こんな素敵な人が
守ってくれるんだもん・・毛人が僕の恋人だったら良かったのに」
(俺はいつだってお前を愛してるぜ・・)
と、心でつぶやきながら毛入は厠戸の肩を抱いた。

毛人はホテルへと急いだ。しかし、繁華街にさしかかった時
道の途中に何者かが立ちはだかるのを見た。
「ここから先は通しませぬぞ毛入どの」
「・・・赤髪女!?」

215 :花と名無しさん:02/04/06 23:28 ID:???
赤髪女は不気味な視線で毛人を捕らえている。
「す、すまぬが赤髪女どの。私は、いや俺は急いでるんだ」
「姫さまが自殺をすると騒いでおります。あなたがいらっしゃらない
からですぞ。お早く、鬱姫さまにお会いなさりませ」
「ええっ!?・・いや、しかし・・・」
人の命がかかっていると、毛人の心は揺れた。
「だが、俺は今、大切なことをしに行く途中なのだ・・」
「いいえ、毛入さまは鬱姫さまの元に来ていただきます」
赤髪女は老婆とは思えぬ腕力で、毛人の腕を引っ張った。
「うぅ!なんて力だ・・・!」
その時、短刀がどこからか飛んできて、毛人と赤髪女の間を引き離すように地に突き刺さった。
「おのれ、何奴!?」
赤髪女はうなった。路地裏から現れたのは・・・
「王子!!」
厩戸は、毛人の側に歩み寄った。
「急いでいるのであろう。早く行かぬか、バカ男が!」
「王子が何故ここに・・・」
「いいから行け、毛人。毛入に男を見せてやれ」
毛人ははっとした。厩戸が自分の名を・・・。
「王子、いつから気が付いて・・・」
「フン、そなたの下手な演技では嫌でもバレるわ。
私からのおしおきは帰ってからじっくりくれてやる。
さぁ、早く行けと言うに!」
毛人は厩戸に感謝しながら、その場を走り去った。

216 :花と名無しさん:02/04/06 23:41 ID:???
厩戸は「さてと・・」と、赤髪女に向き合った。
「誰かは存じませぬが、私にはむかうと痛い目をみますぞ?」
「フフ、どうかな。淡水!」
厩戸の声が合図となり、路地裏から淡水が現れた。
「む!?」
赤髪女が目を見張ると、淡水はいきなり服をバッと脱ぎだした。
「お!おおおお〜」
赤髪女の目は釘付けだ。上半身裸で、ボディービルをする淡水。
「もっとじゃ!もっと脱ぎなされv」
赤髪女の叫びに、快感になってきた淡水は公衆の面前でストリップを始めた。
どんどんできる人だかりを背に、厩戸もまたニューグランドに向かった。
「えみぃが男になるさまを私も見届けなくてはな」

(そろそろ1時間だな・・・)
毛入は時計を見た。そして自分の胸に頬を寄せる厠戸を見た。
(俺が毛入だってやっとコイツに言える。それでいいんだ。
入れ替わりを提案したのは俺だし、俺にも責任あるけど、厠戸は
許してくれるだろうか・・)
「あのな、厠戸」
「何?毛人」
「いや、毛人じゃねぇんだ・・・俺は・・」
言いかけたその時、部屋をノックする音がした。
(・・・毛人が着きやがったのか!)

217 :花と名無しさん:02/04/06 23:47 ID:???
・・す、すみません、ここで落ちます。
明日で終わらせようと思います。
エミーお仕置き大会の予感がします。

218 :花と名無しさん:02/04/06 23:47 ID:???
淡水、いい味出してるね〜! 爆笑!
ウマちゃんも意外と懐深いんだ。

219 :花と名無しさん:02/04/06 23:48 ID:???
も、もうお開きなの・・・。

220 :花と名無しさん:02/04/07 00:00 ID:???
ス、ストリップする淡水・・・うぷ、ぷはははは!
ダメ、笑いが止まらない〜〜!!

221 :花と名無しさん:02/04/07 09:53 ID:???
毛入はドアを開けた。そこには真剣な顔の毛人が立っていた。
「んだよ、来やがったのかよ・・・」
「中に入れてくれ、毛入」
毛人の姿を見た厠戸は、毛人に枕を投げつけた。
「帰ってよ!あんたなんか大嫌いなんだから!!」
「違うのだ、厠戸・・・」
毛人は厠戸の前に出ると、土下座をした。
「なに?そんなんで許してもらおうっての?」
厠戸は毛人の頭を足で踏みつけた。
「・・っ、私は、毛入ではない・・・聞いてくれ厠戸」
「えっ!?」
言われて見れば、言葉遣いは毛入ではない。厠戸は毛人をじっと見た。
「私が毛人、そこにいるのが本物の毛入なのだ。
私たちは入れ替わっていたのだ」
毛入は驚いた。あの小心な毛人が自分から正体をバラすなんて。
「じゃあ・・僕に乱暴したのは・・・」
「無論、毛入の姿をしたこの私だ」
厠戸は毛入を見た。毛入はうなづいた。
「そうだ、俺だよごめんな厠戸、騙してて・・・」
厠戸は涙ぐんで、毛入の胸に飛び込んだ。
「良かった・・!良かった、毛入が僕をもう愛してないと
思ってたんだ!違ったんだね・・良かった・・・」
「当たり前だろ?俺はレイプなんてダセェマネしねぇよ・・・
それも大事なお前にな・・・」
抱き合う二人の側で、毛人は懺悔を続けた。

222 :花と名無しさん:02/04/07 10:20 ID:???
「入れ替わることを言い出したのは私だ・・」
毛入は驚いて毛人を見た。
(何で嘘つくんだよ、毛人!?)
「私があまりにヘナチョコな自分に嫌気がさし、毛入の役をこなせば
もっと男らしくなると思ったのだ。それで、毛入に頼んだ」
「どおりで様子が変だと思ったよ・・毛入がケンカに負けて
ボコボコにされるなんてって思ってた。・・やっぱ、
アンタは毛入みたいになれっこないよ。最低だもん」
厠戸は冷たく毛人を見下ろした。
「毛入になろうなんて図々しいにも程があるよね。このこと、
うまちゃんにも言っちゃうよ?きっと愛想つかすだろうね」
「それも仕方がない。私の身から出た錆なのだ・・だが厠戸、
私は本当にすまないことをしたと思っている!酒の勢いを
借りたとはいえ、そなたに酷いことを言ったりしたりしてしまった・・・
せめてものわびに、私をそなたの気の済むようにしてくれないか・・・?」
毛人は八つ裂きにされてもかまわない、という表情で見上げた。
「・・ふうん。じゃ、あんたの股間蹴るよ。いいの?」
「かまわん」
厠戸は思い切り、毛人の股間を蹴り上げた。
「うおっ!!」
のたうちまわる毛人を見て、毛入はさすがに同情した。
(うわ〜・・アレは効くよな・・・)
「・・っ・・も、もう1回蹴ってくれ・・」
激痛にこらえてはいつくばる毛人を見て、厠戸もさすがに2度目はためらった。
「よし、次は俺がやってやる。ただし、チンポじゃなくてそのアホ面にだ」

223 :花と名無しさん:02/04/07 11:53 ID:???
毛入は毛人を殴り続けた。
そろそろ毛人の顔の形が変わってきたところで、厠戸が毛入の腕を止めた。
「毛入、もういいよ!毛人がかわいそう・・」
「でもよ、こいつはお前に・・・」
「・・僕にだって非はあるよ。最近までの僕は、
家におじさんを連れ込んではやりたい放題だったんだもん。
毛人に便所呼ばわりされたって仕方ないよ・・」
毛入は振り上げていた腕を下ろした。
「毛人、厠戸に免じてお前を許してやる」
「毛入・・・」
毛人の顔は晴れ上がり、ほとんど目が開かない状態だ。
厠戸はそんな毛人の顔の血をハンカチで拭いた。
「厠戸・・・そなたは許してくれるのか?」
「毛人はもう充分罪を償ってくれたよ・・」
「いや、私の怒りはおさまってないがな」
いつの間にかその場に厩戸がいた。
「・・う・・王子・・」
厩戸は、椿館のハイヒールで毛人の背を踏みつけた。
「ぐぅ・・」
「事の次第は何となくわかった。毛人、そなたは目を放すと
すぐ私以外のものに目移りはするわ、あげくの果てにこのざまか。
本来ならば二度と浮気できぬように、そのペニスを切り取ってしまいたい
ところだが・・さて、どうするかな」

224 :花と名無しさん:02/04/07 12:02 ID:???
むう。過激なおしおきだ。しかし、これも自ら招いたこと。
うまーの冷ややかーな笑顔が目に浮かぶ・・・ゾッ

225 :花と名無しさん:02/04/07 12:30 ID:???
「王子、お許しくださりませ!いくらなんでも、
ナニを切られてしまったら、あなたを抱くことさえ・・・」
毛人は涙ながらに厩戸に頼んだ。
「ふふ、いくら私とてそこまではせぬ。それに
そなたの勇気ある態度も見ものだった。だから少し
罰を軽くしてやろう」
厩戸は椿館で愛用している鞭を取り出した。
「お、王子・・」
「いくぞ!」
厩戸の鞭がうなった。
「あうっ!」
「いい声だ、毛人。これなら私の商売もできような」
「えっ・・それはどういう・・・」
「今後3ヶ月、そなたを椿館で強制労働させようと思ったのだ。
愛する私と共に働けるのだ、わくわくせぬか?」
「は、はい・・・」
毛入と厠戸も、胸を撫で下ろした。
「うまちゃん、本気で切っちゃうのかと思ったよ」
「はは、厩戸も毛人の下手なセックスが好きなんだろうからさ
そこまではしねぇだろ」
毛人はそれで厩戸にも許してもらえるなら、と安心したが
店ではM専門でいたぶられると聞き、青ざめた。
「そうそう、そなたにもう一つ、罰を与えねばな・・・」
「え?!ま、まだあるのですか!?」

226 :225:02/04/07 12:33 ID:???
いったん落ちますです。
もう一息…かな?

227 :花と名無しさん:02/04/07 13:19 ID:???
今回はほのぼので終わりそうですね。

しかし、淡水と赤髪女が気になる・・

228 :花と名無しさん:02/04/07 22:25 ID:???
毛人は、椿館で男客の鞭を受け続けた。
(これも罰、それに私が犠牲になることで王子が客の相手をせずにすむのなら・・・)

夜は、毛人の背の傷に薬を塗ってやる厩戸。
「そなたの指名が増えてきたぞ。客入りも上々だ」
「そうですか、あなたのお役に立ててこの毛人、光栄でございます」
厩戸が側にいてくれるだけで幸せな毛人。
しかし、毛人はもう一つの罰を受けなくてはならないのだった。
それは、トイレに行く以外、常に、オムツのような貞操帯を
股に付けねばならないことだ。

厩戸は毛人の真横で、シースルーのネグリジェ姿で寝息を立てている。
もう1ヶ月も毛人は、セックスのお預けを受けていたのだ。
厠戸の身体が健康に戻るまで、毛入は夜の生活を我慢しなければならない。
毛入のような強い男を目指すなら、毛人もそれに付き合うべきいう、
厩戸の提案だったのだ。
椿館で鞭を振るわれることよりも何よりも、この拷問が一番辛い毛人。
迫り来る欲望に耐えながら毎晩過ごさねばならないのだ。
(ううう・・・厠戸からはまだ、身体が治ったという報告が来ないし
私はいつまでこのような状態で・・ああ、王子・・・抱きたい!!)

229 :花と名無しさん:02/04/07 22:39 ID:???
その頃厠戸と毛入は、ベッドの上でじゃれ合っていた。
「いつも悪ぃな、口でしてもらっちまって」
「いいよ、毛入の・・大好きだから」
「バーカ」
さりげなく照れる毛入。貞操帯をはめられた毛人と違い、
毛入は厠戸に処理してもらっていたのだ。
「でもよ、毛人のガマンもいつまで持つかな?
厩戸ってさ、結構恥ずかしい格好で寝るかんな」
「うまちゃん相当いじめてるっぽいね。毛人可哀想。
僕が出張サービスに行ってあげたいくらいだよ」
「おいコラ、またお前って奴は・・大体お前、まだできねぇじゃねーかよ」
厠戸は顔を赤らめて、毛入の手を取った。
「今日お医者さんに行ったの。もう大丈夫だって・・・」
「え!?ホントか」
「うん、セックスしてもいいんだよ。
だから僕、一発目は毛入にって、とっておいたの」
「バッカ野郎!」
毛入は感極まって、厠戸に抱きつき、そのまま上に乗った。
「なにが1発目だよ、ずっと俺だけのお前でいろよな・・・」
「うん・・・多分。大丈夫。頑張る」
「なーに言ってんだよ!もう放さねぇからなっ」
毛入と厠戸は幸せな夜を迎えようとしていた。

230 :花と名無しさん:02/04/07 22:48 ID:???
中々寝付けない毛人の気配を感じ、厩戸は
「もうそろそろ貞操帯を外してやっていいかな」と思っていた。
(私だって毛人に抱かれていないと気が変になりそうだからな。
やはり私は、この駄目男が一番愛しいのだ。理由は分からなくても
とにかく、そうなのだ・・・私のえみぃ・・)

毛人と毛入に一時入れ替わっていたことも打ち明けてない厩戸&厠戸。
その時の苦労も忘れ、機会があればまた入れ替わりたいと思っていた。
一方毛人&毛入は、もう入れ替わりはうんざりだと心底思っていた。

そして、淡水は赤髪女にストーキングされ、毎晩の電話攻撃に
不眠症になりつつあった。

鬱姫が自殺したかどうかは定かではない。

斑鳩、そして舞網には元通りの平和な日々が帰って来た。

231 :花と名無しさん:02/04/07 23:35 ID:???
職人どの、乙彼様です。
今回は爽やかな終わり方でしたねー。

232 :花と名無しさん:02/04/07 23:53 ID:???
お疲れさま〜
ややこしい入れ替わり劇を、最後はうまくまとめてしまわれましたね。
さすがさすが。イライラの元凶、軟弱えみぃは、キツイお仕置きを受けて、
スカッとするラストでした。

233 :花と名無しさん:02/04/07 23:56 ID:???
おもしろいです・・・。

234 :職人その1:02/04/08 10:36 ID:???
今まで読んでくださった方、ありがとうございました〜。
あちこちに変換ミスや脱字が!恥ずかしい限りです・・・。
えみぃのおしおきはこのぐらいで足りたでしょうか;
相変わらず昼も夜もヘナチョコなままかと思いますが。
考えたら、うまーだって(入れ替わり中)毛入と色々してたのに
えみぃばかりが浮気を責められてるような気がして
ちょっとかわいそうなえみぃ・・(w

235 :花と名無しさん:02/04/08 13:42 ID:???
やさしすぎるよ。
展開が単純だー

236 :花と名無しさん:02/04/08 14:46 ID:???
>>235
じゃあアンタ書きなよ。
読ませて貰ってる立場で文句言わないの。

237 :花と名無しさん:02/04/08 15:50 ID:???
>>236
職人としては感想聞きたいです。
酷評でも大事な意見・・。
精進しますー(w

238 :花と名無しさん:02/04/08 21:13 ID:???
今回は職人さん1人?
だとしたらすごいねー。

239 :職人その1:02/04/08 22:35 ID:???
>238
一人じゃないですよ。念のため。
でも108からのネタは全部私でした。
すいません;他の方が出てきてくれなかったので、つい・・。

240 :花と名無しさん:02/04/08 22:44 ID:???
出ようかなーと思ったけど、怒涛の展開だったし、
先もよめなくてかなりおもしろくなりそうだったから。
よかったですよー。

241 :職人その1:02/04/09 00:28 ID:???
>240
ありがとうございます〜。
次回はお願いしますね(藁

>235
単純というと、Hばかりになっちゃった事ですか?
でしたら、ごもっともです・・・!はい。
あと浮気発覚シーンも多すぎたかも。反省。

242 :花と名無しさん:02/04/09 01:02 ID:???
次は、ウマちゃんとカワやんのいちゃいちゃものが読みたいです。

243 :花と名無しさん:02/04/09 01:53 ID:???
>>242
百合・・・!?って思ったけどちがうんだよね(w

244 :花と名無しさん:02/04/09 01:56 ID:???
そんな感じでお願いします。

245 :花と名無しさん:02/04/09 11:16 ID:WCJEJEsE
たまに出てくる、ベタベタの展開がおもしろかったです。
時代劇調っていうか、なんというか。いや、時代劇なんだけど(謎

わたしは、大姫と太姫、栗下と粟下、なんかや
小手子とか駒とかが出して( ゚д゚)ホスィ…です。

246 :245:02/04/09 11:20 ID:???
ageてしまいました。
鬱姫にクスリ売ってもらいに逝ってきます・・・

247 :花と名無しさん:02/04/09 11:47 ID:???
@お部屋で二人で新商品コスメを試すウマちゃんとカワやん。
Aお部屋で二人で新作ランジェリー&おネマのファションショーをするウマちゃんとカワやん。
Bカラオケボックスにて、往年の女性歌手ユニットメドレー(ピンクレディーからウインク、パフィーまで・・・)を熱唱するウマちゃんとカワやん。
CHのなやみを相談しあっているうちに、ついついその気になって、さわりっこをしてしまうウマちゃんとカワやん・・・。
そんなのやって( ゚д゚)ホスィ…。

248 :花と名無しさん:02/04/09 12:35 ID:???
↑4きぼん・・・。
百合萌え!(いや違うんだけど)

249 :花と名無しさん:02/04/09 12:44 ID:???
ちょい質問。
うまちゃんとかわやんってハイヒール履いたりギャル系ファッションをしてるけど
髪型はやっぱりみずらなんでしょうか?
みずらでギャル系ファッションてのもすごいかなーと。

250 :花と名無しさん:02/04/09 12:54 ID:???
>249
いや、可愛いと思うよみずら。
みずら流行んないかなーと思うこの頃。

251 :花と名無しさん:02/04/09 13:17 ID:???
舞台は いちおう 聖徳太子時代なんだっけ・・。

いつもは、ふたりとも受けだけど
この場合どうなるの・・・?

252 :ウマー:02/04/09 16:22 ID:???
やろうと思えば、わたしは攻めだってできるのだ。

253 :花と名無しさん:02/04/09 20:35 ID:???
職人さまお疲れ様でした!
調子麻呂の影が薄くさびしいこの頃・・・。

254 :花と名無しさん:02/04/09 20:48 ID:???
ちょっと想像。
うまー&かわやんの絡みなら萌えるけど、
毛人&毛入の絡みはイヤかも。
毛入「うげぇ、男となんかやれるかよ!」とか言いそう・・。

255 :花と名無しさん:02/04/09 21:16 ID:???
emi×emiに挑戦してみたい職人さんがいれば、
それはそれでその勇気を称えよう。
決して見たくはないが・・・。

256 :花と名無しさん:02/04/09 21:59 ID:???
いざとなったら厩戸の方が攻めタイプだけど、
ビアンっぽいノリでいくのなら、厠戸の方がリードしそう。
「うふ、うまちゃんたらかあーいい。こんなにしちゃってぇー」
「や、やめ・・・(赤面)」
みたいな感じで。

257 :花と名無しさん:02/04/10 00:27 ID:???
攻めるも守るもくろがねの♪

258 :花と名無しさん:02/04/10 11:51 ID:???
厩×厠(リバーシブルOK?)
きっかけはお泊りっこからかな。
毛入とケンカして厩戸のところに飛び込んでくる厠戸、
でもいいし。その逆でもいいけど。

259 :花と名無しさん:02/04/10 12:09 ID:???
いいね。

260 :花と名無しさん:02/04/10 13:23 ID:???
誰か書いてくだされ〜(;´Д`)ハァハァ

261 :花と名無しさん:02/04/10 15:52 ID:???
「うーまーちゃん♪ げんき−?」
両手いっぱいに紙袋を抱え、厠戸が椿館を訪れた。
「久しぶりだな、厠戸。どうしたのだ?」
おしゃれなメガネをかけ、経営に関する難しい巻物をよんでいた厩戸は
1ヶ月ぶりに、突然現れた友人に対して顔が緩んだ。
「あー!うまちゃんがメガネかけてるー!」
「に、似合わぬか・・?」
厩戸が顔を赤らめた。
「ううん!すっごい似合ってるよ。
うまちゃんはかわいいからなんでも似合うね!」
無邪気に笑う厠戸。
「な、何を言っておるのだ。そなたと私は顔がそっくりなのだぞ・・」
「あ、そうか。でも、うまちゃんは色が白いから女の子みたいなんだもん」
「・・・・」
自分とそっくりな顔の厠戸にかわいいと言われ、何も言い返せない厩戸は
早くこの会話を終わらせようとしてメガネを外した。

「そ、それで・・?今日はなんの用なのだ?」

262 :花と名無しさん:02/04/10 16:01 ID:???
おおっ!初めてリアルタイムでネタがよめる!

この調子ではうまー受けかな・・・?

263 :花と名無しさん:02/04/10 16:28 ID:???
「あのね、ぼくたち旅行に行って来たんだ!」
「旅行?毛入とか?」
「やだーー!!あったりまえじゃーん!
ぼくの体が完全になおったお祝い旅行vv」
「おぉ!完治したのか?おめでとう」
「うん!ありがとう!それでね、うまちゃんたちにおみやげ買ってきたんだ。
貧乏旅行だったけど、おみやげだけは奮発したんだよ! はいっ!」 
「お・・おみやげ・・?」
おみやげが入っているとは思えないほどの大きさの紙袋を手渡された厩戸。
「わざわざすまぬな・・。なかみを聞いてもいいか?」
「ふふっ!あのね・・  し・た・ぎv」
「えぇ!こ、こんなにーー!?」
素で驚く厩戸。まさか旅行に行ってまで下着を買い込んでくるとは
思わなかったのだ。
「ねぇ、うまちゃん。今日何時にお仕事おわるの?
うまちゃんの宮で、一緒にランジェリーショーやろうよ!」

264 :花と名無しさん:02/04/10 16:50 ID:???
厩戸は、本当はまだ仕事が残っていたのだが、
紙袋いっぱいのランジェリーの魅力に勝てず
客に鞭打たれる毛人を残し、厠戸と宮へ戻った。
そろそろ毛人にエッチを許してやってもいいかな、という気になっていたので
新しいランジェリーが大量に手に入って好都合だったのだ。

「なんかうまちゃんご機嫌だね?」
宮へ着き、調子麻呂に人払いをさせたところで厠戸がたずねた。
「調子麻呂に笑って話し掛けるうまちゃん初めてみたよ」
「・・それでは私がいつも調子麻呂に冷たくしてるみたいではないか!
わたしだってたまには・・」
「まーた、むきになっちゃって!うまちゃんてほんとかわいいね」
「・・(厠戸のこの軽さが苦手だ)・・・」
からかわれて、またしてもなにも言えなくなる厩戸。

「さー、うまちゃん。ランジェリーショーはじめよっかー!」
厠戸はさっさと服を脱ぎ始めた。

265 :264:02/04/10 16:54 ID:???
>>262
うまー受けを意識したつもりはなかったんですけど
勢いでは、そうなりそうですね・・。

リバーシブル(笑)ありだとおもいますよ〜

266 :花と名無しさん:02/04/10 20:32 ID:???
ランジェリーショー気になります。ドキがムネムネ・・・

267 :花と名無しさん:02/04/10 22:17 ID:???
職人さんかも〜〜ん!!

268 :花と名無しさん:02/04/10 22:44 ID:???
やっぱり、「乳首の色が違う」から始まるんだろうか・・?

269 :花と名無しさん:02/04/10 22:47 ID:???
>>268わらた!
そのノリでネタ書いてみて〜〜!

270 :花と名無しさん:02/04/11 14:38 ID:???
「まずはこれからっ! ね、どっちがいい!?」
厠戸が差し出したのは、ボンボンのついた、生地にボリューム感のある、すけすけのムームー。
ピンクとイエローの色違いの2枚を差し出した。
「す、すご・・・」
あまりの卑猥さに思わず絶句してしまう厩戸を尻目に、
「ウマちゃんはやっぱピンクかなー」
といって、自分はイエローの方のムームーを手にとって、さっそく着替えはじめた。
「ほらほら、うまちゃんも!」
「う、うむ・・・」
厠戸にせかされ、厩戸もつられて着替えはじめた。

「わー、うまちゃん、すごく似合う〜!
 やっぱピンクは色の白いうまちゃんに映えるね!
 じゃ、そっちの色、うまちゃんにあげるね」
「厠戸こそ・・・小麦色の肌に、その色はよく映えておる」
「んふー、やっぱりぃ? ね、一緒に鏡見てみようよ!」

271 :花と名無しさん:02/04/11 15:01 ID:???
「ね・・・僕たちってまるで色違いの双子だね」
「そ、そうだな・・・」
厩戸は、身につけている服の卑猥さに、鏡を直視できないでいた。
「ほらー、ウマちゃん、ちゃんと鏡みるー!」
「そんなこといったって・・・」
「ウマちゃん、恥ずかしがってる〜、かあいい〜。でも、そんなウマちゃん好きっ」
厠戸は、そういって、ちゅっ、と、軽く厩戸の頬にキスをした。
「ば、ばかものっ」
厩戸は耳まで真っ赤になりながら、いちゃついてくる厠戸から離れようともがいた。
厠戸は面白がって、厩戸の脇をくすぐったり、耳を噛んだりしながら、ますます調子にのってくる。
「も、もう・・・厠戸」
厩戸も思わず笑い声を漏らしてしまった。

272 :花と名無しさん:02/04/11 15:47 ID:???
(・∀・)イイ!!
264までネタかいてた者です。
思ったとおりの展開!
読者参加型はやっぱりいいねー

273 :花と名無しさん:02/04/11 16:08 ID:???
「ふう・・・汗かいちゃた」
「わたしもだ・・・」
ひとしきりじゃれあった後、二人はベッドの上で、だらりと細い足をからませ、お互いの体にもたれ合っていた。
「あ、ほんとだ。ウマちゃん、汗かいてる」
そういって、大きくえりぐりのあいた厩戸の胸元を、そっと手で拭う厠戸。
「ウマちゃんて・・・ほんと、色白いね・・・いいなぁ・・・」
「厠戸こそ、とても健康的な小麦色ではないか。
 前に一緒に海水浴に行ったときなぞ、周りの男共がみんなそなたの水着姿にみとれておったぞ」
「・・・ウマちゃん、ここピンク色だね・・・」
厩戸の透けた服の上から、ちょん、と乳首をなぞる厠戸。
「こら、よ、よさぬか」
「僕なんかねー、毛入とはじめてしたときなんか、ビーチク黒いだけで“おまえ遊んでるだろ”っていわれちゃった。
 地黒の天然色だっての。失礼しちゃった、あのときは」
「わ・・・わたしなぞ・・・小さい頃は、夏場強い日差しにあたると、顔が真っ赤にただれたようになって、ろくに海水浴にも連れていってもらえなかった・・・。
 家族にはいつもおいてきぼりにされていた・・・。だから、健康的な肌のそなたがうらやましい・・・」
「そっか・・・結局、お互いないものねだりなのかなぁ・・・」

274 :花と名無しさん:02/04/11 21:09 ID:???
イ・・イイ感じです!!
続きキボンvv

275 :花と名無しさん:02/04/11 21:28 ID:???
厩戸は、ふと、かわやとの脇腹に目をやった。
(おや、こんなところに あざ・・?)
ムームーの黄色でよく見えない。
厩戸は無意識に、厠戸のムームーをめくり上げた。
「っえ!ウマちゃん、なに!?」
驚く厠戸。それもそのはず、いきなりムームーを胸までめくり上げられ、
あらわになった下半身を、厩戸が真剣な顔で見つめているのだ。
(あざ・・? もしかしたらキスマークやもしれぬ。
しかし、最近本当に視力が落ちた・・。よく見えぬ!)
更に真剣な顔をして下半身に近づいてくる厩戸・・・。
「ウ、ウマちゃん!だめ!だめだよ!ぼくはもう毛入だけって決めたんだ・・!」
そうは言いつつも、近づいてくる厩戸を止めようとしない厠戸。
(あぁ!まさかウマちゃんとエッチするなんて考えたことなかった・・!
でも、ウマちゃんが望むなら・・ぼく・・!)

276 :花と名無しさん:02/04/11 21:54 ID:???
「これは、キスマークなのか?」

厠戸がくちびるを噛み、目をとじて覚悟を決めた瞬間、厩戸がたずねた。
「・・・・・・は?・・・」
厩戸は、厠戸の脇腹にあるあざにふれながら言った。
「キスマークにしては少々大きいような気もするのだが・・」
「・・・・キスマーク・・・?   あ、あぁ、そのあざ・・・。
キスマークじゃないよ・・昔・・ついたんだ・・・」
なんだか気の抜けた返事の厠戸。
「昔というと、刃嶋の・・」
そこまで言って、厩戸は言葉を失った。

厠戸の下半身が大きくなっていた!
しかも気づいてみれば、ほとんど○ェラの体勢!
(い、いかんっ!)
厩戸は自分の身を起こすよりも先に、自分の下半身が反応したのを感じた。
「ウマちゃんお願い・・そのまま・・動かないで・・」
小さな声で厠戸が言った。
 

277 :花と名無しさん:02/04/11 21:56 ID:???
もうどっちが攻めかわかんないーー
ノリと勢いでいきましょう・・

278 :275:02/04/11 22:00 ID:???
あ、書き忘れました。
ムームーの下が裸ってのは不自然だとかつっこまないでね〜(´Д`;)

279 :昨日:02/04/12 00:49 ID:???
推古元年(593)四月十日
 厩戸皇子立太子し摂政となられる。
 正式に即位した初の女帝であられた推古天皇の皇太子としてこの日厩戸豊聡
耳皇子(うまやどのとよとみみのみこ、聖徳太子)が立太子された。
 厩戸皇子は用明天皇の皇子。その母穴穂部間人皇女(あなほべのはしひとの
ひめみこ)が臨月の時、禁中を巡察しておられて馬官(うまのつかさ、後の馬
寮か)のところで産気づいて皇子を産まれた、ということからその名があると
いう。すぐに言葉を話し、一度に十人の人の訴えを聞いても間違えずに聞き分
けることができ、またよく未来を予知された。父の用明天皇は特に皇子を寵愛
され、皇居の南の上殿(うえのみや)に住まわせられたため上宮厩戸豊聡耳太
子(うえのみやのうまやとのとよとみみのひつぎのみこ)と呼ばれた。
 律令制成立以前、皇位継承法ははっきりとしたものではなかったらしい。同
じ世代に属する血統の濃い成人男子皇族のうちから有力な者が順次皇位につき、
その世代が尽きた時に次の世代に皇位が伝えられたらしい。この時、まさにそ
の世代交代の時期にあり、血統の濃さからも聖徳太子が皇位につくことが予定
されたものの、敏達三年(574)出生という所伝が正しければ当時太子はま
だ十九歳の未成年であり、この時点では即位は出来ない。一方既にその父の世
代の皇位継承権者がいなくなっていたため、太子成人までの「つなぎ」として
敏達天皇の皇后であった推古天皇が皇位につき、聖徳太子の成人を待ったもの
と考えられる。しかし、当時は天皇が崩御することなく退位する、という前例
がなかった。そして推古天皇が長生きをされたことから予定が狂い、推古天皇
の崩御時には既に聖徳太子の世代も亡く、結局皇位継承の混乱を招いてしまう。
(日本書紀)

280 :花と名無しさん:02/04/12 01:50 ID:???
>279
いつもごくろうさまです・・・。
ネタいきまーす。

お互いに硬直したまま、次の言葉を待つ二人。
厠戸の内腿が、かすかに震えているのが厩戸にはわかった。
(厠戸・・・震えてる・・・?)
不意・・・に、厠戸に対するいとしさがこみあげてきて、
厩戸はそっと厠戸のそれを口に含んだ。
不思議と不快な気はしなかった。
「あっ・・・ウマちゃん・・・」
ためらいがちにも、徐々に足を開いていく厠戸。
切なげに息をもらしながら、厠戸はぼんやりと考えていた。
(どうしよう・・・ウマちゃんと・・・こんな風になっちゃうなんて・・・
あ・・・どうしよう・・・で、でちゃうっ・・・・)

281 :花と名無しさん:02/04/12 02:26 ID:???
「ウマちゃんっ・・・だめっ・・・ああんっ」
いい終わらないうちに、厩戸の顔をめがけて勢いよく放出してしまった。
「う・・・」
厩戸の美しい顔や黒髪をよごしてしまい、あわてて起き上がる厠戸。
「ウマちゃん・・・ごめんねごめんね・・・汚しちゃって」
「あ・・・うん・・・よいのだ・・・」
静かに微笑んで、自分の顔を拭う厩戸に、厠戸はときめいてしまった。
「あの・・・ウマちゃんのも・・・したげる・・・」

282 :花と名無しさん:02/04/12 04:33 ID:???
「ウマちゃんって、こっちもピンク色なのね」
厠戸はそっと口に含んだ。
「あ・・・」
うまい具合に敏感なところを押さえて攻める厠戸に、厩戸は泣きそうになった。
不思議な高ぶりがあった。
それは、毛人や毛入、その他の男とでは味わったことの無い高ぶりだった。
四つん這いになって、ちろちろと舌で厩戸を攻めた立てる厠戸の視線が、
厩戸の表情を盗み見るように上目遣いになるのがなんとも卑猥だった。
切なげに喘ぐ厩戸と、厠戸の視線が時々ぶつかった。

283 :花と名無しさん:02/04/12 04:51 ID:???
自分と瓜二つの顔がそこにある。
切れ長で黒目がちの、艶めかしい視線が挑発的に厩戸を捕らえている。
その事実だけでも、厩戸は十分に高ぶることができた。
自分自身と交わっているような、とてつもなく背徳で淫靡な匂い。
(・・・近親相姦・・・?)
ふと、そんな言葉が厩戸の頭をよぎる。
その瞬間、体に寒気とも昂りともとれるような電流が走り、
厠戸の口の中に勢いよく放出していた。

284 :花と名無しさん:02/04/12 05:10 ID:???
「ふふ・・・全部のんじゃったあ・・・」
口もとを拭いながら、無邪気に微笑む厠戸。
そしてそのまま厩戸に接吻しようとした。
「う、うぷ・・・」
厠戸の口の端にまだ着いている、自分が放出した白いものを見て、
厩戸は思わず逃げ腰になった。
「やだー、逃げないでよー、自分が出したんでしょ!」
ちうーと、厠戸は、今度はかなりディープな接吻をかました。

「ごちそうさま、うまちゃんの唇ってやわらかぁい・・・うふ。
 ね・・・なんだか僕、またしたくなってきちゃった・・・」

285 :花と名無しさん:02/04/12 11:08 ID:???
ギャーーー!!
今までので一番エロい〜〜〜(;´Д`)ウヘー
最高です。頑張ってください職人さま!!!

286 :花と名無しさん:02/04/12 13:10 ID:???
こーゆー激しさを待ってました!
そのうち、ついてこられない人がでてくるかも・・

でも、さいこーだー!
職人さん頑張れ!

287 :花と名無しさん:02/04/12 14:03 ID:???
「ま、また・・?」
一回果てれば終わりだとおもっていた厩戸は驚いた。
「しかし、すぐにはできぬぞ・・。そんなにわたしは強くないし・・」
「そんなことないよー、ほら、こうしてれば・・」
厠戸は、脱ぎ捨てたムームーを厩戸の腕にからめた。
「うまちゃんってちょっと痛いくらいが一番感じるんだってね・・v
 淡水のおじさんが言ってたんだ・・」
さっきまで無邪気な顔をしていた厠戸が、淡水と同じイヤらしい目つきに変わった。
「ま・・待て!厠戸っ!」
身の危険を感じ、抵抗する厩戸。
「だーめ。ふふ・・!」
厠戸は、慣れた手つきで厩戸の手を後ろに縛った。

288 :花と名無しさん:02/04/12 14:27 ID:???
なにしてほしい?

289 :花と名無しさん:02/04/12 21:52 ID:???
「やめろ・・厠戸!・・これ以上やったら・・・・」
「これ以上やったら、 なぁに?」
淡水のような、ねっとりとした厠戸の視線が厩戸を舐めまわした。
「え・・毛入に・・いいつけてやる・・・」
こんな子供じみたことしか言えない厩戸・・。
「ははっ!かぁわいいね〜うまちゃん。
いつまでそんな強がり言ってられるかな・・?」
あおむけに床に座り込んだかっこうの厩戸のふとももの内側を
厠戸は思いっきり打った。
 
 ぱちーーん!!「あぁっっ!!」

白い肌に、ゆっくりと赤い手のあとが浮かんできた。
「おねがい・・やめて・・・」
涙を溜め震える厩戸。
打たれたあとが熱くなってきた。

290 :花と名無しさん:02/04/12 22:41 ID:???
(どうしたんだろう・・ぼく、
いつもは乱暴にされるほうなのに。
うまちゃん見てたら・・・・辱めてやりたい・・!)
厩戸と入れ替わっていたときの羽嶋の言葉を思い出した・・。 

 「黒髪に白い肌のお前をこうしていると、まるで王子を汚しているかのように
  心地よい。王子では、ここまで淫らなマネなどさせてくれないのでな・・・」

いま目の前に厩戸がいる・・。
手を縛られ、涙を流し、震えながら哀願する
自分と瓜二つの顔がそこにあった。
いつも、どこか他人を見下すような、それでいて見る者を魅了する
切れ長で黒目がちの目。その目が今は涙で潤んでいる・・。
厠戸の全身に電流が走った。
(ぼく、うまちゃんをメチャメチャにしてやりたい・・!)

291 :290:02/04/12 22:43 ID:???
勝手に引用スマソ・・。

最初は激しく、あとから優しく・・でいかがでしょう?

292 :花と名無しさん:02/04/13 00:02 ID:???
な、なんか、すご〜く(・∀・)ノイイ!!
ぞくぞくしてきました。
激しく→優しくで期待しています〜

293 :花と名無しさん:02/04/13 00:51 ID:???
乳首攻めもよろしく。

294 :花と名無しさん:02/04/13 07:54 ID:???
「ウマちゃん・・・すごくキレイ・・・。僕・・・ドキドキしちゃう」
そう言って、再び厩戸の内腿を強く打ち据えた。
刺すような短く鋭い悲鳴をあげて顎をのぞけらせる、厩戸の唇からわずかに覗く白い歯。
打たれる度に、耳飾りの椿の花弁がこぼれおちた。
ほどけかかったミズラ髪が、ばらばらと厩戸の頬にかかる。
酸素を求める金魚のように、唇を半開きにして喘ぐ厩戸の姿に、厠戸はますます熱くなった。
(どうしよう・・・とまんない・・・なんなんだろ・・・こんな強暴なカンジ・・・)
厠戸自身、自分のエスカレートぶりを、どう制御してよいかわからないでいた。
苦痛に顔をゆがめ、やめてと泣きながら哀願しているにもかかわらず、厩戸のそれは確実に反応しているのだ。

295 :花と名無しさん:02/04/13 08:10 ID:???
(ウマちゃん・・・どうして・・・どうしてそんな顔ができるの・・・?
あんなにプライドの高いウマちゃんが・・・信じられない・・・・・。
でも・・・僕・・・僕は・・・どうしてこんなに・・・快・・感・・・なの・・・?)
己自身のそれが反応していることにも気づかないほどに、厠戸は、厩戸をいたぶることに熱中していた。
不意に、アアッと厩戸が小さな悲鳴をあげて、腰をはげしくくねらせた。
その悲鳴に、はっと我に返った厠戸は、咄嗟に厩戸の中心に手を伸ばし、きつく握り締めていた。

296 :花と名無しさん:02/04/13 08:40 ID:???
「ダメっ、ウマちゃん!!!」
厩戸の根元を握り締めたまま、厠戸は厩戸の頬を平手で殴った。
そして、近くにあった腰紐に手をのばし、すばやく厩戸の根元にきつく巻きつけた。
「やめ・・・ひど・・・い・・・かわ・・・・ど・・・おねが・・・」
息も絶え絶えに解禁を懇願する厩戸に、厠戸は、もう抑えの効かない自分を悟った。
「ふふ・・・椿館の孤高の麗人・・・って謳われた調教師も落ちたもんだね・・・。
 ぶたれただけでこんなになっちゃうなんて、その辺のエプロン奴隷もいいとこ・・・」

上から厩戸を見下ろし、眉根をよせて小気味よさそうにクスクスと嘲笑う厠戸。
厩戸は涙で視界を朦朧とさせながらも、その向こうで笑う厠戸をみていた。
救いを求める人間に、細長い腕を垂れて手を差し伸べながらも、
人がその手を掴もうとすると踵を返して寂々と去ってゆく菩薩の裏の顔のような、
そんな非情な厠戸を、美しいと思ってみていた。

297 :花と名無しさん:02/04/13 09:07 ID:???
「かわや・・・ど・・・きれい・・・す・・・・・き・・・」
うわ言のように厩戸はつぶやいた。
そして、涙で喉をしゃくりあげながらも、下から厠戸の頬にゆっくりと手を伸ばす。
「ウマちゃん・・・」
驚いて、思わず打つ手を止める厠戸。
厩戸の伸ばしてきた手を頬でうけとめたものの、厠戸ははげしく戸惑っていた。
「う・・・ウマちゃんが・・・ウマちゃんがいけないんだよ・・・そんな色っぽい顔するから・・・だから・・・」
矢庭に罪悪感が芽生え、厠戸は狼狽した。

「厠戸・・・好きだ・・・」
今度は、先ほどよりもはっきりとした口調で聞き取れた。

298 :花と名無しさん:02/04/13 09:38 ID:???
ええっ!?愛!!???すごい展開〜〜
職人さん朝からご苦労様です・・!!

299 :花と名無しさん:02/04/13 13:49 ID:???
うまーの手はしばられてるはずじゃ・・?

念力ではずしたということで!

300 :花と名無しさん:02/04/13 22:38 ID:???
300ゲド!!
職人様はまだかな〜?

301 :花と名無しさん:02/04/13 23:24 ID:???
「なんで・・・?」
外れてしまった腕の縛紐代わりの衣服にも気付かず、
厠戸は、呆然と厩戸を見下ろしていた。
「そなたは・・・かわいい・・・・」
厩戸は、厠戸の頭を引き寄せ、腕を回して深い接吻をした。

その瞬間、カッ、と、再び、厠戸はあつくなった。
と、同時に、怒りに近い激しい衝動がわきおこった。
勢いよく厩戸をつきとばし、倒れ込んだ厩戸の頬や身体を、拳で何度も激しく殴った。
「・・・ウマちゃんなんかっ・・・きらいっ!、きらいぃぃぃぃーーーっっっ!!!」
腕の自由が利くにもかかわらず、厩戸は無抵抗だった。

302 :花と名無しさん:02/04/13 23:43 ID:???
どうなっちゃうの〜この二人・・・!!?

303 :花と名無しさん:02/04/14 00:01 ID:???
>きらいぃぃぃぃーーーっっっ!!!
で激しく笑ってしまいました・・・。

あおりじゃないんです!真剣にネタを読んでます!
ごめんなさい〜〜!!ヽ(‘Д´)ノ ウワァァァン

304 :花と名無しさん:02/04/14 00:07 ID:???
誰か職人さんいますか?
いなければ、続き始めていいかなー?

305 :花と名無しさん:02/04/14 00:28 ID:???
あ、ごめんね。
昨日からずっと書いてたモンなんだけど。
なんかねー、書いていくたびにドツボにはまちゃってどーしよーと思っちゃって。
おてあげ。どなたかたのみます。

306 :花と名無しさん:02/04/14 01:04 ID:???
厠戸は感情に任せ、厩戸を打ち続けた。
(ぼくはウマちゃんとは違うっ!ウマちゃんなんかには
ぼくの気持ちなんてわかりっこないっ!!ウマちゃんなんかにっっ!!)

気がつけば、厠戸の手は血だらけだった・・。
いつのまにか、爪が欠けていたのだ。
厩戸を打つ手を止め、自分の指を見た。
「・・痛い・・・・」
そんなあたりまえの感情を思い出し、まだ呼吸は荒かったが
少しづつ・・少しづつ気持ちが落ち着いてきた。
そして、傷だらけの厩戸を見た。
厩戸の白い胸は、厠戸の血なのか厩戸自身の血なのか
もう区別がつかぬほど赤くなっていた。
「あ・・・、あぁ・・ぼく・・・・ぼくがやった・・」
冷静になるほど、罪悪感がこみ上げてきた。

307 :花と名無しさん:02/04/14 01:43 ID:???
痛みで気を失いかけていた厩戸は
ぼんやりとした視界で厠戸を見ていた。
(あぁ・・厠戸のきれいな指が真っ赤だ・・・。
なにを泣いているのだろう・・・?・・美しい黄金色の髪も
乱れてしまっている・・・朝、毛入がきれいに結ってくれた・だ・・ろ・・う・・・に・・・・・) 

  厩戸は 完全に 気を 失った・・・。

「・・・ウマちゃん?ねぇ、ウマちゃん・・・」
厠戸は、泣きながら、意識のない厩戸の名を何度も呼んだ。
「・・ごめんね・・・痛かったでしょう・・・ごめんね・・・」
さっきまで憎くてたまらなく見えた厩戸の白い肌・・。
胸の傷から、まだ血が止まらない。透き通るような肌を鮮血が流れた。

厠戸は血に染まった厩戸の胸に舌を這わせた・・。
それは、しごく自然な行為に思えた・・・

308 :花と名無しさん:02/04/14 01:52 ID:???
続きキボーーーー!!!

309 :花と名無しさん:02/04/14 02:01 ID:???
読んでる人がいるとは・・!
がんばります

310 :花と名無しさん:02/04/14 02:12 ID:???
愛憎は表裏一体、、、

311 :花と名無しさん:02/04/14 02:12 ID:???
出血の激しい首元から胸元へ、厠戸は舐め続けた。
(こんなことをしても許されなってことくらいわかってる・・。
こんなに・・こんなにきれいな肌を傷だらけにしちゃったんだから・・・)
厠戸は自分のしたことを悔いていた。
外見は自分とそっくりな厩戸。でも、中身はまるで違う・・。
厩戸は、気品も身分も財産も、自分にないものを全て持ち、
生まれたときから、周囲に敬われてきた。
生きていくために、誰かに足を開くことなど、全く無縁の人生。
誰からも必要とされ、愛される、それが厩戸王子・・・!
(ぼくは勘違いしてたんだ・・。ウマちゃんと友達になれたからって
ウマちゃんみたいになれるわけないんだ・・・。
ウマちゃんをめちゃくちゃにしたって、なんにもならないのに・・!)

