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少女マンガの『お約束』でSSをつくろう!

1 :花と名無しさん:01/12/06 00:09 ID:ETyFSezl

どこかで見た、あの場面・この設定…。
そんな少女マンガの『お約束』を集めてSSを作っちゃえ!
お約束ネタなら何でもOK!マターリ盛り上がりましょう!
『ふる〜つ・ぱふぇ』の話題もこちらでどうぞ。

このスレのお約束・関連リンクは >>2 へどうぞ。

2 ::01/12/06 00:09 ID:ETyFSezl

(このスレのお約束)

・このスレは、『少女マンガのお約束』創作スレです。
 お約束を使わない創作はご遠慮ください。
・作品発表時はsage進行でお願いします。
・このスレに、元スレのような単発お約束ネタを
 書き込んでも一向に構いませんが、逆に
 このスレでの話題を元スレに持ち込むのは
 おやめください。

(関連スレ)

・200万乙女のお約束バイブル!『ふる〜つ・ぱふぇ』
http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Tone/1402/

・過去スレ
1.http://comic.2ch.net/test/read.cgi/gcomic/998114562/
2.http://comic.2ch.net/test/read.cgi/gcomic/1006766527/

3 ::01/12/06 00:14 ID:ETyFSezl
という訳で立てました。
こちらで思う存分、盛り上がりましょう!
ふるぱ管理人様には、リンクの張替えをお願い致します。
桜谷ちぇりー先生、渋谷☆みかん先生のご来訪、
お待ちしております。

4 :花と名無しさん:01/12/06 00:42 ID:WsImFMID
1様お疲れ様です^^ スレ立てありがとうございましたー
(?こちらは名前に書き込みが必要なんですね)

5 :花と名無しさん:01/12/06 01:03 ID:QsaMnR/O
>(?こちらは名前に書き込みが必要なんですね)
ごめん、意味がちょっとわからない。
アナウンス済みだけどとりあえずage

6 :花と名無しさん:01/12/06 01:07 ID:IRwexzUd
http://www.sex-jp.net/dh/04/

7 :花と名無しさん:01/12/06 01:14 ID:NJLT915Y
1さん、お疲れさまです。
これで気兼ねなく書き込めるので嬉しいです。

いちごさんやみかんさんは番外編とか書かれないのかなぁ。
ちょっと期待してます。

8 :花と名無しさん:01/12/06 01:21 ID:axs9R9UO
1さん、お疲れ様です。
いちご先生、れもん先生の番外編や新作をお待ちしております。
ちぇりー先生、みかん先生の作品も楽しみにしております。

9 :花と名無しさん:01/12/06 01:44 ID:p6/FHStM
スレ立てサンキュです!
番外編イイね!
前スレでいちご先生も言ってたけど
アキラv真由の番外編キボンヌ!

10 :花と名無しさん:01/12/06 01:54 ID:gqkU7eaD
作家さん、どんな
お約束ネタが
ご入り用かを
仰ってくださいね。
皆で、お約束作品を作っていきましょう。

11 : ◆S5HjySUY :01/12/06 04:03 ID:yBt1qXnt
1さんお疲れ様です。
サイト製作者さんの負担も増えてくるであろうと思われるので、
サイト製作の協力者さんなどを募集してはいかがでしょうか?
具体的な協力の仕方はよく分からないんですが(笑)

12 :花と名無しさん:01/12/06 08:09 ID:6zfb8uSz
四天王作家を擁する「ふるーつ・ぱふぇ」
新人作家を常時
募集中!

13 :花と名無しさん:01/12/06 09:57 ID:JJXHZBKj
ちぇりーせんせーい!!
恋トラのつづき、待ってまーす(はあと)

14 :花と名無しさん:01/12/06 10:21 ID:zX9vI6G3
前スレで、ちぇりーはどうですか?って言ったものです。
使ってくれて嬉しいな。

と、言うことで“恋のトライアングル”の「グ」の〃は
二つ繋がった、さくらんぼで表記してあるイメージです。
ぱふぇっぽいしね。

15 :花と名無しさん:01/12/06 10:46 ID:MszQJ+PN
>14
ナイスセンス!座布団一枚!(古っ)

「渋谷みかん」を考えた者です。使っていただけて嬉しいデス!
新スレも立ったことだし、ちぇりー先生もみかん先生も遠慮なくジャンジャン書いてくださいね☆

16 :花と名無しさん:01/12/06 10:58 ID:OfJAjxjn
今更ですが、1さん、お疲れ様です
ちぇりー先生の続きを待ってます。
いちご先生の番外編はケンタとヨウコのほんわかstoryがいいなぁ...。
ちなみにいつまでsage進行?

17 :花と名無しさん:01/12/06 11:13 ID:WzNScWjF
んじゃ、一回ageときますか。
先生方、お待ちしてま〜す!

18 :花と名無しさん:01/12/06 11:21 ID:XP2Qm5OH
新スレおめでとうございます。
先生方も頑張ってください。楽しみにしてます。

19 :花と名無しさん:01/12/06 11:38 ID:BPEtpQrZ
お約束!
最近ドラマでもあんまり見ないけど
クリスマスの告白はいいタイミングでツリーがライトアップ
そしてイブなのにあたりに人はいない
5メートルくらい離れてても声は聞こえる
後ろから主人公が目で訴えると男は絶対「え?」とか言って振り返る
人間離れしてる耳を持つ二人

20 :花と名無しさん:01/12/06 11:54 ID:ZHeb3ONF
>19
更にいいムードになった時に都合よく雪が降り出す。

21 :花と名無しさん:01/12/06 11:59 ID:WzNScWjF
>19
告白のタイミングに合わせたように降る雪も、忘れちゃいけないお約束。
勿論セリフは
「あ・・雪・・・」「ホワイトクリスマスだね。」

22 :21:01/12/06 12:00 ID:WzNScWjF
かぶった、スマン

23 :20:01/12/06 12:12 ID:ZHeb3ONF
>21
いい例ですよね。そう,そのセリフですよ!

24 :花と名無しさん:01/12/06 13:50 ID:QyGvKd+w
>21
 ・・・
「今年はホワイトクリスマスだ。」風の台詞もたまにあるが
なにしろお約束なので雑誌内では結局毎年ホワイトクリスマスだ。
ちっとも「今年は」じゃないじゃん(w

25 :19:01/12/06 13:56 ID:ecso/W2d
そうそう!それで モノローグラストは
「メリークリスマス!」で〆る

現実は電車が止まる心配して駅に向かうべきだよね
でもそれでお泊りの口実が出来てラブホに行くのも最近のお約束?

26 :花と名無しさん:01/12/06 14:27 ID:0PB1/c7u
クリスマスじゃなくても、天候の都合で移動手段をたたれ、
何故か「…取り合えず体を休めなくては」という強迫観念にかられ、
何故かラブホの同じ部屋をとり、なんだか二人はギクシャク!というのは恋人未満のやつらの常套手段であります!

27 :花と名無しさん:01/12/06 14:31 ID:kvsuHfEw
>26
そういうときのラブホは
「お城タイプ・室内鏡張り」の「いかにも!」なヤツで
余計ドギマギしちゃうんだよね。

28 :花と名無しさん:01/12/06 14:40 ID:f40s8e0/
出遅れましたが、1さんスレ立てありがとうございます。
サイト製作者さん、無理なさらないで下さいね。負担が大きいようだったら「これ
以上は無理」とおっしゃって下さい。他にやってみようかという方が現れるかもし
れませんし。(某スレロムラーな私)
ちぇりーさん、色々ありましたが恋トラの続き楽しみにしてますので頑張って下さ
い。・・書く気失せたりしてないですよね?ちょっと心配。

29 :ストロベリー仮面 ◆UQfdPtTM :01/12/06 17:59 ID:H4G/l65h
1さん新スレ立てお疲れさまです。
のれん分けってことで元もこちらもマタ〜リといきましょう。

んで、ここでは一行ネタの時、元スレのローカルルールみたく
■や◆とか付けないのかな?

■お約束 >26

ギクシャクしてヒロインがコけた拍子に相手も巻き込み、
二人はもつれ合ったままベッドへ転ぶ→
イヤンな体勢のまま目が合ってドギマギ→
ヒロインがあわてて体を起こした拍子に
うっかり変なボタンを押しちゃって
ベッドが回りだす&派手な照明や音楽が鳴り出して
よけいドギマギ…もお約束?(笑

↑例えばこんな感じで。見やすくて良いな〜と思ってたので
できればこのルールも流れてきてくれると嬉すぃ〜。

…ところでSSって何の略?妖精さん教えて…(ボソーリ

30 :妖精さん:01/12/06 18:14 ID:oSaM6Kec
SS=ショートストーリー…(ボソーリ

と信じて来たがこれで間違えてたらどーしよ(w

31 :花と名無しさん:01/12/06 18:14 ID:ZHeb3ONF
>29
ショート・ストーリー?

32 :妖精さん:01/12/06 18:19 ID:boDk0ScT
わ☆
ケコーンしましょう>31(w

33 :花と名無しさん:01/12/06 18:21 ID:a323NSNp
>30-31
スッゲー!!同時カキコでかぶってる!!
ここで「ケコーンだ!」って言うのもお約束?

34 :花と名無しさん:01/12/06 18:49 ID:m/s+TTMU
いちご先生〜、番外編か新作書いてくださーい。

35 :19:01/12/06 18:59 ID:d1lL6afT
>29
あっごめんなさい私ですよね!どうしようか迷ったんですけど
■OR◆使用賛成です 次回からそうします。

36 :花と名無しさん:01/12/06 19:25 ID:QyGvKd+w
■ヒロインの彼氏になるだろう少年(もしくは彼氏のライバル)が
 帰国子女のときは、初登場のときに手の甲にキスをする。
 そして黄色い声をあげるまわりの女子。

現実では、まずありえないだろうとわかってても読んでるこっちまで
キャー(はあと)となってしまう(w

作家様方、どうでしょう…?

37 :花と名無しさん:01/12/06 19:29 ID:J1fcELuk
>30-31 ケコーンおめでとー(笑

■秘密にしていた事を「ちゃんと話そう!」と決意した途端に
 他人の口から相手にバレる。そして泥沼。

お約束だと分かっちゃいるけどイラつくんだよ、これ(笑

38 :花と名無しさん:01/12/06 20:03 ID:CRwlv3go
元スレで「ユウヤタイプとシンヤタイプだと、ヒロインは
シンヤタイプとくっつく」ってのがあったけど、タイプの
違う男が2人出て来たら、ヒロインがどっちとくっつくか
ってのはたいてい見れば分かるよね?(だいたい精神年齢
低い方。そして黒髪が多い気が)
ああいう法則が成り立つって事は、そういうタイプの方が
女の子に人気あるんでしょうか?

ちなみにその点で意表をつかれたのは、吉住センセーのな
んとかカルテットとかいう話。ありゃ意外だったわ…。

39 :来栖れもん ◆PST/gGoM :01/12/06 20:44 ID:Z4mLJTb0
皆様、ご無沙汰しております。
そして1様、新スレどうもありがとうございます。
実は、あつかましいお願いなのですが
19-25様のレスを見ていたら、一本話を思いつきまして
それを書き込ませて頂いてもよろしいでしょうか?
『瞳〜』の番外編で、アキラ&真由の前後編です。
今まとめてますので、上がり次第アプ出来そうです。
これで最後の発表にしますので、よろしくお願い致します。

40 :19:01/12/06 20:52 ID:9aBB6mu+
■>33
それを「ハッピーアイスクリーム!」って言うのはお約束…じゃなくて もう伝説?
タイトル思い出して年月の経過にビクーリ!

あ!まってました〜れもん先生!
ちょっと確信犯だったので出てきてくれるのも お・約・束! えへっ

41 :花と名無しさん:01/12/06 21:24 ID:uu8PDaYE
■れもん先生の作品が読めるのは、
ふる〜つ・ぱふぇだけ!!
番外編も楽しみにしています。
いちご先生、ちぇりー先生、みかん先生。
ご都合が宜しい時に作品を描いて(書いて)くださいね。
みんなで待っています。

42 :花と名無しさん:01/12/06 21:40 ID:LSoKQNBx
12月になったのでクリスマス前(イブにあらず)のお約束・・・
■世間がクリスマスモード突入すると、フリーの主人公はアンニュイな気持ちになる。
・・・主人公に限ったことではない? かもしれませんが。
もひとつ続けて、
■彼女のいない男はサンタ(トナカイ・コスでも可)の格好でバイトをする

43 :花と名無しさん:01/12/06 21:54 ID:bJhv96cF
■>42
バイトはクリスマスケーキ売りの横でプラカード持ち
買いに来た主人公は気付かないんだよね

44 :花と名無しさん:01/12/06 21:59 ID:Cnr8uU0r
>42
これが三枚目の男だとトナカイの着ぐるみの場合もある。

45 :花と名無しさん:01/12/06 23:05 ID:ZJOPhOdi
桜谷ちぇりーです。
昨日、自分の軽率な行動によって他の人に不快な想いをさせてしまったので、
しばらく「お約束スレ」に顔を出さないようにしようと思っていました。
今日、友人に新しいスレが出来たことを聞き驚きましたが、皆さんに話の続きを
書いても良いと言って頂けて嬉しいです。
未熟者ですがよろしくお願いします。

>14
素敵なPNありがとうございます。
作中にチェリーを使いたいと思っています。

早速ですが皆さん、ユウヤとシンヤの幼い頃のエピソードのネタを
提供して頂けないでしょうか?
仲の良いものでも悪いものでもお約束なものをお願いします。

46 :花と名無しさん:01/12/06 23:49 ID:axs9R9UO
■冬の帰り道。
彼女は、かじかんだ手に息を吹きかけている。
すると、男は彼女の手をとりコートのポケットへ。
「この方が暖かいだろ」と照れながら言うのも、お約束?

47 :花と名無しさん:01/12/07 00:40 ID:kkW/5u1a
■>46 パート2 喜多尚江で想像して
彼は自分の手袋を貸してくれる
彼女が「片方だけ?」と不思議そうに聞くと…
彼はニコっと笑顔で「こっちはね、こうするんだよ」と言ってポケットへ!
ちょっと小ワザ 可愛いよね〜

48 :来栖れもん ◆PST/gGoM :01/12/07 02:05 ID:9hihWzZG

こんばんは。
厚かましくも、再び書かせていただきます。(ペコリ)
番外編のリクを下さった皆様、ありがとうございました♪
この番外編は、本編で長すぎのためにボツったネタに、
19-25様のお約束を加えたものです。
(ご提供ありがとうございます♪)
一応、アキラ&真由のその後という事になってます。
が、無理に前後編にしたため、一編がめっちゃ長いです。
ハンパなく長いです。凶悪なくらい長いです。
数えたら、7レス分ありました。(爆
でも、区切るに区切れないのでそのまま載せちゃいます。
(逝けやゴルア!とお思いでしょうが…スイマセン)
それと、突貫工事のため、いいタイトルが
思い浮かびませんでした。(汗
番外編・前編という事にしておきますので(だっせー
いいタイトルがありましたらお願い致します。

ちなみに本編はこちら
http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Tone/1402/
管理人様、いつもありがとうございます♪

49 :『瞳に約束』番外編:01/12/07 02:06 ID:9hihWzZG

《前編》


最近、真由がキレイになったと評判だ。
ヤローどもに言わせると、「キレイなのは前からだけど、
以前の研ぎ澄まされた刀剣のような近寄りがたい鋭さが
無くなって、親しみやすくなった。」ということらしい。
そんなもん俺に言わせりゃ、最初から鋭くなんかないぞ、
って感じなんだが、まあ、ともかく真由の人気は
うなぎ上りで、あいつが剣道部に稽古をつけに行く日は
道場の周りに人垣が出来るほどだ。
確かに、あいつの剣道はキレイだし、強い。
この俺が(ケンカなら和さんにしか負けたことの無い
俺が)あいつとやると3回に1回しか勝てねぇ。
それがまた腹が立つ。
ああ、何でだろう?
最近真由を見てると、イライラというかムカムカというか、
なんか変な気分になる。
特に、あいつを見てヤローどもが騒いでると、
暴れたくなる程むかつく。
どっか変なのかなあ、俺…。

   ☆☆☆

50 : :01/12/07 02:07 ID:9hihWzZG

「おい、アキラ!」
「あん?何、和さん。」
「何じゃないだろう!ちゃんと聞いてるのか?」
「ああ悪ぃ、聞いてなかった。」
「全くぬけぬけと。これ、運動部地区予選の
助っ人日程だ。後で、それぞれの部に行って
打ち合わせしとけよ。」
「へいへい。どれ俺は…、陸上部とテニス部と…って
6つもあるじゃん!マジで!?」
「6つなら少ないだろう。お前、団体競技苦手だからな。
俺は10、徹なんか13だぞ。」
「あ〜あ、なんで助っ人なんてしなきゃいけねぇんだよ。
まったく、自分達で頑張れよなぁ。」
「しょうがないだろう。これもマリア会の仕事の一つ
なんだから。」

「6つくらいで文句を言うな、情けない。
私は10、瞳も12出るんだぞ。」
振り返ると、真由が呆れたような顔で立っていた。
真由は、留学した香織の後任だ。
あ、またなんかムカムカしてきた…。

「はいはい、情けなくって悪うございましたね。
あれ?ところで瞳は?」
「瞳は風邪でダウンだ。
和樹さん、これ私が瞳に届けますから。」
「ああ頼む。今日はちょっと行けそうにないからって
伝えておいてくれ。」
「わかりました。それじゃ、失礼します。」

51 : :01/12/07 02:08 ID:9hihWzZG

へ〜、瞳が風邪ねぇ…、風邪!?風邪といえば…!

「へっへっへ、和さ〜ん♪」
和さんの肩に腕を回して、耳元でささやく。
「和さん、確か先週風邪ひいてたよなぁ。
それで今日は瞳が風邪?なーんか、アヤシイなぁ。
風邪が移るような事でもしたんじゃないの〜?」
和さんは、ムッツリ黙りこんでしまった。
やった!初めて和さんをやり込められるぞ!

「・・・・アキラ。」
「へっ、何?」
「…お前、日曜日に真由ちゃんとディ○ニーランドに
行っただろ。」
「えっ!?」
「聞いたぞ。デートだってな。」
「ウソだ!あいつがそんな事ペラペラしゃべるはずが…
あっ!!」
「ふーん、やっぱり図星か。」
「き、きったねぇ!和さん、カマかけたな!」
「引っかかる方が悪い。へえ、真由ちゃんとねぇ。」
ちっくしょう!ニヤニヤ笑いやがって!
「べ、別にデートとかじゃねぇぞ!ただ、あいつんちに
稽古しに行ったら、上の兄ちゃんがタダ券あるから
行って来いってくれて、それで…。」
あ〜ダメだ!一気に、形勢逆転…。
「なんで、ディズ○ーランド行ったってわかったんだよ。」
「真由ちゃんのバッグに、ミッ○ーのキーホルダーが
付いてたから。」
「ハァ!?それだけ?」
「ああ、それだけ。先週まで付いてなかったろ?」
やっぱ、和さんには一生勝てない…気がする。

52 : :01/12/07 02:09 ID:9hihWzZG

   ☆☆☆

翌日、俺と和さん、真由、ミーコで、瞳の見舞いに
行く事になった。4人で門を出ると、
門の前に、テレビ以外では滅多にお目にかかれない
真っ赤なポルシェが停まっていた。
中から一人の男が降りてきたが、その男のいでたちに
俺たちは言葉を失った。
白のスーツに、サングラス。両手に大きな真紅のバラの
花束を抱えている…。 な、何だコイツ!?

「高遠!?なんでここに?」
「ああ、真由さん。やっとお会いできましたね。
いつ訪ねてもお目にかかれないので、こうして学校まで
出向いてしまいましたよ…。この僕にここまでさせるとは
全く貴方も罪なお人だ…。」

さ、寒いっ!寒すぎるっ!!鳥肌が立ってきた!
俺たちが、あまりの事にボーゼンとしていると、
男はなおも、しゃあしゃあと続ける。

「さあ、真由さん。僕の気持ちです。
どうぞ受け取ってください。」

そう言って花束を差し出す。
よく見ると、後部座席がバラで埋まっていた…。

「そんなもの受け取る理由が無い。
一体、何の用で来たんだ?」
「用ですって?それはもちろん、貴方の花のかんばせを
伺いに参ったのですよ。それと、明日のイブはぜひ僕と
一緒に過ごしていただこうと思って、お誘いに…。」
「…悪いが、今日も明日も忙しいんだ。
それと学校にはもう来ないでくれ。」
「おお、真由さん。そんなにテレなくとも良いのですよ。」
「っ!テレてなんかいない!!みんな、悪いけど
先に帰る。それじゃ!」
そう言うと、逃げるように走り去ってしまった。

「全く、あんなにテレて…。本当に可愛いお人だ。
おっと、こんな人前でお誘いした僕が、
いささか無粋だったかな?フフフ。」
バタン!ブロロロロロロ・・・・

53 : :01/12/07 02:10 ID:9hihWzZG

「い、今のは一体なんなんだ!?」
「今のはね〜、高遠コーポレーションのバカ息子で
高遠 茂っていうの〜。なんか、真由に一目惚れした
とかいって、最近付きまとってんのよね〜。」
「高遠って、あの建築会社の?」
「そ〜、そこの御曹司〜。でも『あいつが跡を継いだら
会社が潰れる』って言われてるくらいのバカ息子で〜、
お金は湯水のように使うわ、女グセは悪いわで、
悪名高いのよ〜。」
「とんでもない奴に見込まれたもんだな、真由ちゃん。」
「そ〜なのよ〜。真由、すっごくイヤがってるのに、
あの通り、バカ遠にはぜんぜん通じなくってね〜。
『僕のビーナスv』って追っかけ回してるのよ〜。
何しろ、『あいつに触られると妊娠する』って言われる程
手の早いヤツだから心配でね〜。」

な、何だよそれ!真由のヤツ、俺にそんな事一言も…。
「心配か?」
和さんが、ニヤニヤしながら聞いてきた。
「じょ、冗談!心配なんかしてねえよ。第一、
あんなヤローにどうにかされるタマじゃねーだろ。」

口ではそう言ったものの、なんだか胸の辺りが
今まで以上にモヤモヤして、気分が悪かった。

   ☆☆☆

54 : :01/12/07 02:11 ID:9hihWzZG

次の日、俺と和さんがマリア会室で仕事をしていると、
ミーコが訪ねてきた。

「ね〜、アキラくん、お願いがあるんだけど〜。」
「何だよ。」
「あのさ〜、今日もバカ遠が来ると思うんだけど、
アイツにバシッと『真由は俺の女だから、手を出すな!』
とか言ってもらえないかな〜。」

ハァ!?あまりに予想外の申し出に、一瞬ボーゼンと
してしまった。真由が…俺の…オンナ!///////

「な、何言ってんだよ!なんで俺がそんな事言わなきゃ
なんねーんだよ!」
「だって〜、その位しないと、アイツ諦めそうもないし〜。
これ以上、あんなヘンなのに付きまとわれたら
真由おかしくなっちゃうよ〜。」
「だからって、なんで俺がその役を!?」
「え〜、だってアキラくんが一番適任じゃな〜い。」
「適任なんかじゃねーよ!俺はただの幼馴染だぜ。」
「でも、真由の事心配でしょ〜?」
「べ、別に心配なんかじゃねえよ!お、俺には
何の関係も無い事だからな!」

バサッ!
後ろで書類の落ちる音がした。
振り返ると、顔を引きつらせた真由が立っていた。

「あ、あの、真由、今のは…」
「そう、そうだよな。私とアキラはただの幼馴染で、
何の関係も無いんだよな…。」
「えっ、いや今のはその…」
「アキラのバカッ!!!」
そう叫ぶと、残った書類を俺の顔に投げつけて
走り去ってしまった。

55 :ラスト:01/12/07 02:13 ID:9hihWzZG

「ちょっと!ほら、追いかけなさいよ〜。」
「なんで俺が!いいんだよ、別に!」
「良くないだろう。お前、今言った事後悔してるだろう?
だったら早く追いかけて、説明するべきだ。
変な意地張って、後で悔やむ事になっても知らないぞ。」

なんだよ!和さんなんて、自分の時の事は棚に上げて
エラソーに!!
「ちっくしょう!わかったよ!行きゃいーんだろ行きゃ。」

   ☆☆☆

「おお、麗しの真由さん。どうなさいました?
そんな哀しそうなお顔をされて…」
「別に…何でもない。」
「それが何でもないというお顔ですか?そうだ、
今日はせっかくのイブ。僕が夢の世界へお連れして、
嫌な事など忘れさせて差し上げましょう!
ささ、参りましょう。」
「(もう、別にどうなったっていいんだ…。
アキラの事なんて忘れてやる!)」

俺が駆けつけたときには、真由はバカ遠の車に
乗った後だった。
「ちょ、ちょっと待てよ!行くな、真由ーーっ!!」

ブロロロロロロロ・・・・
俺の叫び声をかき消すように、エンジン音を立てて
車は走り去ってしまった…。

                 つづく

56 :来栖れもん ◆PST/gGoM :01/12/07 02:24 ID:9hihWzZG

シャレにならんくらい長くてスイマセンでした。
ここまで読んで頂いて、本当にありがとうございます。

一つお願いなのですが、「イブの前日は祝日だから
学校は休みのはず」とか「イブの日は終業式じゃないの?」
などといったツッコミはナシよ(はあと)ということで
お願い致します。(w
後編は、また明晩にでもアプします。それでは。

57 :花と名無しさん:01/12/07 04:31 ID:WJLyl/kt
れもん先生待ってました!アキラ×真由ありがとうございます!!
バカ遠…バカ遠…お約束なカンチガイ寒キャラ…(w
ツボにはまりましたっ(w

58 :桜谷ちぇりー ◆2OxXqOek :01/12/07 04:49 ID:ylewo7WW
桜谷ちぇりーです。
新スレになっているので、「恋のトライアングル」の第一話をもう一度
載せようと思います。
少々書き直しました。

>56
れもんさんのお話は読みやすいですね。
作業も早くて尊敬します!

59 :恋のトライアングル:01/12/07 04:54 ID:ar/VFBWM
「恋のトライアングル」 第一話

放課後、サッカー部の練習場の周りには人垣が出来ている。
特に黄色い声援を受けているのはキャプテンの北村ユウヤである。
彼は、顔良し・頭良し・運動神経良しの三拍子揃っていて、
性格も良く、温和で面倒見が良いため男女問わずの人気なのだ。

「マリコ!今日も北村先輩を見に行かないの?」
「たまには一緒に行こうよ。」
マリコが帰り支度をしていると友人の英子と美依子が袖を引っ張った。
「ごめんね。行きたいけど…タイムサービスが始まっちゃうから」
二人に手を振って走り出した。
(私だって本当は憧れの北村先輩を見ていたいよ。でも…)
マリコは10年前に父親を亡くしていて、今は母と二人暮らし。
家事の一切を引き受けている。もちろん家計は火の車なので、
タイムサービスを逃すことは出来ないのだ。
今日は鯵と里芋がマリコを待っている。
ちょっと切ない17歳の青春だけれど仕方がない。

60 :続き:01/12/07 04:56 ID:ar/VFBWM
商店街への近道のため、裏の塀を越えることにした。
実は、慣れたものなので上るのは簡単。しかし、今日は落下地点に
人がいた。
「キャー!どいて!よけて!」
マリコは見事にその人の上に落ちた。
「いってー。なんなんだ。おまえは」
慌てて起きあがり、何度も頭を下げる。
「ごめんなさい。ちょっと急いでいて、本当に申し訳ありません。」
一生懸命謝ったのが通じたのか相手はそんなに怒っていないようだった。
「別にいいよ。怪我もないし、おまえは大丈夫なのか?」
「はい。大丈夫です。」と顔を上げたとき、マリコは固まった。
目の前にいる人物は、札付きの悪として有名な北村シンヤである。
サッカー部の北村先輩の弟だが、いいうわさを聞いたことがない。
入学式早々、他校生と喧嘩をして半殺しにした話が有名である。
後、女にだらしがなくてよく引っ掻き傷をつけてくるらしい。
シンヤは隠してあったバイクに傷がないか確認していた。
「急ぐんじゃないのか。もう、行けよ。」
マリコはもう一度頭を下げてから、フルスピードで走った。
(驚いた。怖い。どうしよう。後で何か言われないかな。)


商店街、魚一(魚屋です。)
威勢のいい声が飛び交っている。
「へい!らっしゃい。おーマリ、今日は遅かったな。」
イカを片手に魚一の一人息子、タケシが声をかけてきた。
タケシはマリコと同じ高校に通っている。
「あ、うん。ちょっとね。」
あまり話したくなかったので答えずにいると
「なんだよ。マリ、俺とおまえの仲じゃねーか。何でも言ってみろよ。」
とイカを持ったままの状態なのに腕をマリコに回そうとするので、
マリコはスッとかわしながら
「どんな仲よ。あ、おばちゃん、そこの鯵頂戴。家で捌くからそのままで
 お願いね。じゃーね。タケちゃん」
新聞に包まれた鯵を持参した買い物袋に入れ、スキップしながら帰って行った。
こうして今日もタケシはあっさり振られた。(いつものことである。)

61 :続き:01/12/07 04:58 ID:ar/VFBWM
ご飯にみそ汁、里芋の煮物、鯵の塩焼きが食卓に並んだ。
母は幸せそうに食べている。
「うーん、マリちゃんの料理が一番美味しいわね。」
マリコは母のこの一言が一番嬉しいのだ。
返事代わりににっこりと微笑んだ。
すると、母は急に箸を置いて話し始めた。
「あのね。お母さん、今のままでも幸せなんだけど、一緒にならないかって
 言ってくれる人がいるの。その人にも子供がいるんだけど…」
マリコもなんとなくは気が付いていた。最近の母は綺麗になったのだ。
「うん。再婚するんだね。今まで一人で頑張ってきてくれたんだもの。
 私が反対するわけないじゃない。」

「ただし、お母さんを幸せに出来る人なのかをお父さんの代わりに私が
 しっかりチェックするからね。」
こうして、後日食事会が開かれることとなった。

    続く

62 :花と名無しさん:01/12/07 05:13 ID:oWZX7sQu
ちぇりーさん、続きお待ちしてます〜。
幼少期のお約束エピソード…意外と浮かばない…。
●野良犬に追いかけられる弟を駆け付けて助ける兄。
(回想後「僕の背中に隠れてたあの小さかった弟がいつの間にか…」てなモノローグがつく)

63 :花と名無しさん:01/12/07 08:23 ID:u0/GaJx7
>>51
>和さんの肩に腕を回して、耳元でささやく。
イイ!(w

64 :花と名無しさん:01/12/07 08:43 ID:sEr4Hz3t
>63
どうしてそこを…?(笑
だめだ、アキv真由なのに和×アキにしか目がいかん!(笑

65 :花と名無しさん:01/12/07 08:58 ID:u0/GaJx7
れもん先生
後編も楽しみにしています。
続きはどうなるの?アキラ、頑張れ!

66 :花と名無しさん:01/12/07 09:45 ID:YAzqrTHE
瞳の番外編・・・
私の脳内では“バカ遠”=“オダジョー”・・・OLビジュアル系の名残かしら?

こう言う番外編では、男の子目線の話だったりするのもお約束!
無知な私は、「花のかんばせ」を辞書で調べた。勉強にもなるお約束!?

67 :花と名無しさん:01/12/07 10:55 ID:ypG3z4eV
バカ遠ナイス!(笑

68 :花と名無しさん:01/12/07 12:25 ID:6Jixf3A4
age

69 :花と名無しさん:01/12/07 15:37 ID:kNeZoLN1
>凶悪なくらい長いです。
その言葉のセンスが好きです、れもんタン(笑

●幼い頃のお約束ネタっていったら、一方が弾みで相手に
 怪我させてしまう、とか。させた方はずっとその事を
 負い目に思ってる。

70 :桜谷ちぇりー ◆2OxXqOek :01/12/07 15:37 ID:D9nSJZV1
「恋のトライアングル」の第二話です。
一応、お約束は所々に入っていますのでお付き合い下さい。
お願いします。

>62
ありがとうございます。

71 :恋のトライアングル:01/12/07 15:41 ID:D9nSJZV1
「恋のトライアングル」 第二話

レストランにて。
「マリコ、こちらが北村さんと息子さんのユウヤ君とシンヤ君よ」
「ああっ!!」(ガタンと立ち上がる)
バシャッ!テーブルからグラスが落ちた。
マリコは顔を青くした。
目の前には、憧れの君であり満面に笑を湛えた北村先輩と昨日、踏みつぶした
北村シンヤがあさっての方角を見て座っていたのだ。
「まぁ、この子ったらそそっかしくてお恥ずかしいわ。マリコ、どうかしたの?」
母が心配そうに尋ねてくる。
説明しようと焦っていると北村さんが
「ああ、もしかして息子たちのことを知っていたのかな。
 同じ桜ヶ丘高校に通っているのだし。」
と助け船を出してくれたので、コクリと頷いて見せた。
「マリコちゃんは今まで家事一切を引き受けていたんだそうだね。そのせいで部活に入れ なかったと聞いたよ。家には通いの家政婦さんが来てくれているから、これからは家事 を気にしなくてもいいんだよ。」
マリコはとても嬉しかった。
家事が嫌いなわけではないけれど、やっぱり色々なことをしてみたい。
「マリコちゃんはチェリーパイが得意と聞いたから、私に作ってくれないだろうか。実は 好物なんだよ。」
北村さんは落ち着いていてとっても優しい人だった。
(お父さん、この人だったらいいよね。)

72 :続き:01/12/07 15:42 ID:D9nSJZV1
だた問題は息子の方だ。
正直、北村シンヤは怖い。さっきから一言も話をしない。
(この北村シンヤと一緒に暮らすなんて…。コワイよー)
と顔に縦線のマリコ。
そこへ爽やか笑顔のユウヤが
「よろしく、マリコちゃん。妹ができて嬉しいよ」
と握手求めてきた。マリコの胸はドキドキバクバク破裂寸前。
「は、はい。よろしくお願いします。北村先輩!」
クスクス笑いながらがっちりと握手する。
「ユウヤでいいよ。マリコちゃん。」
「はい。ユ…ユウヤさん。」
(北村シンヤはコワイけど北村先輩っといけない、ユウヤさんと一緒に
 暮らせるんだもん。 頑張ろう、あたし!)

食事後、お手洗いから出てきたマリコをシンヤが呼び止めた。
「おい!おまえ昨日、空から降ってきた女だよな。」
マリコは慌てた。そんなことをユウヤさんや新しいお義父さんに言われたら
イメージダウンだ。(しかし、先ほどすでに失態を演じている。)
「あ、あのそのことは…」
シンヤは人差し指を立てて「しぃっ!」と言った。
「黙っててやるから俺のバイクのことも人には言うなよ。特に兄貴にだ。
 わかったな?」
シンヤは真剣な表情だった。
「ええ、わかったわ。でも、なんで特にユウヤさんに言ってはいけないの?」
と尋ねたが、鋭い眼光で睨まれた。触らぬ神にたたりなし。
このことには触れないでいることが自分にとって安全だと思われた。

73 :続き:01/12/07 15:45 ID:D9nSJZV1

「ところで…おまえ、高二にもなって豚柄の下着はないんじゃないか。」
シンヤが突然言い出した。
マリコ思考停止。
…………
昨日飛び降りたとき、スカートの中は丸見えだ。
「失礼ね!あれはサクランボの柄よ!豚柄なわけないでしょ!」


二人のやりとりを遠目で見ていた3人は
「父さん、お義母さん、二人共もう仲良くなったね。」
「ああ、シンヤはユウヤ以外に心を開かないから心配していたが…」
「大丈夫そうね。」
とほのぼのしていた。

74 :桜谷ちぇりー ◆2OxXqOek :01/12/07 15:53 ID:w4jzhPVT
あ、すみません。二話の最後に「続く」を入れ忘れてしまいました。

それにしても、シンヤがしゃべりまくる。
どこへいった無口で無愛想設定…
一応フォローしておくとシンヤはマリコの下着をほとんど見てません。
どうでもいいですか?

75 :ユウヤ命名者:01/12/07 15:57 ID:kNeZoLN1
続き待ってましたー。
自分が考えたとこ使ってもらえて嬉しいよ♪
ケンカ?してるの見て「もう仲良くなって」ってのもお約束だね(笑)

76 :花と名無しさん:01/12/07 16:20 ID:CvYV2sgm
>どこへいった無口で無愛想設定…
いいですいいです。
無口で無愛想なはずなのに、マリコに対してはそうじゃないってのは立派なお約束〜
しかしチェリーパイ(w

■子供時代のお約束エピソード
大人に内緒で冒険に出かける(行ってはいけないと言われてる山、知らない街など)
そして必ず道に迷う。

77 :花と名無しさん:01/12/07 17:42 ID:A2i94xxh
シンヤ甘い〜。
主人公だけに甘いというのはけっこうくすぐるものがあります
ちぇりー先生、続き待ってます。
マリコの生徒手帳or定期入れのなかにはスマイル・ユウヤの写真入ですか?

78 :桜谷ちぇりー ◆2OxXqOek :01/12/07 17:59 ID:pJlo+vbf
>77
>マリコの生徒手帳or定期入れのなかにはスマイル・ユウヤの写真入ですか?
それってナイスお約束ですよね!
しまった〜そのエピソードは一話に入れるべきものですよね。
今更入れられないのが残念です。

79 :花と名無しさん:01/12/07 18:12 ID:OlbDDQVf
>78
いや、今からでもOKでは?
生徒手帳or定期入れの中のスマイル・ユウヤの写真を
偶然シンヤに見られてしまって…
なんてゆーのもお約束?

80 :花と名無しさん:01/12/07 19:08 ID:WJLyl/kt
>79
イイね。
表面上は興味無いって態度とるけど、内心なんだか面白くないシンヤとか。

81 :桜谷ちぇりー ◆2OxXqOek :01/12/07 19:13 ID:D9nSJZV1
>77
>79
早速、書き直してみました。
元の話よりもずっと良くなったような気がします。
第六話に使用しました。
もう少し待っていて下さいね。
第8話にも使用予定です。
面白いネタをありがとうございした。

82 :77:01/12/07 19:39 ID:g4fx9woP
>ちぇりー先生
ありがとうございます
って、このネタは「お約束スレ1」(確か、早い時期に上がっていたやうな)に
あったものを拝借してきたんですけど(w

前から思っていたんですけど、いちご先生から始まったお約束SSは、
みなさま、あらかじめ下書きをされているんですよね。
いきなり打ち込みじゃなくて。

83 :花と名無しさん:01/12/07 20:05 ID:0H3j/KT3
れもん先生、瞳に〜の番外編タイトルは
続編・番外編タイトルは元のタイトルをアレンジしてるのも
かなりお約束だと思うんだけれど・・・・。(あさぎり夕イメージという初期設定をふまえてみても)
ということで「真由に(月マーク入りで)約束」…ヴァカ者、ヒロイン名だけ入替えたって…

「2人で約束」
「ヒ・ミ・ツの約束」(なにが秘密か?後編を読めばわかる、と)
……だめだ。ごめんなさい、先生。
もう逝ってきます………。

84 :花と名無しさん:01/12/07 20:26
>>73
>シンヤはユウヤ以外に心を開かない。
イイ!(w

85 :花と名無しさん:01/12/07 21:33
眼鏡やサングラスのお約束
■恋愛物では
女の子が眼鏡を取ると美少女になる。
■スポーツ物ならサングラスをかけたコーチは
選手時代の試合で怪我をして、現役を引退。今に至る。
■超能力物なら
主人公の力を制御する為にかけている。

86 :来栖れもん ◆PST/gGoM :01/12/07 22:30

いつもご愛読ありがとうございます♪
>83様
逝かないでー!(ガシッ)そのタイトル、戴きます!
という訳で、タイトルは「ふたりで約束」に致します。
と、それに伴い、ラストの方を一部手直し致しますので
作品のアプは明日にさせて下さい。スイマセン…

バカ遠、上々の評判でなによりです(w。
ヤツは本編に出す予定でしたが、収拾がつかなく
なりそうだったのでボツにしたキャラでした。
こうして日の目が見れて本当に良かった…(w
>82様
私の場合、Wordに打ち込んだものをコピペしてます。
本編の時は一応ネタ帳のような物もあったのですが、
今回は、思いつくまま一気打ちしたものを後から
切り貼りして、強引に半分にぶった切って前後編に
仕立て上げました。
>ちぇりー先生
身に余る程のお褒めの言葉、ありがとうございます。
私、もう今からユウヤにドッキンドッキンですv
「主人公に振られたイイ男」スレにレスりたい
くらいです(w。
続き楽しみにしておりますので、頑張って下さい!

87 :花と名無しさん:01/12/07 23:18
>>86
れもん先生、明日の後編を楽しみに待っています。

88 :花と名無しさん:01/12/07 23:44
兄弟が幼い頃のエピソード
■シンヤが敷布団に世界地図を描いた(w)朝、ユウヤに泣き付く。
ユウヤは黙って
シーツを洗い、敷布団を干す。
それ以来、シンヤはユウヤに頭が上がらない。
というのは如何でしょう?

89 :桜谷ちぇりー ◆2OxXqOek :01/12/07 23:46
本日、多々顔を出している桜谷ちぇりーです。
今更ながら人物設定は「これって偶然だと思う?少女漫画のお約束2」の
>313,314を利用させて頂いております。
大きな変更は
水野マリコ…女は料理よ!17歳。結構パワフル
北村ユウヤ…笑顔が武器の学園アイドル。(この人が一番設定のままかもしれない)
北村シンヤ…○○○と×××以外に無関心な17歳。
となっています。

>82
私は一太郎を使用しています。
皆さんのネタを使う順から張り付けていきます。
全体の流れは大学ノートに書いてあります。

>れもんさん
まだ、誰も振られてませんよ(w。
あ、タケシが軽く振られてるわ。
最後に笑うのは誰か?予想してみて下さいね!!
      

90 :花と名無しさん:01/12/08 00:31
下がりすぎage

91 :花と名無しさん:01/12/08 00:39
ちぇりー先生、
いつも楽しみにしています。

■誤解されがちなシンヤの唯一の理解者ユウヤ。
■シンヤに彼女
(シンヤを分かってくれる人)が出来た時に
「これからはシンヤの事を頼むよ」「シンヤ、兄離れしろよ」
などと言うのは
如何でしょう?

使えないエピソードでしたら済みません。

92 :花と名無しさん:01/12/08 01:00
散歩のお約束
■主人公、犬と散歩するときに必要なスコップやビニール袋を持ち歩いていない。

93 :花と名無しさん:01/12/08 02:45
>>53
女グセが悪く、手が早いバカ遠。
真由は何処へ連れて行かれるのか?アキラ、頑張って
探さなきゃ!
後編はどうなる?

94 :渋谷みかん ◆S5HjySUY :01/12/08 07:40
スポ根です。
一応、途中までできたので書き込みます。
土曜日なのに早起きして書き上げてしまった(w

95 :渋谷みかん ◆S5HjySUY :01/12/08 07:42
「ルールブック」 Page1

七瀬ひかりは今日から青葉学園高等部の一年生。
幼馴染で1つ上の葛西恭介が住んでいる隣の家のドアを開けた。
ジリリリリ!
2階から目覚ましの音が聞こえてくる。
ひかり「もう!迎えに来るって言ってたのに!」
2階を駆け上がり、恭介の部屋に入った。
ひかり「こらーっ!恭介!起きろ!」
恭介「うーん…おなかいっぱい…ムニャムニャ…」
ひかり「いつまで寝てるのよっ!」
掛け布団をはぎとった。
バサッ
ひかり「きゃー!」
バチーン!

キコキコ…
自転車で2人乗りをして学校に向かった。
ひかり「食パンなんかくわえてないで、もっと飛ばしてよ!入学早々遅刻なんてやだからね!」
恭介「さっき、ぶっ叩かれたダメージが残ってるんだよ。それと、重量オーバー」
ひかり「もう一度叩かれたいの?トランクス一枚で寝てるなんて、風邪でもひいたらアメリカに行ってるおじさんたちに合わせる顔が無いわ…」
恭介「…おせっかい女…」
ひかり「なんか言った?」
学校に近くなり、生徒たちがちらちらと2人を見る。
「おはよう。葛西君。」
恭介「おはよう。マネージャー。」
見るとロングヘアの美人がいた。
ひかり「今の人すごい美人、髪の毛ふわふわで色素うすー」
恭介「お前の馬の尻尾とは偉い違いだな。」
ぎゅうっ
首を絞めた。
恭介「わーっ!バカ!危なっ、避けろ!」
どーん
「イテテ☆」
2人の乗っていた自転車がひかりと同じ中学出身の同級生、久我山守にぶつかった。
恭介「おーマモ。おはよ」
ひかり「ばかっ!ゴメンね、マモル。大丈夫?」
守「平気ッス、葛西先輩。今日から一緒の学校に通えて光栄ッス!」
ひかり「久我山もバレー部入るんでしょ?放課後一緒に見学に行こ!」
葛西「あ?女子のバレー部って確か…」
ひかり「あっ遅刻遅刻!恭介っサンキューね!」
恭介「…おーい…」

96 :渋谷みかん ◆S5HjySUY :01/12/08 07:44
守「お前、葛西先輩に失礼な口を聞くな!」
ひかり「うるさいなー。1−F…ここね。おはよー!」
ガラッ
シーン…
なんだかよそよそしい。
コソコソと話し声「あの子よ、葛西先輩と…」「また男連れ…」
ひかり「…何だろ?ま、いーや。」
席に着くと後ろから肩を叩かれた。
「朝から見せ付けてくれちゃったわねぇー。中等部からの葛西先輩ファンが睨んでる。敵が多くなるよ。」
背の低いおかっぱの子が声をかけた。
「私、町田明子、アコって呼んで。あとで校舎内を案内してあげる。」
ひかり「ありがとう。私バレー部に入るつもりだから、体育館に連れて行って欲しいなー」
明子「え?女子のバレー部は無いわよぉ。」
ひかり「えぇーっ!」

放課後の体育館
明子「男子のバレー部は強いけど、女子は前から無いのよねぇ。」
ひかり「ホントだ…。」
守「ざーんねんでした。えーと、男バレは‥」
「入部希望の方?」
朝の美人が手にバインダーを持って話しかけてきた。
守「ハ、ハイッ!お、俺、くっくっ久我山守ッス!」
「私はマネージャーの小石川優美です。ここにクラスと名前を書いてね。そちらの2人は、マネージャー希望かしら?」
ひかり「い、いえ…あの、てっきり、女子のバレー部があると思って…私、バレーがしたいんです。」
優美さん「あら、困ったわね。部活動じゃないと体育館も使えないことになっているの」
ひかり「あっ!じゃあ、新しく女子バレー部を作ります!それなら平気なんですよね?」
明子「ひかりぃー、顧問の先生がいないと、部を作るのに許可がもらえないんだよぉ。」
ひかり「あ、そうなんだ。」
優美さん「…顧問の先生だったら、生物の宮本先生を誘ってみたら?ウチの副顧問なんだけど、ほとんど活動に参加していないの。いつもD棟にある温室にいるわ。」
ひかりはパチンと指を鳴らした。
ひかり「やった!これで決まりね!ありがと、先輩!アコ、行こう!」
明子「ちょっとぉ待ってよぉ、ひかりぃー」

97 :渋谷みかん ◆S5HjySUY :01/12/08 07:45
D棟温室前
ひかり「へぇー、こんなところあるんだー。そのナントカ先生はいるかな?」
しゃがんで入口から中をのぞく
明子「見えるぅ?ひかりぃ。」
ひかり「ちょっと、アコ!押さないでよ!」
「君たち、何やってるの?」
ひかり・明子「きゃー」
背後からの声に驚いて、入口のドアから中に傾れこんだ。
ひかり「いったぁー」
見ると、肩まで伸びたぼさぼさ頭に無精ひげに怪しい眼鏡、土のついただらしない服といういでたちの背の高い男の人が立っていた。
ひかり「あ、あなた、勝手にウチの高校の敷地内に入って…誰ですか?!部外者は出てってください!」
明子「ひかりぃ、…この人が、宮本先生。」
ひかり「そう!宮本先生!ただちにここから…へ?先生?」

2人は温室の中でハーブティを淹れてもらい、事情を説明した。
宮本「ハハハ…、そういうことか。でも、そんなに教師らしくないかな?」
ひかり「スミマセン…、で、あのー…」
宮本「うーん…、僕は放課後ここで植物の世話をしているから、顧問なんて無理だと思うな。」
ひかり「いいんです!先生は名前だけ顧問でいてくだされば、あとは私たちでやりますから!ね?アコ。」
明子「私たちってことはぁ…私も…?」
宮本「それに…」
ひかり「それに?」
宮本「部員って他にいるのかい?」
ひかり「あ…」
宮本「部員が集まったら話を聞くよ。さ、今日のところは帰った帰った。」
温室からつまみだされた。
明子「やっぱり無理だよぅ。バレー部を作るなんてぇ。」
ひかり「何言ってんの!あと4人集まればバレーはできるんだから!さ、まずは部員集め。ポスターでも作るか!頑張るぞ!」
エイエイオー!と、ひかりは校舎内に向かった。
明子「あと4人って…?あーん、ひかりぃ、待ってよぉ!」
                                  【つづく】

98 :渋谷みかん ◆S5HjySUY :01/12/08 07:49
自分で書いてて何だけど、ひかりがムカつきます。
最初、宮本先生には「小次郎」というワイルドな名前をつけたんですけど、
なぜ、こんな弱っちくなってしまったんでしょう??
名前変えなきゃ・・・。
しかも、この後の展開ほとんど考えてないです・・・。
新入部員募集(w

99 :花と名無しさん:01/12/08 08:22
みかん先生
新連載スタート
おめでとうございます!
頑張ってくださいね!

100 :花と名無しさん:01/12/08 08:44
>>95
>寝言で「おなか
いっぱい」
お約束ですね。イイ!

101 :花と名無しさん:01/12/08 09:12
スポーツ物のお約束
■主人公が気がつかない才能を
コーチは見出してくれる。

■コーチが主人公に厳しい課題を与えて、周りは心配する。
「これを乗り越えられないようでは、○○もそこまでの器だという事だ」と呟くコーチ。
主人公は見事に課題をクリア。
「俺が見込んだ奴だ。やり遂げると思ってたぞ。」とのセリフで締めくくる。

102 :花と名無しさん:01/12/08 10:05
兄弟物のお約束

■兄が権力を持っている場合。
弟のおやつを分捕る。
テレビ番組は兄が観たいのが優先。
兄の服のお下がりを弟が着る。
弟は兄のパシリ。


■兄は、自分は長男で「おにいちゃん」だからと
幼い頃から気を遣ってきた場合。
弟の我儘に振り回される。
自分まで大人を困らせてはいけないと我儘を言わない。
身の回りの事を自分でして、弟の面倒まで見る。

周りの「さすが、おにいちゃんねー」「手がかからなくて助かるわ」の声に、兄は益々
精一杯頑張る。

103 :花と名無しさん:01/12/08 10:21
■兄弟の幼い頃のエピソード

亡き母の思い出を共有してる

ユウヤがハンバーグを作って兄弟二人で「いただきます」の時
シンヤが冷蔵庫からチーズを持ってきて「コレ忘れてるよ」と言う
母親はいつもチーズ好きのユウヤの為に乗せていた

料理上手のマリコに繋げてくださ〜い えへへ

104 :花と名無しさん:01/12/08 10:27
ハンバーグ、(・∀・)イイ!
マリコの作ったハンバーグが母親の味とソックリで、
北村兄弟ノックアウト! な展開だとなお良し!(w

105 :花と名無しさん:01/12/08 10:43
>>95
>髪の毛ふわふわで色素うすー
美人マネージャーイイ!

106 :花と名無しさん:01/12/08 11:05
一旦age

107 :花と名無しさん:01/12/08 11:22
兄弟のエピソード■シンヤに彼女が出来て良かったなと祝福した後、
ユウヤ一人の場面。
一抹の寂しさを感じるユウヤ。
幼い頃の回想シーン。
シンヤがいたから幼い頃に頑張れたんだと気が付き、
「自分の方こそ、弟離れしなきゃな」と苦笑い。

108 :103:01/12/08 11:35
■>107
そうそう!
前スレでこういうタイプ違いでなぜシンヤタイプとくっつくかってあったけど
芯が強くて優しいのを主人公は見抜けるからなんだよねー
彼の本当の姿を私は知ってるの!ってのもお約束でしょ?

109 :花と名無しさん:01/12/08 12:04
「俺たちの恋愛小説は、どんな結末を迎えるんだろう?」
ドラマの予告だけどワロタ。(不倫ドラマのくせに)
セリフだけなら
お約束として使えるかも?

110 :花と名無しさん:01/12/08 12:23
お約束
■男性恐怖症の主人公だが、たった一人だけ安心できる男の子が現れて後の彼氏となる。

111 :花と名無しさん:01/12/08 14:39
バレー部のお約束?
■背は低いがジャンプ力が強く、滞空時間も長いキャラ。
■ブロックの要は背が高いキャラ。
■サーブがネットぎりぎり越えて入るキャラ。

■トスをあげる人とアタッカーは、
アイコンタクトする。
■又は、目を合わせないでトス&アタック。
相手チームが予測出来ない動きをする。

112 :花と名無しさん:01/12/08 15:54
■兄弟ゲンカのお約束?

弟の捨てゼリフ
「いつまでも兄貴ヅラすんな!」

113 :花と名無しさん:01/12/08 16:19
>98
新入部員候補
●楚々とした美少女だが試合になると人が変わるタイプ。
●ヒロインとエースの座を争う意地悪キャラ。のちにヒロインを認める。

試合のお約束
■相手チームに怪我をした選手がいる。そこを集中攻撃しようとする
 仲間をヒロインが「正々堂々としようよ!」と止める。

114 :花と名無しさん:01/12/08 17:08
ちょっと流れが異なるんですけど、
映画のお約束
■監督は気難しい。
■単館映画は撮らない。
■ストーリーにの流れに沿って撮影をしていく(キタノ監督がそうらしいです。関係ないって)。
■大物女優はヒスを起こす。

115 :来栖れもん ◆PST/gGoM :01/12/08 17:16

いつもご愛読ありがとうございます♪

『ふたりで約束〜瞳に約束番外編〜』 (83様、タイトル
ありがとうございました!)の後編でございます。
ちなみに、前編同様、後編も長いです。
「番外編は前後編v」というお約束的響きに憧れて
半分にしか割らなかった事を、今激しく後悔しております。
ともかく、最後までお付き合いいただければ幸いです。
ネタ提供の19-25様、どうもありがとうございました。

本編はこちら
http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Tone/1402/
管理人様、いつも本当にありがとうございます♪

前編  >>49-55

116 :『ふたりで約束〜瞳に約束番外編〜』 :01/12/08 17:18

《後編》


俺はしばらく、去っていく車をポカンと眺めていた。
真由のヤツ、よりにもよってあんなバカヤローに
ついてくなんて!ちくしょう!どうすれば…!?

ブウォン ブウォン ボボボボボボ・・・・
突然、バイクの音がしたかと思うと、
和さんがバイクに乗って現れた。

「アキラ!早くこれで追いかけるんだ!」
「これでって、和さん、これどこから?」
「細かい事はいいから急げ!」
「けど、追いかけようにも、どこに行ったかなんて
見当もつかねぇし…」
「アキラくん、ハイ、これど〜ぞ。」
横からミーコが、一枚の紙切れを差し出した。

「これは?」
「バカ遠が、女を落とす時によく使う『キメスポット』の
リストよ〜。今日は特別気合も入ってるだろうし、
絶対ここのどれかに行くと思うわ〜。」
「…サンキュー。俺、行ってくるぜ!」
ブウォン ブウォン ボボボボ・・・・

「やっと行ったわね〜。ホント、誰かさんたちといい、
みんな手がかかるんだから〜。ところで会長、
あのバイクど〜したの?」
「いや、職員駐車場からちょっと拝借したんだけど…。
ミーコちゃんこそ、あんなリストどこで?」
「あら〜、あんなモノちょっと調べればいくらでも〜♪
うふふふふふふ…。」ニヤリ
「…俺、絶対、君だけは敵に回したくないな…。」

117 : :01/12/08 17:19

   ☆☆☆

車は、とある人気の無い埠頭に停まった。
そこには、場に不似合いな程ハデハデしく飾られた、
大きなクリスマスツリーがあった。
ツリーの中心には電光掲示板があり、
「マユLOVE」の文字が怪しく光っていた。

「どうです真由さん、見事なものでしょう!
あのイルミネーション、真由さんの為に、僕が特別に
飾らせたものなんですよ。さあこの後は、
僕が経営するレストランで、あのイルミネーションを
見ながらディナーと参りましょう。」
「高遠…、悪いが、私やっぱり帰る…。」
「突然何を言い出すんです?」
「思わず付いて来てしまったけど、私、お前とは
付き合えない…すまないが…」

クラッ。
「(あれ?体がおかしい…。
全身から力が抜けていく…それに、眠い…!?)」
「た、高遠、お前、まさかさっきのコーヒーに…?」
「フフッ、貴方がいつまでも僕のお願いを聞いて
下さらないのが悪いんですよ…。
こんな手荒な真似はしたくなかったのですが…。」
シートが倒され、高遠が真由の上に覆い被さってきた。

「な、何をする!?離せっ!!」
「フフ、僕の可愛い小鳥さん…、そんなに震えなくとも
良いのですよ。大丈夫、大人しくしていれば、優しく
しますから…。きっと貴方も、僕の虜になる事でしょう。」
「やっ、やめろ!この変態っ!!」
「おお、怯えおののく貴方の、なんと美しい事か…!
ああ真由さん、貴方のその潤んだ瞳に乾杯…」
「いやっ、いやだ!アキラッ、アキラーーーー!!!」

118 : :01/12/08 17:20

   ☆☆☆

俺はドアを開くと、ありったけの力で
バカ遠を車外に放り投げた。

「真由!大丈夫かっ!!」
「ア、アキラ!!」
「良かった…、間に合ったか…。」
真由を抱き上げると、なんだか様子がおかしい。
まさか…?

「お前、真由に何か飲ませたな!」
怒りで体が震えた。
「な、何なんだ貴様は!いきなり何をする!」
飛ばされた時に打ったのか、腰をさすりながら
バカ遠が詰め寄ってきた。
俺は、側に落ちていた鉄パイプを拾い上げ、
グニャリと折り曲げると、バカ遠に投げつけた。

「真由は俺の女だ!人の女に手ぇ出しやがって、
本当なら車ごと海に沈めてやりたいところだが、
今日だけは見逃してやる!だが、もしまた真由に
近づくような事があれば、その鉄パイプと同じにように
してやるからな!」
バカ遠は震え上がると、半分腰を抜かしたようなカッコで
慌てて車に乗り込み、逃げていった。

119 : :01/12/08 17:21

「大丈夫か?」
真由の体は、薬のせいか、それともショックのせいか
小刻みに震えていた。

「ああ、何とか…。でも、どうしてここが?」
「そんな事はどーでもいいんだよ!あんなヤツに
ノコノコ付いて行きやがって、俺が来なかったらどうする
気だったんだよ!このバカ女!」
「バ、バカ女!?なんだよ、なんでアキラにそんな事
言われなきゃならないんだよ!私とお前は、ただの
幼馴染なんだろう?何の関係もないんだろう?
私がどうなろうと、私の勝手じゃないか!」
「それは違うんだって!いいから、俺の話聞けよ!」
「嫌だ!何も聞きたくない!もう、放っておいてくれ!
私に構うな!」
「ちょっ、落ち着けってば!」
「嫌だ!離せ!もうアキラの顔なんか見たくない!
アキラなんか嫌いっ!だいっき・・・!!!!?」

俺は強引に真由の口をキスでふさいだ。
そのまま、折れんばかりに強く抱きしめる。

120 : :01/12/08 17:22

「関係無いとか…、ただの幼馴染だとか…、
そんな風になんか思っちゃいない。俺は…
お前が好きなんだよ…。」
「アキラ…。」
「子供の頃に約束したろ?お前がキレイになったら
お嫁にもらうって。お前、すっげぇキレイになったじゃん。
だから…約束通り、俺のお嫁さんになれよ。」
「アキラ、あの約束覚えて…!?」
「お前が『イヤだ』って言っても聞かねーぞ、
指きりげんまんしたんだからな。」
真由が、俺の首にしがみつく。

「アキラ!好き!好き、大好き!子供の頃から
ずっとアキラだけが好きだったんだ!」
「真由…。」
その時、はらはらと雪が降り始めた。
「あ・・・雪…。」
「ホワイトクリスマスか。ムード満点だな。」
お互い顔を見合わせて、クスッと笑う。
ああ、やっぱ真由ってキレイだよなあ…。
思わず力いっぱい抱きしめてしまった。
「寒くないか?」
「ああ、大丈夫。アキラが側にいてくれるから…
あったかい・・・・。」

121 : :01/12/08 17:22

  ※※※※※※※※※※

「えー!そんな面白い事があったの!?
見たかったなあ、その時のアキラの顔…。」
瞳は、心底ガッカリしたように言う。
「今頃は、どこかでラブラブなんだろうなあ。」
「お前な、そんな悪趣味な事言ってないで
とっとと寝て風邪治せよ。」
見舞いにきた和樹が、ため息混じりにつぶやく。

「いーなぁ、真由は。最高にロマンティックなクリスマス
じゃない。それに比べて私は…」
「なんだお前、俺が側にいるだけじゃ不満なのか?」
「ふ、不満じゃないけど、せっかくのクリスマスだもん、
どこかデートに行きたかったなぁって。」
「そんなもの、治ったらいくらでも連れてってやるよ。」
「そうじゃなくて、クリスマスだからいいんじゃない!
まったくもう、わかってないんだから!」
「はいはい。それじゃ、少しはクリスマスらしい事でも
しましょうかね。ほら、手出せよ。」
「?」

言われるままに、おずおずと手を差し出す。
和樹はポケットから小さな包みを取り出すと、
それを開き始めた。
中から出てきたのは、ハート型のダイヤをあしらった
指輪だった。
和樹は無言のまま、指輪を瞳の指にはめた。

「はい、クリスマスプレゼント。これで少しは
クリスマスらしくなったろう?」
瞳は感激のあまり声も出せない。
「嬉しいか?」
「う、うん!すごく、すっごく嬉しい!!
どうもありがとう!」
「どういたしまして、って、こら泣くなよ。」
「だって…嬉しくって…。」

和樹はフッと微笑むと、瞳に顔を近づけた。
慌てた瞳が、手で和樹の口を抑える。
「だ、だめだってば!風邪移しちゃうよ!」
「いいんだよ。元はといえば、俺が移した
風邪なんだから…、あれ?雪か?」

窓の外では雪が深深と降り始めていた。
「うわぁ、ホワイトクリスマスだね♪」
子供のように顔を上気させる瞳の頬に、
和樹がそっと口づける。
「メリークリスマス、瞳。」
「…メリークリスマス…和樹…」


         〜Happy End〜

122 :花と名無しさん:01/12/08 17:39
いや〜クリスマスだね〜イイね〜。
れもんさんありがとう〜♪

123 :桜谷ちぇりー ◆2OxXqOek :01/12/08 17:50
子供の頃のエピソードを考えて下さった方々、本当にありがとうございました!
少し変更してしまうかもしれませんが出来るだけ話に入れようと思っています。

>れもんさん
番外編、お疲れさまでした。
お約束いっぱいの素敵な物語で感動です。
真由とアキラの話なのに
最後の瞳と和樹のイチャイチャがツボでした。
エンゲージリングなんでしょうかね。>ハート型のダイヤをあしらった指輪

「恋のトライアングル」第3話は、もう少し後にしますね。
れもんさんのお話の感想できっと盛り上がるだろうし!!

124 :渋谷みかん ◆S5HjySUY :01/12/08 17:50
睡眠薬入りコーヒー!!イイ♪

125 :花と名無しさん:01/12/08 18:21
>>117
電光掲示板に
「マユLOVE」ワロタ

126 :花と名無しさん:01/12/08 18:33
>フフ、僕の可愛い小鳥さん…
>おお、怯えおののく貴方の、なんと美しい事か…!
この鳥肌立ちそうな寒さがたまらん(w
ビババカ遠!

127 :花と名無しさん:01/12/08 18:42
>フフッ
>潤んだ瞳に乾杯
サムイボ立ちまくり
フォーエバー!高遠

128 :花と名無しさん:01/12/08 18:44
>>118
アキラ、間に合って良かった!

129 :花と名無しさん:01/12/08 19:14
>>119
>真由の口をキスでふさぐ
とってもイイ!

130 :花と名無しさん:01/12/08 20:40
まじで感動した!最高!

131 :花と名無しさん:01/12/08 21:42
最近少女漫画ではマニアック路線にはまってたけど、この単純さ、お約束さも心洗われるなぁ。
子供の頃はこういうのばっか読んでたんだもん。

132 :花と名無しさん:01/12/08 21:43
下げ忘れスマソ!

133 :花と名無しさん:01/12/08 21:55
いやーもうイイ!
れもん先生ってば最高だよ〜パソの前で手を叩いて喜んじゃった
本編のレモネードといい自然に設定に組み込まれててすごいよ

>131 ホントお約束だからどんな場面も安心して読めるの おかしいね^^
   懐かしい気持ちになるからなのかな?

ちぇりー先生も楽しみです 頑張ってねっ!

134 :花と名無しさん:01/12/08 22:31
れもん先生、
番外編お疲れ様でした。
とても良かったです。
また作品を書いてくださいね。

135 :花と名無しさん:01/12/08 22:46
『キメスポット』
リストの中には、超一流ホテルのスウィートルームもあるに違いない!

れもん先生、すみません。
なによりも高遠がツボでした(爆)

136 :桜谷ちぇりー ◆2OxXqOek :01/12/08 23:26
では、「恋のトライアングル」第三話です。
今回はお約束が少ないかもしれませんが伏線てことで許して下さい。

137 :恋のトライアングル:01/12/08 23:29

「恋のトライアングル」 第三話

あの食事会から数週間、今日はマリコたちの引っ越しの日。
よく晴れた土曜日の午後だ。
北村家は、今まで住んでいたコーポとは違って広々としたお屋敷だった。
二階の奥からユウヤ・シンヤ・マリコの部屋でその向かいが両親の部屋となった。
マリコは自分の荷物を片付けているとビー玉が一つ転がった。
拾い上げて、陽の光にかざしてみる。
(綺麗だな。なぜだかよく覚えていないけれど、これは大切な気がしてずっと
 持っているのよね。なんだか安心する…。)
コンコン
振り返るとユウヤが笑顔を携えて立っていた。
「そろそろ一息入れない?下(居間)でお茶の時間にしようか。」
「はい。」と立ち上がったとき、ビー玉がまた転がり、それをユウヤが拾った。
「へぇー。懐かしいね。昔はよく持っていたな。」
「特徴のある色だね。」といいながらマリコへ返した。
すると、下からお義父さんの声が聞こえた。
「じゃあ、俺が先に行って準備してるから、シンヤを呼んで来てくれるかな。」
心の中では「げぇ!」と思いながらもにっこりと返事をした。

コンコン
「開いてる。」
キョロキョロと見ながら中に入った。
マリコは今まで男の人の部屋に入ったことがなかったので、
予想していたよりもずっと綺麗な部屋で少し驚いた。
バイク関係の本がびっしり並んでいて、他には机とベッドがあるだけだった。
そしてベッドの下にはエロ本………はなく、なぜかお皿が一枚置いてあった。
(なんで部屋にお皿があるのかな?ま、いいか。)
「あの、北村君。ユウヤさんが下でお茶しようって」
「あー、俺はいい。それはそうと今日からおまえも北村だろうが」
確かに今日からは北村マリコになったのだ。
「じゃあ…シンヤ君。お邪魔しました。」
(まあ、義理とはいえ兄妹になるんだもんね。思ったほど怖くないみたいで良かったかな。)

138 :続き:01/12/08 23:30

やはり挨拶は大切!ということで義父と母とマリコでご近所まわりをすることにした。
一軒一軒に挨拶をすませ残りは、はす向かいのこれまた大きな家だけとなった。
「こちらの春日部さんはうちの会社と関係が深い取引先の社長なんだよ。」
ピンポーン(インターホン)
「はい、あ、小父様!すぐ開けますね。」
とても可愛らしい女の子の声がした。
奥の扉から出てきたのは、ロングウェーブで瞳がぱっちりとした美少女だった。
まるでフランス人形のようです。
「こんにちは、小父様。こちらのお二人が新しいご家族ですね。(天使の微笑みで)
 初めまして、私は春日部ミナホと申します。あいにく、父も母も出払っておりまして
 申し訳ございません。以後、よろしくお願いいたします。」
ぺこりと華麗に頭を下げた。
その後、こちらからの挨拶も済ませて帰ろうとしたとき、
マリコに犬が飛びかかってきた。
「ジョン!だめよ。離れなさい!マリコさん、すみません!」
「大丈夫よ。気にしないでね。」
マリコはミナホに上から下まで
見られているようで落ち着かなかった。

「あんな普通そうな人がライバル?冗談じゃないわ。」
ミナホが呟いた台詞はマリコの耳に届かなかった。

    続く

139 :桜谷ちぇりー:01/12/08 23:35
すいません。愛犬ジョンはミナホの犬になりました。
しかもミナホの出番は後の方(8話か9話くらい)になりそうです。

140 :花と名無しさん:01/12/08 23:54
>>137
ビー玉とお皿は
今後どう関わってくるんだろう?
○○疑惑?

141 :花と名無しさん:01/12/08 23:58
れもん先生、番外編お疲れさまでした
最高〜に面白かったです!
私も瞳と和樹のイチャつきぶりに萌えた!(笑
あと、もちろん高遠も(笑
高遠って、なにげに真由とアキラのキューピッド?
自分脳内では、高遠の声は花輪クンでした(笑

>ちぇりー先生
ミナホが二重人格なのがイイ感じ!

142 :141:01/12/08 23:59
ごめんなさい。あげちゃった。

143 :花と名無しさん:01/12/09 00:05
面白いよう・・・

バカ遠復活キボン!ああぁお約束。
恋トラも「毎号クライマックス」ですね

144 :花と名無しさん:01/12/09 07:12
一旦ageます

145 :花と名無しさん:01/12/09 08:40
みかん先生、
小道具として蜜柑やオレンジは出てきますか?
練習の合間に、蜜柑の蜂蜜漬け(?)を食べて疲れを癒すとか、
親戚から毎年送られてくるので、冬のデザートはそればかりとか。

宜しかったら、
使ってくださいね。

146 :花と名無しさん:01/12/09 11:15
>高遠の声は花輪クン
禿同!(w

ところでココsage進行なの?

147 :桜谷ちぇりー ◆2OxXqOek :01/12/09 11:38
「恋のトライアングル」第四話です。
只今、お約束の道を爆進中…だといいな。

明日は出掛けてしまうので続きが出せないかもしれません。
待っていてくださる方がいらしたらごめんなさい。

>146
作品出すときはsageした方がいいのかと思いまして、はい。

148 :恋のトライアングル:01/12/09 11:40
「恋のトライアングル」 第四話

一方、家に残っていた二人はユウヤの部屋で話をしていた。
「じゃあ、本当に父さんの再婚には反対していないんだな?」
真剣な顔でユウヤは尋ねる。
「ああ、レイコさんは嫌いじゃないし、あいつもなんか抜けてて面白いよ。」
いつもは無愛想なシンヤだが兄の前では笑顔を見せる。
「そうだよな。シンヤは特にマリコちゃんがお気に入りだからなー。」
先ほどまでとは一変してふざけているようだ。
「なっなに言ってんだよ。俺は別になんとも思っちゃいないからな!」
真っ赤になりながら思い切り否定した。
「ふーん、そっか…俺はかなり気に入ったよ。マリコちゃんて可愛いよな。」
兄の思いも寄らない言葉にシンヤは無言になった。
少し考えた後、
「ちょっと意外だったな。兄貴はサユリさんとつき合ってるのかと思ってた。」
「あーサユリは友達…っていうより悪友だよ。悪友。」
ちょうど話が終わったとき、戸がノックされた。
「ユウヤさん、マリコです。ちょっといいですか?」


少し前まで話の中心となっていた人物の登場に二人とも少し戸惑った。
「どうぞ、何かな?」
先に冷静になったのはユウヤだ。
「あっ、シンヤ君もいたんだ。ちょうど良かった。明日はお茶の時間用のお菓子を作ろう と思っているんだけど二人ともチェリーパイは好きかな?」
ユウヤとシンヤは顔を見合わせた。
シンヤは窓の外を眺め始めた。
「えっと、俺と父さんは大好物なんだけどシンヤは苦手なんだ。」
ユウヤの言葉に続きシンヤは「俺パスな。」と言った。
マリコの眉が激しく下がる。
「そうなんだ…私のお父さんも苦手だったのよね。なんでかしら?」
「そんなに気にすることないよ。こいつは元々好き嫌いが多いんだ。ニンジンも食べられ ないんだよ。」
それを聞いて「お子様みたい」とマリコに笑われてシンヤは不機嫌になった。
「おまえの親父、すっげー不味いパイでも食ったのが原因だったりしてな。」
そう言ったシンヤの口をユウヤは慌てて手で塞いだ。
「あ、俺ランニングに行って来るよ。シンヤは読みかけの本があるって言ってたろ。
 マリコちゃんはまだ片付け残ってるんだろ?さっ解散!」
あっという間に部屋から追い出されてしまった。

149 :続き:01/12/09 11:44

引っ越しの荷物も全て片づいたのでマリコは汗を流すためにシャワーを浴びようと
風呂場へと向かった。
(あれ?脱衣所のドアが少し開いてるかな)
ドアを開けると中には上半身裸で下は短パン姿のユウヤが立っていた。
「きゃー!!!」
マリコは慌てて廊下に出た。
マリコの胸はドキドキバクバクドックドク爆発寸前。
上にTシャツを着たユウヤが出てきた。
「ごめんね。男ばかりの家だったから風呂場に鍵をかける習慣がなくて、今度から気をつ けるよ。本当にごめんな。」
マリコは真っ赤になりながら頷いた。
(私、このままじゃ、心臓が持たないわ。)

    続く

150 :桜谷ちぇりー ◆2OxXqOek :01/12/09 11:48
お約束■主人公は見ても見られても被害者なの!
今回はユウヤのサービスシーン付き!!
シンヤの方が良かったですか?それともカズヤ(父)?
まさかレイコ(母)&マリコ!?
…すみません。

151 :花と名無しさん:01/12/09 13:57
>148
サユリ登場が楽しみ♪

実は高遠よりもスケベそうな和樹に萌え(w

152 :花と名無しさん:01/12/09 15:56
>いつもは無愛想なシンヤだが兄の前では笑顔を見せる。
こういう表現にドキドキする自分はBL好きってわけじゃあないんです

お約束
■おばあちゃんが仏壇に手を合わせるときの呪文は「ナンマイダブ」

153 :花と名無しさん:01/12/09 16:02
やべー
152さんとおんなじ反応したよ、自分(w
もしやアナタも和×アキに萌えた?
でもBL好きってわけじゃあないんです(w

154 :花と名無しさん:01/12/09 17:30
>131(亀でスマン)
>単純さ、お約束さも心洗われるなぁ。

同意!
読んでて久し振りにきゅぅぅ・・っんってなったyo!
マニアック設定ものや、即ベッドな恋愛ものに慣れた身には、「お約束=王道」が心にしみた。
やはり自分は少女マンガが好きなんだなあ…。

155 :花と名無しさん:01/12/09 18:05
>153さん
コソーリと萌えました。
でも、そんなわたしは高遠派(そんなもんはない?)。
顰蹙かわないうちに逝ってきます…。

156 :花と名無しさん:01/12/09 20:31
age

157 :花と名無しさん:01/12/09 21:00
>>148の伏線も
気になりますね。

158 :花と名無しさん:01/12/09 21:26
「恋のトライアングル」の登場人物って全部カタカナだけど漢字にしたら
どんなのが合うと思います?
真理子、裕也、慎也あたりが無難かな。
あと、武、美奈穂、小百合。
もっと合いそうな漢字ってないかなぁ。

159 :花と名無しさん:01/12/09 22:28
マリコは“まり子”な感じ・・・

後は、“祐也”“慎哉”(“や”が違う)って勝手に脳内変換。

160 :来栖れもん(長文スマソ) ◆PST/gGoM :01/12/09 22:29

こんばんは。ご愛読ありがとうございました。
今来てみたら、頂戴したレスの多さにビクーリΣ(・∀・;)
本当に有難い事です。(ペコリ)
「ふたりで〜」、楽しんでいただけたようで安心致しました。
今回は、構成など細かい事は考えず、思いつくままの作業
でしたので、自分でも楽しんで書けました。(よほどノリノリw
だったらしく、制作時間は本編一話分位でした。)
特に、バカ遠が書けた事が何よりの喜びです(w
(本編でのバカ遠は、「和樹に一方的にライバル心を燃やす
“紅薔薇会”会長という設定でした)ただ、もっと彼らしく
華麗に退場させてやれなかったのが、唯一の心残りです(w。
>ちぇりー先生
前スレ133-134の設定を使って頂いて、ありがとうございます。
ジョンまで出して頂いて感激です。
指輪ですが…そこまで考えてませんでした(爆。
和樹の事だから深慮遠謀ありそうですが(w。
>みかん先生
バレー部員考えてみました!
双子の姉妹で、中学時代名を馳せた名コンビだった。
ある事情によりバレーへの情熱を失っていたが、ひかりの
熱き魂の説得により再びコートに立つ決意をする…
というのはいかがでしょう?いっぺんに2人ゲットですが(w

一人で二作も発表して自分でもウザイとは思いましたが、
こうして暖かく迎えて頂けて感激しております。
ホント、このスレの方々はお優しい!
今後は、小ネタが浮かんだ時などに、花と名無しさんとして
書き込ませて頂きたいと思います。
今まで本当にありがとうございました。

161 :花と名無しさん:01/12/09 23:11
れもん先生、お疲れ様。
よろしければ又
番外編や新作品を書いて下さいね。

162 :花と名無しさん:01/12/09 23:49
>>160を読んで、こんなの考えました。
■"紅薔薇会"会長の高遠として行動する時は、胸に一輪の薔薇の花。
薔薇を絶やさぬ為、専用の温室がある。
ガーデナーや、
刺を抜いて高遠に渡す人もいる。

・・・れもん先生、
本当の"紅薔薇会"を教えて下さい。
(w)

163 :花と名無しさん:01/12/09 23:58
れもん先生ありがとう
またみんなのお約束ネタからお話が生まれたらウレシイなー
(ここ面白くて花ゆめ購読やめちゃった)

■お約束 主人公の女子寮に秘密の屋根裏部屋があるパターン
コソーリ誰かが棲んでいる(生、氏どちらでもOK)
男子寮への抜け穴がある
昔の寮生の集合写真があって今の片思いの相手にそっくりな人が写ってる

あ なんかファンタジーなイメージが…

164 :れもん再び:01/12/10 00:17
>162様
言葉足らずでスマソ…。本編ではこうでした。

マリアーナ学院のライバル校・ロザリンド学園。
ここの生徒会(通称“紅薔薇会”)会長が高遠 茂。
(性格はほぼあのまんまです)
彼は、超完璧男・藤原和樹にライバル心を燃やし、
(もちろん和樹は相手にしていない)
何度となく挑みかかるも、ことごとく失敗している…
という話でした。収拾がつかなくなったのでボツりましたが(w

165 :162:01/12/10 00:50
れもん先生、お返事ありがとうございます。

>>164
■高遠は、和樹を前にして
「今日こそは決着を・・・」と挑戦状を叩きつける。
自己陶酔して言い終えた後、ふと気がつくと
和樹の姿は既にない・・・。
というのも、お約束?

れもん先生、また書いてくださいね。

166 :花と名無しさん:01/12/10 01:34
age

167 :花と名無しさん:01/12/10 01:46
■主人公たちがナイショの話をしていると、後ろでこっそり高遠が聞いている。
「これは使えるかもしれんな」―つづく―

れもん先生、お疲れ様でっす。

168 :桜谷ちぇりー ◆2OxXqOek :01/12/10 02:46
今から「恋のトライアングル」第五話を出そうと思います。
話はやっと半分くらい進みました。スローペースですかね。

169 :恋のトライアングル:01/12/10 02:54
「恋のトライアングル」 第五話

朝の食卓
「あの、お昼のお弁当を作ったからよかったら持っていって下さい。」
朝・夕食の準備は家政婦の妙さん仕事なので、お弁当だけはマリコが作ることにした。
本当はユウヤさんのために作ってみたかったのだが、そんなことは言えないので
家族全員分にしたのである。
(一人分も五人分も作るのにかわりはない)

教室(2−C)
朝のホームルームで担任から説明があった。
「えー、本日の連絡事項です。北村シンヤ君と水野マリコさんのご両親が再婚された
 ので水野さんは今日から北村さんになります。皆さん、ヒューヒューなどと言ってはい けませんよ。以上です。」
皆「今時、ヒューヒューなんていうやついねーよ。」と心の中でツッコミを入れた。
シンヤはさぼっているので、マリコに質問が集中した。
もっぱら、聞かれるのはユウヤのことについてだった。

170 :続き:01/12/10 02:58

昼食時(屋上)
貯水タンクの裏はシンヤの特等席となっていた。
朝持たされたマリコ特製重箱弁当を食べ始めた。
「このハンバーグ…母さんのと同じ味がする?」
シンヤがハンバーグを見つめていると
「よー、シン。いいもん食ってるな。俺にも分けてくれ。」
シンヤの不良仲間、哲朗が隣に座った。
「テツか。義妹になったやつに持たされた。」
「ああ、聞いた。水野マリコだろ。おまえら前からの知り合いなのか?」
「いや、向こうは知らなかったはずだけど、なんだ?」
哲朗は、シンヤが手に持っている箸を見ながら
「食い終わったから言うけど、ハンバーグにおまえの嫌いなにんじんが
 混入されてたぞ。」
シンヤは昔からにんじんが大嫌いで煮ても焼いても食べられなかった。
「気付かなかった…あいつすげぇ。」

シンヤとテツの居場所から少し離れた所に数人の女子生徒が集まっていた。
逆光から人物を特定することはできない。
「隊長!2−Cの水野マリコがユウヤ様の家に転がり込んだそうですよ。」
「今日のユウヤ様のお弁当はその女が作ったようです。」
「隊長!ご決断を!」
隊長と呼ばれた人物は少し考えた後、
「そうね。我ら北村ユウヤ親衛隊がユウヤ様の生活をお守りしましょう。
 水野マリコには放課後、注意します。場所はここでいいでしょう。
 人数を揃えて下さい。」
話はまとまったようである。

シンヤ達はしっかり今の話を聞いていた。
「うぉー、女って怖いよな。で、助けに行ってやんの?」
哲朗はにやにや笑いながらシンヤの返事を待った。
シンヤは紙パックを手で握り潰しながら立ち上がり
「俺には関係ねーよ。」
とだけ言った。

 続く

171 :桜谷ちぇりー ◆2OxXqOek :01/12/10 03:01
今回はやっとシンヤが無愛想になってくれました。
良かった。良かった。
テツは一発キャラ1です。

さて、問題のハンバーグですが元はチキンライスおにぎりだったのですが、
ハンバーグの方が上手くニンジンが隠れそうですよね。
>103>104 ネタありがとうございました。
ニンジンはよく茹でた後、裏ごしして混入してあることになっています。

172 :渋谷みかん ◆S5HjySUY :01/12/10 05:05
ちぇりー先生、お疲れ様です。
やっぱりシンヤの昼食は屋上なんですね
親衛隊は放課後集団活動ですね
紙パックは握りつぶすものなんですね(笑)

>101 >111 >113
ありがとうございます。使わせていただきます。
>145
レモンの蜂蜜漬けは考えてたんですけど・・・レモンだと、れもん先生っぽいですよね。。。
>れもん先生
>160の双子姉妹ネタ、最初片方はライバル校に通わせておこうと思ってたんですが、
2名ゲットの誘惑につられました。採用させていただきます♪

バレー部員で恭介ラブで編入してきた帰国子女もしくは英語圏の外国人を出そうと思ってるんですが、
何かよい設定ってありますか?

173 :花と名無しさん:01/12/10 07:15
ナゼがいきなりテツ萌え・・・
今後の活躍に期待

174 :花と名無しさん:01/12/10 09:28
みかん先生
柚子やスダチ、金柑はフルーツパフェの材料にありませんが、蜜柑の仲間。
機会がございましたら、小道具にしてください。
(新人作家さんの
お名前に使われないでしょうし)

175 :花と名無しさん:01/12/10 10:10
>みかん先生
双子姉妹、使って頂けて嬉しいです。
でも、「姉妹の一人がライバル校」設定も捨て難いですね。
この際、三つ子でいくのはどうでしょう?(爆

■三姉妹の末妹・唯(仮・三姉妹というと結花・由真・唯しか
思い浮かばん…)はバレーへの情熱を捨てられず、一人
名門校へ入学。しかし、結花・由真(仮)がバレー部に入部
したことで、裏切られたと思い激怒、打倒青葉に燃える…
っていうのはいかがでしょう?
ついでに、留学生の方も。

■突然留学してきたリンダ=ブランシェス(仮)。
彼女は去年日本に旅行に来た際、財布を落として迷子になった上、
不良に絡まれていたところを恭介に助けられ、彼に一目惚れ。
名乗らず去っていった恭介を執念で探し当て、追いかけてきたのだ。
実は、アメリカ西地区覇者・エドモンドハイスクールの
レギュラーセッターで、将来は全米を背負って立つのではと
有望視されている程のバレー選手。当初は、「ヘッポコバレー部に
入る気はアーリマセーン。」と、ひかりの勧誘を断るが、
ひかりの命を受けた恭介の(いやいやながらの)説得により
バレー部の一員となる…。

ごめんなさい…調子に乗りました…逝ってきます…

176 :花と名無しさん:01/12/10 10:35
>173
テツ…なぜ,ニンジン嫌いなシンヤが気づかないのに君が気づくんだ?
ミステリアスな男ですよね。

>175
>三姉妹というと結花・由真・唯しか思い浮かばん
どんな漫画に出てくるんですか?なんか気になったので教えてください。  

177 :83:01/12/10 12:19
遅ればせながら…れもん先生!お疲れさまでした!
タイトル採用してくださってありがとうございました。
土日の間にタイトル採用のレスがあるわ、お約束が怒濤の後編もぶじ終わってるわ、
その感想レスがついてるわで土日乗り遅れたことに激後悔…&感激。
小説野才能だけではなくお約束の順列組み合わせの才能とでもいうのでしょうか
ほんとに先がよめるのにちゃんとハラハラどきどきしました。
ぜひ、また続編をおねがいします。だって主人公の友人は真由だけじゃない!
やっぱり3人目、恋愛に興味はないのに恋愛ネタが増えるという理由だけで
共学をよろこんだ彼女がいるじゃないですか!!
お待ちしてます!!!!!

>176(わたしは175ではないですが)
結花・由真・唯はドラマの「スケ番刑事3」が元ネタです。
3つ子ではなくて高校1〜3年の姉妹です。
風間三姉妹として役者の下の名前がそのまま役名に使われてました。
「三代目スケ番刑事麻宮サキ。
 またの名を(略)風間(ふうま)小太郎の娘、風間唯!」という決めぜりふ付。
(これは上の姉ちゃんズにもそれぞれ口上がありまして…、ある意味お約束)
原作は少女マンガです。でも2と3にいたっては原作とは似ても似つかん展開でしたが…。

178 :176:01/12/10 14:32
>177
理解しやすい説明をありがとう!
ドラマだったんですね。
そうか,ある意味お約束なんだ。

179 :花と名無しさん:01/12/10 18:29
age

180 :花と名無しさん:01/12/10 22:12
>175
リンダ(仮)のセリフにワロタ!

三姉妹と聞いて「のぞみ、かなえ、たまえ」を思いついた自分…
年は聞かないでください…

181 :花と名無しさん:01/12/10 22:18
>180
メダカの兄弟は〜♪

182 :180:01/12/10 22:33
お約束な歌をありがとう!(ワラ

183 :渋谷みかん ◆S5HjySUY :01/12/11 00:22
みなさん素敵な人物設定ありがとうございます!
3つ子採用させていただきます。
双子だったら安直にマイとミイにしようと思っていた自分。。。
かの有名なバレーボール漫画にも3つ子って出てきましたよね。
紺のユニフォームだった記憶があります。

>れもん先生
反則かもしれないんですが、瞳に約束のトップ屋ミーコとかぶる人物が
出てきちゃいそうなんですけど、使っちゃまずいでしょうか・・・?
今、既に口調がかぶってる人物も出していることに気づきました・・・
「瞳〜」名作です・・・。

184 :花と名無しさん:01/12/11 00:49
クリスマスのお約束?
■主人公達は、年配の男性(白い髭をたくわえている)が困っている所を手助けする。
その後、危機に陥るが奇跡的に助かる。

「先程のお礼じゃよ」との声。
「さっきのおじいちゃん!?何処にいるの?」

その時、雪が降り初め、空を仰ぐとソリに乗った
声の主の姿がみえる。

「ソリ曳いてるのトナカイ?」
「もしかして!?」
気が付くと、もう姿は消えている。
顔を見合わせた皆は空に向かって
「メリークリスマス!!」


■サンタのコスプレした女の子が
「プレゼントは
わ・た・し」
と言うのも、お約束?

185 :花と名無しさん:01/12/11 01:07
>184
そうそう、連載もので普段は現実的な話でもクリスマスだけはファンタジーに
なったりするよね。

186 :花と名無しさん:01/12/11 05:26
>183
みかんさん
三つ子だったらアイ、マイ、ミイですね!(笑

187 :花と名無しさん:01/12/11 05:34
「バレー部に入って!」→断られる→ねばる主人公→「じゃあ勝負して私が負けたら
入ってあげる」→勝負→苦戦しつつ勝つ主人公。新部員獲得。
な展開もお約束ですね。ガイシュツだっけ?

188 :花と名無しさん:01/12/11 06:06
★女子部が男子部と練習場所の取り合いで喧嘩になり
男子部と試合をすると勝つ、もしくは1点差で負ける。

189 :花と名無しさん:01/12/11 10:04
>184
>サンタのコスプレした女の子が
>「プレゼントは
>わ・た・し」
>と言うのも、お約束?

バレンタインにも使用できますね、それ。

■成金はたいがい嫌われる。
 汚い手でのし上がったのはともかく、まっとうな商売で稼いだ人をあれこれ言うのは
 たいてい、昔から続く名家のご令嬢とその取り巻きA〜C。

190 :花と名無しさん:01/12/11 10:24
■雪が降ると、主人公は雪兎をつくって彼氏に見せに来る。

191 :花と名無しさん:01/12/11 12:28
>198
>■成金はたいがい嫌われる。
その成金親父は、ハゲで太っていて油っぽいよね。

192 :れもん三たび(シツコイ) ◆PST/gGoM :01/12/11 13:56
>みかん先生
三つ子採用頂き、ありがとうございます♪
キャラかぶりの件ですが、どうぞ遠慮なくお使いください。
なにぶんにも「お約束」キャラですので、若干のかぶりは
致し方ないと思います。口調も、ミーコ自体が既に
いちご先生のヨウコとかぶってましたし。
お気になさらず、ジャンジャン使って下さいね。
>83様
過分なお褒めに預かりまして、光栄でございます。
ステキなタイトル、どうもありがとうございました。

そのほか続編のリク下さった皆様、恐縮でございます。
ただ、「ふたりで〜」を最後にと思っていましたので、
特に予定は無いんです…。スイマセン…。
でも、また皆様のレスを見て何か思いつきましたら、
書かせて頂く事もあるかもしれません。(ウザイ?)
その時は、生暖かくでも見守ってくださいませ。
ミーコを主役に…ですか。難しいですね。
相手誰にしましょうかね。やっぱりバカ遠ですかね(w。

193 :花と名無しさん:01/12/11 14:01
>生暖かくでも見守って (w おりますので!
ぜひ、ミーコを主役でおねがいしますね!れもん先生
相手役はやっぱりバカ遠ですね。
主な登場人物がうまい具合にくっついてだれ一人あぶれることのナイ
のもお約束ですし・・・

194 :桜谷ちぇりー ◆2OxXqOek :01/12/11 15:58

「恋のトライアングル」 第六話

放課後
「今日こそは一緒に見に行こうね。」
英子と美依子がサッカー部見学に誘いに来た。
マリコは以前からユウヤに憧れていたので、ずっと他の女子達と同じように練習を
「キャーキャー」言いながら見学したいと思っていたのだ。
「うん。ユウヤさんの勇姿が見てみたかったの。」
友人二人はマリコを喜ばせようとプレゼントを用意していた。
「じゃーん!これなんだか分かる?北村先輩の写真で一番人気の『スマイル・ユウヤ』
 だよ。引っ越し祝いなの。」
「手に入れるの苦労したのよ。有り難く思いなさい!」
美依子と英子に抱きついて感謝した。
『スマイル・ユウヤ』は親衛隊でも入手困難なのだ。
「ありがとう。大切にするからね。」
そっと生徒手帳に挟んでポケットに入れた。

195 :続き:01/12/11 16:00

練習場に着くとすでに人垣が出来ていた。
「マリコ、こっちが空いてるよ。」
英子に手招きされてユウヤの姿を見ることができた。
ユウヤはすぐにマリコの視線に気付き近寄ってきた。
「マリコちゃん、どうかしたの?」
ユウヤは用事があって来たのだと思っているようだ。
ユウヤがフェンス越しとはいえマリコに近づいているので周りから
注目されている。
「あの私、部活やってないからどんな感じなのかなぁと思って…」
さすがにユウヤを見に来たとは言えなかった。
「サッカーに興味があるなら、マネージャーやってみる?」
話しているとユウヤは部員に呼ばれたので部活に戻った。
「ユウヤ先輩に誘われるなんて凄いじゃない。」
美依子は興奮気味である。
「でも、マネは大変だと思うよ。今、一人いるんだけどその人が完璧だからね。」
英子が説明をしてくれた。
ユウヤと同じクラスでサッカー部のマネージャーの鈴本サユリは、ストレートで艶のある黒髪の大和撫子タイプでとても人柄がよく、男女共に人気がある。
サッカー部は二軍まであるが、全員分のタオルとスポーツドリンクを用意し、備品管理やその他の仕事を一人で切り盛りしているという。
ユウヤとサユリ、本人達は何も言わないが周りには「つき合っているのでは?」と疑われているらしい。

196 :続き:01/12/11 16:01

マネージャーを引き受けようかと迷っていると
いつのまにかマリコの背後に数人の女生徒が並んでいた。
「水野マリコさん、ちょっとお話があるんだけれどお時間頂けるわよねぇ。」
そのまま有無を言わせずに連れて行かれてしまった。

屋上に着くと女生徒の数が更に増えていた。
マリコ一人 対 北村ユウヤ親衛隊十数名
両者の間には木枯らしが吹いている……かのようだった。
「ささ、隊長。水野マリコに注意を与えて下さい。」
前髪をピンでとめた少女が呼びかけると群衆が二手にぱっくりと別れた。
その奥から登場したのは左右に小さな立てロールをこさえた女の人だった。
ご丁寧にも『北村ユウヤ親衛隊隊長(表)・ユウヤ命(裏)』と書かれた襷(たすき)掛けまでしている。
(これが噂に聞く親衛隊なのね。本物を初めて見たわ。なんか違う意味で怖いわ。)
「マリコさん、高校生活を無事に送りたかったらユウヤ様に近づかないことね。」
マリコは隊長にビシッと指さされた。
「でも、一緒の家に住んでるのに…」
しゃべり終わらないうちに
「まぁ!口答えするなんて。言って分からないならしょうがないわね。」
そう言ったかと思うと大きく手を振り上げた。
(キャッ、平手打ち!?)
もうだめだと身構えたとき、マリコの視界が暗くなった。

    続く

197 :桜谷ちぇりー ◆2OxXqOek :01/12/11 16:04
いつもより長めの話になったのでキリの悪い所で続くです。
(いや、主人公のピンチでお約束か?)
一発キャラ2の隊長さんは、多分、分かると思いますがイメージはお蝶○人です。
(実はよく知らないんですが…)

>みかんさん
お約束の場所を示してもらえるとちゃんと伝わってるんだと安心します。
ありがとうございます。
お互い話を完結させることが出来るように頑張りましょうね!

198 :花と名無しさん:01/12/11 16:48
今日はじめてこのスレ覗いてみました。おもしろすぎ〜〜〜(爆笑)

>チェリーせんせ
主人公絶体絶命で以下次号はお約束中のお約束かも。読者を焦らすニクイ技?
お約束な話って、話の進行がありがちなわりには連載途中は先が読めなくて
なんだかとってももどかしい。ああ、続きが気になる〜。
>レモンせんせ
ミーコはわたしの好きなタイプです(藁 もっと書いてください!
それと、バカ遠が本物の恋をしてイイ男に変身ってのもいいかなと思うんですが。
本編(バカ遠は本編キャラじゃないけど)で三枚目やってた脇キャラが
番外で必要以上にカッコよくなるのもお約束だし。
>みかんセンセ
運動部ネタ、運動とは縁のなさそうな秀才キャラが参謀として入部
というのもお約束と思いますがどうでしょう。
あとコーチが気になりますねー。どんな人物が出てくるのか?
宮本先生が親友の名コーチを紹介ってなのを思いつきましたが、
それじゃBLくさいですよねえ(藁

さ、これから「ふる〜つ・ぱふぇ」行ってこなくちゃ!
みなさん、続きと新作楽しみにしてまーす!

199 :花と名無しさん:01/12/11 17:01
>ちぇりーせんせい
「スマイル・ユウヤ」言い出しっぺです。使ってくださって嬉しいっっ
ただ「微笑んでいるユウヤ」の写真と伝えたいがために、
無理して英語を使っただけなんです。
写真の元締めは一体誰なんでしょう(藁

200 :花と名無しさん:01/12/11 17:20
>199
案外、サユリだったりして(w

201 :花と名無しさん:01/12/12 00:49
>>196
隊長の格好ステキ(w)
次回、どうなるのかドキドキ。

202 :花と名無しさん:01/12/12 01:12
>196
■木枯らしの音は「ヒョオォォォー…」

203 :花と名無しさん:01/12/12 02:00
、送っちゃった。202のつづきです。
■で、季節に関係なく枯葉(虫食いひとつ有)が舞う。

ミーコとバカ遠の話し、わたしも読みたいな。
高遠はミーコに「あんたってほんと〜にバカね〜」と言われつづけて、
最初は「私の美的センスでは理解範囲外の方ですね、フッ」とか
小汗をかきながら言ってるんだけどだんだんお互い惹かれあって、
ラストでは「バカ」イコール「すき」になってると言う…。

高遠はキメようとするが例によってキマらず、へっぴり腰ながらも
なんかの事件(スクープがらみとか)でミーコを助ける。
おもわず胸がきゅんとして、涙ぐむミーコ。
「もお!ほんとバカなんだから〜。バカ遠サン…!そのバカッぷりが、
どんな事件よりもみてて飽きない、ってこと!」

中盤の小ネタとして、
高遠のことをぼんやり考えていて大事なカメラを置き忘れるミーコ。
「あ〜っ、なにやってんだろう、あたしったら〜!トップ屋ミーコ
ともあろうものが〜!」

おおぅ、書いてるうちに妄想がどんどん…。
れもん先生、ヘタレな妄想はどうぞお気になさらず、
ぜひ番外編その2をお願いします!

204 :花と名無しさん:01/12/12 02:34
203さんの妄想(ワラ、面白い!
でも私としては、高遠は変にいい人にならずにひとり悪の道(寒い道ともいう)を突き進んでほしい
(それじゃミーコの相手がいなくなっちゃうけど)
おなじく番外編その2お願いします!

205 :花と名無しさん:01/12/12 10:39
■福引きのお約束?
主人公が引くと、
特等賞の旅行が当たる。


ちぇりー先生
マリコが母と二人暮らしの頃は
マリコの財布の中には、割り引き券やスタンプカードが入っていたんでしょうね。
母が再婚した後も無意識に節約を心がけていたりして。

206 :花と名無しさん:01/12/12 10:41
>204
それならミーコの相手は新キャラか?
みんなでお約束な新キャラ考えたら、それ見たれもん先生がなんか思いついて番外編2書いてくれるかも
つーか書いて!

207 :花と名無しさん:01/12/12 11:20
>206
だったら帰国子女の転校生がお約束じゃない?
すっごく格好いいんだけどなにか秘密がありそうで
ミーコはそれを追っていくうちに彼の魅力に気付くの。

208 :花と名無しさん:01/12/12 11:57
>205
てことはマリコは買い物時でもMYバック持参?
持参すればポイントもらえるスーパーってありますよね(ローカルネタだったらやばっ)

209 :花と名無しさん:01/12/12 11:59
>207
帰国子女の転校生はポ○ーの丘の上のチェックのスカートはいてた
彼のような風ぼう・・・(w (だと帰国子女じゃなくて留学生だって)
で、タイトルは「約束の丘の上」・・・・すみません

210 :花と名無しさん:01/12/12 12:02
>208
あれ?一話でマリコはMYバック持参してなかったっけ?
新聞紙に包まれた鯵入れてたよね!
てことは商店街のポイントカードかな。

211 :花と名無しさん:01/12/12 12:11
>209
それならハーフという設定でどうだ!
ハーフなのに金髪碧眼(ありえね〜)ってゆーのも
少女マンガのお約束では?

212 :花と名無しさん:01/12/12 13:15
>211
じゃ、ハーフの彼の留学理由は
「(亡くなった)母の国の言葉をもっと知りたいと思ったんです」と。
ミーコが難しい漢字や四字熟語を
たやすく使いこなすところを尊敬して
勝手にシショー(師匠)と呼んでつきまとう。
ちょっとそのアタリが天然君なかんじ・・・。
ミーコをしたうところ以外はまさに非の打ち所の無い完璧なタイプなので
男子はウケてプリンス頑張れ!と勝手にもりあがり女子はミーコをやっかむ。
身の危険を感じつつも、情報を得たいという煩悩とに板挟みのミーコ

妄想炸裂(w
バカ遠もすてがたいと思ってるのに・・・

213 :花と名無しさん:01/12/12 14:19
作家さんもすごいけど、みなさんもすばらしい想像力で感動〜(藁

■主人公の初キスは本命くんでなく、あこがれの先輩に奪われる。
 当然、その現場は本人の知らない所で本命くんに目撃されている。
こんなお約束もありますよね。
いつもは優しくて取り乱すことのない大人なイメージの先輩が
突然みせる情熱的な側面。これは萌えます、読者が。
「恋トラ」にはこんな場面、いかがですか?

214 :桜谷ちぇりー ◆2OxXqOek :01/12/12 14:29
>196>197
音や葉っぱのフォローをありがとう!

>205
生活感あふれるマリコ、いいですね。書きたいです。
しかし、話はこれからシリアス路線に進むのでちょっと
入れるのは難しいかもしれません。

>213
キスシーン…やっぱり入れるべきですかね。こっぱずかしくて入れてないんですけど
      皆さんが入れろと言われるのなら私、身を削ってでも入れさせて頂きます。
      誰と誰のがいいですか?

では、「恋のトライアングル」第七話出しますね。

215 :恋のトライアングル:01/12/12 14:32

「恋のトライアングル」 第七話

「こいつに手を出したら俺が許さない。」
マリコと隊長の間に立ちふさがったのは、シンヤだった。
“ドキン”マリコの胸が高鳴った。
(何でシンヤ君がここに?)
彼の姿を確認した少女達は一目散に逃げていった。
逃げ遅れたのは隊長ただ一人。
しかし、隊長はシンヤに向かって
「なによ。不良のくせにー。」
という捨て台詞を残して逃げ去った。

「不良?俺が?」
シンヤは呆然として立ち尽くした。
マリコはもう一度現状を確認した。
(シンヤ君が助けてくれたのよね。お礼を言わなくちゃ。)
お礼を言おうとした瞬間、屋上の扉が開いた。
「マリコちゃん、大丈夫だった?」
とユウヤが駆けつけてくれたのだ。
「友達の子に聞いたよ。ごめんね迷惑かけて。」
ユウヤと話しているうちにシンヤの姿はなくなっていた。
(お礼言えなかったな。家に帰ったら真っ先に言おう。)

216 :続き:01/12/12 14:34

家に帰ったマリコは早速シンヤの部屋に向かった。
「助けてくれてありがとう。」
「別にいいよ。…昼寝してたらおまえらが入ってきて五月蠅かっただけだ。」
シンヤが照れているのが分かったので話を変えることにした。
「ねえ、前にこの部屋に入ったときから疑問に思っていたの。どうしてお皿が転がってい るの?」
シンヤは皿を拾い上げ
「これか?少し前まで猫がいたんだよ。入学式の日に拾ったんだけど最近帰ってこないん だ。ま、猫は気ままだからな。」
「その猫は大人になったから出ていったのね。きっと今頃幸せに暮らしてるよ。」
マリコの言葉にシンヤは笑顔を向けた。
(なんかかわいいかも)
マリコは初めて見るシンヤの笑顔にときめいた。
そして、マリコはシンヤの噂を思い出した。
『女にだらしがなくてよく引っ掻き傷をつけてくるらしい。』
あれはもしかして猫に引っかかれた傷のことだったのかもしれない。
じゃあ、『入学式早々、他校生と喧嘩をして半殺しにした』というのは?
「ああ?入学式の頃?…バイクで派手にこけて怪我した。悪いか。」
むくれているシンヤを余所にマリコは人の噂は当てにならないと思っていた。
(シンヤ君て不良じゃなかったんだ。他人には誤解されやすいけどシャイなだけなんだよね。)


マリコが部屋を出ていった後、シンヤはナップサックから弁当箱を取りだした。
(そういえば、あいつに礼の一つも言ってなかったな。…これ上手かったし。)
マリコの所へ行こうとしたとき、ユウヤが帰ってきてマリコに話しかけた。
「マリコちゃん、弁当とっても美味しかったよ。ハンバーグなんて俺達の母親の味を思い 出したし、きっといいお嫁さんになるだろうね。」
ユウヤに誉められて喜んでいるマリコの姿を見てシンヤはそっとドアを閉めた。

   続く

217 :桜谷ちぇりー ◆2OxXqOek :01/12/12 14:37
そんなわけでシンヤは不良じゃなかったのです。
だからテツは不良仲間ではなく、バイク仲間です。
(ツーリングの方ですよ。族じゃなく(w)

218 :花と名無しさん:01/12/12 16:12
>>216
お皿は、猫ちゃん用のでしたか〜。

ビー玉はどう関わってくるのか楽しみ。

219 :花と名無しさん:01/12/12 16:24
>>215-216の展開も良いですね〜

220 :花と名無しさん:01/12/12 17:15
猫と戯れるシンヤ・・・見たいです(爆
ライダースーツの下は白のランニングで決まりですね!

って、なに言ってるんだか、自分。

授業のお約束
■国語(現代文・古文・漢文)の授業は、たいてい指名して読ませる。
 文法とか細かいところは言わない。

221 :花と名無しさん:01/12/12 17:49
■ダンディー(w)なキャラは
ガウンを羽織り、ブランデーグラスを傾けるシーンが出てくる。


■未成年の飲酒シーンのコマの欄外には
「20歳未満の飲酒は、法律により禁止されています」「お酒は20歳に
なってから」等の作者の言葉が
手書きされている。

222 :花と名無しさん:01/12/12 18:53
>ちぇりー先生
キスシーン、入れてください(w
自分はシンヤvマリコきぼん!