徐々に血がとまりはじめた。熱を持った傷口は腫上がり、
厠戸の激情の痕があわれた。

312 :花と名無しさん:02/04/14 02:16 ID:???
>310
イイコトイウワネ・・・!
>311
ガムバレ!

313 :花と名無しさん:02/04/14 02:34 ID:???
厠戸は舌を離し、厩戸のそれを縛りつけていた腰紐をそっとはずした。
充血していたところを縛りつけたのだ。
それは厩戸の肌の一部とは思えぬほど青くなっていた。
厠戸は、また涙をこぼした。

気絶したままの厩戸をかつぎ、厠戸はなんとか寝所まで運ぼうとした。
厩戸がいくら細身とはいえ、同じ体格の厠戸には少々きつかったせいもあり、
ほとんど倒れこむようにして、厩戸を寝かせた。
髪飾りの椿は、もう茎だけになってしまっていた。

倒れこんだ衝撃からか、厩戸の胸からまた血がでていた。
「あっ・・・」
厠戸は反射的に、傷を舐めた。そして、そのまま・・舌を厩戸の乳首に運んだ。
ピンク色の乳輪に沿って円を描く様に舌の先を這わせる。
たっぷりと濡らした舌はすべるように動いた。

314 :花と名無しさん:02/04/14 02:41 ID:???
色っぽい描写。素敵です。
私ももうちょっとがんばって起きてます。

315 :花と名無しさん:02/04/14 02:54 ID:???
厠戸の舌が描く円は徐々に小さくなり、乳首に触れそうになるが
なかなか触れない。じらしながらもう一つの乳首も
同じように弄んだ。それを何度か繰り返したとき、
厩戸のナニがピンク色に戻り、大きくなり始めた。
それを確認した厠戸は、今だ、とばかりに乳首を攻めた。
乳首を軽く噛みながらも舌先で優しく刺激した。
優しい愛撫と少しの刺激、厠戸は今までの経験で
一番感じる攻め方を知っていた。

「ん・・っあぁ・・・!」
厩戸が声をあげた。
快感で、目を覚ましたのだ。
(ウマちゃん・・!気がついてよかった・・・)
厠戸は心からホッとした。しかし、愛撫の手は休めなかった。
さっきより激しく乳首を噛んだ。
「っああぁ!」
厩戸のナニは完全に勃起していた。

316 :花と名無しさん:02/04/14 02:57 ID:???
「激しく編」おわります・・。
これから「優しく編」へ突入です〜〜。

もう、あたまがピンク色だよー。
ここまで読んで下さった方お疲れさまでした。
おちますーー。

>>293さん
こんなんでよかったでしょうか・・?

317 :花と名無しさん:02/04/14 02:57 ID:???
おちるとき教えてちょ・・・。

318 :花と名無しさん:02/04/14 02:58 ID:???
あ、おつかれさまです!
明日も楽しみにしてます。

319 :293 :02/04/14 09:47 ID:???
>316
ピンク!ピンク〜〜〜!!
すいません、あ・・ありがとうございますー!!
今日はピンク祭りです!(感涙)

320 :花と名無しさん:02/04/14 12:10 ID:???
このスレ読んでるとき、背後に夫の気配がすると、
どきっ(ヤバイ;)とするんですが・・・

321 :花と名無しさん:02/04/15 01:36 ID:???
2ちゃんの全板人気投票をやるそうです。
詳細はここ↓
http://starplan.hoops.ne.jp/2ch.htm
少女漫画板は19日の0時から投票所板にてトーナメントが開始です。
少女漫画板の結束をアピールしましょう!

322 :花と名無しさん:02/04/15 02:00 ID:???

何の意味があるんだろね。
カテゴリー広すぎ。
板の中での人気スレ投票ならわかるけどー。

323 :花と名無しさん:02/04/15 10:22 ID:???
職人さま頑張ってください〜。続きに期待!
厠戸の心理的葛藤がいい感じですv

324 :花と名無しさん:02/04/15 10:46 ID:???
>>322
投票の結果、あまりにも人気のない板はもう閉鎖してしまうのかも。
サーバーに負担をかけないように・・・

325 :311:02/04/15 17:25 ID:???
いまから参加しようとしている職人さんへ。

厠戸の、「うまちゃんは誰からも愛されてる!」っていう考えは、
誤解なんだよって気づかせてあげてくださいー。

どんな方法でもかまいません。
そりゃあ、できれば色っぽい方法がいいけど・・・・(w

326 :花と名無しさん:02/04/15 22:48 ID:???
↑すごい読みたい!
職人さんカマン〜

327 :花と名無しさん:02/04/16 02:52 ID:???
〜〜〜〜〜〜ちょっと時間を戻してみます。〜〜〜〜〜〜


(私は・・なにをしているのだ?ここは・・?
さっきまで宮にいたはず・・。そうだ!厠戸が泣いていた!)
自分が気を失ったことに気づかない厩戸は
夢の世界で、厠戸を探した。

「厠戸っ!どこにいる! 厠戸ーっ!!」
体が思うように動かない。前に進もうとしているのに、足がひどく重い。
何かに後ろから追われているような、そんな恐怖感すら感じた。
(なぜ私は、こんなに必死になって厠戸を探しているのだろう・・?
たとえ、厠戸を見つけたとしても、私に一体なにができるというのだ・・・!)
説明のつかない感情を抱きながら、厠戸を探し続けた。
(厠戸は・・厠戸は泣いたりしていてはいけない!
あの邪気の無い笑顔でいるからこそ 厠戸なのだ!
私は、厠戸のあの笑顔が好きだ・・! あの笑顔を守りたい!!)
厩戸は、なにかが吹っ切れたような感じがした。
 

328 :花と名無しさん:02/04/16 03:18 ID:???
腰が浮くような強烈な快感に、目を覚ました厩戸は
自分の体を愛撫する厠戸を見た。
(あぁ、厠戸・・。やっと見つけた・・・)
探し続けた厠戸が、目の前にいた。本当にうれしかった。

厩戸は、上半身を起こした。
「あ!うまちゃん、だめだよ!急に動いちゃ!!」
愛撫の手を止め、厠戸が厩戸の肩を支えた。
「そなた・・指を見せてみろ・・・」
「え・・?指?」
厠戸は自分の手を見せた。
「爪がわれているではないか・・・。このまま動くでないぞ」
厩戸は、そう言いながら、厠戸の手に自分の手を重ねた。
厩戸の手が、ほのかに光り、厠戸は自分の指が熱くなるのを感じた。
厩戸が手を離すと、われたはずの爪が治っていた。

329 :花と名無しさん:02/04/16 03:20 ID:???
なんでもありあり(w

330 :花と名無しさん:02/04/16 03:40 ID:???
「すごいよ、うまちゃん!こんな力もってたんだ・・・!ありがとう!」
超能力を人助けのために使ったことが、ほとんど無い厩戸。
感謝されるのは不慣れだった。
「あまり、人前ではやらぬのだ・・・。
この力のせいで、私を恐れる者は多いから・・」
悲しそうな顔で厩戸が笑った。

「・・・・うまちゃん・・・ごめんね・・」
厠戸がうつむきながら言った。
「ぼく、うまちゃんにひどいことしちゃった。痛かったでしょ・・・?」
厠戸は、また涙が溢れてきた。
「ぼく・・ぼく、うまちゃんみたいになりたかったんだぁ。
ぼくも、みんなから愛されたかったんだぁーー」
泣くつもりなんかないのに、涙がボロボロこぼれた。
「ごめんね、 ごめんねぇーー!!」
厠戸は子供のように泣き出した。 

331 :花と名無しさん:02/04/16 04:09 ID:???
ごめんね、ごめんね、と繰り返しながら泣き続ける厠戸を
厩戸は優しく抱き寄せた。
「気にしてなどいない。泣かなくともよい・・・」
厩戸は厠戸を落ち着かせようと、厠戸の頭をなでながら、
乱れた金髪の紐をほどき、次々と流れる涙を舐めた。
やがて、涙も止まった。

厩戸は厠戸をふとんに寝かせ、触れるか触れないかの軽いキスをした。
本音を言った後だからか、厠戸は恥ずかしそうに顔を横に向けた。
しかし、厩戸の唇が追いかけるようにキスを仕掛けてきた。
今度は、長く深いキスだった。
互いの舌が絡み合い、頭の奥がしびれた。

二人の唇が名残を惜しむように離れると、
厠戸がふふっ!と笑った。
つられて厩戸も小さく笑い、(あぁ、そうだ。この笑顔が好きなのだ)と思った。

332 :花と名無しさん:02/04/16 04:13 ID:???
深夜の妙なテンションで、一気に書いてしまいました。

後半は、厩戸攻めでいいでしょうか?
要望きぼーーん!

333 :花と名無しさん:02/04/16 10:53 ID:???
うわ、逆転してる!でもバランス取れてていいと思います。
最終的に入れるのはうまちゃんの方?
百合っぽく道具使うのはどうかな・・?

334 :花と名無しさん:02/04/16 13:15 ID:???
うまちゃんが攻め・・・。
萌え〜

335 :花と名無しさん:02/04/17 00:32 ID:???
このスレで、どこまでリアルな描写が許されるのか気になってます。
読者さん、ご意見下さい

336 :花と名無しさん:02/04/17 00:41 ID:???
>335
私の場合、ハードエロでも何でも読めるので、
一般的な意見にはならないかもしれませんが
ある程度思い切ったリアルな表現の方が想像しやすいし、楽しいと思います。
ただ、苦手な人もいると思うのでやっぱり、
少し抽象的な表現でぼかした方がいいのではないかと思います〜。
今まで出た描写ならあんまり問題ないかも・・と思いますが・・。

337 :花と名無しさん:02/04/17 00:58 ID:???
>>335
私は、ハードな話は苦手なんですが、
今回は、心理的な描写が上手なのであまり抵抗がありません。

今日はネタ書きこみしますか?
ご降臨 待ってま〜す♪

338 :335:02/04/17 01:55 ID:???
>>337さんへ
335は、801的な文章の書き方を勉強しに逝ってきます。
男同士のエッチって、どうやってやるのか
正直、わかってないんです・・・スマソ

次に書くときは、王子の華麗なテクで、
厠戸をムフフでアへへで(;´Д`) ウヘ〜
な状態にできたらいいなと思ってます。

339 :花と名無しさん:02/04/17 19:01 ID:???
>338=335
お勉強がんばってください。応援しております〜!
男同士のエッチは○○を××したり△△なのですが・・

340 :花と名無しさん:02/04/18 11:29 ID:???
その頃毛人は・・・
客にムチ打たれっぱなしかな?

341 :花と名無しさん:02/04/18 12:19 ID:???
待ち遠しいことだ。

342 :花と名無しさん:02/04/18 13:10 ID:???
>340
淡水が調子に乗って調教してたりして。

343 :花と名無しさん:02/04/18 13:27 ID:???
>>340
様子を見にきた羽嶋まで参加してたりして。

344 :花と名無しさん:02/04/18 15:49 ID:???
>>340
ふらっと立ち寄った田目も参加したりして。

345 :花と名無しさん:02/04/18 18:08 ID:???
>>340
新人研修中の来目も強制参加させられてたりして・・・。

346 :花と名無しさん:02/04/18 18:32 ID:???
最近ご無沙汰なアベノヒメも参加したりして。

347 :花と名無しさん:02/04/18 22:33 ID:???
>342-346
ワラタ・・・・・・!!

348 :厩戸:02/04/18 22:34 ID:???
毛人・・・そんなにやつれた顔して。
自分が何をしているか、わかっているのか。
無理もない、皆がよってたかってそなたをオモチャにしているのだからな。

しっかし!
これも言ってみれば自業自得なのだ。
わたしはそなたを哀れまぬ。哀れまぬぞ。フン。

349 :厠戸:02/04/18 23:00 ID:???
うまちゃ〜ん・・・
続き、まだぁ〜?僕、もう、うずうずしちゃって・・

350 :厩戸:02/04/18 23:13 ID:???
まあ、まて。
いろいろとな、調べておるのだ。
準備は念入りにせぬとな。
えーと、用意するもの・・・ふむふむ。
丁字油? なんなんなんなのだ・・・それは・・・!(白目)

351 :花と名無しさん:02/04/18 23:14 ID:???
職人さんカマーン!

352 :淡水:02/04/18 23:19 ID:???
なんだと、本当か?
王子がもう三日も夢殿にこもりっぱなしだと?
食事もせずにか?
ぶぁか!調子麻呂、おまえ、王子に何かあったらどうするのだ。
なに、一切、声をかけないように命じられている?
おまえ、そんなことで王子の舎人がつとまるか!戸など蹴破って・・・

353 :調子麻呂:02/04/18 23:22 ID:???
や、やめろ、淡水!
そんなことをして、お怒りをかうのは、このわたしなのだ!
王子は何か調べものに熱中しておられる、邪魔をせぬように
いいつかっておるのだ!

354 :厩戸:02/04/18 23:30 ID:???
ふむ。わかってきたぞ。
なかなかクリアーだな・・・ふふ。
そうか。なるほどな・・・
2チャンネルの801板、なかなか役に立つではないか。
おっとこのスレは「お気に入り」に追加しておかぬとな。

355 :花と名無しさん:02/04/19 00:00 ID:???
そのころ椿館では・・・

ぴしぃっっっ!
「うっ」
鞭の音が鳴り響くたびに思わず声が漏れる。
毛人は、顔を黒い仮面で覆った小柄な客の相手をしていたが、
その華奢な身体から振り下ろされる意外な鞭の力強さに、正直、辟易していた。
(痛い!!)
これは、もうプレイの範疇を超えている・・・

「お、お客さん、すまぬが、もう少し手控えてもらえませぬか・・・
その・・・後に差し支えますゆえ・・」
客は鞭を振り上げた手をとめると、甲高く笑った。
「ほほほほ。これしきのことで、根をあげるなんて、お兄さまも
修行が足りませんわね」
聞き覚えがある声だった。

356 :花と名無しさん:02/04/19 00:01 ID:???
「そ、その声・・・そなた、もしや、刀自古?!おまえなのか!!」
客は仮面をむしりとった。
男装をしてはいるが、たしかにこれは妹。毛人は縛り付けられたままもがいた。
「そなた、なにゆえ、このようなところに!!男のなりまでして!
気でも違ったのか。ここは女人禁制だぞ!!」
「そうですわ。だからこのような格好でまいりましたの。
日頃、わたくしをお避けになっているお兄さまを、ここでは
わたくしの思うままにいたぶることができる・・・
こんなチャンス、めったに逃せるものではございませんわ!!」
刀自古はまた素早く仮面をつけ、鞭をかまえた。

びしぃぃぃぃっっっ!!!
「あうっっ!!」
「今までのわたくしのこの苦しみを、身体で教えてさしあげますわ、お兄さま、
覚悟はよろしくて?まだ時間はたっぷりありますわ。延長を頼んでありますもの。
ほほほほ!!!」
毛人は、妹の哄笑を聞きながら、ふと意識が遠くなっていくような気がした・・・

357 :花と名無しさん:02/04/19 00:14 ID:???
トジたん・・・すてき・・・萌え・・・

358 :花と名無しさん:02/04/19 01:48 ID:???
私が801小説を真剣に読んでる間に
こんなにかきこみが・・!

まだ、へたくそな文章ですががんばってみます!

359 :花と名無しさん:02/04/19 02:16 ID:???
厩戸は、覆い被さるような体勢で厠戸の額に軽いキスをした。
左の手を厠戸の髪の間に手を入れ、抱え込むようにして、唇を重ねた。
厩戸の舌が、厠戸のくちびるの輪郭に沿って細く動く。
厠戸が甘い息を吐いた。
「あ・・・。う、うまちゃん・・」
厠戸はキスだけでこんなに感じたのは、初めてだった。
煙草も酒の臭いもしない、乱暴でもない、そんなキス・・。
厩戸の舌は、厠戸のくちびるを優しく開かせ、厠戸の舌を求め動いた。
その求めに答えるかのように、厠戸は舌を絡ませた。
その時、  
「んっ・・!」
厩戸の右手が、厠戸の胸の突起に触れた。
重なり合うくちびるの間から、厠戸の甘い声が漏れた。
厩戸の手は、厠戸の上半身をあちこち移動しながら、敏感に反応する場所を
見つけると、執拗なまでに攻めた。

360 :花と名無しさん:02/04/19 02:46 ID:???
意識が遠くなりそうなほどのキスと、繰り返される上半身への愛撫に、
厠戸は腰をくねらせたが、厠戸の両足の間には厩戸の体があり、
逃げることもできない。
厩戸は自分の腹にあたる、厠戸の熱いものを感じていた。
(そろそろよい頃か・・?先ほどの乱暴、許さぬわけではないが
少々、お返しさせてもらうぞ・・)

厩戸は、くちびるを首筋から乳首へと下げ、
右手でそっと厠戸自身に触れた。
「あっ! い、いや・・!だめっ・・・!」
そんな言葉とはうらはらに、厠戸のそれは激しく脈打っていた。
「あ・・っ!・・あぁ・・・っんん・・・・!!」
硬くなった部分と、奥の柔らかい部分を交互に刺激され、
声を抑えきれない様子の厠戸。
厩戸は既に、厠戸の感じやすい場所と間隔をつかみかけていた。
(やっぱり・・うまちゃん、う、うまいよ・・・うますぎだよ・・・)

361 :花と名無しさん:02/04/19 03:14 ID:???
厩戸は、厠戸の足首をつかみ、そのまま自分の肩にかけた。
厠戸は腰が浮いた状態になり、力が入らない。いや、それどころか、
厠戸から、起ち上がった厠戸自身が丸見えなのだ。
「えぇ・・!いや!こんなかっこうはずかしいよ・・!!」
顔を赤らめ、頭を左右に振る厠戸を見て、厩戸は、ふっ、と笑った。
「なぜ・・?こんなにかわいいのに・・・」
厩戸は、厠戸のそれを咥えた。
下から上へ、くびれ、出口。丁寧に舌を動かし、指では根元と袋へ刺激を与えた。
「っあぁん!!あっ、い、いい・・ああ・・・!」
快感を与えられる様子が、目の前で見える・・。
このことは、厠戸に大きな快感をもたらした。
毛入でも知らないようなツボを刺激され、しびれるような間隔が臀部を覆い、
やがて、厠戸自身から透明な液が溢れ出した。
「あ、あぁ・・うまちゃんっ・・・・ぼく、もうっ・・!」
その言葉を聞いた厩戸は、即座に口を離した。
「えっ!!い・・いやっ!やめないで・・・っ!」
厩戸は、厠戸の足を肩から下ろすと、
厠戸の手を握り、今にも、はちきれんばかりの厠戸自身へと導いた。
「ここからは、自分でいたすのだ」
厩戸は冷たく笑いながら、厠戸に自慰を強要した・・・!!

362 :花と名無しさん:02/04/19 10:57 ID:???
・・・・自慰強要視姦プレイですか!!!さすがウマー。

363 :花と名無しさん:02/04/19 14:06 ID:???
「あぁ・・・、そんなぁ、ひどいよぅ・・うまちゃん・・・」
男なら誰もが経験のあるはずの自慰。
しかし、幼い頃から性的玩具として弄ばれ、周囲の男たちの
欲望の受け口として育った厠戸には、自らの体の火照りをおさえるための
行為など不必要なものであり、自慰の経験は皆無だった。
しかし、そんなことは言ってられない。
射精寸前にまで高められたモノは、快感を求めて身震いさせている。
「んん・・。ん・・っっあぁ・・・・」
厠戸はおずおずと自分の昂ぶりに手を伸ばすと、慣れない手つきで
ギュッと握った。
「あっ・・!」
快感からくる小さな声。
厠戸の手は、ゆっくりだが、確実に力と速度を増していく。
何も言わずとも、片手は胸の尖ったものの上を這い回り
喘ぐ声は徐々に高くなる。
「あぁ・・!!うまちゃぁ・・ん・・っ!」

364 :花と名無しさん:02/04/19 14:10 ID:???
かわやんがんばれ!!

365 :花と名無しさん:02/04/19 14:27 ID:???
厩戸は、厠戸の脚の間に膝立ちし、喘ぐ厠戸を見下ろしていた。
(もしや・・初めて・・だったのか?)
たどたどしい厠戸の行為が、厩戸に真実を語っていた。
(仕返しのつもりで、ほんの少し辱めてやろうと思ったのに、
これは意外であった・・・。
しかし、初めてとは・・。
私でさえ、毛人を想って夢殿で、何度したことか・・!(白目))

足元で、厠戸の手が激しく動き、胸にあった手までも股間に移動し、
厠戸の限界が近くなっていた。
「う・・まちゃぁ・・・んっ!!だめ・・もうっ!いっちゃうっ!
うまちゃんっ!…キス…キスしてェっ…!」
求められるまま厠戸にキスをし、果てる瞬間まで貪り合った。
「んンっ!!…あ…あああーッ!!!」
厩戸の腹に、厠戸の白い欲望が散った。

厩戸の下で、息を荒くする厠戸。

366 :花と名無しさん:02/04/19 14:33 ID:???
初エッチデビュー!おめでとうかわやん!

367 :花と名無しさん:02/04/19 14:53 ID:???
厩戸は厠戸の、まだ熱の引かない頬に軽くふれ、
耳元で囁いた。
「可愛い声だったぞ・・」
厠戸は体を硬くし、肩を振るわせた。
「こんどは・・・そなたをもらうぞ」

厩戸は厠戸の脚を肩に担ぎ上げ、果てたばかりのそれに
小さくキスをした。
途端、厠戸の体は びくんっ!と反応した。
「やっ・・!!まだ、だめ!そんなにすぐなんて・・だめぇ・・!!」
「可愛いよ・・厠戸」
厩戸はそのまま厠戸から離した唇を、より深い場所へと移していった。
また、次なる快感に反応をはじめた厠戸自身には指での愛撫を加えながら、
静かに厠戸のもっとも秘められた場所へと到達した。
「あっ・・!」
ここへの刺激は慣れているはずの厠戸。しかし、いつもとは違う
柔らかい唇に、まるで処女のような過剰な反応をした。

368 :366:02/04/19 14:54 ID:???
↑重大なミスをスマソ!
×初エッチ
○初ひとりエッチ

・・・エッチだけなら星の数ほどしてたっけ・・

369 :花と名無しさん:02/04/19 15:02 ID:???
>367
つ、ついに・・・!?

370 :花と名無しさん:02/04/19 15:05 ID:???
な、なんでここであがってるの?
恥ずかしいよぅ〜

371 :花と名無しさん:02/04/19 15:15 ID:???
「あぁ・・・はっ・・・ぁ・んっ・・・・」
開かせた足の間に顔を埋め、厠戸の蕾の廻りにたっぷり唾液を塗り込めていく。
わざと音を立てて厠戸を煽りながら、丹念に蕾のしわを伸ばし、
そこを緩めるように努めながら、厠戸の甘い声を聞く。
寝所にはピチャピチャという唾液の音と、
絶えず紡がれる甘い吐息だけが鳴り響いていた。

厠戸の体中から力の抜け、ぐったりとしている。
それでも、厩戸が手で扱き続けたものは、その昂ぶりを誇示していた。
厩戸は常に枕元に用意してある、椿館印の蜂蜜の蓋をあけ、
指で大量にすくいとり、その指を厠戸の秘所に這わせた。
「ひ、やぁっっ!」
さっきまでとうって変わって、色気のない声が響いた。
「ん?冷たかったか?すまぬな・・。すぐよくなるから・・良い子だ・・」
厩戸が囁きながら、たっぷりと蜂蜜を含んだ指を進める。
厩戸の細い指は、蜂蜜の滑りを借りて、
スルスルと厠戸の中に指が吸い込まれていった。

372 :花と名無しさん:02/04/19 15:18 ID:???
え!?
あがってるの?
かちゅだからきづかなかった〜!!

中断します!厠戸、耐えろ!!

373 :花と名無しさん:02/04/19 15:46 ID:???
すごい時に中断だぁ!・・いいところだったのに〜!
sage進行なのにどうして上がったんだろう・・・???

374 :厠戸:02/04/19 16:20 ID:???
ああん・・・いったいぼくをどうするつもり?
読者の前でこんな格好のままほったらかしじゃ、恥ずかしいよ〜
それに、あ、だめ、今は動かすのやめて・・・うまちゃん・・・
だめだったら・・あ、もう、ぼく・・・ああ・・・

375 :花と名無しさん:02/04/19 16:21 ID:???
はやく続きが読みたいかい・・・?

だったら「おにぎり」っていってごらん・・・

376 :花と名無しさん:02/04/19 16:28 ID:???
371ですが、
おにぎりぃぃぃぃぃ〜〜〜〜〜!!!!!!

377 :花と名無しさん:02/04/19 16:30 ID:???
 ┌―――――――――‐
 |  ageってるの〜?
 └―v――――――――
      ┌―――――――――‐
      |  sageってるの〜?
      └――v―――――――
                 ┌―――――――
                 |みんなはっきり逝っとけ〜
                 └―――――y―‐
  ∧_∧    ∧∧       ∧_∧
  (・∀・ )   ( ゚Д゚)      ( ´∀`)つ
 ⊂   つ    (つ \つ    ⊂    ノ 
   \ (_)     ヽ ( )〜   人  Y
   (_)       し∪   (_(__)

378 :花と名無しさん:02/04/19 18:32 ID:???
ここですか?「【怪】さげ進行なのに勝手にあがるスレ!!【奇】」は?

379 :職人:02/04/19 20:57 ID:???
(゚Д゚;≡;゚д゚)  ソロソロイイカナ・・・?
 

380 :花と名無しさん:02/04/19 21:00 ID:???
おーう!

381 :花と名無しさん:02/04/20 00:34 ID:???
職人さーん!!!
そろそろから何時間たつのさー!!!!
降臨待ちー!!!!!

382 :花と名無しさん:02/04/20 00:48 ID:???
むぅあだかー

383 :花と名無しさん:02/04/20 00:51 ID:???
コソーリ はじめま〜す。

384 :花と名無しさん:02/04/20 00:52 ID:???
379は私じゃないよ・・ (*_*)

385 :花と名無しさん:02/04/20 00:52 ID:???
「はぁ・・ふぅッ・・・ん・・!!」
厩戸の指を身の内に埋めたまま、厠戸は大きく仰け反った。
「ッあ、あぁッ!」
自分が体が動いたことで、体内の指の角度が変わる。
厩戸は、一本、また一本と指の数を増やし、
三本の指を厠戸の奥深くにしずめた。

「あ・・うまちゃぁん・・、お願い・・まだ、動かさないで・・・」
懇願する厠戸。  
そう言われても、厩戸自身にも我慢の限界がある。
愛らしく悶える厠戸を目の前にし、厩戸のそれは痛いほどに怒張していた。
「すまぬ・・厠戸・・。今すぐにそなたが欲しい・・・!」
言い終わらないうちに、厩戸は指の腹をつかい、
探り当てた厠戸の敏感な部分を軽く突ついた。
「やっ!・・やぁ・・!そ・・こ・・っ!」
本当に軽く突いただけなのに、厠戸は一際甲高い嬌声を上げて身悶えた。

386 :花と名無しさん:02/04/20 00:57 ID:???
>384
そうなの・・・すみません。
まってましたー。

387 :花と名無しさん:02/04/20 01:14 ID:???
つづきはまだかー。

388 :花と名無しさん:02/04/20 01:25 ID:???
厩戸は、いつもなら、もっと時間をかけてモノを受け入れる準備を
してもらうのだが、今そんなことをしていたら自分が先にイってしまう。
(これでは、毛人に下手くそなどと言えぬな・・)
こんな時に、毛人の努力を知り、ふっと笑った。

「厠戸・・・、よいか?」
組み敷いた体の下の厠戸は、厩戸を見つめ小さく頷いた。
厩戸は、蜂蜜の入った小瓶を手繰り寄せると
それを自身の固く屹立した男根の先端から根元まで丹念に塗りつけた。
そうしておいて、厩戸との初めての交わりを待つ厠戸の後門に、
自らの怒張したモノをあてがった。

「く・・ぅん・・っ!・・あぁ・・っ」
厠戸が息を吐くのと同時に、厩戸は腰を進めた。
蜂蜜のヌルヌルとした感触と、厠戸の締め付けが厩戸自身に伝わる。
厠戸の体温に包まれながら、
(持物では、厠戸の経験してきた誰よりも劣るだろうな・・)
などと、くだらないことが厩戸の頭をかすめた。

389 :花と名無しさん:02/04/20 01:28 ID:???
うまちゃん、初挿入おめでとうございまーす!

390 :花と名無しさん:02/04/20 01:39 ID:???
「あっ・・・やっあぁ・・・!」
厩戸の腕を掴んだ厠戸の指が、痛いくらいに必死で厩戸を掴む。
厩戸を受け入れたその場所は、異物の侵入を押し戻そうともせずに
時間と共にしっくりと馴染みはじめた。
「厠戸・・愛している・・・」
厩戸は、唇を重ねた。快感で息は荒かったが、
二人は、貪るようにお互いの舌を求め合った。

厩戸は厠戸の内に自身がぴったり馴染んだことを悟った。
そうして長いキスを終え、唇を離した厩戸はしっかりと厠戸を抱きしめた。
「動くぞ・・・!」
小声で告げて、細い腰を抱え直した厩戸は、
そのまま軽く厠戸の内の自身を引き抜き、突き上げた。
「ぁっ!!・・あっ・・・」
与える刺激に返ってくる反応は、完全に快楽に呑み込まれた声音。
それに調子を良くして、何度か抽挿を繰り返した。
引き抜くたびに僕を強く締め付け、
行かないでくれと言わんばかりの反応を返すそこは名器といっても過言ない。

391 :花と名無しさん:02/04/20 01:40 ID:???
あ、僕って書いちゃった。
スマソ・・

392 :花と名無しさん:02/04/20 01:46 ID:???
やー、いいっす・・・。萌え・・・。

393 :花と名無しさん:02/04/20 01:58 ID:???
何度か腰を進めているうちに、厠戸の或る程度のポイントは押さえた。
更なる快感を求めて、無意識のうちに腰を揺らす厠戸。
厩戸はそれに逆らうように腰を動かした。
厠戸が、もどかしげに厩戸の突き上げを追い、腰を振る。

悶える・・その淫靡な姿を堪能したくて
意地悪と分かっていても、厩戸はその行為をやめられない。
「やぁっ、いかないでっっ!」
もどかしさに耐え切れず叫び、首筋に廻される厠戸の腕。
(ほんとにイイのか・・?)
確かめたくて、厩戸は肩に担ぎ上げていた厠戸の両脚をより高く・・・
厠戸自身の頭上まで持ち上げ、腰を思い切り浮き上がらせた格好で
二つ折りにして、そのまま思いきり突き上げた。
「ぁあぁあぁぁっ!!」
悲鳴と共にキュッと締まるそこが、厩戸を引きちぎりたいかのように締め付ける。
その刺激に厩戸は、自身の限界が近いことを感じた。
「ひ・・・・ぃっい・・・そこ・・そこ、もっとしてぇ・・・!」

394 :花と名無しさん:02/04/20 02:11 ID:???
いいです・・・。堪能してます・・・。

395 :花と名無しさん:02/04/20 02:11 ID:???
厠戸の嬌声に答えるかのように、厩戸は、更に深く挿入させた。
「ああ・・っ!!・・い・・いぃ・・っ!」
厩戸の動きは激しさを増し、厠戸の頭の中を麻痺させた。
(もう駄目かも・・・・ぼくっ!)
「・・・うまちゃぁっん・・・ぼく・・もぅっ・・・!」
「イキたいか?」
うん、と何度も頷く。
すると今まで厠戸の腰を掴んでいた厩戸の指が、厠戸のペニスに廻された。
「ひぁっ!」
そうして厠戸自身を掴んだ指が、それを擦りはじめる。
身体の奥で感じていた快感と、中心に与えられる快感で
厠戸は頭の中が真っ白になっていくのを感じた。
「あっ・・いやっ・・イィ・・イィッ!も・・イクぅっ!!」
「イク?・・よし、・・一緒にイクぞ・・・っ!」
「ひっ!」
最奥への激しい突き上げと、ペニスへの擦り上げに
厠戸は全身が激しく痙攣するのを感じるのだった。

396 :花と名無しさん:02/04/20 02:22 ID:???
うまちゃん、中出しおめでとうございまーす!・・・て、まだ?

397 :花と名無しさん:02/04/20 02:29 ID:???
気がつけば、二人とも裸のままで眠りについていた。
先に目を覚ましたのは厠戸だったが、
厩戸は慣れないタチで、相当に疲れたらしく
一向に目覚める様子はなかった。
厠戸は、静かに起きあがった。厩戸の欲望のあとが腿をつたった。
手早く拭き取り、上着を一枚軽く羽織ると、
調子麻呂のいる馬小屋へ走った。

「おや、厠戸殿。ファッションショーは終わりましたか?」
のん気にたずねる調子麻呂。
「王子は最近、派手な下着がお好みのようで、
わたしが用意する白のグ○ゼは、封も切られぬまま・・」
「あのさ!調子麻呂っ!!」
厠戸は、むりやり話題を変えた。
「うまちゃん、ケガしちゃって・・。消毒したいんだけど!」
「ケガ!?それはいけない。 お待ち下さい。今お薬をお持ちします」

398 :花と名無しさん:02/04/20 02:42 ID:???
パチパチ。

399 :花と名無しさん:02/04/20 02:46 ID:???
調子麻呂が寝所に薬箱を持ってあらわれるころには、
先に戻っていた厠戸によって、先ほどまでの情事の痕跡は
全く残されていなかった。
「うわぁ・・、これは何の傷です?」
厠戸がつけた厩戸の胸の傷を見たとたん、調子麻呂が聞いた。
「えっ!?」
さすがに、「嫉妬に狂って乱暴しました」とは言えない。
とっさに、いい言い訳が見つからず
「あの・・くすぐりっこしてふざけてたんだっ!
そうしたら、ちょっと本気になっちゃって・・!乱闘?みたいに・・・!ははっ!」
あながち嘘ではない。
「それでしたら、厠戸殿もおケガを・・?」
「うん・・。でも、ぼくのはうまちゃんが治してくれたんだ・・」
これも、嘘ではない。
「・・・・では、王子は厠戸殿の前で、力を使われたのですね」
厩戸の傷を丁寧に消毒しながら、調子麻呂は小さくため息をついた。

400 :399:02/04/20 02:51 ID:???
もう、後は祭りの後始末ですから、エロは期待しないでくださいね。(w

そして、400ゲト⊂(゚Д゚,⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡ ズサーーー!!

401 :花と名無しさん:02/04/20 02:56 ID:???
見事なエロっぷりでスィタ・・・。萌えましたです。

402 :花と名無しさん:02/04/20 03:12 ID:???
「王子は、私と出会うずっと以前から
常人にはない不思議な力を持っているようなのです」
厠戸は黙って聞いていた。
「王子が、母君の間人媛様と不仲なのはご存知でしたか?」
「・・・・・知らない」
はっきり言って、厩戸の家庭のことなんて、ほとんど考えたことなかった。
「間人媛様は、王子の人並ならぬ能力を恐れておいでなのか、
王子に対して、拒絶するかのような態度をとられます・・・。
幼いころから、母君に冷たくされていたのでは、
王子もお辛いでしょうに・・・・」

傷の手当てを終わらせ、調子麻呂は寝所を出ていった。
厠戸は一人、じっと考えていた。
(うまちゃんお母さんに愛されてないんだ・・・)

いつのまにか、とっくに夜は更け、宮は静まりかえっていた。

403 :花と名無しさん:02/04/20 03:16 ID:???
おお、メンタル面に突入ね。
個人的には、本編では回避されてた、母子の真剣勝負なぶつかり合いがみたいわ。
ごめんなさい・・・今日はおちます。
明日きます。

404 :花と名無しさん:02/04/20 03:29 ID:???
  カタンッ・・・・
厠戸が一人で考えこんでから、どのくらいたっただろう。
突然、寝所の戸が開いた。
「厠戸どの・・・?」
顔をのぞかせたのは毛人だった。
「あぁ・・毛人!椿館はもう閉店したの?」
厠戸は、いつも通りの笑顔をつくってたずねた。
「ええ・・。今夜のお客はなかなか激しくて、
いや、お客というか、身内というか・・。
とにかくたっぷりと延長されて、もうヘトヘトなのだよ・・」
どんなに疲れきっていても、厩戸の顔を見に
訪ねてくる毛人を見て、厠戸は急に毛入に会いたくなった。
「さて・・と、ぼく、そろそろ帰るね!」
「おぉ。送っていくほうがよいか・・?」
あいまいな毛人の物言いに厠戸はピンときた。
「うまちゃんのそばにいたいくせに!ぼくは大丈夫!一人で帰れるよ!」
「む・・うむ・・。すまぬな・・。」
心を読まれた毛人は耳まで赤くなった。

405 :花と名無しさん:02/04/20 03:52 ID:???
宮から毛入の待つアパートまで、厠戸はのんびり歩いた。
四月中旬。
桜はとっくに散ってしまっていたが、月が美しい夜だった。

厩戸の力強さと、もろさを見た今夜のことは
毛入には秘密にしよう・・。
でも、これも浮気にはいるのかな・・?
月明かりだけが照らす夜道で、
厠戸はそんなことを考えながら歩いた。

406 :花と名無しさん:02/04/20 04:00 ID:???
ふと、アパートの前に、人影が揺れた。
(こんな時間に・・誰・・?)
厠戸は身構えた。
「厠戸・・・?」
この声は、毛入だ。
「おっせーよ!!おまえっ!!何時だと思ってんだーー!!」
厠戸は全身の力が抜けた。
「ごめん、うまちゃんのこと行ってたんだ」
「それにしても、おまえっ!!」
「ごめんね・・」
厠戸は毛入の腕にしがみついた。
「・・・・ったく。風呂沸いてるぞ・・つめて−手しやがって・・」
「うん・・・v」
毛入の手のほうが冷たくなってることに気づいていたが、
厠戸はそれ以上は何も言わず、毛入の肩に額を寄せた。

   おちまい。

407 :花と名無しさん:02/04/20 04:05 ID:???
ちっともレズっけはありませんでした。
力不足でごめんなさい。

ところで、うまーとかわやんは
あそこ、あんまり立派じゃないと思うのですが、どうでしょ?
感度は抜群にいいと思うのだけどね。

408 :花と名無しさん:02/04/20 08:59 ID:???
職人どの、乙カレー。リクエストしてもいい?
今度は学園ラブコメがいいなー。

409 :花と名無しさん:02/04/20 09:41 ID:???
面白かったー!お疲れ様です!
>407
私もあんまり立派な一物は想像しておりませんでした
感度は(・∀・)ノイイ!けどサイズは並・・ってくらいが良いかと。

410 :花と名無しさん:02/04/20 14:10 ID:???
職人さま、本当に801はじめて・・・・?
とってもおもしろかったです。
お勉強、御疲れ様でした。

411 :花と名無しさん:02/04/20 19:01 ID:???
>>408
が、学園モノ・・!?
やっぱり斑鳩高校なのかな・・・?
中学ではないだろうし・・。

うまーと毛人って年いくつ離れてたっけ?

412 :花と名無しさん:02/04/20 19:11 ID:???
>411
4コ違いですよ〜
毛人は留年、もしくはうまーが飛び級にするとか?

413 :厩戸:02/04/20 19:41 ID:???
わたしは幼少時から頭が良かったのだ。
十人の言うことをいっぺんに聞き分けられるのだぞ。
飛び級なぞ、たやすいこと。
まぁ、ハッキリ言って天才とはわたしのためにある言葉よ。

414 :花と名無しさん:02/04/20 20:29 ID:???
斑鳩学院っていう幼稚園から大学院までの名門校って感じ?

415 :花と名無しさん:02/04/20 20:37 ID:???
>>414
名門校じゃ、厠戸はともかく、毛入は無理じゃん(w

416 :花と名無しさん:02/04/20 21:07 ID:???
たしかに!
毛入は万年貧乏っぽいもんね〜!

417 :花と名無しさん:02/04/20 21:33 ID:???
かわやんが理事のおじさまをたらし込んで
特別奨学生にしてもらったってことでどうよ?

418 :花と名無しさん:02/04/20 22:36 ID:???
刃嶋が理事だったらイイかも!
毛入ってきっと苦学生だね。
新聞配達とかしちゃってさ。ガソリンスタンドもお似合い。

419 :花と名無しさん:02/04/20 22:37 ID:???
仏教系の大学。

420 :花と名無しさん:02/04/20 22:58 ID:???
厩戸→高校生の場合:意外にオリーブ少女風
   大学生の場合:SPUR系
厠戸→高校生の場合:Fine系
   大学生の場合:CanCan系

421 :花と名無しさん:02/04/21 00:17 ID:uFowsemQ
学園風も良いが・・・。
「椿館印蜂蜜」が気になるのぉ〜。
毛人も使っておるのかえ?
使ってても下手なのか、使わないから下手なのか・・・??

422 :花と名無しさん:02/04/21 00:18 ID:???
すまそー。あげてしもうた。

423 :407:02/04/21 23:36 ID:???
ネタが終了して一休みさせていただきました。
もう次のネタ話しですね!
学園ものですか。・・・にやけちゃう・・・(w

>>421
「椿館印の蜂蜜」は、売れっ子NO,1のうまちゃんが
接客をやめてしまった損失を埋めるため、
オーナー羽嶋が商品化したものです。
もちろん、広告費を抑えるため、従業員がCMしてます。

424 :花と名無しさん:02/04/21 23:37 ID:???
飛鳥文化センター テレフォンショッピング

 厩戸  「いたたたた・・・・」
調子麻呂「おや、どうしました 王子?」
 厩戸  「いや〜、毛人のド下手くそが、毎晩乱暴にするので
      最近、座り仕事が苦痛なんですよ・・」
調子麻呂「そんな悩みを抱えている殿方にはこれ!
      この 椿館印の蜂蜜をご紹介いたします!」

 羽嶋  「今回は、お客様の熱いご要望にお答えして、当社、椿館の蜂蜜を、
      なんと!使いきりサイズで!ご提供させていただきます!
      当店が開店当初より使用しているものを、
      さらに洗い流しやすく、乾きにくく改良しました!」

425 :花と名無しさん:02/04/21 23:37 ID:???
淡水さん(タチ・舎人) 荒縄使い
      「椿館で働いてるんですが、プライベートで王子を
      隠れ家に連れ込んだときに、自分で採ってきた蜂蜜だと
      滑りが悪いんですよ〜。そんな時、店の蜂蜜が
      自宅でも使えたらな〜って思ってたんです」

厠戸さん(ネコ・仏) 淫乱
      「この蜂蜜、この間うまちゃんが使ってくれたんです〜。
      実は、ぼく、あの時ちょっと緊張してたんですけど、この蜂蜜のおかげで
      スルスルっと・・・!ふふっ!もう手離せない〜!」

毛人さん(リバ・家業手伝い) 稚拙
      「わたしの恋人は高貴な方なので、安物の蜂蜜を使うと
      すぐに白目になって怒るのです・・。
      やはり、使い慣れた椿館の高級な物でないと、馴染みも悪いらしくて・・・
      でも、これならきっとあの方も満足してくださいます!」

426 :花と名無しさん:02/04/21 23:39 ID:???
 厩戸  「さすが椿館!大好評ですね〜!」
調子麻呂「ええ。しかも、瓶には今人気の忍冬唐草文様が施されているんです!」
 厩戸  「わぁ〜!おしゃれ〜。
      これならインテリアとして部屋にも置けますね〜」
調子麻呂「はい!しかもこの蜂蜜、実は秘密があるんです!
      ・・ちょっと王子、お尻をだしていただけますか?」
 厩戸  「え!ちょっとだけですよ・・(笑)」
調子麻呂「このようにして、指にたっぷりとっていただき、
      行為のあとの傷口に塗ると・・・」
 厩戸  「うわぁ〜!痛みがひいていきます!!え〜、不思議!?」
調子麻呂「私、調子麻呂が調合した特殊な薬草の成分が入っていますから、
      裂傷にも効くんですよ!」
 厩戸  「これはすぐに申し込まなきゃ!」
調子麻呂「今回は、新発売特別記念としまして、
      こちら、『営み盛り上げトートバッグ』をお付けして
      なんと、絹布2反と交換です!」

あすかぜろいち〜♪にいぜろにいぜろにーにーにーにー♪
飛鳥文化センター♪

427 :花と名無しさん:02/04/22 00:04 ID:???
>>424-426
つっこみどころが満載ですが、笑えたので良しとします

428 :花と名無しさん:02/04/22 01:32 ID:???
  ガ━━ΣΣ(゚Д゚;)━━ン !!
絹布2反は高い!
『営み盛り上げトートバッグ』が単品でホスィ・・

429 :大姫:02/04/22 11:34 ID:???
栗本の、栗本の!椿館印の蜂蜜ですって!トートバッグ付きなのよ。
はやく飛鳥文化センターに電話しなくては。

430 :栗本:02/04/22 11:36 ID:???
はいはい、大姫さま、ただいま電話を
え?・・・あのぅ・・・ですが、
姫様は、あれを何に使われるのでしょうか・・・(オヅオヅ)

431 :大姫:02/04/22 11:39 ID:???
(ムッ)そ、それは・・・
マイ・コレクションです。
瓶には今人気の忍冬唐草文様が施されているそうではありませんか。
これは「買い」よ。早く電話を。

432 :花と名無しさん:02/04/22 12:26 ID:???
あのー、素朴な疑問なんだけど、△△△のとき蜂蜜を使うって、ホントなの?
素人考えなんだけど、油類の方が滑りがよさそうなのになぁ、と。
蜂蜜っていうのは、誰かが想像で言いだして、
このスレではそういうことになっちゃってるというだけ?
事実が知りたい私。教えてプリーズ・・・

433 :花と名無しさん:02/04/22 17:51 ID:???
大姫さま〜、『百合シリーズ』のビデオ、まだお店に並ばないんですか〜?

まさか、撮れなかったなんてこと、ないですよね〜?

434 :花と名無しさん:02/04/22 18:39 ID:???
甘いものがダメな方には、
厩戸印の椿油。
皇室御用達の菊園を強引に椿園に変えて採った、
貴重な椿油です。
おぐしにも使えます。

435 :625:02/04/22 18:56 ID:???
>>624
ケコーンしよう。

436 :花と名無しさん:02/04/22 18:57 ID:???
誤爆です〜〜〜(T_T)
すみません!すみません!