>ミーコの相手役新キャラ
芸能人の転校生っていうのはどう?
美形アイドルかなんかで、彼のスキャンダルを追ううちに気になりだすミーコ。
そんでその彼とフライデーかなんかされちゃって
「このミーコ様がフライデーされるなんて一生の不覚〜」
とかいっちゃうの。

223 :花と名無しさん:01/12/12 20:02
私の妄想ではミーコのビジュアルイメージは
あさぎり夕にありがちなヒロインの友人で
眼鏡かけててちょっとガラッパチな強気の子。
ルックスも性格もかわいいの友人1(ヒロイン)と
りりしい美人の友人2のようには恋愛できないって無意識に思ってる
本編では気のつよいがさつな感じ(で絵もかなりラフな(w )
でも番外編で主人公になるとちゃんと顔を描き込んでもらえて(w
心のどこかで友人たち(あるいは普通の女子)みたいに素直に
恋愛感情を表に出せない…とかなんとかモノローグ入って。
だから相手はかなり王子さまタイプで(222さんのアイドルも素敵)
最初は自分はつりあわないし、と傍観者の立場を守ろうとするんだけど
かなりしつこいアプローチの末少しずつ恋する気持ちを自覚してく…
みたいな。

224 :花と名無しさん:01/12/12 20:20
お約束
■銭湯に行くと、番台に座っているのは片思いの相手。(今日から家の手伝いをしているのだ。)
主人公が帰るまでは、男の子の母親に座ってもらう事になる。
しかし、主人公がノボセて倒れてしまい、みんなに救出された姿を
騒ぎに気付いた男の子に見られてしまう。


■修学旅行で
女子風呂を覗こうとした奴らを止める男は、
主人公が思いを寄せる人だ。

225 :花と名無しさん:01/12/12 20:28
>>215
「こいつに手を出したら俺が許さない」イイ!

226 :花と名無しさん:01/12/12 20:35
■デートで映画のお約束
スプラッタホラー
 視覚的にエグいものが登場した瞬間、「キャー」と叫んで隣の彼氏に掴まる

ラブロマンス
 愛し合う男女にとても悲劇的な運命が迫ったシーンで涙ぐみ、隣の男がそっと手を握る

コメディー&アニメ&怪獣&時代劇
 あまり観にいかない

227 :花と名無しさん:01/12/12 20:50
話は違いますがサイト製作者さまの為に、編集者ぽい可愛いお名前考えたいです。
ちぇりーさんの考えた「あいす」さんもいいですね〜。
他は…「くりーむ」さんとか…?
…スミマセン…。

228 :花と名無しさん:01/12/12 20:58
「チョコ」って名前可愛いと思うんですけど。
ってチョコパフェじゃないですね(自己完結

229 :花と名無しさん:01/12/12 21:15
「あいす」さんイイ!
アイスクリームの「あいす」
愛すの「あいす」・・・サムイ?

230 :花と名無しさん:01/12/12 21:18
>ちぇりー先生
小動物に弱いシンヤってツボです〜。
不良さんかと思っていたら、実はとってもおちゃめさんだったのね。
バイクで転んだ、なんてドジな一面もアリなのね(藁

>226
・恋愛物のラブシーンでふたりでドギマギ。
・子供っぽい映画を夢中になってみている彼を見てクスっと笑う主人公。
というのもアリかも。

>227
藍洲☆栗衣夢=あいす☆くり〜む とか? カワイイね(藁

231 :花と名無しさん:01/12/12 21:19
愛すの「あいす」ナイス!(笑

232 :花と名無しさん:01/12/12 22:04
■違うクラスに
付き合っている彼氏がいる場合。

休み時間に会いにいっても、なかなか話が出来なかったり、彼氏が何処かへ行っていて
会えなかったりする!?


■待ち合わせ場所へ行くまでに、
いろんな困難な事が起こる。
携帯電話を持たない主義のキャラなら尚 良い。

233 :230:01/12/12 22:15
>232
■違うクラス
・彼のクラスには必ず美人のクラスメートがいる!
 そして自分のクラスにはヒロインの幼友達(♂)が・・・。
こんなのもアリ?
■待ち合せ
・駅前で待ち合せると、反対の口でお互い待ちぼうけ。
 もしくは銅像(OR噴水)の向こうとこちらで待ちぼうけ(古っ!)
今は携帯があるからこういうすれ違いってなさそうだよね。

>230(っていうか、自分なんだけど)
冷静にみかえせば、当て字の名前って
なんかロリエロ作家のPNみたいかも・・・。
スマソ。逝ってきます・・・。

234 :花と名無しさん:01/12/12 22:19
“あいす”いいですね。やっぱり平仮名で?
姓はちぇりーせんせが“氷室”を提案されてましたね。

■風邪をひいたときのお約束。
 症状は熱と咳。間違ってもトイレに駆け込むような症状はない。
 お粥は一人用の土鍋で作られ、ベッドで上体を起こして食べる。

下品でスマソ。
風邪には気をつけてください。

235 :花と名無しさん:01/12/12 22:46
初めてこのスレ見ました。
お約束SSイイ!!
ホントお約束な展開なのに読んでる時はドキドキする。
作家先生方続きを期待しておりまする。

236 :花と名無しさん:01/12/12 22:46
>233
でも「くりぃむ」もロリエロっぽいね

237 :236:01/12/12 22:47
あげちゃった。。。
逝ってきまっす

238 :花と名無しさん:01/12/12 23:01
>234
■風邪をひいたときのお約束。
一人暮らしの男の家でもちゃんと土鍋がある!
ヒロインの買い物袋は紙製でネギが見える。

239 :花と名無しさん:01/12/12 23:02
■放課後急な雨で傘がなくて「どうしよ〜」と
昇降口でこまってるところに
折り畳み傘を後ろから「どうぞ」不意に渡される
「家がすぐなんで平気だから」と走り去る後ろ姿

240 :雪村あいす@サイト制作者:01/12/12 23:20
「瞳に〜」の番外編、「ふたりで約束」前後編、アップしました。
れもん先生、遅くなってごめんなさい。

私の名前ですが、ちぇりー先生が考えてくれた「あいす」にしました。
姓は「氷室」でもよかったのですが、ちょっと寒そうだったので
それから連想した「雪村」にしてみました(え、こっちも寒そうだって?)
氷室君と雪村さん…さてなんの漫画でしょう(関係ないけど)

というわけで。
連載陣の先生方、ごめんなさい。
アップするのもう少し先になりそうです。
徐々につくっていきたいと思いますので…。

241 :桜谷ちぇりー ◆2OxXqOek :01/12/12 23:30
>220
猫はもう無理なんで犬でいいでしょうか?(第八話)

>222
頑張ります。(でも、誰と誰かはナイショです。)

>230
ちょっと情けないですかね。でも、そんな彼も愛おしくないですか?
(格好良く書かないといけないですかね。やっぱり…)

サイト制作者さんのお名前、ここでは「氷室あいす」なかなか好評ですね。
でも、制作者さんが気に入らなければ他の名前に決めて下さいね。

242 :220:01/12/12 23:42
>ちぇりーせんせ
犬でも全然OKです。
無愛想な男の子が動物(仔犬・仔猫)と戯れるのはけっこうハマリます。

レンタルビデオのお約束
■途中で眠くなって彼の肩にもたれて寝てしまう(逆もあり)

243 :花と名無しさん:01/12/12 23:47
>ちぇりー先生
230です。違いますヨ!情けないんじゃなくって、カワイイ!
先生がおっしゃるように愛おしいんで、あのシンヤは気に入ってます!!
ごめんなさいね、書き方が悪かったみたいで。
続き楽しみにしてまーす。

・・・なんか、このスレに書き込みしようとすると
言葉使いがブリッコになってしまうのは何故かしら???

244 :花と名無しさん:01/12/13 00:03
>243
昔の読者のページってブリッコ口調が多かったような。
よってそれもお約束♪(?)

245 :花と名無しさん:01/12/13 00:06
>243
それでこそ200万乙女の鏡!!(笑)
<ブリッコ口調

246 :花と名無しさん:01/12/13 00:28
>>240
冬騎君と霙さんですね。(ずいぶん寒っぽい名前)

247 :花と名無しさん:01/12/13 00:52
>246
そうか! それだったか〜。(わかってすっきり)
あの話ってホンワカしてていいですよね。雪村さんは健気だし。
サイト制作者様、センスよすぎですぅ(W

てか、すばやい対応お疲れさまです。雪村あいす様。
スレの中を彷徨いながら読まなくていいので、ありがたい。
でも、あまり無理をなさらないで負担にならないペースでなさってくださいね。

248 :花と名無しさん:01/12/13 01:42
■ラジオのスイッチを入れると
偶然、DJが主人公の投稿ハガキを読んでいるのが聞こえる。

249 :花と名無しさん:01/12/13 03:04
■男女共に前髪が長すぎる。
頭髪検査はどう乗り切っているのか?
せめてスポーツやってる登場人物だけでも短くしよう!

250 :花と名無しさん:01/12/13 03:13
●同棲中カップルが喧嘩して片方が家出した時。
 出ていってせいせいするとばかりに一人暮しを満喫しようとするが
 途中で「うちって…こんなに広かったっけ…?」とかいうモノローグが入る。
 そんで探しに行くか落ちこむかに分かれる。
 落ちこむ場合、相手はすぐに帰ってくる。

251 :花と名無しさん:01/12/13 10:42
>249
校則をネタにする少女漫画じゃない限り、校則ってあってないようなもんだよね。

●人気の宗教は真言・浄土。禅宗などは入らない

252 :花と名無しさん:01/12/13 10:50
スポーツ物のお約束?
■試合中、動きが鈍い主人公。
相手校の選手は
「噂ほど大した事無いね」と言う。
タイム(や休憩)を取った時に、主人公はパワーリストやパワーアンクルをはずす。

試合再開。
「ウォーミングアップは終わり。
本気出すわよ!」
さっきまでとは別人のような動きに相手校はズタズタ(?)になる。

253 :花と名無しさん:01/12/13 11:28
>252
>主人公はパワーリストやパワーアンクルをはずす。
試合中にそれをやるのって結構嫌な感じだよね。
相手をなめすぎでさ。

■ファーストキスの時に邪魔が入るのはお約束。
一番多いのは茂みから隠れて声援を送る友人達、そりゃバレますって。

254 :花と名無しさん:01/12/13 12:21
■運動神経が抜群にいいキャラのお約束
助っ人で練習試合に出場。試合前はルールもあやしい様子で
あきらかに素人だとバカにされてるのに
「フォームもめちゃめちゃなのに・・・!」といわせるほど
シュート(バスケ・サッカーのとき)スマッシュ(テニス)
スパイク(バレーボール)が決りまくる。
無駄な動きでの体力消耗を上回る潜在能力がある!と
もっともらしくOBや記者風の(よく考えたら)部外者が分析する。

255 :花と名無しさん:01/12/13 12:29
>253
木の枝を頭につけたり(丑の刻参りの蝋燭みたく)、両手に持ってカモフラージュ。

■修学旅行のお約束
 観光名所のスナップ写真には、他の観光客は映らない。どうやってどかしたんだ?

256 :桜谷ちぇりー ◆2OxXqOek :01/12/13 14:28
「恋のトライアングル」 第八話

昨日誉められたので今日は更にはりきって弁当を作り、逆に時間が余ってしまった。
シンヤが出かける気配がしたので、玄関に向かってみた。
「早いね。いつもこの時間に出かけてるの?」
マリコが話しかけるとシンヤは少し気まずそうにしていた。
「犬の散歩だ。…暇なら一緒に行くか?」
「じゃあ、行くわ。でもこの家に犬いた?スコップやビニール袋を持っていかないの?」
「ミナの犬だ。あいつが持ってくる。」
玄関のドアを開けるとミナホが待っていた。
マリコが一緒に行くことに少し戸惑ったミナホだがすぐに笑顔を向けた。
「遅くなっちゃうといけないから早く行きましょ。(天使の微笑み)」

公園に着くとシンヤはジョンとフリスビーで遊び、マリコとミナホはベンチに座った。
「ジョンは子犬の時に私とシン君の二人で拾ったんです。一生懸命親に頼んで許可を貰い、 雨の日も雪の日も毎朝散歩に来てるんです。」
ジョンと遊んでいるシンヤの優しい顔を見ながら自分の知らない二人の過去を少し羨ましく思っていた。
「そうなんだ。責任もって飼ってるんだね。…シンヤ君とミナホちゃんは仲いいんだね。」
とマリコがミナホの顔を見るとさっきまでの天使の微笑みが消えていた。
「そうよ。だからあんた邪魔なのよ。普通、気をきかせない?今更あんたが出てきたって 遅いのよ。シン君にはあたしがいるんだから、義妹ならそれらしくしていなさいよ。
 役割を見極めない女ほど無様な者はないわね。」
がらっと変わったミナホに驚いて何も言えないでいるとシンヤが近づいてきた。
「おい、そろそろ戻るぞ。おまえら盛り上がってたな。」
シンヤの目からは仲良くしているように見えたらしい。
ミナホはマリコの腕にしがみつき
「マリコさんて(物わかりの)いい人で大好きよ。マリコさん、ミナホのお願い聞いてくれるもんね。(天使の微笑み )」
マリコは引きつった笑みを浮かべるしか出来なかった。
(そっか、ミナホちゃんはシンヤ君が好きなんだね。…シンヤ君は?)

257 :花と名無しさん:01/12/13 14:29
スレのパート1が見られなくなってる!
ガ━━(゚Д゚;)━━ン!

お約束SSが生まれた過程が見たかったのに・・・
(このスレ最近きたばかりなのさ・・・)
最初に連載をはじめたのは、いちご先生ですか?

258 :続き:01/12/13 14:30

いきなり放課後
クラスメイトは部活や帰宅して教室にはマリコとシンヤの二人だけになってしまった。
いつもはすぐに帰ってしまうシンヤだが六時間目からずっと眠っているのだ。
さすがにもう起こさなくてはと思いマリコがシンヤの肩を揺する。
「シンヤ君、起きて、もう放課後よ。」
寝ぼけながら「…ちゃん?」と呟いた。
マリコが「えっ?」と聞き返そうとしたとき教室のドアが開いてタケシが入ってきた。
「マリ!話があんだ。ちょっといいか?」
タケシの馬鹿でかい声でシンヤの目がさめた。

「何?タケちゃん、」
マリコの両肩に手を置いたタケシはシンヤを一睨みした後、
「マリ、俺と結婚してくれ!」
タケシのいきなりのプロポーズにマリコは真っ白。シンヤは呆然である。
「俺はまだ17だからすぐにってわけにはいかねぇが、魚屋継ぐつもりだし、
 マリコは魚が捌けて魚屋の嫁にはぴったりだ。」
「何言いだすのよ。冗談じゃないの?魚なんて練習すれば誰にだって捌けるじゃない。」
「違うんだ!そんなのが理由じゃない。ずっと好きだった。ガキの頃は小遣い稼ぎのため だった家の手伝いもマリが客になってから楽しいと思えるようになったんだ。今は仕事 にやりがいだってある。一生、一緒にいてぇんだ。」
マリコはタケシが大好きだ。しかし、それは‘魚一のタケちゃん’で恋人や結婚相手としてではない。
「気持ちは嬉しいけどタケちゃんのことそんな風に考えられない。」
タケシは気持ちを全て吐き出した。
「俺はおまえがこいつや北村ユウヤと一緒に暮らしてるなんて、心配でしょーがねぇんだ よ。兄貴の方はへらへらしてやがるし、弟の方は何考えてんのかわかんねぇし」
「2人の事悪く言わないで!何も知らないくせに!タケちゃんのバカっ」
叫んで下手へ退場………しようとしたがタケシに腕を掴まれた。
その拍子にマリコのポケットから生徒手帳が落ち『スマイル・ユウヤ』の写真が………

   続く

259 :桜谷ちぇりー ◆2OxXqOek :01/12/13 14:37
『スマイル・ユウヤ』の活用パート2です。
なかなか少女漫画っぽくないですか?
発案者の方、本当にありがとうございました。

それにしてもタケシの告白の仕方はどうなんでしょうかね。
(でも、この台詞を言わせたくて八百屋から魚屋に変更したんですけどね。)
タケシ…熱い男になってしまった。
ミナホ…口汚いですね。一応お嬢なのにね。
結構、登場人物は最初の設定と変わってしまっているので
皆さんのイメージを壊していないか心配です。
もう最終回まで書き終わってしまったので、少ししか直せないんですが
宜しかったらご意見聞かせて下さい。お願いします。

小説用のお約束ではないものも勝手に使わせて頂いています。

>257
最初に小説を書かれたのはいちごさんですよ。
とても良くまとまった素晴らしい作品ですよね。

260 :257:01/12/13 14:42
ちぇりー先生、思いっきり割りこんでしまって
すいませんでした・・・。

タケちゃんの玉砕っぷりが最高です!
やっぱりジョンは公園でフリスビーなんですね。

261 :花と名無しさん:01/12/13 20:37
スポーツ物のお約束
■努力!友情!
勝利! (w)

262 :花と名無しさん:01/12/13 20:58
>>256
ミナホ、イイ性格〜
(w
でも話の最後には憎めないキャラになってほしいな。

263 :花と名無しさん:01/12/13 21:48
みかん先生
成長期にハードな練習は体に負担がかかるそうです。
という訳で

■コーチは、
無理なく体力が付くメニューを理論的に組む科学科の教師は如何でしょうか?

264 :花と名無しさん:01/12/13 22:02
一旦age

265 :花と名無しさん:01/12/13 22:22
>>258
♪一生一緒にいてくれや(笑)

266 :花と名無しさん:01/12/13 23:41
■浮気性の彼氏、諒一のいる主人公のあやかは、いつも彼が他の女の子といるのに
耐えられず、別れを切り出す。
そして2人が別れたとたん、あやかに恋する昭人に告白され、あやかは流れでOKしてしまう。
一方諒一はいっそう女遊びが激しくなるが毎日がつまらなそうで・・・。
最後は結局「お前がいつも笑って許してくれるから安心してた・・・」みたいなことを言って
ヨリを戻してハッピーエンド。
既出だったらスマソ。

267 :花と名無しさん:01/12/14 00:12
■新しい服を着た日に歩いていると声をかけられる。
「お嬢さん、
値札が付いたままですよ。」

268 :花と名無しさん:01/12/14 00:39
>>258のシンヤの寝言は誰の名前なんでしょうね?

269 :花と名無しさん:01/12/14 07:45
age

270 :花と名無しさん:01/12/14 11:02
タケシは地声が大きそうですねv

■格好いい系の男のお約束
 黒いロングコートは必須アイテム。自分で着る以外にもいろいろ用途があってとても便利。
 日本人の必須アイテム・風呂敷並に重宝するので持って置くといいですよv

用途はキシュツネタになるかもしれないので書き込みは控えます。

271 :花と名無しさん:01/12/14 13:10
■いつもソーイングセットを持ち歩いている女の子。
いざ縫う時には、
糸が古くて使えない。

272 :花と名無しさん:01/12/14 19:46
■過剰な演出、派手なパフォーマンス、それらを格好良く決められるのは
ヒーローだけだ。同じことをしても脇役は悲しいだけで終わる。

それは現実でも言えることなんだがね。

273 :花と名無しさん:01/12/14 20:07
恋トラの続き楽しみ〜♪
ルール・ブックの続きとれもん先生の番外編2も待ってるんだけど
どうなってるんでしょう?
もう書かないなんてことはないですよね?

274 :花と名無しさん:01/12/14 21:37
■下駄箱にラブレターなんて、今時の少女漫画でも
まず見当たらないね♪ (うろ覚え)
昔の歌だけど、最近の少女漫画ではどうなっているのかな?
下駄箱と言う名称は変更になっているのか?(w

275 :花と名無しさん:01/12/14 22:06
>274
私の通っていた高校は下駄箱に蓋はついていなかったので
ラブレターを万が一書いたとしても入れる強者はいなかった。
最近の少女漫画では土足が多くないかな。

276 :花と名無しさん:01/12/14 23:56
■雨のチャリ通学
 雨合羽など着ず、傘さし運転。でも、あまり濡れない。
 高校って、傘さし禁止というところがないですか。

277 :桜谷ちぇりー ◆2OxXqOek :01/12/15 00:00
書き直していたら遅くなってしまいました。
今から「恋のトライアングル」 第九話を出します。

>260
こちらこそ、すみませんでした。
最近面倒でお知らせを先に出していませんでした。

>268
乞うご期待!

278 :恋のトライアングル:01/12/15 00:04

「恋のトライアングル」 第九話

マリコのポケットから『スマイル・ユウヤ』の写真がシンヤとタケシの目の前に落ちた。
「そっか、マリの気持ちはもう他のやつのもんなのか。なんとなく覚悟はしてたけど、
 やっぱりショックでけぇや。でも、悪かった。客としてまた来てくれよな。まけるからよ。」
タケシが肩を落として帰っていった後、
「兄貴の写真?おまえやっぱり兄貴が好きだったのか。…少しぐらいなら協力してやるよ。」
シンヤはマリコの方を向かずにそのまま帰ってしまった。
マリコはショックだった。
確かに自分はユウヤに憧れていたけれど、シンヤには知られたくなかった。
『おまえやっぱり兄貴が好きだったのか。』違うそうじゃない。
マリコはこの状況になって初めてシンヤを意識していたことに気付いた。
そして誰もいなくなった教室に一人佇んでいた。


どれほで教室にいたのだろうか。
とりあえず、マリコは家に帰ることにした。
でも、今シンヤに会うのは辛い。
ぼーっとしながらサッカー部練習場の横に通りかかったとき、
いきなりボールが飛んできてマリコの頭に命中した。
そのまま、マリコは意識を失った。

279 :続き:01/12/15 00:08

マリコが目を覚ますと白い天井が見えた。
消毒の匂いが鼻についた。
「気が付いたのね。大丈夫?サッカーボールが頭に当たったのよ。本当にごめんなさいね。」
ベッドの横にはジャージを着た、黒髪ストレートの美人さんが立っていた。
「初めまして、私はサッカー部マネージャーの鈴本サユリです。うちの部員がボールを
当ててしまってごめんなさい。本人は後で謝りに来ます。」
サユリは本当にすまなそうな顔をして頭を下げている。
「いっいえ、ぼーっと歩いていた私も悪いんです。気にしないで下さい。」
サユリは顔を綻ばせた。
「ありがとう。ところでユウヤがマリコちゃんにマネを頼みたいと言っていたのだけど、
 どうかしら?来てくれると助かるんだけどな。」
サユリの優しい誘いは嬉しかったが、シンヤに誤解されて動揺しているマリコは他のことが
考えられなくなっていた。
「あ…えっとすみません。今はちょっと混乱していて」
マリコが半泣きで答えるとサユリは少し考えてから
「ねぇ!マリコちゃん、私とユウヤってどんな関係か知ってる?」
いきなり話が変わったことに驚いたが
「友達が二人はつき合ってるんじゃないかって言ってました。」
とりあえず知っていることを口にした。
「ハズレだよ。友達なの。一番しっくりくるのは悪友かな。小学生の頃からの腐れ縁で
 よく近所の柿とか一緒に捕ってたし、ピンポンダッシュもしたんだよ。私、空手をやっ
 ているから昔は男の子相手でも喧嘩してたんだ。やんちゃだったなぁ。…成長すると変
 わることって多いけどユウヤだけは基本的な所で変わらなかった。だから今でも一番の
 悪友なの。」
サユリがゆっくりと話しているのを聞いていると少しずつ落ち着いてきた。
「なんか自分の話ばっかりしちゃってごめんね。良かったらマリコちゃんの話も聞かせて
 くれるかな?もちろんお互いの話は秘密だよ。」
マリコは初対面の相手にとは思えないほど素直に今の状況を話した。

   続く

280 :桜谷ちぇりー ◆2OxXqOek :01/12/15 00:13
サユリは子供の頃は少年のようだった。
しかし、思春期に入る頃、急激に女性になってしまい(顔とか体のラインとか)
周りの男の子達がサユリを急に意識してしまったせいで仲間外れにされたように感じた
というお話だったのですが分かりづらかったと思うので補足です。
さすがにサユリの口からこんなことは言わせられないと思いましてね。

281 :花と名無しさん:01/12/15 01:19
>>278
ボールが頭に命中。お約束だけど痛そう。

282 :花と名無しさん:01/12/15 01:49
真夜中age

283 :花と名無しさん:01/12/15 04:32
ピンポンダッシュ…(w

284 :花と名無しさん:01/12/15 09:05
>>280
>周りの男の子達がサユリを急に意識した
だからこその、
>>279のサユリの
セリフなんですね。
当時のサユリは
自分の中身は変わってないのに
皆(ユウヤ以外)の態度急変で、戸惑ったでしょうね。

285 :花と名無しさん:01/12/15 11:50
■缶ジュースを飲んでいると、好きな男の子が
「俺にも頂戴」と口を付けた後、お礼を言って去る。

「・・・これって間接キス?」
返された缶ジュースを手に、女の子の胸は高まる。

286 :花と名無しさん:01/12/15 14:28
>285
その後、ジュースが残っていてもヒロインは飲めない。

■ミステリ・サスペンスのお約束
目撃者は車でひかれそうになる。
1,ヒロインはヒーローに助けられる。
2,準レギュラーなら怪我をして入院。
3,雑魚キャラはひかれて死ぬ。

287 :花と名無しさん:01/12/15 15:00
●結婚式のお約束
・指輪の交換で指を間違える
・誓いのキスは口にする

最近はラストを結婚式で〆る漫画って少なくなったよね

288 :花と名無しさん:01/12/15 17:04
>>279
>初対面の相手に
>話した。

これもお約束ですよね。

289 :花と名無しさん:01/12/15 19:05
結婚式のお約束
■映画『卒業』のように、
花嫁を式場から攫う男(←花嫁が本当に愛している人)。
逃げていく二人は幸せだろうが、
残された人達が
かわいそうだ。

290 :花と名無しさん:01/12/15 19:32
■あおり文句のお約束
フレッシュ〜
人気沸騰!
〜・ラブ
ピュア・〜
ドキドキ〜
大好評〜
早くも大人気!
〜ロマンス
ノンストップ☆…はもう古い?

291 :花と名無しさん:01/12/15 21:38
■冴えない女の子が好きな男(チャラ男系)に告白してこっぴどく振られて落ち込んで
いると大人の男(業界人とか美容師とか)がその子を奇麗に変身させてくれる。
というのもお約束じゃない?
最後にはその人とくっつくの。

292 :れもん ◆PST/gGoM :01/12/15 21:43
>273
お待ち頂いてるとは露知らず、他スレで遊んでおりました。スイマセン…
皆様に、話一本書ける程のネタをご提供頂いたので
何とか形にとは思うのですが、もし書いたとしても
ちょっと長めの話(多分7話分くらい)で、
一話分のお約束濃度が薄め(本編と同じくらい)に
なってしまうかもしれません。
っていうか、本当に待ってます?もう、ウザくないですか?

293 :花と名無しさん:01/12/15 21:46
スポーツ物のお約束?

■足腰を鍛える為に、バスや電車の中が空いていても立っている。
しかし、
「お客様、揺れると危のう御座いますので、お席にお掛け下さい。」と
運転手さんや車掌さんに声をかけられる。

294 :鼻と名無しさん:01/12/15 21:49
>287
「太陽が落ちてくる」
というエロマンガにあるぞ。

295 :花と名無しさん:01/12/15 22:06
>>292
れもん様、お久し振りです。
お話をまた描いてくださいね。

勿論、ちぇりー様、みかん様のお話も続きを楽しみにしています。

いちご様は新作のご予定は如何でしょうか?

皆様でお約束を考えているうちに、
新人作家様が誕生していくのも嬉しいです。

296 :渋谷みかん ◆S5HjySUY :01/12/15 22:32
皆様、お久しぶりです。
ホントに前の話、覚えてますか?
れもん先生と同じく、ちょっと別スレで創作活動(れもん先生のところと同じ?)
をしていまして・・・
申し訳ありませんが、しばらく休載させてください。
建前は「取材旅行」ということでお願いします(1話しか書いてないのに!?)。

297 :桜谷ちぇりー ◆2OxXqOek :01/12/15 22:33
>れもんさん
待っています。ウザくないです。
お話、楽しみに待っていますね。
無理のないように頑張ってください。
影ながら応援しています。

>291
業界人の男の人だったらそのままその子をアイドル又はキャンペーンガールとして
売り出したりしてね。
一躍トップスターとか?

「恋のトライアングル」第十話を今、手直ししていますので少々お待ち下さい。
今日中には無理かもしれません。

298 :雪村あいす@サイト制作者:01/12/15 23:26
>290
>■あおり文句のお約束
…すみません、メモらせていただきました(笑)
いつか使う…かもしれません。

299 :花と名無しさん:01/12/15 23:34
>291
主人公は最初三つ編み・眼鏡(レンズが厚くて瞳が見えない)・ダサイ服(笑)

300 :花と名無しさん:01/12/16 00:13
夜中age

301 :桜谷ちぇりー ◆2OxXqOek :01/12/16 01:01
「恋のトライアングル」は最初、全十話の予定でしたが皆さんから戴いた
お約束ネタのおかげで全十三話になりました。
手直しをしながら出していきたいと思っています。

第九話で「柿とか一緒に捕って」→「採って」でした。
漢字の間違いが多くてすみません。

では、「恋のトライアングル」の 第十話です。

302 :花と名無しさん:01/12/16 01:04
>>296
>「取材旅行」
お約束ナイス(w)

みかん先生、
『ルールブック』休載のお知らせは寂しいですが、
再開を楽しみに
していますね。

303 :恋のトライアングル:01/12/16 01:04

「恋のトライアングル」 第十話

「そっか、誤解されちゃったんだ。悲しいよね。それでマリコちゃんはどうしたい?」
「どうしたらいいのか分からなくてだた悲しくて…」
マリコはうつむきながら答えるのがやっとだった。
「まずは誤解を解かないといけないよね。」
サユリの言葉にマリコは顔を上げ、決心した。
「そ…うですよね。私の口から説明しなくちゃ。何をウジウジしていたんだろう。」
マリコが元気を取り戻したのでサユリはもう一押しした。
「それに協力するって言ったのはマリコちゃんを気に入ってるからだよ。だって自分の
お兄さんの相手が嫌な女だったら困るでしょ?」
「サユリさん、ありがとう。私、帰ります。」
ベットから起き上がりそのまま帰っていった。
「バイバーイ、もう姿見えないや。あの調子じゃマネはやってもらえないかな。
でも私、結構いい仕事したでしょ?ねぇ。」
サユリが話しかけた先には…。


北村家の前にはジョンを連れたミナホが立っていた。
「ミナホちゃん、シンヤ君に用事?呼んでこようか?」
マリコが声をかけると激しく睨まれた。
「シン君に用があるならあんたなんかを待たないわよ。…シン君に何かしたんじゃないの?
 彼、さっき様子が変だったのよ。」
ミナホの鋭さに内心焦って鞄を落とした。
「いや、ちょっと誤解というかなんというか…」
鞄を拾おうと屈んだマリコにミナホのデコピンが炸裂した。
「痛っ!」
「あんたのことなんかどうでもいいけどシン君が落ち込んでるのは我慢できないわ。
 さっさと誤解とやらを解いて来なさいよ。愚図ね。」
ミナホにも発破をかけられてマリコは家へと向かった。
「…はぁ、何やってるんだろう。でも、しょうがないよね。」
ミナホはジョンに向かってため息を付いた。
ジョンは慰めるようにミナホのほっぺたを舐めた。

304 :続き:01/12/16 01:08

家のドアを開けるとシンヤが二階へ行こうとしている所だった。
「ただいま」と言おうとしたマリコの口をシンヤが手で塞ぐ。
いきなりだったのでマリコは口から心臓が飛び出るかと思うくらい驚いた。
小声『親父とレイコさんが居間でラブラブモード全開なんだ。』
そういえば、居間から義父と母の声が聞こえる。

「ねぇ、私あなたと再婚して良かったと思っているの。子供達も仲良くしているみたいだ
 し、安心したわ。」
「ああ、シンヤはもう私のことを許してくれないかもしれないが、君とマリコちゃんには
 大分、心を許しているようだ。君たちが上手くいって良かったよ。」
「ところでさっきの話だけどやっぱり本当のキョウダイが一緒に住めるようになって良か
 ったわよね。」
「ああ、一安心だよ。」

シンヤとマリコが階段を登る足を止めた。
“本当のキョウダイ”誰と誰が?
二人は顔を見合わせた。

   続く

305 :花と名無しさん:01/12/16 01:24
>>303
>サユリが話かけた
相手は、やはり
アノ人?

306 :花と名無しさん:01/12/16 01:47
■ヒロインがミニスカートで走り回っても、パンチラ(w)
シーンは無い。

■ポリスやナースのコス・プレは、
ミニ・スカだ。

307 :花と名無しさん:01/12/16 07:23
一旦age

308 :花と名無しさん:01/12/16 08:20
>>304
衝撃の告白!
真相は?
待て、次号!!

309 :花と名無しさん:01/12/16 10:58
ジョン素敵だわ。

310 :花と名無しさん:01/12/16 16:14
■>291
「これ……あたし!?うそぉ、魔法みたい!」とか言って
鏡の中の変身した自分の姿にびっくり。
んで、チャラ男を見返してやるんだよね。
ヒロインがあか抜けたとたん、
チャラ男の態度が豹変して言い寄ってくる。
希望通りになったのに
なぜか心にすきま風………で
ヒロインは美容師を好きになっていることに気づく。
(当然、カットやメイク中の指使いにドキドキ)
最後はチャラ男をフって美容師とハッピーエンド。
忘れちゃいけないセリフは
「魔法なんかなくたって
恋をすると女の子は誰だって綺麗になるんだよ」<美容師

タイトルは「シンデレラ★魔法(まじっく)」で(笑。

311 :花と名無しさん:01/12/16 16:23
>310
(・∀・)イイ!!
「シンデレラ★魔法(まじっく)」新連載きぼんぬ!(笑

312 :花と名無しさん:01/12/16 17:28
はじめて来たけどこのスレ、イイ(・∀・)!
某アニメのFFでカナーリお約束をふまえたやつがあって、萌え〜なんだけど
改めて定番少女漫画好きを自覚したよ。
・主人公は超鈍感、幼なじみは意地っ張り
・キザな転校生が登場、主人公にモーションをかける
・放課後の学校で主人公の手の怪我を幼なじみが見つけていい感じになってキス
・雨宿りで一人暮らしの転校生の家に行く、雷が鳴って抱きつく。
 (でも主人公に手を出せなくておでこにキス。)
・転校生は不治の病で退場寸前。
他にもお約束てんこもりで好きなんだけど残念なことに未完なんだよね〜

313 :花と名無しさん:01/12/16 18:49
>310
美容師が無免許というのはナシですよね

「シンデレラ★魔法」
美容師の昔の恋人は、今をときめく女優なんかがいたりして。
来年に向けて新連載が目白押しなのもお約束ですか?

314 :花と名無しさん:01/12/16 20:20
お正月進行で、
作家さんホテルに缶詰め。

315 :花と名無しさん:01/12/16 21:41
>313
女優さんは美容師より少し年上のいい女で最初は主人公のことを鼻で笑ってたり
するんだよね。
でも美容師によって段々綺麗になる主人公を見てヒステリー起こすの。
自殺未遂とか。
名前はやっぱり「麗子」さん?
あら「恋トラ」のママとかぶるかしら。

316 :花と名無しさん:01/12/16 22:41
■スキー場で出会った男の子にドッキリ
街で再会してガックリ
ゴーグルで格好良く見えてたんだと気が付く。

317 :花と名無しさん:01/12/16 23:46
■放課後、窓辺の椅子に座って図書室で読書をする(美)少女。
 たまに直射日光が当たっている。目を悪くするって。 

318 :花と名無しさん:01/12/16 23:52
>317
たまには日に焼けるのも健康には必要でっせ、お嬢さん(笑)

>315
やはり麗子はワンレンなんだろうか。

319 :花と名無しさん:01/12/17 10:22
一旦age

320 :花と名無しさん:01/12/17 11:51
>304
「恋トラ」クライマックスだね。

「シンデレラ★魔法(まじっく)」
新しく始まったらいいね。
ライバルの名前は決まってるのに主人公の名前が決まってないね。

321 :花と名無しさん:01/12/17 13:04
>320
容姿・性格は地味だけど、名前は結構派手、というか、イマドキ系の、
音の響きを重視した名前がいいな
使用漢字例:花・華・結・碧・樹・菜・愛・未・流・音・遥・咲 etc,etc

カタカナにしたら意味ないやんけ。

322 :花と名無しさん:01/12/17 13:34
>321
碧とか遥っていいな。
苗字は普通っぽいのでいいっか。
沢井・藤田・川上あたりで

323 :花と名無しさん:01/12/17 14:40
桜谷センセのアシスタント(友人)です。(笑)
センセは体調を崩して寝込んでいるそうです。
「続きを待って下さっている方がいらしたらすみません。」
と言っていました。
 

324 :れもん ◆PST/gGoM :01/12/17 16:41
>323
エ!?ちぇりー先生、病気休載ですか?Σ(・∀・;)
ともかく、くれぐれもお大事になさって下さい。
続き楽しみにしています。
(よりによって、あんな続きの気になる所で…w)

え〜と、皆様に頂いたネタを元に番外編2作ってみたのですが、
アプしちゃってよろしいでしょうか?
ただ、最後の方から書き始めたので、まだ1話が出来ていません(w。
夜には出来上がると思います。
>いちご先生
すいません、ユカリとカブるキャラが出てきちゃうんですけど
よろしいでしょうか?ユカリよりは小粒なんですが(w。

という訳でまたお世話になります。よろしくお願い致します。

325 :花と名無しさん:01/12/17 16:48
>323様
ちぇりー先生に
お伝えください。
「お加減はいかがですか?お大事になさって下さい。お体の調子が戻って、連載再開される日を楽しみに しています。」

326 :花と名無しさん:01/12/17 17:46
取材旅行に・病気休載・そして待望の番外編新連載!!
・・・すげー少女マンガ雑誌のお約束がいっぱいで
なんか感動すらしてしまった(w

チェリー先生
くれぐれもお大事になさってください。
連載再開を楽しみに待ってます。
レモン先生
もう夜まで待てない!くらい待ち遠しいです!
みかん先生
連載再開待ってます。
取材旅行報告が口絵にのってお土産プレゼント
…なんてことはないですよね(w あいす様
いちご先生
私はあなたの次回作をひそかに待っている女…
…とここでつぶやいてみました…

327 :花と名無しさん:01/12/17 18:12
>ちぇりー先生
お体、大事になさってください。
作者急病につき休載の場合は、新人作家の読みきりor意味のない4コマがお約束?
或は、ペン入れもそこそこの原稿が入るか・・・。
ひと様が大変なときにお約束を考えてすみません。

>322さん
全てごちゃまぜにして「藤沢 碧遥」なんていかがでしょう?
読みは、「ふじさわ・みはる」。響きも何もないですね…自分で言っておいて。
逝ってきます・・・   321でした。

328 :花と名無しさん:01/12/17 18:12
>323
ちぇりー先生はアシスタントさんがいたんですね。(w
もし、風邪をひかれているなら某スレで言っていた「牛乳甘酒」が
良いのではないでしょうか。たぶん牛乳と甘酒をあっためてブレンド
するんだと思います。
早く元気になってくださいね。

>れもん先生
わーい!
冬に贈るハートフル番外編ですね!
頑張ってください。
楽しみです。

329 :来栖れもん ◆PST/gGoM :01/12/17 19:10

皆様、こんばんは。
図々しくも、また書かせて頂きます。
どうぞよろしくお願い致します。(ペコリ)
この話は、177-223の中で皆様から頂戴したネタを
参考にさせて頂きました。どうもありがとうございます。
ちなみに、私の構成力の無さから一話分が長いです。
読んでて疲れるかもしれません。
お約束濃度も薄めです。ヘタすりゃスレ違いかもしれません。
それでもお読みいただければ幸いでございます。

本編・番外編はこちら
http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Tone/1402/
管理人様、いつもありがとうございます♪
また始めちゃいました。どうもスイマセン…、お手数おかけします。

330 :『永遠の約束〜瞳に約束・特別編〜』第1話:01/12/17 19:12

〜プロローグ〜


「師匠、好きです!私と結婚を前提としてお付き合いして下さい!
お願いします!」

ついに言ってしまいました。口から心臓が飛び出しそうです。
師匠は、とても驚いた顔をしています。
当然です。知り合ってひと月にしかならない男から、
突然このような事を言われたのですから…。
それでも平静を取り戻されたようで、
ニッコリと微笑まれながら私に仰いました。

「悪いけど、お断りしま〜す。あたし、王子の事は
 取材対象としか見てないの〜。
 じゃ、そ〜ゆ〜ワケで。さよ〜なら〜。」
バタン!

こ、これはどうした事でしょう…。
私の一世一代の告白が、あんなに軽やかに
袖にされてしまいました…。
でも、ここでめげる訳には参りません!
断られる事は覚悟の上でしたし、ここで引き下がっては
男がすたります!
待っていて下さい、師匠!
私、必ずや師匠を振り向かせてみせます!

   ☆☆☆

331 : :01/12/17 19:14

〜4月〜


美奈子「ね〜知ってる〜?来月、3年に転校生が来るんだって〜。」

あたしは今日も、いつものようにマリア会室でお茶を飲んでいる。
(ホントは役員以外立入禁止だけど、その辺はコネとゆ〜事で。)
今年のマリア会は、去年のメンバーが全員残っていて、
もちろん会長は、超完璧オトコ・藤原和樹。3年連続会長という、
前人未到の大偉業をいとも涼しげな顔で成し遂げたの。
親友の彼とはいえ、こ〜ゆ〜人って、いっぺん凹ましてみたく
なっちゃうわよね。

和樹「転校生?いや、初耳だな。」
アキラ「ミーコさぁ、和さんより耳が早いなんて、お前の情報網
    どうなってんだよ。」
美奈子「それはトップシ〜クレット〜!それより、その転校生がね、
    なんとびっくり芸能人なのよ〜!」
瞳「えっ!ウソ、誰?誰?」
真由「瞳は相変わらずミーハーだな。」
瞳「いいじゃない、ミーハーだって。で?で?誰なのよ!」
美奈子「聞いて驚け〜、なんと!あの!
   “歌舞伎界のプリンス”石川藤十郎なのよ〜〜っ!!」
瞳「えーーーっ、ホントにっ!!!」
真由「藤十郎って、あの“梨園のキムタ○”って呼ばれてる?」
美奈子「そうよ、その藤十郎よ〜。」
瞳「きゃあ〜〜!私、結構ファンなのよねぇ。」
真由「私も好きだな。凛々しくて格好良いし。」
アキラ「ったく、女ってのはミーハーだよな。 ん?どうした、和さん、
    黙り込んじゃって。ひょっとして、ヤキモチ?」
和樹「バカ、違うよ。ちょうど、来月の課外講座のテーマが
   決まってなくてさ。その転校生に講師やってもらって
   “歌舞伎講座”なんていいかと思ったんだけど…。」
徹「あー、それイイよ!絶対ウケる!」
和樹「よし、じゃあ本人に話通してみるか。
   後は、誰かアシスタントでも決めて…」
美奈子「は〜い!アシスタント立候補〜!」

332 : :01/12/17 19:15

アキラ「ミーコ、さっきからヤケに張り切ってるじゃん。
    さてはお前も、藤十郎様LOVEなんだろ?」
美奈子「ブッブ〜!甘いわね〜。いい?石川藤十郎といえば、
    若手No1の実力者で、次代の歌舞伎界を背負って立つと
    いわれる程の逸材よ!そのルックスからファンも多く、
    女にはモテモテのはずなのに、浮いたウワサの一つも無し。
    滅多にテレビに出ないから、素顔は謎に包まれている…。
    どう?なにやらスクープの香りがしな〜い?」
徹「別にしないけど…。」
美奈子「だから甘いのよ〜!私のトップ屋としての勘が告げるの!
    彼には何かある!スクープの予感だ!ってね〜。
    ミステリアスな素顔を解き明かして、スクープゲットよ〜!」
アキラ「俺、今からでも転校先替えるよう、忠告してやりてぇよ…」

   ☆☆☆

333 : :01/12/17 19:16

〜5月〜


輝弥「初めまして。七代目・石川藤十郎こと天辻 輝弥(てるや)と
   申します。以後、よろしくお見知りおき下さいませ。」

丁寧に頭を下げる姿に、あたし達は息をのんだ。
う・・なんてゆ〜か、オーラが違う…。
テレビや雑誌で見るより、遥かにイイ男だわ。
動作の一つ一つが優雅だし、ピンと背筋の伸びた立ち姿は
まるで青竹のように爽やかで清々しい。
軽く微笑みを浮かべた顔は、これでもかというくらい整っていて
思わず見惚れてしまうほど…。

和樹「マリア会会長の藤原和樹です。転校間際の慌ただしい時に
   無理なお願いをして申し訳ありません。」
さすがはセラミックの神経を持つ男・藤原和樹!
あの高貴なオーラをものともしないなんて!

輝弥「いえ、とんでもない。こんな素晴らしい機会を与えて頂いて
   感謝しております。ご期待に応えられますよう、
   精一杯努めさせて頂きます。」
アキラ「あ、あのさ…、同じ高校生なんだし、その、そんな堅苦しく
    ならなくてもいーんじゃねぇかな…。」
輝弥「え?私、堅苦しいでしょうか?」
さも意外といわんばかりに、目を大きく見開いて尋ねる。
アキラ「え、いや、あ〜、うん、ちょっと…な。」
輝弥「そうですか…。なにぶんにもこれが地なもので、
   自分ではかなりフレンドリーなつもりだったんですが…、
   お気に障りましたか?」
澄んだ目で、不安げにアキラくんをじっと見つめる。
最年少で族の頭を張った程の男でも、あの目には逆らえまい…。

アキラ「え、あ、いや、全然!地ならしょうがねぇよな、アハハ…」
輝弥「それなら良かった!」
そう言って、嬉しそうに笑った顔はまさに100万ボルト級だった。
この人って…、ひょっとして見かけによらず…天然…ボケ?

334 : :01/12/17 19:20

和樹「紹介します。天辻さんのアシスタントをお願いした、
   前川美奈子さんです。」
美奈子「前川です。どうぞよろしくお願いしま〜す。」
いけない、いけない。このミーコ様が気おされるなんて。
この人、結構曲者かも…。
でも、ますますスクープのいい香りがしてきたわ♪
輝弥「こちらこそ、ふつつか者ですがよろしくお願いします。」
美奈子「いえ、ふつつか者はこっちの方で〜、じゃなかった、
    あの、私のことはミーコって呼んでくださ〜い。
    みんな、そう呼んでますんで〜。」
輝弥「ミーコさん…?可愛らしいお名前ですね。」ニッコリ
うっ!ヘタな男が言ったら、イヤラしく聞こえるだけのセリフを
こうも爽やかに言ってのけるとは…この男、只者じゃないわ!
これは久々に心してかからねば…。

   ☆☆☆

335 : :01/12/17 19:21

瞳「なんか、想像してたのと全然違っててビックリ!
  あんな穏やかで純真そうな人だとは思わなかったわぁ。」
彼が帰った後、瞳が切り出した。

真由「本当だな。育ちが良いというか、ちょっと私たちとは
   人種が違うというか、いかにも“お坊ちゃま”って感じ…」
アキラ「いや、アレはお坊ちゃまとかってレベルじゃねぇよ。
    お坊ちゃまだったら、和さんだってそう見えなくは
    無いけどさ、あのノーブルなオーラはそれ以上だぜ。」
和樹「悪かったな、エセお坊ちゃまで。」
徹「お坊ちゃまってゆーよりは、王子様ってカンジだよね。」
アキラ「それだ!徹ナイス!俺、彼の事は王子って呼ぼう!」
真由「うん、王子ってピッタリだな。」
アキラ「でもさ、ミーコ、スクープは諦めた方がいいんじゃねーの?」
美奈子「へ?何でよ?」
アキラ「だって王子って、裏も表も無く、どこまでも澄み切った
    青空のように清々しいヤツだったぜ。
    お前が欲しがる様なネタなんて隠し持ってねぇよ、アレは。」
美奈子「ふふっ、そこが甘いのよ〜。あたしのトップ屋の勘はね〜、
    今までハズレた事が無いのよ〜!見てらっしゃ〜い、
    羊の皮の下に隠した狼の顔を暴いてやるんだから〜!」

そうよ!首を洗って待ってなさい、天辻輝弥!
このトップ屋ミーコ様が、絶っ対にスクープしてやるわ!!

和樹「スクープもいいけど、アシスタントの仕事もちゃんとやれよ。」

                    つづく

336 : :01/12/17 19:22

  天辻 輝弥(あまつじ てるや)

歌舞伎役者、七代目・石川藤十郎。屋号は羽駒屋。
父は十代目・秋元和之介(故人)、母・姉ともに女優という
サラブレッド。普段は、貴公子然とした穏やかさで、
よく言えばピュア、悪く言えば天然ボケな性格だが、
ひと度舞台に上がると豹変。艶やかかつ大胆な演技で
人々を魅了し、「若手No1の実力者」「歌舞伎界のプリンス」との
呼び声高く、十一代目・和之介の襲名も遠くはないと目されている。
「梨園のキム○ク」と呼ばれるルックスの良さと、本人が無意識に
発する高貴なオーラとで、女性から絶大な人気を誇り、
某誌の「抱かれたい男」にも選ばれたほど。高校3年生。

☆☆☆

というわけで、新キャラ出してしまいました。
バカ遠ファンの方(いるのか?)申し訳ありません。
ミーコ&バカ遠は、203様のお話が面白過ぎでした。
私にはあんなに面白いのは書けません…。
バカ遠には、寒キャラの道を爆進してもらう事にしましたので、
彼のファンの方(本当にいるのか?)は、もう暫くお待ち下さい。

ちなみに、私は歌舞伎について全く知らないので、
書いている事は全てテキトーです。あらかじめご了承下さい。
それにしても長過ぎ…逝ってきます…

337 :ストロベリー仮面 ◆UQfdPtTM :01/12/17 19:24
>れもん先生
「ふたりで約束」面白かったです!
でも私、リクまでした肝心のアキラv真由よりも
バカ遠に首ったけ(笑。
幸せになって欲しいと思う反面、
永遠にやられキャラでいて欲しいと思うジレンマが〜。
>ユカリ
お約束作品はカブリ合ってナンボです(笑。
番外編楽しみ〜。今夜中には読めるかな〜。
……と思ってたらUPされてる!今から読みます〜。

>ちぇりー先生
体調の回復をお祈りしつつ
連載の再開を楽しみにしています。
つ、続きが気になる………。

>みかん先生
みかん先生の取材先ってもしかして…!
あちらはどうやら今夜中にクライマックスを迎えそう?

>326様、他皆様
新作へのコールありがとうございます。
次回作に関してはピ──────────……です。
………??あれ?すみません、電波が乱れた模様。

それから亀レスですが妖精さんありがとうv

338 :ス仮面 ◆UQfdPtTM :01/12/17 20:37
「永遠の約束」イイ!
輝弥の裏の顔?も気になるけど
バカ遠リターンズが一番楽しみだったりする………。

339 :花と名無しさん:01/12/17 20:50
輝弥…イイ…(w

340 :322:01/12/17 23:28
>327
「藤沢 碧遥」いいっすね。
名前だけだったらすっごい美人そう!
最初は冴えない女の子だからきっと名前にもコンプレックスあるんだろうな。

好きな男(チャラ男系)に告白するとき、前もって手紙で呼び出すと
「藤沢 碧遥って君なの?名前のわりに地味だねぇ〜。」
とか言われて碧遥は頭に石がぶつかったかのようにショック
更に振られてダブルショック!!
なんてね。

>ちぇりー先生
復活待ってます。
誰と誰が兄弟なんだろう〜。

341 :花と名無しさん:01/12/18 01:05
>れもん先生

204ですが、待ってました!!ミーコ編!どうもありがとうございます!
新キャラ登場でうれしい!(輝弥萌え〜)
バカ遠リターンズ楽しみ!(笑)
先生のお話は会話がメインなので、テンポがあって長さを感じさせないです。
続きを楽しみにしてますので頑張ってください。

342 :花と名無しさん:01/12/18 10:20
れもん先生お待ちしてました!
ミーコを師匠と慕うプリンスを妄想していた者です(w
脳内では完璧にア●ソニーだったのですが
輝弥は金髪碧眼とは対照的な梨園のプリンスでありながら
決して期待を裏切ってないです〜いいえ期待以上ですよ!

いまのところ師匠と弟子として上下関係くっきりはっきりですが
“努力の男”輝弥をぜひ
「ミーコを唯一本名で呼ぶ男」にまで出世させてください。

343 :れもん ◆PST/gGoM :01/12/18 10:57
こんにちは。ご愛読ありがとうございます。
今、第1話を見直してきたんですが、とんでもなく長いですね。
マウスを持つ手がつりますね。本当にスイマセン…。
もうちょっと一話を短くした方がいいでしょうか?
短い方が良ければ、バラして再構成し直しますので、
お手数ですがご意見お聞かせ下さい。
>342様
素晴らしいネタをありがとうございました♪
輝弥は、貴女様のレスから生まれたキャラです。
そしてまた美味しいネタご馳走様です(w!
早速、最終回を書き直しに逝ってきます!

344 :342:01/12/18 14:21
れもん先生
ネタ採用ありがとうございます。
実は真由編のタイトルを採用してもらった過去もあり
自分の妄想のお約束濃度の濃さにうれしいやら恥ずかしいやら。
このスレ以外では役に立たないとゆーか
ひた隠しにさえしてるし(w (そこはかとなく漏れてるきもするけど)
ちなみに三大お約束(?)のなかよしとりぼんと藤本ひとみ
で育った私…。

345 :桜谷センセのアシ:01/12/18 14:53
近況報告?
ただ今、牛乳と甘酒を手土産にセンセの所にお見舞いに来ています。
さっきまでみんなのレスを読まされていました。
>325さん、伝えましたよ。
さすがに来栖センセの小説を音読させられたのは恥ずかしかったです。
(いくら自分で読めないからって‥)
「やっぱり、れもんさんのお話って面白いね。」
と言っていました。
今は私の背後で寝ています。
顔に落書きしてやろうかしら‥
長々と失礼しました。

■お約束
病弱な人間には面倒見の良い幼なじみがついているものだ。

346 :来栖れもん ◆PST/gGoM :01/12/18 19:14

こんばんは。ご愛読ありがとうございます。

>ちぇりー先生のアシ様
…音読…音読ですか……。
ああ、バカ遠の出番が無いのが、無念でなりません!
もちろんあのお寒いセリフの数々も、音読して頂けるんですよね?
ちぇりー先生とアシ様の熱き友情に、思わず涙でございます…。

とりあえず、2話も長いままアプさせて頂きます。
ごめんなさい、ごめんなさい…。

本編・番外編はこちら
http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Tone/1402/
管理人様、いつもありがとうございます♪

347 :『永遠の約束〜瞳に約束・特別編〜』第2話:01/12/18 19:15

王子が転校してきてからのマリアーナは、まさに“王子フィーバー”。
マリア会発の“王子”というあだ名は、あまりにピッタリだったせいか
その日のうちに全校生徒に定着してしまった。
最初、王子の高貴なオーラにみんな気後れしてしてしまって、
遠巻きに眺めてるだけだったのが、ある事がキッカケで状況は一変。

なんとあの王子、映画鑑賞会で『子猫物語』を見て感動し、
人目もはばからずに、はらはらと泣き出したのよ!
頬をつたう涙を拭いもせず、ただ静かに画面に見入る王子の姿に、
女のコ達はハートを鷲掴みにされてしまったようで、
「王子の涙、ものすごくキレイだったv」とか「なんて純粋な人なの!」
とか、「王子ってカ〜ワ〜イイv」などと大評判!
話してみれば、穏やかで気さく(言葉使いは堅いけど)なもんだから、
もう人気大爆発!おかげで歌舞伎講座は大盛況で、
アシスタントのあたしも忙しい毎日を送る事になってしまった…。

はあ、こんな事してる場合じゃないのに…。
う〜ん、まずは本人の許可を取って表の顔でも取材してみるか。
裏の顔はそれが終わってからでもゆっくり…うふふ♪

   ☆☆☆

348 : :01/12/18 19:16

美奈子「ね〜、王子。あたし新聞部の部長やってるんだけど〜、
    今度記事にするから王子の取材させてもらってい〜い?」
輝弥「それは一向に構いませんが…。
 私は何をすればよろしいのでしょうか?」
美奈子「なんにもしなくていいわよ〜。普段どおり学校生活を
    送ってくれてれば、あとはこっちが勝手にやるから〜。」
輝弥「? 普段の私を取材して、記事になるのですか?」
美奈子「あら〜、普段の王子だからこそ
    面白い記事になると思うんだけど〜。」
輝弥「そう…ですか…。」
あら?急に何事か考え始めちゃったわ。
ヤバイ!何か勘付かれた?

美奈子「あの〜、何かマズイ事でも?」
輝弥「あっ、いえ、とんでもない。とても嬉しいです。」
? 何がそんなに嬉しいの?普通イヤじゃないのかなあ。
輝弥「ミーコさん、私も時々新聞部の活動を見せて頂いても
   よろしいでしょうか?」
美奈子「え!?いや〜、それはちょっと…」
輝弥「駄目ですか…?」
やめて!そんな切なげな目であたしを見ないで〜!
美奈子「べ、別にいいけど、見たって面白くないわよ〜。」
輝弥「いえ、楽しみです。ありがとうございます。」
満面のプリンス・スマイルに、あたしは目が眩みそうになった…。

   ☆☆☆

349 : :01/12/18 19:17

王子は、暇があれば新聞部やマリア会室に顔を出すようになった。
おかげで、ほとんど毎日王子と顔を合わせてはいるんだけど、
肝心の取材が一向に進まない。他の取材はバンバン進むのに〜!

輝弥「ミーコさんには本当に驚かされます。」
美奈子「へ?なんで〜?」
輝弥「見た目はとても可憐なお嬢さんでいらっしゃるのに、
   いざ取材となると人が変わったかのようなバイタリティを
   お見せになる…。そのパワーには、いつも驚かされると
   同時に、感服してしまいます。」
突然何を言い出すんだ、この人は…。こっちが驚かされるわ。

美奈子「いや〜、あたし報道が大好きなのよね〜。
    もう魂かけちゃってるのよ〜。それでかなあ、アハハ…」
輝弥「私も歌舞伎に魂をかける身ですが、ミーコさんの域までは
   まだまだで…。本当に尊敬致します。」
美奈子「そ、そんな尊敬されるほどの事じゃ〜…」
輝弥「ミーコさん、ぜひ師匠と呼ばせて下さい。お願いします。」
美奈子「師匠〜!?え〜〜!やだっ、そんな大ゲサな!」
輝弥「お嫌ですか…?」
う…、そんな悲しそうな目であたしを見ないで〜!
まるでこっちが極悪人みたいじゃな〜い!

美奈子「い、いいけど…。」
輝弥「本当ですか!師匠、これからもよろしくお願いしますね。」
そしてまた、プリンス・スマイル…。
このあたしがいいように操られてる…?王子、強敵だわ…。

   ☆☆☆

350 : :01/12/18 19:18

それから数日が経っても、取材は一向に進まず、
王子には懐かれるばかり。他の子達の視線を冷たく感じるのは、
決して気のせいではないはず…。まあ、しょうがないか…。
さてと、王子との打ち合わせに行かなきゃ。
アレ?話し声がするけど、先客かな?
隙間から覗くと、そこにいたのは王子ファンクラブの連中だった。

女生徒1「王子、前川さんには気を付けた方がいいわよ。」
げっ!何を言い出すのよ、あの女!
輝弥「師匠がどうかしましたか?」
女生徒2「あの人、トップ屋だとかいっていろんな事調べて
     回ってるのよ。きっと王子の事も色々嗅ぎ回ってるわ。」
女生徒3「王子、あの人の事慕ってるみたいだけど、
     あまり信用しない方がいいわよ。」
あーいーつーらー!随分言いたい事言ってくれるじゃないのっ!
あ、でも、どれも図星か…。

輝弥「…私はそれでも構いませんよ。」
いつにない強い口調で王子が言う。なんかスゴイ迫力…。
輝弥「たとえあなた方の言う通りだとしても、私が師匠を
   敬愛する事に何の変わりもありません。そんなことより、
   本人のいないところで、そのような陰口をきく己を
   恥た方がよろしいのではないですか?」
女生徒4「陰口だなんて、私たち別にそんなつもりじゃ…」
輝弥「それでは以後、そういった誤解を招くような言動は
   慎まれるのですね。これ以上お話する事もありませんので
   どうぞお帰り下さい。」

ビ、ビックリした〜!あんな王子初めて見た。王子でも怒るんだ〜。
そうだ、今のメモしておかなきゃ!
…でも今の、あたしを庇ってくれたんだよね。ちょっと感動…。
これぞ麗しの師弟愛!なんちゃって…。

でも、それが師弟愛どころの話ではないと知ったのは、
それから数日後の事だった。

   ☆☆☆

351 : :01/12/18 19:19

歌舞伎講座も大盛況のまま無事終了した、ある日…。

輝弥「私、この学院に転校してきて…師匠にお会い出来て
   本当に良かった。」
美奈子「は!?いきなり何を…?」
輝弥「“石川藤十郎”という存在は、私の中でも非常に大きくて
   “天辻輝弥”を消してしまうんです。皆も、私を“藤十郎”
   としか見てくれません。でも師匠は、普段の私の方が
   面白いと言って下さった。私を“天辻輝弥”として見て下さった
   方は師匠が初めてです。」
美奈子「それは…」
い、言えない!あなたの素顔をスクープしたいからよ、なんて…。

輝弥「師匠…。」
え!?なに?そんな熱い眼差しであたしを見ないでよ〜!
「師匠、好きです!私と結婚を前提としてお付き合いして下さい!
お願いします!」
は?・・・・・・????え?えーーーーーーーーーっっっ!!!!

どうして!?どうしてこんな展開になっちゃったの!?
王子だったら、女なんか他に選り取り見取りだろうに、
何をトチ狂ってあたしなんかを!?
自分が相手じゃ、スクープにならないじゃな〜い!
落ち着け、落ち着くのよミーコ…。
あたしにその気は無いんだし、ここはスッパリと断らなくては。
そうよ!「何だ、こんなヒドイ女だったのか」とガックリするほど、
こっぴどく断っちゃうのよ!

「悪いけど、お断りしま〜す。
あたし、王子の事は取材対象としか見てないの〜。
じゃ、そ〜ゆ〜ワケで。さよ〜なら〜。」

                つづく

352 :花と名無しさん:01/12/18 19:34
>ちぇりー先生のアシさん
音読ってすごいですねー。
寝てる人間にラクガキって実際にはなかなか出来ないことだよね。
ちなみに最後のお約束はお二人のことですか?

>れもん先生
ああ、ばか遠はまだなんですね。
じらすなんて憎いお・か・た★

353 :花と名無しさん:01/12/18 19:35
ごめんなさい。
sage忘れちゃった。

354 :花と名無しさん:01/12/18 20:14
王子萌え〜vv
こういうタイプが好きだったのか、私…。
でもバカ遠の事も待ってます(w

れもんさん頑張って下さい〜。長いのは全然気にならないですよ〜。
てか読み応えあってオッケーっすv

355 :花と名無しさん:01/12/18 23:55
いま「ふるぱ」見にいったら、カウンター3700だった!
この前見たときは3200くらいだったのに・・・
やっぱり「永遠の約束」が始まったからかな?
自分も復習しにいった一人だけど(笑
ところでれもん先生、高遠のプロフィールは無いのでしょうか?

356 :花と名無しさん:01/12/19 00:07
■主人公はだいたいお母さん似、お父さん似の女の子はあまりいない。
男の場合は両方あるのにね。

357 :花と名無しさん:01/12/19 09:29
れもん先生お久しぶりです。
久々にのぞいたら、巻頭カラーで新連載。
お約束の泉にどっぷり浸らせていただきました。
バカ遠萌え〜から、マッハで王子萌えに。王子イイ!
(でも王子ってニックネームで慎吾ちゃん浮かぶのって私だけ?)

ちぇりー先生
早く良くなってくださいね。

もしかして、みんな女甲にもいる?

358 :花と名無しさん:01/12/19 10:40
>357
王子で浮かんだのがミッチーだった私・・・

ついでにage

359 :桜谷ちぇりー ◆2OxXqOek :01/12/19 12:23
お久しぶりです。
この二日間ほどベッドから離れられなくなっていましたが
やっと回復しました。
話はもう少しで終わるところまで来ていたのに
変なところで休んでしまってごめんなさい。
皆さんの励ましがとっても嬉しかったです。
ありがとうございます。

>れもんさん
はい、友人が男女二人でお見舞いにきてくれたので、役割ふって
読んでもらいました。
バカ遠の台詞も読んでほしかったのですが、もう元気になってしまいました。
残念です。

>352
はい、二人とも幼なじみです。
冗談だと思いましたか?
本当に落書きされましたよ。(水性ペンでしたが)

「恋のトライアングル」第十一話(だったかな?)は、夕方だとれもんさんと
かぶってしまうので、夜に出そうと思います。
今、友人達が「前回までのあ・ら・す・じ」を作ってくれています。
では、また夜に!

360 :花と名無しさん:01/12/19 14:45
「シンデレラ★魔法」
少しずつ設定が決まってきてるね。
じゃあ、美容師の名字は「川上さん」かな。
イイ名前が思いつかない。
やっぱり格好いい感じの名前かな。
オネエ言葉は使わないでほしい。

361 :来栖れもん ◆PST/gGoM :01/12/19 17:29

こんばんは。いつもご愛読ありがとうございます。

ちぇりー先生、復帰おめでとうございます♪
でも、くれぐれも無理はなさらないで下さいね。
(ああ、でも続きが読みたい身勝手な私…)

バカ遠のキャラ紹介、まだ作ってないんです(w。
ご所望とあらば、彼の出番までに作ってアプさせて頂きます。
彼の出番ですが…、あと○回お待ち下さい。
皆様のご期待に添えるかわかりませんが、輝弥に負けないよう
華々しく出そうと思っております。

本編・番外編はこちら
http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Tone/1402/
管理人様、いつもありがとうございます♪

特別編  1話 >>330-336  2話 >>347-351

362 :『永遠の約束〜瞳に約束・特別編〜』第3話:01/12/19 17:31

ああ、昨日の今日で一体どんな顔をしてお会いすればいいのか…。
でも、こんな所で躊躇していては前に進めません。
私は思い切って、マリア会室のドアを叩きました。

輝弥「師匠、お話があるのですが。」
美奈子「え、な〜に?」
輝弥「あの、ここではなんですので、ご足労願います。」
美奈子「はいはい。ごめん瞳、また後で〜。」
輝弥「皆さん、どうもお邪魔しました。失礼致します。」
バッタン

真由「…瞳さん、今のちょっとアヤシイ感じがしませんでした?」
瞳「しましたわ真由さん。あの王子の様子…、只事ではない
  雰囲気でしたわね。」
真由「…行ってみます?」
瞳「いつもミーコさんに聞かれるばっかりじゃシャクですものね。
  行きましょう、真由さん!」
アキラ「…お前らって…。いや、何も言うまい…。」

   ☆☆☆

363 : :01/12/19 17:31

美奈子「で?何の用〜?」
輝弥「あの、昨日は大変失礼致しました。」
美奈子「い〜わよ別に。それだけ〜?」
輝弥「いえ、その、昨日は断られてしまいましたが、
   私には師匠を諦める事など出来ません。
   どうか、もう一度お考え頂けないでしょうか。」

どうしたのでしょう?
今日の師匠は、私と目を合わせて下さいません。

美奈子「あのね〜、この際だからハッキリ言っておくけど〜、
    あたし、愛だとか恋だとかに全く興味ないの〜。
    二十代でピューリッツァー賞取るのが夢だから、
    恋愛にウツツを抜かしてるヒマなんて無いわけ〜。
    なので、王子とお付き合いする気は、これっぽっちも
    ありませ〜ん。ゴメンナサイ。」
ペコリと可愛らしくお辞儀をなさると、愛らしいお顔で
ニッコリと微笑まれました。
美奈子「というわけでこの話はこれでおしまいね〜、迷惑だから。」

それだけ仰ると、軽やかな足取りで去っていかれました。
その場に残された私は、ただ呆然と立ち尽くすのみでした。

   ☆☆☆

364 : :01/12/19 17:32

私は今、マリア会室にお邪魔しています。
あの後、凍り付いていた私に瞳さんと真由さんが声を掛けて下さり、
こちらにご案内頂いたのです。
私は皆さんに、これまでのいきさつを全てお話致しました。

アキラ「ミーコのヤツ…、あいつは鬼だ、悪魔だ…。」
徹「いやあ、普段から見かけによらずハッキリ物を言うコだとは
  思ってたけど、ここまでとはねぇ。」
真由「…ご愁傷さまです…。」
瞳「ちょっと、ちょっと!もっと他に何か言う事あるでしょう!
  頑張れ!とか、負けるな!とか…。」
和樹「この場合、そんな気休め程度の励ましじゃ、
   何の役にも立たないだろうな。」
瞳「もう!和樹まで!」
皆さん、なんとお優しいのでしょうか。
こんな私を慰めて下さいます。

和樹「それで?これで諦めるのか?」
輝弥「いえ、とんでもない!諦めるなんて出来ません。
   師匠に振り向いて頂けるまで頑張るつもりです。」
徹「エライ!あんたエライよぉ!」
アキラ「…ハッキリ言って望み薄だけどな…。(ボソッ)」
真由「…それは言っちゃダメだ。」
アキラ「でもさぁ、王子だったら、ほっといたって女の方から
    ワンサカ寄って来るだろうに。そこまでハッキリ
    断られたんだったら、いっそのことスパッと諦めれば?」
輝弥「それは無理です!寝ても覚めても頭の中は師匠の事で
   一杯で…、こんな気持ちになったのは初めてです。」
瞳「きゃあ〜〜、ミーコも罪な女ねぇ。」
アキラ「おいっ!お前らミーコの親友だろ?何とかしてやれよ!」
真由「私たちがどうこうした位じゃ、どうにもならない子だって
   アキラも知ってるだろう?」
アキラ「うっ、それは…。」
瞳「とにかく、やれるだけのことはやってみようよ!」

365 : :01/12/19 17:33

   ☆☆☆

瞳「ねぇ、ミーコ。あんなステキな人にあれ程思われるなんて
  スゴイじゃない!」
美奈子「別に〜。興味ないし〜。」
真由「そんな事言わないで、付き合うだけ付き合ってみたら?
   簡単に断ったら勿体無いじゃないか。」
美奈子「そんなヒマ無いも〜ん。」
瞳「でも、ほら、恋愛だって経験しとけば後に生かせるかもよ。」
美奈子「恋愛なんてね〜、自分で経験しなくても、人の話を
    聞いてるだけで充分なの〜。そもそも、恋だの愛だのって
    寒くってダメよ〜。『約束通り、俺のお嫁さんになれよ』とか
    『好きだ…、もう離さない。』な〜んて言われたら、
    あまりの寒さに鳥肌立っちゃうわよ〜。」
真由「!! ミーコ、そのセリフどこで!!?」
瞳「ちょっと!まさか聞いてたんじゃないでしょうね!」
美奈子「聞かなくても、あの人達の言いそうな事くらいわかるわよ〜。
    ともかく、あたしは王子と付き合う気は無いから
    余計なお世話やかないでよね〜。 あっ、いっけな〜い!
    王子の舞台稽古を取材に行く時間だ〜!じゃ〜ね〜!」
瞳・真由「・・・・・・・・・・・」

   ☆☆☆

366 : :01/12/19 17:34

初めて生で見る王子の舞台に、あたしは息をのんだ。
スゴイ…。いつもとは、まるで別人みたい。
あのちょっとトボけた穏やかさがまるで無い。激しく、力強く、
それでいて艶やかで、一瞬たりとも目が離せない迫力があった。
不覚にも、感動のあまり涙してしまったあたし…。

輝弥「師匠!見ていただけましたか?」
王子が嬉しそうに息を弾ませながら、駆け寄ってきた。

輝弥「? どうなさいました?目が赤いようですが。」
美奈子「うん…、なんか王子がスゴクってさ〜、
    あたしちょっと感動しちゃって…。あ、ごめんね〜、
    なんか胸が一杯で、気の効いた感想が出てこないや〜。
    記者失格だよね〜、エヘヘ…。」

王子はちょっと驚いたような顔をしたあと、
ニッコリ笑ってあたしの頭をそっとなでた。

輝弥「どんな言葉よりも、師匠の涙に勝るものはありません。
   嬉しいです…。師匠に見に来て頂いて本当に良かった。」
さっきの舞台を見た後だからかな…。
王子のまっすぐな目に、いつも以上にドキドキしてしまうあたしだった。

   ☆☆☆

367 : :01/12/19 17:34

それから数日後。

美奈子「ただいま〜。あれ?珍しいじゃな〜い。
    お父さんがこんな時間にウチにいるなんてさ〜。」
父「ミーコ、ちょっとこっちに来なさい。」
美奈子「なによ〜、怖い顔して〜。」
父「これは一体どういうことなんだ?」
バサッ!
テーブルに放り投げられたのは、一冊の写真週刊誌…。
美奈子「あら、早刷りね〜。これがど〜かしたの〜?」
父「いいから中を見てみなさい。」
手に取った写真誌をパラパラめくると、
そこには信じられない見出しが躍っていた。

『歌舞伎界のプリンス・石川藤十郎 熱愛発覚!!』
『お相手は高校の後輩!』
『アツアツ歌舞伎デートを本誌がキャッチ!!』

なっ、なにーーーっ!!!
やだっ、この写真、この前稽古を見に行った時のじゃな〜い!
父「その写真、顔が隠してあるけどお前だろう!
  一体どういうことなんだ!」
美奈子「ど、どういうことかと聞かれましても〜…。」

なんて事かしら!このトップ屋ミーコ様がスクープされちゃうなんて!
トップ屋の恥よ、人生最大の汚点よ、一生の不覚よ〜〜っ!!
ああ、どうなっちゃうの?あたし・・・。

                   つづく

368 :花と名無しさん:01/12/19 17:50
おぉ、新しいのがアップされてる。
れもん先生、ありがとうございます。お疲れ様でした!

そういや、ずっとミーコは眼鏡かけてると思いこんでました。
なんでだろう・・・?

369 :花と名無しさん:01/12/19 18:48
>368 ミーコは眼鏡かけてると思いこんでました

主人公と友人3人組の時
白髪さらさら系・黒髪ツヤベタ系・目がね
がかき分けのお約束だからかしら・・・

トップ屋ミーコの小道具も取材手帳とペンだろうし
なんか視力悪そうなイメージはあったよ自分も。
でも逆にものすごく遠いところまで目が利くのかもね
中庭はさんだはるか向こう側にいる人の会話も読唇術で読んでるとか(w

370 :花と名無しさん:01/12/19 19:51
■顔への落書きは額に「肉」
もしくはまぶたに目。

ちぇりー先生の顔には何が描かれたんでしょうか?

371 :花と名無しさん:01/12/19 21:02
>読唇術で読んでる

ワロタよ!自分も「ミーコは眼鏡」のイメージだった。
読み返してみたけど、そういう表現はないんだね。
思い込みってコワーイ!

372 :桜谷センセのアシ:01/12/19 21:19
>370
ほっぺにナルト♪

『前回までのあ・ら・す・じ』
私、マリコ17歳!
ちょっと料理が得意な女の子。
突然お母さんが再婚することになって
ダンディなお義父さん
学園アイドルのユウヤさん
不良って噂のシンヤ君
と家族になったの。
最初は怖かったシンヤ君だけど
優しい人だって分かってきて
いつの間にか…ラブ☆
でも、両親の話から
私達ってもしかして
キョウダイ!?

373 :桜谷ちぇりー ◆2OxXqOek :01/12/19 21:24
上の『前回までのあ・ら・す・じ』に反して
「恋のトライアングル」第十一話は
少々シリアスチックですがお約束な展開ですのでよろしくお願いします。
血液型の件をあまりつっこまないで下さい。自信ないんです。

374 :花と名無しさん:01/12/19 21:27
れもんセンセイ、おつかれ〜。
“センセイ、王子とミーコ絶対くっつけてくださいね”なんて
ファンレターいっぱい来そうですね。
王子の話し方好き。ほんとに書き分けうまいし、引き込まれます。
続き期待してますので、無理しない程度に頑張って下さい。
(もう書き終わってるんでしたっけ?)

375 :恋のトライアングル:01/12/19 21:28

「恋のトライアングル」 第十一話

二人はマリコの部屋にいた。
「話の流れ的に親父とレイコさんの子供が兄貴なのか?あっいや、ごめん。違うよな。」
シンヤはマリコがユウヤを好きだということを思い出して訂正した。
「あのね、ユウヤさんのことは憧れていただけで恋人になりたいとか好きとかじゃないの。
 本当にお兄さんみたいな感じなの。でも、まさかこんなことになるなんて…」
二人は無言になった。

少々時間がたってからシンヤが
「なあ、おまえの血液型と両親のはなんだ?」
「えっ?うちは皆AB型だけど、どうして?」
マリコは母親似のAB型でシンヤが母親似のA型、ユウヤが父親似のO型。
シンヤは何かに気付いたようだった。
「おかしい、兄貴はO型なんだ。親が片方でもAB型ならO型は生まれない。だから、
 兄貴はおまえの両親からは生まれていないことになる。」
「それならさっきの話は?」
「俺とおまえのことになる。レイコさんが同じ年の子供を産むことは出来ないから俺の母
 さんとおまえの父さんの子供が俺かおまえってことになるよな。」
「そんな、二人に接点なんてないじゃない。」
シンヤは大きくため息を付きながら
「それがあるんだ。俺は小さい頃、母さんに連れられてよくおまえの家に行ってたんだ。
 おまえは覚えてないみたいだけど…なぁ、昔ビー玉をやったんだけど覚えないか?」
「それってこれ?」
ポケットから小さな巾着を取り出し例のビー玉を出した。

376 :続き:01/12/19 21:31


小さい頃の二人
「ねぇシーちゃん、マリね。シーちゃんのことだいすき!おいしいごはん作ってあげるか
 ら大きくなったらおよめさんにしてね。」
「うん。やくそくだよ。じゃあ、このビー玉マーちゃんにあげる!ぼくの一番のたからも
 のだよ。」
そこへマリコ父が迎えに来る。
「おとうさーん、マリがホットケーキやいてあげるね。」
「ははは…ちゃんと中まで焼いてくれよ。」

「じゃあ、シンヤ君がしーちゃん?」
「ああ、もしかしたら母さんは俺をおまえの父さんに見せに行っていたのか?」
「そんな私たちが兄妹だなんて…」
マリコはショックを隠せなかった。
しかし、父とシンヤが同じもの(チェリーパイ)が嫌いだったことも親子の証ではないのか。
やっとシンヤのことを好きなのではと思い始めていたのに。
「取り敢えずこのことは黙っていよう。」
そう言うとシンヤは部屋から出ていった。

マリコの部屋から出てきたシンヤは帰宅したユウヤと遭遇した。
「ただいま、シンヤどうしたんだ?顔色悪いぞ?」
熱でもあるのかとおでこを触ってみるが熱はない。
シンヤは思い詰めた顔で
「…あいつを幸せに出来るのはやっぱり兄貴なんだ。」
マリコの部屋を見つめながら言った。

 続く

377 :花と名無しさん:01/12/19 22:33
祝・ちぇりー先生復活
「前回までのあ・ら・す・じ」に笑いました。
一人称なところもお約束で。
絵にすると、2.5頭身のマリコが語っているのでしょうか?
いよいよ佳境ですね。ドキドキ……。
ナルトって、可愛いですね。もう落としてしまわれたんですか?

■花
 薔薇と桜とチューリップが基本(夏だと向日葵)
 でも女の子がすきなのは、デイジー
 たまに、植物図鑑に載っている!?的な野の花がある

378 :長文星人れもん ◆PST/gGoM :01/12/19 22:50
>ちぇりー先生
うお〜〜っ!!何とシリアスなっ!つ、続きを早く〜!
ハアハア…バタッ…(興奮のあまり卒倒)

>「ミーコはメガネ」
キャラの容姿については、皆様のお好きなイメージで
読んで頂けるように、表現を出来るだけ抽象的にしています。
(一部、具体的にし過ぎたキャラもいてちょっと反省…)
「ミーコはメガネ」の記述はありませんが、「ミーコ=メガネっ娘」
のイメージで読んで頂いて、バッチリOK!でございます。
私自身、カナーリ適当なイメージでやっちゃってますんで(w。
私はお話を作る時、まんが形態で頭に思い浮かんだものを
そのまま文章にしているのですが、場面によってキャラの顔が違う
といういい加減さです(爆。(固定イメージがあるのは真由と
バカ遠くらいです。)
でも、皆様のイメージをお聞かせ頂けて非常に嬉しいです♪
感激のあまり、モニターが涙で霞みます…(T_T)
>374様
一応書き終わってはいますが、皆様のレスを参考にチョコチョコ
書き直しております。取り合えず、バカ遠の出番増やしました(w。

379 :花と名無しさん:01/12/20 12:18
>ちぇりー先生
回復おめでとうございます。
これからも健康に気をつけて下さいね。
「前回までのあ・ら・す・じ」良かったです。
アシさん達いい仕事してますね。(笑)
本編のシリアスさとのギャップが面白いです。
先生とアシさん達って仲がいいんですね。
当り障りがない程度にどんな人たちなのか
教えていただけませんか?
とっても興味があります。

380 :花と名無しさん:01/12/20 12:51
ちぇりー先生、復活おめでとうございます!
恋トラいよいよクライマックスで、続きが楽しみです
前回までのあらすじと本編にギャップがあるのもお約束ですね!

私の中でのバカ遠は、ヒカ●の碁の緒○十段のビジュアルです
だって初登場の時白スーツだったんだもん…ファンの人すまん…

381 :来栖れもん ◆PST/gGoM :01/12/20 17:29

こんばんは。いつもご愛読ありがとうございます。
いつもより、更にお約束テイスト薄めの第4話ですが、
どうぞご勘弁下さい。
その分、次回をある意味濃ゆ〜くしてありますので…。

本編・番外編はこちら
http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Tone/1402/
管理人様、いつもありがとうございます♪

特別編  1話 >>330-336  2話 >>347-351
   3話 >>362-367

382 :『永遠の約束〜瞳に約束・特別編〜』第4話:01/12/20 17:30

翌朝の騒ぎはもう思い出したくもない!
家の周りは取材陣に囲まれるわ、通学途中追っかけられるわ、
大して知り合いでもない近所のオバサンがテレビのインタビューで
あたしについてしゃべってるわ、学校に来てみりゃ、女子生徒達の
視線が突き刺さるかの如く冷たいわ、王子ファンクラブの連中には
呼び出されてケンカ売られるわで、もーーっ、ホントいい加減にして!
それもこれも、み〜んな王子のせいよ!
責任とって何とかしてもらわなくちゃ!
あたしは、放課後、王子を呼び出した。

   ☆☆☆

383 : :01/12/20 17:31

美奈子「だからね〜、ここは記者会見でも開いて〜、そこで
    『あのコとはただの知り合いで何の関係もありません』って
    否定してほしいのよ〜。この騒ぎを収めるには
    それしか無いの〜。あたしたち別に付き合っちゃいないし…」
輝弥「申し訳ありませんが、お断り致します。」
美奈子「ちょ、ちょっとなんでよ〜!」
輝弥「確かに私たちはお付き合いはしていません。
   でも私は師匠の事をお慕いしています。何の関係も無いなどと
   心にも無い事は言えません。」
美奈子「そんな事言ったら、余計騒ぎが大きくなるじゃな〜い!
    ここはウソも方便でさ〜…。」
輝弥「そんな嘘はつけません。」
美奈子「じゃあ、この騒ぎの責任はどう取ってくれるのよ〜!
    ハッキリ言って、すっごく迷惑…」
ハッ!
王子の顔を見て、あたしは言葉が続けられなくなってしまった。
な、何でそんなひどく傷ついた顔してるのよ〜。
あ、しまったぁーっ!王子の目を見ると逆らえなくなるから、
絶対目を合わせないようにしてたのに!バッチリ見ちゃったよ〜!
ああ、そんな捨てられた子犬のような目で、あたしを見ないで〜!

384 : :01/12/20 17:32

輝弥「迷惑…ですか?」
美奈子「は?」
輝弥「私が師匠をお慕いしている事が、そんなに迷惑ですか?」
美奈子「え、いや、それは…。」

王子のいつになく険しい顔に、言葉が詰まる。
ふいに、王子の手があたしの肩に伸びた。
そのまま引き寄せられ、腕の中にすっぽりと抱きしめられてしまった。

美奈子「お、王子!?」
輝弥「師匠にとってどんなに迷惑だとしても、私には諦めるなんて
   出来ません!好きなんです。心の底からあなたが好きです!」

ひ、ひえ〜!あの純朴な王子がこんな大胆な事を!?
じゃなくって! ど、どうすればい〜の〜!?
心臓がドキドキして苦しい…。なんなの、この気持ち…

輝弥「師匠…。」
どれくらい見つめあっただろう…?
王子の真剣な目に、あたしは動けなくなってしまった。
顔が近付いてきて、唇が軽く触れ合った…

   ☆☆☆

385 : :01/12/20 17:33

輝弥「あの、ごめんなさい、つい…。」
唇を離したあと、王子はいきなり謝ってきた。

美奈子「ちょっと何よそれ〜!?キスしといて第一声が
    ごめんなさい!?つい、って何よ!失礼ね〜!」
輝弥「いえ、あの、師匠の承諾も得ず突然こんな事を…。
   本当に申し訳ございません!」

真っ赤になって謝る王子は、すっかりいつもの王子に戻っていた。
さっきの熱く激しい王子はどこに…?
あたしは思わず吹き出してしまった。

美奈子「あはは、王子らしい。あはははは…」
輝弥「師匠?」
美奈子「なんかもう起こる気も失せるわね〜。
    王子のそ〜ゆ〜トコ、好きだなあ〜。」
ハッ!!・・・い、今あたし何を言って…

輝弥「師匠!それでは…」
美奈子「ち、違うわよ!今のは言葉の綾ってヤツで〜。」
輝弥「好きです、師匠!」
王子は、それはもう大喜び!といった風にあたしを抱きしめた。
あ〜ど〜しよ〜、口が滑っちゃっただけなんだけど…。
でも、王子の胸のぬくもりを心地良く感じてしまって、
それ以上の言葉が出ないあたしだった。

386 : :01/12/20 17:33

   ☆☆☆

??「何ですの!?この記事は!!」
バサッ!
??「あたくしという者がありながら、こんな下賎な女と…。
   許せませんわ!誰かっ!!車の用意を!」
執事「はっ!お嬢様、どちらへ?」
??「マリアーナ学院に参ります!」
執事「かしこまりました。」
??「前川美奈子…。身の程知らずの小娘が。あたくしに楯突くと
   どうなるか…、とくと思い知らせてやりましょう!
   オーッホッホッホホホホ・・・・!!」


                  つづく

387 :370:01/12/20 17:49
>ほっぺにナルト♪

かわゆい!
さすがに病で伏している人の寝顔に縦線とか額に三角巾とかでは
ないですよね(笑。や・・・笑えないイタズラだ(^_^;

連載もいよいよ佳境でドキドキです。
ビー玉とチェリーパイの伏線がここに生きてくるとは!
マリコの恋の行方はど〜なっちゃうの!?

388 :花と名無しさん:01/12/20 18:04
「永遠の約束」に謎のお嬢様が!

>オーッホッホッホホホホ・・・・!!
高笑いのときは口の横に手の裏?を添えて、がお約束!
(反対の手は腰に)

389 :花と名無しさん:01/12/20 20:01
やばい…マジで王子FC作りたくなってきた…(w

390 :花と名無しさん:01/12/20 21:01
>389
一緒に作る?(w

391 :花と名無しさん:01/12/20 21:17
れもん先生お疲れ様でした。
先生は、会社員?昨日も、今日も17:29アップなんで
帰る寸前にアップ!かな?って思って。

王子FC・・・会員番号3get!!
私も王子メロメロです。お約束kissもイイ…王子…きゅ…ぅ…っん

392 :花と名無しさん:01/12/20 22:32
ミーコが超うらやましかった自分は、会員番号4番の資格アリですか?
王子イイよ〜最高〜!!
人のレスからこんなキャラを作るなんてすごいよ!
和樹もアキラもカコイイけど、通の間での最新流行はやっぱり
王子、これだね。(笑

393 :桜谷ちぇりー ◆2OxXqOek :01/12/20 22:33
あらすじの方の反応がかなり良いようで、友人達はかなり喜んでいます。
暖かい反応ありがとうございます。

>379
友人達についてですか?
結構お約束な感じの人たちですよ。
女の友人は明るく、いたずら好きの姉御タイプで
男の友人は顔は並でも性格の良さで人に好かれるタイプ
だとそれぞれ自己評価していましたよ。
こんな感じでいいですか?
>387
かわゆいですか…
赤やピンクならそうかもしれませんが
私が書かれたのは水色のペンなんですよ。

そろそろ「恋のトライアングル」第十二話いきます。
まだまだシリアス路線で頑張っています。
明日で最終話ですね。

394 :恋のトライアングル:01/12/20 22:38
「恋のトライアングル」 第十二話


「はっ?何を言ってるんだ。」
ユウヤは少なからず動揺していた。
「俺じゃダメなんだ。気持ちを口に出すこともできない。」
シンヤのただならぬ雰囲気にユウヤは少し考え込み
「…何があったのか知らないけれど、おまえがグズグズしているなら俺がマリコちゃんを
 もらうよ。それで毎日おまえの目の前でイチャイチャしてやる。親とのダブル攻撃でな!
 そうと決まれば、今から告白してくるよ。」
そう言ってマリコの部屋のドアに手をかけたがその手をシンヤが払いのけた。
「やっぱり、兄貴にだって渡せない!」
と叫んで兄を殴り倒し、またマリコの部屋に入って行った。
「イテ…本気で殴りやがって…」
残された兄は切れた唇を押さえながら(本当に世話が焼けるよな…)と思っていた。


先ほど出ていったシンヤがまた入って来たのでマリコは驚いていた。
「どうしたの?なんだか騒がしかったみたいだけど」
不思議に思っているマリコの顔を見つめながらシンヤははっきりと言った。
「マリコ、俺はおまえが好きだ。」
マリコの両瞳は大きく見開かれた。

395 :続き:01/12/20 22:40


「シ、シンヤ君?私達キョウダ」
シンヤは黙ってマリコを抱き寄せた。
最初は抵抗していたマリコだがシンヤが真剣だとわかると
何も言わずただシンヤの背中に腕を回した。
嬉しかった。マリコの瞳から涙が溢れた。


「好き」
マリコはシンヤの耳元で聞こえるかどうかわからないほど小さな声で告白した。
シンヤの腕の力が少し強くなった。
そしてシンヤは静かに頷いた。
「マリコ、両親に真実を聞きに行こう。」
シンヤの口調にもう迷いはなかった。
マリコも覚悟を決めた。


廊下に出るとユウヤが壁にもたれて立っていた。
「兄貴、ちょっと家族全員で話があるんだ。一緒に居間まで来てくれ。」
ユウヤも黙って居間へと向かった。

   続く

396 :花と名無しさん:01/12/21 06:26
おお、シリアスですね!
なんだかこのスレを読んでると、子供のころの「りぼん」を思い出して懐かしいです。
楽しいな〜

397 :花と名無しさん:01/12/21 08:24
そうそう!
子供のころの「りぼん」や「なかよし」だよね。
あのころは、見つめあうシーンだけでもヒロインと一緒にドキドキしたっけ・・・(遠い目

さがってるのでage

398 :花と名無しさん:01/12/21 09:13
王子最高!!
以前、バカ遠イイって書いたけど前言撤回。

れもん先生、キャラ作りうますぎ。私もFC入りたい。
早く続きが読みたい、久しぶりですこんな気分。
ときめき全盛時代のりぼんのようだわ。

399 :来栖れもん ◆PST/gGoM :01/12/21 17:17

こんばんは。いつもご愛読ありがとうございます♪
まずはお詫びから。
前回誤植がありました。
 >385 美奈子「×起こる気→○怒る気」です。スイマセン…
それと、土曜・日曜と休載させて頂くかもしれません。
勝手言って申し訳ありませんが、予めご了承ください。
二つまとめて、ごーめーんーなーさーい!!
>ちぇりー先生
いよいよ最終回なんですね(涙。でも、早く読みた〜い!ワクワク♪
>391様
ぐはっ!す、鋭い…!一応、仕事もちゃんとやってます…(ウソ

ハッ!王子にFCが!? Σ(・∀・;)
何と有難い事でしょう…、感謝×感謝でございます…(感涙

さて、本日第5話の見所はこちら♪
  長い!濃い!疲れる!ウザイ! 以上!
果たして規制にハネられず、無事アプ出来るのか!?
もし無事に出来たら、お詫びのために首吊りに逝ってきます…

本編・番外編はこちら
http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Tone/1402/
管理人様、いつもありがとうございます♪

特別編  1話 >>330-336  2話 >>347-351
    3話 >>362-367  4話 >>382-386

400 :『永遠の約束〜瞳に約束・特別編〜』第5話:01/12/21 17:18

??「前川美奈子さんね。」
下校途中、黒ベンツから降りてきたゴージャス美人に呼び止められた。
??「輝弥さんの事でお話がございますの。ちょっとよろしいかしら。」
王子の事で?この人、一体何者…?

穂乃香「あたくし、伊集院 穂乃香と申します。
     輝弥さんの婚約者ですわ。」

婚…約者…?
なっ、なにーーーーっ!!?
穂乃香「もう用件はおわかりね。単刀直入に申します。
    輝弥さんから手をお引きなさい。」
美奈子「? 手を引くも何も…。」
穂乃香「あたくしと輝弥さんは、幼少のみぎりより、親同士が
    認め合った仲ですの。あなたなんぞが入り込む隙は、
    これっぽっちもありませんわ。わかったら、もう輝弥さんに
    まとわり付くのはおやめなさい。」
美奈子「ちょっと人聞きの悪い…」
穂乃香「お黙りなさい、この泥棒猫!あなたは言われた通り、
    黙って身を引けばよろしいのです!」
美奈子「なんですって〜!ちょっとあなたねぇ。」
輝弥「師匠!」
美奈子「あ、王子!何なのよこれ〜。」
輝弥「穂乃香さん!?なぜここに?」
穂乃香「お久し振りですわ、輝弥さん。」
美奈子「ね〜、ちょっとこの人何者〜?」
輝弥「穂乃香さんは、日本舞踊 霞流家元のお嬢さんで、
   私とは遠縁にあたる方です。
   穂乃香さん、これは一体どういうことですか?」

401 : :01/12/21 17:19

穂乃香「オホホ、私の婚約者に手を出す、卑しい泥棒猫に
    お灸を据えに参ったのですわ。」
輝弥「婚約など、所詮、亡き父とあなたのお父上が、昔に
   交わした口約束に過ぎません。私にそのつもりは無いと、
   以前から申し上げているはずです。」
穂乃香「あら、父君同士が言い交わしたという事は、羽駒屋一門の
    総意という事ですもの。輝弥さんの一存でどうこう出来る
    問題ではありませんわ。」
輝弥「私は、自分が心より愛した方と結婚したいのです。
   私が愛しているのは師匠です。他の方との結婚など
   考えられません。」
穂乃香「まあ輝弥さん、ご冗談はおやめになって。
    あなたは旧華族の流れをくむ名門・羽駒屋の次期頭領
    ですのよ。それが、こんなどこの馬の骨とも知れない
    下賎な女を妻に出来ると思って?」
輝弥「師匠に何と失礼な事を!謝りなさい!」
穂乃香「ああ、可哀想な輝弥さん…。こんな卑しい女に
    たぶらかされて…。あたくしが、あなたの目を
    覚まして差し上げてよ。」

黙って聞いてりゃ、このオンナ〜!もう、頭きた!
美奈子「ちょっと、アホ乃香さん!」
穂乃香「アホ…、まあ、何ですって!」
美奈子「あのね〜、王子の好きな人は、あくまでこのあたしなの。
    あなたじゃないのよ〜。あなたはフラレたの、わかる?
    こ〜ゆ〜コトに、家柄や格式なんて役に立たないの〜。
    フラレ女は見苦しいから、とっとと諦めなさいね〜。」
穂乃香「まあ、何と失礼な…!!」
美奈子「さ、王子、フラレ女なんかほっといて行きましょう〜。
    じゃあね、アホ乃香さん♪」
穂乃香「・・・・・!!!!」

402 : :01/12/21 17:19

   ☆☆☆

輝弥「穂乃香さんが何と失礼な事を…。申し訳ありません。」
美奈子「王子が謝る事じゃないわよ〜。
    あたしも言いたい事言ってスッキリしたしさ〜。」
輝弥「やはり私は、師匠にとって迷惑な存在ですね…。」
美奈子「え?」
輝弥「私のせいで、あなたにいらぬ苦しみばかり与えてしまう…。
   私は…、あなたの前から消えた方が良いのかもしれません…」
迷惑…?そうよね、王子が来てからあたしの生活メチャメチャで、
スクープされるわ敵ばかり増えるわで、もう散々!だけど…

美奈子「…迷惑じゃないよ。」
輝弥「は?」
美奈子「あたし、これくらいの事ヘッチャラだも〜ん。
    それに、王子の取材まだ終わってないのに、
    いなくなられたら困るし〜。」
輝弥「師匠…。」
美奈子「勘違いしないでよ〜!これは、トップ屋の意地の問題で〜、
    好きとか嫌いとかそ〜ゆ〜事じゃないんだからね〜!」
輝弥「…ありがとうございます、師匠。」
王子は、あたしを後ろからそっと抱きしめた。

もう!そ〜ゆ〜事じゃない、って言ってるそばから!
そんな事を思いながらも、あたしはその腕を振りほどかなかった…。

   ☆☆☆

403 : :01/12/21 17:20

一方穂乃香は、屈辱に打ち震えながら自宅に戻った。

執事「お帰りなさいませ、お嬢様。茂お坊ちゃまがお部屋で
   お待ちでございます。」
穂乃香「茂お兄様が!?」
慌て階段を駆け上がり、ドアを開ける。
穂乃香「茂お兄様!!」
高遠「やあ、穂乃香。久し振りだね。」
笑みを浮かべて立ち上がったのは、あの─高遠 茂─!!

穂乃香「ああ、お兄様、お会いしたかったわ!」
高遠「こらこら、そんなに強く抱きついては苦しいよ。
   フッ、相変わらず薫る程に美しいね、僕のプリティ・ドール。」
穂乃香「お兄様ったらお上手ね。でも、突然どうなさったの?」
高遠「なに、久方ぶりに、可愛い姪の白百合の如き美しさを
   愛でたくなっただけさ…。迷惑だったかい?」
穂乃香「まあ、お兄様ったら意地悪ね。あたくしが、お兄様に
    お会い出来るのをどれほど楽しみにしているか、
    ご存知でしょうに。」
高遠「ハハハ、これは失敬。 ん? どうした、穂乃香。
   君のカサブランカのように崇貴な顔が、かすかに憂いを
   帯びているようだが…」
穂乃香「お兄様…、あたくし、悔しくて悔しくて…!」
高遠「一体何があったというんだい?
   話してごらん、僕のプリティ・ドール…」

   ☆☆☆

404 : :01/12/21 17:21

高遠「そうか、そんな事が…。」
穂乃香「お兄様、あたくしこんな屈辱初めてですわ。
    あんな小娘に…悔しい!!」
高遠「でも、穂乃香がそんなに輝弥君にご執心だったとは、
   初耳だね。正直、あの見目と実直だけが取柄の輝弥君じゃ、
   君には何かと物足りないんじゃないのかい?」
穂乃香「あら、お兄様のお言葉とも思えませんわ。見目良く、
    地位も名声もあって、なおかつ素直で操りやすい…、
    こんな理想的な夫が他にあって?」
高遠「ハハハ、これは愚問だったね。さすがは僕の穂乃香。
   夫はあくまでも妻を飾る道具に過ぎない、という訳か。
   フフ、いけない子だ…。」
穂乃香「でもお兄様、輝弥さんは、あたくしよりあんな小娘を
    選んだのよ!許せませんわ…輝弥さんも、あの小娘も!」

高遠「…その前川美奈子という娘、
   まんざら知らない訳でもないんだ…。」
高遠「まあ、お兄様ご存知でいらしたの?」
高遠「ふむ…。穂乃香、僕に考えがある。耳を貸してごらん。」
・・・・・・・・・・・・。
高遠「どうだい?なかなか名案だろう?」
穂乃香「素晴らしいわ、お兄様!でもそんな事本当に出来て?」
高遠「忘れたのかい?僕のダディ、つまり君のグランパは羽駒屋の
   後援会長だよ。一声掛ければ、逆らえるはずも無かろう。」
穂乃香「そうでしたわね!ああ、嬉しいわお兄様!
    あたくし早速、お父様とお母様に話して参ります!
    ごめんあそばせ。」
バッタン!

405 : :01/12/21 17:21

高遠「クックックック、フフフ、ハハハハハハ!!
   ああ、真由さん、これも運命の女神の悪戯でしょうか!
   直接逢う事叶わずとも(←作者注:アキラが怖くて近寄れない)
   僕たちは、今もこうして繋がっているのですね…。
   ご友人の苦境に、あなたもさぞかし胸を痛めることでしょう…。
   悩み苦しむあなたを思い描くだけで、僕の胸は高鳴る…!
   フフッ、気高く咲き誇るバラほど、無残に散らせたくなるのが
   人の常…。でもそれは、花手折り人の咎ではありません…。
   美しすぎるバラが罪なのです、フハハハハハハ…!!」

真由「はっくしょんっ!」
アキラ「どうした、真由。」
真由「いや、今、ちょっと悪寒が…。」
アキラ「風邪か?どれ……、熱は無いな…。
    誰かお前のウワサでもしてんじゃねぇのか。」
真由「アキラ…、そんなに抱きつかなくても熱ぐらいみられるだろう?」
アキラ「ばーか、こうやって全身の体温測ってやってんだよ。」
真由「もう、しょうがないなアキラは…。」

   ☆☆☆

〜数日後〜

さてと。
いつものように朝食をとりながら、新聞をめくる。
えっ!!?何これ!?一体どういうことなの!!?
あたしは、スポーツ新聞のとある記事に凍りついてしまった…

『スクープ!! 石川藤十郎 婚約!!』
『日本舞踊大家の令嬢と!』
『婚約披露パーティーは一週間後、挙式は来春─』

                 つづく

406 :391:01/12/21 17:38
れもん先生、お疲れ様です。
予想通り、お勤め終了頃を見計らって来てみれば・・・

バカ遠・・・好きだったけど、王子の恋路を邪魔するなら
FC会員NO.3自称書記のあたくしが許さなくてよ!

週明けの新作楽しみにしてます。よい連休を!Merry Christmas!

407 :花と名無しさん:01/12/21 18:00
ぐは!Σ(T△T)
一夜開けたら王子フィーバーに!
バカ遠ファンの人もみんな王子に流れていってしまったの・・?
色モノキャラ好きな人間はもう自分しか残っていないのか・・・

ビバ高遠!相変わらずの・・いや寒さにいっそう磨きが掛かって
再登場のうえ、アキラv真由のサービスカットも入ってて
二度美味しい回でした。連載再開は来週になるのですね。
さて、吊りに逝ったれもん先生を救出しに逝ってきます・・。

408 :王子FC会員No2:01/12/21 19:24
>407
流れました。(w
後半のバカ遠・アホ乃香コンビのはじけっぷりより
前半の切ない王子に萌えたさ・・・
そしてもちろんアキv真由にもね(w

首吊りAAスレの86と87はれもん先生と407さんでしたか
激ワロタyo!

409 :花と名無しさん:01/12/21 20:03
>407
いいえ!私もバカ遠ファンです。
このクソ寒い冬にあの寒い台詞を聞くのがいいんですよ。
たとえファンが二人だけでも頑張って応援しましょう。
でも、無様に計画失敗する姿が見たい駄目なファン…

ちぇりー先生、今日で最終回なんですよね。
お約束な流れとわかっていても気になります。
楽しみにしてますね。

410 :花と名無しさん:01/12/21 20:39
くはっ、久々に覗いたら王子派が増えている!?
わたしも流れそうになりましたが、
「カサブランカ」と「プリティ・ドール」で高遠に戻ってしまいました。
相変わらず,いい感じにブッ飛んでいて素敵です。
遠くで眺めていたいキャラですね。

>れもん先生
高遠はスカーフをたくさん持っていると思ってしまうのですけど、OKですか?

411 :389:01/12/21 20:56
うは!
私王子FC会員NO1か?言ってみるものですね…本当にFCが…(w
王子…苦難に立ち向かう素敵なお姿をお待ちしてます(ハァト

…しかし久々のバカ遠もイイです、れもんさん!流石です!
>407
泣かないで〜。バカ遠の極寒ぶりも相変わらず好きなのよ〜。
彼にはどこまでも寒い負けキャラ道をつき進んで欲しい…
見事な負けっぷりを見せてね(ハァト これも一種の愛(w

412 :花と名無しさん:01/12/21 21:46
>シンデレラ★魔法(まじっく)

作家さまがた、もしくは作家予備軍のかた
構想中でしょうか?