437 :花と名無しさん:02/04/22 19:03 ID:???
蜂蜜案は、たしかこのスレで
淡水が「お仕置きプレイ」担当になりつつあるころ、
誰かが、言い始めたこと。

実際は、どうなんでしょうね・・?
サラサラした油では、滑りがよすぎてイマイチ・・と聞いたことはある。

438 :花と名無しさん:02/04/22 19:05 ID:???
>>437に追加!
油系は、ゴムを溶かしちゃうから
ものによってはご法度だ!

439 :花と名無しさん:02/04/22 19:34 ID:???
蜂蜜はあくまでネタなんでは・・・。
潤滑油とかゆっちゃうより露骨でなくていいでしょ。
蜂蜜は実際はすぐ固まっちゃうのでは?
実際に使ったことないから何ともだけど。
でも、すごくベタつくし、使って気持ちいいものではないと思われます。
バレンタインの時みたいに「食べて(ハァト」系の仕込みにはよいかと。

440 :花と名無しさん:02/04/22 22:20 ID:???
>>438
をいをい。
男*男なら、ゴムなんかいらないじゃん(w

441 :花と名無しさん:02/04/22 22:37 ID:???
そんなことないんじゃない?
病気とか、あと、●●●が先に付くのを防ぐために、
衛生上つけたりするでしょ?

442 :花と名無しさん:02/04/23 00:49 ID:???
後処理するのに面倒だし(中出しの場合)衛生的な問題もあるから
ゴムは男同士でも着けてる人いるよ。
昔海外の無修正ホモビデオ見た時、ゴムして挿入してる
シーンがあったのを見て思わずワラタ事あるけどね。(w

443 :花と名無しさん:02/04/23 14:14 ID:???
後腔に中だしすると、
お腹くだっちゃうんだって。

444 :花と名無しさん:02/04/23 21:04 ID:???
職人さまがお休みの間に質問があるのですが・・・。

コミックス5巻の、調子麻呂が百済へ旅立つ善信尼を見送るシーンで
一度は調子麻呂に用を言いつけた王子が、思いなおして
午後休みにしてあげるところ、大喜びで調子麻呂が出かけた後、
王子が独りで「ばかっ!」って言いますよね。
あれって何に対しての「ばかっ!」なの?
調子麻呂に焼きもちやいてるの???
舎人の仕事より、女と会うのが大切なのかって憤慨してるってこと?

445 :花と名無しさん:02/04/23 23:29 ID:???
>>444
あれは、自分に対してでしょう。
毛人にどうにもならない思いを抱いていて、感情をコントロールできないこと、
愛し愛されてる周りの人間(この場合、調子麻呂)が妬ましく、
嫌がらせまでしてしまう、けれどもそんな自分が惨めたらしくて、
思わず出た「ばかっ!」なんだと思いました。

446 :花と名無しさん:02/04/24 10:43 ID:???
445さんに同意。
厩戸から見れば、調子麻呂がお気軽に思い人に会いに行ったりできることに対する
嫉妬みたいな感じもあるのかな。
(毛人も行ってるな・・)ってモノローグで、うまーもえみーに会いに行きたいんだねって思った。

447 :花と名無しさん:02/04/24 11:08 ID:???
>>445さん、446さん、
なるほど、じゃ最初用を言いつけたのもやはりいじわるだったんですね。
いつもクールを装ってる王子の「ばかっ!」はけっこう私のツボです。
思いなおして調子麻呂を行かせてあげるところ、根本的には
優しいんですよね。

448 :花と名無しさん:02/04/24 13:25 ID:???
厩戸って「ばかっ」って本編中、何回言ったでしょうか?

449 :花と名無しさん:02/04/24 20:02 ID:???
調子麻呂を行かせてやったお人好しな自分に「ばかっ」ていったともとれる。

450 :花と名無しさん:02/04/24 20:02 ID:???
そろそろネタ開始しようかなと思うので
もうちょっと斑鳩学園について語りませんか?

うまーが飛び級で、毛人の2つ下なんてどうでしょう?
厩戸が1年 毛人が3年。
タメでは嫌なのはあたしだけ・・?

ただ、厠戸は裏口で入ったから、飛び級ができないかなぁ。
ていうか、そんなに深く考えるなってかんじですね(w

そして、全寮制なのでしょうか??

451 :花と名無しさん:02/04/24 20:05 ID:???
その辺は職人さんの話を作りやすい設定でいいと思います。

452 :花と名無しさん:02/04/24 20:12 ID:???
全寮制はやりすぎな気がします〜!
かわやんはきっと、理事長刃嶋に、ベッドで
「ウマちゃんといっしょがいい〜〜!!」
ってだだこねたんですよv

453 :花と名無しさん:02/04/24 20:18 ID:???
あ、今日は人いるね。
じゃー、あーだこーだ、希望の設定言い合いましょうか。
男子だけだと登場人物に限りがあるから共学にしてもいいんじゃないかと?
それか、どっかの女子高とコンパやることになって、
毛人と毛入がこっそり参加するのを知った厩戸と厠戸が、
コンパぶっつぶすために強行参加・・・色気ないか・・・。

454 :花と名無しさん:02/04/24 20:30 ID:???
えみぃと同じ学年に編入しようと、文部省へ圧力をかけるウマちゃん。
ウマちゃんと一緒のクラスになるために手段を選ばないカワやん。

455 :花と名無しさん:02/04/24 21:05 ID:???
男子部と女子部にわける。

やはりお約束は生徒会。

456 :花と名無しさん:02/04/24 21:14 ID:???
学年を統一させるのが難しいなら部活動。
密室の茶道部

457 :花と名無しさん:02/04/24 21:41 ID:???
光臨待ちー。

458 :花と名無しさん:02/04/24 21:47 ID:???
淡水は英語教師って感じ。表向きは生徒にも慕われ優秀な教師だが、
顧問を務めるESS部に美少年を集めてハーレムとしている。

調子麻呂はさわやか体育教師。性教育を扱う保健の授業では
つい赤くなってしまい、女子生徒に「かわい〜」と言われている。

459 :花と名無しさん:02/04/24 22:22 ID:???
じゃー、毛入はスポーツ特待生。
怪我かなんかをして、在学危機に。
厩戸は優秀な一学生の振りして隠れ理事長。
刃嶋学園長の裏口入学斡旋等の悪事を暴く。
ベタだね・・・。

460 :花と名無しさん:02/04/24 23:26 ID:???
額田部は教育委員会会長。
泊瀬部はセクハラ教師。
うまーが隠れ理事長なら、生徒会長は・・?
えみーの役立たず生徒会長もいいかも。

461 :花と名無しさん:02/04/24 23:35 ID:???
えみーの役立たず生徒会長いいね。
厩戸が票の水増しさせて、毛人を当選させる。
悪徳学園長は、泊瀬部、教頭は糠手でもアリだね。
淡水に「手ごたえなさすぎよ」とかいわれそうだけれども。

462 :花と名無しさん:02/04/24 23:51 ID:???
んじゃウツ姫は保険室のオバサン、赤髪女は掃除婦、でオケ?

463 :花と名無しさん:02/04/25 00:01 ID:???
>462
チョトかわいそうだ・・・。
でも、ウツ姫は、毛人を狙う巨乳の保健室のセンセイってポジションはグー。
私が中学のとき、保健室のセンセイ2人いたよ。
赤髪女もベテランってことで入れてあげてくり・・・。

464 :花と名無しさん:02/04/25 00:03 ID:???
ジサクジエン(・∀・)!!
ちょっとやりすぎ

465 :450:02/04/25 00:08 ID:???
うわっ!ご飯食べてるあいだにかきこみが・・!

基本的に、本編メンバーが主がいいかな。(厠戸と毛入以外)
刃嶋じゃなくて、羽嶋にします。

部活動案と生徒会案いいですね。

466 :450:02/04/25 00:10 ID:???
>>464
自作自演?
ネタになれば、誰でもいいよ!

467 :花と名無しさん:02/04/25 00:12 ID:???
>464
こらージサクジエンじゃないぞー。
今日はそこそこいるぞー。

468 :花と名無しさん:02/04/25 00:22 ID:???
最近、職人さんて何人くらいいるのかな?

469 :花と名無しさん:02/04/25 00:28 ID:???
職人さんはわかんないけど、今日は3、4人いるみたい。

470 :花と名無しさん:02/04/25 00:44 ID:???
ってことは、大姫は放送部っと。
入学式に文化祭や体育祭、ビデオで撮影ですね。

471 :花と名無しさん:02/04/25 00:46 ID:???
大姫ビデオネタ正直飽きた

472 :花と名無しさん:02/04/25 00:49 ID:???
遅れ馳せながら処天のファンになり、処天の画集が欲しくなったので、
”復刊ドットコム”に投票したら、最近、復刊交渉開始得票数(100票)に達した。
本当に復刊したらいいなぁ、
絶対買う!!

473 :花と名無しさん:02/04/25 00:51 ID:???
>470
いいねー。
>471
定番オチっていうのは必要だよ。
ドリフのコントみたいにね。

474 :花と名無しさん:02/04/25 10:47 ID:???
ふっつーは大学生あたりでどうでしょう?
没落寸前の名門令嬢ってとこで。

・・・毛入とバイト先が一緒になったりして。

475 :花と名無しさん:02/04/25 10:48 ID:???
大姫はどっちかというと写真部?
映画部なんてあれば、文化祭に向けてAV撮るんだろうな。
撮影の穴場は体育館倉庫。

476 :花と名無しさん:02/04/25 10:55 ID:???
お、朝から人いるね!
>474
鬱姫が保健室のオバサンでフッツーが大学生というギャップに藁。
フッツーは泊瀬部にセクハラされてる女教師(しかも毛人の担任)かと思ってた・・

477 :花と名無しさん:02/04/25 14:37 ID:???
>フッツーは泊瀬部にセクハラされてる女教師(しかも毛人の担任)

これイイ!!

478 :花と名無しさん:02/04/25 15:42 ID:???
毛人は、担任の先生に惚れてしまう。
白髪女が保健医ってことにして
保健室で密会とか?

479 :花と名無しさん:02/04/25 15:46 ID:???
いっそのこと、本編になぞって
お飾り校長   泊瀬部
実力者教頭   額田部
敏腕生徒会長  うまー
超役立たず副会長  毛人
では、いかが?? 

480 :花と名無しさん:02/04/25 20:33 ID:???
>478
それいいね。
>479
スタンダードもありだね。

481 :花と名無しさん:02/04/25 21:01 ID:???
毛入は水泳部希望!でも正規の部員じゃなくて、
バイトが忙しいから、あくまで大会の助っ人みたいな。

制服…うまーはブレザー+ハイソ、かわやんはセーラー+ルーズが似合うかも。
教師相手に校内援交する激ミニスカかわやん。
「うまちゃんも〜スカート短いのが似合うのに〜」とか言いながら
うまーのスカートをハサミでジョキジョキと・・・

482 :花と名無しさん:02/04/25 21:16 ID:???
毛入と厠戸はまだデキてない微妙な関係がいいな〜。
竜宮時代の二人のように・・。

厩戸&毛人は生徒会室で時々二人きりでこもってたりして怪しまれる。
でもドキドキしながら役員の仕事してただけ。
「でもいつかは体育倉庫でえみぃと・・・v」と思い描くうまちゃん。

483 :花と名無しさん:02/04/25 21:59 ID:???
激ミニスカはいて、放課後、教壇の上に乗っかって、
「あっつ〜い」とスカートをパタパタやりながら、
担任教師を煽るカワやん。
目的は当然、あと20点中間の上乗せをしてもらって、
赤点をクリアすること。

484 :花と名無しさん:02/04/25 23:37 ID:???
昨日、生まれて初めて読みました!!
めっちゃハマるわー!

スレの流れを無視してごめんなさい。

485 :花と名無しさん:02/04/26 03:11 ID:???
いっそ学園ものじゃなくて相撲部屋とか・・・。
ハード(w

486 :花と名無しさん:02/04/26 10:35 ID:???
↑え・・?ええっ!!?(混乱)

487 :花と名無しさん:02/04/26 11:13 ID:???
淡水は生活指導教師ってことでいいですか?
美少年にはチェック厳しく、時には指導室に連れ込むことも。

488 :花と名無しさん:02/04/26 11:47 ID:???
>487さん、やはりそこには荒縄?!

淡水先生より少し遅れて赴任してきた調子麻呂先生。
初対面を装うこの二人、実は前も同じ学校で教えていて
そこでイロイロとトラブルがあったらしい・・・。

489 :花と名無しさん:02/04/26 12:33 ID:???
荒縄先生と恐れられる淡水・・。一部で人気。

そろそろ設定まとめた方が良いかな?

490 :花と名無しさん:02/04/26 15:25 ID:???
ネタやるより、こうやって妄想してるほうがたのし〜!

491 :花と名無しさん:02/04/26 15:33 ID:???
中等部の来目は先輩に大人気…か?

492 :花と名無しさん:02/04/26 15:41 ID:???
厩戸と厠戸は女装なの?
いやかも・・

493 :花と名無しさん:02/04/26 19:48 ID:???
>492
スマヌ・・・女子の制服しか思いつかん。

494 :花と名無しさん:02/04/26 20:18 ID:???
生活指導といえばジャージに竹刀・・穴穂部なんかハマるかも。

>490
私はネタも読みたいです〜。どうかな〜

495 :花と名無しさん:02/04/28 00:25 ID:???
>494
めちゃくちゃツボ。
体育をズル休みして、タバコをふかすカワやんに愛の“押し付け”ムチ。
お昼の校庭の隅で、優雅に赤絨毯を敷いて傘をたてて、松花堂のお弁当を
竹刀でたたき割る・・・萌え。

496 :花と名無しさん:02/04/28 00:30 ID:???
あ、補足。
松花堂のお弁当を食べるウマちゃんのお弁当を叩き割る。

497 :花と名無しさん:02/04/28 02:14 ID:???
ウマちゃんのお箸が二本、かちゃかちゃいって、穴穂部センセの胸にグサーリ。

498 :花と名無しさん:02/04/28 03:18 ID:???
人がいないから踊っちゃうぞぉ。

499 :花と名無しさん:02/04/28 03:25 ID:???


  「う〜〜っ」
  ∧_∧   ∧∞∧
( ・∀・)  (・∀・)
 ( つ⊂ )  ( つ⊂ )
  ヽ ( ノ   ヽ ( ノ
 (_)し'   (_)し'

    「ぅまんぼ!!」
   ∧_∧    ∧∞∧
  ∩ ・∀・)∩∩ ・∀・)∩
   〉    _ノ 〉   _ノ
  ノ ノ  ノ  ノ ノ  ノ
  し´(_)  し´(_)

500 :穴穂部:02/04/28 10:53 ID:???

指導室へ来いゴルァ〜(゚Д゚)
可愛いなゴルァ〜(゚Д゚)

501 :調子麻呂:02/04/28 13:28 ID:???
モ、モナー殿っ!
ずれておりまするっ!

502 :花と名無しさん:02/04/28 21:56 ID:???
コンビニで万引きする女子高生かわやんを
補導して取調室に監禁する羽嶋警部なんて萌え。

503 :花と名無しさん:02/04/28 22:21 ID:???
最初提示した額よりお札が足りないと怒って、
援交オヤジに厚底ブーツでケリを入れるカワやん。

504 :花と名無しさん:02/04/28 22:42 ID:???
連れションを頑なに拒む厩戸。
不審に思った厠戸が、トイレに隠れて待ち伏せ。

「うまちゃん・・・・・・●ケてない!!!(点目)」

505 :花と名無しさん:02/04/28 23:16 ID:???
「あ、始まっちゃった」といって、生理用品を持ってトイレに走る厠戸。

506 :花と名無しさん:02/04/28 23:30 ID:???
たいくの時間、男子生徒の中で一人だけブルマ姿の厠戸。
「男子にブルマは禁止です」と注意する調子麻呂先生に、
「色気のない白ズボンはしんでも嫌だ」と厠戸は泣き出してしまう。
困ってしまう調子麻呂先生。

507 :花と名無しさん:02/04/28 23:43 ID:???
スカートは良いのか?調子麻呂先生・・・

508 :花と名無しさん:02/04/28 23:45 ID:???
毛入の靴箱の中には大量のラブレターがどっさりと。
それをこっそり処分するかわやん。

509 :花と名無しさん:02/04/29 00:06 ID:???
授業中、厩戸にノートの切れ端メモをまわす厠戸。
内容は、青いペンのはしりがきで、
「この手紙はしあわせをよぶ手紙です。
 青いペンで、このことを10人に手紙を書いておしえてあげてください。
 そしたらあなたはしあわせになります(ハァト」

たあいもないことだ、と、クシャクシャにしてゴミ箱にすてる厩戸に、
本気で泣いて詰め寄る乙女な厠戸。

510 :花と名無しさん:02/04/29 00:24 ID:???
毛人の体育の時間をチェックして教室に忍び込み、
肌着のシャツをgetし、ほくそえむ厩戸。

511 :花と名無しさん:02/04/29 11:49 ID:???
>505
違和感がないのは何故だろう・・
タンポン派の厠戸、ナプキン派の厩戸とか?

512 :花と名無しさん:02/04/29 13:19 ID:???
うまー&かわやん、水泳の授業はやっぱり女子のスクール水着?

513 :花と名無しさん:02/04/29 14:17 ID:???
白目になって気力で生理痛と戦い、止めてしまう厩戸たん。
「ちぃ・・・またか・・・」。

514 :花と名無しさん:02/04/29 20:46 ID:???
>513
・・・お尻から血が出るのか?

515 :花と名無しさん:02/04/30 00:10 ID:???
>514
それじゃ痔だろ………

516 :花と名無しさん:02/04/30 00:36 ID:???
>515
ああ、それで・・納得。

517 :花と名無しさん:02/04/30 03:31 ID:JpGQpyb6
>>504
厩戸「毛人に剥いて大きくしてもらう!」

518 :花と名無しさん:02/04/30 04:10 ID:???
>> ←の癖なおさないと 自作自演ばればれですよ。

 

519 :花と名無しさん:02/04/30 10:08 ID:???
あの・・・別人ですが・・・。
なぜそんなに自作自演にしたがる・・・???
ゴールデンウィーク厨・・・?

520 :花と名無しさん:02/04/30 10:13 ID:???
放課後、毛人の教室に忍び込んで、
毛人のたて笛をおそるおそる吹いて、
幸せをかみしめる厩戸。

521 :花と名無しさん:02/04/30 10:49 ID:???
無神・無仏論者のくせに「My Birthday」を愛読するうまちゃん。

「えっと、きょうのえみぃとのラブラブ運勢は・・・ふむふむ」

522 :花と名無しさん:02/04/30 11:33 ID:???
かわやんは学校では、かわいコぶってノンノ読んでるかも。

523 :花と名無しさん:02/04/30 11:58 ID:???
そして、家に帰ったら、大また開きで
「Fine」とか「Super Cawaii!」とか読んで、
「あゆ、かっけー」とか「アルバローザの新作バッグ、ほっしー」とか言ってる、
そんなギャリンコかわやん。

524 :花と名無しさん:02/04/30 15:17 ID:???
>523
萌え!!

授業参観日には後ろが気になって仕方がないうまー。
しかし間人は中等部の来目のクラスに行ってしまうのだった・・。

525 :花と名無しさん:02/04/30 21:51 ID:???
GWが明けたら家庭訪問。
来目の担任教師の名前は覚えていても
厩戸の担任教師の名前は覚えてない間人であった・・・

526 :花と名無しさん:02/05/01 02:34 ID:???
>524、525
激藁〜!!!

後ろには申し訳なさそうに調子麻呂がいたりして。
同じクラスの大姫の母(常磐会会長)、
マダム額田部に目をつけられる調子麻呂。

527 :花と名無しさん:02/05/01 02:36 ID:???
なぜか、31(サーティワン)とハーゲンダッツの
アイスの美味しさの優劣について、
本気で喧嘩をし始める、厩戸と厠戸。

528 :花と名無しさん:02/05/01 12:35 ID:???
毛入のご飯は吉野家か、マックの半額ねらい。
厠戸に「僕がおごってあげるって言ってんじゃん〜」と言われても
かたくなに拒む男のプライド。

529 :花と名無しさん:02/05/01 16:05 ID:???
ジサクジエン(;´Д`) 萎え・・・・

530 :スパイダーマーマン:02/05/02 01:00 ID:???
学園ものにこだわらずに、職人さんの登場を期待!

531 :花と名無しさん:02/05/02 20:54 ID:???
もう職人さん来てくれなかったりして・・・ヽ(‘Д´)ノ ウワァァァン

532 :花と名無しさん:02/05/02 22:06 ID:???
だからどの辺でジサクジエンと思うんだ・・・ワカラン・・・。

533 :花と名無しさん:02/05/02 22:45 ID:???
思えらく、自分の気に入らないレスを誉めているレスがついた時だろう。>ジサクジエンと思う

534 :花と名無しさん:02/05/02 22:46 ID:???
厩戸王子って、女は嫌いだけど女装は好きなんだよな。

535 :花と名無しさん:02/05/02 23:14 ID:???
おイタをするとき女装なんです。

536 :花と名無しさん:02/05/03 02:04 ID:???
お弁当を忘れて真っ青なウマー。
育ちがよいので現金を持ち歩かないからさあたいへん。

537 :花と名無しさん:02/05/03 02:06 ID:QNr4Zz1c
貢物が後をたたなそうだな・・・

538 :花と名無しさん:02/05/03 10:40 ID:???
えみぃ「王子!私のお弁当で良ければ食べてください!!」
うまー「えみぃ・・(じ〜ん)しかし、そなたのお昼はどうするのだ」
えみぃ「えっ私は・・・布都先生にいつも作ってきてもらってますからv」
うまー「・・・・・・(ベキッ!!!)」

念力でお弁当を真っ二つに砕く厩戸だった。

539 :かわやん:02/05/05 10:08 ID:???
今日はプール開きじゃん!
スクール水着なんて着てらんないよね!
あ〜んどのビキニにしようかな〜

540 :馬子:02/05/05 10:48 ID:???
このヴァッカものめがっ!
男は赤フンじゃっ!

541 :花と名無しさん:02/05/05 13:42 ID:???
うまー「調子麻呂! 弁当にたこさんウインナーを入れるのはやめろ!
    クラスの者に笑われるではないか!!!」
調子麻呂「お、お気に召しませんでしたか・・・」

調子麻呂(そうか・・・たこさんではひねりが足りなかったか・・・。
     では、今日はかにさんに挑戦だ・・・)

どこまでも努力家の調子麻呂。

542 :淡水先生:02/05/05 13:43 ID:???
この学園では、水着はモチロン、荒縄ですよ。
巻き方については、視聴覚室にてスライド上映(モデル・調子麻呂先生)の
後、生徒にコーチングいたしております。

543 :花と名無しさん:02/05/05 13:55 ID:???
水泳の授業のある日だけは、学校をお休みする厩戸。

544 :花と名無しさん:02/05/05 13:59 ID:???
調子麻呂が理由を聞いても、頑なに布団から出てこない厩戸。
調子麻呂がなだめすかして、自分専用ママチャリで二ケツして
厩戸を学校まで送っていく。

545 :かわやん:02/05/05 14:56 ID:???
先生!フツーの荒縄なんて耐えられないですぅ〜
せめて僕はピンクの荒縄でいいでしょ!
フリフリにリボンも付けちゃえ!!

546 :うま〜:02/05/05 17:01 ID:???
荒縄・・など・・・!くっ!
すっぽんぽんの方がまだマシというものだ

547 :彦人保健委員長:02/05/05 18:48 ID:???
えっ!?

「成績優秀な生徒には荒縄着用でなく、ボ○テージ着用を認める」

がんばらなくては…

548 :花と名無しさん:02/05/05 22:53 ID:???
ボンテー痔でプールかよ!蒸れそう〜
でもうまーはバッチリ着れるね。良かったね。
で、胸元には手縫いで「厩戸」って縫いつけてあるんだよね。

549 :CM:02/05/06 13:29 ID:???
♪亜麻色の〜長い髪を〜…

常夏の地、舞網で厠戸にか髪をすいてもらう厩戸。

(あー、ホントは毛人に髪をイジッて欲しいものだ…)

550 :花と名無しさん:02/05/06 21:25 ID:???
授業参観のお知らせの通知書を、
間人に渡さず、調子麻呂に渡す厩戸。
気を利かして、その紙を間人に渡す調子麻呂だったが、
「だれがそんなことをしてくれと頼んだ!!!」
と、厩戸の逆鱗に触れてしまう。

551 :花と名無しさん:02/05/06 23:17 ID:???
人がいないので、まったりしちゃうぞー。

552 :花と名無しさん:02/05/06 23:19 ID:???
∧∧
  (,,゚Д゚)ζ
  ノ つ目
,〜,,_,,)

はっ! 誰ぞ!!

553 :淡水:02/05/07 11:06 ID:???
ふふふふ・・・ズレているぞ?

554 :花と名無しさん:02/05/07 15:41 ID:???
水泳の授業、「生理だから」って嘘でサボれるのは
女子の特権だったんですが・・・
うまー&かわやんも平然とその手を使いそう。

555 :淡水先生:02/05/07 20:49 ID:???
はて?セイリ?なんのことだ?
え?股間から血が?
それくらい、蜂蜜を塗ってけば治るであろう!

556 :厠戸:02/05/08 11:20 ID:???
先生、蜂蜜の塗り方が分かりません〜
個人教授してください・・。

557 :厩戸:02/05/08 13:50 ID:???
よいのか毛入?
厠戸が淡水と2人きりで指導室に入っていくぞ?

558 :毛入:02/05/08 22:28 ID:???
べ・・別に俺の知ったこっちゃねぇよ!!

559 :@指導室:02/05/08 23:33 ID:???
淡水「…血など出ておらぬ出はないかっ!」

ブルマーを膝までズリ下げた厠戸を目の前に、怒る淡水先生。

淡水「…ほう、そうか、嘘をついてまで、オシオキが受けたかったのだな、ん?」

淡水先生の手にはいつもの荒縄、ではなく、今話題の「ア●トロニック(
一分間に600回の筋肉収縮運動でワークアウトできる!)」が
握られていた…。

その日、指導室から厠戸の嬌声がコダマしたのはいうまでもない。

560 :花と名無しさん:02/05/09 00:22 ID:???
「今度から、授業フケるなら指導室だね!」と、ほくそえむ厠戸。

厠戸のいない隣の席が気になって落ちつかない毛入。
でも早弁はかかせない2時間目。

561 :花と名無しさん:02/05/09 15:43 ID:???
そろそろネタが読みたくなってきた・・
職人さんカマン!

562 :ダ○レクトショッピング社:02/05/09 20:21 ID:???

ア●トロニックは本来の使用目的以外で使用しないで下さい。

563 :花と名無しさん:02/05/10 13:21 ID:???
夏の臨海学校は舞網に決定。

564 :花と名無しさん:02/05/10 19:18 ID:???
>563
「えみぃと同室に・・・!」
部屋割りに燃えるうま〜。

565 :花と名無しさん:02/05/10 22:50 ID:???
職人さん出てこないと、ほんと、レス減るねー。
すごくさがってるので、ちょっとドキドキ。
学園ものにこだわらなくてもいいので、
子ネタあったらまたカキコしてほしい。

566 :花と名無しさん:02/05/10 23:40 ID:???
>565さんに同意。
とか言いつつ、私も職人だったり・・・
季節ネタが思いつかないので、学園モノでネタ考えてみようかな。

567 :花と名無しさん:02/05/11 00:11 ID:???
お、人いる。
楽しみにしてるよぅ。

568 :花と名無しさん:02/05/11 01:11 ID:???
おちそうなので、
「ジーク厩戸!」
とか言ってみたりする。

569 :花と名無しさん:02/05/11 02:22 ID:???
保全age

570 :花と名無しさん:02/05/11 02:23 ID:???
あ、あげてなかった。

571 :566:02/05/11 12:44 ID:???
迷ってます。臨海学校もいいけど、校内スキャンダルもいいような。
思いついたら、今夜またカキコに来ます〜。

572 :花と名無しさん:02/05/11 13:33 ID:???
中等部の来目が持ってきた「行事予定表」で
「ドキッ!男だらけの水泳大会(中等部高等部合同開催)」を
発見する田目パパ。

「ふ〜ム…厩戸に泳ぎを教えてやらねば…」

頭脳は明晰な厩戸だが、運動に関してはドンクサイ厩戸であった。

573 :花と名無しさん:02/05/11 17:33 ID:???
「夜刀の池での泳ぎはフォームがなってないなぁ」
・・・こっそり覗いてたんでしょうか田目父さん。

574 :花と名無しさん:02/05/11 21:13 ID:???
夕暮れの体育館。弓道部の練習が行われていた。
りりしい姿勢で弓を引く毛人。的代わりの俵に矢が命中した。
「ステキよ、お兄さま!その調子〜」
バスタオル片手に、刀自古が歓声を上げる。
斑鳩学園は男子と女子で校舎は別々、同じ部活に入るなど本来は許されないのだが、
刀自古は強引に男子弓道部のマネージャーになってしまったのだ。
「うるさいぞ刀自古、集中できぬではないか」
そう言って、ふと体育館入り口に目を向ける毛人。
熱い視線を毛人に送る、その生徒は・・・。
「王子・・・」
毛人と目が合った厩戸は恥ずかしさのあまり、プイっと身を翻して
行ってしまった。
(王子、ここのところ私の練習を毎日見に来られている。同じクラスでも、
生徒会でも大抵無口で、用があるときしか話しかけて下さらないのに・・・)
毛人は、部活と生徒会副会長との掛け持ちで忙しい日々を送っていた。
厩戸もまた、生徒会長と乗馬部部長に加え、ダメ学園長・泊瀬部を操り、
闇の会長・羽嶋の動向に注意せねばならない毎日。
そんな中で毛人に淡い恋心を抱くが、鈍い毛人には中々通じずにいた。
(だが、王子が見に来てくれるから、私も練習に精が出るのだ・・・!)

575 :花と名無しさん:02/05/11 21:16 ID:???
毛人の中でも厩戸の存在は大きなものだった。飛び級で4歳年下なのに、
自分よりはるかに頭脳明晰で成績はトップクラス。
学園中から慕われ、王子と呼ばれているのだ。
父で、地元の有力者である教育委員会の一員・馬子からも、
厩戸についていろと言われていた。
(まったく、謎なお方だ。何故、私の練習など・・・)
厩戸がいなくなって淋しい気持ちになりながら、毛人は練習を再開した。

教室にかばんを取りに戻った厩戸。暗くなりかけた教室のドアをガラッと開ければ、
誰かのあえぎ声が聞こえる。
「また厠戸か・・今度は誰とだ?」
いきなり教室の電気をつける厩戸。とたんに悲鳴が聞こえた。
「うわあ!」
「やっ、やだぁうまちゃん〜!明るくしないでよ〜!!」
制服の襟をはだけ、めくれ上がったスカートで机の上にいる厠戸の姿が露になった。
厠戸の股の間には用務員・駒の姿が。
「ひいっ!俺は何もしてねぇ!!」
厩戸を恐れる駒は、ドタバタと逃げ出していった。
「あ〜あ、まぁいいや。もう前金もらったしね」
制服の乱れを直す厠戸に、厩戸は冷たい視線を浴びせた。
「あんなのとでも寝るなんて・・お前にプライドと言うものは皆無なのだな」
「だってうまちゃん、一緒に帰ろうって約束してたのに、中々来ないんだもん。
あん、待ってよ〜」
黙ってかばんを持ち、教室を出る厩戸にくっついてくる厠戸。

576 :花と名無しさん:02/05/11 21:19 ID:???
「ねぇマック行くでしょ?それからカラオケ寄らない?」
「またか。お前はさっさと帰って勉強しようとでも思わぬのか」
周囲に一目置かれている、実は孤独な厩戸だったが、
無条件で厩戸の周りにまとわりついている厠戸は、唯一の友だった。
「ウチに帰ったって・・・別に面白くもなんともないし〜。
外で遊んでる方が楽しいじゃん!」
厠戸は家のことは、ほとんど話さない。聞いた話では、
学園の会長・羽嶋の養子になっているとか。
しかし、羽嶋でさえ厩戸の前にも殆ど姿を見せない存在。
厠戸の境遇は想像するしかなかった。
「でね、淡水先生のオシオキがまた一段と新しくなってね」
厠戸はセックスに目が無かった。わざと校則違反をしては、キケンなお仕置きをする
生徒指導の淡水に連れていかれて喜んでいるのだ。
(心底、こやつが分からぬ。しかし、斑鳩学園は超難関校。こんなバカでも
入れると言うことは、羽嶋の後ろ盾がないと不可能だな・・・)
厩戸は側で無邪気に笑う厠戸を見ながら、羽嶋の影響力を
ひしひしと感じていた。

577 :花と名無しさん:02/05/11 23:20 ID:???
厠戸と遊んだ後、家に帰った厩戸。お邸と言って良いような豪華な家だ。
リビングでは、食卓で賑わう家族の声が聞こえる。
その場を避けてまっすぐ部屋に行き、不機嫌そうにかばんを投げだし、ベッドに腰掛ける厩戸。
間もなく、部屋をノックする音が聞こえた。
「どうぞ・・・」
「やぁ、帰ってたんだね。ただいまくらい言ったらどうだ?」
ニコニコ笑いながら干渉してくるのは義父の田目。
父に先立たれた厩戸たち家族が優雅な生活を送れるのも、
金融会社の若社長・田目のおかげだった。しかし、そんな田目と
かかわるのを鬱陶しそうに避ける厩戸。
「夕飯ならいりませんよ、友人と食べてきましたから」
「そういうと思ったよ。それより、来目から、こんなものを貰ったよ」
田目が手にしているのは、「ドキッ!男だらけの水泳大会」のプリント。
「ダメじゃないか、親ににちゃんと、こういう事は言わないと」
「別に貴方が来目の応援に行くならそれで良いでしょう」
「いいや、父としては、厩戸も心配なんだよ。今夜、お風呂で
泳ぎの練習をしようか。来目も一緒に。楽しいぞぉ!」
「ほっといて下さい!!」
肩を抱こうとした田目の手を振り払う厩戸。やれやれ、というような
表情で部屋を去る田目だった。
厩戸は、かばんから何となく携帯を取り出し、そっと、番号を押し始めた。
しかし、途中で携帯を放り投げてしまう。
切なげな表情を浮かべ、仰向けにベッドに倒れこんだ。
「・・・毛人・・・・・・」

578 :花と名無しさん:02/05/12 03:29 ID:???
用務員・駒か……凄く適役だ。

579 :花と名無しさん:02/05/12 12:12 ID:???
今朝の厩戸は電車通学だ。
いつもなら、調子麻呂が車で迎えに来るはずだった。
調子麻呂は学園の体育教師であると共に、亡き前学園長であった
豊日の教え子であり、その恩に報いるべく、遺児・厩戸の
身の回りの世話をするのが日課になっていたのだ。
しかし今日は顧問の武術部の早朝練習がある調子麻呂。
仕方なく満員電車に乗る厩戸だったが・・・

つり革につかまっている厩戸のお尻に、何者かの手が伸びる。
(む・・・これが噂の痴漢とかいうやつか?)
めずらしくて、初めは触らせていた厩戸だったが、痴漢はエスカレートし、
スカートの中にまで手を差し入れてきた。
(こやつ、調子に乗りおって!フフ・・血を流したいようだな)
厩戸は胸のポケットから名札を取り出し、その針を後ろにいた者の手に突き刺した。
「痛ぇ〜〜〜!!」
叫び声を上げたその男は乗客の注目を浴びた。
その顔を見て、厩戸は仰天した。
「・・・毛入!?そ・・そなたがこのようなマネを・・・」
「うわ、違う!違うんだよ厩戸!!お前が痴漢されてたから
俺が助けようとして、そいつの手をつかもうとしたらさ・・お前の針で・・」
毛入は嘘を言っているようには見えなかった。
見かけと違い、毛入が硬派だということは、同じクラスの厩戸も良く分かっていた。
「では・・・本物の痴漢はどこへ行ったのだ?」
「さっさと逃げやがったな、ドアノブ式ヘアカバーのあの男!」
電車が駅に着き、流れ出る人込みの中、ニヤニヤした淡水の姿があった。

580 :花と名無しさん:02/05/12 15:28 ID:???
おっ、とうとう始まりましたね。
なんか、いい滑り出し。期待しちゃう。

581 :花と名無しさん:02/05/12 19:30 ID:???
休み時間も参考書を読んでいる厩戸。
(王子は何を読んでいるんだろう・・)
毛人が覗き込めば、読めもしない難読漢字がズラッと並んでいる。
気が遠くなりそうになる毛人。
「ん?どうした毛人」
「あ・・いえ、その、随分熱心なんですね〜」
そこで厩戸は黙ってしまい、会話が途切れた。
「え〜っと・・邪魔してすみませんでした・・えっと、あの」
(き、緊張するなぁ。えい、言え、言うんだ毛人!)
毛人は、自分を奮い立たせるように口を開いた。
「よければ・・今度、私の家にいらっしゃいませんか・・?
一度、王子に勉強を教えてもらいたく思っていましたので・・・」
「えっ・・・・?」
厩戸の胸が高鳴った。まさか毛人から誘いが来るなんて・・・!
「あ、王子がお忙しいなら、別に・・・」
「仕方ない、行ってやる!もうすぐ中間テストだからな。
みっちりしごいてやるから覚悟しとけよ!」
ぶっきらぼうに言い放ち、席を立って教室を出て行ってしまう厩戸。
(・・言ってみてよかった!一度プライベートで会ってみたかったのだ)
ほっとしている毛人の肩を、いきなりポンと叩く毛入。
「よっ!お前もやるじゃん!」
「な、何か勘違いしてないか毛入?私はただ純粋に王子とお勉強会を・・」
「まぁいいから、よろしくやれよ」
毛入に言われて顔を赤く染める毛人だが、放課後が待ち遠しくてたまらなくなった。

582 :花と名無しさん:02/05/12 21:04 ID:???
「やったじゃんうまちゃん!超チャンスー!!」
お昼休み、校舎の屋上でお弁当を広げる厠戸と厩戸。
毛人とのお勉強会の話を聞いた厠戸は、まるで自分のことのように喜んだ。
「こら、何がチャンスなのだ!勘違いするな、私はただ・・」
「はいはい、オトナのお勉強でしょ?今日はいったん家帰って、
こないだ僕と買ったスケスケスキャンティはいて行きなヨッ」
「お前と言う奴は・・・」
呆れて口をつぐむ厩戸に、厠戸は遠くを見つめながら言った。
「厩戸ちゃんの恋は、きっとうまくいくよ」
「そのような・・第一そなたの方こそ毎日のように誰かを食っているが
特定の相手はおらぬのか?」
厠戸は、不意に黙ってしまった。
(こいつ、そういえばアレの話はし放題だが恋の話はせぬな・・・
確か毛入と幼なじみとは聞いたことがあるが、クラスでもめったに
話さない様だ。気にはなるが、これ以上突っ込んだ話は聞けんな)
厠戸の手首にはよく、鎖の後が赤く刻まれている。
おそらく淡水のオシオキだろうと思っておくことにした厩戸。

放課後。毛人に「4時までには行ってやる」と告げ、パンツを履き替えに
慌てて帰る厩戸だった。
その頃、学園の屋内プールで水泳部の練習を眺める厠戸の姿があった。
正式部員でないが事実上、部のエースである毛入の泳ぐ姿を見つめている。
クロールで水をかく最中、厠戸の姿が垣間見える毛入。
思わず水中で立ち止まり、その姿を確認しようとした時には厠戸は既にいなかった。
「・・・あいつ・・・?」

583 :花と名無しさん:02/05/12 22:54 ID:???
「それで、Xの値が−2yの二乗だから、ここは公式を使って・・・」
「あ、はい・・はい、なるほど」
毛人の部屋で、厩戸は熱心に勉強を教えていた。
しかし間近に厩戸の顔があってか、毛人は中々集中できない。
(王子、いいにおいがする・・・香水かな?それにしても
王子の横顔も美しい・・)
毛人はぼーっとし、うっかりペンを机の上に転がしてしまった。
「あ、すみませぬ」
サッと拾おうとした毛人の手より厩戸の手の方が早かった。
「あ・・・っ」
厩戸に手に毛人の手が重なり、時間が止まった。
(毛人の・・毛人の手が)
鼓動の音はお互いに聞こえあうんじゃないかと言うほどに激しく高鳴った。
毛人は唾を飲み込むと、厩戸の顔に自分の顔を近づけていった。

日が暮れようとしている校内では、厠戸が教室でぼんやりファッション誌を眺めていた。
(うまちゃん、今頃上手い具合にやってるかなぁ。
僕は・・・こんな所で誰を待ってるんだろう)
その時、ガラッと教室のドアが開いた。
「コラァ、部活も無い生徒は早く下校せんといかんだろうが!」
厠戸をとがめたのは、淡水と同じ生徒指導教諭・穴穂部だった。
(やべ〜、めんどいのに見つかっちゃったヨ)
ジャージ姿に竹刀を持った穴穂部は、厠戸に近づいた。
「む、何だお前、そのピアスはぁ?!どうどうと違反しやがって!」

584 :花と名無しさん:02/05/12 22:55 ID:???
いい感じです。

585 :花と名無しさん:02/05/12 23:11 ID:???
穴穂部は淡水とは違い、正統派熱血教師だった。
園長・泊瀬部の兄だが、直接生徒に接するのが好きで、教師の身分に甘んじている。
しかし、園長の座を狙っていると言う噂もある、食えない男だ。
「そのピアスは何だと聞いているんだ!」
厠戸は、たいていの教師と関係を持っているが穴穂部とは経験が無かった。
(なんかスキがないんだよね、穴穂部先生。ん〜、いっちょ試してみっかなぁ)
「あの・・・先生・・・」
「ム、何だ」
「僕、他の所にもピアス開けてるんですぅ・・・乳首とか・・・」
「なっ、何ィ??!」
「見てみたい・・・ですかぁ?」
厠戸はゆっくりと、制服のボタンを外し始めた。

毛人と厩戸の唇が近づいた。そして、重なりそうな・・・

ガチャッ!

「お兄さま!!お茶をお持ちしましたわよ!!」
刀自古がお盆を持ち、激しく部屋に飛び込んできた。慌てて離れる2人。
「こら刀自古!!ノックくらいせぬか!」
「あら、な〜に汗びっしょりかいてますのお兄さま?」
引きつった笑みを浮かべ、刀自古はジュースを「どうぞ」とばかり、机に置こうとした。
「キャッ!」
刀自古の手が滑ったのか、ジュースは厩戸の制服のスカートにぶちまけられた。

586 :花と名無しさん:02/05/12 23:27 ID:???
「こらっ!刀自古、王子になんて事を!!」
「あらやだ、私ったら!ごめんあそばしましね〜」
刀自古は拭きもせず、逃げるように部屋を出て行った。
「お、王子・・・・妹が大変な失礼を・・何てわびたら良いのか」
「いいのだ毛人、気にするな」
とは言っても、スカートから足までベトベトだ。毛人はとっさに、
手元のお絞りで厩戸の足を拭き始めた。
「毛人、いいと言っているに・・!」
「いいえ、スカートの中までベタついてるではありませんか!」
毛人は無意識に、厩戸のスカートを捲り上げて中を拭こうとした。
「あ・・!バカ、やめっ・・・」
「・・・・・・!!」
厩戸の真っ赤なスキャンティが毛人の目前に披露された。
そのまま固まってしまう2人・・・。

厠戸が服を脱ぐより先に、穴穂部の反応の方が早かった。
穴穂部は厠戸の腰を抱き寄せ、スカートの中に手を入れてきた。
「やん、まだ、だぁめ・・。僕、いつも前金なの。三万でどう?」
厠戸は穴穂部の手をおしのけた。魔性の上目遣いが、穴穂部を捕らえる。
「ふん・・・三万だと?笑わせるな」
穴穂部はせせら笑うと、突然厠戸の制服を激しく引き裂いた。
「あ・・・!!やだっ先生、何するの?!」
「淫乱め!お前ごとき公衆便所に金を払うバカがどこにおる!?」
穴穂部は厠戸を床に押し倒し、平手打ちを食らわせた。

587 :586:02/05/12 23:34 ID:???
今日はこれで落ちます。続きは明日に・・。

588 :花と名無しさん:02/05/13 00:15 ID:???

       | えみぃがこたつの中から手握ってきたらどうしよう
   ∧ ∧ |/\___________
   (,,゚Д゚)____.
   (つ/~ ※ ※ \
   /※ ※ ※ ※ \
   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

589 :花と名無しさん:02/05/13 00:17 ID:???

       | どきどきどきどきどっきんこ
   ∧ ∧ |/\___________
   (,,゚Д゚)____.
   (つ/~ ※ ※ \
   /※ ※ ※ ※ \
   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

590 :花と名無しさん:02/05/13 00:19 ID:???

       | ・・・・・・・・・・・。
   ∧ ∧ |/\___________
   (,,゚Д゚)____.
   (つ/~ ※ ※ \
   /※ ※ ※ ※ \
   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

591 :花と名無しさん:02/05/13 00:45 ID:???

       | えみぃ・・・まだ・・・?
   ∧ ∧ |/\___________
   (,,TДT)____.
   (つ/~ ※ ※ \
   /※ ※ ※ ※ \
   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

592 :花と名無しさん:02/05/13 00:51 ID:???

      \∧_ヘ     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ,,、,、,,, / \〇ノゝ∩ < えみぃ奪取!!!!!!       ,,、,、,,,
    /三√ ゚Д゚) /   \____________  ,,、,、,,,
     /三/| ゚U゚|\      ,,、,、,,,                       ,,、,、,,,
 ,,、,、,,, U (:::::::::::)  ,,、,、,,,         \ヘイーーーーーっ・・・・・・/
      //三/|三|\     ∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
      ∪  ∪       (    )    (     )   (    )    )
 ,,、,、,,,       ,,、,、,,,  ∧_∧∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
      ,,、,、,,,       (    )    (    )    (    )    (    )

593 :花と名無しさん:02/05/13 10:28 ID:???
>588-592
すっげぇラヴリー・・・

594 :花と名無しさん:02/05/13 14:36 ID:???
おお!ネタがはじまってる!
今回は純愛もの(Hあり)になりそうですね。
ハードなHも期待しつつ、がんばれ職人さん!

595 :花と名無しさん:02/05/13 20:31 ID:???
「毛人・・・」
厩戸の呼びかけに我に帰った毛人は、スカートの裾をパッと離した。
「すっすみませぬ!!この毛人、なっ何も見なかったことに・・・」
とは言っても、きわどいものをバッチリ見た毛人の下半身は、当然反応してしまった。
慌てて、膨らんだ股間を押さえる毛人。
(・・はぁぁ、王子に気づかれていないだろうか・・それにしても王子、
あのようなスケスケを・・いつもご愛用に・・?!)
「か、勘違いするな・・よ、毛人・・・」
厩戸はスカートの裾をギュッと握りながら言った。
「私は・・決して、そのようなつもりで来たのでは・・・・・・」
厩戸の目からポロっと涙が流れた。
好きな人に見られた恥ずかしさで、厩戸の小さな胸はいっぱいだった。
「王子・・何故あなたが泣くのです!・・ああ、そうか、ベトベトして気持ち悪いからですね!
今、お風呂の準備をします。どうぞ、入っていって下さい!」
「えっ・・・?!」
毛人の家でオフロ!?厩戸のハートは今にも爆発寸前だった。

厠戸は非力ながらも必死で抵抗した。
しかし、屈強な穴穂部の前には手も足も出ない。
何度も殴られ、厠戸の口の端から血が流れていた。
「ふん、会長の子だからといって甘やかされたあげく、この腐りようか。
俺の愛のムチで立ち直らせてやるわ!」
穴穂部は、スカートをめくりあげられた厠戸の足を左右に大きく開かせた。
「やだ・・・!!やめて!僕は、タダじゃ絶対やらせない・・っ!!」
「黙れ!教師に刃向かったらどうなるか、たっぷり思い知らせてやる・・・」

596 :花と名無しさん:02/05/13 20:56 ID:???
蘇我家のリビングでは、馬子が新聞を読んでいた。
そこに毛人が来たので、とっさに駆け寄る馬子。
「毛人、厩戸王子がいらしているそうだが、失礼はないのだろうな?!」
「は・・ええ、今、お風呂に入っておられますよ」
「な、何?!でかした毛人!そこまで仲良くなったとはな!
はよ行って、お背中をお流ししろ!それからうまく引き止めて、
今夜はお泊めするのだ。いいな!」
「え・・・・・・ええっ?!!」
(王子の入っている風呂場に私が入って、お背中を?!
そ、それに・・・お泊め・・・ああ・・・!!)
毛人は中々次の行動に移れずに、頭がグルグル回ってきた。

穴穂部の舌が、厠戸の太ももをつたって、秘門にたどり着いた。
「イヤ・・・イヤだ、お願い・・・」
「念のため慣らしておいてやる。優しいだろう?俺のは特大だからな」
穴穂部の強引な舌が、これから自分を受け入れるであろう厠戸のそこを濡らす。
さらに荒々しい指が、厠戸の最も感じやすい熱棒に刺激を与えた。
「・・ぅっん・・・あふ・・・」
甘い声を漏らし始めた厠戸を見て、穴穂部はニヤッと笑った。
「嫌がるそぶりを見せて俺を煽るなど、娼婦はよく心得ておるわ」
穴穂部はそろそろ頃合いかと、自分のジャージをずりおろした。
厠戸の目から涙があふれた。
(助けて・・・助けて・・・)

597 :花と名無しさん:02/05/13 22:59 ID:???
自宅の広々とした風呂よりは狭いが、それでもゆったりした蘇我家の風呂に
厩戸はつかっていた。まさかこんなことになろうとは・・・。
(毛人と同じ匂いになれるのかな・・)
厩戸は身体を洗おうと、ザバッと湯船から立ち上がった。
その時、ガラッとバスルームの戸が開けられた。
「王子、お背中を・・・☆・・・!!?」
タオル1枚腰に巻きつけただけの毛人と、全てが露の厩戸。
二人は向かい合ったまま、呆然と見詰め合った。

穴穂部の壮絶な一物が、厠戸の雷にピタッと当てられた。
震えたまま、歯を食いしばる厠戸。
「あ〜ヤベ、バイトに遅れちまう!」
そんな声が廊下から響いたかと思うと、突然教室のドアが開かれた。
「・・・!!」
飛び込んできたのは毛入だった。
「なに・・・してんだよ・・・!?」
驚きから軽蔑に変わった毛入の視線は、穴穂部よりも厠戸に向けられていた。
「毛入・・・っ」
厠戸は潤んだ瞳で毛入に訴えかけた。しかし・・
「てめぇ、そうだよな、そういう奴だよな。教室で汚ねぇまねしやがって!
邪魔して悪かったな、センコーとよろしくやってろよ!」
カバンを取り、さっさと教室を出て行く毛入。
「毛入・・!毛入、助けて!!」
厠戸の必死の声も届かなかった。穴穂部は楽しげに笑う。
「ハハハ、級友にも信用されてないようだな!さぁて、覚悟して力を抜けよ」

598 :花と名無しさん:02/05/14 00:18 ID:???
「お・・お背中をお流しします!」
毛人は目をそらしながら言った。厩戸も、毛人の肉体を
まともに見られない。黙って、風呂場の椅子に座った。
厩戸の背に、スポンジを持った毛人の手が触れた。
「王子・・こ、こすりますよ?痛かったら言ってくださいね」
「ん・・・」
厩戸の背を洗い始める毛人。すべすべとした白い背に見とれてしまう。
(王子の裸がこんなに目の前に・・・)
毛人はハッとして自分の股間を見た。毛人のものはすっかり元気ビンビンだ。
(ああ、何ということだ・・王子は同性であるというのに・・・)

(そうだ、あいつは・・あいつはしょっ中、あんなだ!
俺が気に病むことねぇじゃねぇか!!)
帰り道を急ぐ毛入の脳裏には、先ほどの厠戸の怯えた表情が焼きついていた。
(もしレイプだったとしても、自業自得だぜ。普段のバチが・・)
毛入の足がふいに止まった。
(「助けて」・・・あいつの声、はっきり聞こえた。あれは、俺に・・?)

それは快楽というより、ほとんど拷問に近かった。
身を二つに引き裂かれんばかりの苦痛。穴穂部の熱いものを
くわえ込むだけで、厠戸は何度も呼吸が止まりそうになった。
「辛そうだな?お前のようなゆるゆるには受け止めきれると思ったんだが・・
まだ半分しか入っとらんが、まぁいい。動くぞ・・」
「あ・・!やっ、やめて・・・痛い・・・!!」
厠戸はあまりの激痛に、顔をゆがめた。

599 :598:02/05/14 00:21 ID:???
今日はここまででございます〜

600 :花と名無しさん:02/05/14 01:33 ID:???
かわやん・・・・(T_T)

601 :花と名無しさん:02/05/14 01:56 ID:???


    ∧∧
    /⌒ヽ) えみぃ・・・
   i三 ∪ 私はもう、そなたを追わぬ・・・
  〜三 |   逝ってくれ・・・
   (/~∪
   三三
  三三
 三三

602 :花と名無しさん:02/05/14 04:38 ID:???
>601
背中に哀愁漂いまくりだ(w

603 :花と名無しさん:02/05/14 20:36 ID:???
毛人は悩んだ。自分は異常なのではないのか?
(王子は男・・いや、待てよ?男の肌がこんなに柔らかいか?
それに、今まで違和感が無いから気づかなかったが、王子は
何故、女子の制服など着ておられるのだ?厠戸はそういう趣味だから
ともかく、生真面目な王子が何故・・・もしや王子は女性なのでは?!)
毛人は突拍子もない事を考えた。
(さきほどだって、湯気でよく見えなかった。女性だとしたら
当然アレは無いはず・・・そうだ、確かめてみよう!
・・しかし・・どのように?いきなり前を覗くのは失礼だ。
こうなったら、うっかり手を滑らせたと言うことにして・・・)
毛人は決意し、厩戸の背を流しながら、タイミングを見計らった。

穴穂部は厠戸の中で、ピストン運動を始めようとした。
厠戸が痛みに震えているのにもお構い無しだ。
その時、教室のドアが「バン!」と、大きな音と共に開けられた。
「てめぇ、やめろーっ!!」
穴穂部はセックスに夢中で気づくのが遅れ、毛入の振り上げた
椅子が後頭部に直撃するのをよけ切れなかった。
「ぐぅっ・・き、貴様!!生徒の分際でよくも・・」
穴穂部は血が流れた頭を抱えながら、立ち上がった。
「毛入・・・!」
厠戸が穴穂部の腕から介抱されたのを確認した毛入は、
ふらつく穴穂部の顔面を拳で殴りつけた。
もんどりうって倒れた穴穂部は、突然低い声で笑い出した。
「ふ・・ふふふふ、お前、俺にこんな事をして、ただで済むと思うなよ・・」

604 :花と名無しさん:02/05/14 21:01 ID:???
厩戸の腰の辺りを洗う毛人は、「もうそろそろかな」と決断した。
「おおっと〜!手が滑りましたぁ!!」
毛人は上手い具合に、厩戸の股間に両手を滑らせた。
「アッ!!」
突然毛人に、恥ずかしいところをしっかり握られ、厩戸は
抵抗も何もできずに呆然とした。
「・・・あ、あった・・」
毛人は厩戸の男の証明を手の感触で確認してしまった。
(ざ、残念・・王子は真証の男だったのだ。では私は、男に恋を・・?)
「え・・毛人・・・・・・・」
厩戸の声に、毛人は我に返った。厩戸のモノを握ったままだったのだ。
「あ・・あっ!!す、すみ・・すみませぬ!!!」
パッと手を離した毛人だが、完全に気まずい空気がバスルームに流れた。

穴穂部は、笑いながら立ち上がった。毛入は穴穂部に向かって叫んだ。
「何がただじゃ済まさねーだ!てめーこそ会長の息子に手ぇ出してんじゃねーか!」
「ふん、それなら誘ったのはこいつのほうだ。お前、確か奨学金を受けていたな?
泊瀬部に言えばお前1人、学園から追い出すのも容易いことだ」
穴穂部はそう言い残し、笑いながら教室を出て行った。
「ちっ・・人の足元見やがって!」
「ごめん・・ごめんね毛入、僕のために」
床にしゃがみこんだまま泣く厠戸に、毛入は手を差し伸べた。
「いいから心配すんな。ほら、立てるか?」
毛入の手に触れた厠戸は、その腕を引き寄せ、毛入の胸にしがみついて
声を出して泣きはじめた。

605 :花と名無しさん:02/05/14 23:09 ID:???
しばしの沈黙が流れた後、口を開いたのは厩戸だった。
「毛人・・もし、触りたいのなら・・・」
「え・・?」
「好きにしても・・・よい・・・」
毛人は思わぬ言葉に混乱した。
(それは・・・どういう意味なのです、王子?!!)
厩戸もまた、自分が口をついた言葉に戸惑っていた。
(私はなんと恥ずかしい事を言ったのだ!この口のバカバカ!!
・・そういうことは、ちゃんと告ってカップルに昇進してから、
三回目のデートで初めて許すものだと雑誌にも載っているのに!)
毛人はとりあえず、厩戸を後ろからそっと抱きしめた。
「あ・・・」
「王子、私は初心者ゆえ、何もわかりませぬが・・今、あなたを
こうしたいということだけは、確かです・・・」
「えみ・・」
その時、バスルームの戸がガラッと開けられた!

泣きじゃくる厠戸の乱れたみずら髪を優しく撫でる毛入。
「バカ・・お前が悪いんだぜ?痛い目見たんだし、少しは反省しろよな・・」
厳しい言葉とは逆に、毛入は厠戸を強く抱きしめていた。
(こんな風にこいつに触れたの、何年ぶりだろう・・・こいつ、
変わっちまったようで、実は全然変わってないんじゃねぇか?)
「・・・さ、帰ろうぜ。俺が送ってってやるよ」
毛入は制服の上着を脱ぎ、ブラウスがボロボロになっているの厠戸の肩にかけた。
「これでも着てろ。明日まで貸しといてやるからよ」

606 :花と名無しさん:02/05/14 23:29 ID:???
「まぁ〜何してらっしゃるのお兄さま!私も仲間に入れて頂けないかしら!?」
全裸の刀自古が風呂場に乱入してきた。慌てて毛人は厩戸から手を離す。
「こら!お前その年になって恥と言うものを知らんのか!」
「まぁ、小さい頃は、よく一緒に入ってたわよねぇ〜お兄さま!」
刀自古は厩戸に見せ付けるように、毛人に抱きついた。
それを見てムッとしたのと、女の裸を見て気分を悪くした厩戸は、
さっさと脱衣場に行ってしまった。
「あっ王子!お待ちください!」
毛人も後を追う。ほったらかされた刀自古は頬をふくらませた。
「なによ、お兄さまったら!!」
厩戸が服を着るのを手伝う毛人。
「本当にすみませぬ・・あのようなしつけの悪い妹でして」
「・・・毛人、私は今日はもう家に帰る」
「あっ、いえ!どうぞお泊まりになっていってください!
父もそう言っておりまする!お布団の用意もすでに・・」
「な・・何だと?」
お泊り?!・・・厩戸の鼓動はまたもや激しく高鳴った。

うまく歩けない厠戸を背負って、夜の道を行く毛入。
「お前んち、あそこでいいんだよな?ほら、着いたぜ?」
大きな邸が見えてきた。薄暗く、不気味な洋館だった。
「相変わらず幽霊屋敷みてぇだなー。部屋まで連れてってやるよ」
「やだ・・・帰りたくない」
厠戸のつぶやきに、毛入は驚いて後ろを見た。
「あんな家帰りたくないよ・・毛入のとこ、行きたい・・・」

607 :606:02/05/14 23:32 ID:???
今日はここまでに・・・。

608 :花と名無しさん:02/05/15 11:40 ID:j6x9wqyA
ここ、気持ち悪いよ。いいかげんにせい。

609 :花と名無しさん:02/05/15 20:18 ID:???
下がれ…下がってくれ!

610 :花と名無しさん:02/05/15 21:38 ID:???
一作家一スレにしやがれ厨房ども。
ローカルルール読めねぇのかゴルァ

611 :花と名無しさん:02/05/15 22:16 ID:???
いつのまにか、ヤオイスレになっている。。。

皇子はもう少し、原作に忠実な話し方にしていただきたかった。
キャラがもう完全に違っている・・・。
プライドの高い、孤高のひとなんだからさ・・・。

612 :609:02/05/15 22:29 ID:???
せっかく下がってきたのは良いけれど
職人さんが書き込めない雰囲気になっちゃってる…
私は楽しみにしてるんですけど(;´Д`)

613 :花と名無しさん:02/05/16 00:13 ID:???
見たくない人は見なければいいと思う。
気持ち悪いなら、読まなければいいよね。
職人さんの技の光るこのスレは楽しい☆

614 :花と名無しさん:02/05/16 00:14 ID:???
煽りは無視しとけば?
楽しんだもん勝ち。
ループ状態になるのであまり言いたかないですが、
ネタ嫌いな人は自分の話したい話題を提供しましょう。
ネタなかったらスレとっくに落ちてたと思う。
煽りもdat落ち防止に一役買ってると思えば何のことはないね。
毎回同じような煽りしかできないし、腹もたたんよ。

615 :花と名無しさん:02/05/16 00:27 ID:???
613=614、自作自演ってヤツがそのうち出てくるぞ。
608あたりがよ。
(´,_ゝ`)<プッ

616 :613:02/05/16 00:46 ID:???
他人事だと思っていたのに、とうとうそんな
疑いまでもたれてしまうなんてっ(ドキドキ)>自作自演
とりあえず、職人さん待ちで・・ロマンティークなの希望☆

617 :花と名無しさん:02/05/16 16:36 ID:???
=感想=
あの、ヒジョウに個人的な趣味ですが、羽嶋(父)vs厠戸(子)って
組み合せ、大好きです。舞網編みたいで、萌え。

618 :職人:02/05/16 19:55 ID:???
>617
ありがとうございます〜。厠戸の養父は、刃嶋にすると
キャラがかぶるので羽嶋にしてみました。

今日はまた勇気を出してネタ書きますね。
今書き溜めてるので、後ほど・・

619 :花と名無しさん:02/05/16 22:50 ID:???
「王子、私のパジャマ、大きすぎませんか?」
厩戸は下着からパジャマまで毛人のものを身に着けていた。
「そうだな・・ま、袖や裾が長いのも無理はあるまい」
「それに・・男物のパンツですみませぬ。やはり、刀自古のものをお貸しした方が・・」
「な、何を言うか!私はこれでも男だ。そなたので充分だ」
毛人はハッとして頭を下げた。
「そ、そうでした・・本当に私はマヌケなことを・・!!」
「それよりも・・私はここで寝てよいのか?」
毛人の部屋には、2つの布団がひかれていた。
それぞれの布団の距離は約30センチ。すんなり手が届く場所だ。
「え、ええ・・・ど、どちらがよろしいですか?」
どちらも同じだと言うのに、毛人は緊張して何を話したらいいか分からなかった。
「とりあえず私は・・・右でよい」
厩戸はサッと布団に入ってしまった。
毛人も電気を消し、おずおずと片方の布団に入った。
「・・・・・・・・・・・・。」
すぐに寝付けるわけでもなく、長い沈黙が襲った。
「・・・王子?まだ・・眠れませんか」
毛人は思い切って声をかけた。
「・・・お風呂では、大変な失礼をしてしまいましたが・・・私は・・・」
(毛人・・?!まさか、あの続きを?!)
厩戸は風呂場で毛人に抱きしめられた温もりを思い出した。
あのときの毛人は、自分に何かしようとしていたではないか・・・!

620 :花と名無しさん:02/05/16 22:53 ID:???
(お詫びをしなくては・・いくらのぼせていたとはいえ、私は確実に
王子に変なマネをしようとしていたのだから!)
毛人はその時の心情をうまく思い出せずにいた。
なにか、むらむらとしたキモチが自分をああさせていたのだ。
(・・しかし、何と言えばいいのだ。こうして枕を並べているだけでも
気分がうわずって、まともに話せぬのに・・・ええい、こうなったら・・)
「そうです、あの時私は、王子にマッサージをしてさしあげようと思ったんです!
そしたら刀自古が入ってきてしまって・・。い、今、してあげましょうか・・?」
「・・は?!」
訳も分からぬ厩戸の側に、布団を出た毛人がよってきた。
(毛人・・・性感マッサージか・・・!!)
(わ、私はこんな脈絡も無い行動をしてどうしようというのだ!)
毛人は考える余裕も無いままに、厩戸の掛け布団をめくった。
厩戸をドキドキしながら見下ろす毛人。
「えっと・・どこか凝ってますか?」
厩戸は、薄暗闇の中で毛人をじっと見つめた。
「か、体中が・・・」
「え・・」
「私の体中が、そなたの指を欲しておる・・・」
「・・・王子!!」
厩戸の言葉に、毛人の中の熱いものがはじけた。
毛人は、厩戸を激しく抱きしめた。2人の鼓動が重なったのだ。
(言わねば・・今がチャンスだ、私の気持ちを毛人に・・)
厩戸が口を開こうとした時、毛人の顔がすぐ目の前に来た。
「んっ・・・」

621 :花と名無しさん:02/05/16 22:57 ID:???
毛入は、自宅のボロアパートに厠戸を連れて行った。
身寄りの無い毛入は学校の寮に入る金もなく、わずかなバイト代で何とか暮らしていたのだ。
厠戸の父・羽嶋が毛入の後見人をしてくれているが毛入はここ数年、羽嶋の姿を見たことが無い。
厠戸が変わったのも、ちょうどその頃からだった。
「悪ぃな、汚くて。食うもんなんてカップ麺しかねーけどガマンしろよ?」
「・・・僕、お金持ってる。コンビニでなにか買ってくるよ」
厠戸は外に出ようとしたが、ふらついて倒れそうになった。
「危ねぇ!」
毛入は厠戸の身体をとっさに支えた。
「まだよく歩けねーじゃんか!外に出るな。えっと・・アソコがアレ・・なんだろ?」
毛入は厠戸を万年床の上に座らすと、薬箱をあさった。
(痔の薬・・なんてないよな・・軟膏でいいかな?)
毛入は恥ずかしそうに、厠戸に向かって薬を放った。
「それでも塗っとけよ・・その前に風呂でも入れ」
厠戸は、真剣な毛入にフッと微笑んだ。
「ごめん、気使わせて。ありがとね・・・」
「んだよ・・いいから、早く入れって!」
毛入は厠戸を支えて、ユニットバスまでつれていった。

厠戸が浴びるシャワーの音を聞きながら、毛入はやかんのお湯を沸かしていた。
(あいつ、俺に最後に笑いかけたの・・いつだったかな。小学校の真ん中
くらいまでは、俺たちは普通に何でも話したし、笑いあってた。それが・・
突然おかしくなっちまった。大人相手に・・ヤバいことばかり繰り返すようになって
・・・今日はひょっとしたら、その訳を聞けるかも知れねぇな・・・)

622 :花と名無しさん:02/05/16 22:59 ID:???
カップラーメンをすする厠戸を見つめる毛入。
風呂上りの厠戸は、毛入のTシャツと短パンを身に着けていた。
「ん、何、毛入?早く食べないと伸びちゃうよ」
「あ、ああ。・・あのさ、厠戸」
「えっ?」
毛入は、ためらいながら切り出した。
「俺たちさ、すげぇ久しぶりだよな・・・こーゆー雰囲気とかさ」
厠戸の箸が止まった。
「俺、ずっと、お前がどうかしちまったんじゃねーかって・・・思ってた。
でもお前が何か理由があって、あっち方面に走っちまったんなら、
言ってくれ。・・・俺にできることなら・・」
「毛入に言ったって・・・・・・」
厠戸は言いかけてやめた。そして、ラーメンの汁を一気飲みした。
「厠戸?」
「あ〜、おいしかった!毛入、色々ありがと。僕もう帰るよ、この服貸して」
立ち上がる厠戸の腕をガッと掴む毛入。
「バカ、ろくにまだ歩けねーくせして!今日は泊まってけよ!
俺が羽嶋どのに連絡してやるからさ」
厠戸は下を向き、ためらっていた。
その時、厠戸のかばんの中から、携帯の着信メロディが流れ出した。
「・・・パパ・・・」
厠戸のこわばった表情を見て、毛入はかばんを取り、中から携帯を出した。
「ほら、出てやれよ。親父さん心配してるんだぜ。・・・おい?」
「・・・イヤ・・止めて」
着信を聞いて、厠戸が怯えているのを、毛入は怪訝な目で見つめた。

623 :花と名無しさん:02/05/17 13:47 ID:???
マッサージを申し出る毛人、おもしろすぎ〜〜〜
正直、笑いすぎてハラ痛いですぅ
ギャグとほのぼのが入り交じったセンスが光りますね。
この調子で続けてください♪

624 :花と名無しさん:02/05/17 14:59 ID:???
厠戸のパパ専用着メロってなんの曲かな・・・・(゚Д゚)

625 :花と名無しさん:02/05/17 19:03 ID:???
かわやんがおびえる曲って・・・(w

626 :花と名無しさん:02/05/17 20:48 ID:???
↑映画「ジョーズ」のテーマに一票。

627 :花と名無しさん:02/05/17 21:14 ID:???
毛人の唇が厩戸のそれを激しく求め、吸い付いてきた。
厩戸も、自分の方から舌を差し入れるなど、完全に「その気」だった。
(毛人・・・!順番が違うが、もうどうでもいい!そなたが欲しい・・・!!)
(王子!王子!王子!)
毛人の手が、パジャマの上から厩戸の身体をまさぐった。
「あん・・・」
「パジャマが・・・お邪魔ですね・・・」
寒い洒落なのか何なのか分からない言葉を発した毛人は、
厩戸の着ているパジャマのボタンを外さずに、めくり上げた。
「あ、毛人・・イヤ・・・」
「吸って・・・良いでしょうか・・?」
毛人は厩戸の答えを聞く間もなく、厩戸の乳首を口に含んだ。
びくんと、厩戸の身が快感に震えた。
「やぁ・・・え・・毛人、ここが・・・好きなのか・・・?」
返事の代わりに、毛人は歯を立てた。
「あぁ!!ダメぇ・・!」
厩戸は、自分のアソコが濡れてきているのを感じた。
(え、ええっと・・雑誌には、この先・・・そう、あれがないといかんのだ!
こ・・コンドウムとかいうやつだ!毛人は持っているのだろうか・・・?)
それを毛人につけてやるタイミングを見計らわなければいけない。
(しまった・・・自分で買って、自分ので練習しておけばよかった・・・
うまくつけてやれるだろうか?それ以前に・・毛人はちゃんと用意して・・)
乳首に吸い付く毛人を見つめながら、厩戸は焦っていた。
その時、部屋のドアが突然大きく開けられた。
「まぁ!!何をやっていますの、お兄さまたち?!」

628 :花と名無しさん:02/05/17 21:39 ID:???
アソコが濡れて・・・って・・・厩戸は女なのか、おい?!

629 :花と名無しさん:02/05/17 21:39 ID:???
もう とじこ乱入はいいよ・・・萎え

630 :花と名無しさん:02/05/17 22:44 ID:???
厠戸は、鳴り響く携帯を前に、いやいやを繰り返した。
不振に思った毛入だったが、相手は厠戸の養父で、自分の義父でもある。
ためらわずに通話ボタンを押してしまった。
「もしもし?」
「厠戸、どこにいるのだ?寂しいよ、帰ってきておくれ・・・」
優しい中年男性の声が聞こえた。それは厠戸にも聞こえ、厠戸の震えは強くなった。
「あ、おじさんっすか?毛入っす。厠戸、いま俺んとこにいますんで〜。
今夜は遅くなったから泊めてやるつもりなんっすけど〜」
「厠戸・・・厠戸」
繰り返す声に、毛入は少し不安を覚えた。
「あの、厠戸は今、ちょっと出られない状態っつーか・・・。おい、
厠戸、おっさん呼んでるみたいだぜ?」
毛入はもう一度、携帯を厠戸に向けた。
「・・・切って、毛入・・・」
か細い声で頼む厠戸。毛入は首を傾げたが、仕方なく羽嶋に言った。
「あの、厠戸は何か、まぁ、取り込んでるんで・・そーゆー訳なんで
失礼しまっす〜・・・」
毛入が通話をきる直前。聞こえてきた声は・・・
「厠戸・・・パパを裏切るようなマネは・・・許さないよ?」
通話は、向こうから先に切れたようだった。
「ああ・・!ごめんなさい・・・ごめんなさい、パパ!!」
急にその場にしゃがみこみ、泣きじゃくる厠戸。
「厠戸!?おいこら、どうしたんだよ!?厠戸!」
毛入は厠戸の肩を揺さぶった。
「ごめんなさい!良い子になるから・・許して、パパ・・・!!」

631 :花と名無しさん:02/05/17 22:51 ID:???
厠戸は毛入の手を振り払い、部屋の隅に逃げようとした。
毛入はそんな厠戸を捕まえては、また抵抗されるということを何度か繰り返した。
「何があったんだよ!?落ち着けよ、厠戸!」
毛入は厠戸の身体を激しく抱きしめた。
「どうだ、これで抵抗してみろ!俺の力にかなうなら振りほどいてみろってんだ!
何が怖いんだよ、俺じゃんか!ずっと前から知ってる毛入だろ!!」
厠戸はドキッとして、毛入の顔を見た。
「毛入・・・・・・」
「・・・お前、何をされた?親父に何されたんだよ?」
厠戸は、黙ったまま毛入の胸に顔をうずめた。
(・・・こいつ、もしかして・・いや、まさかな・・・俺が知ってる限り、優しい親父で
こいつのこと溺愛してたもんな。でも、厠戸のこの様子は・・・それに
あの電話の最後の言葉、やっぱ、どこか変だ・・・こいつは親父を怖がってる)
「・・・言いたくなきゃいいさ・・・今日は、ゆっくり寝ろ」
毛入は厠戸を自分の万年床に寝かせた。
「俺は畳に転がってるから、気にすんな」
「・・・でも、毛入、風邪引いちゃう・・・」
毛入はかまわず、厠戸に背を向けて横になった。
しばらくして、厠戸は起き上がり、掛け布団を毛入の身体にそっとかけた。
「厠戸?」
毛入は驚いて振り向いた。
厠戸は毛入の背にぴったりくっつき、掛け布団を共用することにしたのだった。
「あったかいね・・こうしてると思い出す。小さい頃のこと・・・」
そう、斑鳩学園に入るまで同じ邸で暮らしていた二人は、よく一緒に眠ったのだ。

632 :花と名無しさん:02/05/17 23:00 ID:???
「そうだな・・お前と寝るの、何年ぶりなんだろうな」
背中の厠戸の温もりを感じ、毛入は懐かしむと共に、あの頃には無かった
別の感情が湧き上がっていることにも気が付いた。
(・・・ち、反応しちまってる・・・)
今すぐ身を翻して厠戸を抱きしめたかったが、そうすると歯止めが
きかなくなりそうで、毛入はぐっとこらえた。
いつの間にか厠戸は寝息を立てていた。

何時間たったのだろうか。
熟睡できずとも、少しうとうとしていた毛入は、パタン、とドアが閉まる音を
聞いて、目を覚ました。既に明け方だった。
「厠戸?!」
厠戸の姿は無く、自分が貸したTシャツと短パンがそこにきちんとたたまれている。
そして厠戸の制服とカバンが無かった。
「あいつ、帰ったのか・・」
ふぅ、と一息ついて、二度寝をしようと横になる毛入。
(厠戸・・・今日、学校来るかな?)

633 :花と名無しさん:02/05/17 23:19 ID:???
毛人は刀自古の乱入に驚き、厩戸の胸からすぐさま顔を上げた。
しかし、毛人の唾液が糸をひいて厩戸の乳首に繋がっているのを刀自古は見逃さなかった。
「お兄さま?そのヨダレはなんなのです」
「と・・刀自古・・・人の部屋に入るときにはノックくらいするものだ!」
刀自古は毛人の横に枕を抱えてやって来た。
「まぁ、もしかして赤ちゃんごっこをなさっていたの?可愛らしいお兄さま。
私のオッパイでなさったら?」
刀自古は嫌がる毛人の顔を強引に引き寄せ、自分の胸の谷間に押し付けた。
「こら、よさぬか!!やめろ刀自古!」
厩戸は、もつれ合う兄妹たちに背を向け、さっさと横になってしまった。
(ちっ・・・何故いつもこうなる・・・?!)
毛人はしかし、刀自古の出現によって我に返った。
(わ・・私はまたまた、何という恥ずかしいことを王子にしていたのだ・・・!
王子・・・申し訳ありません・・・・)

翌朝。自分に絡み付いて寝ている刀自古をどかし、上身を起こして
大きく伸びをする毛人。
「ふわぁ〜・・おはようございます王子・・・あれ?!」
隣の布団はすでに綺麗にたたまれていた。
「王子、もう起きていらっしゃるのか。夕べのアレを・・・謝らなくては」

毛人が洗面所に行くと、厩戸はヘアバンドで髪をまとめ、念入りに洗顔していた。
「お・・・はようござ・・います・・」
歯切れの悪い毛人の挨拶を無視し、厩戸は洗面所を出て行った。
「王子・・・やはり怒ってらっしゃるのか・・・」

634 :花と名無しさん:02/05/17 23:38 ID:???
まだ薄暗い空の下、邸の門を開ける厠戸。
邸に入り、爪先立ちで螺旋状の階段を上り、部屋に到着する。
おそるおそる部屋に入り、ホッと胸を撫で下ろす厠戸だったが・・。

バシッ!
突然、頬に痛みが走った。部屋の中には男がいる。
勢いで床に倒れた厠戸は、その相手を見上げた。
「・・・パパ!」
「朝帰りか、厠戸。いつからそんな悪い子になったのだね?」
厠戸を見下ろす羽嶋の、冷たい視線。
厠戸は、羽嶋の足にすがりついた。
「ごめんなさい・・・何でもするから・・・僕はパパを裏切らないよ・・!!」
羽嶋はしゃがみこみ、厠戸の顎をとって顔を寄せた。
「・・・では、今後、毛入と口を聞かないと約束できるかね?」
厠戸は、黙ってうなずいた。
「良い子だ。今日は学校に行きなさい。
早く帰っておいで。お仕置きが待ってるからね」
厠戸の頬を撫でると、羽嶋は優しく微笑み、部屋を出て行った。
「・・・・・・毛入・・・」
うつむいたまま、厠戸は悲しげにつぶやいた。

635 :634:02/05/17 23:43 ID:???
今日はこれにて打ち止め・・

>629
ずっと先ですが刀自古乱入抜きでちゃんと〜っていうのも
考えてますので、ご心配なく・・。

636 :花と名無しさん:02/05/18 00:47 ID:???
刀自古乱入があるからこそ、面白いのだと私は思ったが……
愛に障害はつきものです。(w

637 :花と名無しさん:02/05/18 09:31 ID:???
そうそう、しょっぱなから、やりまくりだったら、正直、楽しくない。
微妙にはぐらかされる過程があればこそ、
次へとつながる期待感がもりあがるものなのだ。

638 :花と名無しさん:02/05/18 09:32 ID:???
大姫のネチネチした妨害工作とかもいいかも

639 :花と名無しさん:02/05/18 19:09 ID:???
「父上、お早うございます」
毛人が居間に行くと、厩戸が黙って食事をし、馬子が側で機嫌を取るようなことを話していた。
「おお、毛人、夕べは王子と仲良くできたか?」
馬子の言葉にビクッとする2人。毛人は朝から汗だくになった。
「え、ええ、まぁ・・・」
「そうか、それは良い。ところで王子、最近学園の中で、
なにやら奇怪な事件が起こっているようですが?」
「父上、奇怪な事件とは?」
毛人の質問に、厩戸が答えた。
「ここ数週間、立て続けに生徒の一部が消えておるのだ。
それも校内で、神隠しにあったかのようにだ」
「ええっ?!」
「それも美少年ばかりだとお聞きしましたぞ、王子」
「蘇我どの、私も今、生徒会長として調査しているところです」
毛人は副会長でありながら、知らないでいた自分を恥じた。
「すみませんでした、王子・・私にも協力させて下さい。王子一人では危険が過ぎます」
「ん・・」
厩戸が学校に行くために立ち上がると、食事も取ってない毛人も慌てて立ち上がった。
「御一緒します、王子・・・!」

学校への道のりを歩きながら、2人は沈黙していた。
毛人は、常に父が言っている言葉を思い出した。
『厩戸王子は、いずれあの泊瀬部に取って代わり、学園長になって頂かねば
ならないお方よ。毛人、お前はしっかり王子を補佐するのだ』
(そう、いずれ園長になるかも知れない高貴なお方に、私は何て事をしようと・・・
二度と、ああいったことがないように、気をつけねば・・・!)

640 :花と名無しさん:02/05/18 20:22 ID:???
校門が近づき、生徒たちの群れに混じる厩戸と毛人。
「うまちゃん、おっはよ〜!」
元気な声が響いたかと思うと、厩戸のスカートがいきなりめくられた。
「わっ、バカ!毎朝人のスカートをめくるのはやめろ厠戸!」
厠戸は厩戸のスカートの中を見て、怒鳴り声も耳に入らないほど驚いた。
「うまちゃん、男物のトランクスはいてる!!どーしたの〜?」
周りの生徒たちも「えっ?」というような顔で、厩戸たちに注目した。
「べ、別に良いではないか・・私だって男・・」
「あ、わかったー!毛人のでしょ?うまちゃん、毛人のパンツはいてるんだ〜」
毛人も厩戸も、顔が真っ赤に染まった。
「夕べは泊まっちゃったんだね!!ハハーン、そっかぁ〜!もう二人は
そこまでいっちゃったんだ!おめでとううまちゃん!!」
生徒たちの「おおーっ」という歓声が響き、厩戸はあわてるしかなかった。
「バカ!!違う、泊まったが、そこまでは・・・」
「いいよ〜隠さなくても!うまちゃんのロストバージン僕すっごく嬉しい♪
毛人もよく頑張ったね!今度ゆっくり話し聞かせてもらうからねっ」
厠戸は大声でそこまで言うと、元気に校舎の中へ走っていった。
「あ・・・あいつめ・・」
「王子・・・私がパンツをお貸ししたばかりに・・すみませぬ・・・」
毛人は汗を流しながら謝ったが、厩戸は恥ずかしさのあまり、
毛人をおいてさっさと行ってしまった。
「お、王子・・・」

641 :花と名無しさん:02/05/18 20:33 ID:???
学園長を略したら普通
園長ではなく学長では?

642 :職人:02/05/18 21:00 ID:???
>641
ハッ!そうでしたか!
うちは「学園長」と言っていたような記憶が・・
昔の生徒手帳を探し出す気力もないのでお許しを〜

643 :花と名無しさん:02/05/18 21:15 ID:???
毛人と厩戸の噂は、その日の昼前には学校中に流れていた。
昼休み、クラスメイトの雄麻呂が毛人の肩をポンと叩き、言った。
「毛人、お前やるじゃん!厩戸王子と連日SMプレイに励んでるんだって?」
「そうそう、羞恥プレイにイメクラ、スカトロ、あげくのはてに王子は妊娠」
他のクラスメイトもぞろぞろやってきて、口々にすごいことを言い合った。
「な・・・私は何も手を出してはおらぬ!!」
「いいから教えろよ〜。厩戸の身体ってどうなってんだ?」
興味津々の雄麻呂たちから逃れるように、毛人は教室を飛び出した。
通りすがりの別クラス・別学年の生徒たちも、毛人を見るなり指を刺すのだった。
(ああ、なぜこのような噂が流れているのだ?!王子に・・・王子に
どう詫びたらよいのだ!!・・うう、頭が痛い・・・)
毛人はふらつきながら、保健室にかけこんだ。
「すみませぬ、頭痛がするのでしばらく休み・・・ハッ」
そこには見たこともない保険医がいた。その女性のあまりの美しさに
毛人はぼーっと見とれてしまった。
(う、美しい・・・)
「まぁ、頭がいたいの。あら、熱はないようねぇ」
保険医は毛人の額に手を当て、顔を近寄せた。
「あ・・あなたは?」
「今日から当校で保険医をすることになった布都と申しますわ、よろしくね」
「布都先生・・・」
今までの悩みなど、一気にふっとんでしまう毛人だった。

644 :花と名無しさん:02/05/18 22:10 ID:???
おっ、出てきたフッツー!!
いよいよ面白くなりそう。

645 :花と名無しさん:02/05/18 22:33 ID:???
その頃厩戸は、騒ぎから逃れるために屋上にいた。
(私と毛人が・・・噂のようになってくれれば嬉しいが、そうではないのだ!
なのに・・・あのような恥ずかしい噂が・・ああ、穴があったら入りたい!!)
「うまちゃーん、お弁当食べよー!」
無邪気な顔をした厠戸が屋上にやってきた。
「厠戸・・・殴って良いか?」
「やだ、うまちゃん怖い。ね、それより・・ちょっと頼みがあるんだ・・・」
厠戸の表情が急に真剣になったのを見て、厩戸は一時怒りを納めた。
「どうした?」
「毛入を助けて欲しいの・・。昨日、放課後ね・・・」
厠戸は、毛入に穴穂部から助けてもらったことを厩戸に話した。
「そうか・・・穴穂部がそのような事を」
「このままじゃ毛入、学校にいられなくなっちゃう。うまちゃんなら
なんとかできるんじゃないかって・・・」
「わかった。私に任せろ。・・それでお前、毛入に助けてもらった後どうしたのだ?」
厠戸は口をつぐんだ。厩戸は、厠戸の態度からうすうす気づいていた。
「お前、やはり、毛入のことを・・・」
「違うよ!べつに、幼なじみだから心配なだけ!それだけだよ!」
厠戸はごまかすように、お弁当を広げ始めた。

放課後。竹刀を手にして廊下を巡回する穴穂部の姿があった。
向から歩いてくる厩戸。穴穂部は厩戸を見るなり、竹刀を向けて行く手をふさいだ。
「待てぃ!厩戸、不純同性交友なぞしおって!叔父である俺が恥ずかしいぞ!」
厩戸はふっと笑った。
「叔父上、いえ穴穂部先生。私の悩みを聞いてくださいませんか?」

646 :花と名無しさん:02/05/18 22:54 ID:???
毛入は、下校時刻になってすぐ帰ろうとした厠戸を呼び止めた。
「かわや・・おい、待てよ!厠戸!」
まるで自分の声が聞こえていないかのようだ。厠戸は、さっさと教室を出て行った。
「あいつ今日一日、俺を無視しやがった。・・じゃあ、今朝までのあいつは何だったんだよ?」

邸に帰り着いた厠戸は、静かに羽嶋の書斎に向かった。
ノックをし、部屋に入る。奥の椅子に、羽嶋がどかっと腰掛けていた。
「おかえり、可愛い息子よ。下着を下ろしなさい」
厠戸は黙って、パンティを下ろした。
「机の上に座って」
羽嶋の言われるままに机の上に乗る厠戸。
「足を広げなさい。いつものポーズだ。そうそう・・・」
ミニスカートの中の厠戸の恥ずかしい部分が羽嶋の目前に披露された。
「今日は誰にも売らなかったんだね」
「パパが早く帰って来いって言うから・・」
「休み時間にできないことはないだろう」
羽嶋はボールペンを、厠戸のいつも男を受けいれる場所に差し込み、
抜き差しを繰り返して弄んだ。
「ん・・冷たい・・・」
「可愛い息子よ、お前はわしの人形で良いのだ。言うことを聞かないと、
もっともっと恥ずかしいことをさせるからね」
口調は優しいが、その目はハイエナのように厠戸を捕らえた。
「パパ・・僕はこんなにパパを愛しているのに・・・どうして、他の男に抱かせるの?
パパだけのものでいさせてよ・・・」
厠戸は涙ぐんで訴えた。

647 :職人:02/05/18 22:59 ID:???
では落ちます〜。

648 :花と名無しさん:02/05/18 23:18 ID:???
毛入
ワロタ。

649 :花と名無しさん:02/05/19 22:38 ID:???
羽嶋は厠戸の、刺激を待っている熱い部分をギュッとつかんだ。
「や・・んっ」
「わしだって悲しいよ、可愛いお前に酷い商売をさせているんだからね。
しかし、お前の運んでくる金がないと、わしの仕事が成り立たないのだ。
わかってくれるね?」
哀願するような言葉でも、羽嶋の手の動きは確実に厠戸自身を支配していた。
「はい・・・」
厠戸の下半身にひとしきり顔をうずめていた羽嶋は、ふと思い立ったように
席を立ち、厠戸に「ついて来い」と目配せした。

地下室に連れて行かれた厠戸は、ある部屋の前で羽嶋が立ち止まり
南京錠を開けるのを見守った。
ギイィと重い音がして、開かれた扉の向こうには、10数人の少年がいた。
ほとんど自分と同じか、もっと下の11,2歳くらいの子までいる。
どれも美しい少年たちは、肌の透けて見える薄絹を身につけ、泣いていた。
「パパ、この子達は・・・」
「見覚えがあるだろう、我が校の粒ぞろいの生徒たちだよ。厠戸、お前は
この子達に色々と見本を見せて指導てやれ。分かるだろう?」
「パパ・・・」
羽嶋は、自分のズボンのファスナーを下ろした。
少年たちが目を見張る中、厠戸は条件反射なのか、羽嶋の男根を目の前に
膝を突き、熱心にしゃぶり始めた。
「ふふふ、お前たち、よく見ておれ。この厠戸のように一流になるのだ。ふふふ・・」
少年たちが恐怖に泣く声が、邸中にこだました。

650 :花と名無しさん:02/05/19 23:27 ID:???
生徒指導室で向かい合う、厩戸と穴穂部。
「何だ厩戸、相談とは?」
「先生、私はどうも、遊びというものを分かっていないようなのです。
クラスメイトの話題にも乗り遅れてしまうし。先生、指導して下さいませんか?」
「何の悩みかと思えばくだらん!お前は学業優秀なのだから良いではないか」
「でも・・・穴穂部先生は色々と詳しいんでしょう?聞きましたよ、厠戸にも・・」
穴穂部はドキッとした。厩戸はこれ見よがしに、ブラウスのボタンを上から外していく。
「お、お、お前がそのようなマネをするとは知らなんだ・・・」
「私だって年頃なのです。いつまでもヴァージンなんて恥ずかしいのですよ」
胸をはだけた厩戸は、長いみずら髪をほどいた。
穴穂部の股間は張り裂けんばかりに膨れ上がっていた。
「こ・・後悔するまいな?!」
穴穂部は厩戸を机の上に押し倒した。そしてその厚い唇が、厩戸の唇をふさいだ。
「んん・・」
(き、気持ち悪い!私のファーストキスは毛人が昨日奪ってくれて良かった・・・)
厩戸はさりげなく、自分の髪の中からヘアピンを1本取り出した。
(これも毛入の、そして厠戸の願いのため・・。許せよ、叔父上!)
厩戸は、夢中で厩戸の首筋にしゃぶりつく穴穂部の首筋に、後ろからヘアピンを突き刺した。
「むぅっ!?い、今何を刺した、厩戸・・?!」
「フフッ」
穴穂部は苦しそうにうめき、床をはいつくばりながら、離れた厩戸の足を捕らえようとした。
「往生際が悪いですよ先生。もう毒も体中に回る頃です」
「おのれ・・!!」
穴穂部は厩戸の足を掴み、最後の力で厩戸を床に倒した。
「あっ・・・!」

651 :花と名無しさん:02/05/19 23:35 ID:???
おおっ! 本編と微妙に連動しておるな!
いい感じ!

652 :花と名無しさん:02/05/19 23:52 ID:???
「許さんぞ、厩戸・・・!」
穴穂部は厩戸の首を絞めにかかった。
(うう、死にそこないが・・・)
その時、指導室のドアが開けられ、淡水が駆け込んできた。
「王子!!」
淡水は穴穂部を蹴り飛ばした。少し痙攣した後、泡を吹いて息絶える穴穂部。
「大丈夫ですか、王子!」
淡水もまた、生徒指導教諭でありながら、厩戸を盲目的に慕う厩戸派の教師である。
「ああ・・ちょっと事情があって始末した。淡水、処理を頼む・・・」
「そうですか、それはいい事をなさった。生徒指導は2人もいらぬと、
私も前から思ってましたのでね」
厩戸は服の乱れを直し、ふうっと息をついた。
(このような私のことをもし毛人が知ったら・・・やはり、愛してはくれぬだろうか)

数日後、毛人の様子がおかしいことに厩戸は気がついた。
生徒会でも上の空、部活も休んでいるらしい。
テストが迫ってきたことで、厩戸は心配でならなかった。
「え、毛人」
思い切って休み時間、毛人に声をかける厩戸。
「そなた、最近良く保健室に行くようだが・・どこか具合でも悪いのか?」
「・・・あ、え、いいえ・・・何でもありませぬ」
「もうすぐ中間テストであろう。勉強は進んでおるのか?なんなら、私がまた・・」
「王子、また・・教えていただけるのですか・・?」
厩戸は恥ずかしそうに頷いた。毛人はカレンダーを見て、ハッとした。
(中間3日前か!!忘れていた。私としたことが、布都先生にかまけていて・・・!)