もしまだだれも手を付けてないのなら
書いてみていいですか(ボソッ

(文章力には自信がないのでダブルブッキングの場合は
すみやかにひっこみたい方向でお伺いします)

413 :桜谷ちぇりー ◆2OxXqOek :01/12/21 22:21
>407
私もバカ遠さんのファンなんです。
あの突き抜けた個性がとても好き、実際にいたら嫌だけど
話の中で生き生きしているキャラクターっていいですよね。

>412
頑張ってくださいね。
私も自信など全然ないですが、このスレの皆さんは
とても優しいので話を書かせて戴いています。
少女の夢!大変身物語をとても期待して待っています。

さて、「恋のトライアングル」第十三話(最終話)です。
これってお約束な流れ…ですよね。

414 :恋のトライアングル:01/12/21 22:23

「恋のトライアングル」 第十三話 (最終話)


北村家のリビングは笑いに包まれていた。
いや、大爆笑と言った方が正しいだろう。
ユウヤは腹を抱えて笑い。
カズヤ(親父)は必死に笑いを堪え。
レイコ(母親)は笑いすぎて声が出ないほどだ。

「二人は何で兄妹だと思ったのかい?」
カズヤ(父)は笑いを堪えながら尋ねた。
二人は爆笑されると思ってもいなかったので驚いている。
「だってさっき聞いたんだもの。」

<「ねぇ、私あなたと再婚して良かったと思っているの。子供達も仲良くしているみたい
< だし、安心したわ。」
<「ああ、シンヤは私のことをまだ許していないようだけど、君とマリコちゃんにはだい
< ぶ心を許しているようだ。君たちが上手くいって良かったよ。」
<「ところで【さっきの話】だけどやっぱり本当のキョウダイが一緒に住めるようになっ
< て良かったわよね。」
<「ああ、一安心だよ。」

「ああ、それね。【さっきの話】ってドラマのことよ。今再放送してるでしょ?
 『一つ屋○の下』。あれの感想を話していたのよ。」
レイコの話によって二人は脱力した。

415 :続き:01/12/21 22:26


「じゃあ、なんで俺は母さんにマリコの家まで連れて行かれてたんだ?」
シンヤの発言にカズヤとレイコは「知らないな。」「そうだったの?」と答えた。
「それは、俺が答えられるよ。」
ユウヤが微笑みながら言った。
「シンヤが幼かった頃、父さんは仕事で忙しく、母さんは家事に追われて、俺がサッカー
 で忙しかったから誰も相手をする人がいなかったんだ。それで退屈だったシンヤは一人
 で遠くまで冒険に行ってしまい、迷子になったんだ。そこで遭ったのがマリコちゃん
 とお父さんなんだよ。お父さんから連絡を貰って母さんと俺が迎えにいったんだ。
それからは母さんがマリコちゃん家まで送り迎えしていたぞ。」
マリコの父は売れない小説家だったのでいつも家にいて、レイコは働きに出ていた。
「えっじゃあ、シンヤ君と私のお父さんが同じチェリーパイ嫌いなのは偶然?」
マリコの疑問に答えたのはシンヤだった。
「おまえの家に遊びに行ったとき、おまえが作ったチェリーパイにあたったんだよ。」
意外な事実に呆然である。
「なんか俺達間抜けだよな。」
「うん。そうかも」
落ちこんでいる二人にユウヤは笑顔を向けて
「でも、そのおかげで互いの気持ちが通じたんだろ?それに昔の知り合いの親同士(しか
 も知り合っていない方)が再婚するなんて凄い偶然じゃないか。やっぱりこれは運命だ
 ったのかな。マリコちゃん、これからはシンヤの事を頼むよ。」
ユウヤの言葉にマリコは
「はい!」
と力強く返事をした。

416 :続き:01/12/21 22:29


夜、シンヤの部屋のベレンダで
「なんか今日は色々あって疲れちゃったね。」
マリコが隣にいるシンヤに話しかけた。
二人で星空を見上げるといつもより綺麗に星が見えるような気がした。
「サユリさんに励まして貰って、ミナホちゃんに活を入れて貰ったんだ。」
えへへと笑ったマリコにシンヤは目を細めた。
「ミナにはマリコのことを話してあったんだ。ずっと好きな女がいるってな。」
「小さな頃からずっと好きでいてくれたの?ユウヤさんが言ったように本当に運命だった
 のかなぁ。」
「ああ、でもこんな運命ならあってもいいかもしれないな。なあ、マリコおまえ料理上手
 になったよな。もう少したったらビー玉じゃなく本物を用意するからそのときはよろし
 くな。」
シンヤの顔は照れて真っ赤である。
自分の腕をシンヤの腕に絡ませて体を寄せた。
「うん。待ってるね。シンヤ…」
そして二人は顔を寄せた。
夜空には流れ星が……………


  「恋のトライアングル」終わり

417 :桜谷ちぇりー ◆2OxXqOek :01/12/21 22:32

「恋のトライアングル」無事完結しました。
これは皆さんのネタを集めて作ったので完結したのは
皆様のおかげです。ありがとうございました。
話を書くのが初めてでしたので、至らない点もありましたでしょうが
最後まで読んで頂けたのなら幸せです。

この後、後日談(裏話)を一話だけ出させて戴きたいと思います。
その話で完全終了致します。

418 :花と名無しさん:01/12/21 23:58
ちぇりー先生
トライアングル完結おめでとうございます!
シリアス路線ではらはらしながらも
大団円ですね!こういうホーッとしたあとの
ラブラブっぷりはいい!
ッカーーーーー!イイッ!です!
後日談も楽しみです。

419 :花と名無しさん:01/12/22 00:29
>ちぇりー先生
どうもお疲れさまでした!
お約束ながら、2人が無事にくっついてホッとしました。
後日談は明日(もう今日か)でしょうか?楽しみにしてます。

>れもん先生
今日のお話、濃いというかあまりに盛りだくさんで
どこから感想入れていいのか分かりません。(笑
それにしてもお約束をお話に取り込むのが上手い!
真由のくしゃみも、それだけだと普通のお約束ネタなのに
ああやって読者サービスのシーンにしてしまうんですから。(笑
キャラもすごく立ってるし、感心してしまいます。

420 :412:01/12/22 00:50
>ちぇりー先生
>このスレの皆さんは
>とても優しいので

に背中をポーンと押された気分でございます。
(楽観的なのはこんな時間だから。
 明日の朝には自分の書いちまったことに青ざめてるかも)
この3連休で現時点で書いた妄想レベルのものを
いったん整理してみようと思います。
あぁ、でもダブルブッキングの場合、
引っ込める気まんまんです。
(3連休中はここに来れないと思うので)
シンデレラを構想中という作家さんがいらっしゃるなら、
どうぞ私を気にせずに発表してしまってください。

421 :花と名無しさん:01/12/22 02:27
北村君→シンヤ君→シンヤ
おまえ→マリコ
名前の呼び方が変わっていくのもお約束。

422 :花と名無しさん:01/12/22 07:25
ちぇりーさん、お疲れ様でした!
実はドラマの話…ってお約束ですねー(w
後日談も待ってます。

412さん、頑張って下さいね〜。

423 :花と名無しさん:01/12/22 07:26
カンケーないけど某スレの集団自殺に激わらかしてもらいました(w
皆さん…付き合いの良い…(w

424 :王子FC会員番号4番:01/12/22 11:22
集団自殺スッゲー笑った!
私も吊りたかった・・出遅れ残念・・

きのう来れなくって今見たら、王子がピンチに!
おまけにバカ遠派の巻き返しにあってるし!(笑
王子頑張れ〜!休載なんてつらいよ〜!

412さん、楽しみにしてま〜す。

425 :桜谷ちぇりー ◆2OxXqOek :01/12/22 11:51
>419
今日の夜の予定です。
楽しみにして戴いているようで嬉しいのですが
実は「お約束」を心から愛している方には
ちょっと嫌がられる裏話かもしれません。
注意書きを最初に入れるのでご判断下さい。

ここで本編中に入れられなかったネタのいいわけを少々
>173
テツは一発キャラの予定だったので、あの後活躍させる
ことができませんでした。ごめんなさい。

>213,222
一応、頑張ってはみたのですが、あれで精一杯です。
修行してきます。

>268
「マーちゃん」でした。
本編中に入れられなくてごめんなさい。

長々とすみません。
未熟者なため作品中で説明出来ませんでした。
では、また夜に!

426 :花と名無しさん:01/12/22 13:20
ちぇりー先生、恋トラ連載無事終了おめでとうございます。
お疲れさまでした。
寝言が「マーちゃん」だった、に感動しました、わたし。
実は子供の頃から好きだった、というのは最大のお約束ですよね。
マリコ、羨ましすぎ〜(藁
裏話(番外編?)は誰と誰の話になるのでしょう?
兄ちゃんファンのわたしとしてはユウヤの話だったら嬉しいなあ。
それとも、マリコとシンヤの子供の頃の話? それもかわいいかも。
でも、お約束とは違うかも、ということは悲恋物なのかしら?
ああ、気になる〜。UPされるのを心待ちにしてます、先生。

>412
SSスレは作家さんがいないと成り立たないスレなんで
新人作家さん大歓迎!(ですよね、みなさん?)
お約束てんこ盛りのストーリー、期待してます〜。
ところで412さんは、どんなPNなのでしょう?
りんご? すもも? それともあんず?
スウィーティなんてのもかわいいね。
あ、でもそれじゃ女子プロレスか。「スウィーティ・○○」・・・。
すみません。逝ってきます・・・。

427 :407:01/12/22 18:25
某首吊りAA…まさかあんなに後追いが続くとは(笑。
このスレの住人さん達みんなノリよすぎ&面白すぎです。

バカ遠ファンもまだ残っていたようでホッとしました。
れもん先生、私のイメージだと
彼はもみあげカールなのですが即却下でしょうか…

>チェリー先生 「恋トラ」完結おめでとうございます。
読後感が爽やか&チェリー先生の照れがほのかに見え隠れする
チッスシーンも萌え!でございました。
裏話って何かな〜?待ち遠しいです。

>412さん 楽しみに待ってます〜!

428 :花と名無しさん:01/12/22 18:45
タケちゃんも結構かわいそうだけど
最初から振られていたミナホは切ない。
マリコに言った嫌味もそう考えると
泣けてくる…

429 :桜谷ちぇりー ◆2OxXqOek :01/12/22 19:12
こんばんは。
>416の場面はシンヤの部屋のベランダです。
(ベレンダってなんだろう。)
>426
はい。実はこの話で一番のお約束はそれだったのです。
>467
バレバレですよね。お恥ずかしい…

さて、それそろ例の話を出しますね。
一応、ユウヤとサユリの話ではあります。
悲恋ではないです。

注意!!この話は「恋のトライアングル」の裏話です。
「知りたくないわ。」という方は読まないようにして下さい。
お約束の夢が壊れても当方は一切責任を持ちません。

430 :後日談:01/12/22 19:15



「恋のトライアングル」後日談


後日、ユウヤの部屋
「じゃあ、全て運命で片づけたの?よく皆納得したわね。例の作戦『恋のトライアングル
 大作戦』だったよね。」
サユリが遊びに来ていた。
「まぁね。結構単純なんだよ。うちの家族はさ。」
言いながらユウヤはミルクティーとケーキを差し出した。
それを受け取りながら
「結構色々やったわよね。マリコちゃんが通る近道にシンヤ君のバイクを移動したり、
 わざと見えるところに猫用のお皿を置いたり、ユウヤがマリコちゃんに気のあるふりで
 シンヤ君を焦らせ、親衛隊に情報を流し、そうそうマリコちゃんの友達に写真を流した
 のもあったね。」
サユリは指折り数えていく。
その指を押さえ込み
「まあまあ、いいじゃないか。可愛い弟のためだしね。」
ユウヤはいつもの笑顔で誤魔化そうとしたがサユリには通用しない。
ユウヤの手を払い退けながら
「でも、いくら弟の初恋を実らせてやるためでも親まで再婚させることないんじゃない?」
サユリの質問に涼しい顔で答える。
「俺もここまで上手くことが運ぶとは思っていなかったよ。一年がかりだったな。」

431 :最後:01/12/22 19:18


二人は小さなテーブルに向かい合って座っている。
「手伝っておいてなんだけど、一年もかけてよくやるわよね。」
ユウヤはにっこりと微笑みながら
「一年なんて軽いよ。俺は現在進行形で十数年計画実行中だしね。」
「その計画にはまっている人に同情するわ。」
サユリは心底同情しているようだった。
「そうだよね。」
ユウヤは怪しい笑顔のままケーキを口にした。
カチャン!! ユウヤが持っていたフォークが下に落ちた。
「何やってんのよ。もう…ってユウヤどうかしたの?」
サユリが気付くとユウヤは目の前にいて自分はベッドに追い込まれている。
「ちょちょっと、ユウヤしっかりして!あっケーキ!サバラン(お酒が大量に含まれてい
 る。)だったの?ダ…ダメだって!コラッ!」
バコーン!!!(強烈チョップ)

強制終了

■お酒は20歳になってから飲みましょう(食べましょう?)


真相はこんなところでした。
では、さようなら!(書き逃げ)

432 :花と名無しさん:01/12/22 19:34
・・・ユウヤって人畜無害な顔して実は裏で色々画策してる影の総裁・・・?
やってる事は間違ってない?のに何故かダークなイメージが・・・。

・・・ちょっとほれたかも(藁

433 :花と名無しさん:01/12/23 09:36
桜谷センセ、お疲れさん。
偶然なんてそうそうあるもんじゃない。
という現実的(非お約束)な話だったのか。

表・さわやかボーイで裏・腹グロのユウヤではなく
みんなには誤解されていても私だけは良いところを
知っているシンヤを選んだところにマリコの
少女漫画のお約束的主人公らしさを見たよ。

434 :433:01/12/23 09:47
ごめん。
sage忘れたわ。

435 :花と名無しさん:01/12/23 13:34
いえいえ、裏話もちゃんとお約束の範疇ですよ〜。
だって、なにもかも上手くいくなんて都合よすぎですもん(藁
それにしてもユウヤの現在進行形で実行中の計画って何でしょう?

436 :花と名無しさん:01/12/23 14:20
>それにしてもユウヤの現在進行形で実行中の計画って何でしょう?

サユリ獲得作戦…ですよね??
酔いに任せてできちゃった…も計画の内だったらどうしよう…

437 :435:01/12/23 14:53
>436
やっぱりそうですかね?
それしか考えられなかったんだけど、一応つっこんでみました。
でも、酔った勢いで・・・では計画が安易のような気がするので、
もっと凝った趣向だと想像しているのですが(藁

438 :桜谷ちぇりー ◆2OxXqOek :01/12/23 19:20
逃げたはいいが皆さんの反応が気になって戻ってきてしまいました。
あれはお約束の範疇なんですね。
あーよかった。
ちなみに酔った勢いは作戦の一つです。
そろそろサユリに男として見て貰うためなんですよ。
彼は実に計画的な人なので老後のことまで考えているでしょう。
(たぶんね。)
もちろんサユリに近づく男は跡形なく消しています。
この作戦だけはサユリにも(今のところ)気付かせません。
私の頭の中ではユウヤはこんな男です。
最初にユウヤを考えて下さった方、ごめんなさい。

439 :花と名無しさん:01/12/24 10:29
老後のことまで考えているなら、
ユウヤの将来はサッカー選手ではなく
公務員なんだろうか。
夢なさすぎっすよね。

もう、出てると思うけど
■親友と同じ人を好きになるってお約束。
でも、罪悪感とか板挟み状態の不安定さとかに
ドキドキしてしまう。
すっごくシリアス・泥沼になりそうだけど
お約束はてんこもりでありそう。
お約束SSにいかがっすか?

そろそろageとくね。

440 :来栖れもん ◆PST/gGoM :01/12/24 16:35

こんにちは。いつもご愛読ありがとうございます♪
土・日とお休みして申し訳ありませんでした。
今、首吊りスレを見て驚愕&大爆笑致しました。私とともに
涅槃に旅立って下さった皆様、本当にありがとうございました(w。
このスレの方達はステキ過ぎです!
>ちぇりー先生
「恋トラ」完結お疲れ様&ありがとうございました♪
私、腹黒ユウヤ萌え萌え〜でございます。
彼は酔うと人格が変わるのではなく、本性が出てしまうのでしょうか?
シン&マリが爽やかだった分、その鬼畜ぶりが際立ってましたね。
>「バカ遠のイメージ」
皆様のご意見を総合すると、
「スカーフを一杯持って」いて、「もみ上げカール」で、「白スーツの
緒○十段」で「声が花輪君」ということですね。・・・・ステキv(w。
今回、バカ遠のキャラ紹介をアプしますが、彼の容姿に関する記述は
省きました。皆様それぞれ、お好きなイメージでお読み下さい♪
ところで、皆様の中ではバカ遠って美形?それともピー…?

本編・番外編はこちら
http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Tone/1402/
管理人様、いつもありがとうございます♪

特別編   4話まで >>399   5話 >>400-405

441 :『永遠の約束〜瞳に約束・特別編〜』第6話:01/12/24 16:36

これはどういう事?こんなのウソよね。だって、ついこの間
アホ乃香とは結婚しないって、あんなにハッキリ言ってたのに…。
そうだ、きっとデマよ。
この前のあたしの時みたいに、どっかのバカが勘違いしたのよ。
テレビをつけると、ワイドショーがちょうどこの話題を報じていて、
王子の叔父さんである秋元巳太郎が、インタビューに応じていた。

記者「まだお若いですが、何か結婚を急がれる理由が
   あったんでしょうか?」
巳太郎「いえいえ。まぁ、相手のお嬢さんとは幼馴染ですし、
    随分前からそういう心積もりだったんでしょう。
    藤十郎としても、早く身を固めて芸の道に
    邁進したかったんだと思いますよ。」
記者「この結婚で、藤十郎さんの和之介襲名が早まるのではないかと
   言われていますが。」
巳太郎「そればっかりは今後の藤十郎の精進次第ですから、
    何とも言えませんがね。まぁ、亡き兄・和之介も、さぞかし
    喜んでいる事でしょうなあ。ハッハッハ。」
記者「ご本人の会見の予定は?」
巳太郎「いや、今色々立て込んでましてね。
    一週間後の婚約パーティーの後にお話する予定です。」

…ホントなんだ。ホントに婚約したんだ…。
どうして急に?とにかく王子に話を聞かなきゃ、ワケわかんないよ!

   ☆☆☆

442 : :01/12/24 16:37

登校してみると、学校中がこの話題で持ちきりだった。
あたしは、なんとなく教室にいる気分にはなれず、
マリア会室で一日を過ごした。
王子は来ていなかった…。

アキラ「まったくどーなってんだよ!急に婚約なんてさ!」
瞳「きっと何かの間違いだよ。あの王子に限って
  そんないい加減な事するはずないもん。」
真由「そうだな。きっと今頃、大慌てで否定会見の準備でも
   してるんじゃないか。」
バタンッ!

美奈子「王子!?」
輝弥「やはりここでしたか…。」
アキラ「おい、婚約ってどういう事だよ!まさかマジじゃねぇよな?」
輝弥「…本当です…。」

搾り出すような王子の言葉に、部屋の空気が一瞬凍った。

   ☆☆☆

443 : :01/12/24 16:38

アキラ「なんだよ!王子、ミーコが好きなんだろ?
    何で他の女と婚約なんか!」
アキラさんが私に掴みかかりました。

和樹「待てアキラ。そんなんじゃ王子が説明できないだろう。」
輝弥「皆さん、お騒がせして申し訳ありません。実は…」
私は、自分でも未だ混乱している頭を何とか整理しながら、
説明を始めました。

輝弥「…叔父や後援会長ら一門の上層部が、影で積極的に話を
   進めていたらしく、私や母が昨日初めて聞いた時には、
   もう何もかも決まった後でした。しかも…、昨日は結納でした…。」
徹「結納って、そんな、本人に何の話もなくできんの!?」
輝弥「家と家との結婚という意味合いが強いので、私の意志などは
   関係無いのです。」
真由「今の時代にそんな…」
輝弥「叔父達も普段はこんな強引な事をする人達ではないのですが、
   写真誌の件や、後援会の高遠会長が穂乃香さんのご祖父で
   いらっしゃる事もあって、相当焦っていたようです。」
真由「高遠!?」
和樹「高遠って、高遠コーポレーションの社長か?」
輝弥「はい。」
アキラ「なんかクセーな。バカ遠が何か絡んでるんじゃねえか。」
和樹「考えられるな。いくら何でも強引過ぎる。普通じゃない。」
瞳「じゃあ、このまま無理矢理結婚させられちゃうの?」
輝弥「残念ながら…、私はまだ若輩者ゆえ、一門の決定を
   跳ね除けるほどの力はありません…。」

444 : :01/12/24 16:38

美奈子「王子、アホ乃香と結婚するの?」
それまでずっと押し黙っていた師匠が、口を開きました。
師匠のあんなに切なそうなお顔は初めて見ます。

輝弥「…いえ、穂乃香さんとは結婚しません。私は家を出ます。」
瞳「!! 家を出るって、じゃあ歌舞伎は!?」
輝弥「歌舞伎も家も捨てます。私にとってこの世で一番大切なのは
   師匠です。全てを捨てても師匠の側にいたいのです。」
瞳「王子…」
バンッ!
美奈子「調子に乗らないで!そんなのありがたメーワクよ!」
瞳「ミーコ!?何を言い出すのよ!」
美奈子「見損なった…、王子にとって歌舞伎ってそんな簡単な
    ものだったの?こんな女一人のために捨てられるような
    その程度のものだったの?」
瞳「ミーコ、王子はミーコのために歌舞伎を捨てるって言ってるのよ!
  それだけミーコが好きだって事じゃない!」
美奈子「瞳は黙ってて!あたしね、王子の演技に魂を感じたの。
    この人もあたしと同じだ、高みを目指してる人なんだって、
    すごく惹かれたのよ。でも、もう幻滅。買いかぶり
    過ぎてたみたい。そんな色ボケ王子はキライ。
    もう顔も見たくない。あのアホ乃香とでも、
    とっとと結婚してちょ〜だい!じゃ、サヨナラ!」
輝弥「師匠っ!!」
ガタン!バッタンッ!

445 : :01/12/24 16:39

徹「行っちゃったね…。」
真由「私…あんなに怒ったミーコ初めて見た…。」
瞳「あ、あの王子気にしないでね。ミーコも突然の事で
  きっと動転したんだろうし、冷静になれば…、ちょっと王子!?」
瞳さんが驚いています。
無理もありません。私の目から、涙があふれているのですから…。

輝弥「私が…私が馬鹿でした。師匠が私をあのように思っていて
   下さったなんて、少しもわかっていませんでした。
   本当に愚かな男です…。」
瞳「王子…」
輝弥「今更こんな決意をしても遅いかもしれませんが、私、
   絶対に師匠を諦めません。そして歌舞伎も辞めません。
   必ず迎えに来るから待っていて欲しいと、師匠に
   お伝え頂けますか?」
瞳「それは伝えるけど…」
輝弥「暫く学校には来られないかもしれません。その間、
   師匠の事よろしくお願い致します。
   それでは失礼致します。」
バタン

私は何と情けない人間なのでしょうか。
大切なものを守るために闘わなければならないのに、
逃げる事しか考えていませんでした。
そんな人間に、師匠の側にいる資格などあるはずも無い…。
待っていて下さい、師匠。私は絶対に諦めません。
必ず、あなたの元に戻ってみせます!

               つづく

446 :キャラ紹介:01/12/24 16:41

     高遠 茂 (たかとお しげる)

25歳。建築・不動産等を幅広く手がける高遠コーポレーションの
御曹子にして専務。高遠家待望の男の子だったため、周囲の溺愛を
受けて育った。それが、現在の人格形成に多大な影響を
与えてしまったようだ。(ちなみに母親は彼を「シゲちゃま」と
呼んでいるらしい。)放蕩の限りを尽くしていて、彼が仕事をしている
ところを見た者はいない。それなのに、仕事が何とか滞らずに
いるのは、幼少の頃より彼に付き従い、彼の変わりに仕事を一手に
引き受ける“影”がいるからだと専らの噂。目的のためなら手段は
選ばず、ほとんど(というより間違いなく)犯罪な事でも平気で行う。
(でも成功率は低め。)好きなものは“美しいもの”、嫌いなものは
“醜いもの”。女好きで手が早いという評判だが、綺麗なら男でも
可かもしれない。家族は父母と、15歳離れた姉・遥子。
遥子の娘が穂乃香である。

☆☆☆

『永遠の〜』は全7話だったのですが、書き直していく内に
長く(またかよ)なってしまったので、全9話になりました。
残り3話ですが、よろしくお付き合い下さいませ。

447 :花と名無しさん:01/12/24 22:08
れもんさんお帰りなさい!お待ちしてました!
王子〜〜〜〜。萌え〜。

ちなみにバカ遠のイメージは…美形と言えない事も無いが、しかしかなりカンチガイ
入ってる。ってカンジ。

448 :412:01/12/25 12:12
シンデレラ☆魔法を書いてみたいと名乗りを上げた412です。
励ましレスをくださった皆様、ありがとうございます。
今夜か明日には第一話を乗っけられそうなんですが
第一話を(ラブルールでいうところのルール1のように)
魔法(マジック)1としてみようかと思いました。
・・・が、プロ野球の解説か?と思える響きなんですよね(w
私自身はプロ野球に詳しくないんで、皆さまのご意見を
いただければなぁと思います。
また426さんにPN案を頂きましたが、作品発表の際には決定してないと
アレですよね? でも私が独断できめていいもんなのか!?
と変に小心者モードです(w
あわせてご意見いただければ、これ幸い。です。

449 :花と名無しさん:01/12/25 13:09
魔法(マジック)1っていいですね。
プロ野球ってそう言うんですか?
私も詳しくないので知りませんでした。
ペンネームは候補として「木ノ下りんご」とか
どうですか?
でも、自分の好きな名前をつけていいと思いますよ。
…果物の名前はお約束かな。
シンデレラ☆魔法を楽しみにしていますね。
頑張ってください!

450 :花と名無しさん:01/12/25 14:58
「永遠の約束」・「シンデレラ☆魔法」期待age

451 :来栖れもん ◆PST/gGoM :01/12/25 17:20

こんばんは。いつもご愛読ありがとうございます。

>412様
ついに「シンデレラ☆魔法」(略して「シン魔」?)連載開始ですか!
シンデレラ・ストーリーは、少女漫画のお約束の中でも
一番の王道ですよね〜♪ 今からワクワクしてしまいます♪
カウントは「魔法1」がとってもステキでいいんじゃないでしょうか。
野球のは減っていくけど、こっちは増えいてくわけですし、
魔法がドンドンかかってヒロインが綺麗になっていく様子を
表しているようで、ステキですよね。
楽しみにしてますので、頑張って下さ〜い!
>203様
今回、203様のアイディア使わせて頂きました。
勝手にアレンジしてしまってごめんなさい。
>いちご師匠
遅ればせながら、ユカリのカブリ許可ありがとうございました!

『永遠の〜』、ついに大詰めなのですが…、シリアスにしたいのに
ならないのは何故…?私の頭がシリアスではないから?
王子のセリフはさんざん悩むのに、バカ遠のセリフはサラサラ
書けちゃう、そんな自分に鬱♪

本編・番外編はこちら
http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Tone/1402/
管理人様、いつもありがとうございます♪

特別編   5話まで >>440  6話 >>441-446

452 :『永遠の約束〜瞳に約束・特別編〜』第7話:01/12/25 17:21

言葉通り、王子は翌日から学校に来なくなった。
あたしは今日も、いつものようにマリア会室でお茶を飲んでいる。
これで良かったのよね。王子は歌舞伎を辞めないで済むし、
あたしは元の正常な毎日に戻れたし。
そう、これで良かったのよ、これで…

バタン!
和樹「ミーコちゃん、ここにいたか。今日理事長のインタビュー
   頼んであったろう?」
美奈子「やだっ、いっけな〜い!忘れてた〜!」
和樹「理事長さっきから待ってるぞ。早く行ってくれ。」
美奈子「ごめんなさ〜い、今すぐ……あっ!!」
瞳「どうしたの?」
美奈子「…あたし…今日、カメラ忘れちゃった…。」
瞳「えーっ!?」
真由「ミーコが命より大事なカメラを忘れるなんて…。」
美奈子「…あは、ホント何やってんだろ〜、あたしってば〜。
    トップ屋ミーコ様ともあろうものが、おかしいね…えへ・・」

王子にあんなエラそうな事言ったくせに、あたしったら…。
カメラの事もインタビューの事も、全く頭に無かったよ…。
それだけじゃない…もう何も考えらんない…。
なんだか目の前が真っ暗になってきた…この苦しさは何?
体に力が入らないし、全身が震える。
どうしたらいいのかわからない。あたし…あたし…

和樹「ミーコちゃん落ち着いて。」
会長が、あたしの両肩を掴んだ。

453 : :01/12/25 17:22

和樹「目を閉じて、そのままゆっくり深呼吸してごらん。」
言われるままに、深呼吸をする。
息を吸うたびに、少しずつ体に力が戻っていくのを感じた。
それと同時に、今までフタをして押さえ込んでいた感情が
一気に溢れ出てきた。

やだ…。王子が側にいてくれなくちゃ、やだ…。
側にいて、あの目であたしを見つめてくれなきゃ、いや。
あたしに微笑みかけてくれなきゃ、やだ!
あたし…王子の事が…

会長は、そんなあたしの心を見透かしたようだった。
和樹「これで本当の気持ちがわかったろう?無理に押さえ込んだって
   苦しいだけだ。ちゃんと開放してやらないと。」
美奈子「でも、今更もう遅いもん。王子はアホ乃香と結婚しちゃうのよ。
    あたしにはどうする事も出来ない…。」
和樹「そんな事はないさ。まだ出来る事はある。
   ミーコちゃんだからこそ出来る事がね。」
美奈子「あたしだから出来る事…?」
和樹「王子だって君のために頑張ってる。ここで黙って待ってるだけ
   なんて、トップ屋ミーコらしくないだろう。」

美奈子「そうか…、そうだよね。あたしに出来る事きっとまだあるよね。
    ありがとう、会長。おかげで目が覚めた。あたし、会長の事
    ただのムッツリスケベかと思ってたけど、見直したよ。」
和樹「ムッツリ…?」
美奈子「よっし!そうと決まれば、善は急げだ〜!
    じゃ、あたし行って来るね〜!後はよろしく〜!」
バッタン

454 : :01/12/25 17:22

・・・・・・・・・・・、プッ。
アハハハハハ!あははははは!ぶわっはっははははは!

徹「おもしれーーっ!!和樹にあんな事言えんの、マリアーナで
  ミーコちゃんだけだよぉ!あー、腹いて〜!」
真由「励ましてもらっておいて、あのセリフか。本当にミーコらしいよ。」
瞳「良かった、いつものミーコだね。」
アキラ「それにしてもムッツリスケベとはな!ムッツリ…、ププッ。
    すっげぇ笑えるよ!アハハハ!」
和樹はアキラの腕を引くと、そっと耳打ちした。

和樹「それ以上笑ったら、あの頃の事真由ちゃんにバラすぞ。」
アキラ「えっ、あの頃って…?」
和樹「俺とお前が初めて会った頃の事だよ。」ニヤリ
アキラ「げっ、きったねぇ!あんな昔の話、もう時効だろ!?」
和樹「時効かどうかは真由ちゃんが決める事だ。俺は知らん。」
アキラ「ずりぃよ!言い出しっぺはミーコだろう!
    俺はただ笑ってただけだぜ!」
和樹「俺だって、ミーコちゃんにケンカ売るほどバカじゃないさ。」
アキラ「ちっくしょう!わかった!わかりました!もう笑いません!」
和樹「わかればよろしい。」
アキラ「…そういうとこがムッツリなんだよ。(ボソッ)」
和樹「何か言ったか?」
アキラ「い、いや何も!アハハ…。」

   ☆☆☆

455 : :01/12/25 17:23

〜婚約披露パーティー 前夜〜


高遠「それでは作戦の成功を祝して…乾杯。」
チン!
穂乃香「こんなに何もかもうまくいくなんて!お兄様のお陰ですわ。」
高遠「輝弥君はどうしてる?」
穂乃香「このところ、あちこちに挨拶回りをしているようですわ。
    学校もお休みしていますの。」
高遠「そうか、やっと観念したか…。しかし、白百合を引き立たせるには
   最適の人物とはいえ、あの朴念仁に穂乃香をやるのは
   いささかシャクだね。」
穂乃香「まあ、お兄様。あたくしとて、叔父と姪などでなければ
    真っ先にお兄様の妻にして頂きますのに。でも、あたくし
    存じておりますのよ。最近お兄様は、白百合よりもバラの方に
    ご執心ですのよね。」
高遠「ハハハ、これは参ったな。なに、手折り損ねたバラが一輪ある
   だけさ。『咲いてこその百合、散ってこそのバラ』だからね…フッ。」
穂乃香「お兄様をしても手折れないバラなんて、ウフフ、
    どんな頑強なバラなんでしょう。興味がございますわ。」
高遠「頑強なのは、バラではなく庭師の方さ。…そうだな、この件が
   片付いたら、あちらに取り掛かるのも悪くないか…フフフ。
   ああ、そんな事より穂乃香、せっかくの夜だ。一曲踊るとしよう。」
穂乃香「ええ、お兄様。喜んで…。」

それぞれの思惑を胸に夜は更けていった。
そして、いよいよ婚約披露パーティー当日がやってきた─

               つづく

456 :花と名無しさん:01/12/25 17:36
先週もこの時刻を待ちわびて仕事が手につかない
王子ファン(会員NO.3ゲット自称書記)です。

自分の気持ちに気付かせてくれる友人ってのもお約束ですよね。
お約束から始まった軽いのりなずなのに、続きが気になって仕方ない。
「ずっと友達だと思ってたのに、いつのまにか好きになってた・・・」
的お約束のようなマイハート。はぁ・・・終わって欲しくないけど
王子には幸せになって欲しい・・・複雑なマイハート(しつこい?)

457 :花と名無しさん:01/12/25 20:14
王子〜!王子はどこ?(T_T)
と探してしまった王子ファン(FC会員No.1)です。

週刊誌や月刊誌に比べれば日刊なだけラッキーと思いつつも…
続きが気になってしょうがないですわ〜。

>同士会員NO3! 何処までも同感!

458 :412改め木ノ下りんご:01/12/25 20:38
426さん、449さんPNいただきました。
ありがとうございます。

「シンデレラ☆魔法(マジック)」魔法☆1
いきます。長いです。
文字数をちゃんと数えてないですが、きっと長いです。
新人なので「24P読み切りデビュー」のイメージでいくはずが
前後編、いや短期集中連載かしら?とどんどんふえました…。
話を削って組立てなおす作業に限界を感じ
このまま逝ってしまえ!で見切り発車します。

459 :木ノ下りんご:01/12/25 20:40
シンデレラ★魔法(マジック)

魔法★1:マホウ前

『妖精は杖でサンドリヨンにちょっとさわりました。
 するとたちまちそのみすぼらしい服は、
 宝石で一面に飾られた金銀の織物のドレスにかわりました。
 それから妖精は世にも美しいガラスの靴を一足
 サンドリヨンにくれたのでした。』
  〜シャルル・ペロー作・サンドリヨンより〜

* ****
「・・ルッ! ミハルッ!」小さな、けれど勢いのある口調で名前を呼ばれた。
振り向くと親友の咲ちゃんが顔の上半分に縦線付の三白眼ですごんでいた。
ここは市立図書館。
そうだ、明日提出する課題を終わらせるために2人で来たんだった。
咲「もー!あんたは何時間戻ってこない気?トイレのわりに長すぎると思えば・・・」
碧遥「ごめーん。 咲ちゃん、懐かしい本があったの・・・ほら!見・・・」
言い終わる前に、問答無用!とばかりに
あたしより頭ひとつ小さい咲ちゃんがあたしの腕を取ってズルズルと引きずるように机まで戻っていった。
             *****

460 :続き:01/12/25 20:41
            *****
あたし藤沢碧遥(ふじさわみはる)と堀川咲( ほりかわさき)は小1のときからの親友。
性格は正反対なのに10年続いた親友だ。
“碧遥”という字を読める人はまずいない(音読すれば普通の名前“みはる”なのに)
小3のとき「読めねーよそんなの、変な字」と叫んだ
隣の席のヨシノブ君(すこしだけ好きだった)のささいな一言がプチトラウマになって
もともと人見知りのするあたしにとって自己紹介はますます苦手になった。
そして自分で説明しないと音読に無理があるこの名前もすこしだけ嫌いになった。
(漢字から意味を把握できる頃には自他共に認める「名前負けね」というおまけ付き)
でも小3のクラス替えのとき以外、つまり小1・2・5〜高1まで咲ちゃんとクラスが一緒だった。
咲ちゃんがいつも(そう、いつもだ)身体に似合わず大きな声でミハル!ミハル!と呼ぶので
(咲ちゃんいわく、大声の時はだいたい碧遥が荷物をおとしてたり、転んでたり、階段から落ちて
   以下略)
たいがい自分から名乗る前に「ミハルちゃんでしょ?」と相手の方が知っているケースが多い。
本ばっかり読んでいたあたしが、成長するに連れ低下した視力のせいで
眼鏡をかけたのは小学校5年の時。もともとクラスでも目立たないほうだったのが
そのせいでますます地味っぷりに磨きがかかっていることは自覚している。
一方、学校は“体育と給食のためにある”と宣言していた咲ちゃんはというと
男兄弟に挟まれた環境で育ったせいで、声は大きい・およそ競争とつくものには
ぜったい負けたくない「勝負師」気質。学年一チビな見た目とは反比例する存在感だ。
そんな性格も行動パターンもも正反対の2人が大親友。
悪目立ちもするというものだ。
             *****


461 :続き:01/12/25 20:42
咲「あー疲れた。なんとか終わった!やっと帰れるー!」
大きく伸びをしながら歩く咲ちゃん。
碧遥「ねー、先生も1日であんなに課題出さなくたっていのにねー」
咲「そうそう、誰かさんは途中で帰ってこなくなるしさー」
碧遥「サ・・咲ちゃーん、それは言わないでぇ」
咲「まぁ、後半の巻き返しはその誰かさんのおかげだったから
  プラマイゼロで・・・そうだなカレーパン1個でいいよ」
とちゃっかりした笑顔をみせる。かなわないなぁと思う。
咲ちゃんの物をはっきり言いすぎるところを敬遠している女子グループもいた。
そういう女子はあたしに同情する口ぶりで一見親切そうに言う。
「ミハルちゃんはぁ、優しいからぁ、イヤなことをイヤっていえないんでしょ?」
ふいに中学の時のことを思い出して、あのとき言えなかったことを口にしてみた。
碧遥「サキちゃん!私サキちゃんが大好きだからね!」
(フキダシ枠外:「カレーパン1個といわずコロッケパンも焼そばパンもつけちゃうから!」)
咲「う・・うん?サンキュー」
ときどき話を飛躍させてしまうあたしに慣れてる咲ちゃんも今回は???が飛んでいようだったけど。

図書館の外に出ると風がつめたく吹いた。
あたしにとって通い慣れた図書館から自宅への道も
こんな寒い日だとやっぱりつらい。
ここから10分自転車に乗ってあたしの家、さらに5分したところに咲ちゃんの家がある。
咲「あんた、こんな風の日は自転車ごと飛ばされないように気をつけなよー」
碧遥「もう!いくらあたしでもそこまでトロくはないでっす!」
言いながら自転車のハンドルを持って90°方向転換しながら進んだ・・・ら。
ぐにっ!「・・・ってぇ」

462 :続き:01/12/25 20:43
・ ・・何かを踏んだ。いや、誰かを、だ。
図書館には隣接する公園がある。駐輪場に外灯はあっても木陰になるところが多い。
あたし達が自転車を置いた場所も薄暗かった。
その上話をしていたせいで誰かが近くにいたことに気付かなかった。
乗り上げた前輪が勢いづいたのと、人に乗り上げた!という驚きで
あたしは両手をハンドルから放してしまった。
カゴの中のかばんは空中を舞い、自転車に踏まれた声の主めがけて1回転して落ちた。
自転車の倒れた音・かばんの中身がその重さごとに時間差で落ちて散らばる音・
咲ちゃんが「あっ!」と叫ぶ声、そして再びその人の「うわっっ」という声が響いた。
碧遥「き・・きゃーすみませんっっっ!!!!」
あわてて駆け寄った、けど・・・
どういうわけか駆け寄ったあたし自身がその人の上にトスンと座ってしまった。
そして三度・・・いや、今度はその人は声にならない声を発するだけだった・・・。
咲「すみません!!大丈夫ですか?ほら碧遥、乗っかってないでどいて!」
言いながらひょいとあたしの身体をどかした。
あたしはさっきまで自分が下敷きにしていた人の方へ向きながら。
碧遥「すっすみません、ごめんなさい!」
男「・・・・・大丈夫・・・」
そういいながら顔を上げたその人の顔に月明かりがあたった。
その顔を見て、あたし達は驚いた。
『なにこの美人!!!』

463 :続き:01/12/25 20:46
(およそ自分のやってしまった状況で言ってる場合じゃないことを思っていた。2人とも。)
低いその声をこの耳できいていながらも「ハンサム」というより
「美人」の方がふさわしい中性的な顔立ちにおもわず見とれてしまう。
(美人の)男「?きみこそ大丈夫?どこかぶつけてない?」
碧遥「だ・だ・だ・だ・だだいっじょうっぐ・・だいじょぶでっすっ」
(美人の)男「そう・・?(頭うったか?)女の子なんだからキズつくったら大変だ」
そういいながら立ち上がり、そのままあたしをふわっと抱き上げるようにして立たせた。
碧遥「あ、慣れてるんで!打たれ強いんです!!あたし」
あたしは珍しく(いや初めて?)女の子扱いされたことに動揺して
分けのわからないことを言いながら
慌ててそこら中に散らばった自分の荷物をかき集めた。
だから全然気がつかなかったの。
慌てすぎて彼の落とした携帯を自分のものと間違えたことに・・・。


464 :続き:01/12/25 20:47
(美人の)男「MIHARUちゃん?っていうの?ふーん高校1年か」
自転車からはすこし離れたところまで飛んでいった英語の参考書をわざわざ拾ってくれた彼が
それを差し出した。表紙にはローマ字でMIHARUと書いてあるのを読んでいた。
碧遥「は・・い。あ、(わざわざ拾っていただいて)すみません、
  (こんな目に合わせた上に、荷物ひろわせるなんて!とんでもない)もったいないです。」
咲『碧遥・・・会話つながってないよ・・・』(心の中でツッコミ)
(美人の)男「どういたしまして(にっこり)」
この人ももかなりマイペースらしい。
さして会話の通じないことも気に留めずに参考書を手渡した。
その左手にはスリキズがあった。
(そもそも自転車がぶつかってその上に小物と碧遥が降ってきたのだ。キズが一つも無いわけが無い)
あたしは持っていたハンカチを男に差し出した。
碧遥「あの・・血が・・・。よかったら、これ。」
(美人の)男「あぁ、これくらい。だいじょう・・」
碧遥「だめです!小さなキズをバカにしたら、破傷風だって!!!!!」
咲「おにぃさん。ケガに関しては頑固ですから、この子。
  この子のお母さん、看護婦さんだから。もー小さいときからあたしなんて
  ちょっとブランコから着地失敗しただけで水道まで引きずられて砂利もとらないとダメだって
  ぐりぐり洗う様な子ですから。しかも痛いのはこっちなのに治療するこの子が泣きながら。」
碧遥の差し出した手元にはハンカチだけではなく、マキ○ンも一緒だった。
(美人の)男「ぷっはーっはーっは」何かがはじけるようにその人が笑った。
(美人の)男「じゃ、遠慮なく消毒させていただきます。ミハルちゃん」
碧遥「あの、駅前の市立病院に母が勤めてるんです!あ、内科なんですけど藤沢っていう看護婦が
   おりますので!母には伝言しておきますから、明日にでも病院に行ってください!
   えーっと、お名前・・・」
それまでの分けのわからないことを口走っていたあたしの妙な迫力に圧倒されたのか
(美人の)男「カワカミハルオ・・・です」
答えながらほんの少し身を引いていたのは気のせいかなぁ。

465 :ラスト:01/12/25 20:48
               ******
このときのことを思い返して咲ちゃんは言う。
環「あれってかなり使い古されたナンパの手口だったよなー」
碧遥「ちっちっがーう////」
ナンパという言葉に反射的に否定したものの、
あながち咲ちゃんのいうことも間違いではない。
だってこの出逢いがその後の碧遥の運命をほんの少し変えてしまったから・・・。

466 :木ノ下りんご:01/12/25 20:53
す、すみません〜。
ほんとに長すぎる…。
2話以降はもっと短くします。
改行も考えたほうが良いみたいですね…。
オハナシそのもののご意見ご感想の他に
ここを改善して!という皆さまのご指導をお待ちしております…。

改めて、4先生方の素晴らしさを思い知りました。

467 :花と名無しさん:01/12/25 22:01
>りんご先生
新連載スタートおめでとうございます。
続きを楽しみにしてますので頑張ってくださいね。
ところでりんご先生は、最初にシンデレラ☆魔法を考えた310さんなんですか?

>456.457
禿同!
毎日2ch来るのがこんなに楽しみなんて初めてだyo!
もう終わっちゃうなんてあんまりだ〜!
9話といわずもっとやって〜!
それにしても今回も引きが良すぎ〜!
ハヤクツヅキガヨミタヒ…。

468 :449:01/12/25 22:56
>りんごさん
ペンネーム「木ノ下りんご」採用して戴き、
ありがとうございます。
とっても嬉しいです。
439さんのお約束「親友と同じ人を好きになる」
というのも入ってくるのでしょうか?
先を楽しみにしていますね。

>れもんさん
今回も高遠さん大活躍でしたね。
高遠さんって真由のことまだ諦めていなかったんですね。
しぶとい男って素敵です。
また華々しく散ってほしいものです。(w

469 :花と名無しさん:01/12/25 23:04
>りんご先生
新連載おめでとうございます(パチパチ
碧遥(ミハル)の名前を考えたものです。採用してくださって感激
続き、楽しみにしています。

470 :花と名無しさん:01/12/26 03:19
>203で妄想をした者です。
遅レスですみません、
れもん先生、336で過分なお褒めの言葉をいただきまして、有難うございます。
そればかりか、カメラの小ネタまで使ってくださるとは!
しかもネタの使い方が、ヘタレ妄想の100倍せつなくて、
さすが作者様だ〜と感激しましたです。

私は相変わらずバカ遠もえ〜(番外編の寒いセリフにますます萌え)ですが、
ミーコと輝弥には毎回ホロリとさせられっぱなしです。
この漫画、立ち読みしたらきっと涙ぐんで困っちゃうだろうな〜。

471 :花と名無しさん:01/12/26 06:49
りんごさん新連載おめでとうございまーす。
>「だめです!小さなキズをバカにしたら、破傷風だって!!!!!」
言うんですよね、こーゆー事必ず…(w

ところで環って咲の間違いですよね?誤植ハケーン
…ゴメンナサイ…細かいツッコミ入れるファンがいるのもお約束つー事で…

472 :花と名無しさん:01/12/26 10:18
>れもんさん
毎回すっごく楽しみにしてます!
この板には週に一回くらいしか来てなかったのに
永遠の約束がはじまってからは毎日来てます。
続きが気になって気になってしょうがない!
前のお話ふたつはあとからまとめて読んだんだけど
連載時に読んでたほうがもっとドキドキしたんだろうなあ。

473 :472:01/12/26 10:19
ごめん、あげちゃった…

474 :来栖れもん ◆PST/gGoM :01/12/26 17:33

こんばんは。いつもご愛読ありがとうございます♪

>りんご先生
新連載開始おめでとうございます!
碧遥と咲の関係が、王道入っててツボでございました。
この先、2人に波風が立つことがあるのでしょうか?
続きを楽しみにしておりますので、頑張って下さい!
>456&457&467&472様
そこまで言って頂けるなんて…感激です(涙。
最後までよろしくお付き合い下さいませ。
>203様
「永遠の〜」は、あのネタがあったからこそ思いついたお話なので、
ネタ元様にお褒め頂けて本当に嬉しいです!

いよいよ、残すところあとニ話となりました。
残りのニ話は、元々一話分だったものを半分に割ったものなので、
本当ならこの第8話も最終回になるはずだったお話です。
パーティー場面なだけに、王子もバカ遠も正装でバッチリキメてる!
という設定で、想像しながら読んで頂けると有難いです。

本編・番外編はこちら
http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Tone/1402/
管理人様、いつもありがとうございます♪

特別編   6話まで >>451  7話 >>452-455

475 :『永遠の約束〜瞳に約束・特別編〜』第8話:01/12/26 17:34

〜天辻家・伊集院家 婚約披露パーティー当日…〜


司会「それではこれより、七代目・石川藤十郎より
皆様にご挨拶がございます。」

輝弥「本日は、お忙しい中ご来席を賜り、誠にありがとうございます。
   ただ、せっかくお集まり頂いた所、大変恐縮でございますが、
   私は穂乃香さんとは婚約致しません。」
穂乃香「!! 輝弥さん、何を仰るの!?」
ザワザワザワ・・・・
場内が騒然となった。

輝弥「私には、他に心に決めた方がおります。その方とでなければ
   結婚など致しません。大変申し訳ございませんが、
   この度のお話は無かった事にさせて頂きます。」
高遠「そのような勝手な事が許されると思うか!
この結婚は君だけのものではないのだぞ!羽駒屋一門の…」
輝弥「私は一門を出ます。」
穂乃香「何ですって!?歌舞伎を辞めるおつもりですの!?」
輝弥「いえ、歌舞伎は辞めません。一門を出て、一人で続けます。
   既に、一門以外の方々のお許しは頂いております。」
高遠「この所、何事か動いていると思ったらそういうことか…。
   だがそんな状態では、今までのように舞台になど立てまい。
   秋元和之介はもちろん、石川藤十郎の名とて捨てる事に
   なるのだぞ?」
輝弥「名など要りません。歌舞伎が続けられればそれで良いのです。」
高遠「君はそれで良いのかもしれない。だが、君の母上や姉上の事は
   どうするつもりだい?君がこのような騒ぎを起こした以上、
   もう一門には居られまい。女優の仕事にも支障をきたすだろう。
   それでも良いのかな?」
輝弥「それは…」

美奈子「その心配はいらないわ!!」

476 : :01/12/26 17:35

   ☆☆☆

高遠「前川美奈子!どうしてここに!?」
美奈子「ふふふ〜、王子が一門を出る事はないわ〜。
    この結婚にふさわしくないのは、
    アホ乃香の方なんですも〜ん。」
穂乃香「何を突然失礼な!誰か!この女をつまみ出しなさい!」
輝弥「お待ちなさい!その方に無礼は許しませんよ!」

あたしを取り押さえようとした警備員が、王子に一喝された。
あたしはそれには構わず、アホ乃香に詰め寄る。

穂乃香「な、何ですの!?」
美奈子「穂乃香サン、あなたって、王子の事本気で愛してるワケじゃ
    なかったのね。そんな人には絶対に王子は渡さないわよ。」
穂乃香「何を愚かな!あたくし、輝弥さんを心から愛しておりますわ!」
美奈子「…あなたさ〜、最近とあるホストクラブに
    頻繁に出入りしてるわよね〜。」
アホ乃香の耳元でささやく。

穂乃香「!!!」
美奈子「あなたみたいなお嬢様ほど、ハマるとスゴイのよね〜。
    まあホスト通いくらいは悪い事じゃないけど、
    問題はその後よね〜。」
穂乃香「・・・・・・・。」
美奈子「穂乃香サンさ〜、この前ホストの一人とホテ…」
穂乃香「キャーーーッ!!な、何を証拠にそんなデタラメを!」
美奈子「証拠〜?ふふ〜、証拠ならここにあるわよ〜ん。」

あたしは数枚の写真をアホ乃香に突きつけた。
その写真には、男とホテルの一室に消える彼女の姿がハッキリと…。
どれ、トドメでも刺すか。

477 : :01/12/26 17:36

美奈子「あたしの調べたトコロだと〜、どうやらこの男だけって訳じゃ
    なさそうね〜。婚約者がありながら、こ〜んなことしちゃう人、
    頭領の妻にふさわしいのかしら〜?
    ね〜火遊び好きな、ほ・の・か・サン♪」
穂乃香「いっ、いや〜〜〜〜〜〜!!!」
アホ乃香は、ものスゴイ勢いで会場を飛び出していった。

高遠「バカ者めが…。何と愚かな事を…。」
美奈子「あ〜ら、人の事が言えるのかしら、高遠サン。
    あなただって相当のものよね〜。」
ギクッ!
高遠「な、何を…。」
美奈子「夕べは穂乃香と勝利のダンスに酔ってたみたいだけど
    お生憎様でした〜。そう簡単にやられるミーコ様じゃ
    ないのよ〜。あ、それから、真由にちょっかい出すのは
    もう止めたほうがい〜わね。真由とアキラくん、
    すっごくラブラブなんだから〜。変に悪さして、
    怒ったアキラくんに海に沈められても知〜らな〜い。」

高遠「・・・・・・・・フフッ、ハハハハ!
   素晴らしい…。貴女がこれ程やり手とは思いませんでしたよ。
   いいでしょう、今回は僕達の負けです。潔く引くとしましょう。
   だが、この先もすんなりいくと思ったら大間違いだ…。
   貴女が梨園という壁にどう立ち向かっていくのか、
   お手並み拝見させて頂きますよ…ハハハハハ!」
負け惜しみの高笑いを残し、バカ遠は去っていった。

高遠「クックック・・・・面白い! おお、神よ!
   あのような好敵手をお与え下された事、心より感謝致します!
   前川美奈子…、いつか必ず、貴様を我が前に跪かせてくれる!
   フハハハ・・・・!」

   ☆☆☆

478 : :01/12/26 17:37


ふふふ、勝ったわ!バカ遠とアホ乃香ごときが、
このミーコ様に楯突こうなんて100年早いのよ!ザマ〜ミロ〜!

輝弥「師匠!」
王子がものすごい勢いで、あたしに飛びついてきた。
王子にしては珍しく強引とも思えるほどの力で、身動きが取れない。

輝弥「師匠!来て下さったんですね!」
美奈子「ちょ、ちょっと王子!離してよ〜!
    みんなが見てるじゃな〜い!」
輝弥「嫌です!もう離しません!好きです師匠、愛してます!」

公衆の面前で何をしでかすのよ、この人は!
よりによってこんな時に、熱い王子にならなくても〜!