653 :花と名無しさん:02/05/19 23:59 ID:???
「王子、お気遣いすみませぬ!ま、また王子にお願いできましょうか・・」
「そうか、なら今日にでも行ってやろう」
「い、いえ!それにはおよばず・・図書館でどうでしょうか」
「え・・・・・・」
厩戸は期待が外れて肩を落とした。前のように泊りがけで・・あの時の続きがしたかったのに。
「ほ、ほら、私たちのヘンな噂がまだ飛び交っているではありませんか!
家ではまずい・・ですよ」
「そうだな・・・仕方ない」
毛人は思った。
(私は、一時的にも王子に妙な気持ちを抱いていたが、今ははっきりと好きなお方が
おるのだ!あんな噂を流されて、ただでさえ迷惑かけている王子に、また
誤解を与える行動をしてしまってもいかんしな・・)

図書館でのお勉強会も、毛人はどうも頭に入っていないようだった。
「そこで645年、大化の改新が・・・毛人!こら、聞いておるのか!?」
「ああ・・・布都・・」
「毛人!!」
「うわっ!!・・・申し訳ございません、王子!」
「今、誰の名をつぶやいていた・・?」
「いえいえ、何でもないのですよ・・・」
厩戸は焦ってごまかす毛人の態度に、流石に不審に思った。
(ふ・・つ?それに、毛人のよく行く保健室・・・まさか!)

654 :職人:02/05/20 00:02 ID:???
今夜はこれにて落ちます。

655 :花と名無しさん:02/05/20 00:23 ID:???
お疲れさまでございます。

656 :花と名無しさん:02/05/20 00:24 ID:???
なんか、
地味目キャラとか
毛人のお馬鹿さ加減とか
すごくいいカンジ。
原作もさり気にリンクしてるし。

645年、大化の改新が・…
にもクスリと藁たよ。

657 :花と名無しさん:02/05/20 00:55 ID:???
 ∧ ∧
  (・_・)  ζ
〜(つ つq■
ブレイクターイム。

658 :花と名無しさん:02/05/20 00:56 ID:???
  ∧ ∧
  (・_・)  ζ
〜(つ つq■
このまましばらくお待ちください。

659 :花と名無しさん:02/05/20 02:35 ID:K1pOjp9A
小野妹子は男だったの?
だとしたら、王子と寝たの?

660 :花と名無しさん:02/05/20 05:19 ID:???
>659
下げて下さい、おながいします。

661 :花と名無しさん:02/05/20 21:13 ID:???
翌日厩戸は、仮病を装って保健室に向かった。
「あの、すいません・・。生理痛が、ちょっと酷くて・・・」
「まぁ、大丈夫?ベットに横になって」
優しい声をかけ、近づいてきたのは新任の布都先生。
(この女・・・か)
布都は、まだ厩戸が男であることを知らない。心配そうに、
ベッドに横になった厩戸のお腹をさすった。
「姫さまも人がよろしい。生理など病気ではないでしょうに」
側でイヤミを放つ、もう1人の保険医・白髪女。
「白髪女はもう上がっちゃってるからそんなことがいえるのよ。
この子の年齢ではまだホルモンが不安定なのよ」
苦しそうな振りをしながら、布都姫を観察する厩戸。
(なるほどな、フェロモンムンムンの巨乳保険医・・・純情な毛人は
まんまとたぶらかされておるのだ・・。きっとすぐに目を覚ましてくれる・・)
「お〜い布都先生!わしじゃ〜!」
突然、ノックもなしに保健室に入ってきたのは泊瀬部学園長。
「学園長、なんですの?急に・・お仕事中ですよ」
「婚約者に会うのに仕事もヘチマもあるか。なぁ先生、今夜こそは嫌とは
言わせんぞ。今日はホテルを予約しておるのでな・・なっ」
泊瀬部は、迷惑そうな布都の肩を抱いた。
「学園長!生徒の前で姫さまに失礼じゃろ!さぁ行った行った!!」
白髪女は無理やり泊瀬部を保健室から追い出した。
「ちっ!うるさいババァだ!布都先生、今夜だぞ〜、良いな?」
泊瀬部が去った後、布都は憂鬱そうにため息をついた。

662 :花と名無しさん:02/05/20 22:29 ID:???
「姫さま、乳母である私めがこのような時に何もできず、申し訳ございません・・・」
白髪女がすまなそうに頭を下げた。
「お前が気にすることじゃないわ。物部コンツェルンが倒産して、私も行き場がないの・・。
この学園で拾っていただいたのに、その上贅沢なんて言えなのよ・・。
まぁ、私ったら生徒の前でなんて恥ずかしい愚痴を・・ごめんなさいね」
布都は、厩戸の存在を思い出して、ベッドに目を向けた。
「あ・・あら?さっきまでここに寝ていた子は?」
「おや!?確かにいましたのに?」
ベッドはもぬけの殻となっていた。

廊下を走り抜ける厩戸。
(フフ・・フフフ、あんな自己主張もできぬ落ちぶれたお嬢など問題ではないわ!
あんな・・・女・・・泊瀬部にこそ丁度いい!)
笑っているつもりの厩戸だが、その頬は濡れていた。

毛人は、勉強も思うようにはかどらないまま、中間試験当日を迎えた。
英文の試験問題を前に頭を抱える毛人の様子が、斜め後ろの席の厩戸にも見て取れた。
(毛人、分からないのか・・・仕方あるまい。毛人、毛人・・・)
厩戸はテレパシーで、毛人の心に呼びかけた。
(毛人!1番の答えはCだ!毛人・・・!)
毛人は厩戸の声に、ビクッと反応した。
(今・・王子の声が聞こえたような・・・?いや、気のせいか・・・)
(毛人!聞こえぬのか・・・)
普段なら、そのつもりはなくても自分の声が毛人に届いてしまったりするのだが。
なぜ、こんな時に限って届かないのか・・・。厩戸はシャープペンを握り締めた。

663 :花と名無しさん:02/05/20 22:57 ID:???
1週間後、廊下の人だかりの中で、毛人は愕然として壁紙を見つめていた。
壁には、中間テストの学年上位50位以内の生徒の名前が貼り出されている。
「毛人、お前の名前ねーじゃん!」
毛入が隣に来て、驚いた。過去、毛人は常に10位以内をキープしていたのである。
「お前、最近ぼーっとしてて変だよな。猿も木から落ちるってか?
厩戸は相変わらず1位だけどな」
(ああ・・父に叱られる!そして、勉強を見てくださった王子にも申し訳がない!)
毛人のショックを受けた顔を、遠くから見守る厩戸。
(毛人、あんな女にうつつをぬかしておるからだ!私はそなたを哀れまぬぞ・・・)

毛人は、落ち込んだその足で保健室へ向かった。
保健室では、たまたま白髪女がいなく、泊瀬部が布都にまとわりついていた。
「この前の夜は良かったぞ、布都先生。いや、わしらはもうすぐ夫婦となるのだから
姫子と呼んだ方が良いか?ん?」
泊瀬部は布都の巨乳を後ろから揉みしだいている。
「い・・いやですわ、こんな所で・・・」
「そうか?ちょうどベッドもあるではないか。そなた、裸も良いが、
その白衣もまたそそるよのう・・」
「ああっ、学園長・・・!」
「やめろ!やめぬか!!」
布都が泊瀬部にベッドに押し倒されそうになっているところに、毛人が飛び込んできた。
「蘇我くん・・!」
毛人は勢いで、泊瀬部の顔を殴った。
「うぐっ!お、おのれ蘇我!わしにこのような事をして、どうなるか分かっておろうな?!」
泊瀬部は鼻血を流しながら、毛人を指差した。

664 :花と名無しさん:02/05/20 23:01 ID:???
いい感じ!
本編のセリフもちゃんとパロッてある。さいこーです。
こーゆーの待ってました。続けてください、おながいします。

665 :花と名無しさん:02/05/20 23:25 ID:???
「そ・・蘇我くん・・・」
布都は毛人の身の蔭に隠れた。毛人は泊瀬部に向かって言った。
「わ、私は退学になってもかまわない!しかしあなたが先生に大変なセクハラを
している所を私はハッキリみたのです!あなたも免職処分になるべきです!」
「むうぅ〜!覚えていろよ蘇我毛人・・・!」
泊瀬部はカンカンになって去っていった。
「蘇我くん、なんてことを・・・」
「先生、私のことは良いのです。生徒会でも、学園長を処分に追い込む方針で
話を進めましょう。あなたがあんな男の言いなりになることはないのです!
私は、あなたのことが・・・」
毛人の真剣な目に、布都は目を潤ませた。
毛人の唇が布都のそれに触れようとしたが、布都ははっとして顔を背けた。
「だめよ・・・あなたは生徒、私は教師。・・許されることではないのよ」
「先生・・・」
その場は、思いを打ち明けるのを諦めた毛人。しかし、その心の中は燃えていた。
(私はこの女性が好きなのだ・・どうしょうもなく!生徒と教師・・・確かに禁断だが
しかし、私は異常だという思いが全く起きない。それどころか安心するのだ・・
布都先生は、私の全てを癒してくれる・・)
以前、厩戸に激しく魅かれていた毛人の心は不安で一杯だった。
布都がその不安を消してくれたのだと、毛人は感じていた。
(生徒会に・・そうだ、王子にも相談しよう!早い方が良い)

「どうしたのだ毛人、私に無断で招集などかけるとは・・」
生徒会議室で、委員会の生徒たちを集合させた毛人。厩戸は妙に思った。
(普段おとなしい毛人が真剣な顔で・・一体何だというのだ!?)

666 :花と名無しさん:02/05/20 23:48 ID:???
「すみません、王子。どうしても、会議を行いたかったのです!」
毛人は、泊瀬部の件を全員に説明した。
「前からも学園長には問題がありました!女子部の更衣室に忍び込んで
下着を盗んだり、トイレに盗撮機を仕掛けたり!幾度となく指摘していたのに
はぐらかされてきて、このざまです!今こそ、私たち生徒会が協力し合って
学園長を処分に追い込もうではありませんか!教育委員会にも・・」
「待て毛人、早まるな」
熱くなる毛人を、厩戸がいさめた。
「私もその期をうかがってはいるが、まだ時期早々だ。それに布都先生だって
はっきりと被害を訴えたわけではない。あの二人は婚約者同士というではないか!」
「いいえ、いいえ!学園長が無理強いしただけです!これこそセクハラではありませんか」
「毛人、この程度では理由にならん。そなたの提案は破棄だ!」
「なぜです!?」
厩戸の冷たい言葉に、毛人は食って掛かった。
(毛人・・・このていたらくが・・!そなたの立場も実は今、まずい事になっているというのに!)
そう、泊瀬部は今、職員室で保護者の馬子を呼び、毛人を退学にしようとせまっていたのだ。
「身の程をわきまえろ、毛人。そなたが泊瀬部を殴ったという噂は学校中に
出回っているぞ。今はおとなしく控えているべき立場じゃないか」
「うう・・・」
生徒会のほかの生徒たちは、厩戸と毛人の意見の食い違いを興味深そうに見ていた。
「会長と副会長が対立するなんて・・・」
「結構な見ものだよな」
その時、教室のドアが急に開けられ、厠戸が飛び込んできた。
「うまちゃん大変!職員室に来て!毛人が退学になっちゃうよ!!」
その言葉に、厩戸も毛人も青ざめた。

667 :花と名無しさん:02/05/21 00:09 ID:???
職員会議が行われている場に、厩戸たちは駆けつけた。
「ですから、毛人にはこのわしが罰を与えますから・・」
「いいや、決まりだ!毛人は退学!同じことを何度も言わせるな、蘇我どのよ」
泊瀬部が頭を下げる馬子を怒鳴りつけている。
「学園長、本当にあなたの方に非はなかったのですか?」
見かねた額田部教頭が口を挟んだ。
「だ、だからわしが布都君と雑談をしていたら毛人がいきなり・・と言っておるではないか!」
「お待ちください、学園長」
その場にやって来た厩戸。その後ろに毛人と厠戸もいる。
(き・・来よったわ、うるさいのが!)
毛人の姿を見た馬子は唾を飛ばして怒鳴り飛ばした。
「このバカめが!学園長になんてことをしてくれたのだ!!」
「父上・・・申し訳ありません・・」
厩戸は泊瀬部の前に歩み出た。
「学園長、この毛人が大変な問題を起こしたと私も認識しております。
しかし、この優秀な生徒がなぜこんな事をしでかしたのか、それにも
訳というものがございます・・」
「なんじゃ厩戸、お前がいくら毛人をかばったとて・・」
「毛人は先日の中間テストが惨憺たる結果に終わり、ショックでかなり
ノイローゼ気味だったのですよ。お父上の馬子どのならご存知のはず」
「フム、そういえば確かに、最近の毛人はおかしかったがのう・・」
毛人は、自分のために弁明してくれる厩戸をすまなそうに見守った。
「それがどうした!だからと言ってわしに暴力を振るっていいと申すのか!?」
「いいえ。しかし、毛人だけに問題があるのではないとも言いたいのです。
毛人はまだ若い。例えば大人の女性に惑わされることも、ままありましょう」

668 :花と名無しさん:02/05/21 00:25 ID:???
(王子・・・・!?)
厩戸が何を言い出すのか、毛人は突然不安になった。
「何が言いたいのじゃ、厩戸!?」
「いえ、あなたのフィアンセを悪く言うつもりではないのですがね・・・
布都先生は男子に人気が有り、よく保健室で生徒と二人きりになって
長い時間、話をしているというではありませんか」
毛人はあわてた。
「お・・王子!先生は決してやましい気持ちではなく、保健医として生徒の相談などを・・」
その毛人の言葉に、泊瀬部は反応した。
「毛人!お前、布都君とよく二人っきりになるというのか!?」
「い、いえ・・・私は・・・」
「むしろ、布都先生の方がお悩みなど色々あるそうですね。毛人も根が
優しい生徒ゆえ、親身になってしまうところがあるのです。
毛人も年頃の男、女性に頼られて悪い気などしないでしょう。しかし、
教師でありながらそんな誤解を与えるような教師が聖職にあるべき者と
言えるのでしょうか。ましてや生徒・・未成年者を相手になど」
「う・・厩戸!布都君をふしだらな女とでも言いたいのかね・・?!」
厩戸はくすっと笑った。
「とんでもない・・。しかし、毛人をその気にさせ、少々勘違いした毛人が
婚約者のあなたに危害を加えたのは毛人だけの責任とは考えられぬでしょう?」
泊瀬部はプルプルと震えた。良家の高貴な女を手に入れたと思っていたのに
まるで娼婦だったかのような言われ方をしたのだ。
(ククク・・そうだ。布都など問題保健医呼ばわりでもされて、泊瀬部と共に
どこかの辺鄙な学校にでも飛ばされれば良いのだ)

669 :職人:02/05/21 00:29 ID:???
今夜はここで落ちます。

670 :花と名無しさん:02/05/21 00:31 ID:OUezqgTA
はあ?

671 :花と名無しさん:02/05/21 00:39 ID:???
うわ。あがってる。
こちらはマターリさげ進行でドウゾ・・・

672 :花と名無しさん:02/05/21 01:17 ID:???
雨乞いもするの
かしらん♪

わくわく

673 :花と名無しさん:02/05/21 01:31 ID:???
この漫画はめちゃくちゃ好きだけど
ここのスレはめちゃくちゃキモイぞ
あがってるから見ちゃったじゃないか・・・

674 :花と名無しさん:02/05/21 22:24 ID:???
厩戸はさらに追い討ちをかけた。
「しかし学園長、誤解なさらないで下さい。そのような布都先生でも、保健室で
婚約者と戯れるようなあなたとはお似合いの女性だと思いますがね・・」
話を聞いていた額田部は笑い出した。
「ホホホ、まぁ、面白いカップルだこと!」
批判の焦点が毛人からそれて、馬子や厠戸もホッとしていた・・・が。
「お待ちください!布都先生はそのような汚れた女性ではありません!」
毛人が割って入ってきたのだ。厩戸はとたんに白目になった。
(毛人・・・!)
「布都先生はお家のために仕事をしないといけなかったんです!学園長に
逆らえばクビになる・・そう圧力をかけられ、仕方なく言うことを聞かされていたんです!
諸悪の根源こそ、この男なのですから」
泊瀬部を指差し、毛人ははっきり言ってのけた。
(毛人!私はそなたをかばって発言してやったにもかかわらず、またそんな
自らを窮地に陥れるなど・・・そこまで・・・そこまでそなたはあの女に・・・・)
泊瀬部の怒りは再び毛人に集中した。
「ま、また根拠ないでたらめを言うか!もう良い、退学決定じゃ!!」
「学園長!・・この私を敵にまわしたいのでございますか・・・?」
厩戸は泊瀬部をじっと睨んだ。泊瀬部の額から、思わず脂汗が流れる。
「う・・うう・・・厩戸、その目はなんじゃ・・」
厠戸はサッと泊瀬部の真横に来て、耳打ちした。
「ねぇ、毛人の退学取り消せばさぁ、10回分・・タダでさせてあげてもいーよ」
「な、ナヌ!?」
泊瀬部の下半身が反応した。額田部の鋭い目がギロッと泊瀬部を睨む。
「学園長、その生徒となんの関係があるのです?」

675 :花と名無しさん:02/05/21 22:48 ID:???
「い、いや、何でもないのじゃ教頭!わっはっは・・・」
泊瀬部は笑ってごまかした。
「し・・仕方ない、ここは特別!特別に毛人を停学1週間の罰で済ませる
ことにする!生徒会副会長の任も取り消しじゃ!それで許そうぞ!」
何とか毛人を救うことができた厩戸はホッとしたが、心の中は震えていた。

帰り道、毛人と厩戸と厠戸は共に校舎を出たが、厩戸は毛人とは一言も口を聞かなかった。
「王子・・助けていただいて感謝しております・・王子」
何度も頭を下げる毛人だが、厩戸の気は救われなかった。
(そんなことを言っても布都を悪く言った私を、毛人はよく思っていないのだろう)
毛人の気持ちが布都にあることは、厩戸には耐えられない事実だった。
校門の外では、調子麻呂が車をつけて待っていた。
「うまちゃん・・・」
黙って車に乗り込む厩戸に、厠戸が声をかけた。
「・・また明日な、厠戸」
車は去っていった。しばらくそれを見送っていた毛人と厠戸。
いきなり、毛人の頬にピシャッと平手打ちが飛んだ。
「か、厠戸・・・?」
「毛人のバカ!もっと、うまちゃんの気持ち・・わかんなよ!!」
厠戸は涙ぐんでいる。毛人は訳が分からなかった。
「王子の気持ちとは・・・一体?」
「バカ!だから毛人はバカなの!今までのうまちゃんのこと、もっとちゃんと
思い出してよ!あんた、何も分かってないじゃん!!」
厠戸はそこまで言うと、走り去ってしまった。
「王子のこと・・・?私・・・は・・」

676 :花と名無しさん:02/05/21 23:10 ID:???
停学1週間を言い渡された毛人は、部屋でボーっとしているだけだった。
厠戸に言われた意味も良く分からず、考えるのは布都のことばかり。
(私のせいで、布都先生も学校で辛い思いをなさっているはず・・・ああ、先生!)
その通り、校内では毛人と布都の中が校内新聞でも取り沙汰され、大変な
騒ぎになっていた。そして、辛い思いをしているのは布都だけではなかった。
「もー!何だよこのスクープ!?」
屋上で一人サンドイッチをかじりながら、厠戸は新聞を見ていた。
『熱愛発覚!プレイボーイ毛人』『次のターゲットは熟女教師!!』
『ヤリチン毛人に捨てられた王子の行方は?!』といった見出しが並ぶ。
「毛人はともかくうまちゃんまで汚されたみたいな言い方してさ!
おかしいんじゃない、あの新聞部のドブス編集長!」
厠戸は、教頭の娘・大姫の顔を思い浮かべた。
「これじゃうまちゃん、学校にこれないのも無理ないよ・・・あ〜あ、何で
こんな事になっちゃうんだろ。僕はうまちゃんには幸せになって欲しいのに・・」

保健室では、布都が何度もため息をついていた。
「蘇我くんに申し訳ないわ・・自宅謹慎だなんて、全部私のせい・・・死にたい・・」
「姫さま、諦めてはなりません。それほどあの生徒のことをお思いならば、ここは
いっそ、思いを遂げてみてはどうでしょう?」
「し・・白髪女!何てこと言うの?蘇我くんにこれ以上の迷惑は・・・」
白髪女は思い切って、布都に言った。
「あの泊瀬部は今回の事件で、姫さまに悪い噂が出回ってしまう前に婚儀を、と焦っています。
時間はありませぬぞ。結婚して学校をお辞めになれば、もうあの生徒と会う機会は
なくなります。せめて、例え1度でも姫さまには女としての幸せをつかんで欲しいのです!」
布都は、息を呑んで白髪女を見つめた。

677 :花と名無しさん:02/05/21 23:24 ID:???
(毛人・・・毛人・・・)
厩戸もまた学校を休み、部屋でベッドに伏せ、泣き明かす日々だった。
(私は、毛人だからこそ、あの時あげてもいいと思ったのだ・・・そなたは
もう、私のことなど欠片ほどにも思ってはくれないのか・・・)
そんな厩戸を心配する来目だが、厩戸は部屋から一歩も出てこない。
(兄上、食事も召し上がらない・・。どうしよう。義父上に相談してみようかな)

その日刀自古は、謹慎中の兄の側にいようとしたが、部屋から追い出されてしまった。
「なによお兄さまったら。私が心配してるのに・・」
刀自古はプリプリしてショッピングにでも行こうと、邸を出た。
すると、蘇我家の門前で、使用人と老婆が押し問答をしているのが見えた。
「お前たち、何をしているの?あら、保健の白髪女先生じゃない」
刀自古を見た白髪女は、すがるような瞳で封書を差し出した。
「おお、いいところに来なすった妹さん。これを蘇我くんに渡してくれまいか?」
「え、お手紙・・?」
「いいや、重要な健康診断書なのじゃ!頼んだぞ、誰にも言うでないぞ」
刀自古に念を押した白髪女は、あたりを気にするように、さっさと帰っていった。
「とか言っちゃって、きっとあの女からの手紙だわ!今時携帯も持ってないのね、あのオバサン!
あ、持ってたとしても、お兄さまがアドレス教えるわけないわよね!」
刀自古はその手紙を自分の部屋に持っていってしまった。

(いっそ私は中退してしまおうか。そして、布都先生を奪って、どこか遠くへでも・・)
毛人は部屋で、机に顔を伏せて、途方もないことを考えていた。
その時ノックの音がして、刀自古が入ってきた。
「お兄さま!い〜いモノが届いたわよ!先生からのお・て・が・み!」

678 :花と名無しさん:02/05/21 23:42 ID:???
>『熱愛発覚!プレイボーイ毛人』『次のターゲットは熟女教師!!』
>『ヤリチン毛人に捨てられた王子の行方は?!』といった見出しが並ぶ。
>「毛人はともかくうまちゃんまで汚されたみたいな言い方してさ!
>おかしいんじゃない、あの新聞部のドブス編集長!」
>厠戸は、教頭の娘・大姫の顔を思い浮かべた。

ここ激藁!!もー、面白すぎ!
頑張って、オチつけてくださいねー、楽しみにしてますぅ〜

679 :花と名無しさん:02/05/21 23:42 ID:???
毛人は飛び上がると、刀自古からその手紙を奪い取った。
「ああ!!夢ではないだろうか!!先生・・・!」
舞い上がる毛人を残して、刀自古は部屋を出た。
(お兄さま、あんなに喜んで・・ただでさえ停学中の身のお兄さまを学校に呼びつけ、
それも保健室で逢瀬など、危険なマネをさせようという女がそんなに好きなの・・・)

厩戸は、ノックの音にも気づかないほど衰弱したまま眠り込んでいた。
部屋には鍵がかかっていたが、その鍵を開ける音がした。
ドアが開き、田目が顔を出す。
「厩戸、眠っているのかい?食事を持ってきたよ、厩戸」
「・・・ち・・ちうえ・・いりません」
厩戸はうっすら目を開けた。
「ダメだよ、もう何日も食べていないじゃないか。来目も間人も心配している」
「あんな女・・・私を心配するはずがございません!」
「厩戸!」
田目は厩戸の上半身を抱き起こした。
「実の母がお前を心配しないわけないだろう。とにかく、食べるんだ」
「やめてください!」
田目の持っていたお盆を振り払う厩戸。食事は床に全てこぼれてしまった。
「厩戸・・・」
田目はやるせない表情で厩戸を見た。
「悲しむわけがあるなら、私が聞こう。言ってごらん・・・」
「出て行ってください、誰の顔も見たくないのです・・・!」
涙を流す厩戸を見て、田目は驚いた。そんな厩戸を強く引き寄せ、抱きしめる田目。
「私は行かないよ、父親だからね。お前が笑ってくれるまで側にいるよ・・・」

680 :職人:02/05/21 23:47 ID:???
では落ちます。また明日に・・

681 :花と名無しさん:02/05/22 01:10 ID:???
おもしろかったすよ。

682 :花と名無しさん:02/05/22 22:41 ID:???
その日の夕方。毛人は早く学校に駆けつけたくて、そわそわしていた。
手紙には、夜間の校舎に忍びこむために、生徒玄関の鍵まで入っていたのだ。
(今夜10時、体育倉庫室にて逢瀬を・・・!早く、早く夜にならないものか!)

その頃、厩戸の邸では・・・。
田目は、厩戸を抱きしめたままベッドに座っていた。
厩戸は抵抗する力もなく、田目の胸に身を預けていた。
いつの間にか、死んだ父を思い出していた。
(父上・・もし生きていてくれたら、私をこんな風に抱いてくれただろうか)
厩戸は、何もかも投げ出して誰かに甘えたい、そんな気持ちにとらわれていた。
「あなたーっ、ご飯の仕度ができましたよ!」
突然、沈黙を破った母の呼び声。
「あ・・ああ、すぐ行くよ!」
ドアの向こうの間人に答える田目。
「さ、厩戸、行こう。家族が待っているよ」
厩戸の手を取り、今に連れて行こうとする田目の手を厩戸は振り払った。
「私の側にいるのではなかったのですか?!」
「厩戸・・・だから、私と共に行こうじゃないか」
「嫌です・・・どうして、ここにいては駄目なのですか・・皆、私の気持ちなど・・
誰も分かってはくれまい・・・」
再び泣き出した厩戸の肩を支える田目。
「厩戸、わかった。ここにいてあげよう・・」
その田目の言葉に反応したかのように、厩戸は田目の首に腕を絡め、唇を重ねた。
いきなり義理の息子にキスをされ、戸惑う田目だった。
(厩戸・・・!?この子は・・・)

683 :花と名無しさん:02/05/22 23:03 ID:???
厩戸は、むさぼるように田目の唇を求めた。
始めはうろたえていた田目だったが、やがて、厩戸の腰をしっかり抱き、
激しいキスに答えるのだった。
「父上・・・行かないで・・」
「わかった、行かないよ。お前の望むとおりにしてあげるからね・・」
田目は厩戸をベッドに寝かせ、頬や額に何度か口付けすると、
ゆっくりと制服のボタンをはずしていく。
肌をすべる田目の唇の感触に厩戸は震えた。
「怖い、父上・・・」
「大丈夫、何も怖いことはないよ・・」
田目の手が、スカートの中に伸びた。
ベッドから床に、厩戸の下着がハラリと落ちた。

辺りはすっかり暗くなった。毛人は周りを伺いながら、学園内に忍び込んだ。
誰もいない体育館の鍵を開ける音が響いた。
体育館から、倉庫部屋へと向かう毛人は心臓が破裂しそうなほど興奮していた。
(先生・・・今、毛人が行きますよ!)
そして、最後の体育倉庫の鍵を開ける毛人。中は真っ暗だ。
「・・・布都先生、どこにいらっしゃるのですか・・・?」
不安になった毛人の手に誰かが触れた。
「布都・・」
毛人の胸に飛び込んできたのは、確かに女性の感触。
「おお、先生!!」
毛人はその身体を抱きしめると、うっすらと見えるマットの上に寝かせた。
「あなたにやっと、思いを打ち明けられる!先生・・・!!」

684 :682:02/05/22 23:06 ID:???
スマソ訂正!
×厩戸の手を取り、今に連れて行こうとする
○厩戸の手を取り、居間に連れて行こうとする

685 :花と名無しさん:02/05/22 23:32 ID:???
毛人は夢中でその女を抱いた。初めてな上に、暗闇の中というハンデが。
それでも毛人は、布都への愛を示すべく、精一杯励んだ。
声をこらえているような女の様子に、きっとお恥ずかしいのだ、
可愛い人だ、などと思い、布都への愛しさも増した。
想像していたより布都の胸の感触が小さいのには、少しおかしいと思ったが。

数時間がたち、二人は流石に発散しつくしたのか、ぐったりとまどろんでいた。
「こんなに満たされたことはありません・・先生、私はもうあなたを離したくない。
どこか、遠くへ逃げましょう。私ならあなたをきっと守れるでしょう・・」
女からの返事はなかった。
「先生・・?何か言ってください。こんな時間に誰も来やしませんよ・・」
「・・・ばか・・」
「え?!」
思いがけない言葉に毛人は硬直した。いや、これは冗談か、じゃれ合いなのかも。
「やだなぁ・・私がいい加減な事を言ってるとお思いなのですね?でも、先生・・」
「嫌いよ・・」
毛人はまたまた硬直した。
「ごめんなさい、私が余りにヘタだったからなんですね?!それとも、危険な
提案をしたから・・先生、許してください!」
必死で謝りながら、どこか聞いたことのある声に似ていると毛人は思った。

田目は壊れ物を扱うように、厩戸を抱いた。
厩戸は、ずっと誰かの名を呼んでいたが、田目は気づかない振りをした。
「毛人・・・毛人・・・ああっ・・・!」
初めて男を受け入れる厩戸のそこは、田目のものに中々馴染めず、その痛みに悲鳴を上げていた。

686 :職人:02/05/22 23:38 ID:???
このあと大変なことに・・
では、今日は落ちます〜

687 :花と名無しさん:02/05/23 22:08 ID:???
「先生、顔をよくお見せください。私は真剣なのです!」
毛人は、女の顔に手を触れた。
「あ・・・だめ」
「先生・・・?」
毛人は、持ってきていた懐中電灯を照らした。
「・・・お、お前は・・・」
毛人は女の顔を見て愕然とした。布都先生だと思っていた女は・・・!
「お兄さま・・」
「と・・刀自古!?」
刀自古は、バレてしまっては仕方ない、という顔で、さっさと服を着た。
「いただきましたわよ・・お兄さまの、初めての・・・」
「言うな!黙れ!お・・お前は私になんてことをしてくれた!!
ふ・・布都先生からの手紙と思って来てみれば・・・ああ!私は実の妹と・・・」
毛人はショックで、マットの上でのたうちまわった。
「お兄さま、もう遅いわ。しっかり中出しまでしてくれたわよね?」
毛人を冷たく見下ろす刀自古。

厩戸は田目の腕に抱かれながら、たった一人の誰かを思っていた。
目を閉じて、その顔を思い浮かべながら、痛みの奥の快楽に身をゆだねた。
田目はそんな厩戸の想いが分かるのか、あえて厩戸の名を呼ばず、
少しでも厩戸の身の負担を減らそうと、息を合わせた。
「・・えみ・・し・・・・んんっ・・・!」
厩戸が果てた時、田目もまたその刺激で、厩戸の中に果てた。
まだ息の荒い厩戸を案じて、田目はその頬を撫でた。
「大丈夫か、厩戸・・・?どこか痛むなら言ってくれ」

688 :花と名無しさん:02/05/23 22:43 ID:???
厩戸はうっすらと目を開け、自分を優しく抱き寄せる対象を見た。
「義父上・・・」
「厩戸、初めてだったんだね、無理もない・・お前は本来、こんな事をする子じゃないからね。
しかし、今日のようにお前が望むなら、私にできる最大限のことをしてあげるよ・・」
厩戸は、自分が落ちるところまで落ちてしまったと感じた。
義父とこうなることを望んでいたわけではない。なのに何故・・・。
「・・・私は・・・」
急に震えだした厩戸を田目は心配そうに支えた。
「どうした?大丈夫か、うま・・」
「何てことを・・私・・は・・!」
頭痛がし、この現実を受け止め切れない。
その時、部屋のドアをノックする音が。
「あなた、いつになったら食事にいらっしゃるの?もう冷めちゃってますわよ!」
間人の声に、田目はさすがにビクッと反応した。
「い・・今行くから、待っててくれ・・!」
ベッドの上で義理の息子と裸で抱き合う姿など見られた日には、
妻は失神してしまうかも知れない!
辛そうな厩戸の側にいたいのもやまやまに、田目は服を着始めた。
しかし厩戸は、額を押さえてベッドの上に留まっていた。
「厩戸、後でまたお前の様子を見に来るよ・・それまで我慢できるかね?
今日のことは誰にも言ってはいけないよ。分かっているね?」
田目は服装を整えると、それだけ言い残し、部屋を出て行った。
「・・・・・・毛人・・・」
なぜか涙はもう出てこなかった。

689 :花と名無しさん:02/05/23 23:11 ID:???
すでに深夜になっていると思われる夜の街を、制服姿の厩戸が歩いていた。
居間で家族が笑い合う声を背中に聞きながら、邸を出てきたのだ。
自分とあんなことになっても、何食わぬ顔で妻や息子と食事をする義父・・。
(誰に対してもいい面をしたいだけではないか・・・!本当に・・・
本当に私を思っているわけでも何でもないのだ・・期待してはいけない・・・
もう誰にも期待など・・・)
繁華街のわきの道路を、車が数台走りぬける。
厩戸の体がふらつき、道路側へ倒れそうになった。
(も・・・う・・私など、必要としてくれる者は誰も・・おらぬのか・・・)
地面に膝を突いた厩戸を照らし出す車のヘッドライトと、クラクションの音。
「危ない!!」
男の叫び声。そして厩戸の身体を誰かが軽々しく抱き上げ、瞬時に車から守った。
「王子、こんな所でどうなさったのですか?!王子!」
「・・・どこでもいい・・どこかに、連れて行ってくれ・・・」
その男が淡水だということが分かるなり、厩戸は気を失った。

「お兄さまが私をどう思おうと勝手ですわ。でも、私達がセックスしたことは事実。
私の気持ちを無視したお兄さまが悪いのよ・・!」
「ううう・・・行けっ!お前の顔など、見たくもないわ!!」
刀自古は走り去っていった。
毛人はしばらく、その場で放心状態が続いた。

やっとの思いで保健室に行った毛人だが、そこには誰もいなかった。
さっきまで誰かがいたような、香水の残り香があるだけだった。
「布都・・先生・・・」

690 :職人:02/05/23 23:13 ID:???
今日はここまでです。

691 :花と名無しさん:02/05/23 23:52 ID:???
おつかり〜。

692 :花と名無しさん:02/05/24 20:15 ID:???
・・・ということは!
本編でのあの隠れ家で何があったのか詳細に語られてしまうの〜?!
楽しみに待っております、職人様。

693 :花と名無しさん:02/05/24 22:22 ID:???
「・・・ここは・・・」
薄暗く殺風景な部屋の天井が見えた。続いて、淡水の顔。
「私の隠れ家・・というか、生徒の連れ込み部屋とでも申しましょうか」
繁華街のざわめきがすぐそこに感じられる。
「以前知り合いが経営していた、今はつぶれたバーの2階ですよ。
今のところここは、厠戸しか知りません。ご安心を・・」
淡水の声が届いているのかいないのか、厩戸の目から涙が流れた。
何も言わず、厩戸に唇を重ねる淡水。
厩戸は抵抗せず、人形のように淡水にされるがままになっていた。
「王子、何も心配はいりません。私があなたを御守りしますゆえ・・」
「あ・・」
田目に弄られた部分を再び淡水に刺激され、厩戸は覚え始めた快楽に溺れていくのを感じた。
(もう、何も考えたくないのだ・・・このまま、こうしていれば、ずっと・・・)

数日が過ぎた。いつまで経っても学校に来ない厩戸を心配し、厠戸は厩戸の家を訪ねた。
しかし、出迎えたのはぬ愉快そうな顔の間人だった。
「あの・・・うまちゃんいますか?」
「・・あんな子のことなんか知りません。お友達の家にでもいるんじゃないの?
あの子に友達なんか・・いればの話だけど」
神経質そうな間人のしゃべり方に、厠戸はムッと来た。
「あ、そーですか!すいませーん、オ・バ・サ・ン!」
唖然とする間人を背に、厠戸は邸を後にした。
「うまちゃん、家にいないんだ・・でも友達ったって・・調子麻呂先生も知らなそうだったし。
あ、先生といえば淡水先生も最近休んでるよな・・。ちょっと行ってみよう!」

694 :693:02/05/24 22:28 ID:???
>しかし、出迎えたのはぬ愉快そうな顔の間人だった

・・・ぬ愉快って一体・・・;
○「不愉快」です。スマソ。

695 :花と名無しさん:02/05/24 22:51 ID:???
時はすでに6月。毛人の1週間の停学期間も終わっていた。
しかし毛人の姿も未だ学校になかった。
そして、布都は泊瀬部と結婚させられ、学校を辞めていた。
スキャンダルの張本人たちがいなくなり、生徒たちの興味の対象は
もっぱら、謎の美少年連続行方不明事件に移っていた。

「やべ、またバイトに遅れちまう!」
毛入は慌てて学校から帰り、アパートの部屋のドアを開けた。
「ウィ・・おかえり〜毛入〜」
居間には、酔っ払った毛人と、散乱するビール缶の山。
「んだよ、ったく!学校にも行かねーで毎日飲んだくれてよ」
「私の金だぁ〜、文句など言わせんぞぉ!ホレ、毛人も飲まぬか」
毛人もまた刀自古の顔を見たくないため家に帰れず、毛入の家に転がり込んでいたのだ。
「うるせぇ、俺はすぐバイトがあるんだっつーの!お前、部屋片付けとけよ」
制服から私服に着替える毛入をボーっと見つめる毛人。
「毛入、おぬし・・女は何人知っているのだ?」
「・・・はぁ!?」
「おぬしはモテるし、それこそ選ぶ暇もないくらいってなモンだろう。
童貞はいつ捨てたんだ?中学かぁ?それとも小学・・」
毛入はおかしくなって笑った。
「はっ、お前何言い出すんだよ?そんなに女が欲しけりゃ学校行けばいいだろ。
女子部へ行ってこいよ!もう衣替えしてるんだぜ。よく見りゃ、ブラジャーとか
すけて見えるんだぜ!?ムラムラするぞ〜」
毛人は急に不機嫌な顔になり、空き缶をグッと握りつぶした。
「女・・女など・・腐っているのだ!もう見たくもないのだ・・・!!」

696 :花と名無しさん:02/05/24 23:19 ID:???
「お前オンナに何かされたのかよ?」
毛人の様子を不思議に思う毛入。
「そういや、お前が夢中になってたあの保健医、結婚したぜ?」
毛人は一瞬呆然となったが、次の瞬間、笑い出した。
「あっははは、そうだ!女など、欲や金を手に入れるためなら、何だってする生き物なんだ!」
変な奴だ、と思いながら、毛入はバイトに出かけた。
(毛人の奴、フラれておかしくなったのか?それにしても、厩戸のことはどうなってんだ。
てっきり厩戸とお似合いだと思ってたんだけどな・・・)

数日間、隠れ家で淡水と共に暮らしていた厩戸だったが、少しずつ目が覚めてきた。
(何をしているのだ、私は・・学園で、せねばならぬことがたくさん
あるというのに・・そうだ、こんな自堕落な生活からは何も生まれぬ・・・)
こうしてベッドの上で淡水に抱かれる自分を、恥と自覚し始めた厩戸。
「淡水・・私は明日から学校へ行く。夏服を用意しておいてくれ」
「そうですか・・・しかし、王子はお家に帰る必要はありませんからね。
私がしっかり、お世話をいたしますから」
「そうしてもらいたい。・・・だが」
淡水をベッドから突き落とす厩戸。
「痛っ!何をなさるのです?!」
「もう金輪際、私に触れるな、淡水」
冷たく言いつけると、適当に服をまとう厩戸。
その時、玄関の呼び鈴が鳴った。
「うまちゃーん!ここにいるんでしょー!?淡水先生ー?」
「厠戸・・・」
懐かしい声を聞き、厩戸はバーの入り口まで降りていった。

697 :花と名無しさん:02/05/24 23:46 ID:???
「うまちゃん!もー、心配したんだからね・・・!!」
厩戸に抱きついて涙ぐむ厠戸。
「厠戸、案ずるな・・。明日からちゃんと学校に行くから」
厠戸の頭を撫でる厩戸。
「しかし王子、今学校に行くのは少し危険な気がしますが」
厩戸と厠戸のために、バーのカウンターでコーヒーを入れる淡水が言った。
「危険とはなんだ?」
「ご存知でしょう、美少年行方不明事件ですよ。警察もお手上げだそうな」
厠戸の肩が一瞬震えたのを厩戸は見逃さなかった。
「厠戸、この事件について、何か知ってるのか?」
「う・・ううん!あ、ほら僕って絶世の美少年って感じじゃない?
いつ狙われてもおかしくないしー。あ〜怖い!」
「それを言うなら厠戸に瓜二つの王子こそ危ないのですよ」
淡水の言葉には真実味があった。
「ひどーい先生、僕をさらったって価値がないってこと!?」
「ほほう、さらわれたいのか?ん?」
淡水と厠戸がじゃれ始めた。その側で考える厩戸。
(そう、私には解決しなければならぬ問題がたくさんある。そうだ・・
毛人のことなどで悩む暇などない。まず、この事件・・そして匂うのは、
闇の会長、羽嶋どのだ。厠戸はどこまで養父のことを知っているのか)
厩戸は、一番考えたくない事実を遠ざけ、目の前の問題に集中することにした。

698 :花と名無しさん:02/05/25 00:15 ID:???
翌朝。嫌がる毛人を引きずり、校門まで連れてきた毛入。
「オラ、ちゃんと学校行けよ。みんな心配してるんだからなっ」
「うう、二日酔いで頭が割れそうだ!勘弁してくれ!」
そこに、厩戸&厠戸が登校してきた。
お互いがお互いを見るなり、朝の挨拶がうまく出てこない。
「・・・おはよう、毛入」
それだけ言うと、校門をくぐる厩戸。
「お・・おう!久しぶりだな厩戸!」
挨拶を返す毛入だが、毛人は気まずそうに、一言も口を聞けない。
「毛人、やっと来たね!しっかりしなよ、も〜」
毛人の肩をポンと叩いて、厩戸の後を追いかける厠戸も、
やはり毛入とは目を合わせなかった。
「お前、厩戸にちゃんと挨拶しろよな!?」
「お・・おぬしこそ厠戸に挨拶したのか?」
無意味ななすり合いをする毛人と毛入。

「・・で、淡水の調べによれば、生徒が連れ去られた現場を見た者はない」
厩戸は、早速生徒会を開き、事件について会議をしていた。
「そこで、誰かをおとりにして犯人をおびき寄せようと思うのだが・・」
「し・・しかし生徒会長。おそれながら・・・」
ふらふらと挙手をするのは、書記の彦人。
「もう、この学園で残っている有名な美形の生徒と言えば・・・厠戸くん、
中等部の来目くん、そして生徒会長の3人くらいしかおりませんが」
「な・・なんだと・・・!?」
おとりには危険が伴う。弟の来目には・・・。厩戸は白目になりながら悩んだ。

699 :職人:02/05/25 00:19 ID:???
今日はここまで・・おやすみなさい〜。

700 :花と名無しさん:02/05/25 12:54 ID:???
おつかれさまー
なんだか複雑になりそうだけど、頑張ってオチつけてね♪
楽しみに読んでまーす

701 :花と名無しさん:02/05/25 22:25 ID:???
放課後。調子麻呂はいつものように校門前に車を止め、厩戸を待っていた。
そこにやってきたのは、厩戸、来目、淡水の三人だった。
「調子麻呂、今日から私ではなく来目を車で送り迎えしてやってくれ。
そして明日から来目は学校に行かせず、家で待機するようにと母上に伝えよ」
厩戸の言葉に調子麻呂は驚いた。
「王子、あなたの身の安全はどうなるのです?」
「それなら私がバイクで王子を送り迎えするから大丈夫だ。ですよね、王子?」
淡水は厩戸の腰を抱き寄せる。その腕を振り払う厩戸。
「ええい、うっとうしい!・・では来目を頼んだぞ、調子麻呂」
「兄上・・・」
来目は心配そうに厩戸を見た。
「例の事件が解決するまで、けして学校に来るな。お前の身に何かあると
母上は私に文句をつけるのだからな。・・分かったな、来目」
厩戸は淡水と共に駐輪場に去っていった。
「兄上は、私がおとりになろうとするのを認めてくれなかった。
私では役に立たぬとお思いなのです・・」
来目を後部座席に乗せ、調子麻呂は車を発進させた。
「いいえ、王子は来目さまの身を案じておいでなのですよ」
「でも・・兄上は大丈夫なのかな。犯人の最後のターゲットは兄上だって噂があるのに」
「王子には、淡水がついていますよ・・・」
しかしそれでは別の意味で危険なのでは、と調子麻呂は思っていた。

その頃、校内の屋内プールに向かう毛入。もうじき学園行事・クラス対抗の
水泳大会に選手で出場するため、水泳部とはまた別に練習せねばならない。
毛入の心の中はモヤモヤしていた。それは厩戸に言われた言葉だった。

702 :花と名無しさん:02/05/25 22:58 ID:???
「毛入、厠戸を守ってやってくれ」
今日の休み時間、厩戸にそう頼まれたのだ。
(確かに今、あの事件で危ねぇけどよ・・・あいつはいつも誰かと一緒だし、俺が守るったって・・)
地下1階のプール更衣室に行く途中の階段を降りていくと、クスクスと笑い声が聞こえる。
「やだ、先生・・濡れてない?」
「お前こそ、ほら何だ、このスカートの中は?」
毛入が見れば、階段の隅で厠戸と阿倍内麻呂が立ったまま絡み合っている。
数学教師の内麻呂も、厠戸のお得意様の一人だ。
わざとそこで咳払いをする毛入。内麻呂は毛入に気づくと、とっさに厠戸から離れた。
「で・・では厠戸、分からない事があったらまた明日、職員室に来い」
「あン、先生・・」
内麻呂がそそくさと去ると、厠戸はキッと毛入を睨んだ。
「営業妨害のつもり?!」
「俺が何かしたか?ここを通っただけだろ。人目につくとこでヤッてんなよ」
「フン、どこでしようが僕の勝手だよ」
毛入はぐっとこらえ、厠戸の側を通り過ぎようとした。
その時、厠戸のはだけたブラウスの胸元、そしてスカートの中から太ももにかけて、
白い液体が流れているのが目に付いてしまう毛入。
毛入の視線を感じた厠戸は一瞬、赤面した。
「・・どこ・・見てるの?」
「ち・・見てねぇよ!お前なんかの、そんな・・」
「・・・あんた、僕と寝たいの?」
「ふ、ふざけんな!!」
とは言っても、毛入の下半身は正直な状態だった。
「テント張っちゃってさ・・・ あんたも他の男と一緒だよ」

703 :花と名無しさん:02/05/25 23:33 ID:???
毛入を軽蔑するような目で見る厠戸。
サッと目をそらし、毛入は行こうとしたが、ふと厠戸が言った。
「・・・毛入、いいよ。させてあげても」
「な・・何だよ!?」
「お金あるならさぁ。あんたの望むようにしてあげる・・でも、あんたに払えないでしょ」
毛入の中の何かがプツンと切れた。
「金なら払ってやるよ!!てめぇ後悔すんじゃねーぞ!!」
毛入はズボンのポケットから1000円札と小銭を数枚取りだし、厠戸に向かって投げつけた。
「・・っ、毛入?!」
壁に厠戸を押し付けた毛入は、無理矢理その唇を奪った。
「・・ぅ・・!」
厠戸は毛入の腕の中でもがき、毛入の胸を押しのけた。
「・・あんた、最低!」
毛入の頬を打つ、激しい音が響いた。
「こんなはした金・・・冗談じゃないよ!バカ!大嫌い!!」
厠戸は涙ぐむと、その場を走り去った。
ヒリヒリ痛む頬に触れ、取り残された毛入はうつむいた。
「・・・アイツの言う通りだ・・俺って・・最低だぜ」

厩戸は淡水の隠れ家で、守られながら生活していた。
しかし、スキあらばトイレにまでついて来ようとする淡水にはうんざりしていたが。
「淡水、ベッドの中にまで入ってこなくてもよい。そもそも、生徒たちが
学校外で連れ去られたと言う例はないんだからな」
たった一つのベッドから淡水を叩き出すと、厩戸はそこに横になった。
「では、学校外では安全だと言う保障はあるのですか?」

704 :花と名無しさん:02/05/25 23:51 ID:???
淡水はソファにうずくまりながら厩戸に訪ねた。
「それはどうか知らんが・・しかし生徒たちがいなくなるのは白昼、
誰もいない廊下や教室にたまたま一人だったというケースが多いのだ」
「大胆ですな。犯人がいるとすれば、相当な手だれ。まるで忍者のようだ」
「犯人は必ずいる。それを突き止めるのが、私の使命だ。淡水、もし私が
おとりになったとしたら・・・お前を当てにしているからな」
厩戸は淡水に背を向けた。
(ふふ、照れていらっしゃるのか・・可愛いお方だ。王子は私が命に代えても
御守りしよう。・・しかし、おとりと言うが、王子にムチャはさせられん。
と、なると厠戸しかおらんのだがな)
おとり計画をいつ実行するのか・・。淡水は厩戸の意向を見計らうことにした。

学校内でも、淡水は授業中以外、常に厩戸の側についていた。
その様子を見る毛人は、何ともいえない気持ちに苛まれた。
(王子、あんなに淡水先生としたしげに・・・!ハッ、嫉妬・・・?)
毛人はその思いに、戸惑った。
(私は・・確かに今、女を嫌悪しているが、かつての王子への妙な想いが
こんな時に限って甦ったとでもいうのか?しかし、王子は私を避けている。今更だ・・)
以前、厩戸を守ると約束した毛人。
だが今は生徒会を追われ、どうすることも出来ない。側にいることも・・。

昼休み。気晴らしに中庭で弁当を食べようと、外に出た毛人。
すると、女子部の校舎の方に人だかりが出来ているのが見えた。
不思議に思い、その場に駆けつけた毛人。人だかりの中には毛入もいた。
「お、毛人か!見ろ、大変だぜ!用務員の駒が変死体で・・・」

705 :職人:02/05/25 23:55 ID:???
では、落ちます。

706 :花と名無しさん:02/05/26 00:22 ID:???
毛人と契ってしまった刀自古は二人の邪魔をすることはできないのか・・・

707 :花と名無しさん:02/05/26 01:29 ID:???
駒……初登場でいきなり死んでるのか……藁

708 :花と名無しさん:02/05/26 17:12 ID:???
>707
初登場じゃないヨン。
>>575で、厠戸の股の間にいたのが初登場(藁

709 :花と名無しさん:02/05/26 22:06 ID:???
「何事だ!?」
騒ぎを聞いた淡水も駆けつけた。
駒は、白目をむいてよだれを流しながら死んでいる。その下半身は露出していた。
「サイアクな死に方だぜ、こりゃ」
毛入の言葉に、誰もが頷いた。女子生徒は悲鳴を上げて逃げていく。
「事切れて間もないな。何か毒でも飲まされたのか・・」
淡水は死体を見て察したが、ふと、近くに女物のパンティが落ちているのに気づいた。
「これは・・・」
淡水はそのスケスケレースの黒いパンティを拾った。
「まだ暖かい・・・」
「女子のものか?犯人は女子だって言うのかよ」
毛入が言った。毛人は、パンティをじっと見つめ、思わずつぶやいた。
「以前、王子がこのような下着を身につけていたが・・・」
「ふふ、王子が犯人だとでも言うのか?蘇我」
淡水の言葉に、毛人は慌てて首を横にふった。
「王子が駒を殺す理由などないだろう。それに、決定的な違いがある。
王子の今日のパンティはブルーの水玉だ」
何故知ってるんだとばかり淡水を睨んだ毛人。そこに厩戸もやってきた。
「どうした、駒が殺されたと聞いたが?!」
駒の死体を見て呆然となる厩戸のスカートを毛入がめくった。
「お、スゲェ!ビンゴ!」
「こっ・・こら、何をするか!!」
毛入の顔には、厩戸のビンタのあとがくっきり残った。
(み・・水玉・・・)
毛人は見てない振りをしたが、しっかりと鼻血を流していた。

710 :花と名無しさん:02/05/26 22:27 ID:???
「で、このパンツの主が犯人だと言う可能性が強いのか」
厩戸の言葉に、淡水はパンティの匂いをかいだ。
(ム・・この香りは!)
「何か分かったのか、淡水?」
「え・・いえ。とにかくこの下着は私が預かりましょう。
王子は生徒たちに、動揺しないようにと伝えてください」
淡水はある人物を思い浮かべていた。
(やはり・・な。しかし、何のために駒を?)