と、騒然としていた場内が、一転、拍手と歓声に包まれた。
記者「これはすごいニュースだ!」
記者「明日のトップいけるぞ!カメラだ、カメラ!」

ああ〜、スクープ取るつもりで自分が撮られちゃったよ、トホホ…。
おかしいなあ、確かに王子にはスクープの予感を感じたのに…。
もしかして、アレ、スクープの予感じゃなくて、
恋の予感ってヤツだったのかなあ…。
王子の腕の中で、そんなクサイ事をボンヤリと考えるあたしだった。

                 最終回につづく

479 :れもん:01/12/26 17:44
ごめんなさい、最初の方で改行に失敗してる…
読みづらくて申し訳ありません…逝ってきます…

480 :花と名無しさん:01/12/26 18:33
逝かないでれもんさん!!(ひしっ

バカ遠あんたサイコーだyo!(激ワラ

481 :腐れりんご:01/12/26 19:33
れもん先生の続きがよみたい VS 自分のは恐くて見れない・・・
で、今日初めてのぞきました。腐れりんごです。
あったかいレスをくださった皆様ありがとうございます。
もう、うれしくて泣きそうです。
(非難ごーごーか無かったことにされてるだろうとホントにこわかったの)
467さん
最初に考えた310さんは私とは別人です。
310さんのレスがおもしろくてちょっと色々妄想してみたのですが
いざ名乗りを上げたあと、まとめてみたら
咲が(471さんのご指摘の通り初期設定での環)暴走するする(w
おかげで主人公と美容師が全然からまねー!!自体発生で
あの下手れっぷりです。(w ←かなり乾いた(wです。
いま2話をやってます。(正しくはけずってます、です。)
ここにのっけると体感(?)文字数がもとテキストデータの2倍だと
きのう身をもって知りました・・・。
れもん先生!
励ましのお言葉ありがとうございます。
最終回たのしみですが、終わらないでぇと私の煩悩がいってます。

482 :木ノ下りんご:01/12/26 21:35
遅ればせながらお礼を。
>321さん、322さん、327さん
キャラクターの名前候補ありがとうございました。
すでにネタ帳にひかえております。
「お約束SSは皆さまのレスがあればこそ。」名言ですね。

>299さん
魔法★1だけで消化するはずが、咲に追いやられて未消化でした。
魔法★2で再び使わせていただきます。

483 :シンデレラ☆魔法〜魔法☆2:マホウの声:01/12/26 21:36
魔法★2:マホウの声

カワカミハルオ・・・さん、あたしはお風呂に入りながら
数時間前に出会った人のことを思い返していた。
自分のさらした醜態であたしは顔から火が出そうだった。
お風呂からのぼせ気味であがると
「かばんがうなってたわよ、15分間隔で3回。ほら今も。」
お母さんが点滴投与か何かの報告のように言う。
・・・あれ?あたし携帯ってバイブにしてないよなぁ。
いまは10時半すぎ。咲ちゃんからじゃない。
咲ちゃんは普通10時には寝ているから。
携帯を取りだして、それが自分のじゃないと気がつくのと同時に
『自宅』という表示が目に入った。
・・・『自宅』ってわが家なわけないよねぇ。冷や汗がでた。
勝手に出ちゃっていいものか迷ったけれど、出ることにした。
だってカワカミさんへ家族からの急用かもしれないし、
事情を説明して他人のあたしが持っている事を
伝えないといけないって思ったから。

484 :つづき:01/12/26 21:38
碧遥「もしもし、カワカミハルオさんの携帯です・・・」

緊張していたあたしの耳に入ったのは
「もしもし、そのカワカミハルオです。みはるちゃん、かな」
クスリと笑いをふくんだ低音で穏やかな、やさしい響き。
って、聞きほれてる場合じゃないのよぅ!
碧遥「すみません!!あの、あたし間違えて!!
   これカワカミさんのですよね!あぁ、いますぐ返します!!」
ハルオ「いまって・・もう10時半過ぎてるよ?携帯の所存さえわかれば
    気にしないから。ごめんね、こんな時間に何度もかけちゃって。
    ちょっとバタバタしてて携帯が無いのに全然気がつかなかったんだ」
あたしが一方的に迷惑をかけたのが原因なのに
カワカミさんは申し訳なさそうに言った。
ハルオ「明日土曜だし学校終わったらでいいよ、あーでもオレ
    明日はちょっと家で仕事があって、遠くへ動けないんだ。
    悪いけど図書館まで来てもらえないかな?
    時間は・・・1時半頃でどう?」
碧遥「は、い。1時半に、図書館前ですね。」
ハルオ「いや、オレ仕事の合間にぬけるから、多少遅れるかもしれない。
    寒いし中に入ってて。入り口近くにある雑誌コーナー。
    あそこならソファもあるし、そこでいいかな。」

485 :つづき:01/12/26 21:39
   ****
翌日の放課後、あたしの緊張はピークに達していた。
咲ちゃんについてきてもらうことを当てにしていたけど
「2連ちゃんで部活をさぼれないよ、ごめん」と
言われた。仕方ない。仕方ない。仕方ない。・・・。
(1)携帯を返す(2)あらためてお詫びする。
たったこれだけのことじゃない!がんばれ碧遥!!
握りこぶしを胸の前でつくった。
男子「うわっ!」
バサバサバサッとペーパーが辺りにがちらばった。
・ ・・また?
もう、あたしはどうして人か物にぶつからずにいられないの?
碧遥「ごめんなさい・・。ひろいます・・・」
下を向いたままそれしか言えない。そこへ咲ちゃんが駆けつけてきた。
咲「あーぁ碧遥、またぁ?わるいね、ヨッシー。」
ヨッシー「ったっく、みはるちゃんはぁ、しょーがねぇなぁ」
あたしがぶつかったのは日直のヨッシー君だったようだ。
ヨッシー君は寝グセ風のラフな茶髪で、背が高くて鋭い目つき。
見た目も言動もちょっと派手で、彼の周りにいる女子は
キレイで学年でも目立つタイプばかりだ。
彼自身は気さくなのに派手っ子女子チームが醸し出すバリヤーで
地味なタイプの女子(あたしのことだ)はまず彼に近づけない。
でもヨッシー君は(咲ちゃんのついでに)あたしにも話かける。

486 :つづき:01/12/26 21:40
「気ぃつけろよー」と笑いながらヨッシー君は
集めたプリントをトントンと整えて職員室の方へ歩いてく。
もしも咲ちゃんが男だったらこんな感じかなって時々思う。
咲ちゃんは「図書館、がんばれ!!」とウインクして体育館へ走ってく。
そうだ、図書館へ行くんだ。(一人であのキレイなカワカミさんに会うんだ)
床に置いたかばんを拾い上げて、階段へ急いだ。
前をヨッシー君と派手っ子女子の中でも目立つ3人が笑いながら歩いている。

女子A「あーぁ。藤沢さん、またやったんだ」
女子B「まぁまぁ、藤沢さんだってわざとじゃないんだから。ねぇ?」
女子C「わざとじゃない?狙ってるでしょあれは。」
女子A「えー、まさかヨッシーの気を惹くために?うわっ。キショイ〜」
ヨッシー「ばーか、何だよそれ。」
女子B「メガネ、あってないんじゃない?作り直せばいいのにねぇ?」
女子C「そーよ、ついでにあのダッサイフレームも何とかしてさ」
女子A「かわいいといえば!あの子下の名前すっごいかわいいんだよね」
女子B「『みはる』だよね。なんかえらい凝った漢字で」
女子A「そうそう、どこのアイドルかと思えば!あれ!ビン底メガネ!」
女子C「うそっ!牛乳ビン底メガネって実在すんの!?へぇあれがそうなんだ!」
女子B「てゆーか、メガネに三つ編みが実在するってのもどうよ?」
ヨッシー「おまえら、ほんっとに口悪いなぁ・・女子って恐えー恐えー」

487 :ラスト:01/12/26 21:41
多分ヨッシー君は後ろのあたしに気づいてないと思う。
でも、女子3人はあたしの方をチラチラ見ながらクスッと笑っている。
「わざとだ」あたしは唇をきゅっとかんで、ゆっくり階段を降りた。
(走ったらダメ!転ぶから、走ったらダメ!)
『打たれ強いんです!!あたし』昨日カワカミさんに言った自分の言葉が
頭の中で響いていた。図書館へ急ごう。携帯のお詫びをきちんとしよう。

      *****

謝りたいのはあたしの方なのに・・・。
たった5分遅れてきたカワカミさんが
「みはるちゃん、ごめん、待たせちゃったね」って言うから・・・。
カワカミさんのやさしい声を聴いた途端、
一気に涙があふれて、
あたしはただ声を殺すのが精一杯だった・・・。

488 :花と名無しさん:01/12/26 21:45
王子〜〜、よかったねぇ〜(号泣
もう最高の展開ですよ!れもん先生すごい!
高遠も華々しく散ってくれたし(笑
あ〜〜ん、でも明日終わっちゃうんですね〜(再号泣
ところで、王子の正装はやっぱり着物?

489 :花と名無しさん:01/12/26 22:37
>りんごさん
お疲れさまです。
友達にウインクかませる咲ちゃんが素敵です。
咲ちゃん格好いいな。(あれ?方向性が違ってる?)
まぁ、同姓として憧れるってことですよ。(w

>れもんさん
高遠の正装…
タキシードを想像するはずが
なぜかスターニシキノの衣装に…
おかしいなぁ。

490 :花と名無しさん:01/12/26 23:24
携帯電話が出てくる辺り、「シンデレラ魔法」は現代的っすね。
「ラブ・ルール」が70年代の少女漫画で
「瞳に約束」が80年代前半、
「恋のトライアングル」が80年代後半ってところね。(笑)

491 :花と名無しさん:01/12/26 23:41
>なぜかスターニシキノの衣装に…

ワラタよ!
袖にヒラヒラがいっぱいくっついてるやつ?(w

492 :花と名無しさん:01/12/26 23:50
>491
ヒラヒラときいてプレスリーを想像してしもた
髪の毛は勿論リーゼント
高遠のイメージがお笑いになっていく……軌道修正します

>れもん先生
世間様が王子派に染まりつつあるのに、依然高遠に心を奪われてしまってます
単行本巻末の書き下ろしにある脇キャラのショート・ショートっぽい
高遠主役のSSがあったらいいなぁ…
「高遠茂の優雅な一日」てな感じで

すみません・・・妄想驀進中のまま逝ってきます

493 :花と名無しさん:01/12/27 07:59
>りんごさん
>「もしもし、カワカミハルオさんの携帯です・・・」
なんかミハルちゃんかわえーね(w

>492
>「高遠茂の優雅な一日」
そっ…それ読みてぇーーー!(w
いかがでしょう、れもんさん!!(w

王子の正装は和装…そ、そう言えば…。タキシード想像してた…。

494 :花と名無しさん:01/12/27 09:35
>王子の正装は和装

やっぱ紋付? きゃ〜、萌え〜♥
それで穂乃香が振袖かな。なんか和泉元○と羽野晶○を思い出すよ。(w
高遠は・・マフィアのボスが着るようなタキシードを想像してた。(w

そろそろあげとくね。

495 :花と名無しさん:01/12/27 12:11
291(自分)と297(ちぇりー先生)のネタで
お約束小説を読み切りくらいで書いてみたいんだけどだめかな?
たぶんりんご先生とはそんなにかぶらないと思うよ。
変身ものだから多少のことはご愛敬ってことにしてほしいんだけどな。
意見待っていますね。

496 :花と名無しさん:01/12/27 12:49
りんご先生のとかぶらないのなら書いてもいいんじゃないかと。
ってゆうか書いてくれ〜!(笑
このスレはSSがあってナンボなんで。(笑
ちょうどれもん先生のが終わってさみしくなるところだったし。
ガンバッテネ〜!

497 :木ノ下りんご:01/12/27 14:49
こんにちは、りんごです。
489さん、493さん思ってもみなかったところに反応が(w
ありがとうございます。
495さん、変身ものの読み切り楽しみです。
実は碧遥も今後エセ芸能人(w になりますが
碧遥の性格で芸能人として活躍とかはないですし
465さんとはネタかぶりはないと思います。
万が一かぶったとしたら?
先に宣言した495さんの勝ちってことで(w
遅筆なりんごのことはあまり気にせずに書いてください。

498 :来栖れもん ◆PST/gGoM :01/12/27 17:14

こんばんは。いつもご愛読ありがとうございます♪

>「高遠の優雅な一日」
なんてお約束的かつ素敵なタイトル!(w
でもバカ遠に関しては、一発芸っぽい小ネタくらいしか
思い浮かばない…(w。 修行してきます!

さて、いよいよ最終回となりました。
最終回といっても、おまけ的要素の強いお話になってますので、
軽いノリで楽しんでいただければ幸いです。

本編・番外編はこちら
http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Tone/1402/
管理人様、いつもありがとうございます♪

特別編  7話まで >>474  8話 >>475-478

499 :『永遠の約束〜瞳に約束・特別編〜』最終回:01/12/27 17:15

〜エピローグ・あれから2年後〜


リンゴーンリンゴーン♪
教会で、幸せな二人を祝福する鐘の音が鳴り響く。

「あの二人がこんなに早く結婚するとは思わなかったな。」
「ホントだよねぇ、この間高校卒業したと思ったら、もうだもんね。」
「私も招待状を戴いた時は本当に驚いたわ。
 思わず、電話で確認してしまったもの。」
「あの調子でずーっといくんじゃないかって心配してたけど、
 まあ良かったよねぇ。」

「そうそう、さっき新郎に聞いてきたんだけどさ、
 アイツ、プロポーズになんて返事したか知ってるか?」
「えっ、知らない!本人に聞いたけど教えてくれなかったもん。」
「それがさあ、『も〜、しょうがないわね〜、わかったわよ〜』
 だったんだってさ。」
「あはは、何それ〜!あのコらしい〜!」
「それにさ、まだ一度もアイツから『好き』って言われた事
 無いんだって。勢いで『そういうところが好き』みたいな事を
 一回言われただけらしいぜ。」
「それで結婚か。つくづくあの二人らしい話だな。」

介添人「花嫁様のお支度が整いました。」
「あ、行こ行こ!思いっきり冷やかしちゃえ!」

   ☆☆☆

500 : :01/12/27 17:16



真由「わあ、すごく綺麗だ!」
香織「本当!素敵だわ。」
アキラ「馬子にも衣装か。」
徹「こんな花嫁見たら、花婿また泣くね。」
和樹「それは言えてる。」
瞳「ミーコ、ホントにキレイ…」
美奈子「やだ、瞳泣かないでよ〜。」
瞳「だって、なんか感激しちゃって…。」
アキラ「王子も、もう涙ぐんでたぜ。」
徹「あの様子じゃ、式の最中は号泣だね。」
美奈子「あ〜やっぱり〜。そんな事だろうとは思ったけどね〜。」
アキラ「お前も涙の一粒くらいこぼせよな。
    落ち着き払った花嫁なんて、初々しさに欠けるぜ。」
美奈子「や〜よ、お化粧がくずれるも〜ん。」
真由「もう、ミーコらしいんだから。」
コンコン、ガチャッ
介添人「花婿様がお見えですよ。」

輝弥は、あたしを見るなり大粒の涙をこぼした。
輝弥「師匠…綺麗です…。」
美奈子「あ〜もう、みっともないから泣かないでよ〜。」

瞳「私たち、お邪魔みたいだから行きましょうか。」
バタン

501 : :01/12/27 17:17

アキラ「ところでさ、ミーコ大丈夫なのか?」
真由「何が?」
アキラ「梨園ってさ、いろいろしきたりとかあって難しい所
    なんだろ。アイツまだ若いし、あれからさんざん
    騒がれたしさ。まさか、イジメられたりしねぇだろうな。」

瞳「それなんだけどね。この前、王子のお母さんに聞いた話だと、
  ミーコってば、梨園のしきたりや一門の人の顔や名前を
  全部覚えちゃったんだって。『私なんて5年かかったのに』って
  すごく驚いてたよ。」
真由「その上、挨拶回りさせれば、その家の経歴や嗜好をみんな
   熟知していて話を合わせるから、すごく評判が良かったって。
   『いいお嫁さんをもらって、輝弥一世一代の大手柄だわ』って、
   おば様大喜びしてたな。」

和樹「事前の入念な調査と、それに基づく完璧な根回しか。
   さすがだな、ミーコちゃん。」
徹「こんな形でトップ屋魂が生きるとはねー。」
香織「まあ。ミーコちゃんて、とっても梨園の妻向きだったのね。」
瞳「それに『もしイジメられたら、そいつの弱み握って脅してやるの』
  ってニコニコ笑って言ってたから、大丈夫じゃないかなぁ。」
アキラ「本気でアイツの心配なんかした俺がバカだったな…。」

徹「バカといえば、あのバカ遠って人どうしたの?
  なんかいろいろ妨害してくるかと思ってたけど。」
真由「ああ、高遠ならあれから散々邪魔してきたようだけど、
   ことごとくミーコが返り討ちにしたらしい。
   もっとも、まだ懲りてはいないみたいだけど。」
アキラ「バカ遠ごときがミーコに勝てるはずないさ。
    なんせアイツ最強だからな。」
和樹「いや、その理屈で言えば、最強は王子だろう。」
瞳「そうよね。何しろあのミーコが負けっぱなしだもんね。」

502 : :01/12/27 17:17

   ☆☆☆

美奈子「ホラ、もういい加減に泣き止みなさいよ〜。」
輝弥「すみません、師匠があんまり綺麗なものですから。」
美奈子「スト〜ップ!師匠はもうやめてよ〜。
    今日から輝弥はあたしの夫なのよ〜!
    夫らしい呼び方ってものがあるでしょ〜。」
輝弥「で、では。」
コホン
輝弥「美奈子、綺麗です…。」

どっき・・・ん。
自分で言わせといて、ときめいてしまった…。
あの目…あたしをまっすぐ見つめるあの瞳にヤラレっぱなしで、
今日まで来ちゃったのよね…。
…あれ?どうしたんだろ、なんか涙が…

輝弥「み、美奈子、どうしました!?」
あたしの突然の涙に、輝弥がうろたえる。
その問いには答えず、あたしは輝弥に抱きついた。

美奈子「神様に誓う前に輝弥に誓うわね。あたし、世界で一番
    輝弥が好きよ。この先もずっと、ず〜っとね。」
輝弥は一瞬驚いたあと、あの世界一ステキな笑顔を見せた。

輝弥「私も誓います。永遠に美奈子を愛しています…。」

   ☆☆☆

503 : :01/12/27 17:18

リンゴーンリンゴーン♪
式も無事に済み、あたし達はみんなから
フラワーシャワーの祝福を受けていた。

美奈子「も〜、あれだけ言ったのに指輪の交換間違えるんだから〜。」
輝弥「すみません、嬉しさのあまり舞い上がってしまって。」
美奈子「普段、大勢の前で舞台に立ってる人が何言ってるのよ〜。」
輝弥「仕方がないでしょう。何しろ、初めて美奈子に
   『好き』と言ってもらえたのですから。」
美奈子「そのくらいで舞い上がらないでよ〜!もう二度と言わないぞ。」
輝弥「そんな意地悪を言うと…。」
美奈子「きゃっ!?」

ふわっ
いきなり、お姫様抱っこで抱き上げられてしまった。
ヒューヒュー♪
みんなから冷やかしの歓声が飛ぶ。

504 : :01/12/27 17:19

美奈子「ちょ、ちょっとおろしてよ〜!恥ずかしいでしょ〜!」
輝弥「私は別に恥ずかしくありませんよ。おろして欲しいのなら、
   これからは毎日私に『好き』と言うって約束して下さい。」
美奈子「え〜〜!何よそれ〜!」
輝弥「嫌ならずっとこのままですよ。」
美奈子「あ〜もう、わかった!言うわよ、毎日言います〜!」
輝弥「では早速、今この場で言って下さい。」
美奈子「ちょっと調子に乗らないでよ!や〜よ、恥ずかしい!」
輝弥「駄目ですか…?」

うっ…!またそんな目で見ないで〜!
やっぱりダメ、逆らえない…。
もう、ホント、輝弥には降参!参りました!
輝弥の頬に軽くキスした後、耳元でささやく。
美奈子「愛してるわよ、輝弥…。」

瞳「ミーコ〜!ブーケ投げて、ブーケ〜!」
美奈子「は〜〜い!」

高く舞い上がった純白のブーケが、
青く澄んだ空に吸い込まれていくようだった…

  〜 happiness continues ・・forever 〜

505 : :01/12/27 17:19

■お約束

シリーズ連載の最後は、「オールキャスト(正装バージョン)」&
「結婚式」でシメる!

というわけで、『瞳に約束』3部作これにて完結でございます。
こんなド素人が思いつきで書いたキャラで、3作全26話(スゲー!)も
連載できたのは、全て皆様のお陰でございます。
こんな拙いものをステキなサイトに載せて下さった管理人様、
作品中のネタを提供して下さった皆様、
そして長い間ご愛読下さった全ての皆様に、
心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

                来栖れもん

506 :FC会員番号3自称書記:01/12/27 17:31
パチパチパチ!!

いやぁ、れもん先生、期待以上の最終回ありがとうございました。
終業前にアップって気付いてから、ずっと張ってたのに
昨日は風邪で病院行くのに、ココ見ずに帰ってしまって家でも見られず
朝一で8話読み、最終話を待ちわびておりました。
(仕事しろ!って言わないでね。)
王子最高!可愛すぎる。私も結婚したぁ〜い。
王子、何故か市川新之助が浮かびます(おーいお茶)。歌舞伎つながりね。

れもんさん、ほんとにお疲れ様でした。バカ遠は朝は紅茶にクロワッサン、
夜はガウンを羽織って、猫を抱きながらブランデーグラスくるくる回してるんでしょうか?
 そして、某モサスレでここを紹介してしまったこと許してください。

507 :花と名無しさん:01/12/27 17:44
れもんさん、お疲れさまでした。
すごいお約束な展開で感動しました。
結婚式で最終回は長期連載のお約束中のお約束ですね。
読ませて頂けてとっても楽しかったです。
ありがとうございました。

508 :王子FCNo.1:01/12/27 18:41
最終回、楽しみにしつつ寂しく思いつつ見に参りました。
王子…良かったね、おめでとう(T_T)
最後の最後まで王子にめろんめろんな私…。
もう会えないなんて(T_T)ダーッ(滝涙)

れもんさんお疲れ様です&ありがとうございました。
…嗚呼どなたか王子の様なキャラの出て来るマンガご存知ではないですか?
王子の面影追い求めそうだわ(w

509 :花と名無しさん:01/12/27 18:58
れもん先生
最終回お疲れさまです!
いつもはパワフルな美奈子が王子の前だけでは
メロメロなところに萌え萌えでした。

しかしやはりバカ遠ファンとしては
ぜひ「高遠の優雅な一日」をきぼ〜ん!
高遠目線でのお話が読みたい…。
(↑上目づかいのお願いポーズでおねだり)

>猫を抱きながらブランデーグラスくるくる
あ…猫はペルシャ猫系の長毛種が見えてきました(笑。

朝起きたらシャワーを浴びて
鏡の前で小一時間自分の姿にうっとりし
(すっぽんぽんでモデルポーズを取って酔いしれる)、
昼間は真由にちょっかいを出しにいって返り討ちにあい
家に帰ると美容のためにキュウリパックをして
翌日の打倒アキラ、打倒ミーコの作戦を立てつつ
天蓋のついたベッドで眠りにつく…とか、ダメでしょうか…

510 :花と名無しさん:01/12/27 19:16
>509
面白いです、それ(w
薔薇の手入れも忘れずに
薔薇の名は、“SWEET MAYU”。直球過ぎ……

511 :花と名無しさん:01/12/27 21:02
れもん先生連載終了お疲れ様でした。
お約束SSという枠を越えた面白さでした。
本当に楽しかった…からこそ終わってほしくなかったよ〜!(泣
子供のころの大好きだったマンガが終わっちゃった時の
あの切なさを思い出した…。

>508
王子ってお約束キャラだと思ってたけど
いざ思い浮かべるとこれぞピッタリっていうキャラがいないかも。
部分部分ではいるんだけどねぇ。
本当によくできたキャラだったなあ。

512 :花と名無しさん:01/12/27 22:33
>れもんさん

どうもお疲れさまでした!
最終回まさか結婚式とわ!
あまりにも少女マンガの王道を行く展開に、胸がときめきました!
お姫さまだっこ萌え〜!

「高遠の優雅な一日」同じくきぼーん!
509さんの面白すぎ!

513 :バカ遠萌え〜:01/12/27 22:34
夜はシャワーじゃなく、薔薇の花びらをタプーリ浮かべた泡のお風呂できまりね。
「ああ、“SWEET MAYU”…。真由さん、貴女に包まれているようだ…」

寝巻きはシルク?それとも薔薇の香りの香水だけを身にまとって…?

514 :513のバカ遠萌え〜 :01/12/27 22:35
スマソ、下げ忘れた。

515 :花と名無しさん:01/12/27 22:41
>513
激ワラタyo!あ〜腹いて〜(w
やっぱ香水だけっしょ!
起きた時も眠る時も裸身で!(w

516 :王子FC No2:01/12/28 00:23
>れもん先生

凄い!素晴らしい!超〜感動しました。
あ〜ん、王子おめでと〜!よかったね〜(ホロリ)
王子が初めて「美奈子」って呼ぶところで
自分まできゅ‥ぅ‥んってなっちゃったよ(w
もう王子に会えないなんてマジ寂しい・・。
誰か絵心のある人が漫画化とかしてくれないかな。
本出たらマジ買うよ、自分(w

これからふるぱに行って、最初から全部まとめ読みしてこようっと!
れもん先生ありがとうございました!

517 :花と名無しさん:01/12/28 00:53
>れもん先生

連載お疲れ様でした。
ものスゴクよかったです。
いつもドキドキしました。
PCの前で思わず赤面しちゃいました。
そして、よかったね王子ってカンジです。

518 :木ノ下りんご:01/12/28 01:00
こんばんは、りんごです。
もっと王子の余韻に浸っていたいのに、
そのムードをぶちこわすのは
「シンデレラ★魔法 魔法★3」をのっけちゃう自分・・・。
ちょっと鬱・・・。ですが、
諸事情で今日・明日をのがすと次が来年1/7になることに
気がついちゃいまして(w。
と、いうわけで、いきます。
『シンデレラ★魔法』 魔法★3:マホウの木

魔法★1 >>459-465  魔法★2 >>483-487

519 :『シンデレラ☆魔法』 魔法☆3:マホウの木:01/12/28 01:02
『亡くなった母親の墓の側に植えた
 榛(はしばみ)の木にお願いすると、
 小鳥が金の糸・銀の糸でできた高級な着物と
 絹と銀の刺繍のある美しい靴を投げてくれました。
 サンドリヨンはその美しい着物に着替え、
 お城へと歩いて行きました。』
   〜グリム童話・サンドリヨンより〜

いきなり泣き出したあたしを、カワカミさんは何も言わずに
外へ連れ出した。思いきり泣けるように図書館の隣の公園まで。
あたしは泣きながらおえつ混じりに
「わざとじゃ(ない)」「ビンぞ(こメガネ)」
「みつあ(み)」「わかって(る)」
派手っ子女子に言われたこと、言い返せなかったことを
とりとめなく口にしていたかもしれない。
カワカミさんは何も言わず、ただポン・ポン・ポンと
肩をやさしくたたいてくれていた。
そのリズムが心地良いと感じる余裕ができていた。

520 :つづき:01/12/28 01:03
ハルオ「落ちついた?」
碧遥「・・・・・・・」

何も言えないあたしに構わず、彼は続けて言った。
ハルオ「この木、何だか知ってる?」
その木には『ハンノキ(榛の木)』と書いてあるプレートがついていた。
ハルオ「グリム童話のシンデレラには魔法使いも妖精もでてこない。
    お母さんのお墓の側にある木にお願いしたんだ。」
あたしはそれを読んだことがあった。
ハルオ「オレの名前は榛生。『榛(はしばみ)の木』だ。
    言ってごらん、どうなりたい? かなえてあげる。」

******

「・・・キレイに、なりたい・・・」口が勝手に動いた。

          *******

521 :つづき:01/12/28 01:05
カワカミさんは、あたしの手を引いて公園内を横切るように歩いた。
どこまで行くのかと思ってる間に着いた古いレンガの一軒家。
庭と公園の木がすっかり馴染んでいて森の中に建てられているみたいだった。
魔法は、もう始まっているのかもしれない。
ぼんやりとそんなことを思って見ていたドアが、勢いよく開けられた。
男「あっ!ハルオさん、大変です。少女役が!!いま救急車を呼んでます」

    ******

この『森の中の家』が、新ヘアケアシリーズ用のCM撮影の撮影現場。
監督イメージ通りの家が、何度か訪ねたことのもある馴染みのヘアメイクの家だった。
そしてそのヘアメイクというのが川上榛生さん。
女性用の商品CMだけれど、メインキャラクターは男性を起用。
いくつかあるバージョンの内の初恋編でキレイな髪の少女が出てくる。
あくまでメインはその男性。(初恋編では声のみで少女とはカラミ無し)
少年時代の初恋の少女の髪の毛とほのかな香りをいまも忘れられずにいる。
髪のつや、風になびく髪とそれを見つめる少年。少女の顔はほとんど出ない。
その少女役のモデルが急病(おそらく急性盲腸炎:要手術)。
代役を手配して待つほど時間に余裕がない。
少年役は明日海外ロケのため今夜中に撮影を終えて成田へ向かいたい。
(以上おさらい終了)
           *******

522 :つづき:01/12/28 01:06
だからって・・・!あたしはないでしょう・・・?
メガネをとられたあたしは、ぼやけた視界の中でよけい不安になった。
ハルオ「んー、みはるちゃん、昨日夜更かしした?」
碧遥「は、はい。ごめんなさい。」
ハルオ「(クスっ)謝ることないよ。プロだったら怒鳴り飛ばす
ところだけどきみは、ただのかわいい女子高校生だ。
    たまには夜更かしくらいするよなぁ」

(1)このやさしさの塊みたいなカワカミさんが、怒鳴る?
(2)かわいい女子高生?だれが?
どっちから突っ込むべきか悩んでる間に、カワカミさんは向きを変えて
ワゴンのうえの道具を手に取った。
榛生「みはるちゃん、裸眼でどのくらい?」
碧遥「両方0.1以下です。いまカワカミさんの目と眉は肌色にとけて見えませ・!!」
急にカワカミさんの顔がアップにった。
メイクって・・・こんなに近くで顔を観察するものなの?
恥ずかしさでその後は何を聞かれてもとんちんかんな返事しかできなかった。

         ******

523 :ラスト:01/12/28 01:10
ずっと裸眼でいたせいか撮影中の記憶もぼんやりしている。
ただ覚えているのはたくさんのスタッフの中で
「うーん、さっきよりいい感じだ、もう一度!」「その表情で、手はさっきの動き」
という何がよくて何がダメの基準かよくわからないまま何度も同じことを
少年役の何とかというアイドルと、2人でひたすら繰り返していたことと
メイク中のカワカミさんのメイクブラシをもつ左手の動き。
「ドラマで人気が出てこのCMに大抜擢されたアイドルと共演なんてうらやましい、
ラッキーだね」とスタッフの誰かがテンションを上げて言っていたけれど。
ドラマとかってあまり見てなくて「はぁ」としか返事ができなかった。
失礼だったかな。

それよりもあたしは撮影中よりメイク中のほうが
ずっとドキドキしていた。
あたしの顔にふれるカワカミさんの手をつたって、
心臓の音がきこえてしまっていませんように・・・。
そう祈りながら、しなやかな動きの左手を見つめていた。

524 :495:01/12/28 01:13
やばい。
CM撮影が思いっきりかぶってるわ。
残念ながら今回は見送りたいと思います。

525 :りんご:01/12/28 01:30
と、いうわけで、シンデレラ★魔法は
次回、最終回を迎える予定です。

○ォーリーをさがせ(古っ)ばりのお約束密度の低さのままで
4話までひっぱってしまいます。ごめんなさい、皆さま。

台詞の3割が「・・・・・・」か、考え事ばかりでちっとも
動いてくれない碧遥ちゃんでしたが。
(すべて、わたしの妄想レベルの程度の低さ故。)
改めてネタレスをよみかえしてみると
使い切れてない面白いネタが・・・!
「使い切ってない・・・。」
と汗やら涙やら鼻水がでそうです・・・。ふぅ。

>495さん、ネタのかぶりっぷりは今のところ
だいじょうぶでしょうか? それだけが気掛かりです。

>れもん先生
お疲れさまでした。ホントに最後の最後まで
テンションが落ちない先生の底力には、脱帽です!
かなりガイシュツですが
王子〜、よかったねぇ、幸せにね〜!
そして「高藤の優雅な一日」でまた会いましょう、れもん先生。

526 :再び、りんご:01/12/28 01:35
あーっ!!!525を書いてる間に。
495さん、そして495さんの短編を楽しみにしていた皆さま
すみません。
もう、何と言ってよいのやら・・・。
碧遥(裏設定:間・わる子)を書いたのが
遅筆な私だったばっかりに、ごめんなさい。

527 :花と名無しさん:01/12/28 12:06
>495
別にかぶっててもいいんじゃないの。
お約束ってそういうもんだろうし。

528 :花と名無しさん:01/12/28 12:12
>527
同意。
同じネタでも書く人が違えば違う話になるだろうし、
せっかく考えたんだから載せてみませんか、495さん。

れもんさ〜ん、マジで「高遠の優雅な一日」書いて〜!

529 :木ノ下りんご:01/12/28 15:06
昨夜の私の書き込み以降、この盛り上がるはずのスレが
こんなに動かないのは、私が原因ですよね。
このスレが荒れたりつまんなくなった原因をつくっておいて
さらにこんなことを書き込むことを、あわせてお詫びいたします。

シンデレラ★魔法をここで強制終了させたら、
少しは流れがかわるかもしれないと考えています。
こんなかたちで、責任をとれるとは思っていませんが、
これ以上長々とスレの趣旨とずれていると皆さまに思わせるSSを
ここにのせるよりも
読み飛ばすという手間が省けるだけでも、マシかもしないと思いました。

その結果広げたふろしきをそのままで、と
さらに不快に思う方がいらっしゃるかもしれないし
特に元ネタを上げてくださった方々には期待をさせただけで
ネタをかすってそれで終わることを無責任だと思われるでしょう
などと色々考えましたが…。
責任をとるというよりは、りんごがここに参加できないという
ペナルティをという形で、お許し願えれば…。

書けば書くほど、ここの雰囲気をぶちこわしてしまいますね。
ウザくなってしまい、本当にごめんなさい。

530 :花と名無しさん:01/12/28 16:40
>りんごさん

え〜と、何をそんなに責任を感じてるのか知りませんが
連載しようがやめようが、それは作家さんの勝手なので私たちがとやかく言うことでは無いですし、
作品を読んでレス付けようが付けまいが、それは読み手の勝手なので、レスが付いてないからといって
スレぶち壊したというわけではないと思いますが。

むしろ、495さんやれもんさんに作品を書いて!というレスがある中で、529のようなレスがあると、その後が書きずらくなってしまうのでは?
せっかく今日が最終回だったんですから、普通に載せて普通に終わっておけば良かったんじゃないかと思いますけどね。
きつい言い方になってすいませんが、このままじゃ本当にスレの雰囲気が悪くなると思って書かせてもらいました。

531 :長文星人れもん ◆PST/gGoM :01/12/28 17:51

スレがこんな中で能天気なレス入れて申し訳ありませんが、
お礼だけでも言わせて下さい。
たくさんの感想レス、どうもありがとうございました。
大変感激しております。
>王子FCの皆様(w
王子、お気に召して頂けたようで嬉しいです。
王子は、ずっと切なさ担当だったので、最後のハッピーな王子が
書きづらくて苦労しました(w。
最後まで暖かいレスを本当にありがとうございました。
>「高遠の〜」をリク下さった皆様
リク&大変貴重なネタの数々、ありがとうございました。
一応、皆様のネタを元に話を考えてみたのですが(御用納めだと
いうのに何やってんだ、自分…)本当にアプしちゃっても
よろしいんでしょうか?
お約束は全然入ってないし、ショート・ショートじゃ済まない長さだし、
バカ遠目線の話だから全文意味不明の寒さだし、509さんや
513さんのような、面白さ爆裂!という話ではないのですが…。
まだ入力してないのでハッキリはしませんが、10レス分くらい
あるかもしれません。(爆! 二つに分けるかな…)
それでもよろしければ、出来次第アプさせて頂きます。
>りんご先生&495様
書く書かないは作家さんの自由ですが、せっかく考えられたお話を
アプしないのは勿体無い!
読む方の反応も気になってしまうとは思いますが、頑張って下さい。

532 :花と名無しさん:01/12/28 18:24
ひょっとしてりんごさん某スレご覧になったんでは?
だったら責任感じてられるようなのも分かる気がしますが。
あっちはあっちなので気にする事はないですよ(違ったらごめんなさいだけど。
レスが無いのは年末ギリギリなせいもあるでしょうし。
榛の木の話とか私は結構好きですよん。
あと1回なんだから載せちゃって下さいな。

>495さん
お約束はかぶってなんぼとストロベリーさんもおっしゃってました。
是非あぷキボン

>れもんさん
バカ遠はあの寒い存在自体が既にお約束でございます。
長いのもオッケー全然ノープロブレーム!是非あぷお願いします。

533 :花と名無しさん:01/12/28 19:41
某スレ?つい心あたり探しちゃったよ。あー、あれかな?
もしそうなら、このスレは別に荒れてないんだし、向こうの話持ち込まなくていいよ>りんごさん
いきなり529見たら、なんだどーしたんだって思っちゃうよ。
気にしないで続けて下さい。

*そんであっちに書く人…もちっと分かりにくく…。
*こっちの空気悪くしないように考えてくれてるのかもしれないけど、特定できる書き方じゃ意味ないよ…。


れもんさん、「高遠の優雅な一日」楽しみに待ってます(ハァト

534 :桜谷ちぇりー ◆2OxXqOek :01/12/28 19:51
>りんごさん
3回目のお話の時に書き込みが出来なくてごめんなさいね。
深夜にここは見ていないもので…といいわけしてみたり。
いつも楽しく拝見していますよ。
もし気が変わったら最終回も見せて戴きたいです。
もし、某スレをご覧になったのであれば、
私もちょっと書かれたことがありますよ。
でもここに直接書かずにあちらに書かれているので
作品発表を止めろとまでは言われてないのかと考えました。
我ながら図太い解釈の仕方だと思いますけどね。
少なくてもここの人はあなたの作品を待ってるんじゃないかな?
長くなってすみません。
失礼します。

535 :495:01/12/28 20:02
>りんご先生
皆さんの許可も頂いたので読み切りを発表させてもらうことにしました。
新人さんが投稿するような気持ちで書こうかななんて思っています。
せっかくこんな楽しい場があるんだしね。
明日、発表出来たらいいなと思ってるのですが
一緒に頑張ってもらえたら嬉しいな。

536 :花と名無しさん:01/12/28 22:37
上の問題はりんご先生の気持ち次第だから話題をそろそろ変えてもいい?
前から聞いてみたかったんだけど、先生方の書かれるヒロイン達はみんな
お約束な女の子ばかり!それでモデルっているんですか?
やっぱり先生自身ですか?
答えても構わない方、解答をお願いします。

537 :来栖れもん ◆PST/gGoM :01/12/29 01:07

皆様、こんばんは。リクありがとうございました♪
スレがこんな時に、こんなヤツをアプするのはためらわれるのですが、
せっかく皆様にアイディアを頂戴して出来た作品ですので、
図々しくもアプさせて頂きます。よろしくお願い致します。

さて、皆様ご想像の通り、やっぱり長くなりました(爆。
なので前後編にしてみたのですが、引きの良いところで切ったら、
長さ比率が7:3で、圧倒的に前編の方が長いです。
本当に計算の出来ない女でスイマセン…。

>りんご先生
前スレで、「お約束SSなんて止めてくれ」と言われながらも、
未だにこうして書いている図太い私が言うのもなんですが、
「つまらない」と言う方がいれば、「面白い」と仰って下さる
方だって同じだけいると思います。
嫌な思いもされたでしょうが、励ましてくださる方も
いらっしゃるんですから、頑張って下さい!(エラソーにスマソ)
>536様
ごめんなさい、長くなっちゃったんでモデルの話は次回と言う事で。

それにしても、ものすっごくお寒い内容です。
入力しながら、「素面でこんなのを考えるなんて、私は人として
大丈夫なんだろうか?」と、言いようのない恐怖に襲われました。
ああ、本当にごーめーんーなーさーいー!!
あ、ちなみに、設定は「永遠の〜」の8話と最終回の間になってます。

ネタ提供:492、506、509、510、513、515の皆様
   (貴重なネタ、本当にありがとうございました♪)

本編などはこちらへ   >>498

538 :『高遠 茂の優雅にして多忙な一日』前編:01/12/29 01:08

リリリリーン リリリリーン♪

静けさを引き裂く無粋な音で目が覚める。
ガチャッ
「おはようございます。そろそろお時間でございます。」
「…わかった、今行く。」
ガッチャン

寝台からすべりでると、そのままシャワーを浴びに向かう。
僕は、眠る時には何も身に付けない。
いや、バラの香水のみを身にまとって…と言った方が正しいか。
全ての戒めから解かれ、バラの香に擁(いだ)かれながら眠るのが、
最近のお気に入りなのだ。

シャワーを浴び、バスルームから出ると、生まれたままの姿で
鏡の前に立つ。
……美しい。我ながら何と美しい事か。
この美しさを前にしては、天上の女神達も賛美のため息をもらし、
歓喜雀躍してその身を我が前に投げ出すであろう!
フフフ、何と罪な程の美しさである事よ…。

…おっといけない。思わず時の経つのも忘れてしまった。
使用人たちが、朝食の用意が出来ずに困っている事であろう。
早く行かなくては。(←作者注: 別に毎朝の事なので、使用人達も
その辺の所は計算済み)
薄紫色のシルクのガウンを羽織り、食堂へと向かった。

   ☆☆☆

539 : :01/12/29 01:09

「おはようございます、茂お坊ちゃま。
 今朝のお飲み物はいかがなさいますか?」
「そうだな…、ローズティーを貰おうか。 ああ、“Sweet MAYU”の
 花びらを浮かべるのを忘れないように。」
「かしこまりました。」

さあ、今日は何をして過ごすとしようか。
そう言えば今日は、真由さんが剣道部に稽古をつけに行く日だ。
ああ、真由さん…。
初めてお会いしたあの日、貴方の剣のあまりの美しさに、
呼吸する事すら忘れてしまったあの時…。
今思い出しても胸が熱くなる…。

よし。今日は、またあの隠し部屋から、
真由さんの稽古を覗き見る事にしよう。(←作者注: 高遠は、
真由を覗き見するためだけに、隠し覗き部屋付きの剣道場を
マリアーナ学院に寄付したのだ。)

バタバタバタバタ・・・ バターンッ!
「若!! これは一体どういう事ですか!?」
「何だ葵、騒々しい。少し落ち着いたらどうだ?」
「これが落ち着いてなどいられますか!!」

540 : :01/12/29 01:10

この騒々しい男・葵は、僕の言わば “影” だ。
年は二つ年上で、幼少の頃より僕に付き従っている。
今は僕の代わりに、高遠コーポレーション(以下「高遠C」)専務の
仕事を全て任せている。

「今朝、出張から戻ってみれば…。
 全く、何て事をしでかしてくれたんですか!」
「何をそんなに怒っているのか知らないが、
 少し静かにしてくれたまえ。朝食が不味くなる。」
「何を空っとぼけた事を言ってるんですか!
 夕べ、チンピラ10人使って、あの上杉アキラを襲わせたでしょう!
 全員見事にブチのめされて、警察沙汰になる所だったんですよ!」

「何だ失敗したのか。だらしのない奴等だ。」
「そういう問題じゃないでしょう!天下の高遠Cの専務が
 チンピラ使って高校生を襲撃するなんて、世間に知れたら
 大スキャンダルですよ!今回は何とか私が間に合って、
 揉み消せたから良かったようなものの…」
「揉み消せたのなら、それで良いではないか。」
「良くありません!! 私の代わりを頼んでおいた牧村さんなんて、
 責任を感じて首吊り自殺するところだったんですよ!」
「何だ、牧村も神経の細い奴だ。その位の事で。」
「若が無神経過ぎるんですっ!!!!!」

541 : :01/12/29 01:11

ダンッ!
葵が強くテーブルを叩いたせいで、
せっかくのローズティーが零れてしまった。
全く無粋な奴だ…。

「第一、私の報告書をちゃんと読んでいれば、武力行使なんて
 絶対にしようと思わないはずです! いいですか?
 あのアキラという少年は、弱冠12歳で、あの最強暴走集団・
 『爆架唖頭(バッカーズ)』の幹部を全て叩きのめして、ヘッドにまで
 登りつめた人間ですよ!対立グループの猛者ども20人を
 一人で殲滅したというオマケ付きです!それに、彼と一緒にいた
 藤原和樹という少年は、その上杉アキラをタイマンで
 ボコボコにしたって、その筋では伝説の男なんですよ!
 どう考えても、チンピラ10人で敵う相手じゃないでしょうが!」
「ああ、わかったわかった。今度は50人位使うとしよう。」
「そういう問題じゃないでしょう!! 何を考えてるんですか!」

「まあ葵さん、少し落ち着いて。はい、お水ですよ。」
「ああ、清水さん、ありがとう。」
メイド頭の清水が、葵をなだめる。

「そんな頭ごなしに言わなくても、
 茂坊ちゃまだって充分反省してますよ。」
「これのどこが反省してるんですか!清水さんは若に甘過ぎます!」
「まあまあ。さ、葵さんも朝食まだでしょう?
 今用意してきますから、お待ちになって下さいまし。」
「え、ああ、ありがとうございます…。」

542 : :01/12/29 01:12

やっと落ち着いたか、葵め。
相変わらず口やかましい奴だ。

「ともかく!例の羽駒屋婚約騒動だって、やっと収まったんですから
 もうあの連中には関わらないで下さいよ!わかりましたね!」
「それは出来ない。今日は、真由さんの稽古を見に行くからな。」
「そんなの駄目です!それに今日は、四井財閥の早乙女会長と
 ご会食の予定が入ってます。瑠璃子様もご一緒ですよ。」

「ああ、悪いがそれはキャンセルだ。瑠璃子とは別れた。」
「は?」
「あの女は捨てたんだ。捨てた女とその祖父と一緒に、
 和やかに昼食をとるわけにはいくまい。」
「捨てたって…。な、な、な、何て事をしてくれるんですか、
 あなたって人はっ!!」

「別に良いだろう。あの女には飽きたんだ。顔は良いが、
 思い込みが激しくて執念深い。あのまま付き合うのは、
 僕の美学に反するのでね。」(←作者注: 同族嫌悪)
「そういう問題じゃないでしょう!!
 瑠璃子様は、若がお遊びで手を出している、そんじょそこらの
 女達とは訳が違うんですよ!銀行筋からのお見合いで知り合った、
 四井財閥のご令嬢ですよ!? そんな方にそんな仕打ちをして、
 四井との関係が悪化したら、我が社にとって大ダメージになるとか
 考えなかったんですか!?」

「ああ、そんな事考えもしなかったな。まあ、済んだ事は仕方が無い。
 あとは何とか上手くやってくれたまえ。」
プッツン!

543 : :01/12/29 01:13

おや?葵の様子がおかしい…。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 今日という今日は、堪忍袋の緒が切れました…。
 もう若の事なんて知りません!! あの連中にボコボコにされて、
 警察にパクられて、捨てた女に刺されてしまえばいいんです!」
ガッタン!
「清水さん、すいませんが朝食は結構です!
 急いで旦那様と、善後策を練らなければ…。」
バッタンッ!

荒々しく閉められたドアの音が、部屋にこだまする。
何だ、葵は。あれしきの事であんなに腹を立てて。
カルシウムの足りない奴だ。
まあ、これで誰にも邪魔されずに真由さんを見に行ける…フフフ。

   ☆☆☆

544 : :01/12/29 01:13

「市川、出掛けるから車の用意をしてくれ。」
「かしこまりました、お坊ちゃま。」

ああ、真由さん。
今日の貴方の美しさは、いかばかりでしょうか…。
出来るなら、蝶となって貴方というバラの花唇に止まりたい…。
この僕をここまで狂わせるとは、貴方も本当に罪なお人だ…。

ポーチに横付けされた車に乗り込もうとした時だった。
視界の端に、白いワンピースの女性を見咎めた。

「瑠璃子?なぜここに?」
「茂様…、瑠璃子は茂様に捨てられては生きてゆけません!
 後生ですから、別れるなんて仰らないで
 またお側においてくださいませ!」
「それは出来ません。僕はもう貴方には何の興味も無い…。
 諦めてお帰りなさい。」
フフ、今まで何人の女をこうして捨ててきただろうか…。
僕も罪な男という事か…クックック…。

「では…。」
瑠璃子は、思い詰めた表情でバッグからナイフを取り出した。

「茂様を殺して、瑠璃子も死にます!」
「何を馬鹿な…!やめなさい、瑠璃子!」
「いえ本気です!
 茂様を殺して、永遠に瑠璃子だけのものにしますわ!
 茂様、瑠璃子と一緒に死んで下さいませ!」

ナイフの煌めきの美しさに、一瞬目を奪われた。

ドスッ!!!

              〜つづく〜

545 :花と名無しさん:01/12/29 01:18
えええー!こ、ここで「づづく」ですか〜!
なまごろしだぁ。

546 :花と名無しさん:01/12/29 01:20
もしかしてりんごさんが来てるかなと思い起きていたら
れもんさんのお話が!!
高遠さん素敵すぎます。
ああ、でも会話の流れをいとも簡単に変えてしまう
清水さんに貫禄を感じます。
高遠さんのピンチですが彼は殺しても死なないタイプでしょう。
全然心配していません。
後編も楽しみにしていますね。

547 :花と名無しさん:01/12/29 01:37
某スレがわからないわたし・・・。トロくてすいません(T_T)
最近ココを知ったのでなんともいえませんが、
もともとがSSを独立させるために誕生したスレなんですよね、ここって?
だったら誰が何を書いてもいいんじゃないんでしょうか?
それとも問題が違うのかしら???
てか、わたしはりんごさんのシンデレラ☆魔法好きなんで
最終回まで読みたいんですけど。
御本人が続けるのがツライというのなら仕方がないですけど
でも、でも〜〜〜〜〜〜(涙・涙)

>495
被りはいくらあっても大丈夫と思われます。
同じエピソードでも書く人によって印象違ってくると思うし。
アプ楽しみにしてますね。

>536
そうそう、みんなキチンとお約束なヒロインですよね。
でも、作家さんによってタイプがちゃんと違うの。面白いですよね。
やっぱり御本人の性格が反映されているのかしら?(藁

548 :547:01/12/29 01:52
ああっ! 一生懸命入力している間にれもんさんの作品がっ!
おーまいがっ!!

すいません、レスのタイミング崩しまくってます・・・。
それにしてもれもんせんせいステキ。
いけないわ、どんどんバカ遠様(様扱いか!藁)が愛しくなってくるわ。
なにげない作者注もナイスツッコミだし、
何度読んでも「爆架唖頭」は笑えるし。
後編、バリバリ期待してますわ〜〜〜〜〜〜。

549 :桜谷ちぇりー ◆2OxXqOek :01/12/29 01:55
>536
マリコのモデルですか。
ほとんどキャラクターは皆さんに作って戴いたので
正直、あんまり考えてなかったです。
母子家庭で料理が出来る辺りは同じですが
壁を越える程の元気を持ち合わせていないです。
今、思いつきましたが自称アシ1(女の友人)と自分を
足して2で割った感じかもしれません。
でも友人の方がマリコの性格に近いです。
私はミナホの性格そのままです。
(実は自分でネタ出したんです。詰めが甘い所までそっくり)

550 :花と名無しさん:01/12/29 08:24
いっや〜〜〜ん♥ バカ遠最高!!!!!!
もう期待以上のお話ですよ!すごいよれもんさん!
大笑いしながら一気に読んじゃったよ〜!
葵とのかけあい最高!作者注も最高!(w
546さんと一緒で、生死の心配は全然していませんが(w
続きが楽しみです〜〜〜!

551 :花と名無しさん:01/12/29 08:50
昨夜いらっしゃらなかったという事は、りんごさんの復活はお正月明けになるのかな?
最終回待ってますので、落ち着いたらアプして下さいね。

そしてれもんさん…。
凄いです。さすがです、バカ遠!
嬉々として読んでしまった私も人として大丈夫なのでしょうか?(w

552 :495:01/12/29 09:14
読み切り「シンデレラ・ドリーム」(安易なタイトルだな)
が完成したようなんだけど
7レス分もあって投稿作としてどうかと思うのよ。
削ろうにもこれ以上は無理なんで読みきりで発表するか
前後編で分けるか悩んでるのでどっちがいいでしょう?
分けると変な所で切れちゃうんだけどな。
(盛り上がりに欠けるところ)

553 :花と名無しさん:01/12/29 12:27
>552
前後編にして続きがきになる〜って展開も好きだけど、
7スレくらいならイッキにいっちゃっていいような気がしますよ。
うーん。たのしみ。

554 :花と名無しさん:01/12/29 13:12
SSの意味がわからねえ

555 :花と名無しさん:01/12/29 14:19
SS=ショート・ストーリー

556 :ストロベリー仮面(元いちご) ◆UQfdPtTM :01/12/29 15:02
>れもん先生
わほー!バカ遠最高!
頭からオシリまで爆笑させていただきました。
モノローグが寒くてイイ!
ん〜今から後編が待ち遠しい〜!

>りんご先生
何て奥ゆかしい…
前スレでいきなりSSを始め、なおかつ
そのまま強引に全話アップしてしまった私は一体…(遠い目)。
今更ながらスレ住人様達のフトコロのグレートさに感謝しています。
最終話、楽しみにしてますのでぜひぜひアップしてくださいね。
310でネタふりしたの私なので…途中までじゃさみすぃ〜。

>552さん
私も長くてOK派。初の読み切りになるかも?
「シンデレラ・ドリーム」お待ちしてます。

557 :552:01/12/29 18:10
お許しが出たようなので読み切りってことで!
じゃあ、今からだしますねぇ。
投稿作なので愛のある評なら大歓迎よん。
皆さん編集者さんになったつもりで読んで下さい。(w)
一次審査で落ちるってこの話。

558 :「シンデレラ・ドリーム」:01/12/29 18:12


私は“森井正子”16歳の誕生日の今日、
生まれて初めて告白するわ。
隣の席だったとき優しくしてくれた彼。
シャーペンの芯が隣から飛んできたからペンケースに大切に保管してあるの。
彼との思い出は些細なものばかりだけど宝物なの。
きっと彼は私のいい所に気付いてくれるはずだわ…


正子「今枝君、好きです!…つき合って下さい。」
彼は長い髪を掻き上げながら苦虫を噛みつぶしたような表情だったの。
今枝「はぁ?冗談だろ。鏡見ろよ。ブース!」
衝撃の台詞によって私の頭はハンマーで殴られたような気がしたわ。


彼は振り返りもせず行ってしまった。
確かに私はガリガリのくせに背が17●cmもあって
(乙女心によりちょっとナイショ)
すっごく髪の量が多くてまとまらないけど、そんなぁ酷いよ。

今日のためにキュウリパックだってしたし
『彼と両思いになれる(ハート)おまじない』もいっぱいしたのにな。
ショックのあまりフラフラと街を彷徨ってしまったの。
最悪なバースデー、更に雨までも降ってきて私の気持ちを暗くしたわ。

559 : :01/12/29 18:15


男 「はぁ?冗談だろ。伊集院麗菜がイメージガールから降りる!?
   代わりは用意してないんだぞ。」
ポスター撮影が数日後という日に大女優様からキャンセルされてしまい
俺、桐谷圭介は電話の受話器を叩きつけ、側にあった椅子を蹴飛ばした。


女 「キャ!桐谷さん、止めて下さい。千葉ちゃんにあたるじゃないですか。」
男?「ありがとうマナちゃん、あたしは大丈夫よ。
   桐谷さん、ちょっと外に出て頭を冷やしてらっしゃいよ。」
桐谷「やつあたりして悪かったよ。ちょっと出てくる。」


二人のスタッフに促されて俺は少し街をぶらつくことにした。
ショーウィンドーの前に彼女はいた。
濡れた髪、潤んだ瞳で静かに佇んでいる女性。
俺の女神となる女…

560 : :01/12/29 18:17


私、なんて酷い顔をしてるんだろう。
泣いてる顔って情けないな。
ショーウィンドーに映る自分の姿はひどく滑稽に見えたの。


桐谷「君!キレイになりたくないか?」
急に現れた男の人に手を取られた。
背の高い大人な感じがする男の人。
桐谷「俺は桐谷圭介、今ミネラルウォーターのイメージガールを
   探してるんだ。君は絶対化けるよ。世界1いい女にしてやる。」
正子「…本当?私、キレイになれるの?」


普段なら絶対についていかないのに
この時の私は振られたショックが大きかったことと
桐谷さんが「なれる!」と言い切ったのでついていってしまったの。
いつの間にか雨は止み、晴れ間が見え始めた。

561 : :01/12/29 18:22


桐谷「みんな、聞いてくれ。
   この森井正子さんをイメージガールにすることにした。
   早速、上に報告するための仮ポスターを作るからな。
   マナ、ロングのヴィッグを用意してくれ。
   千葉、ナチュラルメイクだぞ。その他はポラ撮影の準備だ。」
桐谷さんの掛け声によって一斉に動き出した。


マナ「初めまして、シンデレラ(笑)。カット担当のマナです。
   ヴィッグと言ってもその髪では重いでしょ。思い切ってショートに
   してみる?ついでに梳いておくからね。」
泣きはらした顔の腫れをとるため氷とタオルを渡され
勢いに流されてされるがままになっていたの。


次はお洒落な感じの男の人が近づいてきたわ。
千葉「ハーイ!可愛い小鳥ちゃん。メイクはあたしにお・ま・か・せ。」
なぜかオネェしゃべりの千葉さんに驚き固まっているうちに化粧・ヴィッグ・
カラーコンタクト・衣装の準備が進められていた。

562 : :01/12/29 18:23


千葉「さあ、出来たわよ。桐谷さん、いい出来でしょ?」
腕組みをしている桐谷さんが私に向かって優しく微笑んでくれた。
桐谷「俺の見る目に間違いはなかったな。今、君は最高にキレイだよ。」
桐谷さんの笑顔と誉め言葉に胸がドキドキしちゃう。


鏡を見た時、私は自分の姿に驚いたの。
ロングのヴィッグは先がクルクルとしていて可愛いし
目はぱっちりして見えるのにケバくなくナチュラルな化粧
綺麗な衣装は私の欠点を上手くカバーしていた。
正子「うそ…これ私?自分じゃないみたい。」


桐谷「女性は誰でもダイヤモンドの原石なんだよ。
   俺達は磨くのを少し手伝っただけなんだ。
   さぁ、変身した君の最高の笑顔をみんなに見せてくれるかい?」
正子「はい!」

563 : :01/12/29 18:25


撮影中、私は桐谷さんの方ばかり見ていた。
桐谷さんが笑えば、私も笑ったし
桐谷さんがきつい顔をすれば悲しい顔になっていたの。
私にとって夢のような時間は過ぎていったわ。


制服に着替えた後ももう以前の私じゃなかった。
すっきりしたショートの髪型が意外と私には似合っていたようなの。
ちょっとボーイッシュな感じになったから背が高いのもおかしくないかな。


桐谷さんは私を家まで送り、両親に土下座をしてまで許可を取ってくれた。
その誠実さが素敵だったわ。
そして夢のような時間は終わり、また普通の女子高生に戻ってしまったの。

564 :ラスト :01/12/29 18:29


次の日、学校に行ったらみんなの反応が変わっていた。
友達「あらぁ〜、正子さん。格好良いですねぇ〜。」
知人「前のモサさはどうしたのよ。びっくりしたわ。」
他人「イケてんじゃん。森井って美人だったんだな。」


その日の放課後、私を振った今枝君に校門前へ呼び出されたの。
今枝「昨日の告白考え直してもいいぜ。」
正子「考え直さなくていいよ。きっと私達は合わないと思う。
   でも、初恋は楽しかったからありがとうね。」
私の心はもう桐谷さんの方へ向いちゃったの。
呆然としている今枝君を見るのはちょっと気分がいいかな?
私って悪い女かもね。


一人で帰ろうとしたら目の前に車が止まった。
桐谷「正子ちゃん、迎えにきたよ。」
正子「はい!行きます。」
もしかしたら私の夢はまだ終わっていないのかもしれないわ。


それから数ヶ月後、ミネラルウォーター「セピア」の売り上げと共に
謎の美女「セピア」の人気も上がっていった。


あなたもきっと“シンデレラ”になれるよ!


【終わり】

565 :花と名無しさん:01/12/29 19:18
お疲れです。
髪切ると美人か…いいよな(w
オネェしゃべりの千葉ちゃんもお約束〜

566 :花と名無しさん:01/12/29 19:54
主人公の気持ちと共に雨が降ったり止んだりするもんだよね。
恋愛が進展しないのはちと辛いかな。
読み切りだとしょうがないか。
よくまとめたよ。
お疲れさん。

567 :花と名無しさん:01/12/29 22:07
>552さん
投稿作なんですね。(w
お話って作っているうちに長くなってしまうから
読み切りを書けるなんてすごいな。
前半の乙女っぷりと後半のボーイッシュさの
違いにびっくりしました。
長い髪のカツラをかぶるのはお約束だけど
私生活でも大変身なんですね。
面白かったです。
お疲れさまでした。

568 :ただのネタ職人:01/12/29 22:40
そんなことよりちょっと聞いてくれよ。スレとあんま関係無いんだけどさ。
昨日、近所のマリアーナ学院行ったんです。マリアーナ学院。
そしたらなんか人がめちゃくちゃいっぱいで入れないんです。
で、よく見たらなんか垂れ幕下がってて、マリア会選抜試験、
とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前らな、マリア会選抜試験如きで普段来てないマリアーナ学院に
来てんじゃねーよ、ボケが。
マリア会選抜試験だよ、マリア会選抜試験。
なんか親子連れとかもいるし。一家4人でマリア会か。おめでてーな。
よーしパパマリア会入っちゃうぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。
お前らな、和樹と王子のブロマイドやるからその席空けろと。
マリア会ってのはな、もっと殺伐としてしかるべきなんだよ。
テーブルの向かいに座ったミーコといつスクープ合戦が
始まってもおかしくない、撮るか撮られるか、
そんな雰囲気がいいんじゃねーか。女子供は、すっこんでろ。
で、やっと入れたかと思ったら、隣の奴が、
元「爆架唖頭」のヘッドが、とか言ってるんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、「爆架唖頭」なんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、「爆架唖頭」、だ。
お前は本当に「爆架唖頭」を知ってるのかと問いたい。
問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、「爆架唖頭」って言いたいだけちゃうんかと。
マリア会通の俺から言わせてもらえば今、
マリア会通の間での最新流行はやっぱり、
バカ遠、これだね。
バカ遠茂の優雅な一日。これが通の頼み方。
バカ遠が出てくると荒れたスレもマターリする。そん代わり寒め。これ。
で、“Sweet MAYU”。これ最強。
しかしこれを頼むと次からアキラとミーコにマークされるという
危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前らド素人は、王子のお姫さま抱っこに萌えてなさいってこった。

ごめんなさいれもんさん・・・

569 :雪村あいす@サイト制作者:01/12/29 23:22
ラブ・ルール&瞳に約束のサイト制作者です。
すみません、忙しくてサイトをほったらかしていました…。
年末年始もちょっと更新できそうにないです…。

いろいろ書いてくださる作家さんたちに申し訳ない…。
どなたかこのサイトを引き継いでくれる方、いらっしゃらないでしょうか??

570 :渋谷みかん ◆S5HjySUY :01/12/30 06:11
>あいす様
私、別スレで年末限定サイト立ててたので、新年になったら時間あるかも〜
どこまでできるか分かりませんが、引継ぎましょうか?
でも、肝心のSSが書けてない・・・。
今日中には書き込みます・・・。

571 :渋谷みかん ◆S5HjySUY :01/12/30 06:30
みなさん待ってないでしょうけど(覚えてないとも...)、できたんで載せちゃいます...。
前回の話は>>95-97です

スポーツものってショートストーリーになんないよー
それもお約束??

572 :渋谷みかん ◆S5HjySUY :01/12/30 06:31
「ルールブック」 page2

D棟中庭
ひかり「新入部員か…。ね、アコ!誰かバレーのうまい人知らない?」
アコ「私、運動のほうは苦手だからちょっと分かんないなぁ…あっ!葛西先輩に聞いてみれば?」
ひかり「そうね。でも、さっき体育館にはいなかったような…」
ぶにゅ
ひかり「ん?何か踏んだ…?恭介!?」
足元には芝生の上でスヤスヤと眠る恭介の姿があった。
恭介「イテテ…、あれ?もうこんな時間?」
ひかり「・・・私がバレーできないって悩んでるのに!あんたって奴は!」
寝起きの恭介の胸倉をつかんだ。
― カシャッカシャッ ―
アコ「・・・?・・・」
アコが草むらのほうを見たが、特に変わったものはない。
ひかり「こらー待てー」
ひかりの怒りの鉄拳をかわし、恭介は開いている窓を乗り越えて校舎内に移動した
恭介「アディオス!」
ひかり「待てー!」
― カシャッカシャッ ―
アコ「・・・?」
ひかり「アコ〜?行くよー?」
アコ「あ、うん。・・・気の・・・せい?」

573 :渋谷みかん ◆S5HjySUY :01/12/30 06:31
体育館に入ると、同い年ぐらいの外人女性が男子部員と混ざってバレーボールをしていた。
ひかり「久我山、あの外人さん、誰?」
守「さっき、いきなり英語でわめきながらコートに入ってきて、暴れてるっつーか、バレーやってるっつーか・・・」
優美さん「えぇ。すごいわ・・・、あのテクニック!」
恭介「何の騒ぎ?あれ・・・、リンダ?」
リンダ「キョウ!待ってたYO!」
外人が恭介に飛びついてきた。
ひかり「あ、あんた、誰よ!」
リンダ「ハーイ!ワタクシ"リンダ=ブランシェス"デース!今日からこのハイスクールに転入してキマシタ!」
そのとき、リンダの足元近くに弓矢が刺さった。
リンダ「Oh!待っていたネ!」
弓矢についていた手紙を開けると、リンダの顔色が変わった。
リンダ「お前、これアルね!!」
手には、ひかりと恭介の写った登校途中の写真とD棟の中庭にいた写真がある。
リンダ「許せませーン!」
ひかり「えっ?ちょっと待ってよっ!何でこんな写真が?!」
アコが弓矢についていたカードを手に取る。
アコ「これー、"ラビット・カード"じゃない?」
ひかり「ラビット・カード?」
アコ「説明しますとですねぇー・・・」

―――アコの悦明―――
ラビット・カードとは、"学園探偵ラビット・アイ"が
依頼達成後に残していくカードである。
※デビッ○・カードやキャッ○・カードとは全く関係はない。
なお、"学園探偵ラビット・アイ"とは、青葉学園を中心として、
生徒のみならず教師からも探偵業を請け負う集団であり、
その正体は一切不明である。
―――――――――――

574 :渋谷みかん ◆S5HjySUY :01/12/30 06:32
リンダ「ラビット・アイ、ステイツでも有名ネ!キョウのコト依頼シタネ!」
ひかり「と、とにかく!私と恭介はただの幼なじみで何の関係もないんだから!このときは、バレー部員を探していて、それで・・・」
優美さん「そうだわ。リンダさんも女子バレー部に入っていただいたら?さっきの動きからすると、リンダさん、あなたはバレー経験者、しかも、相当の技術を持っているわね。」
リンダ「シュア!バーーーット、ヘッポコバレー部に入る気はアーリマセーン。」
ひかり「(ムカッ!)ヘッポコバレー部って何よ!そりゃ、今のところ、部員は2名だし、顧問もいないし!部にもなってないけど!」
アコ「充分ヘッポコだと思うー・・・」
リンダ「ヘッポコはヘッポコね!」
ひかり「むぅーー!!こうなったら、私とバレーボールで勝負よ!決戦の日時は・・・」
優美さん「来週のこの時間ならいいわよ。ね、キャプテン。」
キャプテン「ハ、ハイ!優美さんのご希望でしたら、もちろんです!」
ひかり「じゃ、来週の放課後!勝ったら部員になってもらうわよ!」
リンダ「OK!その代わり、ミーが勝ったらキョウをイタダクYO!」
周りから「えぇ〜〜!?」という声があがった。
ひかり「くっ・・・わかったわ!絶対に負けないから!!安心して!きょうす・・・あれ?」

その頃、恭介は
「ヘックション!・・・あれ?風邪引いたかな?」
体育館での騒ぎをよそに、部室で着替えていたのであった。
【続く】

575 :渋谷みかん ◆S5HjySUY :01/12/30 06:41
リンダを考えてくれた方ありがとうございます。

しかし、バレーボールは、いつになったらするんでしょう・・・。
私、バレーボールのルール知りません...。リベロって何...?春高っていつから...?
魔球も募集していますので、よろしく〜♪

576 :花と名無しさん:01/12/30 07:06
あああっ!みかんさん!お久しぶりです〜。
リンダ登場ですね♪
…つーか…あの騒ぎをヨソに恭介って一体…(w

>568
席空けるので王子のブロマイド下さい(w

577 :長文星人れもん ◆PST/gGoM :01/12/30 09:00

きのう休載してしまって、ごーめーんーなーさーい!!
本っ当にっ!!申し訳ございませんでした!

不測の事態(ウサギにTAのコードかじられておシャカにされた)により、
きのう一日ネットが出来なくなってしまいました。
実家や友人宅のパソで、とも思ったのですが、
この年末のクソ忙しい時にパソだけ借りに行くのもためらわれ
(中見られた日にゃ目も当てられないし)、窓拭きに勤しむ夫に
「“高遠の優雅な〜”をアプしたいからマン喫行ってきていい?」とも
言えず(そもそもマン喫であんなものアプする勇気も無く)、
結局休載してしまいました。本当にごめんなさい!
お詫びにバカ遠のオールヌードピンナップ付けます。(付けるな!)

きのう来られなくて、皆様の反応がわからなかったので、
前以上にスレを凍らす事態になっていたらどーしよー!と
非常に不安だったのですが、楽しんで頂けたようで安心しました。
皆様のお心の広さには感服致します(w。

後編のアプは、本日夜になると思います。
申し訳ございませんが、ご了承下さい。

>みかん先生
お待ちしてましたーー! リンダ採用、ありがとうございます!
ラビット・アイ、爆笑致しました!
某サイトの制作者は、みかん先生だったのですね。
素晴らしいお仕事です。楽しませて頂きました♪
魔球っていえば、やっぱりララバイ殺…ゲホッゴホッ








578 : :01/12/30 09:01

>ネタ職人様
もう大爆笑です!ありがとうございます!
まさか吉牛コピペにして頂けるとは思ってもみませんでした(w。
そん代わり寒め。これ。 にはお腹がよじれました!

>「シンデレラ・ドリーム」作者様
素敵なお話ありがとうございました。
私が編集だったら、読み切りで本誌掲載→連載化 にします!
あれだけの内容を良くこんなにまとめて…スゴイ!
(その構成力が私にあれば…嗚呼…)
やっぱりシンデレラストーリーは読んでてワクワクしますね。
せっかくですからPN決めて、また何か書いて下さい。
どうもお疲れ様でした。

>536様
昔の雑誌の読者コーナーのような、
お約束なご質問どうもありがとうございます(w。
『瞳に約束』を書く時イメージしたのは、あさぎり夕作品と、
『いるかちゃんヨロシク!』(浦川まさる)でした。
女の子キャラは、あさぎり夕作品から色々集めて作り、
男キャラ(王子を除く)は、『いるかちゃん〜』のキャラから
イメージして作りました。
やってく内に、どんどんかけ離れていってしまいましたが。
(暴走しすぎて面影すら残ってないヤツもいるし。)
王子は『NATURAL』(成田美名子)の番外編に出てきた、
憲人というキャラに、戴いたネタの「プリンス系」という設定を
混ぜ込んで作りました。(こちらも大分変わってしまいました。)
「少女漫画でお約束のキャラ」を目指して書いたので、私や、
実在の人物は入っていません(w。

579 :536:01/12/30 11:12
ちぇりー先生、れもん先生答えてくれてありがとう!

マリコちゃんのモデルは友人さんだったんですね。
予想通りでした。(w
私はユウヤが好きなんだけど彼のモデルもいるんですか?
もしかして男の友人さん?教えてほしいな。
ところで後日談のその後が気になるんで
ユウヤとサユリの続編書いてみませんか?

瞳ちゃんはなんとなく「星の瞳のシルエット」のかすみちゃんが
モデルかと思ってたんだけどはずれですね。
3人娘のビジュアルは上の作品の娘達に当てはめて読んでいました。
『いるかちゃんヨロシク!』を早速買ってこなくちゃ!
バカ遠様のモデルも載っているのかな。

いちご先生、みかん先生、りんご先生も良かったら答えてね。
モデルが分かると楽しいもん。

580 :花と名無しさん:01/12/30 15:18
600ゲト age

581 :花と名無しさん:01/12/30 15:23

↑ ???

582 :来栖れもん ◆PST/gGoM :01/12/30 18:00

こんばんは。いつもご愛読ありがとうございます♪
『高遠〜』後編です。(休載、本当に申し訳ありませんでした。)
実は、後編、加筆致しました。
(元のままだとあまりにもあっさりし過ぎだったので)
でも加筆し過ぎて長くなりました(白目。
最後の最後まで、スイマセン…。

皆様にネタを戴く度に、図々しくも書かせて頂いて参りましたが、
今度こそ、(多分)お終いです。(きっと)
こんなのが締めとは、我ながら泣けてきますが(w。
今まで本当にありがとうございました。
涅槃への旅に逝ってきます…

>536様
いえいえ、どうぞお好きなイメージでお読みになって下さい。
和樹は、まんま元キャラのパクリなので(元キャラファンの方、
申し訳ありません)すぐにわかると思いますが、
他はかなり変えちゃってあるので、わかりづらいかもしれません。
バカ遠に至っては…もう…(涙。

ネタ提供:492、506、509、510、513、515の皆様
    (貴重なネタ、本当にありがとうございました♪)

本編などはこちらへ >>498  前編 >>538-544

583 :『高遠 茂の優雅にして多忙な一日』後編:01/12/30 18:01

「若っ!若っっ!!」
葵に抱き起こされる。瑠璃子は市川に取り押さえられていた。

「若っ!しっかりして下さいっ!!誰かっ、早く救急車をっ!!」
「……待て葵。救急車は…必要ない…、これを着てたから…。
 …かなり衝撃はあったがな…。」
「これは防刃チョッキ!? 何でこんな物を!?」
「瑠璃子の性格からいって、多分こう来るだろうと思ったからな…。
 この件を口外しない事を条件にすれば… 四井との関係も
 優位に進む…。どうだ?いい考えだったろう…?」
「そんなの、最初から、刺されるような別れ方をしなければいい
 だけの話じゃないですか!こんな無茶して…何てバカな…。」

「…何だ葵、泣いているのか…?」
「な、泣いてなんかいませんよ!若があんまりにもバカなので、
 おかしくって涙が出てきただけです!」
「フッ…、意地っ張りめ…。だが葵、何でここにいるんだ…?
 社に行っていたのではないのか…?」
「茂様、葵君は茂様が心配でたまらなくて、戻って来たのですよ。」
「中野さん、何言い出すんですか!私は別に心配なんて…」
中野はダディの第二秘書で、葵の教育係だった男だ。

584 : :01/12/30 18:01

「いやいや、それはもの凄い慌てぶりでしたよ。
 四井の早乙女家に連絡を取って、朝から瑠璃子様が行方不明と
 知るや、『若が危ない!』って社を飛び出したんですから。」
「中野さん、そんな余計な事を…。」
うろたえる葵の手が、小刻みに震えている。

「葵。」
「はい?」
「…心配かけて悪かった。」
「は……?……え? えーーーーーーーっ!!?
 ど、ど、ど、どうしたんですか若!?若がそんな事を言うなんて!」
「どこか打ち所が悪かったのかもしれませんな。」
「失敬な…。人が神妙にすれば、二人して……痛っ!」
「若!?」

クラッ
突然目の前が真っ暗になると、
意識は混濁した闇の中へと落ちていった。

   ☆☆☆

585 : :01/12/30 18:02

目が覚めると、ベッドの上だった。

「若、気が付きましたか?」
「ここは…?」
「病院です。衝撃で当て身のような状態になってしまって、
 気を失ってたんですよ。」
「そうか…。」
「相手が、箸より重い物を持った事が無い瑠璃子様だったから
 良かったものの、普通だったら、あの程度の装備、貫通してます。
 本当に若の作戦は、穴だらけなんですから…。」
「良いではないか。こうして無事だったのだから。」

「良くなんてありませんよ!みんなどれだけ心配したと
 思ってるんですか!清水さんなんて半狂乱だったんですよ!
 いいですか、若。若の体は、若だけのものでは無いんです。
 若に何かあったら、悲しむ人間は大勢いるんだという事を
 忘れないで下さい。」
「…葵もか?」
「はい?」
「僕に何かあれば、葵も悲しいか?」
「勿論です。」

586 : :01/12/30 18:03

「…そうか。それなら、これからは気を付けなければな。」
「わかって頂けましたか!そうです!これからは、
 今までのようなバカはせずに、高遠の後継者として
 相応しい行動を心掛けて下さいよ。」
「ああ、わかった。」

「さあ、それでは帰りましょう。外傷は無いですし、
 意識が戻ったら帰って良いそうですから。」
「家に帰る前に、マリアーナ学院に寄って行くぞ。」
「はあ?」
「今から行けば、真由さんの稽古に間に合うな。
 急ぐぞ、葵。」

プッツン!
「若〜っ!あなたって人はっ!!
 たった今、後継者に相応しい行動をするって、
 約束したばかりじゃないですか!舌の根も乾かないうちに…!
 秘密裏に女子高生を覗くのの、どこが相応しい行動なんですか!
 恥を知りなさい、恥を!!」
「真由さんの美しさを前にしては、恥や外聞なんてつまらぬもの、
 紙切れの如く捨てられるさ…。」
「そんな大事なもの、簡単に捨てないで下さい!
 ああ、若の言葉を信じた私がバカだった…。もう、許しませんよ!
 金輪際、あの連中には関わらせませんからねっ!」

587 : :01/12/30 18:04

   ☆☆☆

“Sweet MAYU”を浮かべた湯に、体を委ねながら
(ああ、こうしていると、まるで真由さんに包まれているようだ…)
今日一日を思い起こす。

あの後、葵に強制的に連れ帰られ、結局真由さんの稽古を
見る事は出来なかった。
その上、刺された時の衝撃で、腹部に大きな痣が出来てしまった。

ああ、この僕の美しい体にあんな醜い痣が…。
何という事だ!女神たちも、さぞお嘆きになる事であろう!
おのれ、瑠璃子め…。全くもって、忌々しい女だ。
このままでは済まさんからな。それ相応の報いは受けてもらおう…。
フフフ…。

湯から上がってバスローブを羽織ると、窓辺の椅子に腰掛ける。
ニャオ〜ン
ブランデーグラスを傾けていると、愛猫・アフロディーテが
膝へ乗ってきた。
「ああ、アフロディーテ、お前も実に美しい…。
 いつまでもその美しさで、僕の眼を楽しませておくれ…。」
ニャオ〜ン
フフ、何と愛い奴か…。
ああ、真由さんがこのように僕の膝で戯れてくれたなら、
まさに天にも昇る心地であろうに…!

588 : :01/12/30 18:04

それには、あの上杉アキラが邪魔だ…。
夕べは失敗したようだが、今に見ておれ!
必ずや貴様を倒し、真由さんを我がものにしてくれる!

次は、どんな手でいくとするか…。やはり、チンピラ50人使うか?
いやそれでは、闇討ちにならないからな…。
(←作者注: あくまでも、影からコッソリにこだわる男)

そうだ、上杉アキラに女を差し向けて、誘惑させるのはどうだろう。
奴がその女に走れば良し、もし走らずとも、
真由さんとの仲を掻き乱せれば、それで充分だ。
愛する男の不貞を疑い、心を千千に乱す真由さん。
そこへ、この僕が彼女を優しく慰める…

『真由さん、どうなさいました? そんな哀しそうなお顔をされて…。』
『アキラが…、アキラが私の他にも女を…うっ…ヒック…』
『真由さん、どうか泣かないで下さい。 貴方の涙は、まるで
 宝石の如き美しさですが、笑顔はその何万倍も美しいのですから…。
 それにしても、貴方のような得難き美姫がありながら、
 何と許し難い男でしょう。真由さん、そんな男の事は
 早く忘れておしまいなさい。さあ、どうぞ僕の胸に…!』
『高遠…!』
ヒシッ!
『私が愚かだった…。真実(ほんとう)の愛は、ここにあったのに…。』
『ああ真由さん、貴方の麗しき花唇に、触れても良いのですか…?』
『高遠…、私の全てはお前のものだ…。』
『…どうぞ、茂とお呼び下さい、真由さん…。』
『茂…。』

589 : :01/12/30 18:05

これだ!!
この手でいくぞ!

そうと決まれば、早速、女をマリアーナに送り込むとしよう。
誰にするか…、重役の奥寺の娘が良いか、尻軽そうだし…。
いや待てよ。それでは、葵にばれてしまう。
葵の奴、この事を知ったら間違いなく邪魔してくるからな。
内密に事を運ばなければ…。

それにしても、さっきのシチュエーションは素晴らしかった…。
今宵は、あのシチュエーションを夢に見る事にしよう。
(←作者注: 彼は、眠る前に念じた通りの夢を見る事が出来る、
 非常にお幸せな奴なのである。)

バスローブを脱ぎ捨て、寝台に横たわる。
今宵もバラの香に誘われて、夢の中で真由さんとの逢瀬を
楽しむ事にしよう。
ニャ〜オ〜ン
「おやすみ、アフロディーテ。おやすみなさい、真由さん…。」

                〜 END 〜

590 :花と名無しさん:01/12/30 18:09
先生達の小説を読むのも楽しいけどみんなで設定を考えるのって面白いよね。
■ど田舎の貧乏娘は実は某国のお姫様(又は超金持ちの隠し子)だった。
ってお約束だよね。
この場合、娘は農作業でもして生計を立ててるんだろうか。

591 :桜谷ちぇりー ◆2OxXqOek :01/12/30 18:47
>579
ユウヤとシンヤのモデルは新●理●先生の4コマに出てくる
陽気な兄ちゃんとシャイな弟の双子の兄弟です。
あれって少女漫画なのでしょうか。
昔借りて読んだだけなのに妙に頭に残っていたんですよ。

続編についてですが希望して頂けて光栄です。
ありがとうございます。
お話を考えるのは楽しいのですが考えすぎて体をこわすことがあり
医者と家族から止められてしまいました。
だからごめんなさい。
これからも名無しさんとして書き込みはさせていただきます。

>れもんさん
ああ、本当に素敵なお話でした。
次の話を望んでしまいそうです。
高遠さんて幸せな人生送れそうですよね。
(他人にとっては迷惑極まりないけれど)
お疲れさまでした。

592 :花と名無しさん:01/12/30 19:17
れもんさんありがとう!
バカ遠やっぱり素晴らしすぎるよー!(激ワラ

コソーリ
葵×バカ遠にチョト「フフフフフ」と思った人正直に手挙げて〜(死
スンマセン!(滝汗
涅槃へお供します、れもんさん!

593 :花と名無しさん:01/12/30 19:45
れもんさんお疲れ様でした!
葵さん…不憫やのぅ…(w
不覚にも殊勝なバカ遠にちょこっと萌えてしまったわ…。

>592
ぎくっ!何故分かった?(w
………ハーイ(コソーリ挙手
だってだって葵さんにはどう見ても愛があるようにしかっ!
…れもんさんゴメンナサイゴメンナサイ
私も逝きまーす。

594 :花と名無しさん:01/12/30 22:39
>592>593

ちょっと待てや!
なんでもっとシャキッと手ぇ挙げんのじゃ、同士よ!(笑
葵さん萌え〜!(笑
れもんさんスマソ 自分も逝きます…

れもんさんお疲れ様でした!
いつも私たちのリクエストに、期待以上の作品でこたえてくれて
ほんとにありがとう!
次作もカナーリ期待してます!

595 :花と名無しさん:01/12/30 22:47
この年の瀬に、面白いものをありがとう。れもん先生。
まさか、れもん先生が人妻だとは・・・
旦那様にも内緒で書いてるんですね。
あぁバカ遠・・・フォーエバー・・・
   

596 :花と名無しさん:01/12/31 01:11
ちぇりー先生はドクターストップですか…
悪いとは思うが『お約束』と思ったよ。すまん。
まっ一緒に名無し仲間でレスしよーじゃないの。

ここは結構男同士のが好きな人多いのか。
自分はちょっと遠慮したいんだがな。
いや、個人の自由だよな。すまんね。

597 :花と名無しさん:01/12/31 01:23
いや、コソーリ萌えてるだけでね、そんなにマジ入ってるわけじゃないのよ(と弁解してみる)
不快な思いさせたんならスマソ
私もイチオシカプは一応王子×ミーコなんだけどね(笑

598 :596:01/12/31 02:39
いやいや、こちらこそ悪かったね。
和樹とアキラやユウヤとシンヤの時もかなり反応があるみたいだから
ノーマル派はもしかして少ないんじゃないのかと心配になってな。
私の一押しカップルはユウヤとサユリだよ。(あれ?カップルじゃないかな。)

599 :渋谷みかん ◆S5HjySUY :01/12/31 07:23
おはようございます。
大掃除の残りをやってしまえ!な日和ですね。
早く起きて、ほぼ徹夜でSS読んでしまいました。
葵萌えです・・・。

また1話できたのでアプします。
1話>>95-97 2話>>572-574です。

600 : :01/12/31 07:24
「ルールブック」 Page3


「意気地なし!」
パシィッ!

ひかりとアコは、温室の方に向かって歩いていた。
ひかり「部員が一名増えるってことを、宮本先生に報告しないとね。」
アコ「まだ、増えるとは決まってないと思うー・・・あれ?」
温室から優美さんが飛び出していった。
ひかり「優美さんだ・・・。顧問をお願いしにいってくれたんだ!」
アコ「浮かない顔してたねぇ。断られちゃったのかなぁ?」
2人が温室に入ると、思いつめたように花に水をやる宮本先生がいた。
宮本「ああ、いらっしゃい。」
ひかり「今、優美さんが来てましたね!」
宮本「え?」
アコ「顧問のお願い・・・ですよぅ?やってくれる気になりましたぁ?」
宮本「顧問・・・、あ、あぁ、部員は集まった?」
ひかり「とりあえず一名は決まりそうです。リンダとか言う外人」
宮本「リンダ?リンダ=ブランシェスか!?」
霧吹きを置き、ひかりたちと向かい合うように椅子に座った。
ひかり「知ってるんですか?」
宮本「リンダ=ブランシェスと言えば、アメリカ西地区覇者・エドモンドハイスクールのレギュラーセッターで、将来は全米を背負って立つのではと有望視されている程のバレー選手だからな。」
かすかにメガネの奥が光ったような気がした。
ひかり「へ、へ〜え・・・。」
アコ「ずいぶん詳しいんですねぇー」
宮本「え?あぁ、一応、大学時代にバレーをやっていたから。でも、すごいじゃないか!あのリンダ=ブランシェスが入部してくれるなんて!」
ひかり「そ、そうですね・・・。」
宮本「ん?どうした?顔色が悪いぞ?」
ひかり「何でも・・・アハハ・・・、じゃ、練習があるんで失礼しまーす。」

601 : :01/12/31 07:25
ところ変わって、切り立った崖を登っているひかりとアコ
アコ「ぜぇっ、はぁっ、ねぇ、私たち・・・、何でここにいるの?」
ひかり「だーかーらー、
〜〜〜〜回想シーン〜〜〜〜
ひかり「こうなったら、対決に向けて修行をしなくちゃね!修行と言えば、山ごもり!」
アコ「何ふざけたこと言ってるのぉ?第一、どこにそんな山があるのよぉ。」
優美さん「あら、山だったらウチで所有しているのがいくつかあるからご利用になって。学園から近いところだと"鬼鳴山"かしら。でも、ここって切り立った崖が多くて大きな滝もあるから毎年遭難者が出るの。熊やイノシシも出没するし、危険よね。」
アコ「こわぁ〜い〜。ひかりぃ、やめなよぉ。」
ひかり「崖、滝・・・、そして、熊・・・。理想的だわ・・・!ありがとう!優美さん!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
アコ、心の叫び(なんでぇ?崖のどこが理想的なの〜?)
川のほとりまできてひかりが荷物を置いた。
ひかり「さ、この辺りでいいかな。早速、今日の修行に入るわよ!」
アコ「で、私は何を手伝ったらいいー?」
ひかり「私がそこの川の中で構えているから、アコは上流から丸太を流して。」
ひかりが指差した方には、ものすごい勢いの激流があった。
アコ「何考えてるの?ひかりぃ!そんなことしたら死ぬわよぉ!?」
ひかり「いいからいいから」
アコ「んもう!」

アコ「行くよぅ!気をつけてー!」
ひかり「おっけー!」
アコが上流から丸太を流していくと
ひかりはボールを持ち、流れてくる丸太に向かってサーブを次々とお見舞いした。
ひかり「アコ!もっと早く!」

602 : :01/12/31 07:25
パラパラパラパラパラパラパラパラ・・・
ひかり「何の音?」
アコ「ひかり!上!」
2人が上を見ると、ヘリコプターから縄梯子が吊り下げられており、梯子には人影があった。
「ひかりさーん!アコさーん!」
「「優美さん!!」」
どこから来たのか、黒いスーツにサングラスをかけた男たちが、赤い絨毯をひき、バラの花びらを撒き始めた。
アコ「あれは、KSS・・・」
ひかり「KSSって?」
アコ「説明したいけどスペースの関係で余裕がないから、KSS=小石川・シークレット・サービスの略ってことだけ言っておくねー。」
優美さんは、赤い絨毯の上に降り立ち、2人の前までやってきた。
優美さん「ふふっ、驚かれた?KSSがリンダさんの情報を手に入れたから、いても立ってもいられなくなってしまって、つい来てしまったわ。」
ひかり「情報?」
優美さん「ええ。ちょっとこれを見てちょうだい。」
優美さんが指をぱちんと鳴らすと、KSSがアンテナとテレビをセッティングし、ビデオテープを入れた。

〜〜〜ビデオテープの内容〜〜〜
椅子に座った外人女性が斜め後方から映され、顔にはモザイクがかかっており、
通訳された声はなぜかボイスチェンジャーで変えられていた。
証言【Aさん(仮名)】
「本当なんです!リンダのサーブを受けようとしたら、ボールが手のところで消えて・・・。気付いたら点が入っていたんです・・・。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

それだけ映ると、いきなり巻き戻しが始まった。
優美さん「いけないっ!伏せて!2人ともっ!!」
優美さんが、上からかばうように2人に覆いかぶさると同時に、爆音が轟いた。
煌々と燃える炎に照らし出された3人。
ひかり(消える魔球・・・。リンダ・・・、恐ろしい子・・・!)
優美さん(KSS・・・、今回もいい仕事をしてくれたわ・・・!)
アコ(あの一言だけのために〜?61型プラズマハイビジョンTVを〜!?)
ひかりが胸の前で、こぶしを握った。
ひかり「今のままじゃだめ!アコ、特訓のつづきよ!」
アコ「う、うん・・・」
くらっ
優美さん「アコさん?」
どさっ
ひかり「アコ?アコぉぉぉ!!」
【続く】

603 :渋谷みかん ◆S5HjySUY :01/12/31 07:38
何だか無茶苦茶な展開ですが、お許しを。

モデルは特に無いんですが、『りぼん』や『少コミ』でやってたバレー漫画とか、
『アタック〜』とかの影響は受けています。
丸太の特訓は某剣道少年漫画をパク・・・ゲフッゴフッ
ひかりとアコの関係は、『ちび○る子ちゃん』のまる子とたまちゃんみたくなってきました。
最初の設定メモには
恭介・・・硬派
優美・・・おしとやかで無口
宮本・・・ワイルド(←なんだそりゃ?)
とか、書いてあります。
・・・何でこうなっちゃったんでしょう?一話ずつ書いてくのがまずいのでしょうか・・・。

604 :花と名無しさん:01/12/31 08:11
大晦日の朝から、2ch見て爆笑してる自分て・・・
>みかん先生
これはスポーツギャグマンガとして認識してもいいですか?(w
面白すぎです(w
優美さんの正体を尋ねたら、KSSに消されてしまうんでしょうか?
リンダとの対決がめちゃ楽しみです
頑張ってください(ハァト

>れもん先生
どうもお疲れ様でした!
バカ遠に萌えちゃった自分は危険ですか?
真由に本気なところがカワイイ(ハァト
なんて思っちゃったんですが。
また新作書いてくださいね。
ところで葵って、名字?名前?

605 :花と名無しさん:01/12/31 13:03
>みかん先生
スゴイ!面白過ぎ!笑い過ぎて、はらわた飛び出るかと思いました!
キャラが立ってるなんて生易しいレベルではありません!
キャラが金色に輝いてます!(w
この分だと、リンダとの対決&登場予定のリリーズ達も
スゴイのになりそうです!
超楽しみにしてますので、頑張って下さいね♪

>590
それでは私もネタ振りなぞを。
次はバンドもの等いかがでしょう?
プロを目指す、とあるアマチュアバンド。
ボーカル(ヒロイン)とギター(相手役。作詞作曲担当)と
ドラム(横恋慕担当)のバンド内恋愛模様や、
ライバルバンド(パンク系だとなお良し)との対立を軸に、
プロデビューするまでを描くサクセスストーリー。
最終回はライブシーン。見開きで、満員の観客を前に演奏。
「みんなに響け、俺達のメロディ!」というモノローグ入り。
タイトルは、『純情・愛情・らぷそでぃー♪』。

……ごめんなさい、変化球投げられないんです私…。

606 :花と名無しさん:01/12/31 15:12
>590
>■ど田舎の貧乏娘は実は某国のお姫様(又は超金持ちの隠し子)だった。

やはり頑固じじいは付き物で
娘が都会に憧れている(本当は親を探しに行きたい)のを
不自然なほど激しく反対する。
実際に村から出ていくときは影からひっそりと応援してくれる。
タイトルは娘の名前がそのままつけられそう。

607 :花と名無しさん:01/12/31 16:56
>605

■ボーカルが声が出なくなるのもお約束。

そんな時支えになるのはギターでなくてドラム。
「みんながお前の歌が好きなんだ。いつまでも待ってるよ。
もちろん俺もオマエの歌が好きだし、いつまでも待ってるから焦らなくてイイんだ」
ぐらい言ってドラムに傾く。

最終的にはその時にギターが作った歌の詞を見て
「やっぱり○○(←ギターの名前)は私を待ってくれていたのね」
と気が付いて、ギターとくっつく。

・・・っていうのもお約束?
名前は、Kyo=響とかRyo=涼とか漢字でもローマ字にしてもOKなのがイイな

608 :花と名無しさん:01/12/31 16:57
↑ゴメンなさい。
sage忘れちゃいました。

609 :花と名無しさん:01/12/31 18:23
>606
相手役は王子様(金持ちの御曹司)か田舎から付いてくる幼なじみだよね。
二人の間で揺れるのもいいな。

■主人公が誕生日などで彼にプレゼントした品(マフラーや時計など)は
 次の回からなにげに彼が愛用してくれている。
これって結構萌えるよね。

610 :花と名無しさん:01/12/31 21:27
>605&607
それでいくと、ギターは白頭のクールビューティー系。
(名前は涼─Ryoがイイかも)
ボーカルは、ポップでキュートな感じの子。(どんな感じや…)
ドラムは、黒頭で逞しく、気さくで優しい人。
ところで、ベースは無し?

■バンドの裏設定
バンド結成当時のボーカルは、ヒロインの兄だった。
しかし兄は、大事なライブを前に事故死。
ヒロインが「お兄ちゃんの代わりにあたしが歌います!」と加入を希望。
最初は皆反対する(「女なんかダメだ!」とか言って)ものの、
ヒロインの歌声に魅せられて加入決定、ライブは大成功。
(ヒロインの「天国のお兄ちゃん、見てくれた?」というモノローグ入り)
そして現在に至る。

611 :花と名無しさん:01/12/31 22:24
>609
お約束の方のそれってモエ〜。
普段ぶっきらぼうな男がそういうところ見せるとクラッとくるなぁ。

605=607=610?
設定細かいよね。すごい!
すぐにでも小説できちゃいそう。

612 :花と名無しさん:01/12/31 22:59
今更ですが、バカ遠萌え〜
年が変わる直前にまとめ読みして爆笑!
ヌードな高遠が鏡の前に立ったとき・・・思わずタオルで股間を
シパーン! とやる後姿(ここ重要)が目に浮かんでしまいました。
どこにもそんな描写はないのに

ネタに便乗
■売れてくると移籍問題・盗作疑惑、もひとつおまけにクスリの噂も付きまとってくる

613 :花と名無しさん:01/12/31 23:33
■メンバーが他のバンドに引き抜かれそうになる。
もですかね?あと、ソロ活動も。

614 :605=610:01/12/31 23:33
>611
だけど、607は違いま〜す。
605でネタ振ったら、607さんがスゴク面白くふくらませてくれたので、
610を思い付きました。
ちょっとネタ振ると、すかさず素晴らしいレスが返ってくる、
このスレの皆様って本当にス・テ・キ(はあと

615 :花と名無しさん:02/01/01 17:04
age

616 :花と名無しさん:02/01/01 17:33
>612
>タオルで股間をシパーン! とやる後姿

高遠にしてはジジ臭くないか?(笑
鏡の自分にキスしてそうだなとは思ったけど(笑

617 :612:02/01/01 21:00
>616
ジジ臭いとは思いつつ、高遠をギャグキャラにしてしまったのです。猛反省
冷静に考えると、
>鏡の自分にキス
のほうが彼らしいですね。
何を血迷っていたんでしょうか、自分・・・

れもん先生、ごめんなさーい(汗

618 :花と名無しさん:02/01/01 22:29
>617
私は、部屋に超デカ真由ポスター貼ってそうだなとオモタ(w
(モチロン「ああ真由さん・・・」とポスターにkiss)
しっかし、夢の中でもイロイロされてそうだし、真由って気の毒かも(w

619 :607:02/01/02 00:20
>614
607です。お褒めに頂いて光栄です。
調子に乗ってもう1つ。

■一人だけ毛色の変わったキャラクターがいるのもお約束。

ベースはオネエ言葉を使うナルシスト。
最初は「こんな小娘に何ができるの」とヒロインがボーカルをとるのに大反対。

途中からはもちろんボーカルの相談役。
「ちょっとアンタ何落ち込んでるのよ。しっかりしなさいよ。
話くらいは聞いてあげてもイイわよ。」とか。

ついでに涼(ギター)の才能をこよなく愛し
「うぅ〜ん。今日もいい音だすわねぇ。
これで私(わたくし)の音が交われば完璧よ。」と毎日言う
・・・・とか?

620 :花と名無しさん:02/01/02 01:12
>618
ポスターどころか高遠Cの力によって生み出された超高性能立体映像装置によって
真由の美しさを再現したもの(もちろん等身大で毎日更新)を毎日眺めていそう。
眠る前にはその映像に愛を囁く。

又は映像やポスターなどではなく、実物の真由だけが彼にとってビーナスなのかも…

621 :花と名無しさん:02/01/02 08:15
>620
うっわ〜 マジで真由気の毒や〜ん(笑
でもバカ遠て25なんでしょ?
ひょっとして ロ・・ゲフンゴフン

>619
それ(・∀・)イイ!!
ア○フィーの高○沢みたいなカンジで!(笑
最後 ボーカルとギターがくっついた時には
「アンタならもっといいオンナがいるわよ〜」と
ドラム(横恋慕担当にはワロタ!)をなぐさめる役で!

622 :>621:02/01/02 19:02
高遠「フ、真由さんの美しさを前にしては、年の差や青少年保護育成条例なんて
    つまらぬもの、紙切れの如く捨てられるさ…。」
葵「若!それは犯罪です!」

623 :622さんに続いて:02/01/02 23:57
高遠「僕が法だ」
葵(あなたは阿呆だ)
……慣れないことするもんじゃないですね。書いてて寒くなってきた。

624 :花と名無しさん:02/01/03 00:17
>622
>623
激藁!!
読んでるこっちも寒くなったyo!(でもそこがイイ!)

625 :花と名無しさん:02/01/03 15:03
■オネエ言葉のベースには、美人で姉御肌の彼女がいる

「純情・愛情・らぷそでぃー♪」新連載キボーン!

626 :花と名無しさん:02/01/03 15:28
>625
それは最終回に分かるんだよね。
メンバー全員から「お前、彼女いたの!?」
っていわれて
「あたしみたいないい男を女がほっとくわけないじゃない。」
その言葉に一同は心の中でツッコミをいれる。

627 :花と名無しさん:02/01/03 21:04
帰省で年末見れなかったらすごいことになってる!
今更だけど言わせてください。

>れもんさん
バカ遠、最高です!
でも葵にも萌えてしまいました。
葵主役の話が読みたい・・・って言ったら怒ります?
報われる葵が見たいんです(笑

>みかんさん
待ってました!
期待以上の面白さです!
お話が長くなってもノープロブレム!
この調子でどこまでもいっちゃってください!
続き楽しみに待ってま〜す。

■バンドのお約束
メンバーの誰かがピンチに陥ると、練習中のギターの弦が切れる。
「まさか、あいつの身になにか・・・」

628 :花と名無しさん:02/01/03 21:16
高遠萌え〜。
最後まで彼には常識が植え付けられなかった。
でも、なんだかシアワセになれそう。

■バンドのお約束
メンバーに良家のおぼっちゃんがいて、実は家には内緒で活動している
楽器はベースやギターだが、ピアノやバイオリンもこなせる
素地ができているので、脇キャラだけど一番耳がいい

629 :花と名無しさん:02/01/04 01:56
バンドネタ〜。妄想を垂れ流してみました。

■ライバルはギターの元バンド仲間。
天才シンガーと呼ばれる美人で既にメジャーデビューを果たしている。
自分がプロデビューする際にギターを引っ張ろうとしたが
ギターはヒロイン兄の声に惹かれていて断られた過去がある。
兄が亡くなったことにより、一度は諦めたギターを再度勧誘しにやってくる。

■協力者。ヒロイン兄の恋人。
ヒロイン兄のよき理解者で、自分も傷つきながらもヒロインを励ます。
子供っぽいヒロインに対して大人の女性のイメージ。
バンドに詩を提供した過去あり。その詩に曲をつけたのはヒロイン兄で
その曲はそのバンドには珍しくラブソングだった、とかいう裏話もあり?

■横恋慕候補その2。幼なじみORクラスメートくん。
主人公とその兄をよく知る人物。ヒロインのブラコンぶりを心配し、
辛いことがあってめげそうになっている姿を見るにみかねて
バンドなんてヤメロと余計なことを言う(藁

■ライブもしくはコンテスト妨害ネタ。
メンバー(ギターORドラム?)ファンのお嬢様。実は業界での有力者の親族。
ヒロインに「あなたが歌う限り、このバンドに未来はないわっ!」と脅す。

連載が始まる前からベースに萌え。
あんど、連載はじまる前から兄ちゃんネタの番外をキボン。
・・・誰か連載やってください。

630 :花と名無しさん:02/01/04 13:39
>629
自分もすでに兄萌えです

ヒロインの名前は音に関係するのがいいな
美音とか鈴音とか

631 :花と名無しさん:02/01/04 15:02
連載を完結している先生方、新連載の予定はないですか?

いちご先生
王道的なお約束ストーリーを違う話でもう一度みたい。
引退宣言されているのはわかっているけど考え直してほしいな。

れもん先生
キャラクター作りの素晴らしい先生、新しい物語を書いてみません?
今まで十分すぎるほど読者のリクエストに応えてくれたからもしかして…

ちぇりー先生
体に無理のないように週一とかの連載はどうかな?
某スレのレスなんか気にしないでね!
先生の話は可愛らしくて好きだな。

強制してるわけじゃないよ。
ただ自分の希望を先生方に伝えたかったんだ〜。

632 :長文星人レモン ◆PST/gGoM :02/01/04 16:38

皆様、こんにちは。
バカ遠番外編のご感想その他のレス、本当にありがとうございました。
私の話よりも皆様のレスの方が、よっぽど面白いと思われます。
しかし、バカ遠がウケるとは、正直思ってもみませんでした。
人生、本当に何が起こるかわからないものです。
あ、ちなみに葵は「村上 葵」という名前です。
>627様
怒るなんてとんでもない! リク頂けるなんて大感激です!
今日、葵主役で数パターンお話を考えてみたのですが、
(仕事始めなのに何やってんだ…自分逝ってよし…)
全然、お約束なお話になりません(爆。
それに、何をやっても葵がちっとも報われません(激爆。
ご希望に添えなくて申し訳ない…修行に逝ってきます…。
>631様
お褒めの言葉と、リクありがとうございます♪
新作は…ネタがちょっと枯渇気味で…(w
また何か思いついたら、図々しく書かせて頂くかもしれません。
そのときはよろしくお願い致します。

■兄の事故死は、子供(or子犬)を庇って車に轢かれた。

・兄の訃報を聞いた時のバンドメンバーの反応のお約束

ギター「子供(子犬)を庇ってか…、まったく、アイツらしいぜ…。」
     (うっすら目に涙)
ドラム「なんでだよっ!畜生っ!!」ドンッ!(壁を叩いて号泣)
ベース「あんまりだわっ!○○(兄の名)が死んじゃうなんてっ!!
    神様のバカぁっ!!」(机に突っ伏して号泣)

633 :花と名無しさん:02/01/04 17:57
>632
葵話、是非とも読みたいです。忠実で報われない人っていい〜

634 :花と名無しさん:02/01/04 23:57
>れもん先生
報われない葵さんって、ビミョーにお約束の範疇では?(藁
エンドレスな終わり方をした高遠番外といい、もうセンスよすぎですぅ。
それと、なにげに笑っちゃったのは兄事故死のエピ。
シリアスなシーンなんだけど、あまりにもお約束にはまってて。
この話読んだことある!と錯覚したのは私だけではないでしょう。

>りんご先生
そろそろお正月休みから戻られた頃でしょうか。
シンデレラ☆魔法はあと1話だったんですよね。
打ち切りなんて勿体ないので、是非とも復活してください。
話を蒸し返して申し訳ないと思ったんですけど、でも、最終回が気になって。

635 :花と名無しさん:02/01/05 00:32
>れもん先生
葵のお話お待ちしております。

>628
■>メンバーに良家のおぼっちゃんがいて、実は家には内緒で活動している
>楽器はベースやギターだが、ピアノやバイオリンもこなせる
>素地ができているので、脇キャラだけど一番耳がいい

兄がこんな設定だったらかなり萌〜

そろそろ兄にも名前が欲しいかな?
悠=Youとか聡=Sou
永遠に手の届かないみたいな・・・
いつまでも人の心に残るカリスマボーカリストとして、絶対っぽい名前がイイ
ついでに覚えやすい名前がいい

636 :花と名無しさん:02/01/05 08:12
れもんさん凄いよ…
>・兄の訃報を聞いた時のバンドメンバーの反応のお約束
これだけで思わずうるっと来ちゃったよー。
お約束なのにねぇ…。いやお約束だからか?

637 :長文星人レモン#0930:02/01/05 10:18

皆様、こんにちは。

>報われない葵って、ビミョーにお約束の範疇
何だか、「バナナはおやつに入るんですか?」と同レベルな位の
ビミョーさ加減ですが(w、お許し頂きましたので、
葵主役話アプさせて頂きます!

何パターンか考えた中で、一番短いお話をアプしようかと思います。
まだ入力してないのですが、多分、読み切りです。(いや多分…)
バカ遠が出ると、必然的に話が長くなるので、今回は出番ナシです。
代わりに、新キャラとの兼ね合いで、ちょこっとだけ王子が出てます。

>「シンデレラ・ドリーム」作者様
すいません、厚かましいお願いなのですが、
今回のお話に、メイクの千葉さんにゲスト出演して貰いたいんですが、
よろしいでしょうか?
千葉さん、ナイスキャラだったので、ぜひ特別出演と言う事で
お願い致します!

■兄が、ヒロインに遺した言葉のお約束

「頼む…俺の代わりに…あいつらの所へ…ステージで…あの歌を…」

あの歌とは、629様の言っていた「作詞:兄彼女、作曲:兄」の
ラブソング。ライブで、ヒロインは涙ながらに歌い上げる。
(勿論、メンバーも観客も涙。) 彼女も、号泣。
見開きでライブシーンにかぶる形で、左上に兄の笑顔アップ、
右下に涙の彼女アップで、歌のワンフレーズ付きだと完璧。

うわぁ〜〜ん、兄ぃ〜〜!   。。。゛(ノ><)ノ

638 :「シンデレラ・ドリーム」作者:02/01/05 22:36
>れもん先生
わ〜い、憧れのれもん先生の作品に千葉ちゃんが出演させてもらえるなんて
すっごく嬉しい。
もう好きに使っちゃってください!
れもん先生によって新しく生まれ変わる千葉ちゃんはどんな風なんだろう。
期待してますわ。

639 :花と名無しさん:02/01/05 23:00
皆さんはじめまして。
ここ面白すぎて悶え死にそうです。
そして懐かしいです。中学生の頃、こんな風にお約束ストーリーを作って笑い
転げていたのを思い出しました。この年になってこんなところでお約束小説に
であえるとは…感動です。
全部読ませていただきましたがどれもキラリとセンスが光る作品ばかり。
個人的に好きなのは恋トラ(略しても良い感じの題名たち…)のユウヤお兄さ
んです。一見やさしげなその笑顔の影にニヒルさが漂う彼。設定時からクラ
クラでした。
そして渋谷みかん先生の絶妙なテンポに今は夢中です。リンダ凄い濃いです。

みなさんこれからもがんばって下さい!