羽嶋の邸に帰り着いた厠戸は、息を切らしていた。
「お帰り、息子よ。どうだった、うまくやれたかね?」
出迎えた羽嶋は、厠戸の肩を抱いた。
「ごめんなさい・・現場にパンツ・・置いてきちゃった。あと、
早退届も出さないでこんな時間に帰ってきちゃったよ・・怪しまれるかも」
「心配要らないよ、お前のことは私の権限で守ってやるからね。
それより、薬の効果はどうだった?」
厠戸は目を伏せた。
「・・・即効だったよ。パパの作った薬は・・・完璧です」
「そうか!よしよし、よくやった。さすがは私の可愛い息子だ」
羽嶋は厠戸を抱きしめて、ほお擦りした。
「パパ、僕怖い・・実験で人を殺す・・・だなんて・・もう僕に、こんな事させないで」
目を潤ませる厠戸の顔を優しく撫でる羽嶋。
「なに、泣かずともよい。お前の腕なら完璧だ。予行練習も済んだことだし、次は本番だよ」
「え・・?!」
「ターゲットの男はわかっているね?決行は水泳大会の日だ」

711 :花と名無しさん:02/05/26 22:51 ID:???
羽嶋は厠戸の手を引いて、自室に連れて行った。
「良いな?あのフヌケは取り立てて邪魔と言うわけではないが、目障りなのでね」
「パパ!他のことなら何でも従うから、人殺し・・だけは・・」
「震えているのか?可愛いものよ」
羽嶋は厠戸を広いベッドに寝かせた。
「お前はまだ初めてだからな。なぁに、慣れればすぐ何でもないことになる。
お前のお友達も、そうして生きているんだからな」
「・・・うまちゃんのこと?!」
厠戸は耳を疑った。あの厩戸が人を殺めている・・・?
「あの穴穂部が突然に校内から姿を消したのは何故だと思う?」
羽嶋は厠戸のスカートをまくり上げながら言った。
下着をつけていない厠戸の下半身が露になる。
「僕が・・・うまちゃんに頼んだんだ。でも、殺してくれなんて一言も・・」
「厩戸はそういう子なのだよ。お前は厩戸をいつの間にか慕っているね。
なら、見習うべきじゃないか?」
羽嶋は厠戸の尻の割れ目から指を差し入れた。
「ん・・」
厠戸はその感触に身をよじらせた。
「おお・・そういえばあの子は、おとり作戦なるものを考えているらしいな。
賢くてもやはり子供。その程度でシッポをつかもうなど考えが甘いわ」
「パパ・・うまちゃんをどうするつもり・・・!?」
羽嶋は厠戸の中で指をかき回しながら言った。
「ふっふふふ・・わしの最終目的を何度も言わせるな。あの子がいなくては話にならん。
もうすぐ手が届く。最高のメインディッシュではないか。ふふふ・・」
羽嶋の指に翻弄されながら、厠戸は厩戸を想った。

712 :花と名無しさん:02/05/26 23:16 ID:???
毛入がバイトから戻るのをアパートで待つ毛人。時間は深夜に近かった。
毛人の頭の中は、いつしか厩戸で埋め尽くされていた。
(うう・・どうしてこんなにも王子のことが気になるのだ。事件が併発して、王子の
身の安全が心配だからか・・?たまたま、女を嫌悪しているからか・・・?)
毛人は、以前自分の部屋の布団の中で、厩戸を抱きしめた時の感触を思い出していた。
(しかし、私が真に愛したのは布都先生ではなかったのか・・?今でも先生の
事は中々忘れられぬと言うのに・・それでは王子へのこの思いは一体?)
ぼんやり考えていた毛人だが、チャイムの音で我に返った。
「毛入か?遅かったな・・・えっ!?」
ドアを開けると、そこに立っていたのは厠戸だった。
「・・厠戸!どうした?ああ、毛入か?あいつならまだ帰らぬが」
「ううん、違うの。あんたに用があったの」
厠戸は毛人の手を取った。
「毛人、お願い!うまちゃんを・・守ってあげて。あんただから頼むんだ・・・」
「え・・・」
厠戸の必死な顔に、毛人の心は揺れた。
「王子に何かあるというのか?!」
その問いには答えず、厠戸は身を翻して走り去った。
「厠戸!・・・どういうことだ?王子に何かがおこると言うのか?」

713 :花と名無しさん:02/05/26 23:34 ID:???
それぞれの緊張感が高まる中、「ドキッ!男だらけの水泳大会」が開催された。
全校の男子生徒は水着になり、校内の屋内巨大プールに集合した。
毛入を始め、各クラスの代表選手は競泳用パンツを着用していた。
なぜか厠戸だけは、スカートつきのビキニタイプの水着だった。そして厩戸は・・。
「なんじゃ?!厩戸だけ制服のまんまとは!面白うないわ!!」
プール前の特等席で酒を片手に観戦の準備も整っている泊瀬部。
「大体男子の水着など見てもつまらんわ!女子部なら楽しみだがのう」
愚痴る泊瀬部の側により、お酌を申し出た厠戸。
「まぁまぁ学園長、僕のお酒でも飲みなよ。え、うまちゃん?
今日はあの日なんだって!しょーがないじゃん。ねっ?」
キュートな水着の厠戸を見て、泊瀬部の機嫌も良くなった。
「そうかそうか!まあ良い、ちこうよれ。その水着可愛いのう・・。
無い胸隠してどうするのじゃ?ん?ほれ」
厠戸にベタベタする泊瀬部が気に入らない毛入は、チラチラとその様子を見る。
「毛入、優勝せぬと承知しないからな!」
プールサイドから、厩戸が声をかける。
「・・あ、ああ!わーってるって!俺に任せろよっ」
スタートの合図が鳴り響き、トップバッターの生徒たちが一斉に泳ぎだした。
アンカーの毛入の番はまだ先だった。
観戦しながら厩戸は、傍らの淡水に声をかけた。
「淡水、今・・おとり計画を実行しようと思う」
「な、何ですと!?」
「もちろん誰にも知らせておらぬ。私とお前で充分だ」
「王子、危険が過ぎます・・・!せめて調子麻呂を呼びましょう」
淡水の申し出に、厩戸は首を横に振るのだった。

714 :職人:02/05/26 23:36 ID:???
今日はここで落ちます〜。

715 :花と名無しさん:02/05/27 10:41 ID:???
おつかれー。
しかし・・・うまーとかわやんだけは女装して行っていい学校なのか

716 :花と名無しさん:02/05/27 22:07 ID:???
「いや、それには及ばん。あまりこちらの人数が増えては敵に感づかれるからな。
これから私は忘れ物をとりに行くフリをして、誰もいない教室に行く。
お前は後から、私の後をつけよ」
厩戸はさりげなくスッと立ち上がり、歓声の響くプールサイドから一人去っていった。
(王子が自らおとりになるとは・・。こんな日に、犯人は現れるだろうか?)
淡水も辺りをうかがうと、目立たぬように厩戸の後をつけた。

教室に入った厩戸は、自分の席に座り、ゆっくりと机の中をあさった。
(まだ誰の気配も感じぬな。敵にとって絶好のチャンスなのだが・・)
淡水は、厩戸が教室に入るのを見届けた後、廊下の隅の掃除用具入れに隠れた。
(せ・・狭い。しかし、敵は堂々と廊下から現れるだろうか?やはり調子麻呂を
ベランダにも待機させたほうが良かったのでは・・)
厩戸のことが心配でならない淡水。

その頃プールでは、毛入の番がまわってきた。しかし、他の選手が振るわず、
その時既に毛入のクラスは最下位だった。早速泳ぎ出した毛入を見つめる厠戸。
(頑張って、毛入・・!)
「ウイ〜、厠戸、ほれ、酒をもっと注がぬか」
泊瀬部が厠戸の肩を抱き寄せる。その様子が、泳ぐ毛入の視界に飛び込んできた。
(学園長の野郎・・!さっさと大会終わらせて、文句言ってやる!)
毛入のスピードが途端に上がった。他のクラスの選手をごぼう抜きして、先頭になる毛入。
「毛入・・・!」
泊瀬部を押しのけて、厠戸も歓声を送った。そして、1位でタッチする毛入。
「やった、毛入の・・うちのクラスの優勝じゃん!!」
厠戸は自分のクラスメイトの集まった所に駆けて行き、毛人と抱き合って喜んだ。

717 :花と名無しさん:02/05/27 22:37 ID:???
「毛入、すげー!!良くやったな」
クラス中が、毛入を褒め称えた。
プールからはい上がった毛入は、毛人と手を取り合って喜ぶ厠戸を見た。
ふと、厠戸と毛入の視線が合った。サッと目をそらす二人。
「厠戸、ほら!毛入に祝福の言葉でもかけてやらぬか」
毛人が厠戸の背中を押した。ためらう厠戸だったが渋々、毛入の前に出た。
「カッコ・・良かったじゃん・・?」
「何それ?褒めてんの?」
つっけんどんになりながらも照れている二人を見て、毛人はプッと噴出した。
(良かった・・良かった。王子もきっとお喜びに・・・・むっ!?)
厩戸の姿が無いことに気がついた毛人。そして淡水もいない。
(このような時に王子がいらっしゃらない?・・・まさか?!)
毛人は調子麻呂の側に駆け寄った。
「調子麻呂先生、王子が見当たらないんですが・・先生!」
調子麻呂は、水着姿の家庭科教師・嶋と雑談していた。
デレデレしながら話している調子麻呂に毛人の声は届かなかった。
「先生・・!ったく、こんな時に・・・」
しかしまさか、水泳大会の日に例のおとり作戦を決行するとは思ってもみない毛人。
「そうだ、考えすぎだ・・王子はきっとトイレにでも行ってらっしゃるのだ。
淡水もついているようだし、私が危惧したところで何にもならんしな・・・」

厩戸は、なかなか現れない犯人にいらつきながら、席に座っていた。
(ち・・犯人は常に私を監視しているかと思っていたが。この気配の無さは・・
今日は現れぬのだろうか・・・)
厩戸は大会の場に戻ろうと、席を立った。と、その時・・。

718 :花と名無しさん:02/05/27 22:55 ID:???
プールでは、大会第二部の騎馬戦が行われようとしていた。
騎馬戦は全員参加のため、全校生徒がプールの中に入っていた。
新聞部部長の大姫は、顧問の栗下とともにカメラを構えていた。
「いいわね栗下先生!?お約束のハプニングを撮り逃してはダメよ!!」
「ハプニング・・と申しますと・・アレですの?大姫さん」
「決まってるじゃない、ポロリよ!ポロリ!!」
毛入は、プールの中で厠戸に声をかけた。
「おい、おまえ軽いから騎手だろ?俺に乗れよ・・」
「えっ・・?」
毛人も側に近寄った。
「そうだ、私と毛入がお前を支えてやろう!」
「毛人・・いいのォ?うまちゃんに悪くない?」
毛人はドキッとして、プールサイドを見渡した。
「べ、別に、王子と私はそんなんではない。それに王子は今、どこかへお出かけのようだしな」
厠戸は毛人の言葉を聞いて、はっとした。
(うまちゃん・・まさか?!)
「いーから早く乗れって!」
厠戸は毛入の言葉に押され、毛入と毛人の間に立った。
そっと、前の毛入の肩につかまった厠戸は、毛入の耳元に顔を寄せた。
「・・・ごめんね、毛入・・・」
その切ない声のひびきを不思議に思い、振り向いた毛入。
しかし厠戸は、後ろの毛人に何食わぬ顔でしゃべりかけていた。
「お尻のところに毛人の顔があるから、なんか照れちゃうよ〜」
「そ・・そんな事を言うと私も意識してしまうではないか!」
何だ、気のせいか・・と、前に向き直った毛入。

719 :花と名無しさん:02/05/27 23:26 ID:???
それは、試合開始の合図が鳴り響く直前だった。
「おい、なんか学園長が浮いてるぞ!」
一人の生徒が声を上げた。水面に、泊瀬部がうつ伏せになって浮いていたのだ。
「こいつも俺らと遊びたいんじゃねーの?」
他の生徒が面白半分に、泊瀬部をひっくり返した。
「う・・うわあぁぁあ!!」
泊瀬部は白目をむいて、青い顔をしていた。
毛人たちは騎馬戦の体勢を崩し、側に駆けつけた。
調子麻呂が泊瀬部をプールサイドに引き上げ、脈を取った。
「・・・お亡くなりになっている・・。つい、先ほどだな」
プール会場は大混乱となった。毛人は泊瀬部の死体をじっと見た。
「毛入、これは・・・!?」
「ああ、駒殺しと同じ手法みてぇだな。淡水が毒殺みたいだって言ってたろ」
調子麻呂を初め、教師たちは生徒たちを落ち着かせるのに必死だった。
「お前たち、大会は中止だ!とにかく着替えて、学校外に避難するように!!」
更衣室に殺到する生徒たち。犯人が校内にまだいるかもしれない危機感に襲われていた。
「そういや厩戸がこの場にいねぇって言ってたな、毛人!」
「ああ、しかし淡水が一緒だ、きっと心配ないと思うのだが・・!
とにかく私たちも避難しよう、毛入!厠戸も・・・・ん!?」
毛人と毛入は、突如消えた厠戸の姿を探した。
「あいつ、今まで俺たちの側にいたよな!?」
毛人たちは、だいぶ人が引いたプール会場の全体を見渡した。
「もう逃げてしまったんだろうか・・?」
「厠戸っ!!」
毛入はとっさに走り出した。落ち着け!と叫ぶ毛人の声も聞こえなかった。

720 :花と名無しさん:02/05/27 23:44 ID:???
制服に着替えた厠戸は、まだ濡れている髪をタオルで拭きながら、
誰もいない廊下を歩いていた。
ふと、どこからか、ピアノの音が聞こえてきた。
「・・・パパ」
ピアノの音のするほうに、ゆっくり歩いていく厠戸。やがて音楽室が見えてきた。
ドアを開けると、グランドピアノを弾く羽嶋の姿があった。
手を休めずに厠戸に語りかける羽嶋。
「成功したね、息子よ。上出来だ・・・」
「あんな弱い人を殺すために、パパは一生懸命研究していたの・・?」
「ふふ・・とんでもない。人を即座に殺す薬などたかが知れておるわ。
あれはお前の護身用にでも持ち歩くがいい。それよりも・・
今日は良い事が3つも重なった。聞きたいかね・・・?」
厠戸は、ごくっと唾を飲み込んだ。
「ひとつは、お前があの愚かな男を始末してくれたこと。
ひとつは、この学園が既に私たちの手に落ちたということ・・・」
「何か仕掛けたの?」
羽嶋のピアノを弾く手が止まった。
「そしてもうひとつ・・・あの美しい子が、我が手中に入ったというわけだ。ふ・・・」
厠戸は、拳をギュッと握り締めた。

721 :職人:02/05/27 23:47 ID:???
半端ですが、今日はこの辺で・・。

722 :花と名無しさん:02/05/28 01:14 ID:???
漢・羽嶋、ピアノも弾けるマルチキャラ……(w カコイー!

723 :花と名無しさん:02/05/28 01:29 ID:???
大映どらまちっくになってキタ―。

724 :花と名無しさん:02/05/28 10:54 ID:???
お話にキレが出てきましたね。
おもしろいです。

725 :花と名無しさん:02/05/28 22:43 ID:???
淡水は、いまだ掃除用具入れの中にいた。
(敵は現れぬのか・・・?王子は・・・)
なにやら校舎の中が騒がしい気がした。
不思議に思って、用具入れの中から顔を出した淡水。
「淡水!そこでなにをしているんだお前は?!」
廊下の向こうから調子麻呂が走ってくる。
「調子麻呂!下の階が騒がしいようだが、何かあったのか」
「泊瀬部学園長が暗殺された・・・生徒たちを校庭に非難させたのだ」
調子麻呂は事の成り行きを簡潔に説明した。
「成る程な・・ではこちらもおとり作戦は中断し、様子を見るが良さそうだな」
「何だと!?お前、私に黙って王子とその計画を実行してたのか!?」
怒る調子麻呂を無視し、淡水は教室に入っていった。
「王子、大変です!・・・・・・王子!?」
教室はもぬけの殻だった。
「バカな・・・!まさか敵に連れ去られたとでも言うのか!?しかし・・ベランダも
開けられた形跡が無い・・・廊下は私がしかと監視していたのだ!」
淡水の驚愕に調子麻呂は青くなった。
「た・・淡水!貴様の不手際で、王子に何かあったらどうするつもりだ!!」
「・・ちっ、王子は我が命に代えても御守り申すと約束したのだ!王子を探すぞ調子麻呂!」
淡水は走り出した。何の気配もしなかった。いつ、どのようにして王子は姿を消したのか・・。

同じく、校舎内を厠戸を求めて探し回る毛入と毛人。
二人は制服に着替える間もなく、水着の格好のままだった。
「毛入、いったん皆が避難している校庭に行ってみないか?厠戸もそこかも知れん」
「いや・・俺には嫌な予感がするんだ!あいつ、事件にかかわってるかも知れねぇ!」

726 :花と名無しさん:02/05/28 23:15 ID:???
毛入は、「ごめんね」と言った厠戸の声をまた思い出した。
「ちくしょう!どんな状況になりやがっても、あいつは俺が必ず守ってやる!!」
そんな毛入を見ていた毛人は、急に厩戸が心配になってきた。
(・・・王子はご無事だろうか・・。私は、王子なら淡水が付いているから大丈夫と自分に
言い聞かせていたが、毛入を見ていると、他力本願とは何て情けないのか思い知る・・)

薬品の匂いがした。そしてひんやりとした空気、痛む体中の筋肉、自由にならない手足・・・
「・・・っ・・・」
厩戸はゆっくりと目を開けた。
「化学室・・・?」
そして自分の状態を確認した。教室の椅子に座らされ、後ろ手をロープで
縛られている。足も、それぞれ椅子の足に縛り付けられていた。
(突然何が起こったのか・・私はあの時、立ち上がった瞬間に、真後ろに誰かが
立っている気配を感じた。そして振り向く間もなく、私の身は動かなくなった。
そう・・・金縛りにでもあったかのように)
「その通りですよ」
厩戸は即座に振り向いた。声の主はすぐ側にいた。
「私の心を読むのか・・・貴様は、一体?」
淡水に似ていたが、肌の色はずっと黒かった。
「なかなか噂に聞く腕の持ち主と言ったところですね・・・あなたの力を封じるために
私の腕の血管が切れてしまいましたよ・・・ホラ」
男は、血の流れる腕を厩戸の目の前に見せた。
「・・・で、貴様は何者だと聞いているのだ」
厩戸は男をじっと睨んだ。自分と同じ能力・・・只者ではない。
その時、廊下を歩いて来る音が聞こえ、化学室のドアが開けられた。

727 :花と名無しさん:02/05/28 23:43 ID:???
「厠戸・・・!!」
化学室に入ってきたのは厠戸だった。厠戸は厩戸たちの近くまで歩いてくる。
「厠戸さま、ご覧の通りでございます」
男は、厠戸に頭を下げた。厠戸は男の腕の傷をチラッと見た。
「ふぅん・・あんたでもケガするんだね」
「さすがは生徒会長。この方は、他の美少年とはわけが違いますからね」
「そう・・ま、ご苦労だったよ濃水。パパも喜んでた」
その名を聞いた厩戸は、何かに思い当たった。
(濃水・・・羽嶋の忍だろうか?どこかで聞いたことがあったな・・)
厠戸は厩戸に視線を移した。
「いいざまだね、うまちゃん」
「厠戸!?」
「気位の高いあんたが椅子なんかに縛られちゃってさ。パンツ見えてるよ」
冷たく厩戸を見下ろす厠戸は、以前の厠戸とは全く別人物のようだった。
「厠戸・・駒や泊瀬部を殺したのはお前か?」
厠戸は答える代わりに、ふっと嘲笑した。
「行方不明の生徒たちの行方も知っておるのだろう?」
「何でもお見通しってやつ?そうだよ、殺しは僕。誘拐は、この濃水が得意だからね」
「・・・全ては父のため・・・か?」
厠戸の目がピクッと震えた。
「お前はプライベートを知られるのを極端に避けていた。父・羽嶋どのの命令だろう。
お前の自由は全て父の手の中にあるのではないか?」
突如、厩戸の顔を厠戸の平手打ちが襲った。
「生意気なんだよ!いつも生徒会引き連れてちやほやされちゃってさ!
あんた、さぞかし今まで良い気分だっただろうよ」

728 :花と名無しさん:02/05/29 00:04 ID:???
厠戸に頬を打たれ、俯きかけた厩戸は、再び厠戸に視線を合わせた。
「こうすることで、お前の気が済むならそれでよい・・」
厠戸の顔がカッと赤く染まる。
「偉そうに!もう一発お見舞いされたいの!?」
厠戸が手を振り上げた瞬間、廊下で足音が聞こえた。
濃水は、ドアに向かってサッとひざまずいた。
「息子よ、その辺で許してやらないか?美しい顔が台無しになってしまう」
その声の直後、ドアが開き、羽嶋が姿を見せた。
「パパ・・・」
「お前が羽嶋どのか」
厩戸は、生まれて始めて会う会長の顔をじっと見据えた。
どこか父を思い出すような、精悍な顔つき。うっかり引き込まれそうにならなくもない。
「『お前』だなんて、お口が悪いですな。仮にも斑鳩学園会長のわしに向かって」
羽嶋は厩戸に近づき、顔を寄せて、その顎を捕らえた。
「本当に見事なまでに美しい。我が息子に劣らず・・。お会いできて嬉しいよ」
「私もです、会長。出来ればこの縄を解いていただきたいのですが」
「それは無理な相談ですな。この学園でのあなたの立場は、今や地に落ちたのだから」
羽嶋の言葉を、厩戸は理解できなかった。
「どういうことです?」
「この学園の生徒たちはたった今から、わしに絶対服従となったのですよ。
あなたの命令を聞く生徒など、もう一人も残ってはいない」
厠戸には、羽嶋のその言葉の意味が分かっていた。
(パパは多分、例の薬を完成させたんだ。でも全校生徒に、一体いつ・・?)
「では、元生徒会長の厩戸王子に、その証拠をお見せしよう」
羽嶋は、指を鳴らして合図した。

729 :職人:02/05/29 00:08 ID:???
死ぬほど眠いので、今日はここまでです〜。お休みなさい!

730 :花と名無しさん:02/05/29 00:54 ID:???
う、うゎぁ〜!
こんなところでヒキが!
気になって仕方ないけど、続きは帰国してから見よう……

731 :花と名無しさん:02/05/29 01:51 ID:YexSXFtg
あげます

732 :花と名無しさん:02/05/29 22:15 ID:???
廊下を走る毛入と毛人。その時聞こえたのは、ぞろぞろと階段を上る足音だった。
「おい?聞こえるか」
「ああ・・この大勢の足音は一体?」
二人は階段の方に向かった。
見れば、20〜30人ほどの生徒たちが一斉に階段を上っている。
「あいつら、校庭に避難してたんじゃねーのか!?おい、おめぇら」
毛入が呼びかけたが、誰一人として反応しない。
「聞こえねーのか!どこ行くんだよ!?」
「毛入、あの生徒たちの表情がおかしい。皆、生気がなく、死んでいるかのようだ」
毛人の指摘に毛入もそう思った。その時、集団の中に雄麻呂がいることに気づいた。
「おい、雄麻呂!どうかしたのか?おいっ!」
雄麻呂も毛人の声に反応せず、集団と共に廊下を歩いていた。
「気味が悪いな。何なのだ、あの生徒たちは・・・」
「とにかく、後をつけてってみようぜ!」

羽嶋は、指を鳴らして合図した後、ドアを見つめていた。
やがて、大勢の足音が聞こえ、ドアが開けられた。
ぞろぞろと入ってくる無表情な生徒たちを見て、厩戸は怪訝な顔をした。
「これは一部の男子生徒だ。お前の知り合いもおろう」
「・・・お前たち、何をされたのだ?」
厩戸は生徒たちに呼びかけた。が、縛られている厩戸を見ても表情一つ変えない生徒たち。
「さて・・・お前たち、右手を上げろ」
羽嶋が命じると、生徒たちは全員、即座に右手を上に上げた。
「・・・と、そういうことだよ。私の命には絶対と言うことだ」
「羽嶋、生徒たちに一体何をしたのだ・・・?」

733 :花と名無しさん:02/05/29 22:43 ID:???
羽嶋は厩戸の問いに、机の上の試験管を手に取った。
試験管の中にはピンク色の液体が入っている。
「綺麗な色だろう。この薬は、私が膨大な金と時間をかけて開発したものだ」
「薬・・・?」
「これを霧状にして、先ほどプールの男子更衣室に噴射させた。その後、水泳大会の
中止と混乱で、全校の男子生徒たちは一気に更衣室に駆け込み、この薬を吸ったのだ」
「パパ、おめでとう。夢が叶ったんだね!」
羽嶋に擦り寄る厠戸。
「お前が身売りまでして私に協力してくれたおかげだよ。ご褒美として、
今日からお前はこの学園の生徒会長だ。生徒たちを好きに使いなさい」
「そんなことはこの私が許さぬ」
厩戸の威圧感のある声が響いた。
「その薬は一種の催眠効果があるものだな?作った本人の命に絶対服従となるわけか。
そんな物で人を従えてどうするのだ。そもそも羽嶋、お前は会長として、学園の全てを
すでに手に入れているではないか。今更こんな事をしてどうする?」
「わしはな、常に絶対的なものが欲しいのだ。名誉や形式ばかりの権限など興味は無い。
全てを意のままに操ってこそ、支配者と呼べるのだ。違うか?」
羽嶋は厩戸の前にしゃがみ、その顔を見上げた。
「では、私もその薬とやらで、お前の自由にさせようと言うのか?」
「いいや、それには及ばん。お前にこの薬は利かぬのは分かっている。それに・・」
厩戸の太ももを指でなぞる羽嶋。
「お前はこの私が力ずくで従わせてやろうと思っていたのだ・・」
厩戸は、羽嶋をキッと見下ろした。
「そうそう、その目が良いのだ。最高にそそられる・・・ふっふふふふ・・」
羽嶋はいやらしく笑った。

734 :花と名無しさん:02/05/29 23:07 ID:???
「パパ!何でうまちゃんばっかり見てるのさ」
厠戸のすねたような声に、羽嶋は猫なで声で対応した。
「すまんすまん・・一番可愛いのはもちろんお前だよ。しかし今は、厩戸に歓迎の
挨拶をしなくてはならない。お前は少しガマンして、濃水とでも遊んでいなさい」
「フン」
厠戸は厩戸を見下ろして言った。
「そういうこと。わかった?僕が新しい生徒会長、あいつらは僕の部下の一部って
やつだからね。何だったら、あいつらにあんたを犯させる事だってできるんだ」
「・・・やってみるが良かろう」
厠戸は厩戸の冷めた声に反応したように、厩戸のスカートの中に手を入れた。
「可愛いパンツはいてるじゃん。ちょっと僕に貸してくんない?」
厠戸は、椅子の上で動けない厩戸の下着を一気に足首まで引き摺り下ろした。
「恥ずかしい?縛られてて、股閉じられないんだもんね。真っ白で綺麗な足・・・」
厠戸に内股を触られても、厩戸は何一つ表情を変えなかった。
「ほら、厠戸。そこから先はパパのお楽しみなんだから邪魔するでないよ」
羽嶋は厠戸の肩を抱いて立たせ、濃水に引き渡した。
「わしを厩戸と二人きりにして遊ばせてくれぬか。さ、生徒たちも各持ち場に戻らせなさい」
何か言いたげな厠戸を、濃水が手を引いて連れて行こうとした。
その時、誰かが化学室に駆け込んできた。
「王子ーっ!!」
その声を聞いた厩戸は思わず叫んだ。
「毛人・・・!!」
続いて、毛入も飛び込んできた。毛入は教室を見渡して、驚いた。
「厩戸!厠戸も・・それに、おじさん・・・?!」
「やあ、こんにちは。直に会うのは何年ぶりかな?毛入くん」

735 :花と名無しさん:02/05/29 23:36 ID:???
羽嶋は毛入に挨拶をした。
「ほう、まだ水着姿とは・・・お前たちは薬を嗅がなかったようだね」
「おじさ・・いや羽嶋!全部てめぇの引き金だったんだな!!」
「王子、今お助けします!!」
先に駆け寄ろうとしたのは毛人だった。 
「危ない、毛人!逃げろ!!」
厩戸が叫ぶより先に、羽嶋に命令された生徒たちが毛人を攻撃した。
殴られて、床に倒れる毛人。
「このやろう!!洗脳されてんだか知らねぇが邪魔すんなっ!」
毛入は遅い来る生徒たちを片っ端から殴り倒した。
「毛入!動かないで!!」
厠戸の声に、動きを止めた毛入。
「大人しくしなよ。さもないと、この濃水に痛い目に合わされるよ」
濃水の目は、確実に2人を捕らえていた。
「ちっ・・・」
毛入は毛人を助け起こし、出口に向かって後ずさりした。
「逃がしませんよ・・・」
濃水は不気味につぶやいた。次の瞬間・・・。
ボン!という大きな音と共に爆発が起こり、教室中が白い煙に包まれた。
「くっ・・・!これは!」
うろたえる濃水。何も見えず、厠戸も咳き込んだ。その時、煙の中から声がした。
「厠戸、俺たちと来い!!」
「毛入・・・!?」
毛入と思われる手が伸びてきて、厠戸の腕に触れようとした。
厠戸は、思わずその手に触れようとした。

736 :花と名無しさん:02/05/29 23:48 ID:???
「厠戸さま、危ない!」
厠戸の手をつかもうとする毛入の手を、短刀で切りつけた濃水。
「ううっ・・・!!」
小さくうめき声が聞こえた。続いて、濃水を攻撃する剣が見えた。
「ちっ、何者だ!」
濃水は厠戸を抱きかかえて守りながら、その剣を振り払った。
「厠戸!お前をいつか、そこから助け出してやるからな!」
毛入の声に、厠戸は目を凝らして毛入の姿を探した。
煙はやがて消えうせた。その場にはすでに、毛人と毛入の姿はなかった。
「・・・淡水だな!?」
濃水は開け放たれたドアの向こうを睨む。羽嶋は濃水に声をかけた。
「敵は逃したか。まぁ良い、あやつらはまた近いうちに私の元に来るだろう。
その際にでも始末すればよい。さて・・・」
羽嶋は、待ってましたとばかりに厩戸を見下ろした。
「こんな所ではなんですからな。私と共に保健室へ参りませぬか、王子?」
顔をゆがめて笑う羽嶋を無視し、厩戸はとりあえず安堵していた。
(・・・毛人と毛入は無事、逃げられたようだな・・良かった)

学校の門の外に逃れた毛入と毛人。そして淡水と調子麻呂も一緒だった。
4人は激しく息を切らしていた。
「毛入、腕から血が・・・」
毛人の言葉に毛入は初めて、痛みに気がついた。
「何でもねぇよ・・それより、厠戸と厩戸を早く助けてやらねぇと・・!!」
「私たちも同じ気持ちだ。しかし、ここはがむしゃらに行ってもやられるだけだぞ」
淡水は毛入たちをつれ、自分の隠れ家に向かった。

737 :職人:02/05/29 23:50 ID:???
では落ちます。

738 :職人:02/05/30 20:39 ID:???
すいません、よく考えてみたら羽嶋は会長じゃなくて「理事長」ですよね。
次から訂正します。

739 :花と名無しさん:02/05/30 22:48 ID:???
保健室のベッドの上にくくりつけられた厩戸。
羽嶋は、仰向けに寝かされた厩戸のそんな、卑猥な姿を見下ろした。
「椅子よりベッドの方が、やはり気持ちよかろう?
厩戸王子・・わしはお前のことは何から何まで厠戸に聞いているよ」
羽嶋はナイフを持ち、厩戸の制服のベストのボタンを一つ一つむしり取った。
「私の側にわざわざ厠戸を近づけた・・というわけか」
「ふ・・あの子を悪く思わないでくれたまえ。今では、お前を気に入ってしまっている様だから」
羽嶋は厩戸のベストを開くと、ブラウスの上から手で胸を撫で回した。
「・・厠戸はどこに行ったのだ」
「濃水とともに、わしの部屋に行ったよ。理事長室だ。わしが学園に不在の間、
お前が好きに使っていたろう。図々しいものだ、いずれ理事にでもなるつもりだったか?」
羽嶋は、ブラウスの上から厩戸の乳首を探り出し、指でクリクリと弄んだ。
厩戸の無表情な顔が赤く上気していくのを、羽嶋は楽しそうに眺めた。
「厠戸はここを弄られるのが大好きなのだよ。お前はどうかな?ふふふ・・」
「・・・私をどうしようとも、お前に私を屈服させることはできぬ」
「そうかな?では、いつまでそんな涼しい顔をしていられるか試させてもらうよ」
羽嶋はナイフで、厩戸のブラウスを切り裂いた。
白い肌が露になっていく。厩戸は静かに目を閉じた。

「あ〜あ、今日から学校にお泊りか〜」
理事長室で、厠戸はだるそうに大きなソファにドカッと座った。
「仕方ありませんよ、校外に出れば、洗脳を受けてない一部生徒や教師が
あなたと羽嶋さまをを狙っていますからね。・・まあ、でも厠戸さま」
濃水はソファの前のテーブルにコーヒーを運んできた。
「住めば都ですよ。ここには食堂もシャワーも、ベッドまで揃っているんですから」

740 :花と名無しさん:02/05/30 23:16 ID:???
厠戸はソファの上で足を組みながら言った。
「あいつら・・すぐにまた、僕たちを襲ってくるかな?」
「そうですね。心配は要りませんよ、厠戸さまは私が命に代えても御守りしますゆえ」
濃水の目線が自分の太ももに注がれているのに気づいた厠戸。
「・・・ねぇ、濃水・・・来て。僕、あんたのセックス好きだよ」
「ありがたく、頂戴いたします」
濃水は、さっそく厠戸の上にまたがった。
「あの、毛入とかいう生徒・・」
厠戸を抱きしめて、耳元で濃水がささやいた。
「毛入が・・・どうかした?」
「あなたを連れ去ろうとした。許せませんね。真っ先に八つ裂きにしてやりましょう」
厠戸の体がビクッと震えた。濃水はふっと鼻で笑い、厠戸の首筋を吸った。

(毛人・・・毛人・・・)
「王子!!」
突然叫んだ毛人を、毛入や調子麻呂が注目した。
「どうした毛人、大丈夫か?」
既に夕方。毛人たちは淡水の隠れ家で、厩戸たちをどう助け出すか話し合っていたのだ。
「王子が・・王子の声が聞こえたのだ・・・」
毛入たちは不思議に思ったが、真剣な毛人の顔を見て、否定はしなかった。
「王子・・辛い目に合っていらっしゃる・・・」
「ならば、早く助け出して差し上げねば。皆、これを見てくれ」
淡水が、学校の地図を持ってきて広げた。
「淡水、王子がどこに監禁されているか分かるのか?」
調子麻呂の問いに、淡水は黙って指を指した。

741 :花と名無しさん:02/05/30 23:43 ID:???
「保健室・・・?」
「学園内で、まともなベッドがあるとしたらここか、もう一つ、理事長室だな。
あそこなら生活様式が整ってる」
毛人は考えたくない思いをめぐらせた。
「では・・王子は・・王子は羽嶋に・・・!?」
「毛人、今は落ち着け。気持ちは分かるが、念入りに調査してから忍びこまねぇと
俺たちも捕まるんだぜ」
毛入は毛人の背を叩いた。
「幸い、男子更衣室を通らなかった女性教師、そして今回の水泳大会に参加していない
我が校の女子生徒たちは全て洗脳を逃れている」
淡水の言葉に、調子麻呂もうなづいた。
「刀自古たち女子にも協力してもらう必要があるな」
毛人は一刻も早く厩戸を救いたい気持ちでつぶやいた。
「バカ、毛人!女に危ないマネしろっつーのかよ!」
毛入が呆れて叫んだ。淡水は、何かを思いついたようだった。
「フム、案外いい考えかもしれないぞ」

すっかり、外は夜になっていた。眩しく光る電気の下、厩戸の嬲られた肌には
羽嶋につけられた赤い印や白い精液が鮮やかに残っていた。
全裸にされた厩戸は、ベッドに腕を縛り付けられたまま、目を閉じていた。
「・・・泣かないのだな」
羽嶋はベッドの側に立ち、裸の上半身にワイシャツを羽織った。
厩戸の目がゆっくりと開いた。
「今まで厠戸が耐えてきたことだ。私にも耐えられぬはずがない」
厩戸の言葉に、羽嶋は感心したように口元をゆがめて笑った。

742 :職人:02/05/30 23:48 ID:???
では、落ちます。

743 :花と名無しさん:02/05/31 19:06 ID:zQi2.Jv.
正直、あまり面白くないです。
ごめんね。
そういうのやりたいんだったら、同人つくってほかでやってくれってかんじ。

744 :職人:02/05/31 22:22 ID:???
>743
すみません・・あと2日ぐらいで終わる予定なので
オチつけさせてください。
こんなネタでも楽しみにしててくれる人がいる(かもしれない)ので
急にやめたくはないんです・・・。
もし他に振りたい話題などがあれば、どうぞ。

では、ネタいきます。

745 :花と名無しさん:02/05/31 22:25 ID:???
「フフ・・耐えるだと?厠戸が?あの子は心からわしを愛し、従っているのだよ」
「果たしてそうかな・・?」
羽嶋は厩戸の口調にピクっと眉を動かした。
「随分厠戸のことを知り尽くしているようだが、お前にあの子の何がわかる」
ふん、と嘲笑する厩戸。羽嶋は少し考え、そして言った。
「小生意気な奴だ・・そのポーカーフェイスを崩してやるには・・そう、蘇我毛人」
厩戸の顔色が一瞬変わったのを、羽嶋は見逃さなかった。
「毛人に手を出したら、私はお前を許さぬ!」
「ふふふふ・・さて、どうするかな・・・」
羽嶋は厩戸の焦った顔を見て気を良くしたのか、再び厩戸の上に乗った。
「お前も厠戸に負けぬほどの淫乱だったな。もっと優等生だと思っていたが
まさか初めてではないとは・・・面白い」
厩戸は羽嶋をグッと睨みつけた。
「そうだ!その表情・・!ふふ、もう一度可愛い声を聞かせてもらうぞ・・・」

翌朝。学園には、何も知らない女子生徒たちが登校していた。
新聞部として、唯一、泊瀬部死亡の事件を知っている大姫と女性教師数名のみが
淡水から、昨夜のうちに事情を聞かされていた。
淡水の家には、協力してくれると言う額田部教頭、刀自古、大姫の三人が呼ばれた。
刀自古と顔をあわせないようにしていた毛人もこの際仕方なく、久しぶりに妹に会った。
「では、私たち女子もいつかは洗脳されてしまう恐れがあるのね」
「そうだ、刀自古。だから一刻も早く、理事長を倒さねばならん!そして王子を・・」
「分かったわよ。もう、王子、王子ってうるさいんだから」
刀自古は、大姫と共に毛人と毛入に女子の制服を着せていた。
「まぁ。以外と女装が似あうんじゃないの、お兄さま?」

746 :花と名無しさん:02/05/31 22:44 ID:???
大姫は、毛人と毛入に化粧を施していた。
「うっふふふ!面白いから、今度記事にさせてもらうわよ・・2人とも」
「あー、分かったよ!事件が解決すりゃ、何でも好きにしていーからよ!」
支度の整った女装姿の2人を見て、淡水が言った。
「ふむ、良いだろう。なんせお前たちが普段の姿で入り込むと、洗脳された生徒たちは
お前たちを捕まえろと命令を受けているはずだから、アウトだ。
よし、この姿で刀自古とともに男子校舎に上手く入り込めよ」
「淡水先生はどうするのです」
「私と調子麻呂は、額田部教頭が羽嶋を引きつけてる間に何とか忍び込もう」
問題は濃水だ・・と、淡水は思った。
(奴には油断できんからな。なんせ奴は、私の・・・)