りんご先生の続きも読みたいです。

そしてわたしも一つ小ネタを…

■熱演中にギターの弦が弾け飛ぶ。(ライバルバンドの陰謀?)
命より大切な指に怪我をしてしまうギター。

弦が弾けて近くにいたメンバーが怪我をしてしまうのもなんとなくお約束。
(そしてその怪我は案外軽傷ですむ、なんてのも…)

640 :花と名無しさん:02/01/05 23:41
>639
弦が弾けて近くにいたメンバーが怪我をしてしまうのもなんとなくお約束

それは是非ドラムで!
両手は血塗れでドラムセットに血が飛びつこうとも
力強いリズムでドラムをたたき続けるのさ。
彼にも美味しいシーンがあってもいいよね。

641 :花と名無しさん:02/01/05 23:54
>>640
弦、けっこう飛ぶなあ!(w

でもイイ!
TOKIOがよくやるみたいにひとつのマイクに2人が寄りそって歌うときなんか
に弾けたら当たるかな?と思ったり。

642 :来栖れもん ◆mOmifNOM :02/01/05 23:59

皆様、こんばんは。いつもご愛読ありがとうございます♪

前のトリップのパス忘れてしまったので(アルツ…?)
新しいトリップですが、ご了承下さい。

今回のお話、予告通り読み切りでございます。(奇跡だ…)
スレ違いも甚だしい程、お約束激薄ですが、
皆様の寛大なお心に甘えさせて頂きます。お許しを…。
時間設定としては、『永遠〜』の婚約披露パーティーの後日談(?)
になってます。巻末書下ろしのようなノリで、読んで頂ければ幸いです。

>「シンデレラ・ドリーム」作者様
厚かましいお願いにも拘らず、快くご了承頂きありがとうございます♪
でも、ご期待に添えるかは…(汗。

今までのお話はこちらへ   >>582

643 :『村上 葵の劇的にして因果な一日』:02/01/06 00:00

「本っ当っっに申し訳ございませんでした!!」

「まぁ葵さん、どうぞ頭を上げて下さいな。その事でしたら、
 もう謝って頂く必要はありませんわ。」
「いえ、そんな訳には参りません。あの、それで輝弥さんは…?」
「輝弥でしたら、ほら、あの例のお嬢さんとデートだって
 出掛けておりますのよ。あの騒ぎのお陰で、こうして全て
 丸く収まったんですもの。高遠会長にも、もうお気になさらないよう、
 お伝え下さいな。」
「しかし、それでは…」
「もう! 母さんがいいって言ってんだから、それでいいのよ!
 まったく、葵さんもご苦労な事よねぇ。あんなバカ殿の尻拭いで
 頭まで下げてさぁ。」
「これ光希(みつき)!失礼ですよ!」
「ははは…」

全くもって光希さんの言う通りなので、もう笑うしかない…。
そう、私は若の不始末の尻拭いのために、こうして天辻家を
訪れているのだ。 天辻 由希子(本名:同じ。輝弥の母)と
辻 美希(本名:天辻 光希。輝弥の姉)という、当代切っての
人気美人女優二人を前に、先程からひたすら頭を下げ続けている。
我ながら、なんと情けない…。

「でもホント、ウチにとってもかえって良かったんだから、
 もう謝んなくていいわよ。輝弥は好きなコと両想いになれたし、
 高遠会長も羽駒屋の事には、あまり口出さなくなるだろうしさ。
 そもそも後援会長なんて、口は出さずに黙って金だけ出してりゃ
 いいのよねぇ。」
「光希!いい加減になさい!ごめんなさいね、葵さん。
 この子ったら、いっつもこの調子で…。」
「ねぇ葵さん、そんな事よか食事にでも連れてってよ。
 あたし、今日明日オフでヒマなんだ。」
「ええっ!? 私などでは光希さんのお相手は務まりませんよ!」
「いいからいいから。ご馳走してくれたら、今回の件
 チャラにしてあげる。ね、行こ行こ!」

644 : :02/01/06 00:01

   ☆☆☆

どうも私は、強引に迫られると弱いらしい…。
結局光希さんと食事して、こうしてお酒までお付き合いしている。
しかし、光希さんも相変わらずだな…。
テレビの中とは、まるで別人だ…。

光希さんは、世間では“清楚なお嬢様女優”で通っている。
(この前、お嫁さんにしたい女優No1に選ばれてたな。)
演技力も抜群で、薄幸の美少女から汚れ役まで難無くこなす。
しかも、“女優・辻 美希”という存在までも演技しているのだ。
ひと度女優の仮面を外すと…。
顔はソックリでも、性格は輝弥さんと正反対だよな。
ここまで違う姉弟も、本当に珍しい…。

「ちょっと小耳に挟んだんだけど、葵さんてさ、大学の時
 付き合ってた女のコから、『私と若とどっちが大事なの!?』って
 聞かれて、『若。』って即答してフラレたって、ホント?」
「な、何でそれを!?」
「えぇぇっ、ホントなのぉ!?やだっ、あたし冗談かと思ってた!
 アッハハおっかしぃっ!!ホントなんだ、アハハハハッ!!」
うっ…人の古傷をそんなに笑い飛ばして…。

「でもさ、なんであんなバカ殿がそんなに大事なの?
 あたしなら、あんなイッちゃってるヤツのお守なんて、
 まっぴらゴメンだけどなぁ。」
「それは…。」

   ☆☆☆

645 : :02/01/06 00:02

高遠家の運転手をしていた父が亡くなったのは、私が5歳の時だった。
その後、女手一つで私を育ててくれた母も、12歳の時
病気で亡くなった。若の乳母をしていた母は、病床で私の手を取り、
「父さんや母さんの分まで、若をお守りしてね。」と涙ながらに頼んだ。
それが母の最後の言葉だった。

「じゃ、お母さんの遺言だから仕えてるワケ?」
「いえ、それだけじゃありません。両親を亡くして途方に暮れていた私を
 救ってくれたのは若です。若がいたからこそ、今の私があるんです。」
「じゃあ、恩があるからってコト?」
「う〜ん、それもあるけど…。そうですね、言葉で説明するのは凄く
 難しいんですよ。生まれた時からずっと一緒にいて、今まで本当に
 色々な事があって…。そういう積み重ねの中で、
 私にとって、若は何よりも大事な存在になったんです。」
「自分よりも大事?」
「はい。」
「へえぇ、葵さんもモノ好きねぇ。あんなおバカをさぁ。」
「よく言われますよ。」

「ふふふ。でもイイなぁ、そうゆうの。ホラ、輝弥もさ、
 あのミーコちゃんのために、一門も名前も捨てるトコだったじゃない?
 そうゆう風にさ、“自分よりも何よりも大事”って、
 そんな愛され方されてみたいなぁ。」
「光希さんなら、そういう男は大勢いるでしょう?」
「ダメダメ! こんな世界にいるせいか、言い寄ってくるのは
 チャランポランなのばっかりよ。もっとさこう、魂をかけた恋が
 したいのよねぇ、もう身も心も燃えちゃうようなさ。
 あのボンクラ輝弥にだって出来たのにねぇ。」

646 : :02/01/06 00:02

「それなら、光希さんの方からそういう愛し方をすれば
 いいんじゃないですか?光希さんが魂を込めて愛すれば、
 相手も同じ想いを返してくれますよ。」
「そう? そうかな。」
「ええ、きっと。」

「…葵さんてさ、結構イイ男よね。」
「は?」
「ふふぅん、あたしイイ事考えちゃった♪
 葵さん、あたしと魂をかけた恋愛してよ。」
「えっ!?」
「あのバカ殿を葵さんの一番の座から引きずりおろして、
 代わりにあたしが、葵さんの一番になるの。
 あぁん、なんか考えただけでも燃えてくるわねぇ。」
「ちょっと、何言ってるんですか!冗談は止めて下さいよ!」

「冗談なんかじゃないわよぉ。 あたし、何であのバカ殿を見る度に
 腹が立ってたのか、今やっとわかったわ。あのバカの分際で、
 葵さんの愛を独占してるのが気に入らなかったのよ。 そうよ!
 あたし、あのバカ殿みたく、葵さんに愛されたかったんだわ!」
「ちょっと、光希さん酔ってますね!話が飛躍し過ぎです!」
「酔ってなんかいないもん。あたし、真剣なんだから!」

「あ〜ら、美希ちゃんじゃな〜い?」

647 : :02/01/06 00:03

「まあ、メイクの千葉さん! 先日はどうもありがとうございました。
 千葉さんのメイクのお陰で、いつもよりも凄く美人に撮れてました。」
「やっだ、美希ちゃんの元がイイからよ〜。でも嬉しいわ、
 美希ちゃん程の女優さんにそう言ってもらえて♪ってアラ?デート?
 あたし、美希ちゃんが男と二人っきりなんて初めて見るわぁ。
 こちらカレシ?」
「うふふ、そうだったら嬉しいんですけど、残念ながら違うんです。
 私の片想いなんですよ。彼、他に好きな人がいるんです。」
「ウッソーー!美希ちゃんが片想い!? 信じられな〜い!
 アナタやるじゃないのよ、この色男!(バチーン!)
 世のヤローどもに殺されるわよぉ!」
「ち、違うんです!これは…(ゲホッゲホッ)」
「千葉さん、この事みんなには内緒にして下さる?騒がれでもしたら、
 今度こそ嫌われて、二度と会って貰えなくなってしまうもの…。
 ね、お願い。」

そこには、さっきまでの酔っぱらい娘“天辻 光希”の姿は無かった。
そこにいるのは、恋する少女を演じる女優・辻 美希。
そのあまりの変わりっぷりに、眩暈すら覚えてしまった…。

   ☆☆☆

「あんな事言って、スキャンダルにでもなったら
 どうするつもりなんですか!?」
「あらぁ、千葉さんは口堅いから大丈夫よぉ。それにあたしとしては、
 スキャンダルにでもなった方が都合がいいんだけどね。」
「いい加減からかうのは止めて下さい!」
グイッ! 腕を引っ張られ、顔が近付いた。

648 : :02/01/06 00:04

「からかってなんかいないわ。あたし、本気よ。」
…騙されちゃいけない。この顔は“女優・辻 美希”だ。
そうわかっているはずなのに、目をそらせない。
その瞳に吸い込まれそうになってしまう。
思わず抱きしめたくなる衝動を堪えるのに必死だった。

「じゃ、明日もまたデートしてね。今日と同じ時間に
 ウチまで迎えにきてちょーだい。」
「だ、駄目ですよ、明日は…」
「来るまで待ってるから。もし来なかったら
 あさって、熱愛会見開いちゃうからね。」
「そんな、ズル…」

いきなりネクタイを引っ張られ、頬にキスされてしまった。
驚き固まる私を尻目に、光希さんは軽やかに身を翻して、
迎えの車に乗り込んだ。
「じゃあね、バイバ〜イ!」
ブロロロロロロ・・・・

…母さん。
私は、ああいうタイプの人間に振り回される運命の下にでも、
生まれてしまったのでしょうか?
若だけでも許容量オーバーなのに、この上光希さんまで…?
どうか酔った上での冗談でありますように…。
思わず、ガラにも無く夜空の星に祈ってしまうのだった。

   ☆☆☆

649 :おまけ:02/01/06 00:05

「たっだいまー。」
「光希姉さん、お帰りなさい。」
「輝弥!? アンタもう帰ってたの?」
「え? ええ、7時前には帰っていましたが。」
「7時前ぇぇ? アンタねぇ、記念すべき初デートだっていうのに、
 何よソレ? 朝帰りするくらいの気概がなくてどーすんのよ!」
「朝帰りって…、姉さん何言ってるんですか!//////
 さては大分酔ってますね!」
「酔ってなんかいないわよ! ん?何よ、人の顔ジッと見ちゃって。」
「いえ、姉さん、なんだかとても嬉しそうですね。」
「え、そぉ?」
「はい。生き生きして、とても楽しそうです。 最近お忙しかったせいか、
 疲れたような顔をしてらしたんで心配してたんですけど…、
 良かった、安心しました。」

「…やだぁ、輝弥ってば、カワイイッ!!」
輝弥の首に両腕を絡ませ、思いっきり抱きつく。
「ね、姉さん、苦しいです…。」
「もうカワイ過ぎて食べちゃいたい! そうだ、食べついでに
 この“ラブシーンの天才”・辻 美希様が、絵になるキスの仕方を
 レクチャーしてあげようっ! まずは、手はココに回して…。」
「えっ!? ちょっと姉さん、冗談は止めて下さい!」
「遠慮しなくてもイイわよぉ。どーせ、アンタ、キスなんてした事
 ないんでしょ? ミーコちゃんのためにも練習しときなさいよ。」
「私だって、そのくらいあり…」 ハッ!
「…何よ、輝弥キスした事あんの?」
「えっ、いや、その…」(かあぁぁぁーーー//////)
「やっだぁ!アンタ、トロいくせしてやるじゃん、このぉっ!!
 で?いつよ?どこでよ?誰とよ?まさか、今日…?」
「あ、あの私、明日学校がありますので、そろそろ休みませんと…。
 では、お休みなさい…。」
「あ、コラ逃げるな!ちょっと教えなさいよ、輝弥!輝弥ってばー!」

                 〜END〜

650 :「シンデレラ・ドリーム」作者 :02/01/06 00:24
辻 美希様格好いい。
魅力的なキャラクターで惚れそう。
そんな彼女に信頼される美味しい役に千葉ちゃんが抜擢されたなんて感激!
期待以上でした。
ありがとうございます〜。

651 :花と名無しさん:02/01/06 02:28
一旦age

652 :花と名無しさん:02/01/06 02:47
>れもん先生
光希お姉さま萌〜(w
HOFのつぎはMOFかしら・・・・?
照れる王子が目に浮かんでさらにイイ

653 :王子FC会員No1:02/01/06 08:22
光希お姉さま…ステキv
葵さぁ〜ん、光希さんとくっついちゃいなよ〜(ダメ?ダメ??

そして……王子ーーーーーー!(感涙
お久しぶりのお姿に胸きゅん☆
FCの皆さんお元気ですか〜?<嬉しさのあまり変

654 :王子FC No2:02/01/06 10:02
>653
元気よ〜〜!(^O^)/ (と手を振ってみる

光希お姉さま、カコ(・∀・)イイ!!
王子と光希お姉さまって眼力兄弟ね(w
れもん先生、葵と光希お姉さまくっつけてくださいよ〜
姉の恋に一肌脱ぐ王子とか・・・ダメ?

655 :桜谷ちぇりー ◆2OxXqOek :02/01/06 12:21
れもんさんへの感想の嵐の中ちょっとだけお邪魔します。
お返事だけさせて下さいね。

>631さん
新連載を希望して下さってありがとう。
某スレのことですが、素人の私が書いたものを不快に思う方が
いるのも当たり前のことだと思います。
でも、私は一生懸命話を書ききったので悔いはないです。
だからもう気にしてはいないんですよ。
可愛い話と言っていただきとても嬉しかったです。
体のことまで気にして下さってありがとうございました。
今は結構元気です。

>れもんさん
美希さん素敵です。
彼女とバカ遠さんが戦ったらどうなるんだろう。
葵さんを盾にされたら美希さんが負けちゃうかな。
読み切りお疲れさまでした。

656 :花と名無しさん:02/01/06 16:28
>光希お姉さまvsバカ遠
ちぇりー先生 すごくイイですそれ!(笑
葵さんをめぐって火花を散らす二人・・・見たい〜〜!!

>641
通常では考えられないところまで弦が飛ぶのもお約束!(笑

657 :花と名無しさん:02/01/06 18:43
>ちぇりー先生
私は先生の「恋トラ」大好き!
毎回お約束が入っていて面白かったもん。
先生が一生懸命書いてたのは読んでたらわかるよ。
だから他スレで悪口っぽいのを見たときは悲しかったな。
でも先生がもう気にしてないみたいで良かった。
りんご先生もそんな風に考えて戻ってきてくれないかなぁ。

美希姉さまとバカ遠の戦い…読みたい。
ちぇりー先生、ナイスです!
戦い→決闘→白い手袋っすね。
白い手袋が二人とも似合いそうだ。
きっと盾にされた葵をそのまま奪ってしまいますよ。姉さまなら!

長文ゴメン

658 :花と名無しさん:02/01/06 19:22
>れもん先生
葵さんってば、ちゃーんとお約束な侍従キャラじゃないですか〜。
そんでもって報われないといいながらもキチンとおいしいとこどりしているし。
いや、でも、美希姉さまに惚れられるのは、やっぱり災難なのかしら?

>657
白い手袋!! なんてステキな連想なのかしら。
先生方もスゴイけど、ネタを提供する読者の方々の発送もスバラシイ〜。

659 :658:02/01/06 19:26
発送 → 発想 の誤字だあ!
すみません、逝ってきます・・・。

660 :花と名無しさん:02/01/06 21:09
小説読んでると次第に自分の中で人物のビジュアルが固定されてきちゃうわ。

葵は、どうしてもガラカメの真澄さんの影武者のイメージで見てしまう…
(もみあげ部分ありで)
あと王子は「るろうに検診」にでてくるボブへアの女の子のような剣士がいた
よね?あんな感じかな。
恋トラのユウヤはなんとなくMNのみつる兄…

逝ってきます。

661 :花と名無しさん:02/01/06 21:25
>660
その気持ちわかる!
自分もそうなのよ。
恋トラのミナホは椎名あゆみ「無敵のヴィーナス」にいたライバル古賀(?)の
ビジュアルだったよ。
美希お姉さまは女優つながりで「ハンサムな彼女」のミオ(漢字忘れ)を大人にした感じ。

662 :660:02/01/06 21:27
というか、ひじりんご風ですな。<ユウヤ

やっぱり逝きます…

663 :花と名無しさん:02/01/06 21:34
自分は、高遠を某少年推理漫画の同姓キャラで見てしまう・・・

664 :花と名無しさん:02/01/06 21:44
ユウヤの微笑み方はきっと少年魔法士の元猊下のようだと思ってる。

665 :花と名無しさん:02/01/06 22:46
わたしの高遠は、「VKカンパニー」の深海君。
そんなバカキャラではないんだけど金持ちのズッコケキャラてことで…
なんかみんな微妙なキャラを想像してて笑えるなあ。
でも大半知らないキャラでもどかしい!

特に664のいう人物が気になるー。

666 :664:02/01/06 23:19
>665
新書館 wingsCOMICS 「少年魔法士」 なるしまゆり
この話に出てくる登場人物の一人でレヴィ・ディブラン(元猊下)のことです。
最初は騎士団の象徴として高貴な存在として微笑んでいるだけだったが
騎士団から抜けた後はタヌキと化しています。
いつも微笑みを絶やしません。
ユウヤの微笑みは絶対あんな感じだと思う。
興味があるならブックオフで見てみては?

667 :花と名無しさん:02/01/07 01:38
ああ、確かに後日談のユウヤはレヴィのように笑ってそうだ。
本編中は爽やか笑顔100%って感じだったけどね。

恋トラのタケちゃんは谷川史子の漫画によく出てくる大きな声の兄ちゃんを思い出す。

約束シリーズの真由は「っポイ!」の真を想像してたよ。

668 :花と名無しさん:02/01/07 08:21
>667
ああ 真ピッタリかも!>真由
つーことは バカ遠=花シマダ?

約束シリーズはなぜかCLAMPのビジュアルで見てました
真由=嵐 王子=昴流 ミーコ=風 バカ遠=遊人 とか
恋トラはなかじ有紀でした

669 :花と名無しさん:02/01/07 08:54
628の>メンバーに良家のおぼっちゃんがいて、実は家には内緒で活動している
っての、キーボードじゃダメ?
優しいお兄さん的存在で、ヒロインの事も最初から親身になってくれる。
んで実は兄の恋人の事を想ってて、心の傷が癒えるまで黙って見守ってたりとか。
いつかは幸せになって欲しい兄の恋人…。
10年くらい軽く待ってくれそうな大人な男がえーなぁと思たり(w

670 :花と名無しさん:02/01/07 09:44
>669
いいですなそれ!
>637のれもん先生のネタ見たら兄の恋人が不憫で不憫で…(涙
じゃキーボード出演決定ということで(笑

671 :王子FC☆NO.3:02/01/07 10:23
きゃ〜、仕事始めだと言うのに・・・でも昨日は気づかなかったんだもん。
この、HNで書き込むこともないと思っていたのに・・・
うぅぅありがとうれもん先生、そして王子復活バンザイ!
それにしても、王子姉さんステキ。サバサバしてて可愛くて。こちらは姫ですね。
こんな魅力的なキャラが書ける先生ってほんとに素人?

672 :花と名無しさん:02/01/07 11:30
>669
「あいつの事が君の中でいい思い出に変わるまで、いつまでも待ってるから…」
なんて事を言うのね。
いや心の中でだけ思って、黙って見守ってる方がいいのかな。
彼女にもいつかは幸せになってほしいですね〜。

>671
同意!
れもんさんのキャラってどうしてこう魅力的なんだろ。ほれぼれします♪

673 :遅レスですが:02/01/07 13:34
>>637
レモン先生
0930=奥様
(・∀・)イイ!

674 :花と名無しさん:02/01/07 14:47
>>573に続き私も先生方に質問で〜す。
作品を作る上で制作秘話とかあったりしますか?
最初に考えていたカップリングと違う人がくっついちゃったとか
予想外の人に人気が出たとか
性格が変わっちゃったとかありますか?
良かったら教えてくださいね。

ユウヤとサユリのその後が気になる私。
先生の体のことを考えると続きが望めないのはわかってるけど…
二人の間に割り込むお邪魔キャラが現れればサユリの気持ちも動くんじゃないかな。
個性の強い女の子の転校生キボーン。
妄想全開逝ってきまーす。

675 :花と名無しさん:02/01/07 15:14
主人公犯される
男がなぐさめる
はっぴーえんど

676 :花と名無しさん:02/01/07 16:54
>>660さん
自分もガラスの仮面の聖さんを想像してました。
或いは、笑う大天使の俊介さん。

677 :長文星人レモン ◆mOmifNOM :02/01/07 17:14

こんばんは。いつもご愛読ありがとうございます♪
葵話のご感想&お褒めの言葉の数々、本当にありがとうございました。
葵はおやつに、じゃなかった、お約束キャラに入るんですね。
光希も気に入って頂けたようで、とても嬉しいです♪

それにしても、全くもって658様の仰る通りでございます。
なぜ皆様は、そんなに次々と面白いネタを思い付かれるのですか?
ああ、貴女方の溢れんばかりの英知に乾杯…。(←バカ遠風に)

という訳で、皆様のネタ見て、また話一本思い付いちゃいました。
(いい加減にしろやゴルァ!ですね…。ゴメンヨ、ママン…)
葵と光希がくっ付いて、王子が一肌脱いで、バカ遠と光希が
火花散らして、白い手袋で決闘、ですね。 かしこまりました(w。

まだネタ段階なので何とも言えませんが、お約束濃度を上げつつ、
バカ・葵・姉御の掛け合いを多めに入れたいので、
少し長くなってしまうかも…。(3〜4話くらい?←希望的観測)
明日…はちょっと厳しいかもしれないので、明後日までには
アプしたいと思います。
またまたまた(以下略)お世話になりますが、よろしくお願い致します。
>674様
ごめんなさ〜い、長くなっちゃうのでまた今度お答えしますっ。

678 :花と名無しさん:02/01/07 17:47
>れもん先生
やったぁ〜と思わずPCの前で歓声をあげちゃいました
楽しみにまってます。

そして・・・
>>ああ、貴女方の溢れんばかりの英知に乾杯…。(←バカ遠風に)
に、爆笑しつつ、雑誌・コミックの柱に先生が登場人物風にコメントを書くのもお約束
とか思ってしまいました。

679 :花と名無しさん:02/01/07 17:49
>>677
れもん様
明後日を首を長くして待っています。

680 :花と名無しさん:02/01/07 17:56
>674
どうせなら双子の転校生にしたらどう?
男の方がサユリを狙って女の方がユウヤにラブラブアタック!
二卵性なのに顔が同じなのはお約束(笑
>れもん先生
白い手袋で決闘してくれるんですか!?うれし〜い。
お話が読めるのはとっても嬉しいけど無理はしないでくださいね。
楽しみに待ってまーす。

681 :花と名無しさん:02/01/07 18:16
>>655
ちぇりー様
お体の調子が良いと伺って、安心しました。無理をなさらないで下さいね。

ちぇりー様のペースで、いつかユウヤとサユリの話を書いてほしいな。

一読者の希望として、お心に留めて頂ければ幸いです。

682 :花と名無しさん:02/01/07 18:17
サユリのキャラクター作った人って恋愛感情はない仲が良かったんだよね。
ユウヤとサユリのカップルは嫌かな?

683 :桜谷ちぇりー ◆2OxXqOek :02/01/07 18:44
ユウヤとサユリの続編を希望して下さってありがとうございます。
本編中は卒論と同時に書いていたので体を壊してしまいましたが
卒論提出も終わり、体の調子も良いので続編を書かせて戴きたいと思っています。
準備に一週間ほどかかってしまいますがよろしいでしょうか?
ゆっくりでも良いという皆様のご厚意甘えさせて戴きたいと思っています。
ところでネタを戴けると助かるなぁーと考えています。

>674
制作秘話って程ではないですが文章を入力するときに
シンヤの部屋→深夜の部屋
となってなんとなく怪しくないかと思いました。
あと「恋のトライアングル」を「恋のトラブル」と書いて
よく直していました。

684 :681:02/01/07 19:57
>>683ちぇりー様
お話を楽しみに待っています。

>サユリはユウヤを悪友と言ってましたよね。
>周りの態度は変わったけど、変わらないユウヤに
サユリは信頼・安心している様子。
(希望としては)
■サユリは心の奥ではユウヤを想っているが、無意識に今のままの関係を望んでいる。
■痴漢に遭いそうになっても撃退するが、男は苦手。

>ユウヤは十数年をかけた計画を続行中。
(希望としては)
■サユリの無意識をお見通しなユウヤ。
■作戦の一つとしてサユリに迫り、泣かせる。
「ユウヤだけは違うと思っていたのに!!」
妄想で長文、済みません。

685 :花と名無しさん:02/01/07 20:04
りんご様が此処のスレを見てくださるようにage

りんご様
ご覧になっていたら、最終話を載せて下さいね。
楽しみに待っています。

686 :花と名無しさん:02/01/07 20:35
真由は、自分の中で「っぽい」の真とかぶりそうになるのを
必死に起動修正しつつ読んでました。
なんとなく真由は、ショートカットのあんまり美人ぽくないイメージだった
から。でも、バカ遠に迫られてる時の真由は完全に真に変換されてた。

美奈子はあさぎり夕ヒロインテイスト+眼鏡にポニーテール。身長153B
くらいかな。
「舌ったらず」って設定がイイ!

687 :花と名無しさん:02/01/07 21:17
>ちぇりー先生
祝・復活
ユウヤとサユリの続編楽しみ〜。
ユウヤ視点?サユリ視点?
どっちかな。
ちぇりー先生って学生さんだったのね。
ちょっとびっくりしたわ。

688 :花と名無しさん:02/01/07 21:17
れもんさん万歳!!
待ってます待ってます〜♪ 嬉しいな〜っ

689 :花と名無しさん:02/01/07 22:02
みかん様
前回の特訓の場面、爆笑しました。
続きが気になります。

690 :花と名無しさん:02/01/07 22:16
>682
その昔、恋愛感情抜きの女友達がいたら嬉しいかも、と言った者です。
その戯言を汲んで、サユリ嬢を形作られたのはちぇりー先生です。
ので、気にしないです。
逆に、酒に弱く、策士なユウヤがどう行動してくれるか楽しみです(w

>ちぇりー先生
ユウヤに対する気持ちがわからなくて、鉄筋コンクリート作りの校舎や、
援交(まだ存在しているのか、この言葉)目的で声をかけるおじさんに八つ当たりしてしまうサユリ嬢
……なんてありですか?

691 :花と名無しさん:02/01/07 22:21
>ちぇりー先生
体調回復されてよかったです。
ユウヤ・さゆり編楽しみにしております。
でも、無理のないペースで書いてくださいね。
卒論お疲れさまでした・・・私も書かなきゃ。

>りんご先生
今日は7日。
先生はいらっしゃってくれないのでしょうか・・・・?
楽しみにお待ちしております。
お約束のSSとは分かっていても最終回気になるんです。

>みかん先生
続きお待ちしております。

>れもん先生
光希お姉さまV.S高遠 どっちが勝つか楽しみです。

新年新連載続々登場もお約束?
どなたかバンドものの書いてくださらないかな〜?

692 :花と名無しさん:02/01/07 23:26
すごーい。次々と次作掲載の話が決まっていってる。
なんだかそれぞれのお話(キャラクター?)が歩きだしたって感じがしますね。
わたしはこのスレの途中からの参加者なので、
みんなでネタ出ししながらお話が育っていく様を
リアルタイムに見るのはこれが初めて。興奮しちゃいます!

>れもん先生
王子が一肌脱ぐってことは、ミーコも少しは出てきますか? 無理かな?
ミーコは出てきたらちょっとじゃすまないキャラですもんね。
てか、登場したら話が大きくなりすぎちゃうか(藁

>ちぇりー先生
ユウヤの計画ってキチンと計画通りにいくのでしょうか?
最後の最後でサユリにだけはやられてしまうってのもお約束かも。
綿密にたてた計画とは別の転がり方をしてくっつくふたり。
サユリのことは全部わかってたつもりだったのに・・・というパターン。
あ、でもこれって策士ユウヤのキャラじゃないですよね。
うーん。今からどんな話になるか気になる!!

>669
兄恋人を陰ながら見守るキーボードってイイっ!
遠い将来には子供連れてふたりで兄のお墓参りとかしちゃうんだよ、きっと。
役どころとしては兄の親友といったことろかしら。
バンドに参加したのも兄に誘われたのがきっかけだったとか。
ああ、脇キャラなのに3人の関係が気になりだしちゃった・・・(藁

>684
>「ユウヤだけは違うと思っていたのに!!」
これってめちゃくちゃお約束ですよね!

693 :692:02/01/07 23:31
長文の上、連続書き込みゴメソ。
子供連れてふたりで、って文章ヘンですよね。
ふたりは子供を連れて、が正しいようでございます。
・・・は、恥ずかしい。

694 :長文星人レモン ◆mOmifNOM :02/01/08 00:04

皆様、こんばんは。
新連載への励ましのレス、どうもありがとうございます。
>ちぇりー先生
お待ちしておりましたーーー!!
ユウヤ&サユリ編、万歳!
くれぐれもお体には気を付けて頑張って下さい。
楽しみに待ってま〜す♪

え〜と、制作秘話ですが…
一番意外だったのは、こんなに長くなった事です(w。
瞳編を考えた当初は、まさかシリーズになるとは
思ってもいませんでしたので、設定なんかもカナーリ適当でした。
瞳編読み返すと、あまりの稚拙さに鼻血吹きそうになります。

キャラで一番変わっちゃったのは、真由です。
実は686様の仰る通りで、最初真由はボーイッシュなつもりでした。
しかし、バカ遠の登場で美人設定になってしまったため、
「これじゃ真のパクリだなあ。いいや、もうパクっちまえ!」と
開き直って書いてました(w。
何もかも行き当たりばったりな私…。

今度の光希編で、実に6作目になります。
これも一重に、ネタを提供して下さったり、応援して下さる
皆様のお陰です。
光希編では、ずーっと使いたかったお約束ネタ2つを
やっと使う事が出来ます。
これでもう思い残す事はありません(w。
>692様
ラジャー!ミーコも出しましょう!
でも、長くなったらごめんなさい(w。

695 :花と名無しさん:02/01/08 01:03
>>694
タイトル
■村上葵の生涯で一番長い一日
■光希vs茂その華麗なる戦い

センス無くて済みません。

696 :花と名無しさん:02/01/08 01:08
>695
禿藁〜!
>■光希vs茂その華麗なる戦い

を希望
バックに桜吹雪ならぬ、バカ遠のバラの花びら“SWEET MAYU”付きでお願いします。

697 :花と名無しさん:02/01/08 01:43
いちご様
いつか新作を書いて下さいね。
勿論、機が熟するのを待っています。
果物が熟して食べ頃となるように。
(サムイ?)
種を蒔き芽が出て花を咲かせ実る。

種=お話のネタ・お約束を皆で蒔き続けていきますね。

698 :花と名無しさん:02/01/08 02:03
真夜中age

699 :674:02/01/08 02:15
ちぇりー先生、れもん先生答えてくれてありがとー。
>ちぇりー先生
深夜の部屋…なんか怪しそうだわ。
「恋のトラブル」はユウヤとサユリの話のタイトルにしては?(笑
>れもん先生
真由はみんな真をイメージしてたね。
話が長くなったのは人気連載だったからですね。
これからもがんばってね。
れもん先生もちぇりー先生もリクエストに応えてくれる優しい人達だね。
いつもありがとう。

700 :花と名無しさん:02/01/08 07:23
一旦age

701 :花と名無しさん:02/01/08 11:10
ふと思ったんだけど、このスレ容量大きそうだから
早めに新スレにお引越しした方がいいのかな?
800で大丈夫かな?
どなたか詳しい方、フォローぷりーず!

702 :桜谷ちぇりー ◆2OxXqOek :02/01/08 11:58
こんにちは、暖かく迎えて下さってありがとうございます。
素敵なネタもいっぱいで嬉しいです。
これからもよろしくお願いいたします。
続編を考えているとどうしてもシリアス路線に走ってしまうので
なんとか明るくしたいのですが難しいです。
試しにユウヤとサユリの小学生編を読み切りで書いてみたいのですがいいですか?
あらすじ考えたらNHKの教育ドラマみたいなんですけどね。

>701
確かに容量大きそうです。
ちょっと心配ですね。
詳しい方いらっしゃるでしょうか。

703 :花と名無しさん:02/01/08 12:11
>>702
ちぇりー様
ユウヤとサユリの小学生編、楽しみにしています。

ユウヤがサユリを好きになった
きっかけが分かるのでしょうか?

704 :花と名無しさん:02/01/08 12:19
>702
ちぇりー先生
NHKの教育ドラマってある意味お約束の宝庫だよね。
本編中に出てきたあのエピソードですか?
ゆっくり頑張ってねー。

705 :花と名無しさん:02/01/08 12:43
ミーコも登場、万歳!
ああ待ち遠しひ…

706 :花と名無しさん:02/01/08 12:44
スレの容量見たけど、結構大きかったよ。(BARのパート3より大きかった)
そろそろ引越ししたほうがイイかもしんない。
新連載が始まってから引っ越すより、今しちゃった方がいいかな?
もしよければ自分が立てるけど、タイトルは
「少女マンガの『お約束』でSSをつくろう〜2」でいい?

707 :花と名無しさん:02/01/08 12:50
>706様
他に比べると文章長いからね。
新スレ立てるのお願いします。
タイトルはわかりやすいのでそれがいいと思う。

708 :花と名無しさん:02/01/08 13:24
新スレ立てました。
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/gcomic/1010463729/

お引越お願いします!

709 :花と名無しさん:02/01/08 15:39
708さん
有り難うございます。
新スレへ参ります。

710 :花と名無しさん:02/01/10 09:15
保守sage

711 :花と名無しさん:02/01/10 19:55
保守

712 :花と名無しさん:02/01/10 21:19
新スレあるんだから保守しても意味ないんじゃ・・・

713 :花と名無しさん:02/01/10 22:05
>712
同意。
保守するくらいなら保存すれば?
それともi-mode?(笑

714 :花と名無しさん:02/01/18 03:56
えーゆー

715 :花と名無しさん:02/01/18 13:29
 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
 | つぎでボケて!!  |
 |_________|
    ∧∧ ||
    ( ゚д゚)||
    / づΦ

716 :花と名無しさん:02/01/18 14:45
sage

717 :花と名無しさん:02/01/18 15:35
hage

718 :花と名無しさん:02/01/18 15:47
ベッドで待っているさくらの催促で、小狼は服を脱ぎ始めた
小狼の以外にも筋肉質な体を見て、さくらは萌えるようになっていた
小狼に男を感じるようになったのだ
小狼「さ、さくら」
さくらの悪戯でちん毛をひっぱられた小狼が声を出す。小狼は軽くさくらの頭を叩いた
さくらは小狼に腕に頬を付けた。小狼の顔が紅くなる。小狼はてれを隠すかの如く「は、始めるぞ」と言った

さくらは毎晩小狼と交わるようになっていた
筋肉質の小狼の腕がさくらの股を開かた。色のよい太股を見て小狼は唾を飲む。小狼さくらの太股に女を感じている。勃起していたペニスがさらに堅くなる
狼の如くあそこに喰いつく。ぺちゃぺちゃと飢えた感じがさくらには野性的に思えてたまらなかった。
さくら「あ、ああ」
さくらの声は飢えた小狼を癒す優しい物だった。しかし、小狼にとっては燃えた心身をさらに燃えさせる物だった
挿入したくなるのを押さえて太股をしゃぶりはじめた。が、溜まる物は溜っていく
小狼はさくらの胸を鷲掴みにして真ん中に顔を付ける。小狼は吸着感のあるさくらの胸の肌の虜となっていた
さくらの胸をしゃぶり尽くすとアソコに溜まった何かを自制すべく、動きを止めた

719 :花と名無しさん:02/01/18 16:21
さくら「私の番だね」
さくらは火照った体を維持し続けるべく小狼の顔を舐め始める。小狼の口の中に下を入れ、激しく絡ませあう。動きを止め、小狼の胸を見る。さくらが小狼に男を感じる部分の一つだ
香港時代、英才教育を受け武術の訓練を行っていた小狼は肉付きがよい。さくらは胸にそっと手を当てる
「小狼君・・・」
小狼がそっとさくらの背に手を置いた。暫く愛の沈黙が続き、さくらは動きを再開した。激しさを増し、小狼の胸を舐めつくすとペニスに目線をやった。おととい勃起時に測った時は
直径15センチはあった。もじゃもじゃ生えたちん毛でに顔をあて、ほおずりをすると小狼のペニスをしゃぶり尽くす
「はぁ、はぁ」
小狼が激しく息を始めた。そして、さくらの口の中で愛が爆発した

小狼「さくら・・・・」
小狼はさくらを見つめ、包み込むように抱きしめ接吻をした。さくらは小狼に身を委ねきっていた。それが油断だった。小狼は不意打ちをかけた。さくらのアナルにペニスを差し込んだ
「あーっ」
小狼の乱暴な行動に思わずさくらが声をあげる。アクティブに動く小狼のペニスに抵抗することは出来ない。小狼も取り憑かれたかの如く腰を動かす
「あ、ああ」 「い、いい」 「ま、まだださくら」 「きょ、今日は何発でるの」 「4」 「す、素敵。あなた」

ばーん

さくらの穴のなかで爆発が起きた

720 :花と名無しさん:02/01/18 16:35
「さくら・・」
「小狼・・くん・・・」
二人の唇が重なり合う。
小狼はさくらの背中に手を回し、引き寄せるように抱きしめた。
さくらは引き寄せられるまま、小狼にもたれかかる。
二人はそのままベッドに倒れこんだ。
さくらが下で、その上に小狼が覆い被さるように乗っている。
「小狼くん、わたし・・・」
いいかけたさくらの唇を小狼が塞ぐ。
さくらの甘い吐息が、小狼の頬を包む。
小狼はさくらのブラウスのボタンに手をかけ、上から一つずつはずしていく。
さくらは目を閉じたままじっとしている。身じろぎ一つしない。
ボタンが全てはずれ、小狼の眼前には下着のみとなったさくらの上半身が露になる。
少し震えてるようだ。
「寒いのか」
「ううん、小狼くんの手すごくあったかいよ」
小狼はブラを外そうとさくらの背中に手をまわすが、片手では
思うようにホックを外すことが出来ない。多少力を入れて引っ張ってみるが、
やはり外れない。閉じていた目を開くさくら、焦る小狼。
「ご、ごめん・・・その・・」
さくらは黙って体を横にし、小狼に背中を向けた。
両手を使うと、今度は難なくホックを外すことが出来た。
さくらの裸体が小狼の眼に映る。
息を呑む小狼。
「・・触っても、いいか」
さくらは黙ったまま頷いた。

721 :花と名無しさん:02/01/18 17:15
小狼は両手で、さくらの未成熟だが張りのある乳房を鷲づかみし、軽く揉みだした。
さくらの体温が伝わってくる。
「ん、んん・・・」
さくらは思わず喘ぎ声をあげた。大好きな小狼が自分の体を触っている。
そう考えるだけで、意識が遠のいていく。
「・・小狼、くん・・・」
無意識のうちに出た言葉だった。同時に、さくらの頬を一筋の涙が流れた。
「さくら?」
さくらの涙を見て、小狼は困惑した。小狼にとっても初めての経験である。
想像以上に柔らかくて温かい同年齢の異性の体に、小狼は夢中になっていた。
さくらの涙は、小狼の理性を瞬時に取り戻すと同時に、本能のなすがままの
自分に対し自責の念を与えるものだった。
「ごめんなさい。わたし、何で泣いてるんだろう」
「いや、俺の方こそさくらの気持ちを・・その・・・」
数秒の間、沈黙が包む。
見つめ合うふたり。
「・・わたし、わたしね。小狼くん、大好きだよ。わたしの一番は、小狼くんだからね」
小狼はさくらの頬を伝う涙を指先でそっと拭った。

722 :花と名無しさん:02/01/18 18:05
「俺もだ、さくら」
小狼の顔に、やさしい笑みが広がる。
刹那、さくらの顔にいつもの元気が戻る。
「小狼くん、だ〜い好き!!」
急にトーンが上がるさくら。
今度はさくらが小狼を押し倒し、馬乗りになった。
「お、おい。ちょっと待てさくら」
「や〜〜だ!」
さくらは小狼の服を脱がし始めた。
「こ、こら。何を」
「小狼くんも脱ぐの!」
緊張感を失ったさくらは一転、小狼はとまどいを隠せない。
動揺する小狼をよそに、さくらは小狼のシャツを脱がせにかかる。
「よいしょっと。へへ〜、小狼く〜〜ん!」
「うぐっ!!」
シャツを脱がせると、上半身裸の小狼にさくらは飛びついた。
不意をつかれた小狼は、さくらが倒れこんできた拍子に息を詰まらせた。
さくらの体と小狼の体はピッタリとくっついている。
「小狼くん小狼くん小狼くん・・」
さくらは小狼の温もりを体で感じていた。
さくらは嬉しかった。さくらは幸せだった。
小狼への想い、そして小狼の想いを今こうして感じている。そしてそれは小狼も同じだった。
純真で、無邪気で、ふんわりな少女は、どんな困難にも挫けず、全力で向かっていく力強さを
芯に持っている。それに気付いた時から、小狼はカード集めのライバルとしてではなく、
恋の対象としてさくらを見るようになったのだろう。そしてそれは、どうしようもない
愛おしさとなって小狼を襲うのだった。
「さくら・・」
小狼はさくらを両手で強く抱きしめた。

723 :花と名無しさん:02/01/18 21:00
さくらは小狼の胸の上に頭をもたげた。小狼の鼓動が聞こえる。
さくらは小狼の胸の上で右手を遊ばせた。時折、小狼の乳首を摘んだりする。
「こら、なにしてるんだ」
小狼はさくらの頭をコツンと軽く叩いた。
「えへへ〜、小狼くんさっきわたしの胸触ってたでしょ。わたしも小狼くんの胸触ろっかな〜って」
「男の胸なんか触ったってしょうがないだろ」
「え〜、何で?」
「何でって、そりゃあだって・・・」
さくらは起き上がって、再び馬乗りの体勢になった。そして自分の胸に視線を落とす。
「女の子の胸は膨らんでるから?」
「・・う、うん」
無意識の内に、さくらの胸に目が向く小狼。
「ねえ、男の子って女の子の膨らんだ胸が好きなの?」
「ま、まあそうだな・・」
「小狼くんもそうなの?」
「お、俺は別に・・・」
小狼はとっさに視線を逸らした。
「でもさっき、わたしの胸触ってたよね。やっぱり小狼くんも好きなんだ」
「・・・・・・」
さくらは自分の胸を両手でよせてみた。同級生に比べて、さくらの胸はまだ未成熟であった。
「でもわたし、千春ちゃんとか美佳ちゃんみたいに胸おっきくないから・・・」
さくらの仕草に目をやる小狼。
「小狼くん、胸の大きい子が好きなんでしょ。わたし・・・」
さくらは申し訳なさそうな表情をしている。
「そっ、そんなことはない」
「ほんと?」
「ああ、本当だ」
小狼はさくらの胸を持ち上げるように掴んだ。
「さくらだって、胸あるじゃないか」
小狼はちょっと乱暴にさくらの胸を揉みしだいた。


724 :花と名無しさん:02/01/18 21:13
「小狼くん、くすぐったいよう」
上半身をよじるさくら。小狼はさらに強くさくらの胸を揉む。
「あ、あぅっんん」
小狼の執拗な愛撫に、さくらは感じ始めていた。だが、それが性的興奮であるという自覚は
まだなかった。
「ダ・・ダメ・・・小狼・・くん。わたし・・おかしくなっちゃいそうだよ・・・」
さくらが体を動かす度に、小狼の下半身も刺激される。
無意識のうちに、小狼の股間も膨らみ始めていた。
徐々に意識が遠のいていくさくら。後ろに倒れそうになった時である、腰に何か硬いものがあたった。
「ほえ?・・・」
さくらは腰に当たるものの方へ手を伸ばす。
「バ、バカよせ!」
とっさに両手で股間を押さえ込む小狼。
「どうしたの?小狼くん」
怪訝そうな顔で股間に目をやるさくら。
「どこか、痛いとこがあるの?」
「い、いや。何でもない。大丈夫だ」
小狼の不可解な行動に、さくらは不安を覚えずにいられない。
「小狼・・くん・」
「本当に大丈夫だ」
分けが分らず、どうすることも出来ないさくら。
股間を押さえたままの小狼を気遣ってか、さくらは小狼から離れた。  

725 :花と名無しさん:02/01/21 02:28
お待たせしました、再開します。

解放された小狼は、寝そべったままさくらに背を向けている。
気まずい雰囲気を察したさくらは、とっさに話しかける。
「そっ、そうだ。・・ねえ、小狼くん。お風呂入ってかない?」
「えっ、風呂?」
「うん。一緒に入ろ、ねっ」
「一緒にって・・」
「小狼くんの背中流してあげる」
「・・じゃあ・・・」
「決まり。小狼くん先に入ってて。わたしすぐにいくから」
「・・あ、ああ」
小狼が風呂場に行くを見て、さくらは電話をかけた。
「はい、大道寺です」
「知世ちゃん、さくらだよ」
「まあ、さくらちゃん。李君とはうまくいってますの」
「う、うん、それがね・・・」
「うふふふ、それは李君大変でしたわね」
「えっ、どういうこと。わたし、小狼くんに悪いことしちゃったのかな」
「さくらちゃん、男の子というのは・・・・・・」
「ほえ〜そうなんだ。全っ然知らなかったよ」
「無理ありませんわ。さくらちゃん初めてですし、たぶん李君も初めてでしょうから、
 恥ずかしかったのでは・・」
「はう〜。わたし小狼くんにどうしたのって、何回もきいちゃったよ〜」
「さくらちゃんは、李君に触れられて気持ち良くならなかったのですか?」
「え?・・え〜とね・・。最初にキスされて”はにゃ〜ん”てなっちゃって。それから・・
 よく分らないけど、小狼くんに胸いっぱい触られたと時に、最初はくすぐったかったんだけど、
 なんかボーとしちゃって・・そしたら・・」
「そしたら?」
「あっ、ううん。なんでもないよ」
さくらは、下着がほんの少し濡れていることを言おうとしたが、ためらった。

726 :桜谷ちぇりー ◆2OxXopPs :02/01/21 02:30
ほんの少しの沈黙が続いた。
「さくらちゃん。その時、気持ちよくなかったですか?」
 小狼との情事を思い出すさくら。
「・・・気持ち・・良かった・・・」
「うふふ。さくらちゃんは、とっても感じやすいタイプなのですね」
「そっ、そうなのかな」
「ええ」
知世の言葉は、さくらには意味の分からないものだった。
未だ、性的興奮を自覚できないさくらにとって、”感じる”ということがはっきりと認識
できないのだった。
「李君、もうお帰りになられたのですか?」
「ううん、今お風呂に入ってる。一緒に入ろって言って、先に入ってもらってるの」
「チャンスですわ。さくらちゃん、今度李君がそうなった時は・・・・・」
「え〜〜〜〜〜!!!そんなこと出来ないよぉ」
「さくらちゃん、李君のことお嫌いですか?」
「そんなことないけど・・・」
「好きな殿方のためですわ。勇気を出してチャレンジして下さいな」
「・・うん、わかった。やってみるよ。でも本当にそれで小狼くん、喜んでくれるのかな?」
「もちろんですわ。先ほどお伝えした通りにすれば、きっと」
「わたし、言われた通りがんばる。ありがとう知世ちゃん」
「お安い御用ですわ。明日、是非続きを話して下さいな」
「う、うん。それじゃまた明日」
「はい、また明日」
(知世ちゃんって、なんでも知っててすごいなぁ)
さくらは受話器を置くと、一呼吸して風呂場に向かった。

727 :桜谷ちぇりー ◆2OxXopPs :02/01/21 02:31
「小狼くん、入るね」
小狼は湯船の中で、さくらに背を向けている。
「湯加減、どうかな?」
「あ、ああ。ちょうどいい」
さくらは2、3度体に湯をかけると、湯船の中に入っていった。
小狼は相変わらず、さくらに背中を向けている。
「あ、あのね。小狼くん・・さっきは・・」
さくらの言葉を遮るかのように、小狼はさくらに背を向けたまま湯船から出る。
「俺、体洗う。石鹸、借りてもいいか」
小狼の行動が、さくらをけん制する。
「あっ、うん・・いいよ、使って」
小狼は石鹸を手に取り、黙々と体を洗い始めた。
気を取りなおし、さくらは小狼に声をかける。
「小狼くん、わたし背中流すよ」
湯船から出たさくらは、小狼の後ろで中腰になった。
(小狼くんの背中、大きい・・・)
さくらは石鹸をタオルに包み、小狼の背中をやさしく擦る。
「痛くない?」
「あ、ああ・・・」
小狼は体を洗うときは、いつも目の粗い絹のタオルで体を強く擦っている。
さくらのやさしい洗い方は、時折くすぐったくもあった。
背中を一通り洗い終えると、今度はシャンプーに手を伸ばした。
「小狼くん、髪も洗うでしょ」
「いい、自分でする」
「わたしにやらせて、お願い」
「あ、ああ。それじゃ・・」
さくらは丁寧に小狼の頭にシャンプーを泡立てていく。
さくらが頭を掻くたびに、小狼の背中にさくらの乳房が押し当てられる。
小狼はまたしても、股間を硬直させずにはいられなかった。

728 :桜谷ちぇりー ◆2OxXopPs :02/01/21 02:32
とりあえずここまで。
続きはそのうち・・・
叩きが多ければ止めます。


729 :桜谷ちぇりー ◆2OxXopPs :02/01/21 19:31

再開しま〜ス☆

730 :桜谷ちぇりー ◆2OxXopPs :02/01/21 19:31
とっさに股間を両手で押さえるが、その仕草の意味するところを今のさくらは理解している。
脳裏に知世の言葉がよぎる。
「小狼くん、さっきはごめんね」
「えっ?」
「わたし、男の子の事よく知らなくて」
「???」
「でも、わかったよ。小狼くん恥ずかしかったんだよね。でも、小狼くん男の子だもん。
 どうしようもないよ」
さくらは小狼の下半身に手を伸ばした。
「おっ、おい。さくら、お前・・・」
小狼は半ばパニックに陥った。股間を押さえる両手に力が入る。
「大丈夫だよ。恥ずかしがることなんかないよ。ねっ」
小狼の耳元で、さくらはやさしくそう言うと、小狼の頬にそっとキスをした。
思いもよらないさくらの行動に、頭の中が真っ白になる小狼。両手から力が抜ける。
さくらは股間を押さえる小狼の手の隙間から、自分の手をゆっくりと滑り込ませる。
さくらは小狼のそれをやさしく一撫した。
「ねえ小狼くん、ここも洗っていい?」
「・・う、うん・・・」
「それじゃあ、こっち向いて座って」
小狼はさくらと向かい合うように座った。
さくらも中腰の姿勢から正座した。

731 :桜谷ちぇりー ◆2OxXopPs :02/01/21 19:32
股間のそれは、はちきれんばかりに膨らみ、直立している。
(うわぁ。知世ちゃんの言ってた通りだ。よ〜し)
さくらは両手に石鹸をつけ、包み込むようにやさしく握り締めた。
さくらのやわらかくて温かい手の感触が伝わる。
小狼の体は小さく反応し、ますます硬度を増していく。
「さくら、・・その・・・」
「ん?な〜に小狼くん」
さくらは泡いっぱいの両手を上下にゆっくり動かしながら、小狼の顔を見上げた。
「あっ、いや。何でもない・・」
とっさに目を逸らす小狼。
小狼はそのまま視線を宙に泳がした。さくらと目を合わせることが出来ない。
さくらは知世のアドバイス通り、握り締める手を上下に動かす一方で、握る力にも強弱をつける。
また、時折その先端を片手で包み込むようにして擦ったりもする。
小狼の興奮が爆発するのも、時間の問題となっていた。
「さっ、さくら。もういい、早く流してくれないか」
「もうちょっとだけ。ねっ」
そう言いながら、さくらはさらに強く握り締めた。

732 :桜谷ちぇりー ◆2OxXopPs :02/01/21 19:33
ファンの方がいるようなので、
続き揚げました。
これからは、少しづつ揚げていきます。
(まだ、完結してないんで・・・)


733 :花と名無しさん:02/01/21 19:50
せめて下げろ!!

734 :桜谷ちぇりー ◆2OxXopPs :02/01/21 19:59
どうしてでしょうか?

735 :自明の理:02/01/21 21:11
>734
板違いだから。

736 :花と名無しさん:02/01/21 21:28
板違いでも面白いからいいんじゃない?

ちぇりー先生がんばって〜!

737 :花と名無しさん:02/01/22 12:33
(゚∀゚) スゲー!!最高!!

738 :花と名無しさん:02/01/22 17:46
ツマラナイ
低俗

739 :花と名無しさん:02/01/22 22:28
っていうか、ワンパタ。

740 : ↑:02/02/15 03:26
http://thor.prohosting.com/~maetel/cgi-bin/bonokaki/picture.cgi

741 :花と名無しさん :02/02/20 02:14
死にそう保全age

742 :花と名無しさん:02/02/20 03:43
何故保全する?目的は?ageるなよ

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