その頃羽嶋は理事長室で、だだをこねる厠戸を説得していた。
「えー、授業なんてダルいよ〜。せっかくパパと僕の天下になったってのに!」
「そうは言っても厠戸、きちんと勉強しないとパパのような立派な大人になれんぞ?」
洗脳されたとはいえ、教師たちは通常通り授業を行う。そのように羽嶋が命じたのだ。
「羽嶋様、教頭先生がお見えです」
部屋に濃水が、厩戸を連れてやってきた。
「なに、教頭が何か嗅ぎつけたのか?」
「突然いなくなった学園長の事などお聞きしたいそうですよ。今、会議室でお待ちです。
念のため、厩戸王子をこちらに連れてまいりました」
羽嶋は厩戸の肩を軽く叩いた。
「お早う、夕べは良く眠れたかね?シャワーでも浴びたいだろう。
お前は今日は欠席ということにしといてあげるよ。・・濃水」
羽嶋は濃水に呼びかけた。

747 :花と名無しさん:02/05/31 22:47 ID:???
>>743
いいじゃん、せっかくけっこう複雑なストーリー考えて、
オチまでつけるって大変なんだし、なにもいま水ささなくても・・・
もうすぐクライマックスだなっていうのは読んでいたらわかるし。
せめて終わるまで待ってから言いたいこと言えばよかったのに。

気をとりなおして頑張って、職人さん。

748 :花と名無しさん:02/05/31 23:05 ID:???
>747
ありがとうございます…・゚・(ノД`)・゚・
続きいきます。

749 :花と名無しさん:02/05/31 23:06 ID:???
「お前は厩戸の身体を洗ってやりなさい。わしはうるさいのの相手をせねばならん」
「はい。では厩戸王子、こちらへ」
濃水は、厩戸の背を押して、理事長室内にあるシャワー室へ連れて行った。
「いいな、うまちゃん授業サボって!」
厠戸はふん、と面白くない顔をした。
「あの子はいつ逃げ出すか分からないからね。さ、お前も早く教室へ行きなさい」

羽嶋が会議室に行くと、額田部と大姫が待っていた。
「んまァ!羽嶋どの、何年ぶりかしら!理事長であるあなたはめったな事では
学園に来ないんですもの!お元気そうでなによりですわ〜」
額田部は嬉しそうに羽嶋の手を取って振り回した。
「ど・・どうも久しぶりですな、教頭。で、お話とは・・」
「そうねぇ、行方不明の学園長のことも気になるんですけど、
あなたとはつもるお話がありますのよ〜。ねぇ、大姫や」
「聞きたいわ、お母様」
額田部はうっとりとした視線を羽嶋に投げかけた。
(ちっ・・・わしはこの女苦手なんだがな・・・)

シャワー室で厩戸の服を脱がす濃水。その視線が厩戸の肌に絡み付いていた。
厩戸は黙ってシャワーの蛇口をひねった。
お湯にぬれる厩戸の身体を、濃水は泡立てたスポンジでこすった。
「熱くないですか、王子?」
「・・・そなた、私を抱きたくないのか?」
思いがけない厩戸の言葉に、濃水は口元で笑った。
「無断であなたに手を出しては、羽嶋様に殺されてしまいますから・・」

750 :花と名無しさん:02/05/31 23:27 ID:???
刀自古と毛人は、女子校舎から男子校舎へと向かう連絡通路を歩いていた。
「毛入は中庭から一人で行くと言い張って行ってしまったが、大丈夫だろうか」
「トロいお兄さまと違って、平気なんじゃない?」
刀自古の言葉にむっとした毛人。
「お前なぁ、私にあんな酷いことをしでかしてよくもまあ、そんな口が・・」
「あ、内麻呂先生だわ。気をつけて」
男子校舎入り口の所に、阿倍内麻呂がいた。
(内麻呂先生も洗脳された教師の一人だったな・・)
「待て、男子校舎に何の様だ?」
内麻呂は2人を引き止めた。刀自古は内麻呂にノートを見せた。
「現国の秦先生に提出するノートがあるんです。ね、エミ子ちゃん」
「そ・・そうよ〜ん」
毛人は内麻呂に、わざとらしくウインクをした。
(バカ、お兄さま!気持ち悪くて怪しまれるわよ)
毛人は内麻呂が注目しているのに焦り、スカートをチラッともちあげた。
(ど・・どうだ、サービスしてやるぞ!私も女のフリが上手いではないか)
刀自古は絶体絶命だと思い、目を閉じた。
「ふふ、まあ良いか。通れ」
え?!と刀自古は目を疑った。毛人の足を見た内麻呂が上機嫌だったのだ。
二人は難なく、男子校舎に侵入できた。
「・・・ホラ刀自古、私もやればできるもんだな♪」
「内麻呂先生の趣味って・・・」
刀自古は絶句した。
「と・・もうここまで来れば、後は大丈夫だ。刀自古、ここから先は危ないから
もう戻って良いぞ。協力させてすまなかった」

751 :花と名無しさん:02/05/31 23:46 ID:???
刀自古は心配そうに兄を見た。
「お兄さま、絶対生きて戻ってきてね。でないと、私たち・・・」
「ん?私たち・・とは何だ?」
「赤ちゃんよ、お兄さまの・・・」
毛人は耳を疑った。しかし、ここは詳しく聞いている場合ではない。
「と・・刀自古、話は帰ってからだ!生きて戻るから心配するなよ!」
走っていく毛人を見送る刀自古。

厩戸は、シャワー室で濃水と向き合った。
「そなたの思うがままにするが良かろう」
「ほほう・・これは何かの作戦ですかな?」
厩戸は濃水の胸にそっと顔を寄せた。
「作戦などではない・・そなたは淡水に似ておる。思い出して恋しくなってしまったのだ」
「何ですと?ではあなたは、淡水と・・・」
厩戸の顔を両手で包み、上を向かせる濃水。
「あなたの様なお方は淡水にはもったいない。あの男は私の双子の兄なのですよ」
「そうだったのか。どおりで瓜二つだと・・」
「しかし、仕える相手が違ってしまった。あの男は敵です。そして優勢なのは私の方。
あなたは賢い方だ。どちらにつけば安泰かは分かるはず・・」
濃水は、厩戸の唇に口付けた。
「ん・・・」
厩戸は濃水の背中にギュッと手を回した。
「羽嶋さまには内緒ですよ・・・?」
濃水は厩戸の身体を強く抱きしめ、その手を、厩戸の背から双瓜へと滑らせた。
「あ・・濃水・・・」

752 :花と名無しさん:02/06/01 00:02 ID:???
たいくつそうに授業を受ける厠戸。
(こいつら、洗脳されてても勉強だけはちゃんとやるんだ・・バッカみたい)
毛入と毛人の席だけがポツンと空いていた。
(毛入たちを見つけたら、直ちに捕らえるようにこいつらは命令されてる。
そして捕らえられたら、濃水の手で・・・そんな危ない目にあってまで、
毛入はここに来るだろうか・・・)
途方もない事を考えながら、窓の外を眺める厠戸。その時、何かを中庭に見た。
(え・・・!?あれは・・・)
女子の格好をしているが、紛れも無い、彼は・・・!
「すいませーん、ちょっとトイレー」
席を立ち、教室を抜ける厠戸。

玄関からそっと校舎内に忍び込む毛入。
(よっしゃ、今授業中で誰もいねぇよな・・・!!)
「どこに行くの!?」
その声を聞き、毛入ははっと立ち止まった。振り向くと、廊下には厠戸が立っている。
「厠戸っ!」
「しっ・・!バカ、何しに来たの!?ちょっとこっち来て」
厠戸は毛入の腕を引き、近くの空き教室に連れ込んだ。
「あんた・・・死にたいの!?」
「厠戸、お前と厩戸を助けに来たに決まってるだろ!俺と早く逃げるんだ」
毛入の伸ばした手を振り払い、後ずさりする厠戸。毛入は厠戸に歩み寄った。
「大丈夫だ・・・あんな親父、俺たちが倒してやるよ。だから厠戸、な・・」
「あんたはパパの恐ろしさを知らないんだよ・・早くここから出て、どっか逃げて!
パパの邪魔をしなけりゃ、命だけは助かるんだから」

753 :花と名無しさん:02/06/01 00:12 ID:???
毛入は黙って、厠戸の側に近づいた。
「こないでったら!人を呼ぶよ?僕はパパのもとから離れたくないんだ」
壁に追い詰められる厠戸。毛入の手が厠戸の肩を捕らえた。
「・・・離して・・・」
「厠戸、それは本心か?」
毛入の目が厠戸をじっと見つめた。
「本当・・だよ。僕はパパを心から愛してるの。あんたは邪魔なだけ・・」
「俺の目を見て言えよ。何で目ぇそらすんだよ」
厠戸は震えていた。毛入は厠戸の顔に顔を近寄せた。
「守ってやる・・・俺は一生、お前を守る!」
「だめ・・毛入、死んじゃう。僕だって、パパに逆らって死にたくないんだ」
「俺がお前を、何があっても守る。その代わり、お前も俺を守れ!」
「え・・・っ?」
「俺たち小さい頃からずっと一緒だっただろ。お前と2人なら、何だってできるって
思ってる。すげぇ自信あるんだよ。だってさ、俺、お前のこと・・」
毛入は厠戸を抱きしめた。厠戸の目から涙があふれた。
「愛してる・・・」
「・・ん・・・」
感極まって、返事をするのが精一杯だった。厠戸もまた、毛入を抱きしめた。
「・・・分かった。僕、あんたと一緒に行くよ・・・」
「そうか・・!良かった・・早くここから出よう!」
「待って毛入、ちょっとの間ここにいて!僕、うまちゃんを連れてくるから」
厠戸は毛入に言い聞かせると、足早に教室を出て行った。
「厠戸・・・気をつけろよ」
毛入は厠戸を案じながら、その空き教室で待つことにした。

754 :職人:02/06/01 00:16 ID:???
では、落ちます。

755 :花と名無しさん:02/06/01 11:56 ID:???
職人さん、おつー。
私は好きだから、頑張ってくださいな。
昨日改めて読み返してみた。やっぱり王子が可哀想で仕方なかった。

756 :花と名無しさん:02/06/01 22:11 ID:???
濃水は溢れ出るシャワーの下で、立ったまま厩戸と激しいキスをかわした。
「・・・っ、淡水より・・情熱的だな」
「兄には負けていませんよ」
濃水の手は厩戸の、男を受け入れる場所に差し入れられたまま蠢いていた。
「や・・そんなに弄られては・・・」
「はっきり気持ちいいと言ったらどうです?」
裸の濃水の男のシンボルがそそり立ち、厩戸の腹に当たっていた。
「濃水・・・まだ早い・・」
「いいえ、待てませんよ」
濃水は軽々と厩戸を抱き上げると、その両足を開かせ、自分の肩にかけさせた。
「全体重がこれですか?あなたは軽くて助かる・・。では、いきますよ」
厩戸のそこに、濃水のモノが当てられた。
ふと、その時、濃水は何かの気配を感じた。
「ム・・・ねずみが1匹紛れ込んだようだな・・。ちっ、これからだというのに」
濃水は厩戸を下に下ろした。
「どうやらあなたの元ナイトが迎えに来たようですな。残念だが、続きはまた後に」
シャワー室を出て行った濃水。厩戸はホッとため息をもらした。

新しく用意されていた制服に着替えた厩戸は、理事長室のあらゆる所をチェックした。
(ドアにも窓にも鍵か。私の能力でも開けられぬように、濃水の奴が
結界を張り巡らせているな。さて・・・どう脱出したものか・・・)
厩戸はソファに腰掛けた。濃水の言葉では、淡水が助けに来た様だったが・・。
(淡水が侵入するのに時間を稼げたは良いが、さすが濃水。感づくのが早いな)
淡水の身を案じる厩戸。と、その時、思いもよらない声が厩戸の心に呼びかけた。
(王子!・・王子、ここにいらっしゃったのですか!毛人です、王子!!)

757 :花と名無しさん:02/06/01 22:32 ID:???
(毛人・・・!?)
厩戸はとっさに窓を見た。窓の向こうのベランダに毛人がいた。
(王子、やっと見つけました!テラスづたいにここまで来てみたのです!)
目の前にいながら、毛人はテレパシーで厩戸に語りかけていた。
窓は締め切っているし、大声を出しては気づかれてしまうからだ。
(窓を開けてください、王子!)
(毛人・・無理だ、私と同じ、いや私をしのぐ能力を持つ濃水が結界を張っている。
この窓は開けることも割ることもできんようになっているのだ・・)
毛人は、「えっ」という顔で、困惑した。
窓に近寄り、厩戸は毛人と向き合った。
(毛人、私のことは淡水が何とかしてくれるだろう。お前には危険すぎる。
今のうちに、早く学校から逃げるんだ!)
(だめです!私は何が何でもあなたを助けようと、ここまで来たのです!
あなたをおいてなど帰れますか・・・)
毛人は窓に触れ、厩戸を真剣な眼差しで見つめた。
(バカ・・!お前は私のために死ぬ気なのか。お前を必要とする人間は他にいるだろう)
(王子?)
(泊瀬部が死んでよかったではないか。布都先生は未亡人になった。
今こそお前が迎えに行くチャンスではないのか?)
(このような時に何を・・・私は・・確かに布都先生に魅かれていました。しかし)
厩戸は毛人に背を向けた。
(都合のいい事を言うな。お前は私と違い、普通の人間だ。まともに女を愛しているではないか)
そう語りながら、厩戸は涙を必死でこらえた。
(お前は私を愛してなどいない・・・!)
(・・・王子・・・)

758 :花と名無しさん:02/06/01 22:50 ID:???
厠戸を空き教室でひたすら待つ毛入。もう30分は過ぎている。
(あいつ、厩戸を助けに行って羽嶋につかまったんじゃ・・・)
持てと言われていても、いても立ってもいられない毛入は、教室を飛び出そうとした。
すると、毛入が手をかける前に教室のドアが開いた。
「・・・!!」
10数名の生徒たちが入ってきて、毛入を取り囲んだ。
「て・・てめぇら!」
生徒たちは毛入にナイフを向けている。抵抗できず、両脇を抱えられる毛入。
「アッハハハハ!」
甲高い笑い声を上げて、ゆっくりと教室に入ってきた厠戸。
「バーカ。騙されてやんの」
「厠戸!?な・・何のマネだよ!お前・・・本気で」
厠戸は驚愕する毛入を見て、鼻で笑った。
「本気で、あの親父に魂まで売り渡したのかよ・・・」
「だから何度も言ったはず。毛入、パパの所に来てもらうよ。おしおきを受けないとね」

毛人は窓に張り付き、厩戸に呼びかけた。
(私があなたを愛していない・・と、なぜ言えるのです・・・)
(・・私は男だ・・・)
厩戸は毛人に見せるまいと、顔をうつむき涙を隠した。
(王子、確かに・・私はあなたが同性であるということで、躊躇しました。
自分は異常者かも知れぬと悩み、認められなかったのです。・・・ですが・・)
厩戸の肩が震えていた。毛人は続けた。
(あなたが側にいなくなったことで・・・分かった。やっと分かったのです。
私は・・あなたを失えないと・・・)

759 :花と名無しさん:02/06/01 23:07 ID:???
厩戸が涙を流す仕草が、後ろからでも毛人には見て取れた。
(王子・・・)
毛人の頬も濡れていた。
(私は・・そなたなど嫌いだ・・・)
(お・・王子)
(そなたは私のことを何も分かってはいない。私のどこが好きだというのだ)
(そ、そんな・・理由など突然聞かれても・・)
(私は、義父と寝た)
毛人は信じられなかった。厩戸はそういうことは未経験だと思っていたのだ。
(私が誘ったのだ。それに、淡水とも何度も肉体関係を持った。
羽嶋に犯されたって、感じていたのだ。私はそういう男だ。
そなたが思っているような、清廉潔白な優等生ではない・・・)
(違う!!)
毛人の心の叫びと共に、突然「ピシッ」と窓に亀裂が走った。
(毛人!?そなた今、一体何を・・・)
(王子・・それが何だって言うのです!?私は、清純だとかまじめだとか、
そんな下らない理由で人を愛するのではありません!王子、あなただからこそ
愛したのです!いつも私を見つめてくれていた、あなただから・・・)
(毛人・・・!)
窓に入った亀裂は大きくなった。毛人にも能力が・・厩戸は気づいた。
(なぜ気づかなかった・・私とこうしてテレパスで会話できる毛人に超能力があると。
私と毛人の力をあわせれば、濃水の結界を破ることが・・・?)
(そうです、王子!私と王子の力をあわせれば、どんな事でも叶うのです!)
(・・・毛人・・・)
厩戸は毛人にそっと近づいた。そして窓の向こうの毛人の手に、自分の手を重ねた。

760 :花と名無しさん:02/06/01 23:13 ID:???
(そなたについていこう、毛人。そなたが好きだ・・・)
(・・はい!私が守ります、王子!!)
厩戸と毛人の能力が重なった。窓は大きな音を立てて割れた。
「王子!!」
ガラスの破片が降る中、毛人は厩戸を抱き寄せ、かばった。
「やった・・な」
「はい!私たちの力です」
二人は、心から嬉しそうに見つめ合った。

「ム・・!?」
厩戸たちの能力がはじけたのを察知した濃水。廊下を走っていたが立ち止まり、
理事長室に引き返そうとした。その時、濃水の目の前に1人の男が立ちはだかった。
「待て。お前の相手は私だ」
「淡水!」
じっと動かず、対峙する濃淡兄弟。

「さ、王子、テラス伝いに逃げましょう!」
「よし・・!」
厩戸と毛人は手を取り合って、その場から駆け出した。
一歩遅れて、理事長室に羽嶋が飛び込んできた。
「く・・くそっ!遅かったか!厩戸め、まんまと・・・」
ガラスの破片が散乱する部屋で、羽嶋はがっくりと膝を落とした。
「大丈夫・・落ち着いてパパ。僕がいるよ。そんなにしょげないで・・」
羽嶋の背に、いつの間に来たのか、厠戸がそっとよりそった。
「おお、厠戸・・お前はわしの側にいてくれるのだな・・」

761 :花と名無しさん:02/06/01 23:26 ID:???
「当たり前でしょ?それに、うまちゃんもすぐに捕まるさ。見てよ、パパ」
厠戸はクスッと笑い、目配せした。入り口から、毛入を捕らえた生徒たちが入ってきた。
「ほう・・厠戸、敵の一人を捕まえたのか。でかしたぞ!」
「ね?こいつを拷問にかければ、うまちゃんも戻ってくるよ、きっと」
「てめぇ厠戸!汚ねぇぞ!!」
毛入が叫んだ。羽嶋は気を良くしたのか、楽しそうにソファに座った。
「さて毛入くん、身寄りの無い幼いお前を施設から引き取って育てたのは誰だったかな?
そろそろわしにたてつくのはやめて欲しいのだがな」
羽嶋は生徒が運んできたウイスキーを片手に、ねっとりと毛入を見た。
「ねぇパパ、僕こいつにキスされたことあるの。無理矢理・・・怖かったぁ」
「なに!?わしの可愛い息子に汚れた手で触れたというのか。許せんな・・」
羽嶋は毛入を捕らえている生徒の一人に目配せした。
生徒はとっさに、ナイフを毛入に向けた。
「どうして欲しい、厠戸?こいつの指を1本1本切り落とすか?」
「嫌・・怖いよ、パパ・・・!血なんかみたくない・・・」
厠戸は震えて、羽嶋にしがみついた。
「ふふ、それでもわしの息子か?こういう事はじきに見慣れる。・・やれ!」
毛入は両脇の生徒を振り払おうと、もがいた。ナイフが目前に迫る。
(ちくしょう・・・ちくしょう!!何でだ、厠戸・・・!?)

毛人と厩戸はベランダを走っていた。いつの間にか背後から、生徒たちが追ってきていた。
「どうやら見つかったようだな」
「王子、このまま逃げ切りましょう!」
厩戸は洗脳されている生徒に超能力はふるいたくないと、逃げ切る方法を選んだ。しかし・・
「・・・ん、待て毛人!この先は確か、行き止まりだ・・!!」

762 :職人:02/06/01 23:30 ID:???
今日はここまでです。明日には完結させたいです〜。

763 :花と名無しさん:02/06/02 00:19 ID:???
目が離せません〜!職人さま、お待ちしています!

764 :花と名無しさん:02/06/02 04:31 ID:???
このお話では
うまちゃんと毛人は
心が通じ合うのですね。

765 :花と名無しさん:02/06/02 19:07 ID:???
屋上では、濃水と淡水の激しい戦いが繰り広げられていた。
お互いの武器はナイフだ。双方共に、顔や腕に切り傷を負っていた。
「ふふふ、淡水!そんなにしてあのお方を連れ戻したいのか!?」
「あのお方・・?王子のことか」
「そうだ・・良い身体をしていた」
淡水の目の色が変わった。
「貴様、王子に一体何をした!?」
「決まっていよう・・・抜群の味だったぞ・・・」
濃水は舌なめずりをした。淡水の目が光る。
「許せん・・・血を分けた弟とはいえ、もう容赦はせぬぞ!!」
淡水は勢い良く、濃水に襲い掛かった。

厩戸と毛人はテラスの行き止まりの壁にぶちあたった。
「仕方ない、教室に・・」
脇の教室に駆け込もうと、ガラス戸を開けようとしたが、その中にも、
洗脳された生徒たちが待ち構えていた。一歩も動けなくなる2人。
「王子・・・」
「やむを得ん」
厩戸はテラスの下を見下ろした。
「飛ぼう、毛人」
「ちょ・・ちょっと、冗談でしょ!?ここは5階ですよ!?」
「ここで何もせずとも捕まるだけだ」
厩戸は毛人の腕を引き、ベランダの策に足をかけた。
「私たち2人なら、何でもできるとお前は言ったな?」
毛人は、厩戸の瞳を見つめた。

766 :花と名無しさん:02/06/02 19:27 ID:???
「・・はい、確かに言いました」
「なら、空も飛べるはずだ」
「お、王子・・うわっ!」
厩戸は毛人を強引につかみ、柵から飛び降りた。
「うわあ〜〜〜!!」
目を閉じて絶叫する毛人。
「毛人、何て声を上げるのだ、男らしくも無い・・・目を開けろ、毛人」
厩戸の声を聞き、毛人はそっと目を開けた。
「う・・・浮いてる?!」
毛人の身体は厩戸同様、宙に浮いていた。唖然と見上げる生徒たち。
厩戸は毛人にピッタリ寄り添い、毛人の身体を支えていた。
「王子のお力ですか・・・?」
「いや、お前の力でもある。私1人では無理だった。魂で空を翔ることはあるが
肉体ごと浮いたのは初めてだ・・・毛人、やはりそなたは私の・・」
「王子・・・?」
毛人は厩戸の顔を見つめた。その時だった。グラッと毛人の体が傾いた。
「毛人!」
「わっ・・うわあぁぁぁ!!」
毛人と共に厩戸の体も、急降下で落ちていくのだった。

毛入の右手の小指に、生徒の1人がナイフを近づけた。 
「厠戸っ!」
毛入は厠戸に訴えた。厠戸は、サッと目をそらす。
ナイフは毛入の指に触れ、血が一滴流れた。羽嶋は酒を飲みながら見物した。
「はっははは、そのままザクッといったらどうだ?ほら厠戸、しっかり見なさい」

767 :花と名無しさん:02/06/02 19:45 ID:???
ガシャーーーン!!
羽嶋の手にしていたウイスキーのコップが突然床に落ちた。
生徒たちも毛入も、動きを止めて羽嶋に注目した。
羽嶋は体をくの字に曲げ、呻いている。
「う・・・ぐぐ・・こ・・・この酒・・は・・・」
厠戸は、黙って側に立ち、苦しむ羽嶋を見下ろしていた。
冷や汗を流しながら、厠戸を見上げる羽嶋。
「か・・わ・・や・・ど・・お前・・?!」
「うん、そう。入れたの、パパから貰ったあの薬・・」
「な・・・何故だ・・・お前はわしを・・裏切るような子では・・・」
厠戸は震えだした。羽嶋はソファから転げ落ち、厠戸に手を伸ばした。
毛入は、羽嶋と共に急に弱々しくなった生徒たちを振り払い、厠戸の側に駆け寄った。
「厠戸・・!!」
厠戸は毛入にしがみつき、羽嶋から離れた。
「かわ・・や・・ど・・!」
羽嶋は食らいつくような瞳で厠戸を見た。
「・・ごめんなさい・・でもパパ、言ったじゃない。護身用に持っていなさいって。
だから僕、使ったんだよ。自分と・・毛入を守るために・・・」
毛入は厠戸の顔を自分の胸に押し付け、羽嶋の最後を見せないようにした。
羽嶋は目を見開いたまま息絶えた。
厠戸は毛入の胸で激しく泣いた。
「パパ・・・ごめんなさい・・悪い子で・・ごめ・・」
「いいんだ、厠戸・・お前は羽嶋に今まで何度も殺されてきたと同じだ。
これで良かったんだよ・・・お前は正当防衛をしたんだ」
毛入は厠戸をしっかり抱きしめていた。

768 :花と名無しさん:02/06/02 20:01 ID:???
「・・・あれ?俺、何してたんだ?」
「おい、お前なんでナイフなんか持ってんだよ?」
羽嶋の死とともに生徒たちの洗脳が解け、学校中はざわめきに包まれた。

「どうやらお前の主人は亡くなったらしいな」
校舎の屋上で、肩から血を流す濃水に淡水が言った。
「そうか、羽嶋様が・・。淡水、超能力を持つ私にここまでの深手を追わせるとはな・・
お前の勝ちだ。殺せ・・・」
淡水はナイフを収め、身を翻して立ち去ろうとした。
「待て、淡水!情けなど無用・・・」
「濃水、お前にも思い人がいるだろう。その方のために生きるもまた良かろう。
私のようにな。フフフ・・」
「・・・・・・。」
淡水は去った。コンクリートに膝をつき、濃水はうなだれた。

「う・・・ん・・」
厩戸は目を覚ました。確か、自分と毛人は空から落ちて・・・
辺りを見渡すと、そこは学校の裏庭の茂みの中だった。
そして、厩戸の体の下に毛人がいる。
「毛人!!しっかりしろ、毛人・・・!」
自分の下敷きになったままの毛人を揺り動かすと、毛人はそっと目を開けた。
「王子・・・おはようございます・・・」
「何を寝ぼけているのだ!空から落ちたのだぞ!どこか痛くはないか・・・?」
毛人はそれには答えず、目の前の厩戸の顔に手で触れた。
「王子・・・生きてましたか・・良かった」

769 :職人:02/06/02 20:08 ID:???
一時中断。まだ続きます〜

770 :花と名無しさん:02/06/02 22:30 ID:???
「バカ・・私をかばったのか。毛人のくせに、カッコつけるな!」
毛人は半ば怒っている厩戸に微笑んで、その顔を両手で引き寄せた。
「ん・・・」
厩戸と毛人の唇が重なった。
茂みの中で抱き合いながら、何度も角度を変え、キスをする2人。
「おーい!!」
近づいてくる駆け音に、2人は慌てて離れた。
息を切らして駆けつけたのは、調子麻呂だった。
「ハァ・・ハァ・・ご無事でしたか、王子!蘇我、よくやった。おかげで私の出番は無かったぞ」
「は・・はあ。ところで淡水先生は?」
毛人が聞くと、調子麻呂は屋上を見上げた。
「もう決着が付いた頃だろう。濃水を倒したのではないかな?
王子、全て終わりました。羽嶋が死んだのです」
「そうか・・・で、その功労者は誰だ?」
そう訪ねた厩戸の後ろに、誰かがやってきた。
「厩戸・・・!」
声を聞いて振り向くと、毛入と厠戸が立っていた。
「お前たちも無事で・・・」
厠戸は厩戸を見て、涙ぐんだ。
「ごめんね・・・ごめんねうまちゃん・・・」
厠戸は厩戸に飛びついた。厩戸は優しく厠戸の頭を撫でた。
「もう良い・・・。私にはわかっていた。良かったな、お前はもう自由だ・・・」
厠戸は厩戸にしがみつき、声を上げて泣いた。
その様子を茂みの中からこっそり撮影する大姫がいた。その目にも涙が。
「なによ、あの4人・・全員女装した男なのに・・なんでこんなに泣かせるのよ・・!」

771 :花と名無しさん:02/06/02 22:48 ID:???
斑鳩学園に平和が戻り、早1ヶ月が経とうとしていた。
羽嶋の邸に監禁されていた美少年たちも救出されて入院し、その邸は取り壊された。
身寄りの無い厠戸は厩戸の家の養子になることが決まり、
毛入もまた、死んだ羽嶋に変わり田目が保証人になることになった。
厩戸の部屋と隣りあわせで厠戸の部屋が作られたが、厠戸は、週の半分は
毛入のアパートに泊りがけで入り浸っていた。
やっと真に愛する男と結ばれたのだから、と、厩戸は初めは容認していたが
度重なるとイライラをつのらせた。
(厠戸の奴、学校でもラブラブを見せ付けやがって。私など、毛人とろくに・・・)
厩戸は乱された生徒会の後処理で忙しく、副会長に返り咲いた毛人とも、
プライベートで会う暇もほとんどとれないでいたのだ。
生徒たちや教育委員会から、いっそ新理事長になるよう薦められた厩戸だが、
それは断り、新理事長には田目、新学園長には額田部ということで収まった。
(そう、私には生徒会長で精一杯なのだ。これ以上忙しくなったら・・)
書類を運び、廊下を歩く厩戸。ふと、向こう側から毛人が歩いてくる。
「あ、王子・・持ちましょうか?」
「ん・・」
厩戸は思い書類を毛人に手渡した。共に黙って廊下を歩く2人。
「あら、蘇我くん」
女の声に振り向けば、保健室の入り口から手を振る布都先生がいる。
未亡人になった布都もまた、学校に舞い戻ってきたのだ。
「あは、先生・・・」
ヘラヘラと手を振ろうとして、バサバサッと書類を床に撒き散らす毛人。
「わわっ!す・・すみませぬ!」

772 :花と名無しさん:02/06/02 23:00 ID:???
厩戸の怒りは頂点に達した。
「バカ、毛人!!そなたはこれだからダメなのだ!!」
必死で書類を拾う毛人を置いて、厩戸はスタスタ行ってしまった。
「お・・王子〜」
周りの生徒たちはどっと笑ってはやし立てた。
「痴話喧嘩か〜?しっかりしろよ、フニャチン毛人!」

「厠戸さま、学校をサボるなどよくありませぬ!」
毛入と手をつなぎ、校門を出る厠戸についてくるのは濃水。
「うるさいなぁ〜。あんたせっかく化学教師に採用されたんだから授業してなよ」
「でもよ、俺もフケるのはどうかと・・・」
「いいの!毛入とディズニーシー行きたいんだから〜!」
毛入の手を引き走って行ってしまう厠戸を見ながら、濃水はため息をついた。
(思い人の側にいられるのは良いが、あれではな・・。
淡水、お前も常に、こんな切ない気持ちでいるのか・・)

放課後、生徒会室で一人雑務をこなす厩戸。
「他の会員はいないのですか?」
声がして振り向けば、いつの間にか後ろに毛人が立っていた。
「・・みな、この時期は部活の方が忙しいのだ。大会とやらで・・・毛人?」
毛人は厩戸の背後からそっと抱きしめた。
「安心してください、私の心は常に、あなたとともにありますから・・・」
「・・・バカ、わざわざ言うな」
照れる厩戸の表情が、ハートにズキッときた毛人。
「あの・・・もしよければ、これから私の家へいらっしゃいませんか?」

773 :花と名無しさん:02/06/02 23:18 ID:???
「毛人の・・・家へ?」
厩戸は赤くなった。毛人とは実はまだ1度も契りを交わしていなかったのだ。
「それは・・つまり、その・・」
「え、は・・あの・・言わなくても・・分かるじゃないですか・・・」
そこまで言って、毛人はハッとした。家には妊娠中の刀自古がいる。
また邪魔をされるのも目に見えているが、腹の出てきた刀自古の事をどう言い訳しようか。
「す、すいません!今のは撤回します!」
「え・・?!」
「違うんです、私の家は都合が悪くて・・ハハハ・・お・・王子の家ではいけませんか?」
「私の・・・」
少しの間が開いた後、厩戸はこっくりと頷いた。

毛人を連れて帰宅した厩戸を見て、田目は喜んだ。
「厩戸がお友達を連れてくるなんてねぇ!毛人くんか。君の事は知っているよ」
「あ・・どうも、理事長」
毛人の肩を抱き、コッソリ耳打ちする田目。
「毛人くん、あの子は以外と寂しがりやなんだ・・厩戸を大事にしてあげるんだよ」
「は・・はいっ!」
「義父上?毛人に何を?」
「いやいや、何でもないよ。早く毛人くんを部屋に案内してあげなさい」
つれだって部屋に行く厩戸たちを見て、田目は思った。
(厩戸があの夜、何度もうわ言のように呼んでいた・・・毛人くんか。
彼なら、きっとあの子を・・。ふふ。もう私の出番が無いのは寂しいがな・・)

毛人を部屋に入れた厩戸は、突如白目になった。レースの下着が散乱している!

774 :花と名無しさん:02/06/02 23:26 ID:???
「あ・・その・・これは厠戸がやったのだ!!今朝、私のパンティを借りようとして・・」
「そ、そうでしたか・・それにしても王子の下着は・・・」
もちろん厠戸が勧めたものばかりだが、総レースや、ほとんどヒモ状態のものまである。
見ているだけで、股間が熱くなってくる毛人。
「王子・・い、今はいているのはどんな下着なのです?」
「え・・?!」
今朝は可愛らしく、イチゴ模様のピンクのパンツを選んだ厩戸。
一番見て欲しい相手に見せるつもりではなかったが、まさか見せる機会が訪れようとは。
「毛人が見たいというなら・・・」
厩戸はベッドに座り、制服のスカートをチラリとめくった。
「い・・・いちごちゃん・・・ですか!!」
毛人は興奮気味に意味不明のことをつぶやくと、厩戸の太股にそっと触れた。
「あ・・・毛人・・・」
「王子・・・すみません、もうガマンができないのです。抱いて・・・よろしいですか?」
「そ、そんなこと・・聞くな!」
厩戸は恥ずかしさのあまり、毛人の顔を捕らえてキスをした。
(・・・王子!)
以前沸き起こった、どうしようもなく厩戸を欲する気持ち・・・!
毛人は再びその思いに包まれていた。二人は抱きしめ合い、そしてベッドに倒れこんだ。
「毛人・・・毛人!!」
毛人の体重がいとおしく、厩戸は毛人に身を任せた。

「今日は面白かったね、毛入!」
「お前ミッキーマウスの帽子似合ってるぞ」
厠戸が毛入を連れて帰宅したのは、夜も更けたころだった。

775 :花と名無しさん:02/06/02 23:30 ID:???
部屋に毛入を入れた厠戸は、厩戸の部屋に直接いけるドアを開けようとした。
「おい、待てよ。隣静かだぜ。厩戸、寝ちゃってるんじゃねーのか?」
「そうかなぁ?でも、ただいま言うくらい良いじゃん。うまちゃーん」
ドアを開け、厩戸の部屋を覗く厠戸。
「・・・あ!」
厠戸は毛入を手招きした。「何だ?」と毛入も顔を出す。
「・・・ね?」
厠戸は毛入と顔を見合わせて微笑み、静かにドアを閉じた。
ベッドの上では、裸の厩戸と毛人が身を寄せ合って眠っていたのだ。

「ん・・・」
毛人はふっと目を覚ました。やわらかい感触・・・厩戸がいる。
(なんて満ち足りた感覚なのだ・・・私は王子とついに・・・。
しかし、私は下手ではなかっただろうか?王子は満足して下さっただろうか?)
毛人が不安に苛まれている側で、厩戸が目を覚ました。
「毛人・・・」
「王子・・・」
二人は目が合うと、恥ずかしくなり、パッとそらした。
「あ・・あの・・さっきは・・気持ち・・・良かったです・・・か?」
しどろもどろに毛人が訪ねた。
「な、何を聞く!バカ・・・!」
「すみませぬ、私は・・男性の相手はイマイチ・・その・・間違っていませんでしたか」
「ま・・まぁ、間違ってはいなかったが・・技術的には・・多少、お粗末というか・・」
「え・・ええっ!?」
毛人は衝撃を受けた。厩戸はハッと口を手でふさいた。

776 :花と名無しさん:02/06/02 23:36 ID:???
「泣くな、毛人・・・!下手とまでは言わぬ!」
涙を浮かべた毛人を厩戸は必死に慰めた。
「そなたは若い、これからいくらでも向上しよう。・・・私は、技術などはどうでも良い!」
厩戸は毛人の目を見た。
「そなただから、他の誰よりも感じたのは確かだ。気持ちよかったぞ、毛人・・・」
真っ赤になりながら、はっきり言った厩戸。毛人は嬉しさに涙を流した。
「ありがとうございます、王子!!」
毛人は厩戸を抱き寄せ、長いキスを交わした。
そっと唇を離し、毛人は言った。
「・・・王子、ひとつお聞きしたいことがあったのです」
「何だ?」
「あの時・・・二人で空を飛んだとき、王子は何か言いかけましたね。
やはりそなたは私の・・・と。あの続きは?」
「ああ、それか・・・そなたは、私の半身だと思ったのだ」
「半身・・・?」
「そなたと私は元々一つの魂だった・・・そう思った。笑いたければ笑うが良い」
厩戸は自嘲した。毛人はそんな厩戸を抱きしめた。
「あなたが思ったのなら、きっとそうです・・いえ、そうでなかったとしても、
私があなたを思う気持ちは永遠に変わりません。ずっとお側に・・・」
「毛人・・・」
毛人は厩戸の首筋に口付け、再び抱きたいということをアピールした。
厩戸も毛人の背に手を回し、それに答えた。
この幸せが永久に続くことを祈りながら。

終わり

777 :花と名無しさん:02/06/03 19:07 ID:???
よかったっすよ。

778 :モナーに処天の台詞を言わせよう!:02/06/03 19:38 ID:???

   ∧ ∧
   (  ,,)                                      えみい・・・・・・   /  |
 〜(,,_/                                        そなたにはもう                           
                                             私の声など聞こえぬのだな

779 :花と名無しさん:02/06/03 19:39 ID:???
nazezurereu・・・

780 :778便乗?:02/06/04 17:02 ID:???
    *  *  *
  *         *
 *   ∧_∧   *
 *   0 ´ー` 0    *             
 *    ( y   )    *             毛人・・・
  *         *                  好きだ
    *  *  *                 ∧∧
                           (*;;;;;)
                          /;;;;;;丿

初AA&初カキコでつ

781 :花と名無しさん:02/06/05 01:35 ID:???
私も処天は大好きだけどここまでされてしまうとキツイです。
最初の頃のネタなんかは面白く読ませてもらったし自分でも書いたりしたんだけど。
こういう処天ファンもいるということをちょっぴり考えてみて欲しいです。
別の話題提供をと言われましてもここではしにくいし、山岸スレもあることだし。
801板とか他の場所を検討されてはいかがでしょう。

782 :花と名無しさん:02/06/05 15:01 ID:???
>781
だから君が別の話題提示しれ。
大丈夫、ちゃんとレスしてやるし。
何なら懐かし版の山岸スレ有効利用したらどうすか?
処天ネタも結構あるでよ。

>780
ナイスでつ。

783 :花と名無しさん:02/06/05 15:02 ID:???
ちなみに>781、
778的な遊びネタはイヤかい?

784 :花と名無しさん:02/06/06 06:34 ID:???
作品を語るもよし、ネタもよし。

ネタも、
『あー、この職人さん、良く読みこんでるなー。』
ってのがバラエティーに並んでると嬉しくなってくる。

785 :文庫7巻18P:02/06/06 20:17 ID:???

 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄         / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |  な 何!?              | あの女は駒と結構よろしく
 \                      | やっていたのだ
    ̄ ̄ ̄\| ̄ ̄ ̄ ̄         \             
      ))    ∧_∧   ∧_∧   ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄
     ((    Σ (д`  ) .( ´∀`)
      ミミ  〆⊂  ∪ ) <    ゝ
    巛彡彡   | |  │  | | |
     ミ彡    (__(__)  (__)_)

786 ::02/06/06 20:22 ID:???
うっ、ズレてる(´Д`;)
AA厭な人いたら言ってくださいな。
自粛します。

787 :花と名無しさん:02/06/06 21:00 ID:???
面白いですよ〜。( ´ー`)ノ 
人がいるとほっとするのもある。

788 :花と名無しさん:02/06/07 11:54 ID:???
職人さんおつかれ様でした。幸せな結末にほっ・・・最後までハラハラでした。

>785さん
淡水と調子麻呂との間にただならぬ関係があったとわかるショッキングなシーン
でしたよね。「そんなことで王子が自分を変えるか。おまえじゃあるまいし。」
という淡水のセリフの解釈(調子麻呂がどう変わったのか)をいろいろと
考えたものでした。生理的に淡水を嫌悪するようになり、そこから人間不信に
陥ったのかな、とか逆に自分にもオトコへの欲望があることをはっきり自覚し
性欲に苦しんだ・・・とか。

789 :花と名無しさん:02/06/07 20:27 ID:???
>788
舎人兄弟二人の場面って「読み手の皆さんのご想像におまかせします」的な
謎かけが多いよね。
>オトコへの欲望、かぁ…「淡水、好きだっ!(いやん、)」みたいな。

それにしても、今月のダヴィンチ、山岸サン×上○水●の対談が特集されてた。
もう、山岸サンの頭の中はバレエ一色で、厩戸とか毛人の事なんか
忘れちゃっているんだろうな、と思ったらチョピーリ寂しくなったよ。

790 :花と名無しさん:02/06/08 00:45 ID:???
>785
また、レアな場面を持ってこられましたな。

791 :785:02/06/08 15:15 ID:???
おぉっ!!
どうしようもない初心者AAにレスが!!
ありがとうございまする。

今度はどこの場面のAAにしょうかしら。
場面をAAにして話題提起できたらと思い作りますた(←後の思いつき)

792 :花と名無しさん:02/06/09 10:20 ID:???
いまだにどうでもいいような疑問ですが
どうして河上娘が駒みたいな、身分も金もなければ
ブサイクな男とよろしくやってたのか・・・。
淡水は女嫌いだから、単にいいかげんなこと言ってみただけなのかも。

スレ違いだけど、池田版『聖徳太子』の河上と駒のくだりには泣けた。

793 :花と名無しさん:02/06/09 19:22 ID:???
>785
夜刀の池でのえみぃとうまーの修羅場面のAA希望。

794 :花と名無しさん:02/06/09 20:06 ID:???
 ____
 | ̄\     \  うまーはただいま引きこもり中です。
 |   |: ̄ ̄ ̄:|     

795 :花と名無しさん:02/06/09 20:10 ID:???
  _____
 /:\.____\  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |: ̄\ (∩´x`)\えみぃまだかなー。 
 |:   |: ̄ ̄ U ̄:|  \__________

796 :>>793 (´∀`;):02/06/09 21:05 ID:???
            _ _
         , ':::::::: :::::::::: ̄―-、
       /::::::::::: .:::::::::::::::::::::::::::ヽ
      /:::::::::::::::;; ::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
   _   |:::::|三彡" ゙ミ三ニニ巛:::::::::|     _
   | |  |:::::|          ̄ ヾヽ「~||    ノ_,ノ
   ヽヽ _|::|――-、    -―― /ヽ/7-<"//
  /ゞ。} !| ゙五三ヽ  /五三ニ"}- 。。!_/__ソ~    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   >‐<゚゚7~l|.´"   |     ゛゛`|_ / )_)_ ヽ_ .。oO 毛人・・・ 念が通じたのか
  (_. /ゝ/::|    /       | ヽ。/ ノ_ヾ)   \__________
 ∠/`,ー´:(_i |    ヾ -      i|`ー゚゚ )´ i|:::::|l
  i|:::::|:::::|!| ヽ.   _     ,i|:::::`T::|  i|:::::|l
  l|:::::|:::::|! |  ilヽ ′-丶    .l|::::::::|::::|  i|::::::|i
   l|:::::|:::::|!|  i|:::::`i -  ´   l|::::::::|:::::|  l|:::::::|i
      !::: : ‐ ‐- ⊥      l|::::::::|::::::|  l|::::::|l
              ̄ ―- l|::::::::|:::::::ヾノ::::::|i
                  l|::::::::|ヽ::::::::::::ノ´
┏━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━┓
┃  抱きしめる   ┃王子か゛ あらわれた。       ┃
┃⇒ 逃げる      ┃と゛ うする?▼            ┃
┃  池に飛び込む ┃                    .┃
┗━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━┛
                ↓
┏━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━┓
┃  抱きしめる   ┃毛人 はにげられない!▼     ┃
┃⇒ 逃げる      ┃                     ┃
┃  池に飛び込む ┃                    .┃
┗━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━┛

コピペ改造したら鼻の下がのびた・・・Σ(゚Д゚)

797 :>>793 (´∀`;):02/06/09 21:08 ID:???
そして注意受けてしまった・・・(´Д`;)
AAは小さめにしないとですね。
あくまでも少女漫画板だし

798 :花と名無しさん:02/06/10 18:44 ID:???
>797
いやー、AAでもやらんと、マジこのスレ落ちるですよ・・・。
落ち防止にでもじゃんじゃんやってください。

799 :花と名無しさん:02/06/10 18:50 ID:???
>789
近年書いた歴史物のマンガが二つとも尻切れとんぼで終わったし・・・。
あれが当たりでもすれば続編書く気にちょっとでもなったかもしれんけどねぇ。

800 :AA経験値⇒3:02/06/10 19:16 ID:???
>>798
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|了解だ(゚Д゚)ゴルァ!!

   ̄ ̄ ̄|/ ̄ ̄ ̄ ̄
  ∧∧
⊂(゚Д゚ )⊂⌒`つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡

>>794-795
なんか好きだ。

801 :花と名無しさん:02/06/10 19:33 ID:???

なにげに800とったわね・・・(白目)。

802 :花と名無しさん:02/06/10 19:38 ID:???
  ______
 /......  ∩∩ .../
 ||:::   | | | |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | ̄\ ( ・x・)< えみぃまだかな〜
 |   |: ̄U U ̄:|\__________

803 :花と名無しさん:02/06/10 19:48 ID:???
l::;;-‐‐-:;;::::::::::::ヽ//-‐,,__ /:::::::::::::::::::::ヽ
  l:l    ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
  ヽ   /   :::::::::::::::::::::::::::::::::::::;-'^~~^'‐;;:l
   ~ヽ/      :::::::::::::::::::::::::::::::ヽミ   .ll
    / /て^ヽ   ::::::::::::::::;;;;;;;:::::ヽ  ,.ノ
    /  |o ゝ,_ノ|     ::/^'ヽヽ::::::l'^~
  ‐/-,, ヽ( )_,,ノ      |ゝ.,_ノ o.|:::::l
   l  ~^''     `‐'   ヽ..,,_( )ノ  :l
  '''l^^~~~   (         -‐‐‐--l-
   ヽ、 ,,,,   `'''''^''''~    ~^'‐..,,_/
    / (:::::}         ,,,,   イ~''
    l:  ~~         {:::::)  ::l
   l:              ~~   l
   l、                 l>
   /^‐-,,____,,,,,,,,..................,,,,,,,__,,,.--ヽ

804 :花と名無しさん:02/06/10 19:56 ID:???
/......  ∩∩ .../
 ||:::   | | | |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | ̄\ ( TxT)<  そなたなぞ呼んでおらぬ・・・。
 |   |: ̄U U ̄:|\__________

805 :花と名無しさん:02/06/10 19:59 ID:???
  | | | |   学研のおばちゃんどぅえーす。
      (・x・) 
      ( O┬O
  ≡ ◎-ヽJ┴◎ キコキコ

806 :花と名無しさん:02/06/10 20:00 ID:???
 /......  ∩∩ .../
 ||:::   | | | |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | ̄\ ( TxT)<  そなたなぞ呼んでおらぬ・・・。
 |   |: ̄U U ̄:|\__________

807 :花と名無しさん:02/06/10 20:06 ID:???
 | | | |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     ,っxT) < えみぃ‥どこだ・・・
     `l  ⊂)   \_______
    〜| _ | ゥゥ...
     ∪ ∪

808 :花と名無しさん:02/06/10 20:07 ID:???
| | | |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     ,っxT) < えみぃ‥どこだ・・・
     `l  ⊂)   \_______
    〜| _ | ゥゥ...
     ∪ ∪

809 :花と名無しさん:02/06/10 20:28 ID:???
         。  ∧_∧
          。 (*゚−゚)  。
    ∧ ∧ 。○  。。 。。       
| ̄ ̄(,,-д) ̄ ̄|   
|\⌒⌒⌒⌒⌒⌒\   
|  \           \  
\  |⌒⌒⌒⌒⌒⌒|
  \ |_______|
えみぃ・・・ムニャ・・。

810 :花と名無しさん:02/06/10 21:53 ID:???

              ∩
             | |
             | |
             | |
             | |
       ∧_∧  | |    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      ( ´Д`)//  <  先生!毛入君の給食費が無くなりました!
      /     /    \___________
     / /|    /
  __| | .|    | __
  \   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   \
  ||\            \
  ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄
  ||  || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
     .||              ||

811 :花と名無しさん:02/06/10 21:58 ID:???

既存AAでうまいことひねりましたね。
おざぶ一枚さしあげますでございます。

812 :花と名無しさん:02/06/10 22:01 ID:???
            ∩
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       ∧_∧  | |    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      ( ´Д`)//  <  先生!厩戸君が今日も引き篭ってます!
      /     /    \___________
     / /|    /
  __| | .|    | __
  \   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   \
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  ||  || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
     .||              ||

813 :花と名無しさん:02/06/10 22:17 ID:???
  ______
 /......  ∩∩ .../
 ||:::   | | | |   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | ̄\ ( ・皿・)< パンと三角ヨークとお知らせ通知は、えみぃに持ってこさせろ!
 |   |: ̄U U ̄:|\__________

814 :花と名無しさん:02/06/10 22:20 ID:???

              ∩
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       ∧_∧  | |    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      ( ´Д`)//  <  先生!毛人君の上履きがなくなりました!
      /     /    \___________
     / /|    /
  __| | .|    | __
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     .||              ||
 

815 :花と名無しさん:02/06/10 22:22 ID:???

              ∩
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       ∧_∧  | |    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      ( ´Д`)//  <  しかも先週末に忘れて帰った臭い付きです!
      /     /    \___________
     / /|    /
  __| | .|    | __
  \   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   \
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     .||              ||

816 :花と名無しさん:02/06/10 22:49 ID:???
犯人は言わずもがな

817 :花と名無しさん:02/06/11 01:17 ID:vQhlJBpg
エロよりこっちの方が全然いいよ

818 :花と名無しさん:02/06/11 11:30 ID:???
AAもエロも面白ければ私はオケー!

819 :花と名無しさん:02/06/11 18:18 ID:???
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 入鹿もな〜♪
\__ ______
○  ∨       ◯
 o ∧_∧/ ̄/  0
。(´∀` )ヽ  。∧ ∧  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   〔 人〔ノ  |  ( ゚Д゚) < イルカ違いだゴルァ!!
     |   /ゝ〈/  /ゝ   \_________
     ノ /   ゝ 〔/〕
   / 〔    `ーヽ〕
  (/ ̄\〉

キリ番とっちゃったsage

820 :花と名無しさん:02/06/11 18:20 ID:???
        バタン !!
 _______ミ  Λ_Λ  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | ̄\     \ (´∀` )< はいはい。逝ってよし♪
 |   |: ̄ ̄ ̄ ̄:|⊂    ) \_______
 |   |:      .:| | | |
 |   |:      .:|(_(__)

821 :花と名無しさん:02/06/11 18:27 ID:???
>>820
  _____
 /:\.___\   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |: ̄\ (∩´x`)\< このわたしを敵にまわしたいのでございますね 
 |:   |: ̄ ̄ U ̄:|  \___________________



・・・ジサクジエンです

822 :花と名無しさん:02/06/13 00:01 ID:???
        王子!お迎えにあがりました!!
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          /\ /\  /淡水\/../
          / /\  \(´∀` )./
        ())ノ__ ○二○二⌒/../
       / /||(二ニ) (___/../ 几l
   γ ⌒ /|V||彡Vミ/⌒_ノ二二ノl0
   l| (◎).|l |((||((゚ )/⌒/||三三三・) ||  (´⌒(´
__ ゝ__ノ     ̄(___) ̄  ゝ__ノ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(´⌒(´⌒;;

823 :花と名無しさん:02/06/13 00:05 ID:???
           消えろ
      ∧_∧          _ _     .'  , .. .∧_∧
     ( ´_ゝ`)   _ .- ― .= ̄  ̄`:, .∴ '     ( 淡水 )
    /     '' ̄      __ ヽ´=', ・,‘ r⌒> _/ /
   / /\   / ̄\-―  ̄ ̄   ̄"'" .   ’ | y'⌒  ⌒\i
 _| ̄ ̄ \ /  ヽ \_              |  /  ノ |
 \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \__)              , ー'  /´ヾ_ノ
  ||\            \          / ,  ノ
  ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄          / / /
  ||  || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||          / / ,'
  ||  ||           ||       /  /|  |
                       !、_/ /   〉

824 :花と名無しさん:02/06/13 00:31 ID:???
おもしろいで。

825 :花と名無しさん:02/06/13 00:46 ID:???

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       ∧_∧  | |    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      ( ´Д`)//  <先生!厩戸君が、放課後毛人君のたて笛ふいてました!
      /     /    \___________
     / /|    /
  __| | .|    | __
  \   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   \
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     .||              ||

826 :花と名無しさん:02/06/13 03:43 ID:???
知らん間にAAスレになっとる……

827 :花と名無しさん:02/06/13 17:45 ID:???
|   布都姫氏ね!!   |        | 姫さま!|      |白髪女!! | 
\_____  ___/        \  __/     ∠_____/
         ∨                ∨     ∧_∧   
        ∧ ∧                 ∧_∧ ‘O‘;)
      _(  ゚Д゚)___________(´Д` )____
     /_    ____________)*  ⊃____> *
    (/ 丿 ノ                **| | |      ; **
       /  \                  (_(_)   ** *
      / 丿ゝ  )
     ιノ ι/

828 :花と名無しさん:02/06/13 18:51 ID:???
  ∧_∧  カタ      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  ( ´∀`)__カタ___ _< 毛人LOVE♥、、と。
  ( つ_ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \_____________
     |\.||  VAIO  |
     '\,,|==========|

829 :花と名無しさん:02/06/13 19:54 ID:???
うま〜・・・(ホロリ)

830 :花と名無しさん:02/06/14 00:29 ID:???
ネタがないからAAスレになってるのか?(藁

831 :花と名無しさん:02/06/14 12:08 ID:???
ネタも久しぶりに読みたいね。
でもエロアレルギーの人もいるから、職人さんも中々出てこられないのかな・・・

832 :花と名無しさん:02/06/14 14:37 ID:???
>830
うん…多分、エロネタ+オリキャラ+長文=(゚Д゚)ハァ?
て人が見なくなって人口密度が減ったんだと思う…。
必然的にネタ振りも少なくなっちゃったんだね。

AAかわいいな。私もがんばって作ってみるかな。

833 :花と名無しさん:02/06/14 22:46 ID:???
AAでもりあがってるとこ、すまそ。
聞きたいんだけど、1巻で女装した王子が日羅にあうところあるよね。
で、日羅に「そこにいる童は人にあらず」っていわれた後、えみしと2人に
なったとき、「あれはもう、命が尽きている。このわたしに、・・・・・だから」
って言うよね。
・・・・・のところは、なんて言ってるの?
読解力の無い私には、何度読んでも、ぴんとこない。
あと、もう1つ。
王子が、夢殿の中で、雨を降らせた後、えみしがふつ姫を自分にくれるように
頼みに来るよね。
で、そのとき、王子が断って、夢殿の中にもどり、「泣くがいい。えみし」
「あの女をそれほど思うそなたに、わたしの心は・・・・で砕け散りそうだ」
って言うよね。
ここの・・・・・も何なの????

長文、すまそ。

834 :花と名無しさん:02/06/14 22:46 ID:???

              ∩
             | |
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       ∧_∧  | |    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      ( ´Д`)//  <先生!上○太子高校の裏口入学テープが流出した模様です!
      /     /    \___________
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  __| | .|    | __
  \   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   \
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     .||              ||

835 :834:02/06/14 22:47 ID:???
↑アッ、ズレた…(鬱

836 :834:02/06/14 23:08 ID:???
>>833
厩戸は他者から「人ではない」って言われる事に敏感になってますよね。
(日羅との出会いのシーン以降で、幾つかソノ場面がありますよね)
ゆえに、……部分はそのまま受けて「人にあらずと言いやがやがった、だから
(死んでもらうゼ)」っつー意味だと思っております。

あと、雨乞いの後のシーンで、「…で砕け散りそうだ」は
(ガイシュツですが、)ずばり「嫉妬」が本命かと思われ。
ウマーはエミィしか見えていなにのに、エミィときたら
「布都姫を私にいただかませんか?」って(言われた)ウマーが苛立って
「そなたに布都姫はやらん」ってイジワルしてしまう、この乙女心…
くぅうう…何回読んでも泣けるぜ。

あ、でもその人なりの解釈で良いと思われ。
833さんも、オリジナルな解釈を探してみてはどお?ですか。
新しい読み方があったらまた、このスレで教えてね。

837 :花と名無しさん:02/06/14 23:56 ID:???
834さん、ありがとうー。
そっかそっか。納得だ。すっきりした。
「嫉妬で砕け散りそうだ。」う〜ん。萌え〜ですね。

834さん、今後も、笑えるAA期待してまーす。

838 :花と名無しさん:02/06/15 16:31 ID:???
(゚д゚)ウマー

ああもうところてんを笑いなしに読めない。

839 :花と名無しさん:02/06/15 20:50 ID:???


       /i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i\      /i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i\  /i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i\
      / ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/  \   / ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/  \/ ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/  \
    /   `ヽ;;;;;;;;;;;;;;/     ヽ/  `ヽ;;;;;;;;;;;;;;/   ヽ `ヽ;;;;;;;;;;;;;;/   ヽ
   /       厩戸      ヽ   淡水       ヽ  羽嶋      ヽ
   /    ⌒      ⌒    |⌒     ⌒    |⌒     ⌒    |
  |:::::::::: ヽ-=・=-′ ヽ-=・=-  |=・-   -==・-′  |・=-   -=・=-′  |
  ヽ:::::::::::    \___/    /  \___/ の /  \___/ @ /
    ヽ__::::::::::::::  \/     /::::::::  \/     /:::::::  \/     /
  /\\  エミィ好き   //\\ 王子好き  //\\ たぶんバ○ //\
 |   \\       //  |\\    //  |\\    //  |
 
  

840 :花と名無しさん:02/06/15 22:58 ID:???
         +
      +         +     +
  +
.      / ̄\  +.  ∧_∧アハハハ エミイー   +
オウジー  ( ´∀`)    (´∀` )  
      (つ  つ     (つ  つ
.   +  ( ヽノ      ( ヽノ        +
      し(_)      し(_)

841 :花と名無しさん:02/06/16 02:33 ID:???
>839
羽嶋→「バイ」ですね?
最初「バカ」かと思った(w

842 :花と名無しさん:02/06/16 17:02 ID:???
>>792
ものすごく亀レスなんだけどさ、レイプされると、相手のことを好きなんだと
信じることによって自分が傷つかないようにする、なんてことがあるそうだよ。
精神的にこわれちゃわないようにする防御反応なんだろうね。

843 :842:02/06/16 17:09 ID:???
追加 個人的にはさもありなん。

844 :花と名無しさん:02/06/16 20:53 ID:???
おちてしまうのかーと、
気にはしていながら何日かロムらなかったけど、
持ち直してるようですね。よかったです。
過去作を9戦目までやってるので、
さすがに話題が尽きてきた感もなきにしもあらずですが、
個人的に思い入れのあるスレなので、
せめて10戦目まで続けてくれたら思い残すことはないです。
そろそろ850ですね。

845 :839:02/06/16 22:28 ID:???
>>841
「イ」、ピンポンーン!
「カ」、禿藁〜(お腹が痛いですぅ〜)

846 :花と名無しさん:02/06/16 22:32 ID:???
読んでて「??」って思ったことがあったから
此処で答えが得られるかと思ったのだが忘れてしまった(゚Д゚;)

また読み直してきまふ。。。

847 :花と名無しさん:02/06/17 00:59 ID:???
逝ってラッひゃい(=゚ー゚)ノ

848 :792:02/06/17 10:12 ID:???
>842
ソカー!!成る程、そういうこともありそうですね。
山岸先生はそこまで考えた上で、淡水にあのセリフ(あの女は駒とよろしく云々)
言わせたんだとしたら、人間心理をよく分かっていらっしゃる!
なんて深読みしずぎかも・・

849 :花と名無しさん:02/06/17 12:06 ID:???
私が淡水のセリフの中で一番好きなのは
本編で、美郎女と一緒に住み始めた王子について
「あの方がそう望むのに何の文句があるというのだ」っていうやつ。
(そうつぶやく表情もイイ)
王子への無償の愛みたいなものを感じます。
本心は複雑だっただろうけど・・・。

850 :花と名無しさん:02/06/17 14:41 ID:???
でも、王子の傷心につけこんで、ちゃっかり××しちゃう淡水。

851 :花と名無しさん:02/06/17 21:53 ID:???
でも毛人亡きあと、調子麻呂ともども
王子に仕え続けてくれたのなら
淡水のおイタなど多めに見てやらんでもない気分…。

852 :花と名無しさん:02/06/18 08:32 ID:???
十数年ぶりに読み返して再ハマり状態。

読み返して驚いたのは、1巻での毛人の美少年ぶり。
淡水も弥勒と間違えていたね。
毛人が王子よりも年下だったら、思うままにかわいがれたのだろうか。。

853 :花と名無しさん:02/06/18 08:41 ID:???
文庫本で読んでて、7巻の最後に、馬屋古女王、あったけど、
あの中で、王子は気狂いの美郎女とのあいだに、たくさんの子をもうけてたよね。
とじこの子は、みんな、王子以外の男の子供だけど、美郎女の子供は王子の子?
王子は、美郎女とはチチクリあえたっていう解釈でおけー???

854 :花と名無しさん:02/06/18 09:58 ID:???
↑うん、美郎女、オゲーってことだと思うよー。
あと、橘大郎女(額田部の孫)ね。晩年は誰にも顔を見せなかったらしいが、
白髪王をツクッタ時は既に40歳を越えていたと思われ。
(厩戸齢40、子作りに励む、か…想像できんが…)
美郎女と橘大郎女のみ、王子晩年期の素顔を知るってことか。

855 :花と名無しさん:02/06/18 14:38 ID:???
↑どこでどうして女とえちーできるようになったんだろうね。
馬屋古女王では、初めのシーンが王子と美郎女のお葬式で、
王子が美郎女を道連れに死んだ・・・というようなくだりがあったけど、
王子は本当に美郎女を女性として愛していたのかな?
女性を愛せるようになったのかな?

856 :花と名無しさん:02/06/18 20:30 ID:???
史実では、なんかの歴史本で「美郎女ひとりであんなに子供ができるわけない
から、王子は妻とは認められない女との子をすべて美郎女の子としたのでは」
という説を読んだことがある。その時なんだかすごくショックを受けた。

857 :花と名無しさん:02/06/18 22:31 ID:AWXCnEac
2日ほど前に、はじめて日出処の天子を読んだのですが
あまりに切なくて哀しくて、少し鬱になりました。うう。

858 :花と名無しさん:02/06/18 22:32 ID:???
すいません。sage忘れてた。

859 :花と名無しさん:02/06/19 09:02 ID:???
後半、ほんとに切なくて哀しいよね〜
あんなに冷静で、気高い王子が、どんどん取り乱していって・・・
あそこで受け入れてやら無いなんて、えみしは鬼!!

860 :花と名無しさん:02/06/19 12:46 ID:???
>859
ドウイ!えみぃオニ!ヽ(`Д´)ノ 

ところで、850過ぎているんですが次スレどなたか立てて下さいませんか?
気づいた人がやれって感じですが…私、スレ立ての経験がないものでスマソ。。

861 :花と名無しさん:02/06/19 19:39 ID:???
大胆発言していいですか?
それにしても厩戸、結局、周囲の人をだーれも幸せにしてないよね。
(除く、美郎女か。)ウマーファン、ゴメン…

862 :花と名無しさん:02/06/19 21:31 ID:???
美しい薔薇には棘があるということで。

863 :花と名無しさん:02/06/19 22:20 ID:???
>861
幸せにしてもらえなかった子だから
他人を幸せにすることなんてできなかったのサ




ウウウ・・・エミシ・・・

864 :花と名無しさん:02/06/19 23:46 ID:???
それ以前にウマーは自分をも愛せてなかったような気がする。
気がするだけだけど。(逃げ

865 :花と名無しさん:02/06/20 06:45 ID:???
いや、逃げないで。
私も胴衣。

えみーが愛してくれさえすれば、
王子は日本中に愛をそそぐ人になれてたと思うよ。

うまーって、憎めない。

866 :花と名無しさん:02/06/20 09:57 ID:???
うんうん。私も胴衣。
誰か=えみしが、ありのままの自分を認めて受け入れてくれることが
王子が真に望んだ幸せだったんだよね。
それのみが、王子を救うことが出来る・・・
うう・・・かなしい。。。
もともと、お母さんが、王子を受け入れ、ごく普通に愛してあげていれば
こんなにも救いを求める、孤独な心にはならなかったんだよ!!
おいッ!はしひとひめ!!

867 :花と名無しさん:02/06/20 19:06 ID:???
昨日、「ご●せん」なるドラマを初めて見ました。
生徒役の「松●潤」なる子、厩戸に最短距離かと思いました。
画面を見ながら、「ミズラになってホスぃ」とつぶやいてしましました。

868 :花と名無しさん:02/06/20 19:06 ID:???
質問でーす。

倉梯宮が炎上したとき、
小手子やその子供は死んじゃったのでしょうか?

あともう一つ。
額田部女王の次にいろいろあって山背ではなく
舒明天皇が即位してますが、一体誰なんでしょう。
「馬屋古女王」に出てきてる誰かでしょうか?

ガイシュツだったらスマソ
そろそろ第10戦目おめでとーsage。

869 :花と名無しさん:02/06/20 23:12 ID:???
ウマーが赤んぼ(山背)をいとおしむ様は、
「自分がそうして欲しいように愛する」ように見えてちとホロリ。。

870 :花と名無しさん:02/06/21 01:24 ID:???
>867
えっ、嵐の一番ブサイ子(失礼)でしょ?!
それはチト勘弁・・・

871 :花と名無しさん:02/06/21 11:26 ID:???
10戦目立てるのは900で良いのかな?

>868
小手子とその子どものその後は、処天でははっきりされてないので
分からんですが史実ではどうなんでしょう?

舒明天皇は彦人王子の子、田村王子。処天では名前だけ出てますよ。
斑鳩宮急襲の夜の話、後から駆けつけた馬子と淡水の会話の中にちょっぴりと。

872 :868:02/06/22 11:15 ID:???
>>871
なぁるほど。レスありがとうございましたー

873 :花と名無しさん:02/06/22 12:31 ID:???
>867,870
嵐の松本ナントカの顔は、すごく山岸マンガ的造形だな〜と思タことがある。
短・中編作品によく出てくるような?(厩戸には全然似てないと思う)
美形というか、パーツがデカすぎて崩壊寸前な危うい感じが…

874 :花と名無しさん:02/06/22 20:40 ID:???
浅野忠信の毛人って、意外とハマると思った。いま。

875 :花と名無しさん:02/06/22 20:48 ID:???
モサヲスレおもしろすぎ。
下記のネタにはげしくうけた。

夢殿の中で1人誕生日を祝う厩戸。
「おめでとう、厩戸…てへっ」を想像して、きゅーんとなっちゃったの…っ

876 :花と名無しさん:02/06/22 22:48 ID:???
きゅーんていうか……


切ねええぇえええええええぇえ!!!!!!!!

877 :花と名無しさん:02/06/23 01:24 ID:???
浅野忠信といったら、毛人もいいけど>>874
ワタクシ的には、
連載第一回の表紙のおじさん厩戸=聖徳太子が脳内キャラです。。。

878 :花と名無しさん :02/06/23 02:25 ID:???
>867

マツモトジュン、キショいです。
歯並びとか、すごい気になってしま〜う。
断じて王子とは結びつかないかと・・

879 :花と名無しさん:02/06/23 02:39 ID:???
ウマーの顔は、富永愛が似てると思われ。
だけど女という罠。

880 :花と名無しさん:02/06/23 21:51 ID:???
まあ、多分間違ってドラマ化なんて話が出たとして、
誰が王子演っても気にいらないだろーなあ。
アニメなら…と思ったりもするけど、山岸先生もどっかで云ってたが
日出処は会話ばかりで動きが多くないから、変な気がするだろうなあ、と。
結局原作マンセー。堂々巡りw

881 :花と名無しさん:02/06/23 22:14 ID:???
>>879
ひゃはは!! 似てるにてる!!

882 :867:02/06/23 22:18 ID:???
こないだ、「ごく○ん」のマツジュンにミズラを結わせたい、とカキコした者です。

どうやら、評判がよろしくない(藁)ようなので、
さっき本屋でアイドル雑誌を立ち読みしに逝ってきました。

あ、あんまりウマーに、近くないですね、ハイ。
たぶん「ごく○ん」の役柄(多くを語らない、涼しげな瞳の少年)が
ウマーに近いってオモタだけですね。きっと。
はぁ〜どこかにウマー似の美少年はおらんのでしょうかねぇ。。

883 :花と名無しさん:02/06/23 22:29 ID:???
>880
アニメ! なぜかとっても意外で驚いたよ。
確かに、あの絵が動くのはおかしい。絶対、変だぁぁぁぁぁ。

884 :花と名無しさん:02/06/25 20:20 ID:IGjKakgY
昨日、ドラマ見てて柴咲コウってウマー顔って思ったのは
私だけっすね・・・スマソ

885 :花と名無しさん:02/06/25 21:06 ID:9R4TnXdE
富永愛はクールビューティーでいいね。
でもデカいから毛人役を探すのが大変だな。
前にちらっと話題で出ていた中島美嘉もいい。
あの体脂肪率16%の異常な細さはいいよ。
あと、中島本人、家庭環境恵まれてなかったとことか、
生い立ちの暗さもハマる。
表情暗いとこもいい。
でも、役中、毛人にそっと眺められてるシーンとかで、
「みてんじゃねぇ」とか凄みそう。

886 :花と名無しさん:02/06/25 21:14 ID:???
agarisugisage

887 :花と名無しさん:02/06/25 21:16 ID:9R4TnXdE
今はいいんじゃないか?
ネタは休止してるし。
さげ進行はネタやってるときだけで。

888 :花と名無しさん:02/06/25 22:01 ID:???
せめて30歳ぐらいまでの厩戸はみたかったよ。
おもくそ朝廷側について、手のひら返したように
蘇我氏や毛人をないがしろにして、
自分の登用した若い衆をこれみよがしにかわいがるのさ。
イモちゃんとか。

889 :花と名無しさん:02/06/26 00:11 ID:???
そういう場面を毛人は寂しげな白目で見ているのだろうね。
勝手なものだな、あの方の手を振り払ったのは
自分自身だというのに、やはり心が痛む…
と、いつぞやの間人媛のような台詞を吐きそうだ。毛は。

890 :花と名無しさん:02/06/26 10:28 ID:???
↑見たい見たい!!(藁
ひそやかな毛人イジメ〜

891 :花と名無しさん:02/06/26 15:11 ID:???
そんな毛人を、不敵な笑みを浮かべて見つめるウマー。

892 :花と名無しさん:02/06/26 21:24 ID:???
やっぱ、「毛人どの」とか「蘇我どの」に呼び方変えるんだろうか、うまーは。

「おー、これは蘇我の総領息子どのっ」って・・・おやじくさ。

893 :花と名無しさん:02/06/26 23:02 ID:46jkZOvU
張り付いた能面スマイルでね…。
一巻に逆戻りなウマーの表情。親父くさくてもアルカイックスマイル。
そして喪失感と罪悪感とその他色々な感情に
さいなまれる毛人希望。つーかさいなまれろ。頼む。

894 :花と名無しさん:02/06/26 23:51 ID:???
そう。
能面スマイルの張り付いた人間関係で一生を終えるざますよ・・・。
見方によっては、そっちの方が毛人にとって酷な人生だったんじゃないかと、
ちら、と頭をよぎったりします。
そう考えると毛人は意外と漢だったという見方もできますけど。
うまーがただの男好きだったら、毛人も政治的な両者の立場と打算も踏まえて、
うまーを受け入れられたかもしれないけど、
なまじうまーのバックボーンを知りすぎちゃってるから、
「おっとー、これはやっかいだー。deepすぎるからやめとこー」
というブレーキが働いたのも否めません。
一見、逃げにみえるかもしれないけど、自分が抱えきれないものに対して、
ちゃんとNOを相手につきつけることができるのは、
それはある種の誠実さの形かと思います。

895 :花と名無しさん:02/06/27 00:59 ID:xJT5/816
成る程、確かに責任の持てない事に対して、
適当にいい顔するよりきちんとNOを突きつけるほうが、
自分の心にも負担が掛かるし難しいことかもね。
その点は確かに毛人誠実と云えるかも。
でも割り切れないのがウマ好きの気持ちであり、
もうどれほど妄想で気を紛らわしてもあの作品世界じゃ
二人は修復不可能だというやり切れなさが、
処天の名作たる所以でしょうな。徹底的に救いが無い(ウマヤコは置いとく)。
ジレンマが萌心を増長させます。

896 :花と名無しさん:02/06/27 07:24 ID:???
反対にさ…ウマーが女性を一個の人格として尊重できる人になってたら
そして超能力にあそこまでこだわらなければ、
毛人は愛人くらいにはなってたんじゃないかと妄想(つかドリーム)。
ウマーの女嫌いは女という属性にアホおかんの悪いとこを投影して見るからだし
ウマーの超能力固執(と同時に同属としての毛人への執着)も
そもそもはアホおかんからその素養を受け継いでたからこそ
そこにすがりついたせいだと解釈してるんだけど。
つまり母親の呪縛を断ち切っていれば、すべてはうまくいったと大妄想(大ドリーム)

楽しいと思うんだけどなー、大姫からかいながら額田部女王に世話焼いてもらって
刀自古と漫才みたいな会話しつつ友達みたいな夫婦になって
毛人とたまに逢瀬する(w そんな調子麻呂に頭抱えさせる生活〜

897 :花と名無しさん:02/06/27 13:36 ID:???
>896
アホおかんがツボ!(w

楽しそうな厩戸…想像したら涙が出そうだ。
でもそうなったら淡水出る幕無しだね。←別に王子が幸せならいらんけど。

898 :花と名無しさん:02/06/28 01:16 ID:ginDjOog
本当に楽しそうな生活だね…
そんなドリームだったらウマ―も幸せになれたのにね。

楽しそうだよな―って思ったとたんに、
すごく可哀想になってきちゃった。

。・゚・(ノД`)・゚・。

899 :花と名無しさん:02/06/28 17:56 ID:Rk1I2uKc
馬ーはほんの少し許容範囲を広げておかんから脱することが出来たら、
世にも楽しいハーレム家庭を手に入れられたんだなあ…。
……現実の聖徳太子は手に入れてたのかも知らぬが……。

900 :イマダ!!王子モナー投入!!!:02/06/28 19:54 ID:???
         ∧ ∧
        q ´ー`p    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        とy  つ  < えみぃ〜
        人___|    \_______
          u u

901 :花と名無しさん:02/06/28 20:03 ID:???
>896
それはステキだ・・・。

でも、いい年して母親と衝突もできなかったうまーも悪いと思う。

あと、あの夜刀の池のシーンで、毛人がうまーを受け入れたとして、
果たしてうまーが本当に幸せになれたかといえば、違うんじゃないかな。
話は決別で終わってしまったけど、
あの二人は、あのシーンがあったからこそ、
ある種、本当に対等な立場になったんだと思う。
うまーは、精神的な毛人への依存を絶ち切らないといけなかったし、
毛人は、蘇我氏という政治的な立場上、
うまーを崇拝し、補佐していくことはままらなくなった。
朝廷と有力豪族の頂点に立つ者が互いにけん制しあい、
お互いに睨みをきかせる立場にならざるをえなくなった。
でも、そのことで、初めて男同士の対等な立場に、お互いなれたんだと思う。

・・・900になっちゃったね。
スレタイトルとか、何も約束事決め手ないけど、どうする・・・?

902 :花と名無しさん:02/06/28 21:54 ID:Rk1I2uKc
ごく最近の住人なんで今までの約束事とかに無知です…。
過去ログ見てきたら、今までは850で次スレ移動してたみたいだね。
「ネタの時は下げ」とか…。う〜、どうすべ。進み早くないし、
移動は950とか980とかでいいんじゃないかなあ。
スレタイも十戦目で良くない?

903 :花と名無しさん:02/06/28 22:19 ID:???
そうですな。
ゆるゆるといきましょうか。
もし、「新スレはやく立てれ!」という意見の方がおられるようでしたら
誘導報告を忘れず、ご自分のご判断で立てて下さい。

904 :花と名無しさん:02/07/01 13:27 ID:KX.r6Gks
>901
なるほど〜。対等な立場か…。
そこで改めて毛人とうまーが恋愛できたなら、それはそれで見たいですが。
ああなった以上は、ムリですしね(´・ω・`)
結局えみーに依存しちゃってるうまーが可愛くて1番好きなんだなぁ(w

905 :花と名無しさん:02/07/01 15:25 ID:yHfbXUSw
うんうん。
母性本能を刺激される・・・

906 :花と名無しさん:02/07/01 19:30 ID:Yvrkvqxs
なのにあの母親は…(ループ)

907 :花と名無しさん:02/07/02 16:29 ID:???
あの母親には審美眼がなかったのかね。
点目の男にときめいていたし。

908 :花と名無しさん:02/07/02 23:16 ID:???
>907
それはちょっと違うような

909 :花と名無しさん:02/07/03 22:20 ID:???
>>907
彼女は額田部に読まれていたけど、「器量には大きすぎる」ってのが
適切なんだろうな。来目以下の子達には充分な愛情を与えれられる人だし。
ウマーがあまりにも、グレートだからねぇ、、、

910 :花と名無しさん:02/07/03 22:49 ID:???
来目は早死にだったよね。
その後のうまーとかーちゃんの関係が知りたいところだ。

911 :花と名無しさん:02/07/04 09:04 ID:???
>>910
何も変わらないんじゃないの?
かーちゃんは、うまーのこと、ある意味恐れてたわけだし。

912 :花と名無しさん:02/07/04 21:44 ID:???
最後のほうで、毛人が間人をなじった、あれはちとイイキミだった。
自分のことは棚の上だけどね。

913 :花と名無しさん:02/07/04 23:50 ID:4y2ElNqk
『毛人、お前もか…』ってとこだね。

914 :花と名無しさん:02/07/05 20:41 ID:wwr9Z.II
しかし厩母は、来目似の厩息子のことは可愛がってたんだよな…。
その辺がね、どうもね、うまーの心情やいかにって感じがするよ。
その年頃にはもう、母が何をしようが動じない境地に至ってたかも
知れないけど。
ヤスリで傷つければ傷つけるほど磨かれていくかのように、
死ぬ頃には厩戸のココロも澄み切っていたかもしらんね。良くも悪くも。

915 :花と名無しさん:02/07/05 20:44 ID:Awm7j2F6
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916 :花と名無しさん:02/07/05 23:05 ID:???
>914
来目早死に→おかん激悲
→来目似の息子をあてがってやる(どうせ実母は白痴だし)
→おかん癒される

という、愛憎にまみれたウマーなりの親孝行だと思ったよ。

917 :花と名無しさん:02/07/06 09:33 ID:???
「馬屋古」の巻、だと間人媛最期は、厩戸と一緒に暮らしてた、っと事だけど、
あのビミョウな母子関係から、どうやって歩み寄ったのかな?
年月は厩戸をも丸くしてしまうのでせうか。
(田目パパに捨てられたか!?間人?)

918 :花と名無しさん:02/07/07 01:55 ID:EodmVuzs
政治的にそうすべきなら、同居くらいはできたのでは。
別の棟に住んで、顔を合わせない様にして…ね。

子供の頃と違って、
母親面されることもなかろうし、そもそも
間人とバトってうまーが不安定になる時の材料は、
常に来目がらみだったような気もする。

919 :花と名無しさん:02/07/07 10:26 ID:ALqfnOS2
もし、うまー以外に子供がいなかったら、
間人は何とかうまーを愛してたんだろうか?

920 :花と名無しさん:02/07/07 13:44 ID:???
愛してほすぃ。
でもそうするとあのキャラ造詣が・・・。
単なる天才エスパー。萎え。

921 :花と名無しさん:02/07/07 23:07 ID:9mUUrLOA
厩戸は、孤独ゆえに、天才にならざるを得なかったという見方もあるしね。

922 :花と名無しさん:02/07/08 00:28 ID:V3/TEB4o
そう思えば、間人も許せてくるかも…

923 :花と名無しさん:02/07/09 02:13 ID:ofmSUes2
遅くなりましたけど王子、七夕(しちせき)のお願い事は書きましたか?

924 :ウマー:02/07/09 21:54 ID:???
フン、決まっているであろうが…

925 :調子麻呂のお願い:02/07/10 18:08 ID:???
「どうか、嶋どのと仲良しになれますように」えと、それから、
「王子が間人媛とうまく逝きますよに」えと、それから、
「淡水にホラませんよーに」っと。

926 :淡水のお願い:02/07/11 20:56 ID:???
王子と一発!王子と一発!王子と一発!

927 :花と名無しさん:02/07/11 23:41 ID:???
↑3回も連呼しる、アナタが好きです。

928 :花と名無しさん:02/07/13 14:57 ID:???
ドラクエネタが延々と書いてあるスレってどこだったっけ?
あれには禿藁w

929 :花と名無しさん:02/07/13 16:36 ID:???
あったねぇ
大姫ネタが今でもお気に入り

930 :花と名無しさん:02/07/14 14:37 ID:???
u

931 :花と名無しさん:02/07/14 14:42 ID:???
大姫があらわれた!

厩戸>逃げる

しかしまわり込まれた!

932 :花と名無しさん:02/07/14 22:49 ID:Tea8pNrQ
厩戸が女嫌いなのは自分が女になりたくてもなれないから
だから女装は好き

933 :うまー:02/07/15 01:12 ID:???
えみぃと同衾!えみぃと同衾!えみぃと同衾!

934 :えみぃ:02/07/15 01:58 ID:???
お、王子・・・。見事な筆さばきで・・・・・。

935 :うまー:02/07/15 02:02 ID:???
そんな・・・こんなピリピリした字のどこが・・・。
それに比べると、そなたのは肉厚でおおらかで・・・(ポッ)。

936 :えみぃ:02/07/15 02:03 ID:???
ひ、筆跡の話ですよね・・・王子・・・。

937 :厩戸王子:02/07/15 16:46 ID:???
私は毛人のが一番好きだ・・・

938 :ところで、:02/07/16 19:47 ID:???
台湾観光局(ウロ覚えだが…)のCMで、
金○武が「志村さんがタンスイに行こうと言ったので……(ナンタラ、カンタラ)」
ってCM知ってますか?
何回、聞いても「タンスイ」に聞こえてしまい、つい、反応する私…
(本当はなんて言ってるのかな?)

939 :花と名無しさん:02/07/17 01:10 ID:???
>>938
淡水だと思うよ。台湾に淡水というところがあるの。
ガイドブックにものってるよ。台北から電車で日帰り観光できる距離。

940 :花と名無しさん:02/07/17 21:36 ID:???
今日図書館で池田版「聖徳太子」読んできた。
2巻の口絵の登場人物紹介、エミーが不細工で泣けてきた・・・。

941 :花と名無しさん:02/07/18 09:57 ID:???
昨日初めて処天を読みました。
最後まで信じて読んでいたのに・・えみとうま・・・鬱だ。

942 :花と名無しさん:02/07/20 13:24 ID:eg5mRUoM
今日は地元で雨乞いの儀が行われる。
どうせならうま〜とえみぃにやってほしいところなのに!

943 :花と名無しさん:02/07/20 17:27 ID:???
どーでもよいことだが、ふと気になった。
王子が鏡を見る場面ってないよね。
あれだけの美貌で、女装もしてるのに。

944 :花と名無しさん:02/07/20 23:35 ID:???
ないね。
でも「あらら、内輪話」だったっけ?
処天の舞台裏をギャグで描いたものに王子が鏡に向かって
パウダーを顔にはたいてる姿があったよ。

945 :花と名無しさん:02/07/22 21:49 ID:0IleazJY
944>
思わず図書館で11巻探して「あらら、内輪話」を読んでしまった。
ありましたよ。そのシーン。
で、毛人が髪飾り用の花を用意してた(w
淡水は夜なべして着物縫ってたし。
改めて読むと面白い。

946 :花と名無しさん:02/07/22 21:52 ID:???
夜なべして着物縫ってたのは調子麻呂だよ。

947 :花と名無しさん:02/07/22 22:51 ID:???
淡水が着物縫ったらすごいことになりそう(w
何か仕掛けがあるとか

948 :花と名無しさん:02/07/22 23:26 ID:r9ZgF20Q
淡水の縫った着物?
もちろん、ワンタッチ着物に決まっている。
脱ぐのも着るのもワンタッチ。

949 :花と名無しさん:02/07/23 18:05 ID:???
↑それってスナップ止めで、引っ張るとすぐ脱げるってこと!?(萌え

950 :945:02/07/23 20:09 ID:hnerSBHQ
あら?淡水でなく調子麻呂でしたか。スマソ。

951 :花と名無しさん:02/07/23 20:43 ID:???
着物で思い出した疑問なんですけど
倉梯宮炎上の時、王子は采女の衣装を身につけていたのに
淡水と一緒に隠れ家から帰ってきたときは男物の普通の衣装だった。
淡水、まさか王子の衣装を日ごろから盗んで・・?

952 :花と名無しさん:02/07/23 21:57 ID:???
あたしも、ソレが不思議だったのよん。

953 :花と名無しさん:02/07/24 00:14 ID:???
>951
王子だって毛人の着物持ってるわけだし
王子と同じことをやっているだけ
縫ったのは調子麻呂だが

954 :淡水:02/07/25 12:51 ID:???
私も王子の着物を手に何度●いたことか…フッ。

955 :花と名無しさん:02/07/25 22:46 ID:???
●=泣? それとも・・・

956 :花と名無しさん:02/07/25 23:23 ID:???
こ?

957 :花と名無しさん:02/07/26 03:14 ID:???
抜、だろう

958 :ハラハラ調子麻呂:02/07/26 21:29 ID:???
ところで、王子、宮移りはいつになさるのですか?

959 :うま〜〜:02/07/26 23:32 ID:???
確か980あたりという話ではなかったか?

960 :花と名無しさん:02/07/27 11:29 ID:XxaHaNmU
この前雨が降ったとき、窓際に文庫の4巻を出してたら雨で濡れてしまった。
しまった〜!!乾いてからも跡が残っています。。。

961 :花と名無しさん:02/07/27 13:50 ID:???
うまーのファーストキスって穴穂部王子なのですか・・・?

962 :花と名無しさん:02/07/28 18:23 ID:htroNs.A
綴じ子とママンが伊籠から戻ってきた夕飯の席で、
「綴じ子がこんな美人になるとは、どこへ出しても恥ずかしくない」
ってゆー馬子パパンのセリフに
うんうんうなづくエミーが好き!
いいお兄ちゃんだね!

963 :花と名無しさん:02/07/29 14:43 ID:???
昔の方が美人だったような。

964 :花と名無しさん:02/07/30 22:59 ID:pXHQrjLQ
目が”のの字”みたいになってる時の王子萌えまする。。

965 :花と名無しさん:02/07/31 00:14 ID:???
げっそりしてて凄みのあるウマーが萌えます。

966 :蘇我馬子:02/07/31 16:35 ID:???
そうとも、そこがカンジンよ。

967 :花と名無しさん:02/07/31 23:35 ID:???
作者が手を抜いて書いてるときの、
腑抜けの表情のウマーがよいです。
調子麻呂が弓の儀で一等になったとき、
来目がはしゃいでる横の手抜きウマー。
淡水の「小口切りをみよ」の手書き噴出しの横で、
ぼーっとしている手抜きウマー。

968 :花と名無しさん:02/08/01 02:30 ID:???
”楽屋裏”の素の王子もすき。
毛人とも普通に喋ってて、楽屋裏の世界ではそのまま幸せになれそうでふ。

969 :花と名無しさん:02/08/01 02:44 ID:???
楽屋裏って、みんながいかにもお仕事モードでいいよね。

970 :花と名無しさん:02/08/01 03:45 ID:???
王子とエミーの抱擁のシーン、
この王子、誰かと似てる似てる似てる・・・・
と思ったら







中島みゆきだった。

コミックス9巻111ページ。

スマソ。

971 :花と名無しさん:02/08/01 11:55 ID:???
楽屋裏見てみたい・・・(゚д゚)
どなたかうpきぼ〜ん

972 :花と名無しさん:02/08/01 15:09 ID:???
楽屋裏、コミックス最終巻以外にも載ってますか?

973 :花と名無しさん:02/08/02 00:20 ID:???
最終巻以外にのっていないのかわかりませんが、楽屋裏をみたいがために
全11巻をオークションで買いました。

974 :花と名無しさん:02/08/02 00:45 ID:???
私はもともと友人から1-5,11巻を売って貰って持っていた(後に
金払うから返してと言われたがいやだと行ったw)けどやはり
このスレ読んでどうしても欲しくなってオクで全11巻&馬屋古を
揃えたよ。今現在私が持っている唯一のマンガだ。

975 :花と名無しさん:02/08/02 19:49 ID:???
馬屋古、私も読まねば〜〜〜。

976 :花と名無しさん:02/08/04 05:30 ID:SCrks95k
もしも、厩戸王子が現代にいたら・・・

・・・厩戸ダイエット(強い精神的ストレスをかけながら絶食)を
真似して死ぬ者続出。中国製ダイエット薬の比に非ず。

977 :花と名無しさん:02/08/04 10:19 ID:ykC12fKw
>>970
私は文庫なんですが、そのシーンって床下に2人で隠れた時に
(毛人、好きだ!)って言ってる顔ですか?
もしそれだったら、私は辛島美登里を連想しました(“地上の星”のプロモ)。

978 :花と名無しさん:02/08/04 12:25 ID:???
>>970、977
111ページ、見たよ〜。床下ラヴの場面ね。
ウーン、似てるかなぁ????

スッパダカで抱き合う、ウマーとエミィ、萌えます…

979 :調子麻呂:02/08/04 15:51 ID:???
王子、宮移りはいかように?

980 :厩戸:02/08/04 23:46 ID:???
そろそろ考えねばなるまいな。

981 :花と名無しさん:02/08/05 13:33 ID:???
スレたてるぞゴルァ!

982 :花と名無しさん:02/08/05 15:32 ID:???
>>981
たてちゃってください。

983 :刀自古:02/08/05 18:52 ID:7PFZVG5s
まー お兄さまったらどちらですの?

984 :えみい:02/08/05 20:24 ID:???
うむ・・・やはりわれわれは王子に付き従おうと思うが・・・
王子、ご決断を・・・

985 :厩戸:02/08/05 20:57 ID:???
淡水、何をしておる。

986 :淡水:02/08/06 08:33 ID:tEj2kqWc
お呼びですか?王子。

987 :うま:02/08/06 12:41 ID:???
新スレ1には名簿一覧も忘れるなよ淡水。

988 :うまやどの:02/08/07 00:54 ID:???
名簿は原作登場分だけでよいぞ

989 :刀自古:02/08/07 09:13 ID:???
もう、989スレに至ろうとするこの腹の子…
早く新スレのお情けをいただかなくては…

990 :トリ:02/08/07 17:05 ID:KpJ4tFpg
王子様〜、毛人様がお中元を持って来てくれましたよ。

991 :厩戸:02/08/07 17:48 ID:???
うむ、では今夜だな。

992 :花と名無しさん:02/08/07 19:26 ID:???
最後の煌きage

993 :えみい:02/08/07 20:24 ID:???
王子、こ、今夜でございますか???(ポッ

994 :淡水:02/08/07 20:27 ID:???
な、何???
今夜でございますか???
で、では、わたくしも是非ご一緒に!!!

995 :うま:02/08/08 03:05 ID:???
もう少しで1000スレの高みに昇るぞ、毛人。

996 :うま:02/08/08 22:40 ID:???
行くのじゃ、淡水

997 :花と名無しさん:02/08/08 22:40 ID:???
使いきりage

998 :花と名無しさん:02/08/08 22:40 ID:???
age

999 :花と名無しさん:02/08/08 22:41 ID:???
age

1000 :花と名無しさん:02/08/08 22:41 ID:???
age

1001 :1001:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

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